JP2018058518A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出手段への液体の到達を抑制する。
【解決手段】シフトレバー装置10では、レバー16の球軸18が軸面18Aにおいてプレート12の軸受面14に回転可能に支持されており、レバー16の右側にセンサ機構50が設けられている。ここで、球軸18の前側及び後側の連通面18Bと軸受面14との間に連通孔が形成されており、連通孔が軸受面14の上側と下側とを球軸18の前側又は後側を介して連通する。このため、液体が連通孔に上側から浸入しても、液体が球軸18の前側又は後側を通過することで、センサ機構50への液体の到達を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が回動操作されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーの球状部が軸受筒体内に回転可能に支持されており、シフトレバーが上部において回動操作される。
また、このようなシフトレバー装置には、一般に、検出機構が設けられており、検出機構がシフトレバーのシフト位置を検出する。
ここで、このようなシフトレバー装置では、検出機構への液体の到達を抑制できるのが好ましい。
特開平7−132751号公報
本発明は、上記事実を考慮し、検出手段への液体の到達を抑制できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、支持面が設けられる支持体と、球面状の被支持面が設けられて前記被支持面において前記支持面に回転可能に支持される被支持部が設けられ、一側部分において回動操作されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体の側方に設けられ、前記シフト体のシフト位置を検出する検出手段と、前記被支持部に設けられ、前記支持面との間に前記支持面の一側と他側とを連通すると共に一側からの液体が前記被支持部の前記検出手段とは異なる側を通過して他側から排出される連通孔が形成される連通面と、を備える。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記シフト体を所定シフト位置側及び一側に付勢する付勢手段を備える。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項1又は請求項2に記載のシフト装置において、前記シフト体の他側部分に設けられ、他側へ向かうに従い幅方向に大きくされると共に、前記連通孔の他側からの液体が幅方向端部に到達する設置部と、前記設置部の幅方向中間部に設けられ、前記検出手段に接続される接続部と、を備える。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記シフト体の他側部分に設けられ、前記連通孔の他側からの液体を前記検出手段とは異なる方向に案内する案内部を備える。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記シフト体に設けられ、延伸中間部に段差が設けられると共に、延伸先端部において前記検出手段に接続される接続部を備える。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、底部に向けて傾斜され、前記シフト体が前記底部に移動されて所定シフト位置に配置される傾斜面と、前記底部に連絡され、前記底部からの液体が排出される排出孔と、を備える。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体の被支持部に球面状の被支持面が設けられると共に、被支持部が被支持面において支持体の支持面に回転可能に支持されており、シフト体が一側部分において回動操作されて、シフト体のシフト位置が変更される。さらに、シフト体の側方に検出手段が設けられており、検出手段がシフト体のシフト位置を検出する。
ところで、被支持部の連通面と支持面との間に連通孔が形成されており、連通孔が支持面の一側と他側とを連通する。
ここで、連通孔の一側からの液体が被支持部の検出手段とは異なる側を通過して連通孔の他側から排出される。このため、検出手段への液体の到達を抑制できる。
請求項2に記載のシフト装置では、付勢手段がシフト体を所定シフト位置側に付勢する。
ここで、付勢手段がシフト体を一側に付勢する。このため、支持面と被支持面との一側部分における接触圧力を大きくでき、支持面と被支持面との間に一側から液体が浸入することを効果的に抑制できる。
請求項3に記載のシフト装置では、シフト体の他側部分に設置部が設けられており、設置部が他側へ向かうに従い幅方向に大きくされる。また、連通孔の他側からの液体が設置部の幅方向端部に到達する。
