JP2018059134A - ハースユニット、蒸発源および成膜装置 - Google Patents

ハースユニット、蒸発源および成膜装置 Download PDF

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Abstract

【課題】相互に交換することができるハースユニット、蒸発源および成膜装置を提供する。【解決手段】本発明の一形態に係るハースユニットは、ハース本体と、少なくとも1つの第1のハースブロックと、少なくとも1つの第2のハースブロックと、を具備する。ハース本体は、冷却用の第1の通路をそれぞれ含む複数の領域を有する。第1のハースブロックは、第1の収容部と、第1の取付部と、を有する。第1の収容部は、第1の蒸着材料を収容し第2の通路を有する。第1の取付部は、複数の領域の一部に設置され第2の通路と第1の通路を連通させる第3の通路を有する。第2のハースブロックは、第2の収容部と、第2の取付部と、を有する。第2の収容部は、第2の蒸着材料を収容する。第2の取付部は、複数の領域の他の一部に設置され第2の収容部と第1の通路との連通を遮断し複数の領域のそれぞれに対して第1の取付部と互換形状を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、蒸着材料を蒸発させるハースユニット、蒸発源および成膜装置に関する。
成膜装置の蒸着源として、ハースブロックを複数備えたハースがある。複数のハースブロックのそれぞれには、例えば、蒸着材料が収容される。そして、複数のハースブロックのそれぞれに収容された蒸着材料のうち、選択された蒸着材料が加熱されることによってハースブロックから蒸発し、この蒸着材料が基板に堆積する。
ハースについては、メンテナンスを容易にする観点から、複数のハースブロックのそれぞれを独立して脱着できる構造が提供されている(例えば、特許文献1参照)。これらの複数のハースブロックのそれぞれは同じ構造で構成されている。
特開2015−045063号公報
しかし、ハースに異種の蒸着材料を収容させ、同一バッチでハースブロックを切り替えながら異種の蒸着材料を成膜源から蒸発させる場合、蒸着材料の特性に応じて冷却性能が異なるハースブロックが必要になる場合がある。また、蒸着材料の種類によっては、冷却性能が異なるハースブロック同士間で、それらの数を相互に変更する必要も生じる。上記の構造では、成膜源内で、冷却性能が異なるハースブロック同士を相互に交換することができない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、冷却性能が異なるハースブロック同士を相互に交換することができるハースユニット、蒸発源および成膜装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るハースユニットは、ハース本体と、少なくとも1つの第1のハースブロックと、少なくとも1つの第2のハースブロックと、を具備する。
前記ハース本体は、冷却用の第1の通路をそれぞれ含む複数の領域を有する。
前記第1のハースブロックは、第1の収容部と、第1の取付部と、を有する。第1の収容部は、第1の蒸着材料を収容し第2の通路を有する。第1の取付部は、前記複数の領域の一部に設置され前記第2の通路と前記第1の通路を連通させる第3の通路を有する。
前記第2のハースブロックは、第2の収容部と、第2の取付部と、を有する。第2の収容部は、第2の蒸着材料を収容する。第2の取付部は、前記複数の領域の他の一部に設置され前記第2の収容部と前記第1の通路との連通を遮断し前記複数の領域のそれぞれに対して前記第1の取付部と互換形状を有する。
これにより、冷却性能が異なるハースブロック同士を相互に交換することができる。
上記のハースユニットにおいては、前記第1のハースブロックは、前記第1の収容部と前記第1の取付部とが一体となって設けられてもよい。
これにより、冷却性能が高く脱着可能な第1のハースブロックがハースユニット内に設けられる。
上記のハースユニットにおいては、前記第2の収容部は、容器であり、前記第2の取付部は、前記容器を支持する板状部材であってもよい。
これにより、冷却性能が弱い脱着可能な第2のハースブロックがハースユニット内に設けられる。
上記のハースユニットにおいては、前記板状部材は、前記ハース本体に対向する溝を有し、前記溝は、前記第1の通路に連通してもよい。
