JP2018061391A - 連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】梁の位置調整幅を拡大する。【解決手段】連結構造が、支持ブラケットの下端側で第1方向に延在された第1調整長孔と、第1調整長孔内に挿通された第1締結部材と、を有する第1調整機構と、支持ブラケットの上端側で上下方向に延在された第2調整長孔と、第2方向を軸方向とし且つ第1ブラケットの下端部を回動可能に支持すると共に第2調整長孔内に挿通された第2締結部材と、を有する第2調整機構と、第2ブラケットの一対の側壁に形成され且つ第2方向に延在された第3調整長孔と、第1方向を軸方向とし且つ第1ブラケットの一対の側壁に架け渡されると共に第3調整長孔内に挿通された第3締結部材と、を有する第3調整機構と、第2ブラケットの上壁に形成され且つ第2方向に延在された第4調整長孔と、第4調整長孔内に挿通された第4締結部材と、を有する第4調整機構と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、支柱と梁とを連結する連結構造に関する。
下記特許文献1には、太陽光発電パネルを保持するパネル構造に用いられる、支柱と梁材との間の接続構造が開示されている。この接続構造は、上下方向に直交する第1仮想軸を中心として支柱に傾動可能に固定された第一受け部材(第1ブラケット)と、第1仮想軸と直交する第2仮想軸を中心として第一受け部材に傾動可能に固定された第二受け部材(第2ブラケット)と、を有している。これにより、第一受け部材を第1仮想軸の軸回りに傾動させ、第二受け部材を第2仮想軸の軸回りに傾動させることで、梁の配置角度を調整できるようになっている。
また、第二受け部材には、第1仮想軸の軸方向に延在する長孔が形成されており、当該長孔を挿通するボルトによって梁材が固定されている。さらに、支柱には、上下方向に延在する長孔が形成されており、当該長孔を挿通するボルトによって第一受け部材が固定されている。これにより、上下方向及び第1仮想軸の軸方向における梁材の位置を上記長孔によって調整できるようになっている。
特開2016-140155号公報
しかしながら、上記接続構造では、梁材の位置を2方向(上下方向及び第1仮想軸の軸方向)にしか調整することができないため、梁材の位置調整幅をより拡大するという点においては、改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、梁の位置調整幅を拡大することができる連結構造を提供することを目的とする。
形態1:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、設置部に埋設された杭に立設され且つ上下方向に延在された支柱と、前記支柱の上方側に配置された梁と、の間を連結する連結構造であって、上下方向に直交する第1方向から見てH形状に形成され、第1調整機構によって前記支柱の上端部に固定された支持ブラケットと、上下方向及び前記第1方向に直交する第2方向から見て上方側へ開放されたU字形状を成すと共に、下端部が前記支持ブラケットの内側に配置された状態で第2調整機構によって前記支持ブラケットに固定された第1ブラケットと、前記第2方向から見て下方側へ開放されたU字形状を成すと共に、前記第1ブラケットの内側に配置された状態で第3調整機構によって前記第1ブラケットに固定された第2ブラケットと、前記第2ブラケットの上方側に設けられ、第4調整機構によって前記第2ブラケットに固定されると共に、前記第2ブラケットの上壁に載置され且つ平面視で前記第1方向に延在された前記梁を前記第2ブラケットに連結させる連結プレートと、を備え、前記第1調整機構は、前記支持ブラケットの下端側に形成され且つ前記第1方向に延在された第1調整長孔と、前記第1調整長孔内に挿通された第1締結部材と、を有し、前記第2調整機構は、前記支持ブラケットの上端側に形成され且つ上下方向に延在された第2調整長孔と、前記第2方向を軸方向とし且つ前記第1ブラケットの下端部を回動可能に支持すると共に前記第2調整長孔内に挿通された第2締結部材と、を有し、前記第3調整機構は、前記第2ブラケットの一対の側壁に形成され且つ第2方向に延在された第3調整長孔と、前記第1方向を軸方向とし且つ前記第1ブラケットの一対の側壁に架け渡されると共に前記第3調整長孔内に挿通された第3締結部材と、を有し、前記第4調整機構は、前記第2ブラケットの上壁に形成され且つ第2方向に延在された第4調整長孔と、前記第4調整長孔内に挿通された第4締結部材と、を有している連結構造である。
形態2:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記支持ブラケットは、前記第2方向に対向する一対の支持プレート部と、一対の当該支持プレート部の上下方向中間部を連結する中間プレート部と、を含んで構成されており、前記支柱の上端が、前記中間プレート部の下面に当接されている形態1に記載の連結構造である。
