JP2018059603A - ガス栓 - Google Patents

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藤木 顕士
Kenji Fujiki
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Abstract

【課題】ガス栓の長期に亘る使用や、温度変化の激しい環境下での使用を継続しても、防水パッキンの初期の防水性能を維持することができるガス栓を提供する。【解決手段】ガス栓本体31のせん収容部にせんが回動自在に収容され、せん収容部の上方に連設させた筒状部33に操作ハンドルが回動自在に且つ抜け止め状態に、防水パッキン10を介して装着されたガス栓に関し、防水パッキン10を、外方に向かって開放する開放溝部13を有する形状とし、開放溝部13内にリング体1を内嵌状態に収容させた。【選択図】図2

Description

この発明は、ガス栓、特に、防水機能を有するガス栓に関する。
図4に示すガス栓は、ガス栓本体(31)に挿通するガス流路(31a)の中央部に、せん収容部(30)が、図面では上方に開放するように設けられており、せん収容部(30)の上方には、筒状部(33)が延長形成されている。筒状部(33)には、せん収容部(30)内に収容されているせん(3)を回動操作する操作ハンドル(2)が、圧縮させた状態の押えバネ(4)を介して、筒状部(33)に対して相対回動可能に且つ抜け止め状態に取り付けられる。
せん(3)は、押えバネ(4)の付勢力により、せん収容部(30)の底部に押し付けられた状態で操作ハンドル(2)と共に、せん(3)に貫通させたガス通過(3a)とガス栓本体(31)のガス流路(31a)とが連通する全開状態と、この状態から、せん(3)を90度回動させた全閉状態との間で回動可能となっている。
また、ガスメータ用ガス栓のように屋外に設置されるガス栓や、厨房に設置されるガス栓では、ガス栓本体(31)内への雨水や洗浄水等の浸入を防止するために、筒状部(33)の頂面周縁部と操作ハンドル(2)の裏面との間に、環状の防水パッキン(40)が密に介在されている。
図面に示した防水パッキン(40)は、外方に開放する断面略横向きV字状の合成ゴム製であり、筒状部(33)の頂面周縁近傍に形成されている収容溝(36)内に密に収容されて、筒状部(33)の頂面と操作ハンドル(2)の裏面との間を水密状態に保持している。
このものでは、筒状部(33)の頂面と操作ハンドル(2)の裏面との間が、防水パッキン(40)によって周方向にシールされることとなり、ガス栓本体(31)内への雨水等の水の浸入が防止される。ガス栓本体(31)内への水の浸入を防止することにより、せん収容部(30)及びせん(3)の摺動面における錆の発生を防止する構造となっている。
特開2009−127789号公報
上記した構成のガス栓では、防水パッキン(40)は外方に開放する断面略横向きV字状となっているため、ガス栓の長期使用によって、防水パッキン(40)の弾性が低下すると防水パッキン取付部に対する圧接力が弱くなり、防水パッキン(40)の防水性が劣化するといった問題がある。
また、ガス栓が温度変化の激しい環境下に置かれた場合、防水パッキン(40)がガス栓と共に熱せられたり冷やされたりすることにより、防水パッキン(40)の弾性が低下し易く、このような環境下では防水性の劣化が早くなる。
防水パッキン(40)の劣化が進むと、ガス栓に掛かった水や洗浄水等がガス栓本体(31)の内部に浸入するのを防止できず、ガス栓本体(31)の内部がさび付いて、操作ハンドル(2)によるせん(3)の回動操作ができなくなるといった問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、『ガス栓本体のせん収容部の開放端部に筒状部が連設されていると共に、前記せん収容部内に収容されているせんを回動操作するための操作ハンドルが前記筒状部に対して回動自在に且つ抜け止め状態に装着され、前記筒状部の頂面と前記操作ハンドルの裏面との間に、環状の防水パッキンが、前記筒状部の頂面と前記操作ハンドルの裏面とで押圧された状態で介在されているガス栓』において、ガス栓の長期に亘る使用や、温度変化の激しい環境下での使用を継続しても、防水パッキンが初期の防水性能を維持することができるガス栓を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、『前記防水パッキンは、外方に向かって開放する開放溝部が形成された構成とし、