ここで、設置部の幅方向中間部に接続部が設けられており、接続部が検出手段に接続される。このため、接続部への液体の到達を抑制でき、接続部を介する検出手段への液体の到達を抑制できる。
請求項4に記載のシフト装置では、シフト体の他側部分に案内部が設けられており、案内部が連通孔の他側からの液体を検出手段とは異なる方向に案内する。このため、検出手段への液体の到達を抑制できる。
請求項5に記載のシフト装置では、シフト体の接続部が延伸先端部において検出手段に接続される。
ここで、接続部の延伸中間部に段差が設けられる。このため、接続部から検出手段への液体の到達を抑制できる。
請求項6に記載のシフト装置では、傾斜面が底部に向けて傾斜されており、シフト体が傾斜面の底部に移動されて所定シフト位置に配置される。
ここで、傾斜面の底部に排出孔が連絡されており、傾斜面の底部からの液体が排出孔を介して排出される。このため、傾斜面に到達した液体を排出できる。
本発明の実施形態に係るシフトレバー装置を示す右斜め後方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の左プレートを示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置の底板を示す上方から見た平面図である。 本発明の実施形態に係るシフトレバー装置のレバーを示す後方から見た後面図である。 (A)は、本発明の実施形態に係るシフトレバー装置のレバーを示す右斜め後方から見た斜視図であり、(B)は、当該レバーの変形例を示す右斜め後方から見た斜視図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置としてのシフトレバー装置10が右斜め後方から見た分解斜視図にて示されており、図2には、シフトレバー装置10の主要部が右斜め後方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、シフトレバー装置10の前方を矢印FRで示し、シフトレバー装置10の右方を矢印RHで示し、シフトレバー装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフトレバー装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の車室の床部(車体側)における車幅方向中央部に設置されており、シフトレバー装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。
図1及び図2に示す如く、シフトレバー装置10には、支持体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12(ハウジング)が設けられており、プレート12は、車室の床部に設置(固定)されると共に、内部が下側に開放されている。プレート12の左側部分には、第1支持部としての略直方体形箱状の左プレート12A(図3参照)が設けられており、左プレート12A内は、右側及び下側に開放されている。プレート12の右側部分には、第2支持部としての略直方体形箱状の右プレート12Bが設けられており、右プレート12B内は、左側及び下側に開放されている。右プレート12Bの右側には、断面略逆U字形板状の収容枠12Cが一体に設けられており、収容枠12C内は、右側及び下側に開放されると共に、右プレート12B内に連通されている。
プレート12の上部には、支持面としての球面状の軸受面14が形成されており、軸受面14は、左プレート12Aと右プレート12Bとに分割されて形成されると共に、内部が上側及び下側に開放されている。
プレート12内には、シフト体としての樹脂製で長尺略柱状のレバー16(図5及び図6(A)参照)が挿入されており、レバー16の上下方向(長手方向、軸方向)中間部には、被支持部としての略球状の球軸18が設けられている。球軸18の外周部は、軟質部としての略球壁状のブッシュ16Aによって構成されており、ブッシュ16Aは、インサート成形によって形成されると共に、レバー16の他の部分(特に球軸18のブッシュ16Aより内側部分)に比し軟質にされている。球軸18の外周面は、上端部、下端部、左端部、右端部、左右方向中央部の前側部及び後側部を除き、被支持面としての球面状の軸面18Aにされており、軸面18Aは、プレート12の軸受面14に嵌合されて回転可能に支持されている。このため、レバー16は、球軸18を中心として、前後方向(シフト方向、第1方向)及び左右方向(セレクト方向、第2方向)に回動可能にされている。
球軸18の外周面の左右方向中央部における前側部及び後側部には、円筒面(円の軸方向への移動軌跡面)状の連通面18Bが形成されており、連通面18Bの中心軸線は、球軸18の左右方向に平行な中心軸線と一致されている。連通面18Bとプレート12の軸受面14との間には、連通孔20が形成されており、連通孔20は、軸受面14の上側(一側)と下側(他側)とを連通している。また、球軸18の外周面と軸受面14との間は、連通孔20形成位置を除く上下方向周りの周方向位置において、軸受面14の上側と下側とが連通されていない。
