JP2018057645A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作有効期間中に操作手段を操作しない遊技者とそうでない遊技者との間で演出効果の差異を小さくできる遊技機を提供する。
【解決手段】操作有効期間中に操作手段が操作された場合に、その操作タイミングが操作有効期間を構成する複数の部分期間の何れに該当するかに応じて複数種類の特定演出の何れかを実行可能な遊技機で、操作有効期間中に操作手段が操作されなかった場合には(S7:Yes)、複数の部分期間のうちの最先の部分期間に対応する特定演出を実行する(S13)。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、遊技者の遊技への関与意識を高めて興趣を増大させるため、発射ハンドル等とは別に押しボタンその他の操作手段を設け、所定の操作有効期間中に遊技者がその操作手段を操作した場合に所定の演出を実行する、いわゆるボタン演出(操作演出)の機能を搭載したものが多くなっている。
また、特許文献1に記載の遊技機では、操作有効期間中に操作手段が操作された場合に、その操作タイミングに応じて複数種類の演出の何れかを実行し、操作有効期間中に操作手段が操作されなかった場合には、操作された場合とは異なる演出を実行するように構成されている。
特開2012−223653号公報
遊技者の操作タイミングに応じて複数種類の演出の何れかを実行する遊技機において、引用文献1に記載の遊技機のように、操作有効期間中に操作手段が操作されなかった場合には操作された場合とは異なる演出を実行するように構成すると、操作有効期間中に操作手段を操作しない遊技者とそうでない遊技者との間で、出現する演出が全く異なってしまい、演出効果に大きな差異が生じてしまう可能性があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、操作有効期間中に操作手段を操作しない遊技者とそうでない遊技者との間で演出効果の差異を小さくできる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、操作有効期間中に操作手段12が操作された場合に、その操作タイミングが前記操作有効期間を構成する複数の部分期間の何れに該当するかに応じて複数種類の特定演出の何れかを実行可能な遊技機において、前記操作有効期間中に前記操作手段12が操作されなかった場合には、前記複数の部分期間のうちの所定部分期間に対応する前記特定演出を実行するものである。
また、前記所定部分期間を、前記複数の部分期間のうちの最先の部分期間としてもよい。この場合、前記操作有効期間を、第1部分期間とそれに続く第2部分期間との2つの前記部分期間に区分し、前記操作有効期間中に前記操作手段12が操作されなかった場合には、前記第1部分期間に対応する前記特定演出を実行するようにしてもよい。
また、図柄始動手段26が遊技球を検出した場合に図柄を変動表示可能な図柄表示手段31と、前記図柄表示手段31による変動後の停止図柄が特定態様となった場合に利益状態を発生させる利益状態発生手段66とを備え、前記利益状態の発生に関する期待度に応じて前記特定演出の態様を異ならせることが可能に構成してもよい。この場合、前記操作タイミングが前記複数の部分期間の何れに該当するかに応じて前記特定演出の態様を異ならせることが可能に構成してもよい。更に、前記操作有効期間中に時間経過による前記複数の部分期間の移行状況を報知する移行状況報知手段37を備え、前記移行状況報知手段37により、前記複数の部分期間に対応する前記特定演出の態様を報知するように構成してもよい。
本発明によれば、操作有効期間中に操作手段を操作しない遊技者とそうでない遊技者との間で演出効果の差異を小さくできる。
本発明の一実施形態におけるパチンコ機の全体正面図である。 同パチンコ機の制御系のブロック図である。 同パチンコ機のボタン演出実行処理のフローチャートである。 同パチンコ機のボタン演出の種類及びその内容を示す図である。 同パチンコ機の表示色抽選テーブルを示す図である。 同パチンコ機のボタン演出の表示画像を示す図である。 同パチンコ機の操作有効報知画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図7は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に左右一側、例えば左側のヒンジ3により開閉自在に枢着された前枠4とを備えている。前枠4の前側には、ガラス扉5と前面板6とが上下に配置され、夫々ヒンジ3と同じ側のヒンジ7により前枠4に開閉自在に枢支されている。
前面板6の前側には、払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球を貯留して発射手段(図示省略)に供給する上皿8が上部側に配置され、またその上皿8の下側には、例えば上皿8が満杯のときにその余剰球を貯留する下皿9が左端側に、発射手段を作動させるための発射ハンドル10が右端側に夫々配置されている。更に、上皿8等を前側から覆う上皿カバー11上には、例えば左右方向の略中央に演出ボタン12が例えば前斜め上向きに配置されている。
