JP2018063283A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、収容体内のトナーを交換可能にする現像装置の提供を目的とする。
【解決手段】現像装置38は、正回転してトナーTnを搬送しながら現像部材にトナーを供給する供給部材78と、正回転してトナーTnを攪拌しながら供給部材にトナーTnを受け渡す攪拌部材79と、供給部材78を収容する第1室72B並びに第1室72Bの下方に配置され、第1室72Bに繋がり攪拌部材79を収容する第2室72Cを有し、第2室72CにトナーTnを排出可能な排出口72Eが形成されている収容体72と、トナーTnを収容し、収容体72に取り付けられる着脱体80とを備え、収容体72内のトナーTnを交換する場合、供給部材78及び攪拌部材79を逆回転させて排出口72EからトナーTnを排出させた後に、供給部材78及び攪拌部材79を正回転させて着脱体80内のトナーTnを収容体72内に収容させる。
【選択図】図10A

Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関する。
例えば、潜像担持体上の潜像を現像するためのトナーを担持する現像剤担持体と、現像剤担持体にトナーを供給するトナー供給部材と、現像剤担持体及びトナー供給部材を収容する現像室とを備えた現像装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−244458号公報
ところで、現像装置の使用期間が長くなると、現像装置を構成する収容体内のトナー(又は現像剤)の劣化に伴う現像不良が発生する。そのため、予め定められた使用量(印字枚数等)を装置寿命として現像装置を交換するようになっているが、現像剤のみを交換すれば上記現像不良の発生を抑制できる場合が多い。しかしながら、収容体内の現像剤の交換作業が困難等の理由により、現像装置が使用可能であっても交換している現状がある。
本発明は、収容体内のトナーを交換可能にする現像装置の提供を目的とする。
本発明の第1の現像装置は、潜像を担持する担持体に対向し、軸周りに回転して、トナーで潜像をトナー像に現像する現像部材と、前記現像部材の下方に前記現像部材の軸に自身の軸を沿わせて配置され、軸周りに正回転して、軸方向の一端側から他端側にトナーを搬送しながら前記現像部材にトナーを供給する供給部材と、前記供給部材の下方に前記供給部材の軸に自身の軸を沿わせて配置され、軸周りに正回転して、前記他端側から前記一端側にトナーを攪拌して搬送しながら前記一端側で前記供給部材にトナーを受け渡す攪拌部材と、上側に前記現像部材を前記担持体に対向させるための開口が形成され、前記現像部材及び前記供給部材を収容する第1室、並びに、前記第1室の下方に配置され、前記一端側及び前記他端側で前記第1室に繋がり、前記攪拌部材を収容する第2室を有し、前記第2室における前記他端の壁にトナーを排出可能な排出口が形成されている収容体と、前記収容体に着脱可能とされ、トナーを収容し、前記開口を塞いだ状態で前記収容体に取り付けられる着脱体と、を備え、前記収容体内のトナーを交換する場合、前記供給部材及び前記攪拌部材をそれぞれ逆回転させて前記排出口からトナーを排出させた後に、前記供給部材及び前記攪拌部材をそれぞれ正回転させて前記収容体に取り付けられた前記着脱体内のトナーを前記第1室内及び前記第2室内に収容させる。
本発明の第2の現像装置は、前記第1の現像装置であって、前記排出口は、前記第1室の前記他端よりも前記他端側に位置している。
本発明の画像形成装置は、前記第1又は前記第2の現像装置と、前記現像部材に対向し、前記現像部材によりトナー像に現像される潜像を担持する担持体と、前記担持体に現像されたトナー像を媒体に転写する転写装置と、前記転写装置により媒体に転写されたトナー像を媒体に定着させる定着装置と、を備えている。
本発明の現像装置によれば、収容体内のトナーを交換可能にする。
