JP2015080617A - 遊技機 - Google Patents

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Masami Aramaki
政美 荒巻
竜也 漣
Tatsuya Sazanami
竜也 漣
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Abstract

【課題】予告演出の出現に対する遊技者の期待感をより広く喚起できる遊技機を提供する。【解決手段】内部抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段32と、内部抽選結果に基づいて、図柄表示手段32による図柄変動表示後に利益状態を発生させる利益状態発生手段66と、利益状態の発生に関する第1予告演出を行う第1予告演出手段74aとを備えた遊技機で、第1予告演出の演出内容に関する第2予告演出を行う第2予告演出手段74bを備え、第1予告演出手段74aは、利益状態の発生に関する期待度が異なる複数種類の第1演出態様の何れかで第1予告演出を実行し、第2予告演出手段74bは、第1演出態様の変化を示唆する第2演出態様で第2予告演出を実行すると共に、図柄表示手段32による図柄変動において第2予告演出を異なるタイミングで複数回実行可能に構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、図柄始動手段に遊技球が入賞する等の図柄始動条件が成立することに基づいて乱数値を取得すると共にその乱数値を乱数記憶手段に記憶し、先の図柄変動が終了する等の変動開始条件が成立した場合に、乱数記憶手段から乱数値を取り出して所定の判定値と一致するか否かを変動開始時判定手段により判定すると共に図柄表示手段による図柄の変動表示を行い、変動開始時判定手段により乱数値が判定値と一致する旨の判定結果が得られることに基づいて図柄表示手段の変動後の停止図柄が特定態様となった場合に、利益状態を発生させるように構成したものが一般的である。
またこの種の遊技機の中には、変動開始時判定手段による判定よりも前の所定のタイミング、例えば図柄始動条件の成立時に、取得された乱数値が判定値と一致するか否かについて先読み判定を行い、例えば保留個数を報知するための保留表示画像を、先読み判定結果に基づいて選択された予告態様に変化させる等の予告演出を行うように構成したものもある(特許文献1)。
特開2004−174075号公報
このような先読み判定結果に基づく予告演出機能を備えた従来の遊技機では、予告演出を実行可能なタイミングが固定されているため、予告演出の出現を遊技者が予測しやすく、それ以外の期間中は遊技者の期待感を喚起できないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、予告演出の出現に対する遊技者の期待感をより広く喚起できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、内部抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段32と、前記内部抽選結果に基づいて、前記図柄表示手段32による図柄変動表示後に利益状態を発生させる利益状態発生手段66と、前記利益状態の発生に関する第1予告演出を行う第1予告演出手段74aとを備えた遊技機において、前記第1予告演出の演出内容に関する第2予告演出を行う第2予告演出手段74bを備え、前記第1予告演出手段74aは、前記利益状態の発生に関する期待度が異なる複数種類の第1演出態様の何れかで前記第1予告演出を実行し、前記第2予告演出手段74bは、前記第1演出態様の変化を示唆する第2演出態様で前記第2予告演出を実行すると共に、前記図柄表示手段32による図柄変動において前記第2予告演出を異なるタイミングで複数回実行可能としたものである。
この場合、前記図柄表示手段32による図柄変動における前記複数回の第2予告演出を2以上の前記第2演出態様により実行可能としてもよい。
また、図柄始動条件が成立することに基づいて取得した乱数値を記憶する乱数記憶手段63と、変動開始条件が成立した場合に、前記乱数記憶手段63から取り出した前記乱数値を用いて前記内部抽選を行う変動開始時抽選手段64と、前記変動開始時抽選手段64による前記抽選よりも前に、前記乱数値について先読み判定を行う先読み判定手段68と、前記乱数記憶手段63に記憶され且つ前記変動開始時抽選手段64による抽選に供されていない前記乱数値の数である保留個数を、その保留個数に対応する保留表示画像を表示することにより報知する保留個数表示手段35とを備え、前記第1予告演出は、前記先読み判定の結果に基づいて前記保留表示画像の表示態様を変化させる画像演出を含むように構成してもよい。
また、前記第2予告演出は、前記第1予告演出による前記保留表示画像の表示態様の変化と関連して所定のキャラクタ画像を表示する画像演出を含むように構成してもよい。
本発明によれば、予告演出の出現に対する遊技者の期待感をより広く喚起できる。
本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の全体正面図である。 同パチンコ機の制御系のブロック図である。 同パチンコ機の遊技状態毎の普通図柄の当たり確率及び変動時間、下特別始動口の開閉パターンを示す図である。 同パチンコ機の大当たり判定、小当たり判定及び外れ判定の場合の大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値、演出図柄の停止図柄態様、特別利益状態及び特別遊技状態の対応関係を示す図である。 同パチンコ機の保留減少コマンド及び保留増加コマンドの一例を示す図である。 同パチンコ機の保留表示画像の表示態様の種類及びその変化の一例を示す図である。 同パチンコ機の最終表示態様選択テーブルを示す図である。 同パチンコ機の変化タイミング選択手段により選択可能な変化タイミングの一例を示す図である。 同パチンコ機のリーチ変動パターン及び通常変動パターンにおける各変化タイミングの一例を示す図である。 同パチンコ機の演出図柄変動及び予告演出の具体例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるパチンコ機のリーチ変動パターン及び通常変動パターンにおける各変化タイミングの一例を示す図である。 同パチンコ機の演出図柄変動及び予告演出の具体例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に左右一側、例えば左側のヒンジ3により開閉自在に枢着された前枠4とを備えている。前枠4の前側には、ガラス扉5と前面板6とが上下に配置され、夫々ヒンジ3と同じ側のヒンジ7により前枠4に開閉自在に枢支されている。
