JP2018058147A - ワイヤソー及びワイヤソーのワイヤ巻き取り方法 - Google Patents

ワイヤソー及びワイヤソーのワイヤ巻き取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワーク切断時にワイヤ線径が摩耗して細くなってもワイヤ線径の変化に追従してワイヤの巻き取りピッチを制御するワイヤソーを提供する。【解決手段】固定砥粒ワイヤ2の繰出し及び巻き取りを行う一対のリール3、4と、溝ローラ11a、11bと、リール3、4の軸線方向に移動して所定のピッチでワイヤ2を案内するトラバースローラ5とを備え、ワイヤ2を一方向または往復走行させて、溝ローラ11a、11b間のワイヤ2にワークWを押し付けてワークWを切断するワイヤソー1において、リール3、4と溝ローラ11a、11b間の繰出し側及び巻き取り側の少なくとも一方に設けられたワイヤ2の線径を測定する測定手段6と、測定手段6で測定したワイヤ2の線径Dから、巻き取りピッチを算出する制御手段とが設けられ、制御手段で算出した巻き取りピッチでトラバースローラ5を移動することで巻取り側となるリール4にワイヤ2を巻き取るようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、シリコン、サファイア、シリコンカーバイド等の半導体材料やセラミックス等のワークを切断するワイヤソー及びその制御方法に関する。さらに詳しくは、前記ワークの切断に際し、ワイヤ径に応じてワイヤをリールに巻き取る巻き取りピッチを制御するワイヤソー及びその制御方法に関する。
従来から半導体インゴット等のワークをウエハ状に切り出すワイヤソーが知られている。このワイヤソーは、複数の溝ローラ間にワイヤが巻き回されてワイヤ列が形成され、前記ワイヤを一方向走行または往復走行させながら、前記ワークをワイヤ列に押し付けることで同時に多数枚のウエハを切り出すようになっている。
前記ワークの切断には、最近では、環境汚染の問題から、研磨液と砥粒とを混合したスラリが不要であり、切断時に飛散スラッジ等の汚染が防止できる固定砥粒ワイヤが用いられるようになってきている。前記固定砥粒ワイヤは、芯線の表面に電着やレジンボンド、メタルボンド、ビトリファイドボンドなどでダイヤモンド、シリコンカーバイド、ボロン、アルミナなどの砥粒が固定されて形成されている。
また、前記ワイヤソーでは、ワイヤの両端が、それぞれワイヤの繰出し・巻き取り用のリールに巻き回されており、繰出し側のリールから繰出されたワイヤは、複数の溝ローラを経由して巻き取り側のリールに巻き取られるようになっている。また、ワイヤ走行方向が切り替わる際には、上記の繰出し側と巻き取り側が逆の状態となって、ワイヤの繰出し及び巻き取りが行なわれる。
前記ワイヤソーのワイヤの繰出し及び巻き取りには、トラバーサが設けられ、リールに対してその軸方向にワイヤを均等に巻き取るようになっており、ワイヤの巻き乱れを防止して、次のワイヤの繰出しを円滑に行うようになっている(例えば特許文献1)。
特許第5250376号公報
ところで、特許文献1の装置は、トラバースするプーリの摩耗に応じて、トラバースプーリの位置を制御して、ワイヤの巻き取りを行うものであり、所定の決まったピッチで巻き取りを行うものである。
前記特許文献1の装置で、ワークを切断した場合に、使用後のワイヤは、摩耗し、新線のワイヤよりも線径が細くなっている。しかしながら、前記特許文献1の装置は、所定の決まったピッチでワイヤを巻き取るため、摩耗して線径が細くなったワイヤであっても予め設定された所定のピッチでリールに巻き取られる。例えば、図5(a)のように、摩耗したワイヤ51が巻き取りリール50に、予め設定された新線ワイヤの線径を考慮した巻き取りピッチP1で巻き取られる。このとき、摩耗したワイヤ51の線径よりも、大きいピッチで巻き取りリール50に巻き取られるので、重なって巻き取られたワイヤ51は、ワイヤ51とワイヤ51の隙間に潜り込む問題がある。このようにワイヤ51とワイヤ51の隙間に潜り込んだワイヤ51は、張力を掛けて巻き取られるので、巻き取りの際、ワイヤが擦れ合って、ワイヤに固定された砥粒が脱落したり、磨滅したりする問題がある。
通常、ワイヤソーにおいては、ワイヤを正転走行と逆転走行させながら、一定の周期で正転走行と逆転走行とを切替えながら往復走行させて切断する。そして、正転走行と逆転走行に時間差を設けて、所定量ずつワイヤを供給するようになっている。
従って前記巻き取りリールに巻き取られたワイヤは、正転走行から逆転走行に切り替わった際に、巻き取りリールから繰出される。しかし、前記のようにワイヤ51とワイヤ51の隙間に潜り込んだワイヤ51は、図5(b)のように巻き取りリール50から繰出される際にワイヤ51同士が擦れ合って、ワイヤ51表面の砥粒が脱落したり、磨滅したりする問題がある。
そこで、本発明は、リールへのワイヤの巻き取りをワイヤ径に応じて精度良く巻き取ることで、ワイヤ同士の擦れ合いを低減し、ワイヤ断線などのトラブルを防止するとともにワイヤ寿命を延ばすことを目的とする。