本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という。)の画像形成装置の図であって、画像形成時における画像形成装置を正面側から見た概略図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する制御部と、画像形成装置を構成する各構成要素との関係を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する現像装置の一部(本体)の図であって、画像形成動作時(現像動作時)における、現像装置の一部を正面側から概略図(断面図)である。 図3の現像装置の一部をIV−IV切断線で切断した断面図である。 図4の断面図を用いて現像動作時におけるトナーの流れを説明するための模式図である。 本実施形態の現像装置の一部(補充タンク)の図であって、画像形成動作時における、現像装置の一部を正面側から概略図(断面図)である。 本実施形態の画像形成装置の図であって、現像剤交換時における画像形成装置を正面側から見た概略図である。 本実施形態の現像装置の一部(本体及び補充タンク)の図であって、現像剤交換時における、現像装置の一部を正面側から概略図(断面図)である。 図8の現像装置の一部を、IX−IX切断線で切断した断面図である。 図8の断面図を用いて現像剤交換時におけるトナーの流れを説明するための模式図である(T=0)。 図8の断面図を用いて現像剤交換時におけるトナーの流れを説明するための模式図である(T=T1>0)。 図8の断面図を用いて現像剤交換時におけるトナーの流れを説明するための模式図である(T=T2>T1)。 図8の断面図を用いて現像剤交換時におけるトナーの流れを説明するための模式図である(T=T3>T2)。 本実施形態の現像剤交換のフロー図である。 変形例(第1変形例)の画像形成装置を正面側から概略図(断面図)である。 変形例(第2変形例)の現像剤交換のフロー図である。 変形例(第3変形例)の現像剤交換のフロー図である。
≪概要≫
以下、本実施形態の画像形成装置10(図1及び図7参照)の全体構成及び画像形成装置10による画像形成動作、本実施形態の要部である現像装置38(図3〜図6、図8及び図9参照)の構成及び現像装置38の現像剤交換動作並びに本実施形態の効果について、図面を参照しつつこれらの記載順で説明する。
以下の説明では、図中における矢印Fr及び矢印Rrで示す方向をそれぞれ装置奥行き方向手前側及び奥側、矢印R及び矢印Lで示す方向をそれぞれ装置幅方向右側及び左側、矢印U及び矢印Loで示す方向をそれぞれ装置高さ方向上側及び下側とする。また、本明細書では、画像形成装置10を装置奥行き方向手前側から見た状態を画像形成装置10の正面として説明する。
≪画像形成装置の全体構成≫
画像形成装置10は、図1に示されるように、給紙カセット20と、トナー像形成部30と、転写装置40と、搬送装置50と、定着装置60と、制御装置CUと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
給紙カセット20は、媒体Sを収容する機能を有する。給紙カセット20は、装置高さ方向における、画像形成装置10内の下側に配置されている。
トナー像形成部30は、帯電、露光、現像の各工程を行って、後述するベルトTBが保持するトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成部30は、それぞれ異なる色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))のトナー像を形成する単色ユニット31Y、31M、31C、31Kで構成されている。各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kは、それぞれ、感光体32(担持体の一例)と、帯電装置34と、露光装置36と、現像装置38とを備えている。図1では、単色ユニット31Y以外の単色ユニット31M、31C、31Kの符号が省略されている。トナー像形成部30は、装置高さ方向における、画像形成装置10内の中央に配置されている。なお、すべての現像装置38は、それぞれ、トナーTn(別言すれば、現像剤G)の交換動作時において、各色用の感光体32に対して下方に移動可能に構成されている(図7参照)。