前記開放溝部内にリング体が内嵌状態に収容されている』ことである。
上記手段は次のように作用する。
防水パッキンは、操作ハンドルの裏面とガス栓本体の筒状部の頂面との間で圧接された状態で介在される環状体であり、その環状体の外方側、すなわち、ガス栓の外側に向かって開放するように開放溝部が形成されていると共に、開放溝部に内嵌されるようにリング体が設けられている。
リング体を開放溝部に内嵌させることにより、操作ハンドルの裏面に対する圧接力及び前記筒状部の頂面に対する圧接力が高まり、操作ハンドルの裏面と筒状部の頂面との間のシール性能が向上し、高い防水効果を得ることが出来る。
また、ガス栓が、長期に亘って又は温度変化の激しい環境下で使用され続けて、防水パッキン自体にへたりが生じて来ても、リング体によって、開放溝部の開放度合い大きさは確保されるから、操作ハンドルの裏面や筒状部の頂面に対する圧接力を維持することができ、防水性能が大きく劣化することはない。
上記ガス栓において、好ましくは、『前記リング体はゴム製のOリングとした』ことである。
このものでは、Oリングの弾性を利用することにより、防水パッキンの開放溝部からリング体としてのOリングを容易に装着させることができ、防水パッキンとOリングとで、操作ハンドルの裏面と筒状部の頂面との間の防水性及び気密性を確保することができる。
上記ガス栓において、好ましくは、『前記筒状部の頂面にて前記防水パッキンよりも外側に位置する外周縁近傍に、上方に凸の環状の第1外周凸部が設けられ、
前記筒状部に操作ハンドルを装着させた状態にて、前記第1外周凸部に対向する操作ハンドルの裏面の所定箇所に下方に凸の環状の第2外周凸部が設けられ、
前記第1、第2外周凸部の頂面間には隙間が形成されると共に、前記第1、第2外周凸部の外側に保護リングが介装され、
前記保護リングは、前記第1、第2外周凸部の外周面に同時に外嵌する環状枠部と、前記環状枠部の内面に突設し且つ前記第1、第2外周凸部の頂面間の隙間に介在される環状フランジ片とから構成されている』ことである。
防水パッキンよりも外側に保護リングを介装させることにより、ガス栓に直接雨水が激しく降り注いだり、高圧の散水が噴き付けられたりしても、防水パッキンに水が直接かかることがない。又、防水パッキンは保護リングによって、塵埃や塗料等といった水以外の外的衝撃や刺激からも保護される。
上記ガス栓において、好ましくは、『前記保護リングの環状フランジ片に、前記リング体を具備させた』ことである。
このものでは、リング体を別個に設ける必要がなく、保護リングの装着と同時に、防水パッキンの開放溝部内に、環状フランジ片をリング体として内接状態に挿入することができる。よって、部品点数を減らして、ガス栓の組み付けを簡略化することができる。
本発明によれば、防水パッキンの開放溝部内にリング体を内嵌状態に設けることにより、防水パッキンの、操作ハンドルの裏面とガス栓本体の筒状部の頂面への圧接力が増強し、防水パッキンによる防水性を向上させることができる。また、長期にわたる使用や温度変化の激しい環境下での使用で、防水パッキン自体にへたりが生じて来ても、開放溝部の開放度合いはリング体によって保持されるから、操作ハンドルの裏面や筒状部の頂面に対する圧接力を維持することができる。よって、防水性能を大きく劣化させることなく、温度変化の激しい環境下でも長期の使用に耐えるガス栓を提供することができる。
また、せんとせん収容部との摺動部に傷が生じたり、異物が付着することにより、せんの上面から僅かなガス漏れが生じることがあっても、防水パッキンによる気密性は確保されるので、ガス栓外部へのガス漏れを防止することができる。
さらに、リング体をOリングとしたり、防水パッキンの外側に保護リングを設けることにより、防水性・気密性・防塵性は一層向上させることができ、保護リングの環状フランジ片をリング体として利用することができるようにしたものでは、部品点数が減り、構造が簡略化されるので、ガス栓の組み付けが容易となる。