そこで、請求項1の発明は、芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤの繰出し及び巻き取りを行う一対のリールと、前記ワイヤが巻き回される複数本の溝ローラと、前記リール近傍に設けられ、前記ワイヤの繰出しまたは巻き取りの際に前記リールの軸線方向に移動して所定のピッチでワイヤを案内するトラバースローラとを備え、前記固定砥粒ワイヤを一方向または往復走行させて、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーにおいて、
前記リールと溝ローラ間の繰出し側及び巻き取り側の少なくとも一方に設けられ、ワイヤの線径を測定する測定手段と、
前記測定手段で測定したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出する制御手段と、
を設け、
前記制御手段で算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにした構成を採用するワイヤソーである。
請求項2の発明は、芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤの繰出し及び巻き取りを行う一対のリールと、前記ワイヤが巻き回される複数本の溝ローラと、前記リール近傍に設けられ、前記ワイヤの繰出しまたは巻き取りの際に前記リールの軸線方向に移動して所定のピッチでワイヤを案内するトラバースローラとを備え、前記固定砥粒ワイヤを一方向または往復走行させて、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーにおいて、
予め使用により摩耗したワイヤの平均線径を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出する制御手段と、
を設け、
前記制御手段で算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにした構成を採用するワイヤソーである。
請求項3の発明は、芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤを一対のリールから繰出し及び巻き取りを行い、前記ワイヤを前記両リール間で複数本の溝ローラに巻き掛け、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するとともに、前記リール近傍に設けられたトラバースローラで前記ワイヤを所定のピッチでリールに案内するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法において、
前記リールと溝ローラ間の繰出し側及び巻き取り側の少なくとも一方でワイヤの線径を測定し、
前記測定したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出し、
前記算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにした構成を採用するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法である。
請求項4の発明は、芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤを一対のリールから繰出し及び巻き取りを行い、前記ワイヤを前記両リール間で複数本の溝ローラに巻き掛け、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するとともに、前記リール近傍に設けられたトラバースローラで前記ワイヤを所定のピッチでリールに案内するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法において、
予め使用により摩耗したワイヤの平均線径を入力手段から入力し、
前記入力手段で入力したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出し、
前記算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにした構成を採用するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法である。
本発明によれば、切断途中でワイヤが摩耗して線径が変化しても、それに応じてワイヤの巻き取りピッチを変更でき、ワイヤの巻き乱れによるワイヤの砥粒の脱落や磨滅を防止できる。また、ワイヤの巻き乱れがないので、ワイヤの断線を防止できる。
また、ワークを切断した際のワイヤの摩耗量から摩耗したワイヤの平均線径を経験上、把握した上で、前記平均線径を予めワイヤソーに入力しておけば、線径測定手段を別途設けなくても、ワイヤの巻き取りを精度良く行え、ワイヤの砥粒の脱落や磨滅を防止できる。また、ワイヤの巻き乱れを防止でき、ワイヤの断線を防止できる。