演出ボタン(操作手段)12は、遊技者が押下操作可能な押しボタン式の操作手段で、略平坦な楕円形、その他の操作部12aを有し、操作部12aが内部の弾性部材による付勢力に抗して押下操作されたとき、その操作部12aの移動によって内部の検出スイッチ(図示省略)がONに切り替わるように構成されている。この演出ボタン12は、後述するボタン演出で用いられるもので、ボタン演出が開始されてその操作有効期間中に押下操作された場合に、その操作タイミングに応じた演出が行われるようになっている。
また、例えば操作部12aの内部には、操作有効期間の報知手段等として機能するLED13が1又は複数配置されており、操作有効期間中にLED13が点灯又は点滅することによって演出ボタン12の操作が有効である旨を報知するようになっている。
ガラス扉5の後側には遊技盤21が配置され、前枠4に対して例えば前側から着脱自在に装着されている。遊技盤21の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレール22の内側の遊技領域23に、中央表示ユニット24、普通図柄始動手段25、特別図柄始動手段26、大入賞手段27、普通入賞手段28等の各種遊技部品が配置されている。
中央表示ユニット24には、液晶式等の画像表示手段29の他、普通図柄表示手段30、特別図柄表示手段31、普通保留個数表示手段32、可動体33等が設けられている。画像表示手段29は、演出図柄表示手段34、特別保留個数表示手段35、予告演出表示手段36、操作有効期間表示手段37(図2,図6参照)等を構成している。
普通図柄始動手段25は、普通図柄表示手段30による図柄変動を開始させるためのもので、遊技球が通過可能な通過ゲートにより構成され、例えば中央表示ユニット24の左側に配置されており、遊技球の通過を検出可能な遊技球検出手段(図示省略)を備えている。
普通図柄表示手段30は、普通図柄を変動表示するためのもので、複数個の普通図柄(例えば「○」「×」の2種類)に対応する複数個の発光体(例えばLED)を備え、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することに基づいてそれら複数の発光体が所定順序で発光するように点滅して、普通図柄始動手段25による遊技球検出時に取得された普通乱数情報に含まれる当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様(所定態様)に対応する例えば「○」側の発光体が点灯し、それ以外の場合には外れ態様に対応する例えば「×」側の発光体が点灯して停止する。
普通図柄始動手段25による遊技球検出時に取得された普通乱数情報は、予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として保留記憶され、普通図柄表示手段30による図柄変動が開始される毎に順次消化される。普通乱数情報の記憶個数(普通保留個数)は普通保留個数表示手段32等によって遊技者に報知される。
特別図柄始動手段26は、特別図柄表示手段31による図柄変動を開始させるためのもので、例えば上下2つの始動入賞手段26a,26bと、下始動入賞手段26bを開閉する開閉手段38と、始動入賞手段26a,26bに入賞した遊技球を夫々検出する遊技球検出手段(図示省略)とを備え、例えば中央表示ユニット24の下側に配置されている。上始動入賞手段26aは開閉手段等を有しない非開閉式入賞手段である。下始動入賞手段26bは、開閉手段38により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能(又は開状態よりも入賞困難)な閉状態とに切り換え可能な開閉式入賞手段で、普通図柄表示手段30の変動後の停止図柄が当たり態様となった場合に発生する普通利益状態において、開閉手段38が所定時間閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段(図柄表示手段)31は、特別図柄(図柄)を変動表示するためのもので、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段(図柄始動手段)26が遊技球を検出すること、即ち上下2つの始動入賞手段26a,26bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、始動入賞手段26a,26bへの入賞時に取得された特別乱数情報に含まれる大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様(特定態様)で、一致しない場合には例えば外れ態様で停止するようになっている。特別図柄には、例えば大当たり態様及び外れ態様が夫々1又は複数種類ずつ設けられている。なお、それら各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいし、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのようなそれ自体としては特別な意味を持たない図柄を割り当ててもよい。
特別図柄始動手段26への遊技球入賞時に取得された特別乱数情報は、予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として保留記憶され、特別図柄表示手段31による図柄変動が開始される毎に順次消化される。特別乱数情報の記憶個数(特別保留個数)は、特別保留個数表示手段35等によって遊技者に報知される。