前面板6の前側には、払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球を貯留して発射手段(図示省略)に供給する上皿8が上部側に配置され、またその上皿8の下側には、例えば上皿8が満杯のときにその余剰球を貯留する下皿9が左端側に、発射手段を作動させるための発射ハンドル10が右端側に夫々設けられている。更に、上皿8等を前側から覆う上皿カバー11上には演出ボタン12等が設けられている。
前枠4には、ガラス扉5の後側に対応して遊技盤21が着脱自在に装着されている。遊技盤21の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレール22の内側の遊技領域23に、センターケース24、普通図柄始動手段25、特別図柄始動手段26、大入賞手段27、普通入賞手段28等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース24には、液晶式等の画像表示手段29の他、普通図柄表示手段31、特別図柄表示手段32、普通保留個数表示手段33等が設けられている。また画像表示手段29は、演出図柄表示手段34、特別保留個数表示手段35等を構成している。
普通図柄表示手段31は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段25が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段25による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段31の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段25が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段33がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数という)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段26は、特別図柄表示手段32による図柄変動を開始させるためのもので、上下2つの特別始動口26a,26bと、下特別始動口26bを開閉する開閉手段37とを備え、例えばセンターケース24の下側に配置されている。上特別始動口26aは、開閉手段等を有しない非作動式入賞口である。下特別始動口26bは、開閉手段37により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、所定の開閉パターンに従って所定時間開状態に切り替えられるようになっている。
特別図柄表示手段(図柄表示手段)32は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄(図柄)を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段26が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口26a,26bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別始動口26a,26bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、小当たり判定値と一致する場合には所定の小当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
本実施形態では、大当たり態様が複数種類、例えば第1〜第4の4種類設けられているものとする。なお、大当たり態様、小当たり態様及び外れ態様の各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいし、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのような特別な意味を持たない図柄を割り当ててもよい。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に特別始動口26a,26bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段(保留個数表示手段)35が、画像表示手段29上に例えば大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、特別保留個数という)分の保留表示画像Xを表示することにより、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
なお、保留表示画像Xには、保留1〜4個目に対応する保留表示画像X1〜X4と、当該変動に対応する保留表示画像X0とが存在し、特別図柄の変動が新たに開始されて特別保留個数が減少する際には、それまでの保留表示画像X1〜X4がそれぞれ前側に1個ずつシフトして保留表示画像X0〜X3に変化した後、当該変動に対応する保留表示画像X0については所定のタイミング(例えば1秒後)で消去されるようになっている。
また、特別保留個数表示手段35は、特別保留個数の報知と共に、後述する特別利益状態の発生に関する予告演出を行うように構成されている。即ち、保留表示画像X0〜X4は複数種類、例えば白色、青色、赤色、虹色の4種類の色(表示態様)で表示可能となっており、特別保留個数表示手段35は、後述する先読み判定結果に基づいて、新たな保留記憶に対応する保留表示画像X1〜X4がX0までシフトされる間の一又は複数のタイミングでそれらの表示色を順次変化させることにより、特別利益状態の発生に関する予告演出を行うようになっている。
