JP2018061621A - 眼底画像撮影装置、眼底画像撮影方法、及び眼底画像撮影プログラム - Google Patents

眼底画像撮影装置、眼底画像撮影方法、及び眼底画像撮影プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】眼底画像の撮影の位置合わせを精度良く行うことができる眼底画像撮影装置、眼底画像撮影方法、及び眼底画像撮影プログラムを提供する。
【解決手段】眼底観察装置10は、被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影し、撮影された眼底画像に基づいて、被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本開示の技術は、眼底画像撮影装置、眼底画像撮影方法、及び眼底画像撮影プログラムに関する。
以下では、説明の便宜上、光学コヒーレンス・トモグラフィ(Optical Coherence Tomography)を「OCT」と称し、走査型レーザ検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope)を「SLO」と称する。
特許文献1には、OCT(光学コヒーレンス・トモグラフィ:を用いて画像を生成するOCTユニットを備えた眼底観察装置が開示されている。特許文献1に記載のOCTユニットでは、CCD(Charge Coupled Devices)により検出された画像信号に基づいて、被検眼の眼底の膜厚方向の画像である断層画像が生成される。
また、特許文献1の眼底観察装置には、LCD(液晶ディスプレイ:Liquid Crystal Display)が内蔵されており、LCDは、OCTユニットによって眼底の撮像が行われる際に被検眼の視線を特定の向きに固定させるための固視標を表示する。LCDからの光は、レンズ及びミラーを含む光学系を経由して被検眼に入射され、これにより、被検眼の眼底に固視標が投影される。
また、特許文献2には、SLO及びOCTを組み合わせたシステムが開示されている。また、特許文献2には、被検眼の前眼部に斜め方向から可視光を照射して、前眼部からの反射光に基づいて、OCTにおける撮影の位置合わせを行うことが開示されている。
特許第4971872号 特表2015−534482号公報
しかしながら、特許文献2記載の技術では、被検眼の前眼部からの反射光に基づいて撮影の位置合わせを行うため、眼底画像の撮影を行う場合に精度良く位置合わせを行うことができない場合がある。
本発明の一つの実施形態は、眼底画像の撮影の位置合わせを精度良く行うことができる眼底画像撮影装置、眼底画像撮影方法、及び眼底画像撮影プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る眼底画像撮影装置は、被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影手段と、前記眼底画像撮影手段により撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定手段と、を備える。
本発明の第2の態様に係る眼底画像撮影装置は、前記判定手段は、前記眼底画像を二値化した二値化画像を生成する二値化画像生成手段と、前記二値化画像から前記瞳孔以外の不要領域を除去した判定用画像を生成する判定用画像生成手段と、を含み、前記判定用画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する。
本発明の第3の態様に係る眼底画像撮影装置は、前記判定手段は、前記判定用画像の予め定めた判定領域に対して前記瞳孔の領域が占める割合が予め定めた閾値以上の場合に、前記被検眼の瞳孔の位置が前記許容範囲内であると判定する。
本発明の第4の態様に係る眼底画像撮影装置は、前記被検眼に向けて出射された光のうち、前記被検眼の眼底からの反射光と、前記反射光の光路と異なる光路を通った参照光と、の干渉を用いて、前記被検眼の眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記断層画像取得手段による前記断層画像の取得を制御する制御手段と、を備える。
本発明の第5の態様に係る眼底画像撮影装置は、前記眼底画像撮影手段は、眼底撮影用の光を照射する第1の光源と、第1の方向に光を走査すると共に、前記第1の方向と交差する第2の方向に光を超広角に走査する第1の走査光学系と、前記第1の走査光学系によって前記第1の光源から照射された光で被検眼を走査した際に、前記被検眼の眼底からの光を受光する第1の受光部と、を備え、前記断層画像取得手段は、断層画像生成用の光を照射する第2の光源と、前記第1の方向に光を走査すると共に、前記第2の方向に光を超広角に走査する第2の走査光学系と、前記第2の走査光学系によって前記第2の光源から照射された光のうち、前記被検眼の眼底からの反射光と、前記反射光の光路と異なる光路を通った参照光と、を受光する第2の受光部と、前記第2の受光部により受光した前記反射光及び前記参照光に基づいて、前記断層画像を生成する生成手段と、を備える。
本発明の第6の態様に係る眼底画像撮影方法は、被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影ステップと、前記眼底画像撮影ステップにより撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定ステップと、を含む。
本発明の第7の態様に係る眼底画像撮影プログラムは、コンピュータに、被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影ステップと、前記眼底画像撮影ステップにより撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定ステップと、を含む処理をコンピュータに実行させるための眼底画像撮影プログラムである。