これにより、冷却性能が弱い脱着可能な第2のハースブロックがハースユニット内に設けられる。
上記のハースユニットにおいては、前記第2のハースブロックは、前記第2の収容部と前記第2の取付部との間に設けられたスペーサ部材をさらに有してもよい。
これにより、前記第2のハースブロックと前記第2の取付部との間の熱伝導がスペーサ部材によって調整される。
上記のハースユニットにおいては、前記第2のハースブロックは、前記第2の取付部上に設けられ前記第2の収容部の周囲の少なくとも一部を遮蔽するシールド板をさらに有してもよい。
これにより、第2のハースブロックから熱輻射がシールド板によって防止される。
また、本発明の一形態に係る蒸発源は、上記のハースユニットと、電子銃と、を具備する。前記電子銃は、前記第1の収容部または前記第2の収容部に、電子ビームを照射することができる。
また、本発明の一形態に係る成膜装置は、上記のハースユニットと、電子銃と、真空槽と、を具備する。前記真空槽は、前記ハースユニットと前記電子銃を収容する。
以上述べたように、本発明によれば、冷却性能が異なるハースブロック同士を相互に交換することができるハースユニット、蒸発源および成膜装置が提供される。
本実施形態に係る成膜装置の全体構成を示す概略側面図である。 図(A)は、本実施形態に係るハースユニットの概略上面図である。図(B)は、図(A)のA1−A2線における概略断面図である。 本実施形態のハースユニットの作用を説明する概念側面図である。 本実施形態のハースユニットの作用を説明する概念上面図である。 図(A)は、本実施形態に係るハースユニットの概略上面図である。図(B)は、図(A)のA1−A2線における概略断面図である。 図(A)は、本実施形態に係るハースユニットの概略上面図である。図(B)は、図(A)のA1−A2線における概略断面図である。 本実施形態に係るハースユニットの変形例の概略側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。
[成膜装置の全体構成]
図1は、本実施形態に係る成膜装置の全体構成を示す概略側面図である。
図1に示す成膜装置100は、真空槽10と、成膜源(蒸発源)30と、支持ホルダ60と、を具備する。
真空槽10は、真空容器であり、減圧状態を維持することができる。真空槽10をX−Y平面で切断したときの形状は、例えば、矩形状である。真空槽10には、真空槽10外から真空槽10内にガスを供給することが可能なガス供給機構が設けられてもよい。
成膜源30は、真空槽10内に設けられている。成膜源30は、例えば、真空槽10内の底部10bに設けられている。成膜源30は、ハースユニット20Aと、電子銃40と、を有する。ハースユニット20Aは、Z軸方向に延伸する軸心20cの周りに回転可能である。ハースユニット20Aは、蒸着材料を収容可能な複数のハースブロック(坩堝)を有する。ハースユニット20Aの詳細については、後述する。
電子銃40は、ハースユニット20Aの特定のハースブロックに向かって電子ビーム41を照射することができる。電子銃40は、例えば、Y軸方向においてハースユニット20Aに並んで配置されている。電子銃40は、X軸方向においてハースユニット20Aに並んで配置することもできる。ハースユニット20Aが回転し、特定の位置で停止することにより、電子ビーム41が照射される蒸着材料が選択される。
電子ビーム41が照射された蒸着材料は、電子銃40によりハースユニット20A内で加熱される。これにより、蒸着材料は、ハースユニット20Aから支持ホルダ60に向かい蒸発する。図1には、蒸発した蒸着材料の飛遊する範囲の外延が模式的に線65で表されている。
ハースユニット20Aの直上には、支持ホルダ60に飛遊する蒸着材料を強制的に遮断するシャッタ50が設けられる。なお、成膜源30には、回転によって電子ビーム41を遮断する別のシャッタ(不図示)が設けられてもよい。
支持ホルダ60は、真空槽10内に設けられている。支持ホルダ60は、Z軸方向において成膜源30に対向する。支持ホルダ60は、ドーム型構造を有する。支持ホルダ60は、複数のワークW1を支持することができる。ワークW1は、例えば、円形状の半導体ウェーハである。ワークW1の平面形状は、例えば、矩形状であってもよい。