転写装置40は、無端状のベルトTBを有し、(図1における矢印X方向に)周回するベルトTBに、トナー像形成部30により形成されたトナー像を1次転写させて、ベルトTBに保持されたトナー像を媒体Sに2次転写させる機能を有する。すなわち、転写装置40は、感光体32に現像されたトナー像を媒体Sに転写する機能を有する。転写装置40は、装置高さ方向における、画像形成装置10内の中央であって、トナー像形成部30の上側に配置されている。
搬送装置50は、給紙カセット20に収容されている媒体Sを搬送経路(図1中の二点差線P)に沿って搬送する機能を有する。なお、図1における矢印Yは、媒体Sの搬送方向を意味する。
定着装置60は、転写装置40により媒体Sに2次転写されたトナー像を媒体Sに定着させる機能を有する。定着装置60は、装置高さ方向における、転写装置40の上側、かつ、画像形成装置10を正面側から見て右側に配置されている。
制御装置CUは、画像形成装置10を構成する各部を制御する機能を有する(図2参照)。制御装置CUの機能については、後述する画像形成動作及び定着装置の動作の説明の中で説明する。
≪画像形成動作≫
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
外部装置(図示省略)から画像データを受け取った制御装置CUは、画像形成装置10の各部を作動させる。
トナー像形成部30が作動されると、各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kでは、帯電装置34が感光体32を帯電し、露光装置36が感光体32を露光し、現像装置38が感光体32の潜像をトナー像として現像する。その結果、各感光体32にトナー像が形成される。
次いで、転写装置40及び搬送装置50が作動されると、トナー像形成部30により形成されたトナー像がベルトTBに1次転写される。また、ベルトTBに1次転写されたトナー像が2次転写されるタイミングに合わせて、搬送装置50により給紙カセット20に収容されている媒体Sが搬送されて、ベルトTBに保持されたトナー像が媒体Sに2次転写される。トナー像が2次転写された媒体Sは、搬送装置50により定着装置60に向けて搬送される。
次いで、定着装置60が作動され、トナー像が2次転写された媒体Sが定着装置60に搬送されると、媒体Sに2次転写されたトナー像が媒体Sに定着される(媒体Sに画像が形成される)。
そして、トナー像が定着された媒体S(画像が形成された媒体S)は、搬送装置50により画像形成装置10の外に排出されて、画像形成動作が終了する。
≪現像装置の構成≫
次に、本実施形態の現像装置38の構成について図3〜図6、図8及び図9を参照しながら詳しく説明する。
現像装置38は、前述のとおり、感光体32に形成された潜像を、トナーTnを用いて現像して、媒体Sに転写されるトナー像を形成する機能を有する。現像装置38は、本体70(図3及び図4参照)と、補充タンク80(着脱体の一例、図6、図8及び図9参照)と、排出タンク90(図10参照)とを備えている。
補充タンク80及び排出タンク90は、それぞれ、本体70(のハウジング72)に対して着脱可能とされている。そして、現像装置38は、その本体70のみが画像形成装置10の本体に取り付けられた状態で現像動作を行うようになっている。また、現像装置38は、画像形成装置10の本体に取り付けられている本体70に補充タンク80及び排出タンク90が取り付けられた状態で、(ユーザーにより)現像剤交換動作が行われるようになっている。なお、前述のとおり、現像装置38はトナーTnを用いて、感光体32に形成された潜像をトナー像として現像するが、本実施形態の現像方式はいわゆる二成分現像方式とされ、トナーTnは磁性を有するキャリア(図示省略)とともに後述する現像ローラー76に付着するようになっている。本明細書では、トナーTnとキャリアとを含む粉体の集合体を現像剤Gと呼ぶ。
<本体>
本体70は、ハウジング72(収容体の一例)と、現像ローラー76(現像部材の一例)と、規制部材77と、供給部材78と、攪拌部材79と、駆動部(図示省略)とを有している。
〔ハウジング〕
ハウジング72は、現像ローラー76、規制部材77、供給部材78及び攪拌部材79並びにトナーTn(現像剤G)を収容する機能を有する。現像ローラー76、規制部材77、供給部材78及び攪拌部材79はそれぞれ長尺とされており、ハウジング72は、現像ローラー76、規制部材77、供給部材78及び攪拌部材79を自身の長手方向に沿わせた状態でその内部に収容している。