本発明の一つの実施形態によれば、眼底画像の撮影の位置合わせを精度良く行うことができる、という効果が得られる。
眼底観察装置の全体構成の一例を示すブロック図である。 眼底観察装置の撮像系の各光源から照射された光を被検眼に導く光学系の構成の一例を示す概略斜視図である。 眼底観察装置に含まれる主制御部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 眼底画像撮影処理の一例を示すフローチャートである。 RG−SLO画像の一例を示す図である。 瞳孔位置判定処理の一例を示すフローチャートである。 二値化画像の一例を示す図である。 判定用画像の一例を示す図である。 判定用画像における判定領域の一例を示す図である。 判定用画像における判定領域の一例を示す図である。 判定用画像における判定領域の一例を示す図である。 瞳孔位置判定処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は図1の走査光学系に対応する図、(B)は(A)の走査光学系の第1の変形例を示す図、(C)は(A)の走査光学系の第2の変形例を示す図である。 眼底画像撮影プログラムが記憶された記憶媒体から眼底画像撮影プログラムが眼底観察装置にインストールされる態様の一例を示す概念図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態の一例について説明する。
なお、本実施形態において、「垂直」とは、許容される範囲内の誤差を含めた意味合いでの垂直を指し、「平行」とは、許容される範囲内の誤差を含めた意味合いでの平行を指す。また、本実施形態において、「正対」とは、許容される範囲内の誤差を含めた意味合いでの正対を指す。また、本実施形態において、「同一」とは、許容される範囲内の誤差を含めた意味合いでの同一を指す。
また、本実施形態では、説明の便宜上、スーパールミネッセントダイオード(Super Luminescent Diode)を「SLD」と称する。また、本実施形態では、説明の便宜上、インタフェース(Interface)を「I/F」と称する。また、本実施形態では、赤(Red)を「R」と称し、緑(Green)を「G」と称する。
一例として図1に示すように、眼底画像撮影装置としての眼底観察装置10は、装置本体12及び制御装置13を含む。
装置本体12は、SLOユニット32、OCTユニット34、及び共通光学系36を含む。
眼底観察装置10は、SLOによる撮像を行う機能であるSLO撮像系機能と、OCTによる撮像を行う機能であるOCT撮像系機能とを有する。SLO撮像系機能は、制御装置13、SLOユニット32、及び共通光学系36によって実現され、OCT撮像系機能は、制御装置13、OCTユニット34、及び共通光学系36によって実現される。
眼底観察装置10は、SLO撮影系機能を働かせる動作モードであるSLOモードと、OCT撮像系機能を働かせる動作モードであるOCTモードとを有しており、SLOモード及びOCTモードは、ユーザの指示、又はシーケンス制御によって選択的に設定される。
SLOユニット32は、被検眼38の眼底の表面の2次元画像を生成するために用いられ、射出部40、ビームスプリッタ42、ポリゴンミラー44、光検出器46、及びモータ48を含む。
なお、以下では、説明の便宜上、被検眼38の眼底を単に「眼底」とも称する。また、以下では、説明の便宜上、例えば眼底観察装置10が水平面(図示省略)に設置された場合の水平面に対する垂直方向を「Y方向」と称する。また、以下では、説明の便宜上、例えば眼底観察装置10が水平面に設置された場合の水平面に対して平行で、かつ、眼底観察装置10の接眼レンズ(図示省略)に対して前眼部が正対した状態で配置された被検眼38の奥行き方向を「Z方向」と称する。また、以下では、説明の便宜上、Y方向及びZ方向の双方に対して垂直な方向を「X方向」と称する。
射出部40は、光源40A及びバンドパスフィルタ40Bを含む。光源40Aは、SLOによる撮影用の光源であり、400ナノメートル〜900ナノメートル程度の範囲内の波長の光を射出する。光源40Aから射出された光はバンドパスフィルタ40Bを透過することで、特定の波長を有する光のみがビームスプリッタ42に射出される。
また、本実施形態では、射出部40から射出される光は、可視光であるRG光と、近赤外領域の波長の光である近赤外光とに大別される。
また、本実施形態では、光源40Aから発せられる光の波長が変更され、かつ、光源40Aから発せられた光に対してバンドパスフィルタ40Bを作用させることで、射出部40からRG光及び近赤外光が選択的に射出される。
なお、以下では、説明の便宜上、射出部40から射出される光としてのRG光と近赤外光とを区別して説明する必要がない場合、単に「SLO光」と称する。
ビームスプリッタ42は、SLO光を透過させることでポリゴンミラー44に導き、第1眼底反射光を光検出器46に導く。なお、ここで、第1眼底反射光とは、SLO光に起因する眼底反射光を指す。また、眼底反射光とは、眼底で反射して共通光学系36に入射した光を指す。
ポリゴンミラー44は、ビームスプリッタ42からのSLO光を共通光学系36に送り出す。そして、一例として図2に示すように、ポリゴンミラー44は、モータ48の駆動力を受けて矢印A方向に回転することでSLO光をY方向に走査する。
光検出器46は、フォトディテクタ46A及び光学フィルタ46Bを含む。光学フィルタ46Bは、フォトディテクタ46Aの受光面46A1とビームスプリッタ42の反射面42Aとの間で受光面46A1を覆う位置に配置され、近赤外光による第1眼底反射光とRG光による第1眼底反射光とを選択的に受光面46A1に入射させる。
