JP2018056675A - 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿送信機能によって読み取られる情報を送信する送信先が既に所定数登録され、追加登録できない状態であっても、情報処理装置と端末装置とでやり取りするパケットでスキャン送信先の情報を更新する。【解決手段】複数の端末装置と通信する情報処理装置において、スキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新構成を特徴とする。【選択図】 図9

Description

本発明は、情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、端末装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来から、ネットワーク上に接続される画像読取機能を備える情報処理装置には、原稿を読み取って生成したデータ(以下、スキャンデータ、画像データ、あるいは原稿データ)を、PC等の端末装置へ送信するスキャン機能を有するものがある。このスキャン機能として、プッシュスキャン機能がある。プッシュスキャン機能は、情報処理装置に対するユーザの操作によってスキャンデータを端末装置へ送信する機能である。
この時、複数の端末装置が情報処理装置に接続されている場合などでは、プッシュスキャン機能によりスキャンデータを送信する送信先の候補となるPC等の端末装置が複数存在する場合がある。
特許文献1では、スキャンデータの送信先を新たに登録しようとしたときに、送信先が登録上限数に達している場合に登録が失敗するケースを解決する方法が記載されている。
特開2015-164239号公報
従来の情報処理装置において、スキャンデータの送信先を新たに登録しようとしたときに、送信先が登録上限数に達していた場合、プッシュスキャン機能利用前の操作で確実に所望する端末装置を情報処理装置に登録できないという課題があった。
さらに、プッシュスキャン機能利用登録がなされていない端末装置においては、事後的に当該端末装置に対してスキャン機能で読み取ったスキャンデータを送信できないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、原稿送信機能によって読み取られる情報を送信する送信先が既に所定数登録され、追加登録できない状態であっても、情報処理装置と端末装置とでやり取りするパケットでスキャン送信先の情報を更新できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
複数の端末装置と通信する情報処理装置であって、原稿を読み取る読取手段と、いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の端末装置は以下に示す構成を備える。
原稿を読み取る読取手段を有する情報処理装置と通信する端末装置であって、前記読取手段を用いる機能を要求するUI画面を表示手段に表示するユーティリティを備え、前記ユーティリティは、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする。
本発明によれば、原稿送信機能によって読み取られる情報を送信する送信先が既に所定数登録され、追加登録できない状態であっても、情報処理装置と端末装置とでやり取りするパケットでスキャン送信先の情報を更新できる。
情報処理装置を含む画像処理システムの一例を示す図である。 端末装置の構成を説明するブロック図である。 MFPの構成を説明するブロック図である。 端末装置のソフトウエアの構成を説明するブロック図である。 端末装置とMFPとのパケット処理を示す図でである。 端末装置とMFPとでやり取りするPollingパケットを示す図である。 MFPの表示部に表示されるUI画面の一例を示す図である。 端末装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 端末装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 端末装置の表示部に表示されるUI画面を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置、端末装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。本例は、スキャン機能を備える情報処理装置と、端末装置とが通信する情報処理システムである。以下、スキャン機能を備える情報処理装置と、端末装置とが通信する情報処理システムの構成について説明する。