ハウジング72は、上側に開口72Aが形成された容器とされ、第1室72Bと、第2室72Cとを有している。第2室72Cは、第1室72Bの下方に配置されている。いずれの収容室(第1室72B及び第2室72C)も長尺とされており、それぞれ装置奥行き方向に沿っている。第1室72Bには現像ローラー76及び供給部材78が収容され、第2室72Cには攪拌部材79が収容されている。第1室72Bと第2室72Cとは壁72Dに隔てられることで形成されている。第1室72Bと第2室72Cとは、それぞれの両端側に形成されている開口72D1、72D2(図3参照)により繋がっている。開口72Aは、第1室72B内に配置されている現像ローラー76を感光体32に対向させるために形成されている。
本明細書では、現像装置38における装置奥行き方向奥側を一端側とし、手前側を他端側とする。図3に示されるように、第2室72Cの他端は、第1室72Bの他端よりも他端側に突出している。また、第2室72Cの他端(の壁)には、トナーTn(現像剤G)が排出可能な排出口72Eが形成されている。なお、排出口72Eは、キャップ(図示省略)により塞がれている。
〔現像ローラー、規制部材及び駆動部〕
現像ローラー76は、潜像を担持する感光体32と対向し、その外周にトナーTn(現像剤G)を付着させながら軸周りに回転してトナーTnで潜像をトナー像に現像する機能を有する。現像ローラー76は、筒状で磁性を有するローラーとされている。現像ローラー76は、その両端側がハウジング72に形成されている貫通孔を貫通して、に回転可能に支持されている。現像ローラー76は、駆動部(図示省略)に連結されており、駆動部に駆動されて軸周りに(正面側から見て反時計回りに)回転するようになっている。現像ローラー76は、電源(図示省略)から電圧が印加されることで、感光体32とで電界を形成してトナーTnを感光体32に受け渡すようになっている。なお、規制部材77は、現像ローラー76の外周に付着されたトナーTnの層厚を規制するようになっている。
〔供給部材〕
供給部材78は、軸回りに正回転(正面側から見て反時計回りに回転)して、その長手方向の一端側から他端側に亘ってトナーTn(現像剤G)を搬送しながら現像ローラー76にトナーTnを供給する機能を有する。供給部材78は、一例としてオーガとされている。供給部材78は、第1室72B内であって、現像ローラー76の下方に現像ローラー76の軸に自身の軸を沿わせた状態で配置されている。また、供給部材78は、その両端側がハウジング72に形成されている貫通孔を貫通して、回転可能に支持されている。そして、供給部材78は、現像ローラー76を駆動する駆動部に駆動されて軸周りに回転するようになっている。なお、供給部材78は、現像動作時(現像ローラー76にトナーTnを供給する動作時)には、軸周りに正回転するようになっている。これに対して、供給部材78は、現像剤交換動作時には、軸回りに逆回転するようになっている。
〔攪拌部材〕
攪拌部材79は、軸回りに正回転(正面側から見て時計回りに回転)して、その長手方向の他端側から一端側に亘ってトナーTn(現像剤G)を攪拌して搬送しながら一端側で供給部材78にトナーTnを受け渡す機能を有する。攪拌部材79は、一例としてオーガとされている。攪拌部材79は、第2室72C内であって、供給部材78の軸に自身の軸を沿わせた状態で配置されている。すなわち、攪拌部材79は、供給部材78の下方に配置されている。また、攪拌部材79は、その両端側がハウジング72に形成されている貫通孔を貫通して、回転可能に支持されている。そして、攪拌部材79は、現像ローラー76を駆動する駆動部に駆動されて軸周りに回転するようになっている。なお、攪拌部材79は、現像動作時(供給部材8にトナーTnを受け渡す動作時)には、軸周りに正回転するようになっている。これに対して、供給部材78は、現像剤交換動作時には、軸回りに逆回転するようになっている。