フォトディテクタ46Aは、光学フィルタ46Bを介して入射された第1眼底反射光に基づく画像信号であるSLO画像信号を生成し、生成したSLO画像信号を出力する。
OCTユニット34は、眼底の断層画像を生成するために用いられ、SLD50、光カプラ52、参照光光学系54、分光器56、ラインセンサ58、V−ガルバノミラー60、及びモータ62を含む。
SLD50は、低コヒーレンス光を射出する。低コヒーレンス光とは、例えば、射出部40から射出される近赤外光よりも長い波長の近赤外領域の光を含み、数十マイクロメートル程度の時間的コヒーレンス長を有する光を指す。
SLD50から射出された低コヒーレンス光は、第1の光ファイバ(図示省略)を経由して光カプラ52に取り込まれ、参照光と信号光とに分割される。参照光は、第2の光ファイバ(図示省略)を経由して参照光光学系54に導かれ、信号光は、第3の光ファイバ(図示省略)を経由してV−ガルバノミラー60に導かれる。
参照光光学系54は、コリメータレンズ(図示省略)、分散補償ガラス(図示省略)、及び参照ミラー(図示省略)を有しており、参照光がコリメータレンズ及び分散補償ガラスを経由して参照ミラーに導かれる。
参照ミラーは、参照光を反射することで同一の光路を経由させて光カプラ52に戻す。参照ミラーは、参照光の光軸方向に移動可能な可動式ミラーであり、参照ミラーの位置を光軸上で移動させることで参照光の光路長が調節される。また、参照ミラーを移動させることで、眼底におけるZ方向の異なる位置の画像を取得することが可能となる。
V−ガルバノミラー60は、信号光を共通光学系36に送り出す。そして、一例として図2に示すように、V−ガルバノミラー60は、モータ62の駆動力を受けて矢印B方向に回転振動することで信号光をY方向に走査する。
また、V−ガルバノミラー60は、第2眼底反射光を第4の光ファイバを介して光カプラ52に導く。なお、ここで、第2眼底反射光とは、信号光に起因する眼底反射光を指す。
光カプラ52に導かれた第2眼底反射光と参照光光学系から光カプラ52に導かれた参照光は、光カプラ52で重畳され、干渉が起こる。干渉が起こることで得られた干渉光は、分光器56により分光され、分光された干渉光は、ラインセンサ58に導かれる。
ラインセンサ58は、入射された干渉光に基づく画像信号であるOCT画像信号を生成し、生成したOCT画像信号を出力する。
共通光学系36は、ダイクロイックミラー64、楕円状の凹面反射面を有するスリットミラー66、H−ガルバノミラー68、楕円面鏡70、及びモータ72を含む。
ダイクロイックミラー64は、SLOユニット32のポリゴンミラー44からのSLO光を透過させることで、SLO光をスリットミラー66に導き、OCTユニット34のV−ガルバノミラー60からの信号光を反射することで、信号光をスリットミラー66に導く。
なお、以下では、説明の便宜上、信号光及びSLO光を区別して説明する必要がない場合、「照射光」と称する。
スリットミラー66は、入射された照射光をH−ガルバノミラー68に向けて反射する。H−ガルバノミラー68は、スリットミラー66からの照射光を反射して楕円面鏡70の鏡面70Aに送り出す。そして、一例として図2に示すように、H−ガルバノミラー68は、モータ48の駆動力を受けて矢印C方向に回転振動することで照射光をX方向に走査する。
楕円面鏡70は、鏡面70Aに入射された照射光を反射することで照射光を眼底に導く。楕円面鏡70は、鏡面70Aで反射された照射光に基づく焦点が被検眼38に位置するように配置されており、楕円面鏡70によって眼底に導かれた照射光は、眼底で反射する。そして、眼底反射光は、共通光学系36において、照射光と同一の光路を辿ってダイクロイックミラー64に導かれる。ダイクロイックミラー64は、第1眼底反射光をSLOユニット32に導き、第2眼底反射光をOCTユニット34に導く。なお、2つの楕円面による眼底撮像光学系の基本構成については、特許第3490088号及び特許第5330236号に開示されている構成と同様である。
なお、眼底観察装置10では、一例として図1に示すように、眼底での照射光の照射領域は第1照射領域αと第2照射領域βとに大別される。第1照射領域αとは、例えば、被検眼38の中心OからZ方向側の45度の角度範囲、換言すると、被検眼38の中心Oを基準点として眼底の中心から眼底の周辺方向にかけて45度の角度で広がった領域を指す。第2照射領域βとは、例えば、被検眼38の中心OからZ方向側の45度を超え且つ200度以下の角度範囲、換言すると、被検眼38の中心Oを基準点として眼底の中心から眼底の周辺方向にかけて45度を超え且つ200度以下の角度で広がった領域を指す。
制御装置13は、装置本体12と各種情報の授受を行うことで装置本体12の動作を制御する。また、制御装置13は、フォトディテクタ46Aから得られたSLO画像信号に基づいて眼底の表面の態様を示す2次元画像を生成する。また、制御装置13は、ラインセンサ58から得られたOCT画像信号に基づいて眼底の断面画像を生成する。
なお、本実施形態では、SLOユニット32を用いて得られる2次元画像が、RG光に基づく有彩色の画像と近赤外光に基づく無彩色の画像とに大別される。また、OCTユニット34を用いて得られる断面画像は、無彩色の画像である。更に、SLOユニット32を用いて得られる2次元画像及びOCTユニット34を用いて得られる断面画像は共に、静止画像として表示され、ライブビュー画像としても表示される。
制御装置13は、主制御部14、OCT画像生成部16、SLO画像生成部18、受付I/F20、受付デバイス22、表示制御部24、ディスプレイ26、通信I/F28、及びバスライン30を含む。
主制御部14、OCT画像生成部16、SLO画像生成部18、受付I/F20、表示制御部24、及び通信I/F28は、バスライン30に接続されている。従って、主制御部14は、OCT画像生成部16、SLO画像生成部18、受付I/F20、表示制御部24、及び通信I/F28との間で各種情報の授受を行うことができる。