形態3:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第3調整長孔は、長手方向中間部から前記第2方向の一方側へ向かうに従い下方側へ傾斜されると共に、長手方向中間部から前記第2方向の他方側へ向かうに従い下方側へ傾斜されている形態1又は形態2に記載の連結構造である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、梁の位置調整幅を拡大することができる。
本実施の形態に係る連結構造が適用された連結機構部によって支柱と前後レールとを連結した状態を示す左斜め上方から見た斜視図である。 図1に示される連結機構部が適用された架台の全体を示す左側から見た側面図である。 図2に示される杭及びベースブラケットを示す斜視図である。 図3に示される杭の第1固定長孔とベースブラケットの第2固定長孔との位置関係を示す拡大した平面図である。 (A)は、図1に示される連結機構部において連結金具ユニットを取外した状態を示す左側から見た側面図であり、(B)は、(A)に示される連結機構部を上側から見た平面図であり、(C)は、(A)に示される連結機構部を前側から見た正面図である。 図1に示される連結機構部の主要部を分解した分解斜視図である。 図5(C)に示される第3調整機構の第1左右位置調整長孔の変形例を示す正面図である。
以下、図面を用いて、本実施の形態に係る連結構造Sが適用された架台10について説明する。この架台10は、太陽光発電パネルなどを保持するための架台とされている。なお、図面において適宜示される矢印UPは架台10の上方側を示し、矢印FRは架台10の前方側を示し、矢印LHは架台10の左方側を示している。そして、以下の説明で用いられる上下、前後、左右とは、それぞれ架台10の上下方向、前後方向、左右方向を示している。さらに、前後方向が、本発明における「第1方向」に対応しており、左右方向が本発明における「第2方向」に対応している。
(架台の全体構成について)
図2に示されるように、架台10は、上下方向に延在された複数の前柱ユニット12及び後柱ユニット14と、上方から見た平面視で前後方向に延在された「梁」としての前後レール16と、平面視で左右方向(図2の紙面垂直方向)に延在された「梁」としての左右レール18と、を含んで構成されている。そして、前柱ユニット12及び後柱ユニット14の下端部が、設置部SPに埋設されて、前後レール16及び左右レール18が前柱ユニット12及び後柱ユニット14によって設置面SFに対して上方側に離間した位置に保持されている。なお、図2では、便宜上、架台10を設置する設置面SFを、水平面(上下方向に対して直交する面)に沿った面として図示しているが、設置面SFは、例えば、後側へ向かうに従い上側へ傾斜された傾斜面であってもよいし、部分的に上方側へ隆起した面を有していてもよい。
また、架台10では、前柱ユニット12及び後柱ユニット14が前後に対を成して、後柱ユニット14が前柱ユニット12の後側に配置されており、対を成す前柱ユニット12及び後柱ユニット14が、左右方向に並んで配置されている。そして、前後レール16が前柱ユニット12及び後柱ユニット14の上側に設置されると共に、左右レール18が前後レール16の上側に設置されている。さらに、図示しない太陽光発電パネルによって構成されたモジュールが、左右レール18の上側に設置されて、図示しない固定金具によって左右レール18に固定(保持)されている。なお、対を成す前柱ユニット12及び後柱ユニット14の左右方向における個数は、設置する太陽光発電パネル(モジュール)の大きさ(面積)に応じて適宜変更される。また、本実施の形態では、架台10が、前後に対を成す前柱ユニット12及び後柱ユニット14によって構成されているが、前後方向に並ぶ柱ユニットの個数も、設置する太陽光発電パネルの大きさ(面積)に応じて適宜変更してもよい。
(前柱ユニット及び後柱ユニットの構成について)
次に、前柱ユニット12及び後柱ユニット14の構成について説明する。なお、前柱ユニット12と後柱ユニット14とでは、後述する支柱40の長手方向の長さのみが異なり、他の部品は同様に構成されている。このため、以下の説明では、前柱ユニット12の構成について説明し、後柱ユニット14の構成の説明については省略する。なお、図2では、便宜上、前柱ユニット12及び後柱ユニット14に用いられる支柱に、同一の符号を付している。
前柱ユニット12は、上下方向を長手方向として延在されている。この前柱ユニット12は、前柱ユニット12の下部を構成する杭20と、前柱ユニット12の長手方向中間部を構成する支柱40と、杭20及び支柱40を連結するベースブラケット30と、支柱40及び前後レール16を連結し且つ連結構造Sが適用された連結機構部50と、を含んで構成されている。以下、各構成について説明する。