演出図柄表示手段34は、例えば特別図柄表示手段31による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示手段29上で変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段26が遊技球を検出すること、即ち上下2つの始動入賞手段26a,26bの何れかに遊技球が入賞することを条件に、例えば特別図柄の変動開始と同時に複数種類の変動パターンの何れかに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
演出図柄には、例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり演出態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ演出態様となっている。なお本実施形態では、特別図柄が大当たり態様、外れ態様となる場合には、演出図柄はそれに対応して大当たり演出態様、外れ演出態様となる。
演出図柄の変動パターンとしては、リーチ状態を経ることなく外れ演出態様となるリーチなし通常変動パターンと、リーチ状態を経由して外れ演出態様又は大当たり演出態様となるリーチ変動パターンとがある。本実施形態では、図5等に示すように、変動時間が夫々2s,5s,8s,12sに設定された4種類のリーチなし通常変動パターン2s,5s,8s,12sと、Nリーチ1,Nリーチ2,Sリーチ1,Sリーチ2の4種類のリーチ外れ変動パターンと、それら4種類のリーチ外れ変動パターンに対応するNリーチ1,Nリーチ2,Sリーチ1,Sリーチ2の4種類のリーチ大当たり変動パターンとが設けられている。
予告演出表示手段36は、後述する予告演出においてその予告演出に対応する演出画像を表示するものである。また、操作有効期間表示手段37は、予告演出のうちのボタン演出において、演出ボタン12の操作が有効となる操作有効期間中にその操作有効期間に関する操作有効報知画像41を表示するものである。
大入賞手段27は、大入賞口27aを遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板39を備えた開閉式入賞手段で、特別図柄表示手段31の変動後の停止図柄が大当たり態様となって特別利益状態が発生したときに、開閉板39が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を大入賞口27aの内部へと入賞させるようになっている。
図2は本パチンコ機の制御系のブロック図である。図2において、45は主制御基板、46は演出制御基板で、これら各制御基板45,46は、遊技盤21に装着された中央表示ユニット24、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠4及び遊技盤21を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。なお、図2では演出制御基板46以外のサブ制御基板、例えば払い出し制御基板等は省略している。
主制御基板45は、遊技動作を統括的に制御するもので、CPU,ROM,RAM等により構成される普通乱数作成処理手段51、普通始動口チェック処理手段52、普通乱数記憶手段53、普通図柄処理手段54、普通図柄表示制御手段55、普通利益状態発生手段56、特別乱数作成処理手段61、特別始動口チェック処理手段62、特別乱数記憶手段63、特別図柄処理手段64、特別図柄表示制御手段65、特別利益状態発生手段66、特別遊技状態発生手段67、制御コマンド送信手段68等を備えている。
普通乱数作成処理手段51は、変動後の普通図柄を当たり態様とするか否かの判定に用いる当たり判定乱数等を所定時間毎に繰り返し発生するように構成されている。普通始動口チェック処理手段52は、普通図柄始動手段25による遊技球の検出に基づく処理を行うもので、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することに基づいて、普通乱数作成処理手段51で作成された当たり判定乱数値等の普通乱数情報を1個取得し、その普通乱数情報を予め定められた上限保留個数(例えば各4個)を限度として先入れ先出し式の普通乱数記憶手段53に記憶させるように構成されている。
普通図柄処理手段54は、普通図柄の変動表示に関する処理を行うもので、普通図柄表示手段30が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の普通乱数情報が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に、普通乱数記憶手段53に記憶されている普通乱数情報の待ち行列からその先頭の当たり判定乱数値を取り出し、その当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに応じて当たり/外れの判定を行う当たり判定機能、当たり/外れの判定結果に基づいて普通図柄の変動後の停止図柄の種類を選択する普通停止図柄選択機能、普通図柄の変動時間を選択する変動時間選択機能等を備えている。