主制御部14は、モータ48,62,72の各々に対応する各モータ駆動回路(図示省略)を通信I/F28を介して制御することで、モータ48,62,72の駆動を制御する。
また、主制御部14は、光源40Aに対応する光源駆動回路(図示省略)を通信I/F28を介して制御することで、光源40Aの点灯及び消灯の切り替え、光量の調節、及び光源40Aから発せられる光の波長の変更等を行う。
また、主制御部14は、SLD50に対応するSLD駆動回路(図示省略)を通信I/F28を介して制御することで、SLD50の点灯及び消灯の切り替え、光量の調節、及びSLD50から発せられる光の波長の変更等を行う。
更に、主制御部14は、バンドパスフィルタ40Bの動作、光学フィルタ46Bの動作、及び参照光光学系54の参照ミラーの動作を通信I/F28を介して制御する。
受付デバイス22は、キーボード、マウス、及びタッチパネル等を有しており、ユーザによる各種指示を受け付ける。
受付デバイス22は、受付I/F20に接続されており、受け付けた指示の内容を示す指示内容信号を受付I/F20に出力する。主制御部14は、受付I/F20から入力された指示内容信号に応じた処理を実行する。
ディスプレイ26は、例えば、LCDやOELD(Organic Electroluminescence Display)である。ディスプレイ26は、表示制御部24に接続されている。表示制御部24は、主制御部14の制御下で、ディスプレイ26を制御することにより、SLOユニット32を用いて得られる2次元画像及びOCTユニット34を用いて得られる断面画像を静止画像やライブビュー画像としてディスプレイ26に表示する。また、表示制御部24は、主制御部14の制御下で、ディスプレイ26を制御することにより、メニュー画面等の各種画面も表示する。
通信I/F28は、装置本体12の電気系と接続されており、主制御部14の制御下で動作し、主制御部14と装置本体12との間での各種情報の送受信を司る。
SLO画像生成部18は、SLOユニット32のフォトディテクタ46AからのSLO画像信号を通信I/F28を介して取得し、取得したSLO画像信号に基づく2次元画像を生成する処理を行う専用回路である。
SLO画像生成部18は、生成した2次元画像を、例えば、数十フレーム/秒などの特定のフレームレートで1フレーム毎に表示制御部24に出力する。表示制御部24は、SLO画像生成部18から入力された2次元画像を、主制御部14の指示に従って、ライブビュー画像としてディスプレイ26に表示する。また、表示制御部24は、SLO画像生成部18から入力された2次元画像を、主制御部14の指示に従って、静止画像としてディスプレイ26に表示する。
OCT画像生成部16は、OCTユニット34のラインセンサ58からのOCT画像信号を通信I/F28を介して取得し、取得したOCT画像信号に基づく断層画像を生成する処理を行う専用回路である。
OCT画像生成部16は、生成した断層画像を、例えば、数十フレーム/秒などの特定のフレームレートで1フレーム毎に表示制御部24に出力する。表示制御部24は、OCT画像生成部16から入力された断層画像を、主制御部14の指示に従って、ライブビュー画像としてディスプレイ26に表示する。また、表示制御部24は、OCT画像生成部16から入力された断層画像を、主制御部14の指示に従って、静止画像としてディスプレイ26に表示する。
なお、本実施形態では、OCT画像生成部16及びSLO画像生成部18の各々が、FPGA(Field−Programmable Gate Array)によって実現される場合を例示しているが、本開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、OCT画像生成部16及びSLO画像生成部18の各々は、CPU、ROM、及びRAMを含むコンピュータによって実現されてもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって実現されてもよい。また、OCT画像生成部16及びSLO画像生成部18の各々は、ハードウェア構成及びソフトウェア構成の組み合わせによって実現されてもよい。
一例として図3に示すように、主制御部14は、CPU(Central Processing Unit)74、一次記憶部76、及び二次記憶部78を含み、CPU74、一次記憶部76、及び二次記憶部78は、バスライン30に接続されている。
CPU74は、眼底観察装置10の全体を制御する。一次記憶部76は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリであり、一次記憶部76の一例としては、RAM(Random Access Memory)が挙げられる。また、二次記憶部78は、眼底観察装置10の基本的な動作を制御するプログラムや各種パラメータ等を記憶する不揮発性のメモリであり、二次記憶部78の一例としては、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等が挙げられる。
二次記憶部78は、後述の眼底画像撮影処理を実現するために実行される眼底画像撮影プログラム80を記憶している。
CPU74は、二次記憶部78から眼底画像撮影プログラム80を読み出して一次記憶部76に展開し、眼底画像撮影プログラム80を実行することで、本開示の技術に係る判定手段として動作する。
次に、CPU74により実行される眼底画像撮影処理について図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4に示す処理は、オペレータが受付デバイス22を操作して撮影処理の開始を指示する実行される。
