JP2018062088A - 合成樹脂製容器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部に傾斜した溝状の減圧吸収パネルを有する合成樹脂製容器を、その胴部の外周面に傷を付けることなく製造することができる合成樹脂製容器の製造方法を提供する。【解決手段】胴部4に捩じれの角度が50度以上である溝状の減圧吸収パネル21が設けられている合成樹脂製容器の製造方法であって、プリフォーム30をブロー成形により第1中間成形体33に成形する第1ブロー成形工程と、第1中間成形体33を熱収縮させて第2中間成形体36とする第1収縮工程と、第2中間成形体36を、第2金型37を用いたブロー成形により第3中間成形体38に成形する第2ブロー成形工程と、第3中間成形体38を第2金型37の内部で収縮させて合成樹脂製容器1とする第2収縮工程と、第2金型37を型開きして合成樹脂製容器1を第2金型37から取り出す取出し工程と、を有することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法。【選択図】図10

Description

本発明は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状の合成樹脂製容器の製造方法に関し、特に、胴部に複数の減圧吸収パネルが設けられた合成樹脂製容器の製造方法に関する。
延伸ポリプロピレン(OPP)製のボトルやポリエチレンテレフタレート(PET)製のボトルに代表されるような合成樹脂製容器は、軽量で取り扱いが容易であること、内容物の保存安定性に優れること、しかもコスト的に安価であることから、飲料用、食品用、化粧料用等の様々な用途に使用されている。
また、このような合成樹脂製容器として、内容物である果汁飲料やお茶等の飲料、及び醤油、酢、たれ等の調味料を加熱された高温状態で充填する所謂高温充填に対応するために、胴部に減圧吸収パネルを設けた構成のものが知られている。内容物が高温充填された後に口部がキャップで閉塞されると、内容物の冷却に伴って容器内に減圧が生じて胴部に大きな変形が生じるおそれがあるが、この問題に対し、胴部に減圧吸収パネルを設けておくことにより、容器内の減圧を減圧吸収パネルの変形により吸収して胴部等に外観を損なうような不正変形が生じることを防止することができる。
例えば特許文献1には、それぞれ容器の内側に向けて凹む凹形状を有するとともに上下方向に傾斜して延びる複数の減圧吸収パネルを周方向に並べて設け、容器の薄肉化に伴う剛性低下を回避しつつ容器内の減圧をこれらの減圧吸収パネルの変形により吸収して、内容物が高温充填された場合にも、容器の外観形状を良好な状態に保持することができるようにした合成樹脂製容器が記載されている。
一方、このような合成樹脂製容器の製造方法としては、従来から、有底筒状の合成樹脂製プリフォームをブロー成形用の金型を用いてブロー成形することにより所定形状の合成樹脂製容器に成形する方法が知られている。この場合、ブロー成形用の金型としては、左右分割式の金型が用いられるのが一般的であり、ブロー成形後に金型が型開きされて成形後の合成樹脂製容器が金型から取り出される。なお、左右分割式の金型としては、例えば、左右の型が互いに直線的に離反するように相対移動して型開きするもの、左右の型がヒンジを中心として互いに旋回状に離反するように相対移動して型開きするものなどがある。
特開2013−095428号公報
上記のような合成樹脂製容器において、容器内に生じる減圧をより効果的に吸収するために、その胴部に、それぞれ胴部の中心軸を中心として周方向に捩じれながら上下方向に延びるとともにその上端に対する下端の中心軸周りの捩じれ角度が50度以上となるように傾斜する複数の溝状の減圧吸収パネルを周方向に並べて設けることが考えられる。
しかし、このような傾斜した溝状の減圧吸収パネルを有する合成樹脂製容器を上記製造方法により製造しようとすると、金型の分割面と減圧吸収パネルとの位置関係によっては、当該減圧吸収パネルの金型内面に対するアンダーカットの度合いが大きくなり、ブロー成形後に金型を型開きする際に、胴部の外周面に金型が擦れて傷が付く虞があるという問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、胴部に傾斜した溝状の減圧吸収パネルを有する合成樹脂製容器を、その胴部の外周面に傷を付けることなく製造することができる合成樹脂製容器の製造方法を提供することにある。