図3に示されるように、杭20は、上下方向を長手方向とする略長尺状に形成されており、杭本体22と、杭本体22の上端部に設けられ且つ杭20の頭部を構成するフランジ24と、を含んで構成されている。杭本体22は、上下方向を軸方向とする中空の略丸棒状に形成されている。また、杭本体22の下端部(先端部)は、略円錐状に形成されて、杭本体22の径寸法が下側へ向かうに従い小さくなるように設定されている。また、杭本体22の外周部には、螺旋状のスクリュー22Aが一体形成されている。そして、杭20を自身の軸回りに回転させながら杭本体22の下端側を設置部SPに埋設させることで、杭20が設置部SPに立設されるようになっている。
フランジ24は、略円環板状に形成されて、杭本体22と同軸上に配置されると共に、杭本体22の上端部から杭本体22の径方向外側へ延出されている。フランジ24の外周部には、後述するベースブラケット30を固定するための第1固定長孔24Aが複数(本実施の形態では、4箇所)形成されている。この第1固定長孔24Aは、フランジ24の周方向に延在されて、略円弧状に湾曲されると共に、フランジ24の周方向に所定間隔毎(90°毎)に配置されている。
ベースブラケット30は、上下方向を板厚方向とした略矩形板状のベース部32を有しており、ベース部32が杭20のフランジ24の上面に設置されている。また、図4に示されるように、ベース部32の左右方向外側部分には、一対の第2固定長孔32Aが貫通形成されており、第2固定長孔32Aは、前後方向に略直線状に延在されると共に、ベース部32の左右方向の中心線CL1に対して左右対称の位置に配置されている。
ここで、中心線CL1から第2固定長孔32Aの左右方向内側の内周面までの距離Lが、第1固定長孔24Aにおける径方向内側の内周面の半径Rより小さく設定されており、平面視で第1固定長孔24Aの一部と第2固定長孔32Aの一部とが重なるように構成されている。そして、第1固定長孔24Aと第2固定長孔32Aとの重なる部分に、ボルトB1(図3参照)が上方側から挿入されて、図示しないナットに螺合されることで、ベース部32が杭20に締結固定されている。
また、図3に示されるように、ベースブラケット30は、ベース部32の上面に一体に形成された左右一対の固定プレート部34を有している。この固定プレート部34は、左右方向を板厚方向として、第2固定長孔32Aに対して左右方向内側に配置されると共に、ベース部32の左右方向の中心線CL1(図4参照)に対して左右対称の位置に配置されている。すなわち、一対の固定プレート部34は、左右方向に所定間隔を空けて対向して配置されている。この固定プレート部34には、前後一対の縦長孔34Aが貫通形成されており、縦長孔34Aは上下方向に略直線状に延在されている。
支柱40は、上下方向に延在された略矩形筒状に形成されている。支柱40の左右方向の長さは、ベースブラケット30における一対の固定プレート部34間の距離よりも僅かに小さく設定されており、支柱40の下端部が、一対の固定プレート部34の間に配置されている。そして、支柱40の下端部が、縦長孔34A内に挿通されたボルトB2とナット(図示省略)とによって、ベースブラケット30(固定プレート部34)に締結固定されている。また、図5(C)に示されるように、支柱40の左右の壁部における上端部には、後述する第1調整機構100を構成する、一対の円形状の固定孔44が左右方向に貫通形成されており、一対の固定孔44は、同軸上に配置されている。
次に、本発明の要部である連結機構部50について説明する。
図1に示されるように、連結機構部50は、支柱40と前後レール16との間に配置されて、両者を連結すると共に、前後レール16及び左右レール18の配置角度や位置などを調整可能に構成されている。この連結機構部50は、支柱40の上端部に固定された支持ブラケット60と、支持ブラケット60に固定された第1ブラケット70と、第1ブラケット70に固定された第2ブラケット80と、第2ブラケット80に前後レール16を連結固定させるための左右一対の連結金具ユニット90と、を含んで構成されている。以下、連結機構部50の各構成について説明する。
図5及び図6にも示されるように、支持ブラケット60は、金属製(本実施の形態では、アルミニウム合金製)とされ、前方から見て略H形板状に形成されている。具体的には、支持ブラケット60は、左右方向を板厚方向とし且つ略矩形板状に形成された左右一対の支持プレート部62と、上下方向を板厚方向とし略矩形板状に形成された中間プレート部64と、を有しており、一対の支持プレート部62の上下方向中間部が中間プレート部64によって連結されている。
また、一対の支持プレート部62の間の距離は、支柱40の左右方向の長さに比べて僅かに長く設定されており、一対の支持プレート部62における下部(中間プレート部64に対して下側の部分)の内側に支柱40の上端部が配置されている。換言すると、一対の支持プレート部62が、左右方向において、支柱40を挟み込むようにして配置されている。なお、図5(C)では、便宜上、支柱40と支持プレート部62との間の隙間を誇張して図示している。