本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の縦断面図である。 本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の要部拡大断面図である。 本発明の第2番目の実施の形態のガス栓の要部拡大断面図である。 一般的な従来のガス栓の縦断面図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本願発明の第1番目の実施の形態におけるガス栓の全体図であり、図2は防水パッキン(10)及び保護リング(17)の装着部分の要部拡大断面図である。
この実施の形態のガス栓のガス栓本体(31)は、従来のものと同様な構成であり、上流側ネジ筒部(311)と下流側ネジ筒部(312)とが同軸上に並ぶように連結されたガス流路(31a)を有し、その中央部に、せん収容部(30)が設けられると共に、せん収容部(30)内に収容させるせん(3)を、操作ハンドル(2)と共に回動させることにより、ガス流路(31a)を開閉させている。
なお、せん収容部(30)の上方開放端には筒状部(33)が延設されている。
せん(3)の頂面には、操作ハンドル(2)の裏面に設けられた係合部(24)に回動方向に係合する一対の操作軸(34)(34)が突設されていると共に、操作軸(34)(34)で囲まれた範囲内に、せん(3)をせん収容部(30)内に弾性的に押し込むための押えバネ(4)が介在されている。
筒状部(33)の内周壁からは、円弧状の係合フランジ部(32)(32)が部分的に内方へ突設していると共に、その基端部から環状凸部(35)が上方へ突設されている。そして、環状凸部(35)の外側基端部には、環状の防水パッキン(10)を収容するための環状の収容溝(36)が形成されている。筒状部(33)の頂面の外周端縁近傍には、収容溝(36)の外周縁に相当する上方に凸の環状の第1外周凸部(37)が周方向に沿って突設されている。
操作ハンドル(2)の裏面には、上述した複数の係合フランジ部(32)(32)の間からそれよりも下方へ押込んだ後、操作ハンドル(2)を所定角度回動させることにより、係合フランジ部(32)(32)の下方へ位置させる係合鍔部(22)(22)が外方へ張り出している。
また、係合鍔部(22)よりも外側の、環状凸部(35)に対応する箇所には、環状凸部(35)が回動自在に嵌まり込む環状凹溝(20)が下方に開放するように形成されている。
さらに、第1外周凸部(37)に対抗する個所には、第2外周凸部(27)が下方に凸となるように突設されており、第1、第2外周凸部(37)(27)の頂面間には、所定の隙間(S)が形成されている。
複数の係合鍔部(22)を複数の係合フランジ部(32)に、押えバネ(4)の付勢力に抗して、それぞれ下方から係合させた、操作ハンドル(2)のガス栓本体(31)への取り付け状態にて、環状凸部(35)は環状凹溝(20)内に回動可能に収容され、環状凹溝(20)の開放端側に連通する収容溝(36)には防水パッキン(10)が操作ハンドル(2)の裏面で押圧された状態で収容されている。
防水パッキン(10)は、開放溝部(13)が、収容溝(36)よりも外側に連通する隙間(S)に向って開放する断面略横向きV字状の弾性材料製の環状体であり、開放溝部(13)の上方に位置する上片(11)の上面が外周凸部(27)の内側に続く操作ハンドル(2)の裏面に圧接すると共に、開放溝部(13)の下方に位置する下片(12)の下面が収容溝(36)の底面に圧接された状態で、操作ハンドル(2)の裏面とガス栓本体(31)の筒状部(33)の頂面との間に介在されている。
開放溝部(13)内には、Oリング(1)が、上片(11)の下面と下片(12)の上面とに圧接するように収容されている。
Oリング(1)を防水パッキン(10)の開放溝部(13)に内嵌状態に収容することで、上片(11)及び下片(12)は、Oリング(1)によってそれぞれ上方又は下方に積極的に押圧された状態に保持されるから、操作ハンドル(2)の裏面に対する上片(11)の上面の圧接力及び筒状部(31)の頂面に形成されている収容溝(36)の底面に対する下片(12)の下面の圧接力を向上させることができる。これにより、操作ハンドル(2)の裏面とガス栓本体(31)の筒状部(33)の頂面間のシール性が向上する。
