JP2018058629A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品コストを増加させることなく、冷水タンク内の冷却水が純水化して電気伝導度が低下するのを防止することができる、飲料ディスペンサを提供する。
【解決手段】飲料ディスペンサ1は、冷水タンク2と温水タンク3を備えている。冷水タンク2内には冷却水Wが貯留されると共に冷凍回路の一部を構成する冷却パイプ10が配置されている。また、冷水タンク2内には、冷却パイプ10の周囲に形成される氷層Fの厚さを電極間の電気抵抗値に基いて検知する氷層センサ32a,32bが配置され、氷層Fの厚さに基いて冷凍回路の動作が制御される。温水タンク3内の過剰な水を排水する温水オーバーフローパイプ19の下流側は冷水タンク2に接続されている。制御ユニット40は、週間タイマ41による温水タンク3への給水開始時に、温水タンク3に過剰給水することによって、温水タンク3内の過剰な水を冷水タンク2に流入させる。
【選択図】図1

Description

この発明は飲料ディスペンサに係り、特に冷水タンクと温水タンクを備えた飲料ディスペンサに関する。
冷水タンクと温水タンクを備えた飲料ディスペンサが知られている。このような飲料ディスペンサでは、冷水タンク内に冷却水が貯留され、その中に冷凍回路の一部を構成する冷却器と飲料水が流通する冷却コイルとが配置される。冷却器によってタンク内の冷却水が冷却されて冷却器の周囲に氷層が形成されると、この氷層の潜熱によって冷却コイル内を流通する飲料水が冷却される。
上記のような飲料ディスペンサでは、冷水タンク内に氷層の厚さを検知するための2つのセンサを配置し、2つのセンサ間の電気抵抗値に基いて冷凍回路のON/OFFを切り替えることによって、冷却器の周囲にほぼ一定の厚さの氷層が形成されるように制御している。
しかしながら、冷却水を入れ替えることなく長期間に渡って上記の蓄氷制御を行っていると、冷水タンク内の冷却水が純水化してその電気伝導度が低下し、2つのセンサ間の電気抵抗値が常に高い値をとるようになってしまう。その結果、冷却器の周囲に氷層が無くなっても冷凍回路が駆動されず、冷却コイル内を流通する飲料水を冷却できない事態が起こり得る。
上記のような事態に対処するために、現状では冷水タンク内の冷却水の電気伝導度が低下して冷凍回路が駆動されない場合には、ユーザによって冷却水を入れ替えてもらうか、あるいは冷却水に重曹を加えてもらうことによって、冷却水の電気伝導度を高くしてもらっている。
また、特許文献1には、冷水タンク内の冷却水の電気伝導度の低下を防止するために、冷却水専用の給水管路を設けると共にその途中に電磁弁を設け、制御ユニットによって電磁弁の開閉を制御することによって、冷水タンクへの冷却水の給水を自動的に行う事項が記載されている。
特開平11−311464号公報
しかしながら、特許文献1では、冷水タンクへの冷却水の給水を自動的に行うために、追加の給水管路と電磁弁を必要とするため、部品コストが増加してしまう。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、部品コストを増加させることなく、冷水タンク内の冷却水が純水化して電気伝導度が低下するのを防止することができる、飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る飲料ディスペンサは、冷水タンクと温水タンクを備える飲料ディスペンサであって、冷水タンク内には冷却水が貯留されると共に、冷凍回路の一部を構成する冷却器と当該冷却器の周囲に形成される氷層の厚さを電極間の電気的特性に基いて検知する氷層センサとが配置され、氷層センサによって検知される氷層の厚さに基いて冷凍回路の動作が制御され、温水タンク内の過剰な水を排水するオーバーフロー流路の下流側が冷水タンクに接続されることを特徴とする。
温水タンクへの給水開始を制御するタイマをさらに備え、タイマによる温水タンクへの給水開始時に、温水タンクに過剰給水するようにしてもよい。
冷水タンク内の冷却水の水温を検知する水温センサをさらに備え、冷凍回路は、水温センサによって検知される冷却水の水温が所定温度まで上昇すると駆動され、タイマによる温水タンクへの給水開始時に、冷水タンク内の冷却水の水温が所定温度以上であるにもかかわらず冷凍回路が駆動されない場合にのみ、温水タンクに過剰給水するようにしてもよい。
この発明に係る飲料ディスペンサによれば、部品コストを増加させることなく、冷水タンク内の冷却水が純水化して電気伝導度が低下するのを防止することができる。
この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサの構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサの制御ユニットの構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサにおける、週間タイマによる運転終了処理の一環として行われるミキシングユニットの洗浄処理のフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサにおける、週間タイマによる運転開始処理のフローチャートである。 この発明のその他の実施の形態に係る飲料ディスペンサにおける、週間タイマによる運転開始処理のフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態.