演出図柄表示手段34は、例えば特別図柄表示手段32による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示手段29上で変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段26が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口26a,26bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
なお本実施形態では、特別図柄が第1〜第4大当たり態様、小当たり態様、外れ態様で停止する場合には、演出図柄もそれに対応して第1〜第4大当たり態様、小当たり態様、外れ態様(図4参照)で停止するものとする。ここで、演出図柄の停止図柄態様については、例えば第1大当たり態様及び小当たり態様は、複数(3つ)の図柄のうちの少なくとも1つが他と異なる「非ぞろ目」の停止図柄態様のうちで予め定められた1又は複数、第2〜第4大当たり態様は複数(3つ)の図柄が全て同じ図柄で揃った「ぞろ目」の停止図柄態様、外れ態様は「非ぞろ目」の停止図柄態様のうち、第1大当たり態様及び小当たり態様以外の停止図柄態様で構成されているものとする。
大入賞手段27は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板39を備えた作動式入賞手段で、特別図柄表示手段32の変動後の特別図柄が特定態様、即ち第1〜第4大当たり態様又は小当たり態様となって特別利益状態(利益状態)、即ち大当たり状態又は小当たり状態が発生したときに、開閉板39が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
本実施形態では、図4に示すように、特別利益状態における大入賞手段27の開放パターンとして、15R開放パターン、2R開放パターン及び1R開放パターンの3種類が用意されており、特別図柄及び演出図柄の変動後の停止図柄が第2〜第4大当たり態様となった場合には15R開放パターンが、第1大当たり態様となった場合には2R開放パターンが、小当たり態様となった場合には1R開放パターンがそれぞれ選択されるようになっている。
15R開放パターンは、大入賞手段27を、開放してから所定時間(例えば28秒)経過するかそれまでに所定個数(例えば9個)の遊技球が入賞することを条件に閉鎖する動作を15ラウンド行うように設定されている。2R開放パターンは、大入賞手段27を0.2秒開放する動作を2ラウンド行うように設定されている。1R開放パターンは、大入賞手段27を0.2秒×2回開放する動作を1ラウンド行うように設定されており、外見上は2R開放パターンと同じである。即ち、第1大当たり態様と小当たり態様の場合で大入賞手段27の開放パターンに外見上の違いはない。
図2は本パチンコ機の制御系のブロック図である。図2において、41は主制御基板、42は演出制御基板で、これら各制御基板41,42は、遊技盤21に装着されたセンターケース24、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠4及び遊技盤21を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。
主制御基板41は、遊技動作を統括的に制御するもので、CPU,ROM,RAM等により構成される普通乱数作成処理手段51、普通始動口チェック処理手段52、普通乱数記憶手段53、普通図柄処理手段54、普通図柄表示制御手段55、普通利益状態発生手段56、特別乱数作成処理手段61、特別始動口チェック処理手段62、特別乱数記憶手段63、特別図柄処理手段64、特別図柄表示制御手段65、特別利益状態発生手段66、特別遊技状態発生手段67、先読み判定手段68、制御コマンド送信手段69等を備えている。
普通乱数作成処理手段51は、変動後の普通図柄を当たり態様とするか否かの判定に用いる当たり判定乱数等を所定時間毎に繰り返し発生するように構成されている。普通始動口チェック処理手段52は、普通図柄始動手段25による遊技球の検出に基づく処理を行うもので、普通図柄始動手段25が遊技球を検出することに基づいて、普通乱数作成処理手段51で作成された当たり判定乱数値等を1個ずつ取得し、その当たり判定乱数値等を予め定められた上限保留個数(例えば各4個)を限度として先入れ先出し式の普通乱数記憶手段53に記憶させるように構成されている。
普通図柄処理手段54は、普通図柄の変動表示に関する処理を行うもので、普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定乱数値が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に、普通乱数記憶手段53に記憶されている当たり判定乱数値の待ち行列からその先頭の当たり判定乱数値を取り出し、その当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに応じて当たり/外れの判定を行う当たり判定機能、当たり/外れの判定結果に基づいて普通図柄の変動後の停止図柄の種類を選択する普通停止図柄選択機能、普通図柄の変動時間を選択する変動時間選択機能等を備えている。
なお本実施形態では、当たり判定に用いる当たり判定値の数を、後述する開放延長状態中とそれ以外とで異ならせることにより、図3に示すように、開放延長状態中の当たり確率(例えば1/1.3)がそれ以外のときの当たり確率(例えば1/10)よりも高く設定されている。