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状であり、前記胴部に、それぞれ前記胴部の中心軸を中心として周方向に捩じれながら上下方向に延びるとともに上端に対する下端の前記中心軸周りの捩じれの角度が50度以上である複数の溝状の減圧吸収パネルが周方向に並べて設けられている合成樹脂製容器を製造する合成樹脂製容器の製造方法であって、有底筒状の合成樹脂製プリフォームを、第1金型を用いたブロー成形により第1中間成形体に成形する第1ブロー成形工程と、前記第1中間成形体を所定温度にまで加熱することにより熱収縮させて第2中間成形体とする第1収縮工程と、前記第2中間成形体を、第2金型を用いたブロー成形により第3中間成形体に成形する第2ブロー成形工程と、前記第3中間成形体を前記第2金型の内部で収縮させて前記合成樹脂製容器とする第2収縮工程と、前記第2金型を型開きして前記合成樹脂製容器を該第2金型から取り出す取出し工程と、を有することを特徴とする。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、上記構成において、前記第2ブロー成形工程において、前記第2中間成形体の、前記胴部の前記減圧吸収パネルが設けられた部分に相当する部分における径方向の延伸量を、他の部分に相当する部分における径方向の延伸量よりも大きくするのが好ましい。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、前記捩じれの角度が、50度以上、100度未満である前記合成樹脂製容器の製造に適用するのが好ましい。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、前記減圧吸収パネルが、前記胴部の周方向に7mm以上、10mm以下の幅を有する前記合成樹脂製容器の製造に適用するのが好ましい。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、前記減圧吸収パネルが、前記胴部の半径方向に2mm以上、3mm以下の深さを有する前記合成樹脂製容器の製造に適用するのが好ましい。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、前記胴部が、一対の周方向に延びる環状の横溝により前記肩部及び前記底部に対して区画された前記合成樹脂製容器の製造に適用するのが好ましい。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、上記構成において、前記第2金型が左右に型開きする左右分割式であるのが好ましい。
本発明によれば、胴部に傾斜した溝状の減圧吸収パネルを有する合成樹脂製容器を、その胴部の外周面に傷を付けることなく製造することができる合成樹脂製容器の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態である合成樹脂製容器の製造方法により製造される合成樹脂製容器の一例を示す正面図である。 図1に示す合成樹脂製容器のA−A線に沿う断面図である。 プリフォームを加熱する様子を示す説明図である。 プリフォームを第1金型に装着した状態を示す説明図である。 第1金型を用いたブロー成形によりプリフォームを第1中間成形体に成形した状態を示す説明図である。 第1中間成形体の成形後に第1金型を開いた状態を示す説明図である。 第1中間成形体を熱収縮させて第2中間成形体とした状態を示す説明図である。 第2金型を用いたブロー成形により第2中間成形体を第3中間成形体に成形した状態を示す説明図である。 第3中間成形体を第2金型の内部で収縮させて合成樹脂製容器とした状態を示す説明図である。 第2金型を型開きして合成樹脂製容器を第2金型から取り出す様子を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
本発明の合成樹脂製容器の製造方法は、内容物の注出口となる口部と、口部に肩部を介して連なる胴部と、胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状であり、胴部に、それぞれ胴部の中心軸を中心として周方向に捩じれながら上下方向に延びるとともに上端に対する下端の中心軸周りの捩じれの角度が50度以上である複数の溝状の減圧吸収パネルが周方向に並べて設けられている合成樹脂製容器を製造する合成樹脂製容器の製造方法であって、有底筒状の合成樹脂製プリフォームを、第1金型を用いたブロー成形により第1中間成形体に成形する第1ブロー成形工程と、第1中間成形体を所定温度にまで加熱することにより熱収縮させて第2中間成形体とする第1収縮工程と、第2中間成形体を、第2金型を用いたブロー成形により第3中間成形体に成形する第2ブロー成形工程と、第3中間成形体を第2金型の内部で収縮させて合成樹脂製容器とする第2収縮工程と、第2金型を型開きして合成樹脂製容器を第2金型から取り出す取出し工程と、を有することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法である。