図1において、端末装置101には、TWAINインターフェース(以下TWAIN I/F)やWIA I/Fといった画像取得のためのI/Fに対応したアプリケーションソフト(ドライバ、ユーティリティを含む)がインストールされている。PCで構成される端末装置101は、アクセスポイント104と無線通信もしくは有線通信により接続される。更に、端末装置101は、アクセスポイント104を介さずに、直接的にMFP(Multi Function Peripheral)105と無線通信もしくは有線通信により接続される場合もある。この図1の例では端末装置101の名称としてEXAMPLE1が定義されている場合を示す。なお、MFP105は、印刷機能と、スキャン機能と、センド機能とを備える。
MFP105は無線通信もしくは有線通信にてアクセスポイント104と接続され、アクセスポイント104経由で端末装置101と接続される。また、MFP105はアクセスポイント104を介さずに、直接的に端末装置101と接続されても良い。端末装置101は、無線通信もしくは有線通信によりインターネット100とも接続されている。端末装置102、103は端末装置101と同じなので説明は省略するが、ここでは端末装置102の名称としてEXAMPLE2が、端末装置103の名称としてEXAMPLE100が例として登録されている。
図2は、図1に示した端末装置101の構成を説明するブロック図である。
図2において、端末装置101はスマートフォンに代表される携帯端末でも良いし、PCに代表される小型のコンピュータ端末でも良く、広く適用可能である。201は端末装置101のメインボードを示している。
有線NW I/F202は、イーサネット(登録商標)に代表される有線通信ネットワークの通信の制御を行う。端末装置101はこの有線NW I/F202を使ってインターネット100にアクセスすることができる。さらに、端末装置101はアクセスポイント104にアクセスすることもできる。無線NW I/F 203は、主にWi−Fi通信の制御を行う。無線NW I/F 203は、電話通信のI/Fも包含している。
端末装置101はこの無線NW I/F 203を使ってWi−Fi通信でアクセスポイント104にアクセスすることができる。さらに、無線NW I/F 203は、電話通信のI/Fを使ってインターネット100に直接アクセスすることもできる。近距離無線NW I/F204は、主にブルートゥース通信の制御を行う。システムバス205は、メインボード201上の各種処理ブロック間の情報を相互に交換する。
CPU206は、ROM・RAM207上にあるOS類を動作ささせて、端末装置101全体の動作をコントロールする。メモリコントローラ208は外部記憶装置210とのデータ送受信を制御する。ユーザI/F209は表示部211と入力部212の動きを制御する。端末装置101の表示部211は、液晶パネルや有機ELパネルなどで構成される。
端末装置101の入力部212は、キーボードやボタン、表示部上面に備えつけられたタッチ式のセンサーなどを含んで構成されている。外部記憶装置210は、例えばUSBメモリやハードディスク、その他の光学式メモリデバイスなどで構成される。なお、端末装置102や103もこの端末装置101と同じ構造なので説明を省略する。
図3は、図1に示したMFP105の構成を説明するブロック図である。なお、MFP105は、一般的なオフォスに設置されることの多い、コピー、印刷、FAX、画像読取などの複数の機能が1つの筐体にまとまった装置のことである。本実施形態では、MFP105が画像読取機能を用いて、通信可能な端末装置にスキャンデータを送信する例を説明する。なお、本発明はスキャナ装置単体でも適用可能であるが、より広く普及している複合装置であるMFP105を例とする。
301はMFP105のコントローラボードである。有線NW I/F302は、イーサネットに代表される有線通信ネットワークの通信の制御を行う。MFP105はこの有線NW I/F302を使ってインターネット100にアクセスすることができる。
無線NW I/F303は、Wi−Fi通信の制御を行う。MFP105はこの無線NW I/F303を使ってインターネット100にアクセスすることができる。さらに、MFP105はこの無線NW I/F303を使ってアクセスポイント104にアクセスすることもできる。なお、本実施形態のMFP105では、有線と無線のどちらを使ってインターネット100にアクセスするのかはMFP105に備わっている表示部313及び入力部314を用いて設定して変更することができる。近距離無線NW I/F304は、主にブルートゥース(登録商標)通信の制御を行う。システムバス305は、メインボード301上の各種処理ブロック間の情報を相互に交換する。