なお、以下では、光源40AからRG光を出射させてSLOユニット32を制御することにより被検眼38の眼底を撮影し、SLO画像生成部18によって生成された二次元画像を「RG−SLO画像」と称する。また、光源40Aから近赤外光を出射させてSLOユニット32を制御することにより被検眼38の眼底を撮影し、SLO画像生成部18によって生成された二次元画像を「IR−SLO画像」と称する。また、SLD50から低コヒーレンス光を出射させてOCTユニット34を制御することにより被検眼38の眼底を撮影し、OCT画像生成部16によって生成された断層画像を「OCT画像」と称する。
ステップ102では、オペレータがOCT画像の撮影希望範囲を指定するための第一眼底画像として、RG−SLO画像を撮影する。なお、本実施形態ではRG−SLO画像を撮影する場合について説明するが、IR−SLO画像を撮影してもよい。
まず、被検眼の視線を特定の向きに固定させるための固視標を表示するためのLCD(図示省略)に固視票を表示させる。この固視票を患者が注視することによって被検眼38の視線が特定の向きに固定される。
そして、SLOユニット32の光源40AからRG光を出射させ、SLOユニット32を制御することにより被検眼38の眼底画像を撮影し、SLO画像生成部18からRG−SLO画像を取得する。取得したRG−SLO画像は静止画像としてディスプレイ26に表示される。
ここで、オペレータは、ディスプレイ26に表示されたRG−SLO画像の静止画像を参照し、被検眼38の位置が撮影に適した位置となっているか否かを目視で判定する。そして、被検眼38の位置が撮影に適した位置となっていない場合には、患者に対して固視標を注視するよう促し、再度RG−SLO画像の撮影を指示する。これを被検眼38の位置が撮影に適した位置となるまで繰り返す。ここで、患者は一旦装置から離れて待機する。
ステップ104では、OCT画像の撮影希望範囲を指定する。オペレータは、ディスプレイ26に表示されたRG−SLO画像の静止画像を参照し、受付デバイス22を操作してOCT画像の撮影希望範囲を指定する。例えば図5に示すように、ディスプレイ26に表示されたRG−SLO画像400を参照し、撮影希望範囲402を指定する。図5の例では、撮影希望範囲のY方向の長さを矢印で指定した場合を示した。この場合、撮影希望範囲402で示される領域のOCT画像を撮影することとなる。
そして、撮影希望範囲の指定が終了した場合、オペレータは、患者に再び固視標を注視するよう促す。これにより、患者は再び固視標を注視する。
ステップ105では、図6に示す瞳孔位置判定処理を実行する。超広角領域においてOCT画像の撮影を行う場合、すなわちOCT画像の撮影対象領域が被検眼38の周辺部の場合、OCT画像の撮影用にSLD50から出射された光の光軸が被検眼38の瞳孔から外れやすく、ケラレによってOCT画像の品質が悪化しやすい。
そこで、瞳孔位置判定処理では、被検眼38の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する。
まず、ステップ202では、IR−SLO画像の撮影を開始させる。すなわち、光源40Aから近赤外光を出射させると共に、図4のステップ104で指定された撮影希望範囲を走査するようにSLOユニット32を制御し、狭域のIR−SLO画像を撮影する。なお、IR−SLO画像の撮影は、図4の処理が終了するまで連続して実行される。また、本実施形態ではIR−SLO画像を撮影する場合について説明するが、RG−SLO画像を撮影してもよい。
ステップ204では、SLO画像生成部18により生成された狭域のIR−SLO画像を取得する。
ステップ206では、ステップ202で取得したIR−SLO画像に対して二値化処理を実行し、IR−SLO画像を二値化した二値化画像を生成する。すなわち、例えばIR−SLO画像の各画素の画素値が予め定めた二値化閾値以上であれば白画素、二値化閾値未満であれば黒画素とする。図7には二値化画像の一例を示した。
図7に示す二値化画像300のうち白領域は被検眼38に向けて出射したIR−SLO撮影用の光の反射光が検出された領域であり、そのうち白領域302は被検眼の瞳孔の領域を表す。また、白領域304は、瞳孔以外の領域であり、例えば睫毛や瞼の領域である。なお、白領域302と白領域304とがつながってしまう場合もある。また、黒領域306は、被検眼38に向けて出射したIR−SLO撮影用の光の反射光が検出されなかった領域である。また、図7に示すように、瞳孔の領域を表す白領域302内に、例えば血管等の黒領域308が現れる場合がある。
このように、瞳孔の領域だけでなく、睫毛や瞼の領域も同じ白領域で表される場合があるが、瞳孔の位置が許容範囲内であるか否かを判定する際には、睫毛や瞼の白領域304は不要な領域である。また、瞳孔の領域を表す白領域302内に現れた血管等の黒領域308も、瞳孔の位置が許容範囲内であるか否かを判定する際には不要な領域となる。
そこで、ステップ208では、ステップ206で生成した二値化画像300から瞳孔以外の不要領域を除去した判定用画像を生成する。具体的には、例えば二値化画像300に対して公知のモルフォロジー演算処理を実行することにより、二値化画像300から、不要領域である白領域304及び黒領域308を除去する。
ここで、モルフォロジー演算処理とは、処理対象の画像に対して収縮処理及び膨張処理を繰り返すことで画像の特徴部分(本実施形態では瞳孔)を残し、その他の不要な領域を除去する処理である。このようなモルフォロジー演算処理を二値化画像300に対して実行することにより、図8に示すように、不要領域が除去された判定用画像310が生成される。
なお、本実施形態では、不要領域をモルフォロジー演算処理によって除去する場合について説明したが、不要領域を除去する処理はモルフォロジー演算処理に限らない。例えば、公知の特徴抽出処理、パターンマッチング処理等を用いて不要領域を除去してもよい。