このような合成樹脂製容器の製造方法により、内容物の注出口となる口部と、口部に肩部を介して連なる胴部と、胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状であり、胴部に、それぞれ胴部の中心軸を中心として周方向に捩じれながら上下方向に延びるとともに上端に対する下端の中心軸周りの捩じれの角度が50度以上である複数の溝状の減圧吸収パネルが周方向に並べて設けられている合成樹脂製容器を、その胴部の外周面に傷を付けることなく製造することができる。図1、図2に、本発明の合成樹脂製容器の製造方法により製造される合成樹脂製容器の一例を示す。
図1、図2に示す合成樹脂製容器1は、例えば果汁飲料やお茶等の飲料、又は醤油、酢、たれ等の液状の調味料を内容物として収容するものであり、当該内容物が所定の温度にまで加熱された高温状態で充填される高温充填に対応したものである。なお、合成樹脂製容器1の上下方向は、図1の上下方向を指すものとする。
この合成樹脂製容器1は、内容物の注出口となる口部2と、口部2の下端に連なる裁頭円錐筒状の肩部3と、口部2に肩部3を介して連なる略円筒状の胴部4と、胴部4の下端を閉塞する底部5とを備えたボトル形状に形成されている。合成樹脂製容器1はポリエチレンテレフタレート(PET)製となっており、すなわち合成樹脂製容器1はペットボトルに構成されている。なお、図1中の符号Sは、口部2、肩部3、胴部4及び底部5の共通の中心軸(軸心)である。
口部2の外周面には雄ねじ2aが設けられており、内容物が高温充填された後、図示しないキャップを雄ねじ2aにねじ結合させることにより口部2を閉塞することができる。なお、口部2の外周面に雄ねじ2aに替えて環状の突起を設け、この突起にキャップを打栓することによりアンダーカット状に係合させて口部2を閉塞する構成とすることもできる。
胴部4の上端及び下端には、それぞれ胴部4の全周に亘って周方向に延びる環状の横溝12が設けられている。これらの横溝12は、それぞれ胴部4の外周面から当該胴部4の内側に向けて凹む溝状(凹リブ形状)に形成されており、胴部4はこれらの横溝12により、肩部3及び底部5に対して区画されている。このような横溝12を設けることにより、胴部4に隣接する肩部3や底部5の半径方向の剛性を高めて、高温充填後に合成樹脂製容器1の内部に減圧が生じたときに、胴部4をその内容積を減少させるように優先して変形させつつ合成樹脂製容器1の胴部4以外の部分の減圧による変形を防止することができる。
上記のように、横溝12を設けることにより、横溝12により胴部4と区画された肩部3の剛性を高めることもできるので、シュリンクラベル等のラベルを肩部3の表面に皺等を生じさせることなく安定的に見易く装着することができる。肩部3にシュリンクラベルに替えてロールラベル又はタックラベルを装着した場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。なお、シュリンクラベルとは、ポリスチレン(PS)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の熱収縮性フィルムにより肩部3よりも大径の筒状に形成され、肩部3の外側に被せられた状態で熱風等により加熱されることで収縮して肩部3の外周面に密着した状態となって装着されるものである。また、ロールラベルは、巻きラベルとも呼ばれるものであり、樹脂製のフィルム等により帯状に形成されて肩部3の外周面に巻き付けられ、その両端のオーバーラップ部が接着剤等で接着されることにより当該肩部3に巻き付けられた状態で装着されるものである。さらに、タックラベルは、ラミネート紙や合成紙等で形成され、粘着剤により肩部3の外周面に貼り付けられるものである。
なお、ラベルは、肩部3の表面だけでなく胴部4の表面をも覆うものとすることもできる。
胴部4には、複数の減圧吸収パネル21が設けられている。図1においては、便宜上、1つの減圧吸収パネル21にのみ符号を付しているが、胴部4には複数の減圧吸収パネル21が当該胴部4の全周に亘って周方向に等間隔に並べて設けられている。図示する場合では、胴部4に12面の減圧吸収パネル21を設けるようにしているが、その数は任意に変更可能である。