普通図柄表示制御手段55は、普通図柄処理手段54による普通図柄処理に基づいて普通図柄表示手段31の表示制御を行うもので、普通図柄表示手段31が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段53に1個以上の当たり判定乱数値が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に普通図柄表示手段31による普通図柄の変動を開始させ、普通図柄処理手段54で選択された変動時間が経過することに基づいて、同じく普通図柄処理手段54で選択された停止図柄で普通図柄の変動を停止させるようになっている。
普通利益状態発生手段56は、普通図柄処理手段54による判定結果が当たり判定となることに基づいて普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄が当たり態様となった場合に、下特別始動口26bの開閉手段37を例えば複数種類の開閉パターンの何れかに従って開状態に変化させるようになっている。本実施形態では、図3に示すように、通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)と、この通常開閉パターンよりも開放時間が大となるように設定された特別開閉パターン(例えば2秒×3回開放)の2種類の開閉パターンが設定されており、開放延長状態中以外は通常開閉パターンが、開放延長状態中は特別開閉パターンが選択されるようになっている。
特別乱数作成処理手段61は、大当たり/小当たり/外れの判定に用いる大当たり判定乱数の他、大当たり判定の場合の停止図柄態様の選択に用いる大当たり図柄乱数、外れ判定の場合の停止図柄の選択に用いる外れ図柄乱数、演出図柄の変動パターンの選択に用いる変動パターン乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生する特別乱数作成処理を行うように構成されている。
特別始動口チェック処理手段62は、特別図柄始動手段26への遊技球の入賞に基づく処理を行うもので、特別図柄始動手段26が遊技球を検出すること、即ち特別始動口26a,26bの何れかに遊技球が入賞すること(図柄始動条件の成立の一例)に基づいて、特別乱数作成処理手段61で作成された大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値等を1個ずつ取得し、それら当たり判定乱数値、当たり図柄乱数値等を予め定められた上限保留個数(例えば各4個)を限度として先入れ先出し式の特別乱数記憶手段(乱数記憶手段)63に記憶させるように構成されている。
特別図柄処理手段(変動開始時抽選手段)64は、特別図柄の変動表示に関する処理を行うもので、特別図柄表示手段32が変動表示可能な状態となり且つ特別乱数記憶手段63に1個以上の大当たり判定乱数値が記憶されている(特別保留個数が1以上である)場合(変動開始条件の成立の一例)に、特別乱数記憶手段63に記憶されている大当たり判定乱数値の待ち行列からその先頭の大当たり判定乱数値を取り出し、その大当たり判定乱数値(乱数値)が予め定められた大当たり判定値又は小当たり判定値(判定値)と一致するか否かに応じて大当たり/小当たり/外れの判定(内部抽選)を行う大当たり判定機能、大当たりの判定結果が得られた場合に、特別乱数記憶手段63に大当たり判定乱数値と共に記憶されている大当たり図柄乱数値に基づいて第1〜第4大当たり態様の何れかを選択し、小当たりの判定結果が得られた場合に、例えば1又は複数種類の小当たり態様の何れかを抽選等により選択し、外れの判定結果が得られた場合に、例えば1又は複数種類の外れ態様の何れかを抽選等により選択する特別停止図柄選択機能、大当たり/小当たり/外れの判定結果と、新たに取得された変動パターン乱数値とに基づいて演出図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択機能等を備えている。なお以下の説明では、第1〜第4大当たり態様が選択された場合の大当たりの種類を夫々第1〜第4大当たりとして区別するものとする。
特別図柄表示制御手段65は、特別図柄表示手段32の表示制御を行うもので、特別図柄処理手段64による特別図柄処理に基づいて特別図柄表示手段32による特別図柄の変動を開始させると共に、選択された演出図柄の変動パターンに対応する変動時間が経過することに基づいて所定の停止図柄で特別図柄の変動を停止させるようになっている。
特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)66は、特別図柄処理手段64による大当たり判定結果に基づいて特別利益状態(利益状態)を発生させるためのもので、大当たり状態を発生させる大当たり状態発生手段66aと、小当たり状態を発生させる小当たり状態発生手段66bとを備えている。大当たり状態発生手段66aは、特別図柄処理手段64による大当たり/小当たり/外れの判定結果が大当たりとなることに基づいて特別図柄表示手段32による特別図柄の変動後の停止図柄が第1〜第4大当たり態様(特定態様)の何れかになった場合に、大入賞手段27が所定の開放パターンに従って開放する大当たり状態を発生させるように構成されている。本実施形態では、図4に示すように、大当たり状態における大入賞手段27の開放パターンとして2R,15Rの2種類が設けられており、第1大当たりの場合には2R開放パターンが、第2〜第4大当たりの場合には15R開放パターンが夫々選択されるようになっている。
小当たり状態発生手段66bは、特別図柄処理手段64による大当たり/小当たり/外れの判定結果が小当たりとなることに基づいて特別図柄表示手段32による特別図柄の変動後の停止図柄が小当たり態様(特定態様)となった場合に、大入賞手段27が所定の開放パターンに従って開放する小当たり状態を発生させるように構成されている。小当たり状態における大入賞手段27の開放パターンは例えば1種類で、図4に示すように、第1大当たり態様の場合の2R開放パターンと外見上同じ動作が行われる1R開放パターンが設定されている。
特別遊技状態発生手段67は、特別利益状態の終了後に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、例えば大当たりの種類に応じて、確変状態、開放延長状態を個別に発生させるようになっている。