ステップ210では、ステップ208で生成した判定用画像310に基づいて、瞳孔の位置が許容範囲内であるか否かを判定する。具体的には、判定用画像310の予め定めた判定領域に対して瞳孔の領域が占める割合が予め定めた閾値以上であるか否かを判定する。判定領域は、本実施形態では例えば図9に示すように、判定用画像310の幅方向(X方向)に沿ったライン312とする。そして、ライン312の総画素数に対して、ライン312上における白画素(瞳孔を表す画素)の画素数が占める割合が閾値以上であるか否かを判定する。ここで、閾値は、白画素の数が閾値以上の場合は、その後撮影されるOCT画像の品質が許容範囲内となる値に設定される。
そして、ライン312の総画素数に対して、ライン312上における白画素の画素数が占める割合が閾値以上の場合は本ルーチンを終了し、閾値未満の場合はステップ212へ移行する。
ステップ212では、OCT画像の撮影が正常に行えない旨を示す警告メッセージをディスプレイ26に表示させる。これにより、オペレータは、患者に対して固視標を注視するよう指示する。そして、ステップ210の判定が肯定判定となるまで上記の処理が繰り返される。
なお、図9では、ライン312が判定用画像310の幅方向に沿ったラインとしているが、図10に示したように、判定用画像310の幅方向に対して傾斜したライン312としてもよい。また、判定領域を図11に示すように矩形領域314としてもよい。また、矩形に限らず任意の多角形の領域としてもよい。
図4に戻ってステップ106では、OCT画像の撮影範囲を、ステップ104で指定した撮影希望範囲と一致させるための自動アライメント処理を実行する。
具体的には、SLO画像生成部18により生成された狭域のIR−SLO画像を取得し、取得した狭域のIR−SLO画像と、ステップ102で撮影された広域のRG−SLO画像と、に基づいて、狭域のIR−SLO画像と、ステップ104で指定された撮影希望範囲と、の位置ずれを算出する。そして、算出した位置ずれに基づいて、OCT画像の撮影における走査範囲を設定する。
ステップ108では、OCT画像の撮影におけるオートフォーカス処理及びオートリファレンス処理を実行する。
まず、OCT画像の撮影を開始する。すなわち、SLD50から低コヒーレンス光を出射させると共に、ステップ106で設定された走査範囲を走査するようにOCTユニット34を制御し、OCT画像を撮影する。なお、OCT画像の撮影は、本ルーチンが終了するまで連続して実行される。
そして、撮影したOCT画像のピントが合うように、すなわちZ方向の位置ずれが補正されるようにOCTユニット34を制御する(オートフォーカス処理)。
また、撮影したOCT画像の奥行き方向(Z方向)が所定レンジ内に入るようにOCTユニット34を制御する(オートリファレンス処理)。
ステップ110では、撮影したOCT画像を二次記憶部78に記憶すると共に、ディスプレイ26に表示させる。
ところで、患者が固視標を注視している場合でも、固視微動によって眼球が微妙に動いてしまう。
そこで、ステップ110の処理と並行して、固視微動による位置ずれを補正するためのアイトラッキング処理を実行する。
アイトラッキング処理では、連続して撮影されたIR−SLO画像のうち、例えばステップ108でOCT画像の撮影を開始した直後のIR−SLO画像を参照用IR−SLO画像として設定する。そして、その後に撮影されたIR−SLO画像をトラッキング用IR−SLO画像として、参照用IR−SLO画像との位置ずれを算出し、算出した位置ずれが補正されるようにOCTユニット34を制御する。この処理をトラッキング用IR−SLO画像を取得する毎に実行する。
これにより、ステップ110では、固視微動による眼球の動きに追尾してOCT画像が撮影される。
また、ステップ110の処理及びアイトラッキング処理と並行して、図12に示す瞳孔位置判定処理を実行する。
図12に示すステップ504〜510は、図6に示すステップ204〜510の処理と同一なので、説明は省略する。
ステップ512では、ステップ208の判定結果を示す判定情報として、ステップ504でIR−SLO画像を取得したタイミングと同じタイミングでステップ110において撮影されたOCT画像を使用可とする情報を二次記憶部78に記憶させる。
ステップ514では、ステップ208の判定結果を示す判定情報として、ステップ504でIR−SLO画像を取得したタイミングと同じタイミングでステップ110において撮影されたOCT画像を使用不可とする情報を二次記憶部78に記憶させる。
図4のステップ110では、図12の瞳孔位置判定処理によって二次記憶部78に記憶された判定情報を参照し、使用不可とされたOCT画像を二次記憶部78から削除し、使用不可とする。
そして、OCT画像の撮影を終了すべきタイミングとなった場合は、IR−SLO画像の撮影及びOCT画像の撮影を停止させ、本ルーチンを終了する。
このように、本実施形態では、被検眼の前眼部ではなく、後眼部からの反射光に基づくIR−SLO画像を用いて瞳孔の位置が許容範囲内か否かを判定するので、瞳孔の位置合わせを精度良く行うことができる。また、瞳孔の位置が許容範囲外の場合におけるOCT画像を使用不可とするので、精度の悪いOCT画像を使用して断層画像が生成されてしまうのを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、瞳孔位置判定処理において、IR−SLO画像から二値化画像を生成する際の二値化閾値を1つとした場合について説明したが、例えばIR−SLO画像を明度に応じて複数の領域に分け、この複数の領域毎に二値化閾値を適切に設定するようにしてもよい。
また、CCD又はCMOS等の撮像装置を更に設け、前記撮像装置により撮影された画像を上記のRG−SLO画像に代えても良い。また、SLOユニット32に代えて前記撮像装置を設け、前記撮像装置により撮影された画像を上記のRG−SLO画像及びIR−SLO画像に代えても良い。