この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサ1について説明する。
図1に示されるように、飲料ディスペンサ1は、円筒形状の冷水タンク2と、同じく円筒形状の温水タンク3とを備えている。また、飲料ディスペンサ1は、外部の水道から水道水(飲料水)が供給される主給水パイプ4を備えている。
主給水パイプ4は、その途中で冷水給水パイプ5と温水給水パイプ6とに分岐している。冷水給水パイプ5の下流側は、冷水タンク2の上部に接続されており、温水給水パイプ6の下流側は、温水タンク3の側面上部に接続されている。また、主給水パイプ4の途中には、主給水ウォータバルブ7が取り付けられている。さらに、温水給水パイプ6の途中には、温水給水ウォータバルブ8が取り付けられている。
冷水タンク2の底部には、U字形状に延びる冷却水給排水パイプ9が接続されており、冷水タンク2の内部には、冷却水給排水パイプ9を通って供給された冷却水Wが貯留されている。また、冷水タンク2の内部には、内壁に沿うようにして冷却器としての冷却パイプ10が螺旋状に巻かれており、冷却パイプ10は図示しない冷凍回路の一部を構成している。図示しない冷凍回路は、圧縮機、凝縮器、膨張器、冷却器(蒸発器)から構成されて内部を冷媒が流通する周知のものである。
冷却パイプ10の内部を流通する冷媒によって冷却パイプ10の周辺の冷却水Wが冷却されると、冷却パイプ10の周囲に氷層Fが形成される。この氷層Fの潜熱によって冷却水Wは全体的に冷却される。冷却パイプ10の内側には、冷却水Wの温度を検知する水温センサ31と、冷却パイプ10の周囲に形成される氷層Fの厚さを検知する氷層センサ32a、32bとが配置されている。
氷層センサ32a、32bにはそれぞれ電極が設けられており、電極間の電気抵抗値に基いて氷層Fの厚さを検知する。氷層センサ32aは氷層Fの厚みの上限値を検知するものであり、氷層センサ32bよりも冷却パイプ10から遠い位置に配置されている。一方、氷層センサ32bは氷層Fの厚みの下限値を検知するものであり、氷層センサ32aよりも冷却パイプ10に近い位置に配置されている。
氷層Fの厚みが上限値に達すると、氷層センサ32a、32bはともに氷層Fに覆われる。この際、2つのセンサ間の電気抵抗値は所定の最低値以下になる。一方、氷層Fの厚みが下限値を下回ると、氷層センサ32a、32bはともに冷却水W中に露出する。この際、2つのセンサ間の電気抵抗値は所定の最大値以上になる。
なお、氷層センサとしては、上記のように電極間の電気抵抗値に基いて氷層Fの厚さを検知するタイプのものだけでなく、電極間の電気伝導度、電位差等のその他の電気的特性に基づくものでもよい。また、2つの電極と1つのアース電極とを備え、各電極とアース電極との間の電気的特性(電気抵抗値、電気伝導度、電位差等)に基いて氷層Fの厚さを検知するものでもよい。
また、冷却パイプ10のさらに内側には、螺旋状に巻かれた冷却管としての冷却コイル11が配置されている。冷却コイル11の下端は冷水給水パイプ5に連通しており、冷却コイル11の上端は冷水注出パイプ12に連通している。
冷水注出パイプ12は、その下流側において冷水注出パイプ12a〜dに分岐している。また、各冷水注出パイプ12a〜dの途中には、冷水注出ウォータバルブ13a〜dが設けられている。
また、冷水タンク2の側面上部には、冷水オーバーフローパイプ14が接続されている。冷水オーバーフローパイプ14は、冷水タンク2内の水量が過剰となった場合にこれを外部に排出するものであり、その下流側はカップステージ15の底部と連通している。カップステージ15の底部はオーバーフローパイプ16に接続されており、オーバーフローパイプ16の下流側は、排水用ホース17に接続されている。
次に、温水タンク3の内部には、タンク内の水量を検知するためのフロートセンサ30が取り付けられている。図1において、フロートセンサ30が実線で描かれている位置がタンク内の水量の上限であり、フロートセンサ30が破線で描かれている位置がタンク内の水量の下限である。