確変状態中は、大当たり判定値の数が例えば1個から10個へ増加されることにより、大当たりとなる確率が低確率(例えば1/350)から高確率(例えば1/35)に切り換えられるようになっている。この確変状態は、大当たり状態の終了後に開始され、例えば次の大当たり状態が発生するまで継続される。
また、開放延長状態中は、下特別始動口26bの開閉手段37の開閉パターンが通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)からそれよりも開放時間が大となる特別開閉パターン(例えば2秒×3回開放)へ切り換えられる他、例えば特別図柄に関して特別図柄表示手段32の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間に切り換えられ、普通図柄に関して当たり確率が通常確率(例えば1/10)から高確率(例えば1/1.3)へ、変動時間が通常変動時間(例えば27秒)から短縮変動時間(例えば2.7秒)へ、夫々切り換えられるようになっている。この開放延長状態は、大当たり状態の終了後に開始され、例えばその開始後に特別図柄が所定回数(例えば50回)変動するか、それまでに次の大当たり状態が発生した時点で終了する。
本実施形態では、図4に示すように、第3,第4大当たりの場合には、確変状態と開放延長状態との両方が発生し、第2大当たりの場合には、開放延長状態のみが発生する。また、第1大当たりの場合には、確変状態は常に発生するが、開放延長状態については、例えば大当たり発生時点の開放延長状態発生の有無に応じて、開放延長状態中であった場合には引き続き開放延長状態が発生し、開放延長状態中でなかった場合には開放延長状態は発生しない(いわゆる潜伏確変)ようになっている。なお小当たりの場合には、小当たり状態の前後で遊技状態は変化しない。
先読み判定手段68は、特別図柄始動手段26が遊技球を検出したときに取得される大当たり判定乱数値等について、特別図柄処理手段64による大当たり判定よりも前の所定のタイミング、例えばそれらの乱数値を取得した時点で先読み判定を行うもので、例えばその大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致するか否かに応じて、例えば大当たり判定乱数値が大当たり判定値、小当たり判定値の何れとも一致しない「外れ保留記憶」、大当たり判定乱数値が小当たり判定値と一致する「小当たり保留記憶」、大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致する「大当たり保留記憶」の何れであるかを判定するようになっている。
なお、この先読み判定結果を用いて行う予告演出等の内容に応じて、例えば大当たり図柄乱数値の先読み判定、変動パターン乱数値の先読み判定等を行ってもよい。もちろん、変動パターン乱数値の先読み判定を行う場合には、変動パターン乱数値は、大当たり判定値等と同様、特別図柄始動手段26が遊技球を検出したときに取得する必要がある。
制御コマンド送信手段69は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板42等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、特別図柄処理手段64による特別図柄処理に基づいて、特別図柄の変動開始時に、特別保留個数の減少を示す保留減少コマンド、演出図柄の変動パターンを指定する変動パターンコマンド、演出図柄の変動後の停止図柄の抽選を指示する停止図柄コマンドをこの順序で演出制御基板42側に送信し、特別図柄の変動終了時に演出図柄の変動停止を指示する変動停止コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、特別図柄始動手段26による遊技球検出時に増加後の特別保留個数等を示す保留増加コマンドを演出制御基板42側に送信する機能、遊技状態が変化する際に遊技状態コマンドを演出制御基板42側に送信する機能等を備えている。
保留減少コマンドは、図5に示すように、例えば減少後の特別保留個数(ここでは0〜3個)に応じて複数種類(ここでは4種類)設けられている。また、保留増加コマンドは、図5に示すように、例えば増加後の特別保留個数(ここでは1〜4個)に応じた複数種類(ここでは4種類)のコマンドが、先読み判定手段68による外れ保留記憶、小当たり保留記憶、大当たり保留記憶の3種類の判定結果に応じて3組設けられている。
演出制御基板42は、画像表示手段29、音声出力手段71、電飾手段72等の各種演出手段を制御するためのもので、図柄変動演出制御手段73、特別保留個数表示制御手段74、予告演出制御手段75等を備えている。
図柄変動演出制御手段73は、演出図柄の変動表示制御及びそれに伴う音声出力手段71、電飾手段72等の制御を行うもので、主制御基板41から変動パターンコマンドを受信し、その後所定時間内に停止図柄コマンドを受信することを条件に、演出図柄の変動後の停止図柄を抽選により決定すると共に変動パターンコマンドで指定された変動パターンに基づいて画像表示手段29上で所定の演出画像と共に演出図柄の変動を開始させ、変動停止コマンドを受信したときに、抽選により決定された停止図柄で演出図柄の変動を停止させ、またその演出図柄の変動表示に合わせて音声出力手段71から所定の効果音を出力し、電飾手段72を所定のパターンで発光させるようになっている。
特別保留個数表示制御手段74は、特別保留個数表示手段35による特別保留個数の表示を制御するもので、特別図柄始動手段26により新たに遊技球が検出され、主制御基板41から保留増加コマンドを受信したときに、その保留増加コマンドが第何番目の保留記憶に対応するものであるかに基づいて、特別保留個数表示手段35により画像表示手段29上に保留表示画像X1〜X4の何れかを追加的に表示し、また特別図柄の変動開始時に主制御基板41から保留減少コマンドを受信したときに、特別保留個数表示手段35により画像表示手段29上に表示されている保留表示画像X1〜X4をそれぞれX0〜X3にシフトすると共に、その後の所定のタイミングで保留表示画像X0を消去するようになっている。なお、特別保留個数表示制御手段74には、後述する第1予告演出を行う第1予告演出手段74aと、後述する第2予告演出を行う第2予告演出手段74bとを備えている。