また、ステップ102で撮影したRG−SLO画像に対して瞳孔位置判定処理を適用してもよい。すなわち、ステップ102でRG−SLO画像を撮影した後、撮影したRG−SLO画像に対して、図6に示す瞳孔位置判定処理のステップ204〜212の処理を実行する。これにより、ステップ104において瞳孔の位置が許容範囲外のRG−SLO画像が用いられてしまうのを防ぐことができる。
また、上記各実施形態では、スリットミラー66及び楕円面鏡70による一対の凹面鏡を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スリットミラー66に代えて、傾斜球面鏡、非球面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、若しくはレンズ系、又はこれらを適宜に組み合わせた光学系を適用してもよい。
また、本実施形態では、Y方向の走査を行うポリゴンミラー44及びY方向の走査を行うV−ガルバノミラー60を、ダイクロイックミラー64の光入射側に配置する例について説明したが、ダイクロイックミラー64を光軸方向にスリットミラー66の焦点から離れた位置に配置し、Y方向の走査を行うポリゴンミラー44またはV−ガルバノミラー60をスリットミラー66の焦点位置に配置しても良い。この場合、ポリゴンミラー44またはV−ガルバノミラー60は、SLO画像取得時及びOCT画像取得時に共通に使用される走査光学系として機能する。
また、ダイクロイックミラー64により、SLO用の光及びOCT用の光が通過する共通の光軸を生成する例について説明したが、ダイクロイックミラー64に代えて偏光ビームスプリッタ等のビームスプリッタ、またはハーフミラーなどの光学部材を用いても良い。
なお、上記で説明した実施の形態では、図1に示すように、ポリゴンミラー44及びV−ガルバノミラー60を、ダイクロイックミラー64の光入射側に配置し、SLO及びOCTのX方向の走査を共通に行うH−ガルバノミラー68を、ダイクロイックミラー64の光出射側に配置した例について説明した。図13(A)には、図1に示すSLOユニット32、OCTユニット34、及び共通光学系36に対応する構成が示されている。図13(A)に示すように、装置本体は、ダイクロイックミラー(Dichroic mirror)1064、SLOエンジン(engine)1032A、及びOCTエンジン(engine)1034Aを備えている。ダイクロイックミラー1064とSLOエンジン1032Aとの間には、走査システム(Scanning system)1044が配置されている。また、ダイクロイックミラー1064とOCTエンジン1034Aとの間には、走査システム1060が配置されている。そして、ダイクロイックミラー1064と被検眼1038との間には、走査システム1068が配置されている。
なお、走査システム1044は、ポリゴンミラー44に対応し、SLOエンジン1032Aは、図1におけるSLOユニット32からポリゴンミラー44を除いた部分である。走査システム1060は、V−ガルバノミラー60に対応し、OCTエンジン1034Aは、図1におけるOCTユニット34からV−ガルバノミラー60を除いた部分である。走査システム1068は、H−ガルバノミラー68に対応する。
上記走査光学系としては、以下のように変形することができる。
図13(B)には、走査光学系の第1の変形例が示されている。図13(B)に示すように、ダイクロイックミラー1064の一方(SLOエンジン1032A側)の光入射側に、SLO用の二次元走査光学系1104を配置し、ダイクロイックミラー1064の他方(OCTエンジン1034A側)の光入射側に、OCT用の二次元走査光学系1102を配置する。
図13(C)には、走査光学系の第2の変形例が示されている。図13(C)に示すように、ダイクロイックミラー64の光出射側に、SLO及びOCTに共通に使用される二次元走査光学系1200を配置する。
また、上記で説明したいずれの走査光学系においても、X方向とY方向とを入れ替えても同様の走査が行えることは言うまでもない。
さらに、走査を中継する光学部材として楕円面鏡を使用する例について説明したが、放物面鏡などの他の凹面鏡を使用することができ、凹面鏡に代えてレンズ等の光学部材を使用することもできる。走査を中継する光学部材としては、複数の焦点を有する光学部材を使用することができる。この場合の光学部材、走査光学系、及び被検眼の位置関係は、以下の態様をとることができる。
第1態様では、1つの焦点位置f1に被検眼が配置され、他の1つの焦点位置f2にSLO及びOCTに共通に使用される二次元走査光学系が配置される。
第2態様では、1つの焦点位置f1に被検眼が配置され、他の1つの焦点位置f2にSLOに使用される二次元走査光学系が配置され、更に他の1つの焦点位置f3にOCTに使用される二次元走査光学系が配置される。
第3態様では、1つの焦点位置f1に被検眼が配置され、他の1つの焦点位置f2にSLO及びOCTに共通に使用される第1の方向に光を走査する一次元走査光学系が配置され、更に他の1つの焦点位置f3にSLOに使用される第1の方向と交差する第2の方向(例えば、直交する方向)に光を走査する一次元走査光学系が配置され、更に他の1つの焦点位置f3と光学的に等価な位置にOCTに使用される第2の方向に光を走査する一次元走査光学系が配置される。
なお、上記の各態様では、焦点位置に代えて焦点位置と光学的に等価な位置に被検眼及び走査光学系を配置しても良い。
また、上記各実施形態では、スリットミラー66及び楕円面鏡70による一対の凹面鏡を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スリットミラー66に代えて、傾斜球面鏡、非球面鏡、一対のパラボラ鏡、一対の放物面鏡、若しくはレンズ系、又はこれらを適宜に組み合わせた光学系を適用してもよい。