そして、支持ブラケット60は、第1調整機構100によって、支柱40の上端部に固定されている。この第1調整機構100は、一対の支持プレート部62の下端部にそれぞれ形成された「第1調整長孔」としての前後位置調整長孔62Aと、「第1締結部材」としての第1固定ボルト102と、前述した支柱40の固定孔44と、を含んで構成されている。前後位置調整長孔62Aは、前後方向に略直線状に延在されており、第1固定ボルト102が、左側から前後位置調整長孔62A及び支柱40の固定孔44の内部に挿入され、ナット104に螺合されることで、第1固定ボルト102の締付力によって支持ブラケット60が支柱40に締結固定されている。これにより、第1固定ボルト102(第1調整機構100)による支持ブラケット60に対する仮固定状態において、支持ブラケット60を支柱40(第1固定ボルト102)に対して前後方向(図5(A)の矢印a方向)に移動させることで、杭20に対する支持ブラケット60の前後位置(すなわち、前後レール16の前後位置)を前後位置調整長孔62Aによって調整可能に構成されている。
また、支持ブラケット60の支柱40への締結固定状態では、支持ブラケット60の中間プレート部64の下面が支柱40の上端に当接されている(図5(C)参照)。このため、支持ブラケット60の中間プレート部64を支柱40の上端に載置した状態で、支持ブラケット60の前後位置を調整しつつ、第1固定ボルト102をナット104に螺合できるように構成されている。
さらに、支持ブラケット60における一対の支持プレート部62の上端部には、略前後方向中央部において、後述する第2調整機構110を構成する「第2調整長孔」としての上下位置調整長孔62Bがそれぞれ貫通形成されており、上下位置調整長孔62Bは上下方向に略直線状に延在されている。
第1ブラケット70は、金属製(本実施の形態では、アルミニウム合金製)とされ、左側から見て、上方側へ開放された略U形状に形成されると共に、左右方向に延在されている。具体的には、第1ブラケット70は、前後方向に延在された底部72(下端部)と、底部72の幅方向両端部(前後方向の両端部)から上方側へ延出され且つ前後方向に対向して配置された側壁74と、を含んで構成されている。この第1ブラケット70の左右方向の長さは、支持ブラケット60における一対の支持プレート部62の間の距離に比べて僅かに短く設定されており、第1ブラケット70の底部72が、支持ブラケット60の内部に(一対の支持プレート部62の間に挟み込まれるように)配置されている。なお、図5(C)では、便宜上、第1ブラケット70と支持プレート部62との間の隙間を誇張して図示している。
また、第1ブラケット70の底部72の幅方向中間部(前後方向中間部)には、下側へ隆起された隆起部72Aが形成されている。すなわち、第1ブラケット70の底部72は、左側から見て、略T字形状を成している。さらに、隆起部72Aには、円形の第1支持孔72Bが左右方向に貫通形成されている。そして、左側から見て、第1支持孔72Bが、第1ブラケット70の上下位置調整長孔62Bに重なるように、第1ブラケット70の底部72が支持ブラケット60の内側に配置されている。
また、第1ブラケット70の底部72は、第2調整機構110によって支持ブラケット60に固定されている。この第2調整機構110は、前述した支持ブラケット60の上下位置調整長孔62Bと、左右方向を軸方向とする「第2締結部材」としての第2固定ボルト112と、を含んで構成されている。そして、第2固定ボルト112が、左側の支持プレート部62の上下位置調整長孔62B、第1ブラケット70の第1支持孔72B、及び右側の支持プレート部62の上下位置調整長孔62Bの内部に挿入されて、ナット114(図5(C)参照)を第2固定ボルト112の先端側に螺合させることで、第1ブラケット70が第2固定ボルト112の締付力によって支持ブラケット60に締結固定されている。このため、第2固定ボルト112(第2調整機構110)による第1ブラケット70に対する仮固定状態では、第1ブラケット70が第2固定ボルト112に回動(揺動)可能に支持される構成になっている。
これにより、当該仮固定状態において、第1ブラケット70を支持ブラケット60(第2固定ボルト112)に対して上下方向(図5(A)の矢印b方向)に移動させることで、杭20に対する第1ブラケット70の上下位置(すなわち、前後レール16の上下位置)を上下位置調整長孔62Bによって調整可能に構成されている。また、当該仮固定状態において、第1ブラケット70を第2固定ボルト112の軸回り(図5(A)の矢印c方向)に回動(揺動)させることで、左右方向から見た前後レール16の配置角度を調整可能に構成されている。
第1ブラケット70における一対の側壁74の上端部には、後述する第3調整機構120を構成する円形の第2支持孔74Aがそれぞれ前後方向に貫通形成されており、一対の側壁74に形成された第2支持孔74Aは同軸上に配置されている。また、一対の第2支持孔74Aの内部には、第3調整機構120を構成する「第3締結部材」としての第3固定ボルト122が挿入されている。つまり、第3固定ボルト122が、一対の側壁74に架け渡されて、前後方向を軸方向として配置されている。