普通図柄表示制御手段55は、普通図柄処理手段54による普通図柄処理に基づいて普通図柄表示手段30の表示制御を行うもので、普通図柄表示手段30が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の普通乱数情報が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に普通図柄表示手段30による普通図柄の変動を開始させ、普通図柄処理手段54で選択された変動時間が経過することに基づいて、同じく普通図柄処理手段54で選択された停止図柄で普通図柄の変動を停止させるようになっている。
普通利益状態発生手段56は、普通図柄処理手段54による判定結果が当たり判定となり、普通図柄表示手段30の変動後の停止図柄が当たり態様となった場合に、下始動入賞手段26bの開閉手段38を例えば複数種類の開閉パターンの何れかに従って開状態に変化させるようになっている。
特別乱数作成処理手段61は、大当たり/外れの判定に用いる大当たり判定乱数の他、大当たり判定の場合の停止図柄態様の選択に用いる大当たり図柄乱数、外れ判定の場合の停止図柄の選択に用いる外れ図柄乱数、演出図柄の変動パターンの選択に用いる変動パターン乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生する特別乱数作成処理を行うように構成されている。
特別始動口チェック処理手段62は、特別図柄始動手段26への遊技球の入賞に基づく処理を行うもので、特別図柄始動手段26が遊技球を検出すること、即ち始動入賞手段26a,26bの何れかに遊技球が入賞することに基づいて、特別乱数作成処理手段61から大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値等よりなる特別乱数情報を1個取得し、その特別乱数情報を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として先入れ先出し式の特別乱数記憶手段63に記憶させるように構成されている。
なお本実施形態では、変動パターン乱数及び外れ図柄乱数は特別図柄始動手段26が遊技球を検出した時点では取得せず、特別図柄の変動開始時に取得することとするが、それら変動パターン乱数、外れ図柄乱数等についても大当たり判定乱数値等と同様に特別図柄始動手段26が遊技球を検出した時点で取得し、特別乱数記憶手段63に記憶させるように構成してもよい。
特別図柄処理手段64は、特別図柄の変動表示に関する処理を行うもので、特別図柄表示手段31が変動表示可能な状態となり且つ特別乱数記憶手段63に1個以上の特別乱数情報が記憶されていること(特別保留個数が1以上であること)を条件に、特別乱数記憶手段63に記憶されている特別乱数情報の待ち行列からその先頭の大当たり判定乱数値を取り出し、その大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かに応じて大当たり/外れの判定を行う大当たり判定機能、大当たり/外れの判定結果と、特別乱数記憶手段63に大当たり判定乱数値と共に記憶されている大当たり図柄乱数値又は新たに取得された外れ図柄乱数値とに基づいて、特別図柄の変動後の停止図柄を選択する特別停止図柄選択機能、大当たり/外れの判定結果と、新たに取得された変動パターン乱数値とに基づいて演出図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択機能等を備えている。
なお、演出図柄の変動パターンには、リーチ状態を経ることなく外れ態様となる通常変動パターン、リーチ状態を経て外れ態様となるリーチ外れ変動パターン、リーチ状態を経て大当たり態様となるリーチ大当たり変動パターン等の種類があり、それら各種類毎に1又は複数種類の変動パターンが設けられている。
特別図柄表示制御手段65は、特別図柄表示手段31の表示制御を行うもので、特別図柄処理手段64による特別図柄処理に基づいて特別図柄表示手段31による特別図柄の変動を開始させると共に、選択された演出図柄の変動パターンに対応する変動時間が経過することに基づいて所定の停止図柄で特別図柄の変動を停止させるようになっている。
特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)66は、大入賞手段27を所定の開放パターンに従って開放する特別利益状態(利益状態)を発生させるためのもので、特別図柄処理手段64による判定結果が大当たり判定となり、特別図柄表示手段31による特別図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様(特定態様)となった場合に特別利益状態を発生させるようになっている。本実施形態の開放パターンは、大入賞手段27の開放から所定時間(例えば28秒)経過するか、それまでに所定個数(例えば9個)の遊技球が入賞することを条件に大入賞手段27を閉鎖する動作を、所定ラウンド数(例えば15ラウンド)行うように設定されているものとするが、複数種類の開放パターンを設け、例えば大当たり図柄乱数値に基づいてそれらの何れかを選択するように構成してもよい。
特別遊技状態発生手段67は、特別利益状態の終了後に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、例えば特別乱数記憶手段63に記憶された大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致した場合の大当たり図柄乱数値に基づいて、例えば時短状態と確変状態との何れかの特別遊技状態を発生させるように構成されている。
