JP4702939B2 - 足場板支持用ブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、枠組み足場の外側に補助の足場板を架設する場合などに活用される足場板支持用ブラケットに関するものである。
この種の足場板支持用ブラケットとして、水平の足場板支持部材と、当該足場板支持部材の内端から垂下する垂直部材と、当該垂直部材に取り付けられたパイプクランプとを備え、前記足場板支持部材は、丸パイプ材から構成され且つ内端に前記垂直部材が取り付けられた固定筒部と、当該固定筒部に出退移動自在に内嵌され且つ外端に足場板落下止め突出片が付設された可動筒部とから成り、前記固定筒部と前記垂直部材との間に斜め支持材が取り付けられた足場板支持用ブラケットが、特許文献1などによって知られているが、当該足場板支持部材の伸縮構造は、特許文献1にも記載されているように、丸パイプ材から構成され且つ内端に前記垂直部材が取り付けられた固定パイプ材と、当該固定パイプ材に出退移動自在に内嵌された可動パイプ材とから構成し、固定パイプ材の外端部下側にナットを溶接して構成された上下方向貫通ねじ孔を螺合貫通する締結用ボルトで可動パイプ材の外周面を押圧させて固定パイプ材に固定できるように構成したものであった。
特公昭59−22844号公報
上記のような従来の足場板支持部材の伸縮構造では、丸パイプ材から構成された固定筒部の外端下側周壁部に設けた貫通孔と同心状に、当該固定筒部の外端下側周面にナットを溶接する必要があり、締結用ボルトの螺合貫通するねじ孔の構成に多大の手間とコストがかかることになる。ナットを溶接するのに代えて、固定筒部の外端下側周壁部に、周囲に筒状壁部を備えた貫通孔をバーリング加工で形成し、この貫通孔の筒状周壁部の内周面にねじ溝加工を加えて上下方向貫通ねじ孔を形成することも考えられるが、このような構成を採用するためには、固定筒部の外端上側周壁部にも、前記貫通孔のバーリング加工のために大径の貫通孔を設けておく必要が生じ、固定筒部に対する加工コストが高くつくばかりでなく、固定筒部の強度低下にもつながるという問題点がある。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る足場板支持用ブラケットを提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を括弧付きで付して示すと、水平の足場板支持部材(1)と、当該足場板支持部材(1)の内端から垂下する垂直部材(2)と、当該垂直部材(2)に取り付けられたパイプクランプ(4)とを備え、前記足場板支持部材(1)は、丸パイプ材から構成され且つ内端に前記垂直部材(2)が取り付けられた固定筒部(1A)と、当該固定筒部(1A)に出退移動自在に内嵌され且つ外端に足場板落下止め突出片(6)が付設された可動筒部(1B)とから成り、前記固定筒部(1A)と前記垂直部材(2)との間に斜め支持材(3)が取り付けられた足場板支持用ブラケットであって、前記斜め支持材(3)の上端には、前記固定筒部(1A)への取り付けのための取付座部(3a)が形成され、当該取付座部(3a)には、この取付座部(3a)から一体に形成された筒状壁部(12a)を周囲に備えた上下方向貫通ねじ孔(12)が設けられ、この上下方向貫通ねじ孔(12)を上向きに螺合貫通する締結用ボルト(22)が設けられ、当該締結用ボルト(22)の内端が前記固定筒部(1A)の下側周壁部(1Aa)を貫通して前記可動筒部(1B)を押圧固定するように構成された足場板支持用ブラケットにおいて、前記上下方向貫通ねじ孔(12)の周囲の筒状壁部(12a)は、前記斜め支持材(3)の取付座部(3a)から上向きに突設され、前記固定筒部(1A)の下側周壁部(1Aa)には、前記上下方向貫通ねじ孔(12)の周囲の筒状壁部(12a)が嵌合する貫通孔(13)が設けられた構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、請求項2に記載のように、前記斜め支持材(3)の取付座部(3a)と前記固定筒部(1A)の下側周壁部(1Aa)とは、前記上下方向貫通ねじ孔(12)の前後両側2箇所でリベット(15a,15b)止めすることができる。