複数の減圧吸収パネル21は、それぞれ胴部4の外周面に対して該胴部4の内側(径方向内側)に向けて凹む溝状(凹リブ状)に形成されており、隣り合う減圧吸収パネル21の間の部分は、それぞれパネル支持部22となっている。また、複数の減圧吸収パネル21は、それぞれ胴部4の中心軸Sを中心として周方向に捩じれながら上下方向に延び、すなわち、その長手方向が合成樹脂製容器1の上下方向に対して傾斜するように配置されている。
減圧吸収パネル21のパネル上端21Uに対するパネル下端21Lの中心軸S周りの捩じれの角度は50度以上、100度未満の角度となっている。なお、減圧吸収パネル21のパネル上端21Uに対するパネル下端21Lの中心軸S周りの捩じれの角度は、50度以上であれば任意に設定することができる。
図2に示すように、減圧吸収パネル21は、パネル側面21S及びパネル底面21Bから構成されている。そして、減圧吸収パネル21の幅wp(一対のパネル側面21Sとパネル支持部22との交点間の距離)は7mm以上、10mm以下となっており、減圧吸収パネル21の深さdp(パネル支持部22を含む胴部4の外周面とパネル底面21Bとの半径方向距離)は2mm以上、3mm以下となっている。なお、減圧吸収パネル21の幅wp及び深さdpは、上記範囲に限らず、任意に設定してもよい。
合成樹脂製容器1は、胴部4に複数の減圧吸収パネル21を備えているので、高温充填が行われることにより合成樹脂製容器1の内部に減圧が生じたときに、各減圧吸収パネル21がそれぞれ径方向内側に向けて変形することに加えて、複数の減圧吸収パネル21とパネル支持部22とが傾斜角度を増すように捩じれ方向に変形することにより当該減圧を効果的に吸収することができる。すなわち、減圧吸収パネル21は、パネル上端21Uに対してパネル下端21Lが中心軸Sを中心として相対的に回転するように捩じれ動作することができ、当該捩じれ動作により合成樹脂製容器1の内容積を縮小させて減圧を効果的に吸収することができる。そして、このような減圧吸収パネル21を備えた胴部4により当該減圧を効果的に吸収することにより、胴部4の外観形状を良好な状態に安定的に保持することができる。特に、合成樹脂製容器1を軽量化等のために薄肉化した場合であっても、減圧を効果的に吸収して、胴部4の外観形状を良好な状態に安定的に保持することができる。
次に、本発明の一実施の形態である合成樹脂製容器の製造方法により上記構成を有する合成樹脂製容器1を製造する手順について、図3〜図10を参照しつつ説明する。なお、図3〜図10においては、合成樹脂製容器1等を模式的に示している。
まず、合成樹脂製容器1の素材となる合成樹脂製プリフォーム30(以下、単に「プリフォーム30」という)を用意する。このプリフォーム30はポリエチレンテレフタレート製であり、予め射出成形により有底筒状に形成されている。また、予め、プリフォーム30の口部2に相当する部分を加熱して結晶化(白化)させるとともに、図3に示すように、口部2に相当する部分以外の部分を、ヒーター等の加熱手段31を用いて延伸性を発現する程度の所定温度(例えば、100℃〜120℃)にまで加熱する。
次に、図4に示すように、所定温度にまで加熱したプリフォーム30をブロー成形用の第1金型32に配置して型締めする。第1金型32は、所定温度(例えば、140℃〜230℃)にまで加熱しておくのがよい。
第1金型32は左右分割式となっており、その内部にキャビティ32aを有するとともに左型32bと右型32cがヒンジ(不図示)を中心として互いに旋回状に離反するように相対移動することで型開きすることができる。
プリフォーム30を第1金型32に装着すると、次に、第1ブロー成形工程を行う。第1ブロー成形工程においては、図5に示すように、第1金型32に装着されたプリフォーム30に加圧媒体として加圧エアーを供給し、プリフォーム30をキャビティ32aに沿った形状の第1中間成形体33にブロー成形する。第1中間成形体33は、合成樹脂製容器1に比べて、その胴部4に相当する部分の外径が当該合成樹脂製容器1の胴部4よりも大径であるとともに、その胴部4に相当する部分の高さ(軸方向長さ)が当該合成樹脂製容器1の胴部4よりも高くとなる形状である。
第1ブロー成形工程においては、プリフォーム30を、延伸ロッド34により縦方向(軸方向)に延伸させつつ加圧エアーにより膨張状に延伸させる二軸延伸ブロー成形を行うようにすることもできるが、延伸ロッド34を用いずに加圧エアーのみでブロー成形を行うようにしてもよい。また、第1ブロー成形工程においては、プリフォーム30に加圧エアーを供給して当該プリフォーム30をキャビティ32aに沿った形状の第1中間成形体33に成形した後、加圧エアーの供給を所定時間継続するヒートセットを行うのが好ましい。ヒートセットを行うことで、第1中間成形体33をキャビティ32aに沿った形状に正確に成形することができる。