時短状態中は、特別図柄に関して特別図柄表示手段31の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間に切り換えられる他、普通図柄に関して、当たり確率が通常確率(例えば1/10)から高確率(例えば1/1.3)へ、変動時間が通常変動時間(例えば27秒)から短縮変動時間(例えば2.7秒)へ、下始動入賞手段26bの開閉パターンが通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)から特別開閉パターン(例えば2秒×3回開放)へ、夫々切り換えられるようになっている。なお、時短状態は例えばその開始後に特別図柄が所定回数(例えば50回)変動するか、それまでに次の特別利益状態が発生した時点で終了する。
確変状態中は、それ以外の通常確率状態中に対して大当たり判定値の数が例えば1個から10個へ増加されることにより、特別図柄が大当たり態様となる確率が通常確率(例えば1/350)よりも高い高確率(例えば1/35)に切り換えられると共に、例えば時短状態と同様の処理も併せて行われるようになっている。なお、確変状態は例えば次の特別利益状態が発生した時点で終了するが、次の特別利益状態が発生するまでに所定の終了条件が成立(特別図柄が所定回数変動、転落抽選に当選等)した場合にはその時点で終了するようにしてもよい。
制御コマンド送信手段68は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板46等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、特別図柄処理手段64による特別図柄処理に基づいて、特別図柄の変動開始時に、特別保留個数の減少を示す保留減少コマンド、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンド、演出図柄の変動後の停止図柄の抽選を指示する停止図柄コマンドをこの順序で演出制御基板46側に送信し、特別図柄の変動終了時に演出図柄の変動停止を指示する変動停止コマンドを演出制御基板46側に送信する機能、特別図柄始動手段26による遊技球検出時に増加後の特別保留個数等を示す保留増加コマンドを演出制御基板46側に送信する機能、遊技状態が変化する際に遊技状態コマンドを演出制御基板46側に送信する機能等を備えている。
演出制御基板46は、主制御基板45から送信される制御コマンド等に基づいて各種演出手段を制御するもので、演出図柄制御手段71、特別保留個数表示制御手段72、予告演出制御手段73等を備えている。
演出図柄制御手段71は、演出図柄表示手段34の表示制御及びそれに伴う音声出力手段74、電飾手段75等の制御を行うもので、主制御基板45から保留減少コマンド及び変動パターンコマンドを受信し、その後所定時間内に停止図柄コマンドを受信することを条件に、演出図柄の変動後の停止図柄を抽選により決定すると共に変動パターンコマンドで指定された変動パターンに基づいて演出図柄表示手段34により演出図柄の変動を開始させ、変動停止コマンドを受信したときに、抽選により決定された停止図柄で演出図柄の変動を停止させ、またその演出図柄の変動表示に合わせて音声出力手段74から所定の効果音を出力し、電飾手段75を所定のパターンで発光させるようになっている。
特別保留個数表示制御手段72は、特別保留個数表示手段35による特別保留個数の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段26により新たに遊技球が検出され、主制御基板45から保留増加コマンドを受信したときに、その保留増加コマンドが第何番目の保留記憶に対応するものであるかに基づいて、特別保留個数表示手段35により保留表示画像X(図1参照)を1個追加的に表示し、また特別図柄の変動開始時に主制御基板45から保留減少コマンドを受信したときに、第1番目の保留に対応する保留表示画像Xを例えば消去すると共に第2番目以降の保留に対応する保留表示画像Xを前側にシフトさせるようになっている。
予告演出制御手段73は、特別図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様となるか否か、即ち特別利益状態が発生するか否かに関する予告演出を制御するもので、例えば特別図柄及び演出図柄の変動中に予告演出を実行可能であり、予告演出決定手段73a、ボタン演出制御手段73b、ステップアップ演出制御手段73c、可動体演出制御手段73d等を備えている。
予告演出決定手段73aは、予告演出を行うか否か、及び予告演出を行う場合にはその種類を決定するもので、例えば主制御基板45から変動パターンコマンドを受信した場合に、その変動パターンコマンドで指定された変動パターンに対して予め設定された予告演出を選択するようになっている。なお、変動パターンコマンドで指定された変動パターンに対して予告演出を行うか否か、及び行う場合にはその予告演出の種類を抽選により決定するようにしてもよい。