そして、第1、第2外周凸部(37)(27)を囲むように、保護リング(17)が装着されている。
保護リング(17)は、第1、第2外周凸部(37)(27)の外周面に、同時に外嵌する環状枠部(17a)と、環状枠部(17a)の内面から隙間(S)内に突出する環状フランジ片(17b)とからなり、環状枠部(17a)は、ガス栓本体(31)側の第1外周凸部(37)の外周面に密着しているが、第2外周凸部(27)の外周面に対しては相対回動可能に接触させている。また、環状フランジ片(17b)は、第1外周凸部(37)の頂面に密着しているが、第2外周凸部(27)の下向きの頂面には非接触状態となっている。これにより、保護リング(17)は、ガス栓本体(31)の筒状部(33)の、第1外周凸部(37)に密に固定された態様となり、操作ハンドル(2)は、その操作性を損なうことなく、筒状部(33)及び保護リング(17)に対して回動可能となる。
上記構成のガス栓を組立てるには、まず、せん(3)の摺動面及び頂面周囲にグリス(15)を塗布し、ガス栓本体(31)のせん収容部(30)にせん(3)を収容すると共に、操作軸(34)の周囲に相当する範囲に、保護シート(14)を被覆させる。
そして、せん(3)の頂面の操作軸(34)で囲まれた範囲に押えバネ(4)を載置する。
また、筒状部(33)の頂面の収容溝(36)に、開放溝部(13)内にOリング(1)を内嵌させた防水パッキン(10)をセットする。
そして、操作ハンドル(2)の係合部(24)(24)の間に、せん(3)の操作軸(34)(34)を対応させると同時に、係合フランジ部(32)(32)の非形成域に係合鍔部(22)(22)を対応させて、操作ハンドル(2)を、ガス栓本体(31)の筒状部(33)内に、コイルバネ(4)の弾性復帰力に抗して押し込み、押込み後、係合鍔部(22)(22)が係合フランジ部(32)(32)の下方に位置するように、操作ハンドル(2)を回動させる。
これにより、操作ハンドル(2)は、ガス栓本体(31)に対して抜け止め状態に装着され、押えバネ(4)は、せん(3)と操作ハンドル(2)との間に、圧縮された状態に介在される態様となると共に、その付勢力によって、せん(3)はせん収容部(30)の底部に押し付けられると同時に、係合鍔部(22)の上面が係合フランジ部(32)の下面に圧接される。なお、防水パッキン(10)は、Oリング(1)を内嵌させた状態で、操作ハンドル(2)とガス栓本体(31)の筒状部(33)の頂面との間にて、所定の押圧力で押圧された状態に保持される。
また、防水パッキン(10)の外側に保護リング(17)を装着させているから、防水パッキン(10)に、雨水、塵埃、塗料等の外的衝撃や刺激が直接影響することがない。よって、防水パッキン(10)の耐久性が向上すると共に、ガス栓本体(31)内の防水効果・防塵効果が一層向上する。
万一、保護リング(17)の装着箇所に高圧水が作用する等して、水や他の異物が保護リング(17)を超えて、第1、第2外周凸部(37)(27)間の隙間(S)に侵入して来ても、これら水や異物は、防水パッキン(10)の上片(11)と下片(12)とで構成されている開放溝部(13)内のOリング(1)で受け止められ、下片(12)の上面に貯留される。よって、水や異物が、防水パッキン(10)を超えてガス栓本体(31)内に入り込むことはない。
上記構成のガス栓を長期にわたって使用し続けると、防水パッキン(10)の弾性力の低下により、防水パッキン(10)にへたりが生じることがある。
また、ガス栓が、屋外や厨房等の温度変化の激しい環境下で使用され続けることによって、ガス栓が加熱されたり冷却されたりすることにより、防水パッキン(10) の弾性が低下し易く、このような環境下では防水性の劣化が早くなる。
このように、長期の使用や温度変化によって、防水パッキン(10)の弾性が低下し、へたりが生じても、上片(11)と下片(12)との間に介在させたOリング(1)によって、開放溝部(13)の開放度合いはOリング(1)によって確保され、上片(11)の上面の操作ハンドル(2)の裏面への圧接力を保持させることができ、防止パッキン(10)の防水性能を劣化させることはない。よって、屋外や厨房等のように、温度変化が激しく、且つ防水性の必要な個所にも、ガス栓を長期にわたって使用することができる。