第1ブロー成形工程を完了すると、図6に示すように、左型32bと右型32cとをヒンジを中心として互いに旋回状に離反するように相対移動させて第1金型32を左右に型開きし、第1中間成形体33を第1金型32から取り出す。
第1金型32から第1中間成形体33を取り出すと、次に、第1収縮工程を行う。第1収縮工程においては、図7に示すように、第1金型32から取り出した第1中間成形体33を、ヒーター等の加熱手段35を用いて所定温度(例えば、200℃〜235℃)にまで加熱することにより熱収縮させて第2中間成形体36とする。第2中間成形体36は、合成樹脂製容器1に比べて、その胴部4に相当する部分の外径が当該合成樹脂製容器1の胴部4よりも小径となるとともに、その胴部4に相当する部分の高さが当該合成樹脂製容器1の胴部4よりも低くなる形状である。
ここで、第1収縮工程においては、第1中間成形体33の、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分に相当する部分における径が、それ以外の他の部分に相当する部分における径よりも小さくなるように熱収縮させることが好ましい。これにより、後述する第2ブロー成形工程において、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分に相当する部分の径方向の延伸量が、それ以外の他の部分に相当する部分の径方向の延伸量よりも大きくなり、第2収縮工程において、第3中間成形体の、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分に相当する部分における収縮の量を他の部分における収縮の量よりも大きくして、合成樹脂製容器1の全体形状の変形を防止しつつ減圧吸収パネル21の第2金型の内面へのアンダーカットの度合いを低減させて、胴部4の外周面に傷が付くことをより効果的に防止することができる。
なお、第2ブロー成形工程において、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分に相当する部分の径方向の延伸量が、それ以外の他の部分に相当する部分の径方向の延伸量よりも大きくなるなら、第1及び第2中間成形体の形状は上記形態に限定されない。
次に、図8に示すように、第2中間成形体36をブロー成形用の第2金型37に配置して型締めする。第2金型37は、所定温度(例えば、100℃)にまで加熱しておくのがよい。なお、第2金型37のキャビティ37aの胴部4に相当する部分における内径は、第1金型32のキャビティ32aの胴部4に相当する部分における内径よりも小径であるとともに、第2中間成形体36の胴部4に相当する部分における外径よりも僅かに大径である。また、第2金型37のキャビティ37aの胴部4に相当する部分における高さは、第1金型32のキャビティ32aの胴部4に相当する部分における高さよりも低く、第2中間成形体36の胴部4に相当する部分における高さよりも僅かに高くなっている。つまり、第2中間成形体36は、第2金型37のキャビティ37aとほぼ同サイズとなるように熱収縮されることが好ましい。
そして、第2ブロー成形工程により、第2中間成形体36を、第2金型37を用いたブロー成形により第3中間成形体38に成形する。すなわち、第2ブロー成形工程においては、図8に示すように、第2金型37に装着された第2中間成形体36に加圧媒体として加圧エアーを供給して、当該第2中間成形体36を第2金型37のキャビティ37aに沿った形状の第3中間成形体38にブロー成形する。第3中間成形体38は、合成樹脂製容器1に比べて、その胴部4に相当する部分の外径が合成樹脂製容器1の胴部4よりも大径であるが、第1中間成形体33の当該胴部4に相当する部分の外径よりも小径となる形状である。すなわち、第2ブロー成形工程において、第2中間成形体36を、第1ブロー成形工程におけるプリフォーム30から第1中間成形体33への延伸量よりも十分に小さい延伸量で延伸させて第3中間成形体38に成形する。
第2金型37は、第1金型32と同様に左右分割式となっており、左型37bと右型37cがヒンジを中心として互いに旋回状に離反するように相対移動することで型開きすることができる。
なお、第2金型37としては、左型37bと右型37cとが互いに直線的に離反するように相対移動して型開きするものを採用してもよく、あるいは、周方向に3分割される3分割式のものなど2つ以上に分割されるものを採用することもできる。
第2ブロー成形工程により第2金型37の内部に第3中間成形体38が成形されると、次に、第2収縮工程が行われる。第2収縮工程においては、図9に示すように、第2ブロー成形工程の後、ヒートセットを行うことなく、成形後の第3中間成形体38の内部への加圧エアーの供給を停止することで、第2金型37のキャビティ37aの内部で第3中間成形体38を収縮させて合成樹脂製容器1とする。