また、温水タンク3の底面には、タンク内の水を加熱するためのヒータ18が取り付けられている。また、温水タンク3の側面上部には、温水オーバーフローパイプ19が接続されている。温水オーバーフローパイプ19は、温水タンク3内の水量が過剰となった場合にこれを排出するものであり、その下流側は冷水タンク2の上部に接続されている。
また、温水タンク3の底部には、先述した排水用ホース17が接続されている。排水用ホース17の途中には、手動によって開閉可能な排水コック20が取り付けられている。
さらに、温水タンク3の側面下部には、温水注出パイプ21が接続されており、温水注出パイプ21の途中には、ポンプモータ22と温水注出ウォータバルブ23a〜dが設けられている。温水注出パイプ21の下流側は、排水ホース17に接続されている。
温水注出ウォータバルブ23a〜cの各注出口は、冷水注出ウォータバルブ13a〜cの各注出口とそれぞれ合流した後、ミキシングユニット24a〜cに接続されている。ミキシングユニット24a〜cの各ケース内には、コーヒー、紅茶等の粉末が充填されており、ケース内で粉末を溶かすことで飲料が生成され、生成された飲料はドリンクガイド25の飲料注出口25aから注出される。
また、温水注出ウォータバルブ23dの注出口は、冷水注出ウォータバルブ13dの注出口と合流した後、湯水注出パイプ26に接続されている。湯水注出パイプ26の下端は、湯水注出口26aとなる。
飲料注出口25aと湯水注出口26aの直下には、先述したカップステージ15が設けられており、カップステージ15上に湯のみ27を置くことができる。
また、図2に示されるように、飲料ディスペンサ1は、マイクロコンピュータによって構成される制御ユニット40を備えている。制御ユニット40は、フロートセンサ30によって検知される温水タンク3内の水量と、水温センサ31によって検知される冷水タンク2内の冷却水Wの水温とを取得する。
また、制御ユニット40は、氷層センサ32a、32bによって検知される冷水タンク2内の氷層Fの厚さの情報に基いて、冷凍回路の動作、より正確には冷凍回路を構成する圧縮機CMの動作を制御する。詳細には、制御ユニット40は、氷層Fの厚みが下限値を下回って氷層センサ32a、32bの間の電気抵抗値が所定の最大値以上になると圧縮機CMを駆動させ、氷層Fの厚みが上限値に達して氷層センサ32a、32bの間の電気抵抗値が所定の最低値以下になると圧縮機CMを停止させる。
また、制御ユニット40は、主給水ウォータバルブ7、温水給水ウォータバルブ8、冷水注出ウォータバルブ13a〜d、温水注出ウォータバルブ23a〜dの開閉状態を制御する。
さらに、制御ユニット40は、週間タイマ41を備えている。週間タイマ41は、一週間に一度ON状態になり、また一週間に一度OFF状態になる。制御ユニット40は、週間タイマ41がON状態になると、後述する運転開始処理を行い、週間タイマ41がOFF状態になると、次に述べる運転終了処理を行う。
次に、この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサ1における、週間タイマ41による運転終了処理の一環として行われるミキシングユニット24a〜cの洗浄処理について、図3を参照して説明する。なお、洗浄処理の開始時において、各ウォータバルブは全て閉状態であるとする。
週間タイマ41がOFFになると、制御ユニット40は、温水タンク3内が満水状態(図1でフロートセンサ30が実線で描かれている位置)であるか否かをフロートスイッチ30によって判定する(S101)。
ステップS101で温水タンク3内が満水状態でない場合には、制御ユニット40は、温水給水ウォータバルブ8、主給水ウォータバルブ7の順に開状態にして、温水タンク3への給水を開始する(S102)。これにより、外部の水道から主給水パイプ4に供給された水が、温水給水パイプ6を流通して温水タンク3に供給される。その後、制御ユニット40は、フロートスイッチ30によって温水タンク3内が満水状態になったことが検知されるまで待機する(S103)。