第2ブラケット80は、金属製(本実施の形態では、アルミニウム合金製)とされ、左側から見て下側へ開放された略U字形状に形成されると共に、左右方向に延在されている。具体的には、第2ブラケット80は、上下方向を板厚方向とする上壁82と、上壁82の幅方向両端部(前後方向外側端部)から下方側へ延出された一対の側壁84と、を含んで構成されている。第2ブラケット80の幅方向(前後方向)の長さは、第1ブラケット70における一対の側壁74の間の距離よりも短く設定されており、第2ブラケット80が第1ブラケット70の内側に(一対の側壁74の間に挟み込まれるように)配置されている。なお、図5(A)及び(B)では、便宜上、第2ブラケット80と側壁74との間の隙間を誇張して図示している。
そして、第2ブラケット80の側壁84が、第3調整機構120によって第1ブラケット70の側壁74に固定されている。この第3調整機構120は、前述した第1ブラケット70の第2支持孔74Aと、第3固定ボルト122と、第2ブラケット80の一対の側壁84にそれぞれ形成された「第3調整長孔」としての第1左右位置調整長孔84Aと、を含んで構成されている。この第1左右位置調整長孔84Aは、側壁84の上端側の部分において、左右方向に略直線状に延在されており、第1ブラケット70の一対の側壁74に架け渡された第3固定ボルト122が、第1左右位置調整長孔84Aの内部に挿通されている。そして、第3固定ボルト122の先端部にナット124を螺合させることで、第2ブラケット80が第3固定ボルト122の締付力によって第1ブラケット70に締結固定されている。
このため、第3固定ボルト122(第3調整機構120)による第2ブラケット80に対する仮固定状態では、第2ブラケット80が、第1ブラケット70(第3固定ボルト122)に対して左右方向に相対移動可能に構成されると共に、第3固定ボルト122の軸回りに第1ブラケット70に対して相対回動(揺動)可能に構成されている。これにより、当該仮固定状態において、第2ブラケット80を第1ブラケット70に対して左右方向(図5(C)の矢印d方向)に相対移動させることで、前後レール16の左右位置を調整可能に構成されている。また、第2ブラケット80を第3固定ボルト122の軸回り(図5(C)の矢印e方向)に回動(揺動)させることで、前後方向から見た前後レール16の配置角度を調整可能に構成されている。
図1及び図6に示されるように、第2ブラケット80における上壁82の幅方向(前後方向)中間部には、後述する第4調整機構130を構成する、左右一対の「第4調整長孔」としての第2左右位置調整長孔82Aが貫通形成されている。この第2左右位置調整長孔82Aは、左右方向に略直線状に延在され、左右方向に離間して配置されると共に、第2ブラケット80の左右方向の中心線(不図示)に対して左右対称の位置に配置されている。
また、図1に示されるように、第2ブラケット80における上壁82の略左右方向中央部(具体的には、一対の第2左右位置調整長孔82Aの間)には、前後レール16が載置されており、前後レール16は、後述する連結金具ユニット90によって第2ブラケット80に連結固定されている。この前後レール16は、中空構造を成す略矩形柱状に形成されている。また、前後レール16の下端部には、幅方向外側(左右方向外側)へ突出された左右一対の連結フランジ16Aが形成されている。この連結フランジ16Aは、前後レール16の長手方向に亘って形成されており、連結フランジ16Aの先端部が、上側へ屈曲されている。これにより、前後レール16には、連結フランジ16Aによって上側へ開放されたレール溝16Bが、前後レール16の長手方向に亘って延在されている。
図1及び図6に示されるように、一対の連結金具ユニット90は、第2ブラケット80の上壁82に設けられると共に、前後レール16に対して幅方向外側(左右方向外側)にそれぞれ配置されている。この連結金具ユニット90は、連結プレート92と、第4調整機構130を構成する「第4締結部材」としての第4固定ボルト132と、押え部材94と、を含んで構成されている。
連結プレート92は、上下方向を板厚方向とする略矩形板状に形成されている。この連結プレート92の下面には、前後レール16側の端部において、下側へ開放されたプレート溝92A(図6参照)が形成されており、プレート溝92Aは前後方向に貫通されている。そして、プレート溝92Aの内部に前後レール16の連結フランジ16Aの先端部が配置されると共に、連結プレート92における前後レール16側の端部が、前後レール16のレール溝16Bの内部に配置されて、連結プレート92と前後レール16(の連結フランジ16A)とが左右方向に係合されている。
また、連結プレート92の略中央部には、略円形状の挿通孔92Bが上下方向に貫通形成されている。そして、第4固定ボルト132が、上側から挿通孔92B内に挿入されると共に、第2ブラケット80の第2左右位置調整長孔82A内に挿通されている。