支持ホルダ60の中心部(ドーム構造の最上部)は、軸部61に連結されている。軸部61は、Z軸方向に延伸する。支持ホルダ60は、軸部61のまわりに回転可能である。軸部61は、真空槽10の上部10u上に設けられた駆動ユニット62に連結されている。軸部61の回転は、駆動ユニット62によって制御されている。成膜装置100では、支持ホルダ60が回転しながらワークW1への成膜処理が可能である。
[ハースユニットの構成]
図2Aは、本実施形態に係るハースユニットの概略上面図である。図2Bは、図2AのA1−A2線における概略断面図である。
図2Aおよび図2Bに示すハースユニット20Aは、ハース本体200と、ハース本体200上に設けられた少なくとも1つのハースブロック(第1のハースブロック)210と、ハース本体200上に設けられた少なくとも1つのハースブロック(第2のハースブロック)220と、を具備する。
ハース本体200は、例えば、銅(Cu)等の金属製の基体である。ハース本体200は、ハースブロックが設置される複数の領域201を有する。複数の領域201は、ハースユニット20Aの軸心20cから放射状に配置されている。例えば、複数の領域201のそれぞれは、軸心20cを中心として、ハースユニット20Aの周方向S1に並ぶ。ここで、周方向S1とは、軸心20cを中心とする円の円周に沿った方向である。複数の領域201のそれぞれの平面形状(X−Y平面における形状)は、相互に同じである。
領域201は、Z軸方向からハースユニット20Aを見たとき、一例として、軸心20cからハースユニット20Aの外側に延びる線R1および線R2と、軸心20cに近い円弧C1と、円弧C1より外側に位置する円弧C2と、によって囲まれた領域である。ここで、円弧C1または円弧C2は、軸心20cを同心とする円の円周の一部である。線R1および線R2は、円弧C2の半径から円弧C1の半径を除いた線である。本実施形態では、領域201の平面形状を扇形とする。但し、領域201の平面形状は、扇形に限らない。例えば、領域201の平面形状は、円形、三角形、長方形等の矩形であってもよい。また、図2Aでは、12個の領域201が例示されているが、この数に限らない。
複数の領域201のそれぞれには、冷却用の媒体(例えば、純水、水溶液、ガス)が流通可能な通路(第1の通路)205が設けられている。通路205は、通路205aと通路205bと通路205cとを含む。例えば、通路205a、通路205bおよび通路205cのそれぞれは、媒体をハース本体200の上面から再びハース本体200の上面に還流させることができる通路である。さらに、通路205a、通路205bおよび通路205cのそれぞれは、隣り合う領域201に跨って形成されている。図2Bに示す通路205は、模式的に描かれたものでこの形状に限らない。
ハースブロック210は、例えば、銅等の金属製の容器である。
ハースブロック210は、ハース本体200上に設置される取付部211(第1の取付部)と、取付部211上に位置する収容部212(第1の収容部)と、を有する。収容部212には、電子銃40から出射された電子ビーム41が照射される。ハースブロック210においては、収容部212と取付部211とが一体となっている。ハースブロック210は、例えば、ネジ500によってハース本体20の領域201にネジ止めされている。
収容部212は、蒸着材料を収容する孔部212hを有する。収容部212の内部には、冷却用の媒体が流通する通路215b(第2の通路)が設けられている。通路215bは、収容部212の内部において、例えば、孔部212hの周りを旋回する。これにより、孔部212h内の蒸着材料が電子銃41で加熱されても、収容部212は効率よく冷却される。
取付部211は、複数の領域201の一部に設置される。例えば、少なくとも1つの取付部211が複数の領域201の一部に設置される。これにより、取付部211と一体となった収容部212、すなわち、少なくとも1つのハースブロック210が複数の領域201の一部に設置される。図2Aでは、一例として、9個の領域201のそれぞれにハースブロック210が設置された状態が示されている。
取付部211の平面形状は、例えば、領域201の平面形状に対応する形状になっている。例えば、取付部211は、複数の領域201のいずれにも取付け可能である。例えば、取付部211の平面形状は、軸心20cからハースユニット20Aの外側に向かうほど、幅が広くなっている。