ステップS103で温水タンク3内が満水状態になったことが検知されると、制御ユニット40は、主給水ウォータバルブ7、温水給水ウォータバルブ8の順に閉状態にして、温水タンク3への給水を終了する(S104)。
続いて、制御ユニット40は、各ミキシングユニットの洗浄を開始する(S105)。詳細には、まず温水注出ウォータバルブ23aを開状態にすると共にポンプモータ22を駆動させて温水タンク3内の水をミキシングユニット24aに300ml注入し、20秒間撹拌することによってミキシングユニット24a内を洗浄する。同様に、ミキシングユニット24b、ミキシングユニット24cも洗浄する。なお、上記のステップS101で温水タンク3内が既に満水状態である場合には、直ちにステップS105のミキシングユニット24a〜cの洗浄処理を開始する。
以上のステップS101〜S105によって、週間タイマ41による運転終了処理の一環として行われるミキシングユニット24a〜cの洗浄処理が完了する。
次に、この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサ1における、週間タイマ41による運転開始処理について、図4を参照して説明する。なお、運転開始処理の開始時において、各ウォータバルブは全て閉状態である。また、週間タイマ41による前回の運転終了時にミキシングユニット24a〜cの洗浄を行っているため、温水タンク3内の水量は下限(図1でフロートセンサ30が破線で描かれている位置)近くまで減少している。
週間タイマ41がONになると、制御ユニット40は、冷水注出ウォータバルブ13d、主給水ウォータバルブ7の順に開状態にして、冷水タンク内2の冷却コイル11の洗浄を開始する(S201)。その後、制御ユニット40は30秒間待機する(S202)。
この30秒の間、外部の水道から主給水パイプ4に供給された水道水は、冷水給水パイプ5、冷却コイル11、冷水注出パイプ12、冷水注出パイプ12d、湯水注出パイプ26、湯水注出口26aと流通し、カップステージ15、オーバーフローパイプ16を経由して排水用ホース17から外部に排水される。これにより、冷却コイル11内が洗浄される。
ステップS202で30秒が経過すると、制御ユニット40は、主給水ウォータバルブ7、冷水注出ウォータバルブ13dの順に閉状態にして、冷却コイル11内の洗浄を終了する(S203)。
冷却コイル11の洗浄に続いて、制御ユニット40は、温水給水ウォータバルブ8、主給水ウォータバルブ7の順に開状態にして、温水タンク3への給水を開始する(S204)。これにより、外部の水道から主給水パイプ4に供給された水が、温水給水パイプ6を流通して温水タンク3に供給される。その後、制御ユニット40は、フロートスイッチ30によって温水タンク3内が満水状態になったことが検知されるまで待機する(S205)。
ステップS205で温水タンク3内が満水状態になったことが検知されると、制御ユニット40は、さらにT分間経過するまで待機する(S206)。この間、温水タンク3に過剰に供給された水は、温水オーバーフローパイプ19を流通して冷水タンク2に流れ込む。
先述したように、冷水タンク2内の冷却水Wは冷却を続けることによって電気伝導度が低下して純水化するが、外部の水道から温水タンク3に過剰に供給された電気伝導度の高い水道水を、温水オーバーフローパイプ19を経由して冷却タンク2に流れ込ませることにより、冷却水Fの電気伝導度の低下が防止される。
なお、週間タイマ41による運転開始の直後であるから、温水タンク3のヒータ18はまだ作動しておらず、また週間タイマ41による運転終了から時間が経過しているため、温水タンク3内の水温は室温と同程度まで低下している。そのため、温水タンク3内の過剰な水が冷水タンク2に流入することによって、冷水タンク2内の水温が大幅に上昇することはない。
ステップS206でT分間経過すると、制御ユニット40は、主給水ウォータバルブ7、温水給水ウォータバルブ8の順に閉状態にして、温水タンク3への給水を終了する(S207)。