又、請求項3に記載のように、前記可動筒部(1B)には、この可動筒部(1B)の長さ方向と平行な長孔部(16)を形成し、この長孔部(16)を前記締結用ボルト(22)が貫通して、当該締結用ボルト(22)の先端が前記可動筒部(1B)の上側周壁部(1Ba)を前記固定筒部(1A)の内周面に押圧固定するように構成することができる。
更に、請求項4に記載のように、前記斜め支持材(3)の取付座部(3a)と前記固定筒部(1A)の下側周壁部(1Aa)とはリベット(15a,15b)止めし、前記長孔部(16)の可動筒部内端側の端と前記リベット(15a,15b)又は締結用ボルト(22)との当接により、前記固定筒部(1A)からの前記可動筒部(1B)の抜け出しが阻止されるように構成することができる。
上記構成の本発明に係る足場板支持用ブラケットによれば、足場板支持部材の固定筒部に出退移動自在に内嵌された可動筒部を固定するための締結用ボルトが螺合貫通する上下方向貫通ねじ孔は、前記固定筒部ではなく、この固定筒部に上端が取り付けられる斜め支持材の上端取付座に設けられ、しかも当該上下方向貫通ねじ孔は、前記斜め支持材の上端取付座から一体に形成された筒状壁部を周囲に備えた上下方向貫通ねじ孔であって、ナットを溶接することなくバーリング加工とねじ溝加工とで構成できるので、従来の固定筒部の外端下側周壁部にナットを溶接したり当該固定筒部の外端下側周壁部にバーリング加工とねじ溝加工とを加える構成と比較して、足場板支持部材の伸縮構造を簡単容易且つ安価に実施することができ、しかも固定筒部そのものの強度を低下させたり、締結用ボルトの取付強度を低下させるようなことがない。
更に本発明の構成によれば、締結用ボルトをねじ込んで可動筒部を固定筒部に対して固定するときの反力で前記上下方向貫通ねじ孔を構成する筒状壁部の付け根部分が引き伸ばされることがなく、しかも当該筒状壁部が固定筒部の下側周壁部で支持されることになるので、締結用ボルトの取付強度を十分に高めることができる。
又、請求項2に記載の構成によれば、前記斜め支持材の取付座部と前記固定筒部の下側周壁部とを前後2箇所で強固にリベット止めすることができると同時に、両リベットの中間に上下方向貫通ねじ孔が位置するので、締結用ボルトの取付強度も更に高めることができる。
又、請求項3に記載の構成によれば、足場板支持部材の可動筒部を先端の足場板落下止め突出片が上向きに突出する状態に保持するための回り止めを締結用ボルトで構成できると共に、可動筒部の下側周壁部の外周面を締結用ボルトで押圧する場合と比較して、当該締結用ボルトで可動筒部を固定したときの当該可動筒部の変形を少なくし、この変形により足場板支持部材の長さ調節に悪影響が及ぶのを抑制することができる。
更に、請求項4に記載の構成によれば、足場板支持部材の固定筒部からの可動筒部の抜け出しを阻止する手段を、固定筒部と斜め支持材とを固着するリベット又は前記締結用ボルトで構成することができ、別の抜け出し阻止用専用部分を構成する場合と比較して安価に実施することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は足場板支持部材、2は垂直部材、3は斜め支持材、4はパイプクランプ、5は嵌合部材、6は足場板落下止め突出片、7は足場板外側辺支持部材である。足場板支持部材1は、丸パイプ材から成る固定筒部1Aと当該固定筒部1Aに出退移動自在に内嵌された可動筒部1Bとから成る伸縮自在構造のものであって、固定筒部1Aの内端部に垂直部材2の上端部が直角に取り付けられ、可動筒部1Bの外端に足場板落下止め突出片6が上向きに突出するように取り付けられている。斜め支持材3は垂直部材2の下端部と足場板支持部材1における固定筒部1Aの外端部との間に斜めに取り付けられている。
垂直部材2は、図1〜図3に示すように、横断面溝形材の上端部に、足場板支持部材1の固定筒部1Aの内端が嵌合する下側開放の有底円筒状部分2aをプレス加工により一体成形したもので、この有底円筒状部分2aに固定筒部1Aの内端部を内嵌させた状態で両者を、固定筒部1A側に設けた下孔に有底円筒状部分2aの周壁部に設けた小孔の周囲を圧入させる左右一対のカシメ2bにより互いに固着している。パイプクランプ4は、そのベース部4aを垂直部材2の上端近傍に設けた貫通孔2c(図3参照)にボルトナット8で取り付けられたものであるが、当該パイプクランプ4のベース部4aには、ボルトナット8と同心の仮想円上の90度間隔の位置に向き固定用の凸部が設けられているので、垂直部材2側には、図3に示すように前記凸部が嵌合する凹部9を形成しておき、パイプクランプ4をボルトナット8で垂直部材2に固定するとき、パイプクランプ4のベース部4a側の凸部を前記凹部9に嵌合させることにより、当該パイプクランプ4が垂直部材2と平行な向きの鋼管Pをクランプできる向きに固定できるようにしている。