取付部211は、冷却用の媒体が流通する通路215c(第3の通路)を有する。通路215cは、通路215caと通路215caとを含む。通路215caおよび通路215caは、通路215bに連通している。例えば、取付部211がハース本体200に設置されることにより、通路215bと通路215caとが連通し、通路215bと通路215cbとが連通する。これにより、通路205a、通路215ca、通路215b、通路215cbおよび通路205bが直列状に連通する。なお、図2Bに示す通路215b、215ca、215cbは、模式的に描かれたものでこの形状に限らない。
ハースブロック220は、ハースブロック220の下部材である取付部221(第2の取付部)と、上部材である収容部222(第2の収容部)と、を有する。ハースブロック220においては、取付部221と、収容部222と、は一体的になっていない。例えば、収容部222は、容器であり、取付部221は、収容部222を支持する板状部材である。
収容部222は、取付部221上に載置されている。例えば、収容部222の一部は、取付部221に設けられたリセス部221rに嵌合されている。収容部222は、その内部に冷却用の通路が設けられていない。また、収容部222は、取付部221上に複数設けられてもよい。収容部222は、蒸着材料を収容する孔部222hを有する。孔部222hに収容される蒸着材料は、孔部212hに収容される蒸着材料と異なってもよく、同じでもよい。収容部222の材料は、タングステン(W)等の高融点材料、銅、炭素(C)、アルミナ(AlO)、窒化ホウ素(BN)等のセラミックのいずれかを含む。収容部222には、電子銃40から出射された電子ビーム41が照射される。
収容部222の側壁222wは、リセス部221rに勘合された一部を除き、周方向S1において収容部212、222とは離れている。例えば、周方向S1において、収容部222と収容部212との間または収容部222と収容部222との間の距離は、隣り合う収容部212と収容部212との間の距離よりも長い。さらに、収容部222の側壁222wは、リセス部221rに勘合された一部を除き、他の部材に接していない。
取付部221は、ハース本体200上に設置され、複数の領域201の他の一部に設置される。これにより、少なくとも1つのハースブロック220が複数の領域201の他の一部に設置される。ここで、複数の領域201の他の一部とは、複数の領域201の中のハースブロック210が設置された領域201以外の領域201である。例えば、図2Aでは、3個の領域201のそれぞれにハースブロック220が設置された状態が例示されているが、この数に限らない。なお、取付部221は、例えば、ネジ500によって領域201にネジ止めされている。取付部221の材料は、タングステン(W)等の高融点材料、銅、炭素(C)、アルミナ(AlO)、窒化ホウ素(BN)等のセラミックのいずれかを含む。
取付部221には、その上面から下面に貫通する通路が設けられていない。これにより、取付部221が収容部222とハース本体200との間に介設されると、収容部222と通路205b、205cとの連通が遮断される。但し、取付部221は、ハース本体200に対向する溝225を有する。
例えば、取付部221が領域201に設置されることにより、溝225と通路205とが連通する。例えば、取付部221がハース本体200に設置されると、通路205b、溝225および通路205cが直列状に連通する。これにより、ハース本体200において、通路205bと通路205cとを連通させるバイパス通路が不要になる。つまり、溝225の存在によって、通路205cから流れてくる媒体が再び通路205bに還流することができる。例えば、仮に、収容部222の内部に通路が設けられたとしても、取付部221が領域201に設置されることにより、溝225内を流れる媒体は、収容部22にまで到達しなくなる。なお、図2Bに示す溝225は、模式的に描かれたものでこの形状に限らない。
ハースユニット20Aにおいて、取付部221は、複数の領域201のそれぞれに対して取付部211と互換形状を有する。例えば、X−Y平面において、取付部221の平面形状は、取付部211の平面形状と同じである。つまり、取付部221の平面形状は、領域201の平面形状に対応する形状になっている。例えば、取付部221は、複数の領域201のいずれにも取付け可能である。これにより、ハースブロック210が設置されている領域201から、取付部211を取り外し、この領域201に、ハースブロック220の取付部221を設置することができる。また、逆に、ハースブロック220が設置されている領域201から、取付部221を取り外し、この領域201に取付部211を設置することができる。