予告演出制御手段75は、特別利益状態の発生に関する予告演出を制御するもので、最終表示態様選択手段75a、変化タイミング選択手段75b等を備えている。本実施形態の予告演出は、特別保留個数表示手段35によって新たに表示された保留表示画像(X1〜X4の何れか)が保留表示画像X0までシフトする間にその表示態様を先読み判定結果に応じて変化させ、最終的な表示態様によって特別利益状態の発生を予告する第1予告演出と、その第1予告演出の演出内容に関する第2予告演出とで構成されている。
第1予告演出における保留表示画像X0〜X4の表示態様(第1演出態様)は、例えば図6に示すように白色、青色、赤色、虹色の4種類設けられており、白色→青色→赤色→虹色の順序で1段階ずつ1又は複数回(ここでは最大3回)変化可能であるとする。また、新たに表示される保留表示画像X1〜X4の表示態様は必ず白色であるとする。従って、最終表示態様毎に表示態様の変化回数は決まっており、例えば最終表示態様が虹色の場合の変化回数は3回、最終表示態様が白色の場合の変化回数は0回となる。
最終表示態様選択手段75aは、各保留記憶に対応する保留表示画像の最終表示態様を選択するもので、例えば主制御基板41から保留増加コマンドを受信したときに、予め設けられた最終表示態様選択テーブルに基づいて、その新たな保留記憶の最終表示態様、例えばその保留記憶が図柄変動に供される際の保留表示画像X0の表示態様を選択するように構成されている。最終表示態様選択テーブルには、例えば図7に示すように、保留増加コマンドより得られる先読み判定結果(大当たり、小当たり、外れの何れか)毎に、複数種類(ここでは4種類)の最終表示態様の選択率が設定されている。なお、図7に示す最終表示態様選択テーブルでは、保留増加コマンドを受信したときの増加後の特別保留個数に応じて、例えばその増加後の特別保留個数が1個の場合と2〜4個の場合とで異なる選択率に設定されている。
例えば主制御基板41から保留増加コマンド“B524H”を受信した場合、図5に示すように増加後の特別保留個数は4個、先読み判定結果は大当たりであるから、白色、青色、赤色、虹色の4種類の表示態様の何れかがそれぞれ20,30,40,10%の確率で選択され、また例えば主制御基板41から保留増加コマンド“B501H”を受信した場合、図5に示すように増加後の特別保留個数は1個であるから、先読み判定結果に拘わらず100%の確率で白色が選択される。
なお、図7に示す最終表示態様選択テーブルでは、増加後の特別保留個数が1個の場合を除き、表示態様の変化回数が多いほど大当たり期待度が高くなるように設定されている。即ち、増加後の特別保留個数が2〜4個の場合には、4種類の最終表示態様のうち、虹色については先読み判定結果が大当たりの場合にのみ選択され、先読み判定結果が小当たり及び外れの場合には選択されない。従って、4種類の最終表示態様のうち、変化回数が最も多い虹色が最も大当たり期待度が高く、保留表示画像の表示態様が白色から虹色まで3回変化した場合にはその保留記憶に対応する図柄変動では必ず大当たり態様となる。
また、増加後の特別保留個数が2〜4個の場合には、白色、青色、赤色の各表示態様に関しては先読み判定結果が大当たりの場合には赤色が、小当たりの場合には青色が、外れの場合には白色がそれぞれ最も高い選択率に設定されている。従って、虹色を除く3種類の表示態様では、赤色(変化回数2回)が最終表示態様となる場合が最も大当たり期待度が高く、白色(変化回数0回)が最終表示態様となる場合が最も大当たり期待度が低い。
また、第1予告演出による保留表示画像の表示態様の変化時には、その表示態様の変化と関連して所定のキャラクタ画像76を画像表示手段29に表示する第2演出態様で第2予告演出が実行されるようになっている。本実施形態では、第1予告演出による保留表示画像の表示態様の変化毎に同一のキャラクタ画像76が表示されるようになっている。



変化タイミング選択手段75bは、第2予告演出によるキャラクタ画像76の表示と共に第1予告演出による保留表示画像の表示態様が変化するタイミングを選択するもので、例えば最終表示態様選択手段75aにより選択された最終表示態様が青色、赤色、虹色の何れかである場合、即ち表示態様の変化回数が1回以上の場合に、その変化回数分の変化タイミングを選択するようになっている。
キャラクタ画像76の表示と共に表示態様が変化可能なタイミングは、例えば演出図柄の1回の図柄変動に対して複数、例えばA,B,Cの3点設けられているものとする。また、増加後の特別保留個数nに対応する保留表示画像Xnが表示された時点の演出図柄変動を図柄変動nとし、その保留記憶に対応する演出図柄変動を図柄変動0とすると、表示された時点の保留表示画像Xn(表示態様が白色のまま変化しないX1を除く)がX0に至るまでの間の表示態様の1又は複数回の変化は、全て図柄変動n−1から図柄変動1までの1又は複数回の図柄変動中に行われるものとする。
従って、図柄変動nにおける3回の表示態様変化タイミングをnA,nB,nCとすると、最初に表示された保留表示画像がX4〜X1の場合に夫々選択可能な変化タイミングは図8に示すようになる。例えば、最初に表示された保留表示画像がX3で、表示態様の変化回数が2回の場合、次の図柄変動2における3回の変化タイミング2A,2B,2Cと、その次の図柄変動1における3回の変化タイミング1A,1B,1Cの計6回の変化タイミングの中から2つが選択される。
また表示態様の変化タイミングA,B,Cは、例えば演出図柄の変動パターンがリーチ変動パターンであるかそれ以外の通常変動パターンであるかによって異なっており、リーチ変動パターンの場合には、図9(a)に示すように変化タイミングA(3A,2A,1A)が変動開始時、変化タイミングB(3B,2B,1B)がリーチ成立時(第2図柄停止時)、変化タイミングC(3C,2C,1C)がリーチ演出中(第2図柄停止後、第3図柄停止前)であり、通常変動パターンの場合には、図9(b)に示すように変化タイミングA(3A,2A,1A)が変動開始時、変化タイミングB(3B,2B,1B)が変動中(変動開始後、変動終了前)、変化タイミングC(3C,2C,1C)が変動終了時となっている。