斜め支持材3は、上端から水平外側に延出する上端側取付座部3aと下端から垂直下方に延出する下端側取付座部3bとをプレス加工により一体成形して成る溝形材状のもので、垂直部材2の下端部外側(パイプクランプ4が取り付けられる側とは反対側)に下端側取付座部3bを当て付け、垂直部材2の下端部内側に平面形状がV字形の嵌合部材5の中央の平坦な取付座部5aを当て付け、これら三者を上下2本のリベット10で互いに固着している。斜め支持材3の上端側取付座部3aには、図6に示すように、前後2つの上下方向の取付用孔11a,11bと、この取付用孔11a,11bの中間に位置する1つの上下方向貫通ねじ孔12とが設けられている。この上下方向貫通ねじ孔12は、取付座部3aから上向きに筒状壁部12aが一体に突出するようにバーリング加工した貫通孔にねじ溝加工を施して構成したものである。一方、足場板支持部材1の固定筒部1Aの下側周壁部1Aaの外端部には、図6に示すように、前記斜め支持材3の上端側取付座部3aの上下方向貫通ねじ孔12を構成している筒状壁部12aが嵌合する貫通孔13と、当該上端側取付座部3aの前後2つの取付用孔11a,11bと同心状に位置する前後2つの貫通孔14a,14bとが設けられ、筒状壁部12aを貫通孔13に嵌合させた状態で、取付用孔11aと貫通孔14a及び取付用孔11bと貫通孔14bをそれぞれ貫通する2本のブラインドリベット15a,15b(図1及び図2B参照)により、斜め支持材3の上端側取付座部3aと足場板支持部材1の固定筒部1Aとを互いに固着している。
足場板支持部材1の可動筒部1Bは、図1、図2、及び図5A,Bに示すように板材を筒状に曲げ加工して成るもので、具体的には、固定筒部1Aの内周面に沿う円弧形の上側周壁部1Baと当該円弧形上側周壁部1Baの両側辺から垂下する平行両側壁部1Bb、及び当該平行両側壁部1Bbの下辺から内側へ折曲された水平両側辺部1Bcとから成る筒状体である。而して、可動筒部1Bの内端部では、水平両側辺部1Bcは互いに近接して閉じた筒状部分1Bdを形成し、外端の足場板外側辺支持部材7が外嵌する部分から前記閉じた筒状部分1Bdまでの領域では、前記水平両側辺部1Bc間の間隔を広げて両水平両側辺部1Bc間に長さ方向に沿った長孔部16が形成されている。この長孔部16は、斜め支持材3の上端側取付座部3aに設けられた上下方向貫通ねじ孔12を螺合貫通するボルトが上下方向に貫通するのを妨げない巾に形成されている。
上記構成の可動筒部1Bは、図5A,Bに示すように、固定筒部1A内に長さ方向出し入れ自在に丁度内挿し得る断面寸法に構成されており、先端には足場板外側辺支持部材7が外嵌される。この足場板外側辺支持部材7は、図8に示すように、固定筒部1Aを構成する丸パイプ材と同一の丸パイプ材を所要長さに裁断すると共に周壁の一部分を内側に圧入させて平坦な底板部7aを形成したものであって、この足場板外側辺支持部材7が外嵌する前記可動筒部1Bの外端部では、図7に示すように、当該可動筒部1Bの外端から足場板外側辺支持部材7の巾に相当する領域において、水平両側辺部1Bcを含む平行両側壁部1Bbの下辺部が切除され、図5Cに示すように、この切除部1Beを前記平坦な底板部7aが閉じるように足場板外側辺支持部材7が可動筒部1Bの外端部に外嵌されている。この状態で可動筒部1Bの外端に前記足場板落下止め突出片6が取り付けられることにより、足場板外側辺支持部材7は可動筒部1Bの外端部に自転できない状態で位置固定されることになる。