なお、ハースユニット20Aにおいては、各通路からの媒体の漏れを防ぐために、ハース本体20と取付部211との間およびハース本体20と取付部221との間には、各通路を取り囲むOリング250が用いられる。
[ハースユニットの作用]
ハースユニット20Aにおいては、複数のハースブロック210のいずれか、および複数のハースブロック220のいずれかは、ハース本体200から独立して取り外すことができる。これにより、特定のハースブロックのみを容易に交換することができる。
これにより、ハースユニット20Aのメンテナンスは容易になる。
また、ハースユニット20Aにおいては、ハース本体200上にハースブロック210が設置され、その横にハースブロック220が設置されると、通路205a、通路215ca、通路215b、通路215cb、通路205b、溝225および通路205cにより直列状の通路が形成される。
ここで、ハースブロック210の収容部212は、通路215b、215cを流れる媒体によって冷却される。一方、ハースブロック220の収容部222は、冷却用の通路を持たない。さらに、収容部222の側壁222wは、リセス部221rに勘合された一部を除き、他の部材に接していない。これにより、収容部222の冷却効果は、収容部212の冷却効果に比べて弱くなっている。
ここで、成膜プロセスにおいては、異種の蒸着材料を同一バッチでハースユニット20Aに収容し、ハースブロックを切り替えながら、ハースブロックごとに異種の材料を蒸発させる場合がある。このプロセスによれば、例えば、ワークW1に多層膜が形成される。本実施形態では、同一バッチで異種の蒸着材料を成膜源から蒸発させる場合、蒸着材料の特性に応じて冷却性能が異なるハースブロックを選択することができる。例えば、蒸発温度が低い蒸着材料(アルミニウム(Al)、銀(Ag)等)については、これらの材料は、冷却効果の低いハースブロック220に収容される。そして、これらの材料に低パワーの電子ビーム41を照射して、材料を蒸発させる。
仮に、蒸発温度が低い材料を冷却効果の高いハースブロック210に収容すると、これらの材料自体がハースブロック210によって冷やされ、高パワーの電子ビームが必要になる。この結果、製造コストが上昇する。なお、ハースブロック220には、低蒸発温度の材料のほか、ハースブロック材と合金を形成し難い蒸着材料が収容されてもよい。
一方、蒸発温度が高い材料(チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)等)については、これらの材料は、冷却効果の高いハースブロック210に収容される。そして、これらの材料に高パワーの電子ビーム41を照射し、材料を蒸発させる。ここで、ハースブロック210は、媒体により冷却されている。これにより、高パワーの電子ビーム41を材料に投入しても、ハースブロック210が溶解することはない。
また、ハースユニット20Aにおいては、蒸着材料の種類に応じて、冷却性能が異なるハースブロック同士で、それらの数を相互に変更することができる。図3、図4Aおよび図4Bに、その様子が表されている。
図3は、本実施形態のハースユニットの作用を説明する概念側面図である。図4Aおよび図4Bは、本実施形態のハースユニットの作用を説明する概念上面図である。
図3には、図2Bに示す状態から、ハースブロック210とハースブロック220とを入れ替えた状態が示されている。取付部211は、領域201に対し取付部221と互換形状を有している。これにより、ハースブロック210とハースブロック220とを入れ替えても、取付部221の溝225は、ハース本体200の通路205aと通路205bとに繋がる。一方、取付部211の通路215caは、ハース本体200の通路205bに繋がり、取付部211の通路215cbは、ハース本体200の通路205cに繋がる。