球軸18の外周面の右端部には、連絡部としての柱状のジョイント22が一体に設けられており、ジョイント22は、右方に延出されると共に、中心軸線が球軸18の左右方向に平行な中心軸線と一致されている。ジョイント22は、右プレート12Bの右壁を上下方向に移動可能に貫通しており、ジョイント22の先端部は、右プレート12Bの収容枠12C内に挿入されると共に、略球状にされている。
レバー16の球軸18より上側部分は、プレート12の上側に延出されており、レバー16は、上端部において、車両の乗員(例えば運転手)が回動操作可能にされている。レバー16は、シフト位置(所定シフト位置)としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、レバー16は、「H」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置されると共に、「H」位置から左側(右側でもよい)に回動操作されて、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される。さらに、レバー16は、「N」位置から前側に回動操作されて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置されると共に、「N」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置される。
レバー16の球軸18より下側部分は、略扇形板状の設置部24にされており、設置部24の前後方向(幅方向)寸法は、下方へ向かうに従い大きくされている。設置部24の前端部及び後端部は、略半円柱状に突出されており、設置部24の前面及び後面は、球軸18の連通面18Bに接続されている。設置部24の後面(前面及び後面又は前面のみでもよい)には、案内部としての案内溝26が所定数(本実施形態では5個)形成されており、所定数の案内溝26は、左右方向に並べられると共に、それぞれ設置部24の後面の長手方向に沿って上下方向に延伸されている。
設置部24の右面には、上下方向中間部の前後方向中央において、接続部としての柱状のリンク操作部28が一体に設けられており、リンク操作部28は、球軸18のジョイント22の下方において右方に延出されると共に、中心軸線が左右方向に平行に配置されている。リンク操作部28の基端部(左端部)及び中間部(左右方向中間部)は、同軸上の円柱状にされており、リンク操作部28の基端部の径は、リンク操作部28の中間部の径に比し大きくされている。リンク操作部28の基端部と中間部との間には、段差28Aが形成されており、段差28Aは、右方へ向かうに従いリンク操作部28の径方向内側へ向かう方向に傾斜されている。リンク操作部28の先端部(右端部)は、略円柱状にされており、リンク操作部28の先端部は、軸方向が上下方向に平行に配置されると共に、周面が軸方向において凸状に湾曲されている。
プレート12内の下端には、略矩形板状の底板30(図4参照)が固定されており、底板30は、プレート12内の下側を閉鎖している。底板30の前側部分は、前方へ向かうに従い上方へ向かう方向に傾斜されており、底板30の後側部分は、上下方向に垂直に配置されている。
レバー16の設置部24の前端部と底板30の前側部分との間には、規制手段としての規制機構32が設けられている。設置部24の前端部には、被規制部としての円柱状のゲートピン34が固定されており、ゲートピン34は、設置部24の前端部から下側に延出されている。底板30の前側部分には、規制部としての所定形状のゲート溝36が形成されており、ゲート溝36は、底板30を貫通している。ゲート溝36には、ゲートピン34が挿入されており、ゲートピン34がゲート溝36の周面に当接されることで、レバー16の回動が規制されると共に、ゲートピン34がゲート溝36に沿って移動されることで、レバー16の回動が案内される。