押え部材94は、連結プレート92及び第2ブラケット80の上壁82に対して下方側に配置されている。この押え部材94は、前方側から見て略逆台形ブロック状に形成されて、押え部材94の上面が、第2ブラケット80の上壁82の下面と平行に配置されている。押え部材94の略中央部には、上下方向に貫通されたネジ部94Aが形成されており、ネジ部94Aの内周面には、雌ねじが形成されている。そして、第4固定ボルト132の先端側にネジ部94Aが螺合されて、連結プレート92が第2ブラケット80の上壁82に締結固定されている。また、この状態では、第2ブラケット80の上壁82及び前後レール16の連結フランジ16Aが、連結プレート92及び押え部材94によって挟持されて、前後レール16が第2ブラケット80に連結固定されている。
これにより、第4固定ボルト132(第4調整機構130)による連結プレート92(前後レール16)に対する仮固定状態において、前後レール16に係合された状態の連結金具ユニット90を第2ブラケット80に対して左右方向に相対移動させることで、連結金具ユニット90及び前後レール16の左右位置を調整可能に構成されている。
なお、架台10の組付時には、第1ブラケット70が支持ブラケット60に第2調整機構110によって固定されると共に、第2ブラケット80が第1ブラケット70に第3調整機構120によって固定されており、連結金具ユニット90を除く連結機構部50がユニット化された状態になっている。
(作用及び効果)
次に、架台10の設置手順を説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成された架台10では、まず、前柱ユニット12(後柱ユニット14)の杭20を自身の軸回りに回転させながら杭本体22の下端部を設置部SPに埋設させて、杭20を設置部SPに立設させる。次に、杭20のフランジ24上にベースブラケット30を載置して、ベースブラケット30の第2固定長孔32Aの一部を、杭20の第1固定長孔24Aの一部に重なるように配置する。そして、ボルトB1を上方側から第2固定長孔32A及び第1固定長孔24A内に挿入して、ボルトB1にナットを螺合させることで、ベースブラケット30を杭20に締結固定させる。
次に、ベースブラケット30の一対の固定プレート部34の間に、支柱40の下端部を配置して、ボルトB2によって、支柱40をベースブラケット30に締結固定する。これにより、支柱40が杭20に立設される。
そして、連結金具ユニット90を除く連結機構部50を、支柱40の上端部に固定する。具体的には、支柱40の上端部を支持ブラケット60の一対の支持プレート部62の間に配置し、支持ブラケット60の中間プレート部64を支柱40の上端に載置する。そして、支持ブラケット60の前後位置調整長孔62A及び支柱40の固定孔44の内部に第1固定ボルト102を挿入して、ナット104に螺合させることで、支持ブラケット60を支柱40に固定する。これにより、連結金具ユニット90を除く連結機構部50が、支柱40の上端部に固定される。
そして、前後レール16を第2ブラケット80の上壁82に載置する。この状態において、連結金具ユニット90の連結プレート92を、前後レール16の連結フランジ16Aに係合させる。具体的には、前後レール16の連結フランジ16Aの先端部を連結プレート92のプレート溝92A内に配置させると共に、連結プレート92の端部を前後レール16のレール溝16B内に配置させて、連結プレート92と前後レール16とを係合させる。さらに、第4固定ボルト132を連結プレート92の挿通孔92B内に上方側から挿入させると共に、第4固定ボルト132の先端側に押え部材94のネジ部94Aを螺合させて、連結プレート92及び押え部材94によって第2ブラケット80の上壁82及び前後レール16の連結フランジ16Aを挟持する。これにより、前後レール16が第2ブラケット80に連結固定される。さらに、前後レール16の上側に左右レール18を載置して、左右レール18を固定金具によって固定する。
ここで、連結機構部50では、支持ブラケット60が第1調整機構100によって支柱40の上端部に締結固定されており、第1調整機構100は、第1固定ボルト102と、支持ブラケット60に形成された前後位置調整長孔62Aと、を含んで構成されている。このため、第1調整機構100を仮固定状態にして、支持ブラケット60を支柱40に対して前後方向へ相対移動させることで、連結機構部50の前後位置を調整することができると共に、ひいては前後レール16及び左右レール18の前後位置を調整することができる。
また、連結機構部50では、第1ブラケット70が第2調整機構110によって支持ブラケット60の上端部に締結固定されており、第2調整機構110は、左右方向を軸方向とする第2固定ボルト112と、支持ブラケット60に形成された上下位置調整長孔62Bと、を含んで構成されている。このため、第2調整機構110を仮固定状態にして、第1ブラケット70を支持ブラケット60に対して上下方向に相対移動させることで、第1ブラケット70の上下位置を調整することができると共に、ひいては前後レール16及び左右レール18の上下位置を調整することができる。