ここで、攪拌部材79が第2室72Cの一端側の部分、すなわち、開口72D2が形成されている部分までトナーTnを搬送すると、トナーTnは開口72D2から第1室72Bに受け渡されるようになっている。また、供給部材78が第1室72Bの他端側の部分、すなわち、開口72D1が形成されている部分までトナーTnを搬送すると、トナーTnは開口72D1から第2室72Cに落下するようになっている。以上のようにして、ハウジング72内に収容されているトナーTnの一部は、第1室72Bと第2室72Cとを循環するようになっている(図5の矢印参照)。
<補充タンク>
補充タンク80は、現像装置38の現像剤交換時(ハウジング72内のトナーTn(現像剤G)を交換する際に)、ハウジング72内に収容されるトナーTn(現像剤G)を収容する機能を有する。また、補充タンク80は、ハウジング72における第1室72B内にトナーTn(現像剤G)を送り込む機能を有する。補充タンク80は、図6、図8及び図9に示されるように、ハウジング82と、搬送部材84と、トナーTn(現像剤G)とを含んで構成されている。
ハウジング82は、長尺の容器されている(図9参照)。また、ハウジング82は、本体70(のハウジング72)の長手方向に自身の長手方向を沿わせた状態で、ハウジング72に取り付けられるようになっている(図8及び図9参照)。この場合、ハウジング82(補充タンク80)は、ハウジング72の開口72Aを塞いだ状態で、本体70のハウジング72に取り付けられるようになっている(図8参照)。なお、ハウジング82の長手方向の他端側であって下側には、ハウジング72に取り付けられている状態で第1室72Bと繋がる開口82Aが形成されている。また、トナーTn(現像剤G)は、ハウジング82内における長手方向の一端から他端に亘って収容されている(図10B参照)。
搬送部材84は、軸回りに正回転して、その長手方向の他端側から一端側に亘ってトナーTn(現像剤G)を搬送し開口82Aから第1室72B(ハウジング72)にトナーTn(現像剤G)を送り込む機能を有する。搬送部材84は、一例としてオーガとされている。搬送部材84は、ハウジング82の長手方向に自身の軸を沿わせた状態でハウジング82内に配置されている。なお、補充タンク80がハウジング72に取り付けられている状態では、補充タンク80は、本体70の供給部材78よりも上方に配置されている(図8及び図9参照)。なお、搬送部材84は、前述の駆動部により駆動されて軸周りに回転するようになっている。
<排出タンク>
排出タンク90は、現像剤交換動作時において、本体70に取り付けられて、本体70(のハウジング72)から排出されるトナーTn(現像剤G)を収容する機能を有する(図10A参照)。排出タンク90は、図9及び図10に示されるように、収容部92と、開口部94とを含んで構成されている。収容部92は、中空の円筒とされている。開口部94は、収容部92の周壁における上側の部分に設けられている両端が開口した筒とされている。排出タンク90は、開口部94を本体70における第2室72Cが突出した部分に嵌めることで、本体70に取り付けられるようになっている。
<現像装置38の現像剤交換動作>
次に、本実施形態の現像装置38の現像剤交換動作(以下、交換動作という。)について図1、図7、図9、図10A〜C及び図13を参照しながら説明する。なお、交換動作は、一例として、制御装置CUがカウントする現像装置38の使用量が定められた使用量に達したと判断した場合、ユーザーインターフェイス(図示省略、以下、UIと記載する。)によりユーザーにその旨(交換動作を喚起する旨)を報知し、ユーザーが交換動作を行うことを選択(例えば、選択ボタンを押す)した場合に行われる。ここで、UIは、制御装置CUにより制御されている。
ユーザーが交換動作を行うことを選択すると、ユーザーはUIに表示される指示に従い交換動作を行う。まず、UIは、現像装置38を下側に移動させてよいかをユーザーに問う。ユーザーがよい旨の選択をすると、制御装置CUは、図11のステップ10に示されるように、現像装置38を下側に移動させる(図7参照)。
次いで、UIがユーザーに補充タンク80及び排出タンク90を本体70に取り付けることの示唆をする。これに伴い、ユーザーは、本体70に補充タンク80及び排出タンク90が取り付ける。次いで、UIが取り付けの示唆をしてから定められた時間の経過後、UIはユーザーに補充タンク80及び排出タンク90の取り付けが完了したかを問う。そして、ユーザーが完了した旨の選択をすると、補充タンク80及び排出タンク90を取り付けが完了する(図8、図9並びに図11のステップ20及びステップ30参照)。