CPU306は、ROM・RAM307上にある制御プログラムを動作ささせて、MFP105全体の動作をコントロールする。なお、説明上メモリをROM・RAM307と表記するが、メモリは、ROM、RAMとも独立した構成とすることができる。メモリコントローラ308は、USBメモリやハードディスクに代表される外部記憶装置312を制御し他のブロックとの情報の受け渡しを行う。ユーザI/F309は表示部313と入力部314の動きを制御する。印刷部I/F310は、印刷部315へ印刷用画像データを引き渡す。読取部I/F311は読取部316から画像データを受け取る。
外部記憶装置312は印刷すべき印刷用PDLデータや、読取部316が取得した画像データなどを一時的に格納しておく領域として使用される。また、印刷用PDLデータを格納したUSBメモリなども外部記憶装置312に含まれるものとする。
表示部313は液晶や有機ELに代表される表示装置で、MFP105内の設定情報を表示したり、プッシュスキャンで画像を送信する候補となる端末装置を表示したりするのに用いる。
入力部314は、MFP105に付加されているキーボードや、表示部313の上面に貼り付けたタッチセンサーなどを示している。入力部314は、MFP105に対する設定変更指示やプッシュスキャン指示等を行うのに用いられる。
印刷部315は、いわゆるプリンタエンジンであり、電子写真方式やインクジェット方式などさまざまな印刷方式が採用される。複数種類の用紙を収容する給紙カセットや、両面印刷機構、白黒・カラー印刷機構、ステープル機構、製本機構、複数の排紙トレイなどもこの印刷部315に含まれている。読取部316はいわゆるスキャナであり、原稿台やイメージセンサーを含んで構成される。自動的に読取用紙を給紙するフィーダーなども読取部316に含まれる。
図4は、図1に示した端末装置101のROM・RAM207上に格納されているソフトウエアの構成を説明するブロック図である。本実施形態では、図4の(A)に示すように、端末装置101にはスキャナドライバ401、TWAINアプリ402、ユーティリティ403、OS404が備えられている。
図4の(A)に示すOS404は、スキャナドライバ401、TWAINアプリ402、ユーティリティ403の動作を制御し、各々の間で流れるデータを相互に交換しあい制御する。TWAINアプリ402はスキャナドライバ401を介して、OS404に画像の取り込みを指示する。なお、ここではTWAINアプリ402としているが、WIA I/Fに対応したアプリであっても本発明は適用可能である。
OS404は有線通信もしくは無線通信でMFP105と接続され、MFP105のROM・RAM307上で動作するOS410との間で様々な情報交換を行い、制御する。ユーティリティ403は端末装置101とMFP105との間で交換されるPollingパケットの送出・不送出を設定し、Pollingパケットにフラグを設定・解除を行う。
MFP105のROM・RAM307上には、図4の(B)に示すように、MFP105にはOS410、PDL処理部411と印刷処理部412、TWAIN I/F413、読取処理部414、Polling処理部415、UI処理部416が備えられている。
OS410は印刷に関わるPDL処理部411、印刷処理部412を制御し、印刷用データを印刷する。さらに、OS410はスキャンに関わるTWAIN I/F413、読取処理部414を制御し、OS404から送られる画像の取り込み指示に基づき、画像の読み込みを行い、結果をOS404に送信する。
さらに、Polling処理部415はOS404から送信されるPollingパケットの処理を行い、UI処理部416はMFP105に備わる表示部313、入力部314、を制御して、プッシュスキャン画像の送付先PCの選択を受け付ける。
図5は、図1に示した端末装置101とMFP105とのパケット処理を示す図でである。以下、パケットのやり取りを監視して端末装置101とMFP105の間のPollingパケットの流れとPullScan(スキャン送信機能)、PushScanについて説明する。
図5の(A)に示すように、端末装置101からMFP105に向けて一定間隔で定期連絡501がPollingパケットとして流れてゆく。これを受信したMFP105は、端末装置101に対して、伝えるべき内容が特にない場合は単純にパケットを受信したという確認の意味合いの応答Pollingパケット502を送出する。
なお、本実施形態では、端末装置101がPollingパケットを出す作業をPolling送出と言い、MFP105がそれを受信する作業をPolling受信と言う。さらに、MFP105が応答の意味合いのPollingパケット出す作業をPolling応答送出と言い、それを端末装置101が受信する作業をPolling応答受信と定義する。