さらに、第2調整機構110による仮固定状態では、第1ブラケット70が、第2固定ボルト112の軸回りに回動(揺動)可能に構成されている。これにより、第2調整機構110による仮固定状態において、第1ブラケット70を支持ブラケット60に対して相対回動(揺動)させることで、左側から見た前後レール16及び左右レール18の配置角度を調整することができる。
また、連結機構部50では、第2ブラケット80の側壁84が第3調整機構120によって第1ブラケット70の側壁74に締結固定されており、第3調整機構120は、前後方向を軸方向とする第3固定ボルト122と、第2ブラケット80に形成された第1左右位置調整長孔84Aと、を含んで構成されている。このため、第3調整機構120を仮固定状態にして、第2ブラケット80を第1ブラケット70に対して左右方向に相対移動させることで、第2ブラケット80の左右位置を調整することができると共に、ひいては前後レール16及び左右レール18の左右位置を調整することができる。
さらに、第3調整機構120による仮固定状態において、第2ブラケット80を第1ブラケット70に対して相対回動させることで、前側から見た前後レール16及び左右レール18の配置角度を調整することができる。
また、連結機構部50では、連結金具ユニット90が、第4調整機構130によって第2ブラケット80に締結固定されて、前後レール16と第2ブラケット80とを連結固定している。そして、第4調整機構130は、第4固定ボルト132と、左右方向に延在された第2左右位置調整長孔82Aと、を含んで構成されている。このため、第4調整機構130を仮固定状態して、前後レール16及び連結金具ユニット90を第2ブラケット80に対して左右方向に相対移動させることで、連結金具ユニット90の左右位置を調整することができると共に、ひいては前後レール16及び左右レール18の左右位置を調整することができる。
このように、本実施の形態に係る連結構造Sが適用された連結機構部50によれば、3方向(前後方向、左右方向、及び上下方向)において、前後レール16及び左右レール18の位置を調整することができる。したがって、前後レール16及び左右レール18の位置調整幅を拡大することができる。
特に、本実施の形態に係る連結構造Sは、前後レール16及び左右レール18の前後位置を調整する第1調整機構100を有している。また、連結構造Sは、前後レール16及び左右レール18の左右位置を調整する2つの第3調整機構120及び第4調整機構130を有している。このため、従来技術で示した接続構造に比べて、前後レール16及び左右レール18の前後方向(第1方向)及び左右方向(第2方向)の位置調整幅を拡大することができる。
しかも、第3調整機構120の第1左右位置調整長孔84A及び第4調整機構130の第2左右位置調整長孔82Aが、第2ブラケット80に形成されている。このため、左右方向における第1ブラケット70の体格が大きくなることを抑制しつつ、左右方向における前後レール16及び左右レール18の位置調整幅を拡大することができる。
すなわち、第1ブラケット70に対する第2ブラケット80の左右位置を調整する機構としては、第3調整機構120の第1左右位置調整長孔84Aを第1ブラケット70の側壁74に形成し、第3調整機構120の第2支持孔74Aを第2ブラケット80の側壁84に形成する構成も考えられる。しかしながら、この場合は、第1左右位置調整長孔84Aを第1ブラケット70の側壁74に配置するために、左右方向における側壁74の長さを長くする必要がある。このため、左右方向における、第1ブラケット70の体格が大きくなる可能性がある。
これに対して、本実施の形態では、上述のように、第4調整機構130における左右一対の第2左右位置調整長孔82Aが、第2ブラケット80に形成されており、連結金具ユニット90が前後レール16の幅方向外側(左右方向外側)に配置されている。すなわち、第2ブラケット80では、第2左右位置調整長孔82Aを形成するための左右方向の長さが確保されている。このため、左右方向における第2ブラケット80の長さを活用して、第2ブラケット80の側壁84に第1左右位置調整長孔84Aを形成することができる。したがって、左右方向における第1ブラケット70の体格が大きくなることを抑制しつつ、左右方向における前後レール16及び左右レール18の位置調整幅を拡大することができる。
また、第1調整機構100による支持ブラケット60の支柱40への締結固定状態では、支持ブラケット60の中間プレート部64の下面が支柱40の上端に当接されている。このため、支持ブラケット60の支柱40への組付時には、支柱40が支持ブラケット60の回り止めとして機能する。さらに、第1調整機構100の仮固定状態で支持ブラケット60を支柱40に対して前後方向に相対移動させるときには、支柱40がガイド部材として機能する。これにより、支持ブラケット60の支柱40への組付性を向上することができる。