は、本発明のワイヤソーの全体概略図である。 は、本発明のワイヤソーのトラバースユニット部の概略図である。 (a)及び(b)は、本発明のワイヤソーでのワイヤの巻き取り状態を表す断面図である。 は、本発明のワイヤソーに用いられる固定砥粒ワイヤの断面図である。 は、従来のワイヤソーでのワイヤの巻き取り状態を表す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は、本発明のワイヤソーの全体概略図である。ワイヤソー1は、ワイヤ2が巻き掛けられた供給リール3と、前記供給リール3から繰出されたワイヤ2を所定の方向にトラバースするトラバース装置20と、前記ワイヤ2の線径Dを供給側及び回収側で測定する2つのカメラ6、6と、前記ワイヤ2に所定の張力を付与するテンションローラ8a、8bと、前記テンションローラ8a、8bからワイヤ2を所定の方向に導く複数のガイドローラ7と、前記ワイヤ2の張力を供給側と回収側とで測定する2つのロードセル13、13と、前記ガイドローラ7から導かれたワイヤ2が複数回巻き掛けられてワイヤ列を形成する2本の溝ローラ11a、11bと、前記溝ローラ11a、11bから導かれたワイヤ2をトラバース機構20によって所定のピッチで巻き取る回収リール4と、前記2本の溝ローラ11a及び11bの間の上部に設けられ、ワークWを保持して前記ワイヤ列に向けて該ワークWを押し付けるワークテーブル17等を備えて構成される。
前記供給リール3及び回収リール4は、図示しないワイヤソー1の本体枠に回動可能に軸支されている。また、前記供給リール3及び回収リール4は、それぞれ図示しない駆動モータに接続され、正逆方向に回転することでワイヤ2を一方向走行または往復走行させるようになっている。そして、前記供給リール3及び回収リール4の繰出し及び巻き取りのストローク差によりワイヤ2が一方向に供給されるようになっている。前記供給リール3には、例えばダイヤモンド等の砥粒が電着やレジン等により芯線に固定された固定砥粒ワイヤ2が巻き付けられている。
図4(a)は、前記ワイヤ2の断面図である。前記ワイヤ2は、線状に延びる芯線30と、芯線30の表面を覆う結合材32と、結合材32によって固着された多数の砥粒31とを備える。砥粒31は、ダイヤモンド、ボロン、シリコンカーバイド、アルミナ等から形成されている。前記ワイヤ2の芯線30は、例えば、ピアノ線等の鋼線の表面に銅メッキやブラスメッキを施したものが用いられる。前記結合材32は、例えば、ニッケルメッキ、レジンボンド、ビトリファイドボンド等が用いられる。
前記供給リール3から繰出されたワイヤ2は、トラバース装置20によってトラバースされながら、ワイヤ2の線径Dを測定するカメラ6(測定手段)を経由して、ガイドローラ7によってテンションローラ8aに導かれる。
前記カメラ6は、背景となるバックサポートと該バックサポートと対向する撮像素子を備えて形成されている。また、適宜の光源を前記カメラ6やカメラ6の近傍に設けるようにしても良い。前記カメラ6は、少なくとも回収側に一つ設ければ良く、ワイヤ2の線径Dを測定できる場所に設置すれば良い。また、カメラ6での線径測定は、連続的に行うものであっても、間欠的に行うものであっても良い。なお、精度良く確認するには、ワイヤ2の走行が往復で切り替わるタイミングで確認することが好ましい。これは、ワイヤ2の往復走行切り替わり時は、ワイヤ2が停止あるいは、ワイヤ2の走行速度が遅くなるからである。
なお、供給側のテンションローラ8aと回収側のテンションローラ8bは、同様の機構であるので供給側のテンションローラ8aで代表して説明し、回収側のテンションローラ8bの説明は省略する。
前記テンションローラ8aは、テンションアーム9aの一端に軸支され回動自在になっている。また、テンションアーム9aの他端は、ワイヤソー1の本体枠(図示しない)に固定されたモータ10aの軸に接続され、その先端のテンションローラ8aが揺動するようになっている。従って、テンションアーム9aの揺動によって、前記テンションローラ8aが揺動することで、テンションローラ8aに巻き掛けられたワイヤ2に所定の張力を付与するようになっている。
前記テンションローラ8aと前記溝ローラ11aとの間、及び前記溝ローラ11bと前記テンションローラ8bの間のガイドローラ7の支軸には、それぞれロードセル13が設けられ、前記ガイドローラ7に掛かる負荷からワイヤ2の張力を測定するようになっている。
前記溝ローラ11a、11bは、ワイヤソー1の本体枠(図示しない)に軸支された揺動枠12に軸支されている。また、前記溝ローラ11a、11bは、その一方または両方に駆動源が設けられており、前記駆動源により、前記溝ローラ11a、11bは、正逆転自在になっている。また、前記溝ローラ11a、11bのそれぞれの表面には、複数の溝が所定ピッチで形成されており、前記溝に前記ワイヤ2が螺旋状に巻き掛けられてワイヤ列が形成されている。そして、前記溝ローラ11a、11bが前記駆動源により一方向回転又は正逆回転されることで、ワイヤ2が一方向又は往復走行するようになっている。