なお、第2ブロー成形工程においては、適度なヒートセットを行うこと等によって、第3中間成形体38の減圧吸収パネル21が設けられる部分のみを優先的に収縮させ、それ以外の部分を実質的に収縮させないようにしてもよい。
次に、図10に示すように、取り出し工程において、左型37bと右型37cとをヒンジを中心として互いに旋回状に離反するように相対移動させて第2金型37を左右に型開きし、合成樹脂製容器1を第2金型37から取り出し、合成樹脂製容器1の製造が完了する。
ここで、本発明の合成樹脂製容器の製造方法によれば、第2金型37によりブロー成形された第3中間成形体38を、この第2金型37の内部で収縮させて合成樹脂製容器1に形成するようにしているので、合成樹脂製容器1の胴部4に設けられる減圧吸収パネル21の第2金型37の内面に対するアンダーカットの度合いを小さくすることができる。したがって、第2金型37を左右に型開きして合成樹脂製容器1を第2金型37から取り出す際に、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分が第2金型37の内面に擦れる度合いを少なくして、胴部4の外周面に第2金型37の内面が擦れて傷が付くことを防止することができる。
特に、減圧吸収パネル21のパネル上端21Uに対するパネル下端21Lの中心軸S周りの捩じれの角度が50度以上となるもの、減圧吸収パネル21の幅wpが7mm以上、10mm以下となるもの、あるいは減圧吸収パネル21の深さdpが2mm以上、3mm以下となるものにおいて、当該減圧吸収パネル21の長手方向の中央部に第2金型37の分割面(パーティングライン)が位置する場合においては、減圧吸収パネル21の第2金型37の内面に対するアンダーカットの度合いが大きくなるが、このような場合においても、胴部4の減圧吸収パネル21が設けられた部分が第2金型37の内面に擦れる度合いを少なくして、胴部4の外周面に第2金型37の内面が擦れて傷が付くことを防止することができる。
また、本発明の合成樹脂製容器の製造方法によれば、第1ブロー成形工程でブロー成形した第1中間成形体33を加熱して熱収縮させることによって当該第1中間成形体33の内部に残留する収縮方向に向く内部応力を取り除いて第2中間成形体36とし、この内部応力が取り除かれた第2中間成形体36を第2ブロー成形工程においてブロー成形して第3中間成形体38を成形するようにしているので、第3中間成形体38を第2金型37の内部で収縮させるときの当該収縮量を、第2中間成形体36と第3中間成形体38との差の分だけの小さなものとすることができる。したがって、当該収縮のコントロールは容易であり、第3中間成形体38を第2金型37の内部で収縮させても、当該収縮により合成樹脂製容器1の胴部4が歪に変形することがない。これにより、合成樹脂製容器1の外観形状を良好な状態に安定的に保持しつつ、上記の通り、胴部4の外周面に第2金型37の内面が擦れて傷が付くことを防止するとの効果を生じさせることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態は、ポリエチレンテレフタレート製の合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、例えば延伸ポリプロピレン(OPP)等の熱可塑性を有する他の合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用することもできる。
また、前記実施の形態は、果汁飲料やお茶等の飲料、及び醤油、酢、たれ等の液状の調味料を内容物として収容する合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、例えば食品や化粧料等の他の内容物を収容する合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用することもできる。
さらに、前記実施の形態は、高温充填により内容物が充填される合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、高温充填が行われない合成樹脂製容器の製造に本発明を適用することもできる。
さらに、前記実施の形態は、減圧吸収パネル21のパネル上端21Uに対するパネル下端21Lの中心軸S周りの捩じれの角度が50度以上、100度以下である合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、減圧吸収パネル21のパネル上端21Uに対するパネル下端21Lの中心軸S周りの捩じれの角度が50度以上のものであれば、他の合成樹脂製容器の製造に本発明を適用することもできる。