なお、本実施の形態では、第3調整機構120における第1左右位置調整長孔84Aが、左右方向に直線状に延在されているが、第1左右位置調整長孔84Aの形状を以下のように変更してもよい。すなわち、図7に示されるように、第1左右位置調整長孔84Aを、前方から見て、下側へ開放された略V字形状に形成してもよい。具体的には、第1左右位置調整長孔84Aが、長手方向中間部から左側へ向かうに従い下側へ若干傾斜されると共に、長手方向中間部から右側へ向かうに従い下側へ若干傾斜されている。
これにより、第2ブラケット80を第1ブラケット70に対して左右方向に相対移動させたときには(図7において2点鎖線で示される第2ブラケット80は左側へ相対移動させた状態を示している)、第2ブラケット80が上方側にも変位する。このため、第2ブラケット80を第1ブラケット70に対して左右方向に相対移動させたときには、第2ブラケット80が、第1ブラケット70の底部や支持ブラケット60の上端に対して、上方側に変位する。すなわち、第2ブラケット80と、第1ブラケット70の底部や支持ブラケット60の上端と、の間の上下方向のクリアランスが大きくなる。その結果、第2ブラケット80を第3固定ボルト122の軸回りに比較的大きく回動(揺動)させても、第2ブラケット80と、第1ブラケット70の底部や支持ブラケット60と、の干渉を抑制することができる。したがって、前後レール16及び左右レール18に対する位置調整幅を一層大きくすることができる。
また、本実施の形態では、架台10の組付時において、連結金具ユニット90を除く連結機構部50がユニット化された状態とされているが、連結金具ユニット90を除く連結機構部50と支柱40とをユニット化した状態にしてもよい。
16 前後レール(梁)
18 左右レール(梁)
20 杭
40 支柱
60 支持ブラケット
62 支持プレート部62
62A 前後位置調整長孔(第1調整長孔)
62B 上下位置調整長孔(第2調整長孔)
70 第1ブラケット
72 底部(下端部)
74 側壁
80 第2ブラケット
82 上壁
82A 第2左右位置調整長孔(第4調整長孔)
84 側壁
84A 第1左右位置調整長孔(第3調整長孔)
92 連結プレート
100 第1調整機構
102 第1固定ボルト(第1締結部材)
110 第2調整機構
112 第2固定ボルト(第2締結部材)
120 第3調整機構
122 第3固定ボルト(第3締結部材)
130 第4調整機構
132 第4固定ボルト(第3締結部材)
S 連結構造
SP 設置部

Claims (3)

  1. 設置部に埋設された杭に立設され且つ上下方向に延在された支柱と、前記支柱の上方側に配置された梁と、の間を連結する連結構造であって、
    上下方向に直交する第1方向から見てH形状に形成され、第1調整機構によって前記支柱の上端部に固定された支持ブラケットと、
    上下方向及び前記第1方向に直交する第2方向から見て上方側へ開放されたU字形状を成すと共に、下端部が前記支持ブラケットの内側に配置された状態で第2調整機構によって前記支持ブラケットに固定された第1ブラケットと、
    前記第2方向から見て下方側へ開放されたU字形状を成すと共に、前記第1ブラケットの内側に配置された状態で第3調整機構によって前記第1ブラケットに固定された第2ブラケットと、
    前記第2ブラケットの上方側に設けられ、第4調整機構によって前記第2ブラケットに固定されると共に、前記第2ブラケットの上壁に載置され且つ平面視で前記第1方向に延在された前記梁を前記第2ブラケットに連結させる連結プレートと、
    を備え、
    前記第1調整機構は、前記支持ブラケットの下端側に形成され且つ前記第1方向に延在された第1調整長孔と、前記第1調整長孔内に挿通された第1締結部材と、を有し、
    前記第2調整機構は、前記支持ブラケットの上端側に形成され且つ上下方向に延在された第2調整長孔と、前記第2方向を軸方向とし且つ前記第1ブラケットの下端部を回動可能に支持すると共に前記第2調整長孔内に挿通された第2締結部材と、を有し、
    前記第3調整機構は、前記第2ブラケットの一対の側壁に形成され且つ第2方向に延在された第3調整長孔と、前記第1方向を軸方向とし且つ前記第1ブラケットの一対の側壁に架け渡されると共に前記第3調整長孔内に挿通された第3締結部材と、を有し、
    前記第4調整機構は、前記第2ブラケットの上壁に形成され且つ第2方向に延在された第4調整長孔と、前記第4調整長孔内に挿通された第4締結部材と、を有している連結構造。
  2. 前記支持ブラケットは、
    前記第2方向に対向する一対の支持プレート部と、
    一対の当該支持プレート部の上下方向中間部を連結する中間プレート部と、
    を含んで構成されており、
    前記支柱の上端が、前記中間プレート部の下面に当接されている請求項1に記載の連結構造。
  3. 前記第3調整長孔は、長手方向中間部から前記第2方向の一方側へ向かうに従い下方側へ傾斜されると共に、長手方向中間部から前記第2方向の他方側へ向かうに従い下方側へ傾斜されている請求項1又は請求項2に記載の連結構造。
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