前記ワークテーブル17は、前記溝ローラ11a、11bの上部に設けられ、その下面に適宜の固定手段で脱着可能にワーク台16が固定される。前記ワーク台16には、カーボンやセラミック等で形成されたダミー部材15を介してサファイア、シリコンカーバイド、窒化ガリウム等のワークWが接着固定される。
前記ワークテーブル17は、昇降モータ18により、ボールネジ19を介して昇降自在に構成され、前記ワークテーブル17に保持されたワークWを前記溝ローラ11a、11b間のワイヤ列に押し付けるようになっている。
前記ワークWは、走行するワイヤ2に押し付けられながら、加工液(水等の冷却液)をワークWの近辺に供給することで複数枚のウエハとして切断される。
前記揺動枠12は、ワイヤソー1の本体枠(図示しない)に例えばベアリングやアールガイド等を介して軸支されており、適宜の駆動源(図示しない)により、回動自在になっている。前記揺動枠12が、所定角度で回動することにより、前記揺動枠12が揺動し、前記溝ローラ11a、11b間のワイヤ列が揺動するようになっている。前記ワイヤ列が揺動することで、切断するワークWにワイヤ2が点接触に近似された状態で接触し切断能力を高める。
前記トラバース装置20は、本実施形態においてはワイヤ2の供給側、回収側の両方に設けられている。また、前記トラバース装置20は、供給側と回収側とで同様のものを設けているので、回収側の説明を行ない、供給側は省略する。
図2のように前記トラバース装置20は、供給リール3の近傍に設けられ、トラバースローラ5と、このトラバースローラ5の軸に設けられた分力計24と、前記トラバースローラ5を駆動するモータ22と、前記分力計24とモータ22とを制御する制御部26とを備える。
図2及び図3のように前記トラバースローラ5は、前記供給リール4の回転軸と直交する方向に立設された軸に軸支されており、前記トラバースローラ5は、回動自在になっている。
前記トラバースローラ5は、前記モータ22によって供給リール3の軸線方向に移動するようになっている。前記モータ22は、ベース枠21に固定され、該ベース枠21に沿って回動可能に設けられたボールネジ23の一端に接続されている。また、前記ベース枠21に、2本のレール25、25が敷設され、移動枠27が、前記レール25、25に沿って移動自在に設けられている。また、前記トラバースローラ5は、前記分力計24を介して前記移動枠27に軸支されている。
前記移動枠27は、その裏面に設けられた前記レール25、25と摺動可能に嵌合するスライダ(図示しない)と、前記移動枠27の裏面に固定され、前記モータ22の駆動により、回収リール4の回転軸線に沿った往復移動が自在になっている。
前記トラバースローラ5にはワイヤ2が巻き掛けられ、このワイヤ2にテンションローラ8bで付与されたワイヤ張力が掛かっている。前記トラバースローラ5には、張力のX方向成分とY方向成分の合力としての張力が掛かっている。そして、このX方向成分とY方向成分の合力がトラバースローラ5bに設けた分力計24に入力される。
前記分力計24は、上記のように合力が入力されると、この合力のX方向成分の分力とY方向成分の分力を検出するようになっている。このように分力計は、一度に少なくとも2成分の分力を検出することができる。検出されたX方向及びY方向の分力はそれぞれ制御部29に送られ、トラバースプーリ5の移動制御が行われる。なお、分力計は2成分の検出ができるものに限るものではなく、3成分以上の分力が検出できるものであっても良い。
前記トラバースプーリ5の移動制御は、前記分力計24で検出したX方向及びY方向の分力からトラバースプーリ5と巻き取りリール4との間のワイヤ2の角度を算出し、トラバースプーリ5と巻き取りリール4との間の角度を補正するように行われる。なお、このとき、ワイヤ2の線径Dをカメラ6で測定したワイヤ2の線径Dを考慮して、巻き取りピッチが算出され、巻き取りピッチが制御されるようになっている。また、予め経験上把握しているワイヤ2の線径Dを考慮して、巻き取るワイヤの巻き取りピッチを算出し、ワイヤ2の線径Dを考慮したトラバースプーリ5の移動制御を行うようにすることもできる。これらの制御は、供給側のトラバース装置20においても同様に行われる。
以上が、本発明の一実施形態に係るワイヤソー1の構成であり、次にワイヤソー1の動作及び本発明の制御方法について、以下に説明する。
第1の実施形態においては、カメラ6が供給側のトラバース装置20を介して供給リール3の反対側と回収側のトラバース装置20を介して回収リール4の反対側にそれぞれ設けられている。なお、ワイヤ2の走行条件(例えば往復サイクル、ワイヤの供給量、ワイヤ走行速度)に応じて、カメラ6の設置場所を変更するようにしても良い。ワイヤソー1を起動すると、ワイヤ2が正転走行を始め、テンションローラ8aで所定の張力が付与されながら、溝ローラ11a、11bに導かれる。