なお、変化タイミング選択手段75bによる変化タイミングの選択時、即ち特別保留個数が増加して保留表示画像Xnが表示される時点では図柄変動n−1以降の変動パターンは不明である。従って、変化タイミング選択手段75bによって、変動パターンの種類毎に相違する変化タイミングB(3B,2B,1B)、C(3C,2C,1C)等が選択された場合には、実際の変動パターンに応じた具体的な変化タイミングについては各図柄変動の変動開始時に決定されるものとする。
図10は、主制御基板41から保留増加コマンド“B523H”(増加後の特別保留個数:3個、先読み判定結果:大当たり)を受信し、最終表示態様選択手段75aが最終表示態様として虹色(変化回数3回)を選択し、変化タイミング選択手段75bが変化タイミング2B,1B,1Cを選択した場合の、演出図柄表示手段34による演出図柄変動と特別保留個数表示手段35による予告演出とを具体的に示したものである。
主制御基板41から保留増加コマンド“B523H”を受信すると、特別保留個数表示手段35により、既に表示されていた2つの保留表示画像X1,X2に加えて、白色の保留表示画像X3が追加的に表示される(図10(a))。なお、その時点で保留表示画像X1,X2は夫々白色,青色で表示されており、それらについてその後に表示態様の変化はないものとする。
保留表示画像X3が表示されたとき(図10(a))に変動中であった演出図柄が例えば外れ態様で停止すると(図10(b))、図10(c)に示すように保留表示画像X1〜X3が夫々保留表示画像X0〜X2にシフトされると共に、例えば通常変動パターンによる新たな演出図柄変動(図柄変動2)が開始される。そして、その図柄変動中の所定時点2Bになると、図10(d)に示すように第2予告演出手段74bによって画像表示手段29上にキャラクタ画像76が表示され、そのキャラクタ画像76による所定動作、例えば保留表示画像X2をハンマーで叩く動作(第2予告演出)が行われると共に、その動作と関連して第1予告演出手段74aによって保留表示画像X2の表示態様が白色から青色に変更される(第1予告演出)。
またその通常変動パターンによる演出図柄変動(図柄変動2)が終了すると(図10(e))、図10(f)に示すように保留表示画像X1,X2が夫々保留表示画像X0,X1にシフトされると共に、例えばリーチ変動パターンによる新たな演出図柄変動(図柄変動1)が開始される。そして、その演出図柄変動におけるリーチ成立時点1Bで、図10(g)に示すように画像表示手段29上で再び第2予告演出手段74bによるキャラクタ画像76の動作と関連して第1予告演出手段74aによって保留表示画像X1の表示態様が青色から赤色に変更され、更にその後のリーチ演出中の所定時点(1C)で、図10(h)に示すように画像表示手段29上で第2予告演出手段74bによる同じキャラクタ画像76の動作と関連して第1予告演出手段74aによって保留表示画像X1の表示態様が赤色から虹色に変更される。
最終表示態様が虹色となるのは先読み判定結果が大当たりの場合に限られるため(図7)、保留表示画像X1の表示態様が虹色に変化した時点で、その保留記憶に対応する図柄変動で大当たり態様となることが確実となる。その後、演出図柄が例えばリーチ外れ態様で停止し(図10(i))、図10(j)〜(k)に示すように次の演出図柄変動(図柄変動0)で大当たり態様となる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機は、第1予告演出による保留表示画像の表示態様(第1演出態様)の変化を示唆するキャラクタ画像76を表示(第2演出態様)する第2予告演出を実行すると共に、特別図柄表示手段32及び演出図柄表示手段34による図柄変動において第2予告演出を異なるタイミングで複数回実行可能としているため、遊技者は予告演出が出現する時期を予測することができず、予告演出の出現に対する遊技者の期待感をより広く喚起できる。
図11及び図12は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態を一部変更して、特別図柄表示手段32及び演出図柄表示手段34による図柄変動における複数回の第2予告演出を2以上の第2演出態様により実行可能に構成した例を示している。
本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、第1予告演出により保留表示画像の表示態様が変化する際の第2予告演出による演出態様が変化タイミング毎に異なる点のみである。即ち本実施形態では、演出図柄の変動パターンがリーチ変動パターンの場合には、図11(a)に示すように、変化タイミングA(3A,2A,1A)では宝箱が開いて新たな表示態様の保留表示画像が現れ、変化タイミングB(3B,2B,1B)では所定のキャラクタの登場に関連して保留表示画像の表示態様が変化し、変化タイミングC(3C,2C,1C)ではリーチ成立時に登場したキャラクタのアクションに関連して保留表示画像の表示態様が変化するようになっている。また、演出図柄の変動パターンが通常変動パターンの場合には、図11(b)に示すように、変化タイミングA(3A,2A,1A)ではリーチ変動パターンの場合と同様に宝箱が開いて新たな表示態様の保留表示画像が現れ、変化タイミングB(3B,2B,1B)では保留表示画像が割れてその中から新たな表示態様の保留表示画像が現れ、変化タイミングC(3C,2C,1C)では演出図柄の最終停止図柄(例えば中図柄)が「変化」で停止することに関連して保留表示画像の表示態様が変化するようになっている。
図12は、主制御基板41から保留増加コマンド“B522H”(増加後の特別保留個数:2個、先読み判定結果:大当たり)を受信し、最終表示態様選択手段75aが最終表示態様として虹色(変化回数3回)を選択し、変化タイミング選択手段75bが変化タイミング1A,1B,1Cを選択した場合の、演出図柄表示手段34による演出図柄変動と特別保留個数表示手段35による予告演出とを具体的に示したものである。
主制御基板41から保留増加コマンド“B522H”を受信すると、特別保留個数表示手段35により、既に表示されていた1つの保留表示画像X1に加えて、白色の保留表示画像X2が追加的に表示される(図12(a))。なお、その時点で保留表示画像X1は青色で表示されており、その後に表示態様の変化はないものとする。