以上説明したように、この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサ1では、温水タンク3内の過剰な水を排水する温水オーバーフローパイプ19の下流側が冷水タンク2の上部に接続されて、温水タンク3内の過剰な水を冷水タンク2に流入させる構造となっている。これにより、冷水タンク2内の冷却水Wの電気伝導度が低下して純水化しても、外部の水道から温水タンク3に過剰に供給された電気伝導度の高い水が温水オーバーフローパイプ19を経由して冷却タンク2に流れ込むため、冷却水Wの電気伝導度の低下が防止される。
また、特許文献1のように、冷水タンク2に給水するための専用のパイプやバルブを追加するのではなく、既存の飲料ディスペンサが有している温水オーバーフローパイプ19の接続先を変更するだけで実現可能であるため、部品コストの増加が抑えられる。
さらに、週間タイマ41による温水タンク3への給水開始時に、温水タンク3内の水温が室温と同程度まで低下している状態で温水タンク3に過剰給水することによって冷水タンク2への給水を行うため、冷水タンク2内の水温が大幅に上昇することはない。
その他の実施の形態.
上記の実施の形態では、週間タイマ41による運転開始時には必ず温水タンク3への過剰給水を行っていた。これに対して、冷水タンク2内の冷却水Wの水温が所定温度(10℃)以上まで上昇しても冷凍回路の圧縮機CMが起動しない場合に、冷水タンク2内の冷却水Wの電気伝導度が低下して氷層センサ32a、32bに基づく制御が出来なくなったと判断し、その場合にのみ温水タンク3への過剰給水を行うようにしてもよい。詳細には、図5に示されるように、週間タイマ41による温水タンク3への給水の際に、水温センサ31によって検知される冷水タンク2内の冷却水Wの水温が所定温度(10℃)以上(S306=YES)であるにもかかわらず、冷凍回路の圧縮機CMが駆動されない場合(S307=NO)にのみ、温水タンク3への過剰給水を行うようにしてもよい(S308)。これにより、冷水タンク2内の冷却水Wの電気伝導度が低下している場合にのみ、温水タンク3への過剰給水が行われることになり、節水の効果を得ることができる。
1 飲料ディスペンサ、2 冷水タンク、3 温水タンク、19 温水オーバーフローパイプ(オーバーフロー流路)、31 水温センサ、32a,32b 氷層センサ、41 週間タイマ(タイマ)、F 氷層、W 冷却水。

Claims (3)

  1. 冷水タンクと温水タンクを備える飲料ディスペンサであって、
    前記冷水タンク内には冷却水が貯留されると共に、冷凍回路の一部を構成する冷却器と該冷却器の周囲に形成される氷層の厚さを電極間の電気的特性に基いて検知する氷層センサとが配置され、
    前記氷層センサによって検知される前記氷層の厚さに基いて前記冷凍回路の動作が制御され、
    前記温水タンク内の過剰な水を排水するオーバーフロー流路の下流側が前記冷水タンクに接続されることを特徴とする、飲料ディスペンサ。
  2. 前記温水タンクへの給水開始を制御するタイマをさらに備え、
    前記タイマによる前記温水タンクへの給水開始時に、前記温水タンクに過剰給水することを特徴とする、請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記冷水タンク内の前記冷却水の水温を検知する水温センサをさらに備え、
    前記冷凍回路は、前記水温センサによって検知される前記冷却水の水温が所定温度まで上昇すると駆動され、
    前記タイマによる前記温水タンクへの給水開始時に、前記冷水タンク内の前記冷却水の水温が前記所定温度以上であるにもかかわらず前記冷凍回路が駆動されない場合にのみ、前記温水タンクに過剰給水することを特徴とする、請求項2に記載の飲料ディスペンサ。
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