前記溝ローラ11a、11bを経由したワイヤ2は、テンションローラ8bで所定の張力が付与されながら、回収側のトラバース装置20によって巻き取りピッチが制御されながら回収リール4に巻き取られる。続いて、ワイヤ2の走行方向が逆転し、供給側のトラバース装置20によって巻き取りピッチが制御されながら供給リール3にワイヤ2が巻き取られる。このとき、正転走行時間と逆転走行時間に差が設けられ、新線ワイヤ2が所定量ずつ供給されるようになっている。なお、一方向走行のみで、ワークWを切断することもできる。
前記溝ローラ11a、11b間には、ワイヤ列が形成されており、被加工物であるワークWが押し付けられ、図示しない加工液が掛けられながら、ワークWがウエハ状に切断されるようになっている。ワークW(例えばサファイア)を切断することでワイヤ2は、表面に固定された砥粒(例えばダイヤモンド)が脱落したり、摩耗したりすることで、ワイヤ2の線径Dは細くなっていく。
図3(a)及び(b)は、巻き取り側の回収リール4にワイヤ2が巻き取られ、または繰出される状態を模式的に表した説明図である。
図3(a)のようにワイヤ2は、巻き取りピッチP2で回収リール4に巻き取られるが、巻き取る際には、ワイヤ2は、ワークWを切断することによって、新線に比べ線径Dが細くなっている。本発明のワイヤソー1では、切断に寄与したワイヤ2の線径Dは、回収側のカメラ6によって、測定されており、この線径Dに応じて、新線のワイヤ2を巻き取る場合の巻き取りピッチに比べ、小さなピッチでワイヤ2を巻き取るように制御部29で制御されるようになっている。
従って、線径Dが細くなっているにもかかわらず、新線と同じ巻き取りピッチでワイヤ2が巻き取られることがないので、ワイヤ2が巻き乱れることがない。
次に本発明の実施例について以下に説明する。
(実施例)
図1のワイヤソー1を用いて、以下の条件でワイヤ2を往復走行させて試験を行なった。ワイヤ2として、平均線径Dが180μmの芯線30に、平均砥粒径d2が、30〜40μmのダイヤモンドの砥粒31が結合材32をニッケルメッキとして電着された平均線径Dが250μmのものを用いた。切断するワークWには、4インチ径、300mm長さのサファイアを用いた。
[試験条件]
ワイヤソー1の起動時の条件
ワイヤ平均走行速度:1500m/min
巻き付け張力:50N
巻き取りピッチ:供給側0.29mm、回収側0.29mm
切削液:水溶性切削液
ワーク切断ピッチ:0.6mm
ワイヤ供給量:平均18m/min(形状に応じて可変)
往復サイクル(1min間の往復回数):0.5サイクル

前記条件で切断を開始するとともに、ワイヤ2の往復時にワイヤ2の走行速度が低下または停止した時点のワイヤ2の線径Dを回収側カメラ6で測定した。このとき、ワークWの切断に寄与したワイヤ2、すなわち、回収側のワイヤ2の線径d2は、0.22mmであった。なお、供給側のワイヤ2は、ワークWの切断に寄与したワイヤ2が供給側カメラ6位置まで巻き戻されないので、新線のワイヤ径である0.25mmであった。
前記供給側カメラ6及び回収側カメラ6で測定したワイヤ2の線径d2は、ワイヤソー1の制御部(図示しない)に送られ、制御データがトラバース装置20の制御部29に送られて、巻き取りピッチの制御が行なわれる。前記実施例1の場合、例えば供給側の巻き取りピッチは初期設定と同じ0.29mm、回収側の巻き取りピッチは、0.26mmである(本実施例の場合、オフセット値0.04mm)。なお、この巻き取りピッチの制御は、例えばワイヤ2の線径Dに対してオフセット値を付加する方法や、線径Dの変化した比率等を基に計算することができる。
また、継続的な切断に伴い、測定値が変化した場合、これに応じて巻き取りピッチが制御される。前記カメラ6での測定タイミングや測定間隔も、適宜変更が可能である。また、毎回測定毎に制御を行なったり、何回かの測定の平均を算出して、巻き取りピッチを制御することもできる。
なお、カメラ6でリアルタイムに測定結果をフィードバックするのではなく、例えば、決まった条件で継続的に切断する場合や経験上、ワイヤ2の線径Dの摩耗度合が分かっている場合は、予め、切断開始時に摩耗度合または巻き取りピッチを直接ワイヤソー1の制御部(図示しない)に入力しておき、入力データに基づいて供給側及び回収側のワイヤ2の巻き取りピッチを制御するようにしても良い(複数データを入力しておき、経時的な変化に追従するように段階的に巻き取りピッチを変更したり、関数的に連続制御するようにすることもできる。)。
以上が本発明の構成及び動作であるが、本発明は適宜発明の範囲内で変更でき、上記実施の形態には限定されない。
例えば、測定手段としてのカメラに代えて、光センサ等の他の手段でワイヤの線径を検出するようにしても良い。また、測定手段も単数だけでなく複数個設けても良い。また、経験上のデータに基づいて巻き取りピッチを制御する場合は、測定手段を設けることを要しない。