本実施形態では、「ボタン演出」、「ステップアップ演出」、「可動体演出」の3種類の予告演出が設けられ、夫々ボタン演出制御手段73b、ステップアップ演出制御手段73c、可動体演出制御手段73dによって制御される。「ボタン演出」は、遊技者による演出ボタン12の操作が演出内容に影響を与え得る演出である。本実施形態のボタン演出は、操作有効期間中における演出ボタン12の操作タイミングに応じて異なる演出が実行されるようになっている。また、「ステップアップ演出」は例えば画像表示手段29に大当たりとなる期待度に応じて発展する予告演出画像を表示するものであり、「可動体演出」は例えば大当たりとなる期待度に応じて可動体33を動作させるものである。
以下、ボタン演出を制御するボタン演出制御手段73bについて説明する。本実施形態のボタン演出は、キャラクターからの質問形式の第1台詞に対して遊技者がYES/NOの何れかで返答し、その返答に応じてキャラクターが第2台詞を返す会話型の演出となっており、遊技者は演出ボタン12の操作タイミングによってYES/NOの何れかを選択可能である。操作有効期間は、例えば前半期間(第1部分期間)と後半期間(第2部分期間)の2つの部分期間で構成されており、演出ボタン12の操作タイミングがどちらの部分期間に該当するかに応じて、例えば前半期間であればYESが選択されてそれに対応する第2台詞シーン(特定演出)が実行され、後半期間であればNOが選択されてそれに対応する第2台詞シーン(特定演出)が実行されるようになっている。
ボタン演出制御手段73bは、ボタン演出決定手段81、ボタン演出実行手段82等を備えている。ボタン演出決定手段81は、予告演出決定手段73aによりボタン演出を行う旨の決定がされた場合に、実行するボタン演出の種類と、演出ボタン12の操作に対して実行される第2台詞シーン(特定演出)の態様(例えば吹き出し部分の表示色)とを夫々決定する。
本実施形態では、図4に示すように、会話内容の異なる複数種類のボタン演出が設けられており、それらの何れかが抽選等により選択されるようになっている。例えば、ボタン演出1が選択された場合の第1台詞は「何か用?」であり、それに対してYESが選択された場合の第2台詞は「てみじかにお願い」、NOが選択された場合の第2台詞は「…ならいいけど」となっている。
また、第2台詞シーンの吹き出し部分の表示色としては例えば「白」、「赤」、「金」の3色が用意され、YESが選択された場合の表示色とNOが選択された場合の表示色との組み合わせが例えば「金/赤」、「赤/金」、「白/白」の3種類(以下、第1〜第3表示色という)設定されており、表示色抽選テーブルに基づいてそれら第1〜第3表示色の何れかを抽選により選択するようになっている。表示色抽選テーブルでは、例えば図5に示すように、主制御基板45から受信した変動パターンコマンドより得られる変動パターン毎に第1〜第3表示色の選択率が規定されている。
図5に示す表示色抽選テーブルでは、外れに対応する変動パターンの場合の各表示色の選択率は、「金/赤」の第1表示色、「赤/金」の第2表示色よりも「白/白」の第3表示色の方が高くなっているのに対し、大当たりに対応する変動パターンの場合の各表示色の選択率は、「白/白」の第3表示色よりも「金/赤」の第1表示色、「赤/金」の第2表示色の方が高くなっている。更に、「金/赤」の第1表示色と「赤/金」の第2表示色の選択率を比較すると、外れに対応する変動パターンの場合には「赤/金」の第2表示色の方が高いのに対し、大当たりに対応する変動パターンの場合には「金/赤」の第1表示色の方が高くなっている。即ち、本実施形態では第2台詞シーンの吹き出し部分の表示色が「白」の場合よりも「赤」又は「金」の方が大当たりとなる期待度が高く、また同じ「金」でもYESに対する「金」の方がNOに対する「金」よりも大当たりとなる期待度が高くなっている。
また、ボタン演出実行手段82は、予告演出決定手段73aによりボタン演出を行う旨の決定がされた場合にボタン演出の実行を制御するもので、例えば図3に示すボタン演出実行処理を、演出図柄表示手段34による図柄変動中に所定時間間隔(ここでは4ms間隔)の定期割り込みにおいて実行するようになっている。
このボタン演出実行処理(図3)では、まずボタン演出中であるか否か、即ち既にボタン演出が開始したか否かを判定し(S1)、ボタン演出中でない場合には(S1:No)、ボタン演出の開始タイミングが到来したか否かを判定する(S2)。そして、未だボタン演出の開始タイミングが到来していない場合には(S2:No)、そのままボタン演出実行処理を終了するが、ボタン演出の開始タイミングが到来した場合には(S2:Yes)、例えば図6(a)に示すように予告演出表示手段36により「何か用?」等の第1台詞を含む第1台詞シーンの表示を開始する(S3)ことによりボタン演出を開始する。
一方、ボタン演出の開始後は(S1:Yes)、操作有効期間中であるか否かを判定し(S4)、操作有効期間中でない場合には(S4:No)、操作有効期間の開始タイミングが到来したか否かを判定する(S5)。そして、未だ操作有効期間の開始タイミングが到来していない場合には(S5:No)、そのままボタン演出実行処理を終了するが、操作有効期間の開始タイミングが到来した場合には(S5:Yes)、例えば図6(b)に示すように操作有効期間表示手段37により操作有効報知画像41の表示を開始する(S6)と共に、例えば演出ボタン12のLED13を点灯又は点滅させることによって操作有効期間中である旨を報知する。なお、操作有効期間は例えばボタン演出の開始と同時又は略同時に開始してもよい。