保留表示画像X2が表示されたとき(図12(a))に変動中であった演出図柄が例えば外れ態様で停止すると(図12(b))、次の変化タイミング1Aでの画像演出に先だって第2予告演出手段74bにより保留表示画像X2が宝箱に収まる画像演出が行われる。そして、図12(c)に示すように例えば通常変動パターンによる新たな演出図柄変動(図柄変動1)が開始されると共に保留表示画像X1,X2が夫々保留表示画像X0,X1にシフトされるが、このとき(図柄変動開始時1A)、シフト後の保留表示画像X1は、第1,第2予告演出手段74a,74bにより宝箱が開いてその中から新たな青色の表示態様で現れる。
そして、その通常変動パターンによる図柄変動中の所定時点1Bになると、図12(d)に示すように第1,第2予告演出手段74a,74bにより青色の保留表示画像X1が割れてその中から新たな赤色の保留表示画像X1が現れ、更にその図柄変動の終了時(1C)には、図12(e)に示すように第2予告演出手段74bにより演出図柄表示手段34の最終停止図柄である中図柄が「変化」で停止すると共に、第1予告演出手段74aにより保留表示画像X1の表示態様が赤色から虹色に変更される。
最終表示態様が虹色となるのは先読み判定結果が大当たりの場合に限られるため(図7)、保留表示画像X1の表示態様が虹色に変化した時点で、その保留記憶に対応する図柄変動で大当たり態様となることが確実となる。その後、図12(f)〜(g)に示すように次の演出図柄変動(図柄変動0)で大当たり態様となる。
このように、特別図柄表示手段32及び演出図柄表示手段34による図柄変動における複数回の第2予告演出を2以上の第2演出態様により実行可能に構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では先読み判定結果に基づく第1予告演出の一例として保留表示画像の表示態様を変化させる画像演出を例示したが、それ以外の各種予告演出を採用することが可能である。例えば、先読み判定結果に基づいて大当たり信頼度を表示する第1予告演出を採用し、複数のタイミングでその大当たり信頼度の値を変化させると共に第2予告演出を行うように構成してもよい。また、画像表示による第1,第2予告演出に限らず、例えばランプの発光、可動体の作動、音声出力等による第1,第2予告演出を採用してもよい。
実施形態では、保留表示画像が表示されたときの図柄変動中、及びその保留記憶に対応する図柄変動中(図柄変動0)は表示態様を変化させないようにしたが、それらの図柄変動中も保留表示画像の表示態様の変化を可能としてもよい。また、増加後の特別保留個数が1個の場合も保留表示画像の表示態様の変化を可能としてもよい。
第1,第2予告演出を実行するタイミング及びその回数を変動パターン毎に予め設定してもよい。また例えば保留記憶毎に予告演出を行うか否かを抽選等により決定するようにしてもよい。また第2予告演出は、複数回の第1予告演出のうちの一部に関してのみ実行するようにしてもよい。
また本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種弾球遊技機の他、スロットマシン等の弾球遊技機以外の遊技機においても同様に実施することが可能である。
32 特別図柄表示手段(図柄表示手段)
35 特別保留個数表示手段(保留個数表示手段)
63 特別乱数記憶手段(乱数記憶手段)
64 特別図柄処理手段(変動開始時抽選手段)
66 特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)
68 先読み判定手段
74a 第1予告演出手段
74b 第2予告演出手段

Claims (4)

  1. 内部抽選結果に基づいて図柄の変動表示を行う図柄表示手段と、
    前記内部抽選結果に基づいて、前記図柄表示手段による図柄変動表示後に利益状態を発生させる利益状態発生手段と、
    前記利益状態の発生に関する第1予告演出を行う第1予告演出手段と
    を備えた遊技機において、
    前記第1予告演出の演出内容に関する第2予告演出を行う第2予告演出手段を備え、
    前記第1予告演出手段は、前記利益状態の発生に関する期待度が異なる複数種類の第1演出態様の何れかで前記第1予告演出を実行し、
    前記第2予告演出手段は、前記第1演出態様の変化を示唆する第2演出態様で前記第2予告演出を実行すると共に、前記図柄表示手段による図柄変動において前記第2予告演出を異なるタイミングで複数回実行可能とした
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄表示手段による図柄変動における前記複数回の第2予告演出を2以上の前記第2演出態様により実行可能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 図柄始動条件が成立することに基づいて取得した乱数値を記憶する乱数記憶手段と、
    変動開始条件が成立した場合に、前記乱数記憶手段から取り出した前記乱数値を用いて前記内部抽選を行う変動開始時抽選手段と、
    前記変動開始時抽選手段による前記抽選よりも前に、前記乱数値について先読み判定を行う先読み判定手段と、
    前記乱数記憶手段に記憶され且つ前記変動開始時抽選手段による抽選に供されていない前記乱数値の数である保留個数を、その保留個数に対応する保留表示画像を表示することにより報知する保留個数表示手段とを備え、
    前記第1予告演出は、前記先読み判定の結果に基づいて前記保留表示画像の表示態様を変化させる画像演出を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第2予告演出は、前記第1予告演出による前記保留表示画像の表示態様の変化と関連して所定のキャラクタ画像を表示する画像演出を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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