W ワーク
D 線径
d1 芯線径
d2 砥粒径
1 ワイヤソー
2 ワイヤ
3 供給リール
4 回収リール
5 トラバースローラ
6 カメラ(測定手段)
7 ガイドローラ
8a テンションローラ
8b テンションローラ
9a テンションアーム
9b テンションアーム
10a モータ
10b モータ
11a 溝ローラ
11b 溝ローラ
12 揺動枠
13 ロードセル
15 ダミー部材
16 ワーク台
17 ワークテーブル
18 モータ
19 ボールネジ
20 トラバース装置
21 ベース枠
22 モータ
23 ボールネジ
24 分力計
25 レール
26 制御部
27 移動枠
28 駆動部
29 制御部
30 芯線
31 砥粒
32 結合材
50 リール
51 ワイヤ

Claims (4)

  1. 芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤの繰出し及び巻き取りを行う一対のリールと、前記ワイヤが巻き回される複数本の溝ローラと、前記リール近傍に設けられ、前記ワイヤの繰出しまたは巻き取りの際に前記リールの軸線方向に移動して所定のピッチでワイヤを案内するトラバースローラとを備え、前記固定砥粒ワイヤを一方向または往復走行させて、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーにおいて、
    前記リールと溝ローラ間の繰出し側及び巻き取り側の少なくとも一方に設けられ、ワイヤの線径を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出する制御手段と、
    を設け、
    前記制御手段で算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにしたことを特徴とするワイヤソー。
  2. 芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤの繰出し及び巻き取りを行う一対のリールと、前記ワイヤが巻き回される複数本の溝ローラと、前記リール近傍に設けられ、前記ワイヤの繰出しまたは巻き取りの際に前記リールの軸線方向に移動して所定のピッチでワイヤを案内するトラバースローラとを備え、前記固定砥粒ワイヤを一方向または往復走行させて、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するワイヤソーにおいて、
    予め使用により摩耗したワイヤの平均線径を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出する制御手段と、
    を設け、
    前記制御手段で算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにしたことを特徴とするワイヤソー。
  3. 芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤを一対のリールから繰出し及び巻き取りを行い、前記ワイヤを前記両リール間で複数本の溝ローラに巻き掛け、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するとともに、前記リール近傍に設けられたトラバースローラで前記ワイヤを所定のピッチでリールに案内するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法において、
    前記リールと溝ローラ間の繰出し側及び巻き取り側の少なくとも一方でワイヤの線径を測定し、
    前記測定したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出し、
    前記算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにしたことを特徴とするワイヤソーのワイヤ巻き取り方法。
  4. 芯線の表面に砥粒が固定された固定砥粒ワイヤを一対のリールから繰出し及び巻き取りを行い、前記ワイヤを前記両リール間で複数本の溝ローラに巻き掛け、前記溝ローラ間のワイヤにワークを押し付けて該ワークを切断するとともに、前記リール近傍に設けられたトラバースローラで前記ワイヤを所定のピッチでリールに案内するワイヤソーのワイヤ巻き取り方法において、
    予め使用により摩耗したワイヤの平均線径を入力手段から入力し、
    前記入力手段で入力したワイヤの線径から、巻き取りピッチを算出し、
    前記算出した巻き取りピッチで前記トラバースローラを移動することで前記巻き取り側となるリールに前記ワイヤを巻き取るようにしたことを特徴とするワイヤソーのワイヤ巻き取り方法。
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