次いで、制御装置CUは、駆動部(図示省略)を駆動させて、供給部材78及び攪拌部材79を逆回転させる(図11のステップ40参照)。そうすると、第1室72B及び第2室72C内のトナーTn(現像剤G)は、現像動作時におけるトナーTnの循環方向(図5の矢印方向を参照)と逆方向に搬送される(図10A参照)。その結果、第2室72Cの他端に到達したトナーTn(現像剤G)は、排出口72Eから排出タンク90内に排出される(図10A参照)。次いで、制御装置CUは、供給部材78及び攪拌部材79の逆回転の開始後から予め定められた時間が経過すると、本体70(ハウジング72)内のトナーTn(現像剤G)が十分に排出されたと擬制して、駆動部に供給部材78及び攪拌部材79の逆回転を停止させる。
次いで、制御装置CUは、駆動部(図示省略)を駆動させて、供給部材78、攪拌部材79及び搬送部材84を正回転させる(図11のステップ50参照)。そうすると、補充タンク80のハウジング82内のトナーTn(現像剤G)は、搬送部材84によりハウジング82の長手方向の他端側から一端側に搬送され、開口82Aから第1室72B内に送り込まれる(図10B参照)。さらに、第1室72B内に送り込まれたトナーTn(現像剤G)は、供給部材78により長手方向の一端側から他端側に亘って搬送され、開口72D1から第2室72C内に落下される。補充タンク80から本体70に送り込まれるトナーTn(現像剤G)の量が増えると、本体70内のトナーTn(現像剤G)は、現像動作時(図5参照)と同様の経路を循環する。そして、制御装置CUは、供給部材78、攪拌部材79及び搬送部材84の正回転の開始後から予め定められた時間が経過すると、補充タンク80から本体70(ハウジング72)内に十分にトナーTn(現像剤G)が排出されたと擬制して(図10C参照)、駆動部に供給部材78、攪拌部材79及び搬送部材84の正回転を停止させる。
次いで、UIがユーザーに補充タンク80及び排出タンク90を本体70から取り外すことの示唆をする。これに伴い、ユーザーは、本体70から補充タンク80及び排出タンク90を取り外す。次いで、UIが取り外しの示唆をしてから定められた時間の経過後、UIはユーザーに補充タンク80及び排出タンク90の取り外しが完了したかを問う。そして、ユーザーが完了した旨の選択をすると、補充タンク80及び排出タンク90の取り外しが完了する(図10D並びに図11のステップ60及びステップ70参照)。
次いで、UIは、現像装置38を下側に移動させてよいかをユーザーに問う。ユーザーがよい旨の選択をすると、制御装置CUは、図11のステップ80に示されるように、現像装置38を上側に移動させて(図1参照)、交換動作が終了する。
<効果>
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
<弟1の効果>
例えば、予め定められた使用量(印字枚数等)に達した際に、現像剤Gのみを交換すれば現像装置として機能するにも関わらず、当該使用量を装置寿命として現像剤Gが収容されている現像装置を交換する仕様の場合、現像装置自体のランニングコストがかかる。
これに対して、本実施形態の現像装置38は、本体70と、補充タンク80と、排出タンク90とを含み、補充タンク80と排出タンク90とは、本体70に着脱可能とされている(図8参照)。そして、補充タンク80と及び排出タンク90は、前述のとおり、簡単な構造とされている(図6、図9及び図10A等参照)。
以上のとおり、本実施形態の現像装置38は、本体70内のトナーTn(現像剤G)が交換可能に構成されている。なお、補充タンク80と及び排出タンク90は、本体70よりも簡単な構成であるから、本体70よりも安価とされる。この点からも、本実施形態の現像装置38は、簡単な構成で、本体70内のトナーTn(現像剤G)が交換可能に構成されているといえる。これらに伴い、本実施形態の画像形成装置10は、予め定められた使用量(印字枚数等)に達すると当該使用量を装置寿命として現像剤Gが収容されている現像装置を交換する仕様の場合に比べて、1媒体Sあたりの画像形成コストが低い。
<弟2の効果>