さらに、前記実施の形態は、減圧吸収パネル21の幅wpが7mm以上、10mm以下、深さdpが2mm以上、3mm以下である合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、減圧吸収パネル21の幅wp、深さdpが上記範囲以外である合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用することもできる。
さらに、前記実施の形態は、胴部4が、一対の周方向に延びる環状の横溝12により肩部3及び底部5に対して区画された合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用した場合を示しているが、これに限らず、環状の横溝12を備えていない合成樹脂製容器1の製造に本発明を適用することもできる。
1 合成樹脂製容器
2 口部
2a 雄ねじ
3 肩部
4 胴部
5 底部
12 横溝
21 減圧吸収パネル
21U パネル上端
21L パネル下端
21S パネル側面
21B パネル底面
22 パネル支持部
30 合成樹脂製プリフォーム
31 加熱手段
32 第1金型
32a キャビティ
32b 左型
32c 右型
33 第1中間成形体
34 延伸ロッド
35 加熱手段
36 第2中間成形体
37 第2金型
37a キャビティ
37b 左型
37c 右型
38 第3中間成形体
S 中心軸
wp 減圧吸収パネルの幅
dp 減圧吸収パネルの深さ

Claims (7)

  1. 内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状であり、前記胴部に、それぞれ前記胴部の中心軸を中心として周方向に捩じれながら上下方向に延びるとともに上端に対する下端の前記中心軸周りの捩じれの角度が50度以上である複数の溝状の減圧吸収パネルが周方向に並べて設けられている合成樹脂製容器を製造する合成樹脂製容器の製造方法であって、
    有底筒状の合成樹脂製プリフォームを、第1金型を用いたブロー成形により第1中間成形体に成形する第1ブロー成形工程と、
    前記第1中間成形体を所定温度にまで加熱することにより熱収縮させて第2中間成形体とする第1収縮工程と、
    前記第2中間成形体を、第2金型を用いたブロー成形により第3中間成形体に成形する第2ブロー成形工程と、
    前記第3中間成形体を前記第2金型の内部で収縮させて前記合成樹脂製容器とする第2収縮工程と、
    前記第2金型を型開きして前記合成樹脂製容器を該第2金型から取り出す取出し工程と、を有することを特徴とする合成樹脂製容器の製造方法。
  2. 前記第2ブロー成形工程において、前記第2中間成形体の、前記胴部の前記減圧吸収パネルが設けられた部分に相当する部分における径方向の延伸量を、他の部分に相当する部分における径方向の延伸量よりも大きくする、請求項1に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  3. 前記捩じれの角度が、50度以上、100度未満である前記合成樹脂製容器を製造する、請求項1または2に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  4. 前記減圧吸収パネルが、前記胴部の周方向に7mm以上、10mm以下の幅を有する前記合成樹脂製容器を製造する、請求項1〜3の何れか1項に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  5. 前記減圧吸収パネルが、前記胴部の半径方向に2mm以上、3mm以下の深さを有する前記合成樹脂製容器を製造する、請求項1〜4の何れか1項に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  6. 前記胴部が、一対の周方向に延びる環状の横溝により前記肩部及び前記底部に対して区画された前記合成樹脂製容器を製造する、請求項1〜5の何れか1項に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  7. 前記第2金型が左右に型開きする左右分割式である、請求項1〜6の何れか1項に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
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