また、上記各実施形態では眼底画像撮影プログラム80を二次記憶部78から読み出す場合を例示したが、必ずしも最初から二次記憶部78に記憶させておく必要はない。例えば、図14に示すように、SSD(Solid State Drive)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの任意の可搬型の記憶媒体90に先ずは眼底画像撮影プログラム80を記憶させておいてもよい。この場合、記憶媒体90の眼底画像撮影プログラム80が眼底観察装置10にインストールされ、インストールされた眼底画像撮影プログラム80がCPU74によって実行される。
また、通信網(図示省略)を介して眼底観察装置10に接続される他のコンピュータ又はサーバ装置等の記憶部に眼底画像撮影プログラム80を記憶させておき、眼底画像撮影プログラム80が眼底観察装置10の要求に応じてダウンロードされるようにしてもよい。この場合、ダウンロードされた眼底画像撮影プログラム80がCPU74によって実行される。
また、上記各実施形態で説明した眼底画像撮影処理はあくまでも一例である。従って、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。また、眼底画像撮影処理に含まれる各処理は、FPGA又はASIC等のハードウェア構成のみで実現されてもよいし、コンピュータを利用したソフトウェア構成とハードウェア構成との組み合わせで実現されてもよい。
その他、上記実施の形態で説明した眼底観察装置10の構成(図1参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した眼底画像撮影プログラムの処理の流れ(図4、6参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
10 眼底観察装置
13 制御装置
14 主制御部
16 OCT画像生成部
18 SLO画像生成部
32 SLOユニット
34 OCTユニット
36 共通光学系
38 被検眼

Claims (7)

  1. 被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影手段と、
    前記眼底画像撮影手段により撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定手段と、
    を備えた眼底画像撮影装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記眼底画像を二値化した二値化画像を生成する二値化画像生成手段と、
    前記二値化画像から前記瞳孔以外の不要領域を除去した判定用画像を生成する判定用画像生成手段と、
    を含み、
    前記判定用画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する
    請求項1記載の眼底画像撮影装置。
  3. 前記判定手段は、前記判定用画像の予め定めた判定領域に対して前記瞳孔の領域が占める割合が予め定めた閾値以上の場合に、前記被検眼の瞳孔の位置が前記許容範囲内であると判定する
    請求項2記載の眼底画像撮影装置。
  4. 前記被検眼に向けて出射された光のうち、前記被検眼の眼底からの反射光と、前記反射光の光路と異なる光路を通った参照光と、の干渉を用いて、前記被検眼の眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記断層画像取得手段による前記断層画像の取得を制御する制御手段と、
    を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の眼底画像撮影装置。
  5. 前記眼底画像撮影手段は、
    眼底撮影用の光を照射する第1の光源と、
    第1の方向に光を走査すると共に、前記第1の方向と交差する第2の方向に光を超広角に走査する第1の走査光学系と、
    前記第1の走査光学系によって前記第1の光源から照射された光で被検眼を走査した際に、前記被検眼の眼底からの光を受光する第1の受光部と、
    を備え、
    前記断層画像取得手段は、
    断層画像生成用の光を照射する第2の光源と、
    前記第1の方向に光を走査すると共に、前記第2の方向に光を超広角に走査する第2の走査光学系と、
    前記第2の走査光学系によって前記第2の光源から照射された光のうち、前記被検眼の眼底からの反射光と、前記反射光の光路と異なる光路を通った参照光と、を受光する第2の受光部と、
    前記第2の受光部により受光した前記反射光及び前記参照光に基づいて、前記断層画像を生成する生成手段と、
    を備えた請求項4記載の眼底画像撮影装置。
  6. 被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影ステップと、
    前記眼底画像撮影ステップにより撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定ステップと、
    を含む眼底画像撮影方法。
  7. コンピュータに、
    被検眼の眼底からの反射光に基づく眼底画像を撮影する眼底画像撮影ステップと、
    前記眼底画像撮影ステップにより撮影された前記眼底画像に基づいて、前記被検眼の瞳孔の位置が予め定めた許容範囲内か否かを判定する判定ステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させるための眼底画像撮影プログラム。
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