また、本実施形態の現像装置38の本体70は、第2室72Cの他端側の部分が第1室72Bの他端側の部分よりも他端側に突出している。そのため、本体70には排出タンク90の着脱が容易であるといえる。
以上のとおり、本発明について本実施形態を例として説明したが、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
例えば、本実施形態の現像装置38は、いわゆる二成分現像方式のものであるとして説明した。しかしながら、一成分現像方式のものでもよい。この場合は、補充タンク80にトナーTnのみを収容しておけばよい。
また、本実施形態の画像形成装置10は、交換動作時に、現像装置38(本体70)が下側に移動するとして説明した(図7参照)。しかしながら、補充タンク80を取り付けられるスペースがあれば、現像装置38(本体70)を移動させなくてもよい。
また、本実施形態の画像形成装置10は、交換動作時に、画像形成装置10の本体を利用して行うと説明した。しかしながら、図11(後述する図13及び図14も含む)のフローに従い交換動作が行えるようにすれば、画像形成装置10の本体を利用しなくてもよい。
また、本実施形態の画像形成装置10は、一例としてトナー像を保持するベルトTBを用いた、いわゆる中間転写方式であるとして説明した。しかしながら、図12に示される変形例の画像形成装置10Aのように、感光体32から媒体Sに直接トナー像を転写する方式であってもよい。また、いわゆるモノクロ方式であってもよい。
また、本実施形態の交換動作のフローは、図11のようなフローで行うとして説明したが、例えば、図13及び図14の変形例のようなフローで行うようにしてもよい。
10 画像形成装置
32 感光体(担持体の一例)
38 現像装置
40 転写装置
60 定着装置
72 収容体
72A 開口
72B 第1室
72C 第2室
72E 排出口
76 現像ローラー(現像部材の一例)
78 供給部材
79 攪拌部材
80 補充タンク(着脱体)
CU 制御装置
Tn トナー

Claims (3)

  1. 潜像を担持する担持体に対向し、軸周りに回転して、トナーで潜像をトナー像に現像する現像部材と、
    前記現像部材の下方に前記現像部材の軸に自身の軸を沿わせて配置され、軸周りに正回転して、軸方向の一端側から他端側にトナーを搬送しながら前記現像部材にトナーを供給する供給部材と、
    前記供給部材の下方に前記供給部材の軸に自身の軸を沿わせて配置され、軸周りに正回転して、前記他端側から前記一端側にトナーを攪拌して搬送しながら前記一端側で前記供給部材にトナーを受け渡す攪拌部材と、
    上側に前記現像部材を前記担持体に対向させるための開口が形成され、前記現像部材及び前記供給部材を収容する第1室、並びに、前記第1室の下方に配置され、前記一端側及び前記他端側で前記第1室に繋がり、前記攪拌部材を収容する第2室を有し、前記第2室における前記他端の壁にトナーを排出可能な排出口が形成されている収容体と、
    前記収容体に着脱可能とされ、トナーを収容し、前記開口を塞いだ状態で前記収容体に取り付けられる着脱体と、
    を備え、
    前記収容体内のトナーを交換する場合、前記供給部材及び前記攪拌部材をそれぞれ逆回転させて前記排出口からトナーを排出させた後に、前記供給部材及び前記攪拌部材をそれぞれ正回転させて前記収容体に取り付けられた前記着脱体内のトナーを前記第1室内及び前記第2室内に収容させる、
    現像装置。
  2. 前記排出口は、前記第1室の前記他端よりも前記他端側に位置している、
    請求項1に記載の現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置と、
    前記現像部材に対向し、前記現像部材によりトナー像に現像される潜像を担持する担持体と、
    前記担持体に現像されたトナー像を媒体に転写する転写装置と、
    前記転写装置により媒体に転写されたトナー像を媒体に定着させる定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
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