図4Aおよび図4Bには、冷却性能が異なるハースブロック同士間で、それらの数を相互に変更する様子が表されている。例えば、蒸着材料の種類が複数になり、この中の1つの蒸着材料が蒸発温度の低い材料であるときは、複数のハースブロックの中、ハースブロック220は1個で足りる(図4A)。一方、蒸着材料の種類が複数になり、蒸発温度の低い材料の数が半分のときは、ハースブロック210の数とハースブロック210の数を同じにすることができる(図4B)。このように、ハースユニット20Aによれば、冷却性能が異なるハースブロック同士間で、それらの数を相互に変更することができる。
また、ハースユニット20Aにおいては、周方向S1に隣り合うハースブロック210間同士を冷却パイプで繋ぐことを要しない。ハースユニット20Aにおいては、ハースブロック210をハースユニット20A上に設置することで、ハースブロック210の通路215b、215cと、ハース本体200の通路205と、が連通する。さらに、ハースブロック220の取付部221をハースユニット20A上に設置することで、取付部221の溝225と、ハース本体200の通路201と、が連通する。
これにより、冷却パイプを用いた場合よりも周方向S1におけるハースブロック間の距離が縮まり、ハースブロック210、220がハース本体200に密になって配置される。この結果、冷却パイプを用いた場合よりも、ハース本体200に設置できるハースブロック数が増加する。ハースユニット20Aによれば、蒸着材料の選択の自由度が増す。
[ハースユニットの変形例1]
図5Aは、本実施形態に係るハースユニットの変形例の概略上面図である。図5Bは、図5AのA1−A2線における概略断面図である。
図5Aおよび図5Bに示すハースユニット20Bでは、ハースブロック220が収容部222と取付部221との間に配置されたスペーサ部材223をさらに有する。スペーサ部材223は、導電性を有する。スペーサ部材223は、板状部材である。スペーサ部材223の材料は、炭素、モリブデン(Mo)等のいずれかの材料を含む。
これにより、収容部222と取付部221との間の熱伝導が抑えられる。この結果、蒸発温度が低い材料を収容部222に収容したときは、より低いパワーの電子ビーム41で足りる。この結果、製造コストの上昇が抑えられる。また、スペーサ部材223は、導電性を有する。これにより、収容部222に収容された蒸着材料に電子ビーム41が照射されても、収容部222には電荷が帯電し難くなっている。なお、スペーサ部材223の熱伝導を調整するために、スペーサ部材に貫通孔等が設けられてよい。
[ハースユニットの変形例2]
図6Aは、本実施形態に係るハースユニットの変形例の概略上面図である。図6Bは、図6AのA1−A2線における概略断面図である。
図6Aおよび図6Bに示すハースユニット20Cでは、取付部221上に設けられたシールド部材224をさらに備える。シールド部材224は、収容部222の周囲の少なくとも一部に設けられる。例えば、シールド部材224は、収容部222の周囲を囲む。シールド部材224は、円筒状部材である。シールド部材224の材料は、タングステン(W)等の高融点材料、銅、炭素(C)、アルミナ(AlO)、窒化ホウ素(BN)等のセラミックのいずれかを含む容器である。
これにより、収容部222に収容された蒸着材料から熱が放出されても、シールド部材224により隣の収容部222への熱の輻射が遮蔽される。また、シールド部材224が無いと、収容部222から蒸発した蒸着材料が迷走し、電子銃40に付着する可能性がある。本実施形態では、シールド部材224が収容部222の周囲の少なくとも一部に設けられ、蒸着材料の電子銃40まで飛遊を防止する。
[ハースユニットの変形例3]
図7は、本実施形態に係るハースユニットの変形例の概略側面図である。図7は、図2AのA1−A2線における断面に対応している。
図7に示すハースユニット20Dにおいては、ハース本体200が通路205aと通路205bとが連通するバイパス通路205dと、通路205bと通路205cとが連通するバイパス通路205eと、を有している。また、取付部221は、溝225を有していない。
取付部221が溝225を有してなくとも、バイパス通路205eによって通路205bと通路205cとが連通することができる。これにより、取付部221に溝225を形成する必要がなくなり、より抵コストに取付部221を製造することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
10…真空槽
10b…底部
10u…上部
20A、20B、20C、20D…ハースユニット
20c…軸心
30…成膜源