レバー16の設置部24の後端部と底板30の後側部分との間には、付勢手段としての節度機構38が設けられている。設置部24の後端部には、付勢部材としての圧縮コイルスプリング40及び当接部材としての略円柱状の節度ピン42が同軸上に挿入されており、圧縮コイルスプリング40は、節度ピン42の上側に配置されて、節度ピン42を下側に付勢している。節度ピン42は、設置部24の後端部から下側に延出されており、節度ピン42の下端面(先端面)は、凸状に湾曲されている。底板30の後側部分の上側には、被当接部材としての略直方体状のディテントスロープ44が固定されており、ディテントスロープ44の上面は、傾斜面としての節度面46にされている。節度面46の左端部の前後方向中央は、底部46A(下端部)にされており、節度面46は、底部46Aへ向かうに従い下側へ向かう方向に傾斜されている。節度ピン42の下端面は、圧縮コイルスプリング40の付勢力により節度面46の底部46Aに当接されており、これにより、上述の如くレバー16が「H」位置に配置されている。レバー16が「H」位置から回動操作される際には、節度ピン42の下端面が圧縮コイルスプリング40の付勢力に抗して節度面46を上昇される。レバー16が「H」位置以外の回動位置に配置された状態から回動操作力を作用されなくなった際には、節度ピン42の下端面が圧縮コイルスプリング40の付勢力により節度面46を底部46Aまで下降されて、レバー16が「H」位置に復帰される。
底板30の後側部分には、略矩形状の排出孔48が貫通形成されており、排出孔48は、節度面46の底部46Aの左側に隣接されている。排出孔48は、節度面46の底部46Aより下側に配置されており、排出孔48には、節度面46の底部46Aから液体が流下可能にされている。
右プレート12Bの収容枠12C内には、検出手段としてのセンサ機構50が収容されている。
センサ機構50には、移動体としての略長尺板状のリンク52が設けられており、リンク52は、上下方向に延伸されると共に、左右方向への移動が制限されている。リンク52の上端部には、被連絡部としての円筒状のジョイント筒52Aが一体に設けられており、ジョイント筒52A内は、軸方向が左右方向に平行に配置されると共に、左側及び右側に開放されている。ジョイント筒52A内には、周方向全体において、レバー16のジョイント22の先端部が嵌合されており、ジョイント22の先端部は、リンク52の長手方向(上下方向)及び幅方向(前後方向)への移動を制限している。このため、レバー16が左側及び右側に回動操作されることで、それぞれリンク52が上側及び下側に移動される。
リンク52の上下方向中間部には、被接続部としての矩形筒状の操作筒52Bが一体に設けられており、操作筒52B内は、軸方向が左右方向に平行に配置されると共に、左側及び右側に開放されている。操作筒52B内には、前後方向において、レバー16のリンク操作部28の先端部が嵌合されており、リンク操作部28の先端部は、リンク52の幅方向(前後方向)への移動を制限している。このため、レバー16が前側及び後側に回動操作されることで、それぞれリンク52がジョイント筒52A側を中心として後側及び前側に回動される。
リンク52の下部には、被検出部としての矩形板状のマグネット54がインサート成形により固定されており、マグネット54は、リンク52と一体に上下方向に移動されると共に前後方向に回動される。
センサ機構50には、検出部としての略矩形板状のセンサ基板56が設けられており、センサ基板56は、右プレート12Bの収容枠12C内に固定されている。センサ基板56は、リンク52の右側において、左右方向に垂直に配置されており、センサ基板56は、リンク52のマグネット54と左右方向において対向されている。センサ基板56は、マグネット54が発生する磁力を検出可能にされており、これにより、マグネット54の上下方向及び前後方向における位置が検出されることで、リンク52の上下方向への移動位置及び前後方向への回動位置が検出されて、レバー16のシフト位置が検出される。
右プレート12Bの収容枠12Cの右側には、被覆部材としての略直方体形箱状のカバー58が組付けられており、カバー58は、内部が左側に開放されて、収容枠12C内を右側から被覆している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフトレバー装置10では、レバー16の球軸18が軸面18Aにおいてプレート12の軸受面14に回転可能に支持されており、節度機構38において、圧縮コイルスプリング40の付勢力により、節度ピン42の下端面がディテントスロープ44の節度面46の底部46Aに当接されて、レバー16が「H」位置に配置されている。さらに、規制機構32において、レバー16のゲートピン34が底板30のゲート溝36に沿って移動されることで、レバー16の回動が案内される。また、レバー16の右側にセンサ機構50が設けられている。
ここで、球軸18の前側及び後側の連通面18Bと軸受面14との間に連通孔20が形成されており、前側の連通孔20が軸受面14の上側と下側とを球軸18の前側を介して連通すると共に、後側の連通孔20が軸受面14の上側と下側とを球軸18の後側を介して連通する。
このため、球軸18の上側からの液体(例えば水)が各連通孔20に上側から浸入して各連通孔20の下側に排出されても、液体が球軸18の前側及び後側(センサ機構50とは異なる側)を通過する。これにより、センサ機構50(特にセンサ基板56)への液体の到達を抑制できる。しかも、球軸18と軸受面14との間の上下方向周りの周方向全体への上側からの液体の浸入を制限しなくても、センサ機構50への液体の到達を抑制できるため、構成を簡単にできて、小型化できると共に、コストを低減できる。