操作有効報知画像41は、図7に示すように例えば操作誘導画像42と経過状況表示画像43とで構成されている。操作誘導画像42は、演出ボタン12の操作を遊技者に促すためのもので、例えば操作対象である演出ボタン12の外観を表す画像と、その操作内容等を示す「YES/NOを選択」等の文字とで構成されている。
また経過状況表示画像43は、操作有効期間の経過状況等を報知するためのもので、左右方向の細長矩形状に形成された表示枠43aと、その表示枠43a上に重ねて表示され且つ左右方向長さが変化する帯状の可変表示部43bとを備えている。
表示枠43aは、例えばその一端側(左端側)を開始時、他端側(右端側)を終了時とする操作有効期間を表している。また表示枠43aは、操作有効期間の前半期間(第1部分期間)に対応する例えば左半分の第1領域91と、同じく後半期間(第2部分期間)に対応する例えば右半分の第2領域92とに区分されると共に、第1領域91と第2領域92とに対応して、操作有効期間の前半期間、後半期間に演出ボタン12が操作された場合の返答内容を示す「YES」、「NO」の文字が、例えば第1領域91、第2領域92の内側に表示されている。
可変表示部43bは、例えば表示枠43a内の表示内容を識別可能な透過率で表示枠43aの前側に重ねて表示されており、その長さが表示枠43aの長さに対して例えば操作有効期間の開始時に100%、終了時に0%となるように、一端側(左端側)が他端側(右端側)に向けて一定速度で略無段階に(又は段階的に)移動するようになっている。即ち遊技者は、表示枠43aに対する可変表示部43bの長さの割合により、操作有効期間がどの程度経過したかを知ることができ、また可変表示部43bの移動端(左端)が第1領域91と第2領域92との何れにあるかによって、その時点が「YES」に対応する前半期間であるか「NO」に対応する後半期間であるかを知ることができる。
このように、操作有効期間表示手段(移行状況報知手段)37は、経過状況表示画像43により、操作有効期間の経過状況の他、時間経過による複数の部分期間(前半期間、後半期間)の移行状況を報知するようになっている。
操作有効期間の開始後は(S4:Yes)、操作有効期間の終了タイミングが到来したか否かを判定し(S7)、未だ操作有効期間の終了タイミングが到来していない場合には(S7:No)、演出ボタン12が押下操作されたか否かを判定する(S8)。演出ボタン12が押下操作されていない場合(S8:No)にはそのままボタン演出実行処理を終了するが、演出ボタン12が押下操作された場合には(S8:Yes)、その演出ボタン12の押下により選択された応答内容を報知する(S9)。即ち、例えば図6(c1),(c2)に示すように、演出ボタン12の押下タイミングが前半期間であれば「YES」を、後半期間であれば「NO」をハイライト表示する。
そして、操作有効期間を終了し(S10)、操作有効報知画像の表示を終了する(S11)と共に、演出ボタン12の押下タイミングが前半期間であった場合には、例えば図6(d1)に示すように予告演出表示手段36により「YES」に対応する「てみじかにお願い」等の第2台詞を含む第2台詞シーン(特定演出)の表示を開始し(S13)、演出ボタン12の押下タイミングが後半期間であった場合には、例えば図6(d2)に示すように予告演出表示手段36により「NO」に対応する「…ならいいけど」等の第2台詞を含む第2台詞シーン(特定演出)の表示を開始する(S14)。
なお第2台詞シーンでは、例えば第2台詞が表示される吹き出し部分が、ボタン演出決定手段81で決定された表示色、例えば「金」、「赤」、「白」の何れかで表示される。遊技者は、吹き出し部分が例えば「金」であれば大当たり期待度が高く、しかもそれが「YES」を選択した場合であれば更に大当たり期待度が高いと判断できる。
一方、例えば図6(c3)に示すように演出ボタン12が押下操作されることなく操作有効期間の終了タイミングが到来した場合には(S7:Yes)、操作有効期間の最先の部分期間である前半期間(所定部分期間)に演出ボタン12を押下操作した場合と同じ「YES」が選択されたものと見做して、例えば図6(c3′)に示すように「YES」をハイライト表示することにより応答内容を報知する(S15)。そして、操作有効期間を終了し(S16)、操作有効報知画像の表示を終了する(S17)と共に、前半期間に演出ボタン12を押下操作した場合と同様、例えば図6(d1)に示すように予告演出表示手段36により「YES」に対応する「てみじかにお願い」等の第2台詞を含む第2台詞シーンの表示を開始する(S13)。またその第2台詞シーンにおける吹き出し部分の表示色についても、前半期間に演出ボタン12を押下操作した場合と同様、ボタン演出決定手段81で決定された表示色となる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、操作有効期間中に演出ボタン12が操作されなかった場合には、前半/後半期間(複数の部分期間)のうちの前半期間(所定部分期間)に対応する第2台詞シーン(特定演出)を実行するように構成されているため、操作有効期間中に演出ボタン12を操作しない遊技者とそうでない遊技者との間で演出効果の差異を小さくできる。