足場板落下止め突出片6の取り付けのために、図7に示すように、可動筒部1Bの平行両側壁部1Bbの先端から左右一対の舌片17が一体に突設されている。一方、足場板落下止め突出片6は、図9に示すように、上端が円弧形にカットされた板材から成るもので、その下半取付部6aには、パイプクランプ取付用貫通ねじ孔18が、内側へ筒状壁部18aが突出するバーリング加工とねじ溝加工とにより構成されると共に、可動筒部1B側の前記左右一対の舌片17が貫通する左右一対のスリット19が設けられている。尚、貫通ねじ孔18を利用してボルトにより取り付けられるパイプクランプが当該ボルトの周りで回転するのを止める凹部20(垂直部材2のパイプクランプ取付部に設けられた凹部9と同一のもの)を設けておくことができる。而して足場板落下止め突出片6は、可動筒部1B側の前記左右一対の舌片17を左右一対のスリット19に挿通させると共に当該スリット19から突出する各舌片17の先端部を押し潰してかしめることにより、可動筒部1Bの外端から上向きに突出する状態に固着される。同時にこの足場板落下止め突出片6は、可動筒部1Bからの足場板外側辺支持部材7の抜け止めとなる。21は足場板落下止め突出片6の上半部に設けられた貫通孔であって、この足場板落下止め突出片6を足場板側辺へ釘止めする場合に利用できる。又、図9に示すように、スリット19の外側周囲には、舌片17の先端部をかしめたときに当該舌片17の押し潰された部分が入り込む座ぐり凹部19aを設けておくことができる。
上記のように足場板落下止め突出片6と足場板外側辺支持部材7とが先端部に取り付けられた可動筒部1Bは、固定筒部1Aの外端開口部からこの固定筒部1A内に挿入されているが、固定筒部1Aと斜め支持材3とを固着するブラインドリベット15a,15bの内側膨大部分が可動筒部1Bの水平両側辺部1Bcと干渉する高さであるときは、固定筒部1Aと斜め支持材3とを固着する前に可動筒部1Bを固定筒部1A内に挿入し、その後、ブラインドリベット15a,15bで固定筒部1Aと斜め支持材3とを固着することになる。固定筒部1Aに可動筒部1Bを、その長孔部16が可動筒部1Bの軸心に対し真下に位置する状態(足場板落下止め突出片6が可動筒部1Bに対して上向きに突出する状態)で挿入し、図1及び図5Bに示すように、斜め支持材3の上端側取付座部3aが備える上下方向貫通ねじ孔12に上向きに締結用ボルトナット22を螺合して、当該締結用ボルト22の先端を可動筒部1Bの長孔部16を上向きに貫通させることにより、固定筒部1Aに対する可動筒部1Bの組み付けが完了する。
上記のように組み立てられた足場板支持用ブラケットの使用方法を説明すると、図1に示すように、例えば枠組み足場の建枠に使用されている上下方向の鋼管Pの所要高さにパイプクランプ4を利用して足場板支持用ブラケットを取り付ける。このとき、嵌合部材5が鋼管Pに嵌合することにより、垂直部材2が鋼管Pと平行な向きに位置決めされる。同様に、水平方向に離れた位置にある他の鋼管にも足場板支持用ブラケットを取り付ける。そして同一レベルに位置する複数の足場板支持用ブラケットの足場板支持部材1間で足場板Dを支持させるのであるが、このとき、使用する足場板Dの巾に応じて足場板支持部材1の長さを調整する。即ち、締結用ボルト22を弛めた状態で固定筒部1Aに対し可動筒部1Bを長さ方向に出し入れするのであるが、この可動筒部1Bの出し入れ調整可能な範囲は、可動筒部1Bの長孔部16の両端、即ち、内端の閉じた筒状部分1Bdと足場板外側辺支持部材7との間の領域に制限され、可動筒部1Bがその領域を超えて長さ方向に移動することは、固定筒部1A内から可動筒部1Bが抜け出すことも含めて、長孔部16内に入り込んでいるブラインドリベット15a,15b又は締結用ボルト22によって阻止される。
可動筒部1Bの出し入れにより足場板支持部材1の長さを、足場板Dを固定筒部1Aと足場板外側辺支持部材7とで支持すると共に当該足場板Dの外側辺に足場板落下止め突出片6が当接する長さに調整したならば、締結用ボルト22を締め付け、図5Bに示すようにその先端で可動筒部1Bの円弧形上側周壁部1Baを固定筒部1Aの上側周壁部1Abの内周面に押圧して当該可動筒部1Bを固定筒部1Aに固定し、足場板支持部材1の長さを固定する。
尚、図1に仮想線で示すように、必要に応じて足場板落下止め突出片6の外側にパイプクランプ取付用貫通ねじ孔18を利用してパイプクランプ23を、鋼管P2を上下方向向きに固定できる向きに取り付け、当該パイプクランプ23で保持させた鋼管P2を手摺り支柱として、足場板Dの外側適当高さに安全手摺りを架設することもできる。又、足場板Dと足場板落下止め突出片6とは、貫通孔21を利用して釘止めすることもできる。