しかも、球軸18の上側からの液体が前側及び後側の連通孔20の下側から前側及び後側(センサ機構50とは異なる方向)に排出される。これにより、センサ機構50への液体の到達を効果的に抑制できる。
さらに、節度機構38の圧縮コイルスプリング40がレバー16を上側に付勢する。このため、軸受面14と軸面18Aとの上側部分における接触圧力を大きくでき、軸受面14と軸面18Aとの間に上側から液体が浸入することを効果的に抑制できて、センサ機構50への液体の到達を効果的に抑制できる。
しかも、球軸18の外周部が軟質のブッシュ16Aによって構成されている。このため、軸受面14及び軸面18Aの少なくとも一方の形状ばらつきをブッシュ16Aが吸収できて、軸受面14と軸面18Aとが適切に接触でき、軸受面14と軸面18Aとの間に上側から液体が浸入することを効果的に抑制できて、センサ機構50への液体の到達を効果的に抑制できる。
また、レバー16の球軸18より下側に設置部24が設けられており、設置部24の前後方向中央部にリンク操作部28が設けられている。このため、前側の連通孔20から下側かつ前側に排出される液体が設置部24の前面を流下されると共に、後側の連通孔20から下側かつ後側に排出される液体が設置部24の後面を流下されることで、各連通孔20から排出される液体が設置部24の前後方向中間部を流下されることを抑制できる。これにより、リンク操作部28の先端部がセンサ機構50のリンク52(操作筒52B)に接続される場合でも、リンク操作部28への液体の到達を抑制できて、リンク操作部28を介するセンサ機構50への液体の到達を抑制できる。
さらに、設置部24の後面の案内溝26が後側の連通孔20からの液体を下側かつ後側(センサ機構50とは異なる方向)に案内する。このため、リンク操作部28への液体の到達を効果的に抑制できて、リンク操作部28を介するセンサ機構50への液体の到達を効果的に抑制できる。
しかも、リンク操作部28の基端部と中間部との間に段差28Aが形成されている。このため、仮にリンク操作部28の基端部に液体が到達した場合でも、リンク操作部28の先端部に液体が到達することを段差28Aによって抑制でき、リンク操作部28を介するセンサ機構50への液体の到達を効果的に抑制できる。
また、設置部24の後端部を流下された液体が節度機構38の節度ピン42を介してディテントスロープ44の節度面46に到達した場合でも、液体が、節度面46の底部46Aに流下されて、底板30の排出孔48に流下されることで、液体が排出孔48を介して底板30の下側(プレート12の外側)に排出される。このため、設置部24の後端部から節度面46に到達した液体を底板30の下側に効率的に排出でき、当該液体のセンサ機構50への到達を抑制できる。
さらに、設置部24の前端部を流下された液体が規制機構32のゲートピン34に到達した場合でも、液体が底板30のゲート溝36を介して底板30の下側(プレート12の外側)に排出される。このため、設置部24の前端部からゲートピン34に到達した液体を底板30の下側に排出でき、当該液体のセンサ機構50への到達を抑制できる。
なお、本実施形態では、球軸18の上側からの液体が前側及び後側の連通孔20によって球軸18の前側及び後側を通過する。しかしながら、球軸18の上側からの液体が連通孔20によって球軸18のセンサ機構50とは異なる側を通過すればよく、球軸18の上側からの液体が連通孔20によって球軸18の左側(センサ機構50とは反対側)を通過してもよい。しかも、球軸18の上側からの液体が連通孔20によって球軸18の右側を通過する場合でも、球軸18の上側からの液体が連通孔20によって球軸18のセンサ基板56(好ましくはリンク52)に対向しない上下方向周りの周方向位置を通過すればよい。
また、本実施形態では、前側の連通孔20から液体が前側に排出されると共に、後側の連通孔20から液体が後側に排出される。しかしながら、連通孔20から液体がセンサ機構50とは異なる方向に排出されればよく、連通孔20から液体が左側(センサ機構50とは反対側)に排出されてもよい。しかも、連通孔20から液体が右側(センサ機構50側)に排出される場合でも、連通孔20から液体がセンサ基板56(好ましくはリンク52)に向かわない方向に排出されればよい。
さらに、本実施形態では、設置部24の案内溝26が液体を後側に案内する。しかしながら、案内溝26は液体をセンサ機構50とは異なる方向に案内すればよく、案内溝26が液体を左側(センサ機構50とは反対側)に案内してもよい。しかも、案内溝26が液体を右側(センサ機構50側)に案内する場合でも、案内溝26が液体をセンサ基板56(好ましくはリンク52)に向かわない方向に案内すればよい。