また、ガス栓本体(31)の内部は、Oリング(1)によって気密性も確保されるから、せん(3)とせん収容部(30)との摺動部に傷が生じたり、異物が付着することにより、前記摺動面から僅かなガス漏れが生じることがあっても、ガス栓外部へのガス漏れは防止することができる。
図3に示すものは、第2番目の実施の形態の防水パッキン(10)と保護リング(18)を表した要部拡大断面図である。
この実施の形態の保護リング(18)は、第1外周凸部(37)の外周面に密嵌し且つ第2外周凸部(27)の外周面に摺動自在に外嵌する環状枠部(18a)と、環状枠部(18a)の内面から、第1、第2外周凸部(37)(27)間の隙間(S)内に突出する環状フランジ片(18b)と、環状フランジ片(18b)と一体に設けられたリング体(18c)とからなり、リング体(18c)を、上記第1番目の実施の形態と同様な形状の防水パッキン(10)の開放溝部(13)内に内嵌させる構成としたものである。
このものでは、上記第1番目の実施の形態で採用したOリング(1)の代わりに、保護リング(18)のリング体(18c)を開放溝部(13)内に内嵌させる構成としたから、防水パッキン(10)と保護リング(18)とを一体的に組み付けておくことができ、部品点数が削減し、ガス栓の組み付けも容易となる。
開放溝部(13)内にリング体(18c)を介在させることにより、上片(11)及び下片(12)間の距離を確保することができ、防水パッキン(10)がへたっても、防水性を維持することができる。
なお、この実施の形態では、環状フランジ片(18b)の先端部分にリング体(18c)を具備させた構成としたが、環状フランジ片(18b)自体を、リング体(18c)とする構成としても良い。
(1) ・・・・・・・・・Oリング(リング体)
(10)・・・・・・・・・防水パッキン
(13)・・・・・・・・・開放溝部
(2) ・・・・・・・・・操作ハンドル
(3) ・・・・・・・・・せん
(30)・・・・・・・・・せん収容部
(31)・・・・・・・・・ガス栓本体
(33)・・・・・・・・・筒状部

Claims (4)

  1. ガス栓本体のせん収容部の開放端部に筒状部が連設されていると共に、前記せん収容部内に収容されているせんを回動操作するための操作ハンドルが前記筒状部に対して回動自在に且つ抜け止め状態に装着され、前記筒状部の頂面と前記操作ハンドルの裏面との間に、環状の防水パッキンが、前記筒状部の頂面と前記操作ハンドルの裏面とで押圧された状態で介在されているガス栓において、
    前記防水パッキンは、外方に向かって開放する開放溝部が形成された構成とし、
    前記開放溝部内にリング体が内嵌状態に収容されていることを特徴とするガス栓。
  2. 請求項1に記載のガス栓において、前記リング体はゴム製のOリングとしたことを特徴とするガス栓。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガス栓において、前記筒状部の頂面にて前記防水パッキンよりも外側に位置する外周縁近傍に、上方に凸の環状の第1外周凸部が設けられ、
    前記筒状部に操作ハンドルを装着させた状態にて、前記第1外周凸部に対向する操作ハンドルの裏面の所定箇所に下方に凸の環状の第2外周凸部が設けられ、
    前記第1、第2外周凸部の頂面間には隙間が形成されると共に、前記第1、第2外周凸部の外側に保護リングが介装され、
    前記保護リングは、前記第1、第2外周凸部の外周面に同時に外嵌する環状枠部と、前記環状枠部の内面に突設し且つ前記第1、第2外周凸部の頂面間の隙間に介在される環状フランジ片とから構成されていることを特徴とするガス栓。
  4. 請求項3に記載のガス栓において、前記保護リングの環状フランジ片に、前記リング体を具備させたことを特徴とするガス栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6037672U (ja) * 1983-08-22 1985-03-15 日立金属株式会社 ガスコツク
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