斜め支持材3の上端側取付座部3aに設けられる上下方向貫通ねじ孔12の筒状壁部12aは、下向きに突設させることもできる。この場合締結用ボルト22は、上下方向貫通ねじ孔12と同心状に固定筒部1Aの下側周壁部1Aaに設けられた貫通孔(貫通孔13)を経由して固定筒部1A内に入り込むことになる。又、斜め支持材3の上端側取付座部3aと固定筒部1Aの下側周壁部1Aaとを固着する方法はブラインドリベットに限らず、溶接でも良い。勿論、ブラインドリベットを利用する場合も、その位置(取付用孔11a,11b、貫通孔14a,14bの位置)は上下方向貫通ねじ孔12の前後両側に限定されるものではなく、上下方向貫通ねじ孔12の前後何れか片側であっても良いし、ブラインドリベットの本数も2本に限らない(1本でも良い)。
縦断側面図である。 A図は平面図、B図は一部横断定面図である。 パイプクランプ取り付け前の垂直部材の背面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 A図は図1のB−B線拡大断面図、B図は図1のC−C線拡大断面図、C図は図1のD−D線拡大断面図である。 足場板支持部材の固定筒部と斜め支持材との結合部を示す分解縦断側面図である。 A図は足場板支持部材の可動筒部の先端部を示す正面図、B図は同A図のE−E線断面図である。 A図は足場板外側辺支持部材を示す正面図、B図は同A図のF−F線断面図である。 A図は足場板落下止め突出片を示す正面図、B図は同A図のG−G線断面図である。
符号の説明
1 足場板支持部材
1A 固定筒部
1B 可動筒部
2 垂直部材
3 斜め支持材
3a 上端側取付座部
4 パイプクランプ
5 嵌合部材
6 足場板落下止め突出片
7 足場板外側辺支持部材
11a,11b 取付用孔
12 上下方向貫通ねじ孔
12a 筒状壁部
13,14a,14b 貫通孔
15a,15b ブラインドリベット
16 長孔部
D 足場板
P,P2 鋼管

Claims (4)

  1. 水平の足場板支持部材と、当該足場板支持部材の内端から垂下する垂直部材と、当該垂直部材に取り付けられたパイプクランプとを備え、前記足場板支持部材は、丸パイプ材から構成され且つ内端に前記垂直部材が取り付けられた固定筒部と、当該固定筒部に出退移動自在に内嵌され且つ外端に足場板落下止め突出片が付設された可動筒部とから成り、前記固定筒部と前記垂直部材との間に斜め支持材が取り付けられた足場板支持用ブラケットであって、前記斜め支持材の上端には、前記固定筒部への取り付けのための取付座部が形成され、当該取付座部には、この取付座部から一体に形成された筒状壁部を周囲に備えた上下方向貫通ねじ孔が設けられ、この上下方向貫通ねじ孔を上向きに螺合貫通する締結用ボルトが設けられ、当該締結用ボルトの内端が前記固定筒部の下側周壁部を貫通して前記可動筒部を押圧固定するように構成された足場板支持用ブラケットにおいて、
    前記上下方向貫通ねじ孔の周囲の筒状壁部は、前記斜め支持材の取付座部から上向きに突設され、前記固定筒部の下側周壁部には、前記上下方向貫通ねじ孔の周囲の筒状壁部が嵌合する貫通孔が設けられている、足場板支持用ブラケット。
  2. 前記斜め支持材の取付座部と前記固定筒部の下側周壁部とは、前記上下方向貫通ねじ孔の前後両側2箇所でリベット止めされている、請求項1に記載の足場板支持用ブラケット。
  3. 前記可動筒部には、この可動筒部の長さ方向と平行な長孔部が形成され、この長孔部を前記締結用ボルトが貫通して、当該締結用ボルトの先端が前記可動筒部の上側周壁部を前記固定筒部の内周面に押圧固定するように構成された、請求項1又は2に記載の足場板支持用ブラケット。
  4. 前記斜め支持材の取付座部と前記固定筒部の下側周壁部とはリベット止めされ、前記長孔部の可動筒部内端側の端と前記リベット又は締結用ボルトとの当接により、前記固定筒部からの前記可動筒部の抜け出しが阻止されるように構成された、請求項3に記載の足場板支持用ブラケット。
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