40…電子銃
41…電子ビーム
50…シャッタ
60…支持ホルダ
61…軸部
62…駆動ユニット
100…成膜装置
200…ハース本体
201…領域
205、205a、205b、205c…通路
205e…バイパス通路
210…ハースブロック
211…取付部
212…収容部
212h…孔部
215c、215ca、215cb…通路
220…ハースブロック
221…取付部
221r…リセス部
222…収容部
222h…孔部
222w…側壁
223…スペーサ部材
224…シールド部材
225…溝
250…Oリング
500…ネジ

Claims (8)

  1. 冷却用の第1の通路をそれぞれ含む複数の領域を有するハース本体と、
    第1の蒸着材料を収容し第2の通路を有する第1の収容部と、前記複数の領域の一部に設置され前記第2の通路と前記第1の通路を連通させる第3の通路を有する第1の取付部と、を有する少なくとも1つの第1のハースブロックと、
    第2の蒸着材料を収容する第2の収容部と、前記複数の領域の他の一部に設置され前記第2の収容部と前記第1の通路との連通を遮断し前記複数の領域のそれぞれに対して前記第1の取付部と互換形状を有する第2の取付部と、を有する少なくとも1つの第2のハースブロックと、
    を具備するハースユニット。
  2. 請求項1に記載のハースユニットであって、
    前記第1のハースブロックは、前記第1の収容部と前記第1の取付部とが一体となって設けられている
    ハースユニット。
  3. 請求項1または2に記載のハースユニットであって、
    前記第2の収容部は、容器であり、前記第2の取付部は、前記容器を支持する板状部材である
    ハースユニット。
  4. 請求項3に記載のハースユニットであって、
    前記板状部材は、前記ハース本体に対向する溝を有し、前記溝は、前記第1の通路に連通する
    ハースユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のハースユニットであって、
    前記第2のハースブロックは、前記第2の収容部と前記第2の取付部との間に配置されたスペーサ部材をさらに有する
    ハースユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載のハースユニットであって、
    前記第2のハースブロックは、前記第2の取付部上に設けられ前記第2の収容部の周囲の少なくとも一部を遮蔽するシールド部材をさらに有する
    ハースユニット。
  7. 冷却用の第1の通路をそれぞれ含む複数の領域を有するハース本体と、
    第1の蒸着材料を収容し第2の通路を有する第1の収容部と、前記複数の領域の一部に設置され前記第2の通路と前記第1の通路を連通させる第3の通路を有する第1の取付部と、を有する少なくとも1つの第1のハースブロックと、
    第2の蒸着材料を収容する第2の収容部と、前記複数の領域の他の一部に設置され前記第2の収容部と前記第1の通路との連通を遮断し前記複数の領域のそれぞれに対して前記第1の取付部と互換形状を有する第2の取付部と、を有する少なくとも1つの第2のハースブロックと、
    を有するハースユニットと、
    前記第1の収容部または前記第2の収容部に、電子ビームを照射することが可能な電子銃と、
    を具備する蒸発源。
  8. 冷却用の第1の通路をそれぞれ含む複数の領域を有するハース本体と、
    第1の蒸着材料を収容し第2の通路を有する第1の収容部と、前記複数の領域の一部に設置され前記第2の通路と前記第1の通路を連通させる第3の通路を有する第1の取付部と、を有する少なくとも1つの第1のハースブロックと、
    第2の蒸着材料を収容する第2の収容部と、前記複数の領域の他の一部に設置され前記第2の収容部と前記第1の通路との連通を遮断し前記複数の領域のそれぞれに対して前記第1の取付部と互換形状を有する第2の取付部と、を有する少なくとも1つの第2のハースブロックと、
    を有するハースユニットと、
    前記第1の収容部または前記第2の収容部に、電子ビームを照射することが可能な電子銃と、
    前記ハースユニットと前記電子銃を収容する真空槽と、
    を具備する成膜装置。
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