また、その前半期間(所定部分期間)は2つの部分期間のうちの先の部分期間であるため、その最も余裕のない前半期間を経過してしまった後でもその前半期間で操作した場合と同じ演出を実行させることができる。即ち、前半期間を選択する場合と後半期間を選択する場合とで、結論を出すまでにかけられる時間を略同じ(何れも操作有効期間が終了するまで)にすることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、遊技者操作による選択肢を3つ以上設けてもよい。即ち、操作有効期間を3つ以上の部分期間で構成し、操作手段の操作タイミングがそれら複数の部分期間の何れに該当するかに応じて複数種類の特定演出の何れかを実行可能としてもよい。この場合も、操作有効期間中に操作手段が操作されなかった場合には最先の部分期間に対応する特定演出を実行することが望ましい。
操作有効期間を構成する複数の部分期間は同じ長さ(時間)でなくてもよい。例えば1〜3番目の部分期間の長さを夫々3秒,2秒,1秒に設定するなど、先の部分期間ほど長い時間に設定してもよい。
実施形態では、操作手段の操作タイミングが複数(2つ)の部分期間の何れに該当するかに応じて特定演出の態様(吹き出し部分の表示色)を異ならせた例を示したが、例えば操作有効期間表示手段37により表示される経過状況表示画像43により、複数の部分期間に対応する特定演出の態様を報知してもよい。即ち、例えば「金/赤」の第1表示色(図5参照)が選択された場合に、経過状況表示画像43の第1領域91の表示色を「金」に、同じく第2領域92の表示色を「赤」に設定してもよい。
実施形態では、操作有効期間中に演出ボタン12のLED(発光手段)13を点灯又は点滅させることによって演出ボタン12の操作が有効である旨を報知するようにしたが、例えば前半期間中は緑色で、後半期間中は赤色で夫々点灯又は点滅させる等、操作有効期間中のLED13の発光態様(発光色、点滅速度等)を部分期間に応じて異ならせてもよい。
また、演出ボタン12のLED(発光手段)13の発光態様により、複数の部分期間に対応する特定演出の態様を報知してもよい。即ち、例えば「金/赤」の第1表示色(図5参照)が選択された場合に、LED13の前半期間中の発光色を「金」に、同じく後半期間中の発光色を「赤」に設定してもよい。
また、ボタン演出は会話型に限られるものではなく、遊技者による操作手段の操作タイミングに応じて複数種類の特定演出の何れかを実行するものであればよい。また操作手段は押しボタン式に限られるものではなく、ジョイスティックや操作レバー等、遊技者が操作可能なものであればどのようなものでもよい。
操作有効期間表示手段37による経過状況表示画像43は、操作有効期間の経過時間の増加に応じて表示枠43aに占める可変表示部43bの割合を増加させるように構成してもよい。
また本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種弾球遊技機の他、スロットマシン等の弾球遊技機以外の遊技機においても同様に実施することが可能である。
12 演出ボタン(操作手段)
26 特別図柄始動手段(図柄始動手段)
31 特別図柄表示手段(図柄表示手段)
66 特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)

Claims (6)

  1. 操作有効期間中に操作手段が操作された場合に、その操作タイミングが前記操作有効期間を構成する複数の部分期間の何れに該当するかに応じて複数種類の特定演出の何れかを実行可能な
    遊技機において、
    前記操作有効期間中に前記操作手段が操作されなかった場合には、前記複数の部分期間のうちの所定部分期間に対応する前記特定演出を実行する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記所定部分期間を、前記複数の部分期間のうちの最先の部分期間とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記操作有効期間を、第1部分期間とそれに続く第2部分期間との2つの前記部分期間に区分し、
    前記操作有効期間中に前記操作手段が操作されなかった場合には、前記第1部分期間に対応する前記特定演出を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 図柄始動手段が遊技球を検出した場合に図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記図柄表示手段による変動後の停止図柄が特定態様となった場合に利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備え、
    前記利益状態の発生に関する期待度に応じて前記特定演出の態様を異ならせることが可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記操作タイミングが前記複数の部分期間の何れに該当するかに応じて前記特定演出の態様を異ならせることが可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記操作有効期間中に時間経過による前記複数の部分期間の移行状況を報知する移行状況報知手段を備え、
    前記移行状況報知手段により、前記複数の部分期間に対応する前記特定演出の態様を報知する
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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