また、本実施形態では、設置部24に案内部として案内溝26を所定数設けた。しかしながら、例えば図6(B)に示す如く、設置部24に案内部として長尺凸状の案内リブ60を所定数対(図6(B)では4対)設けてもよい。この場合、所定数対の案内リブ60が設置部24の前後方向端面(幅方向端面)に沿って上下方向に並べられており、各対の案内リブ60が、左右方向(設置部24の肉厚方向)において互いに離間された状態で、下側へ向かうに従い互いに接近される方向に延伸される。これにより、所定数対の案内リブ60が液体を設置部24の前後方向端面に沿って下側に案内する。
さらに、本実施形態において、設置部24にリンク操作部28の上側において案内部として案内板を設けて、案内板がリンク操作部28の上側を被覆してもよい。この場合、例えば、案内板が上側からの液体を下側かつ前側及び後側の少なくとも一方に案内することで、リンク操作部28への液体の到達を抑制できる。
また、本実施形態では、リンク操作部28の基端部の径をリンク操作部28の中間部の径に比し大きくして、リンク操作部28の基端部と中間部との間に段差28Aを形成した。しかしながら、リンク操作部28の基端部の径をリンク操作部28の中間部の径に比し小さくして、リンク操作部28の基端部と中間部との間に段差28Aを形成してもよい。
さらに、本実施形態では、レバー16にリンク操作部28を設けると共に、リンク52に操作筒52Bを設けた。しかしながら、レバー16に操作筒52B(内部の操作孔のみでもよい)を設けると共に、リンク52にリンク操作部28を設けてもよい。
また、本実施形態では、レバー16の右側(側方)にセンサ機構50を設けた。しかしながら、レバー16の左側、前側又は後側等の側方にセンサ機構50を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、シフトレバー装置10をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフトレバー装置10を車室のインストルメントパネルやステアリングコラムに設置してもよい。
10 シフトレバー装置(シフト装置)
12 プレート(支持体)
14 軸受面(支持面)
16 レバー(シフト体)
18 球軸(被支持部)
18A 軸面(被支持面)
18B 連通面
20 連通孔
24 設置部
26 案内溝(案内部)
28 リンク操作部(接続部)
28A 段差
38 節度機構(付勢手段)
46 節度面(傾斜面)
46A 底部
48 排出孔
50 センサ機構(検出手段)
60 案内リブ(案内部)

Claims (6)

  1. 支持面が設けられる支持体と、
    球面状の被支持面が設けられて前記被支持面において前記支持面に回転可能に支持される被支持部が設けられ、一側部分において回動操作されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体の側方に設けられ、前記シフト体のシフト位置を検出する検出手段と、
    前記被支持部に設けられ、前記支持面との間に前記支持面の一側と他側とを連通すると共に一側からの液体が前記被支持部の前記検出手段とは異なる側を通過して他側から排出される連通孔が形成される連通面と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記シフト体を所定シフト位置側及び一側に付勢する付勢手段を備える請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記シフト体の他側部分に設けられ、他側へ向かうに従い幅方向に大きくされると共に、前記連通孔の他側からの液体が幅方向端部に到達する設置部と、
    前記設置部の幅方向中間部に設けられ、前記検出手段に接続される接続部と、
    を備える請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記シフト体の他側部分に設けられ、前記連通孔の他側からの液体を前記検出手段とは異なる方向に案内する案内部を備える請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記シフト体に設けられ、延伸中間部に段差が設けられると共に、延伸先端部において前記検出手段に接続される接続部を備える請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 底部に向けて傾斜され、前記シフト体が前記底部に移動されて所定シフト位置に配置される傾斜面と、
    前記底部に連絡され、前記底部からの液体が排出される排出孔と、
    を備える請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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