定期連絡と応答のやり取りが続くなか、端末装置101のTWAINアプリ402を用いてPullScan実施503にて画像の取得をOS404に対して指示する。その指示後に出るPollingパケットには、PullScan処理開始504の指示が格納されている。
MFP105はPullScan処理開始504を受信後に、画像を読取部316から取得してそのデータ505を端末装置101に返信する。1ページ分の画像は何回かの通信パケットに分割され、何回か通信の後、最後のデータ507の送信が終わればPullScan処理は終了する。
図5の(A)に示す読取手順の場合、MFP105が読み取った画像データを要求する側つまり端末装置101から画像データの取得要求を出し、それに応えるようにMFP105は必要な画像データを引き渡す。この読取手順は、端末装置101が画像データをMFP105から引っ張る(Pullしている)ようにとらえることもできるので、この方式は広くPullScanと呼ばれている。
一方、図5の(B)に示すように、定期連絡と応答のやり取りが続くなか、MFP105の入力部314及び表示部313の操作によりPushScan指示513で画像の取得をOS410に指示することもできる。その指示後、MFP105から端末装置101に送出されるPolling応答パケット515には、応答連絡に加えてPullScan実施指示が実装される。
これにより、MFP105からPushScan指示513を行ったら、端末装置101に対してPullScan実施指示が実装されているPolling応答パケット515が送出される。
MFP105からのPolling応答パケット515にPullScan実施の指示が入っている場合、その時点から端末装置101はPullScanを実施する。これ以降のパケットの流れは前部PullScanで説明した流れと等しいので説明を省略する。
このように図1に示した画像処理システムにおいて、上記パケット処理における端末装置101からみたScanの方法はPullScanの1種類だけである。
つまり、MFP101からのPushScanは、見かけ上、MFP105から端末装置101に対して画像を押し込んで(Pushして)いるように見えるが、内部動作は実質的に端末装置101からのPullScanである。ゆえにこの方式のスキャンは広くはPushScanであるが、厳密には擬似PushScanとも呼ばれる。
図6は、端末装置101とMFP105の間でやり取りされているPollingパケットの一例を示す図である。
図6において、Pollingパケット601は端末装置101から送出される定期連絡パケットの一例である。CNMFNP 602は、本実施形態で作成したパケットである旨を示す識別子である。識別子はCNMFNP602に限定されるものではない。これにより、他の方式のPollingパケットと混在しても、このCNMFNP602を検出することで、本実施形態によるパケット処理であるか、それ以外のパケット処理であるかを区別が可能となる。
MAC Address603、IP Address604は端末装置101を一意に特定する為のネットワーク上のアドレスである。PC Name605は端末装置101の名称であり、図1の例の場合、端末装置101の名称は、EXAMPLE1で、端末装置102の名称は、EXAMPLE2で、端末装置103の名称はEXAMPLE100である。
Data1 606、Data2 607は定期連絡の印であったり、PullScan指示であったり内容は都度変化する可変領域である。なお、図6のPollingパケット611、621は後述する他の実施形態で用いるパケット形式である。Pollingパケット601との差分については後述する。
図7は、MFP105の表示部313に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図7において、表示内容701は、MFP105の入力部314を用いて、画像Scanの指示を行った後に表示される画面の一例である。ここで、表示項目であるPCを選択すると、端末装置101へのPushScanを選択したことになり、どの端末装置へ送信するべきかを確定させるために表示内容702に切り替わる。
表示内容701において、PCではなくリモートスキャナーを選択すると、PCからのPullScanのモードに入り、不図示のデバイスロック画面が表示される。同様に、表示内容701において、メモリーメディアを選択すると、USBメモリなどを外部記憶装置312として、MFP105にセットして、そこに取得した画像を流し込むモード(不図示)として動作する。
表示内容702はPushScanで画像を送出する端末装置101として選択可能な端末装置101の名称が表示されている。この例ではEXAMPLE1とEXAMPLE2の2つが表示されている。なお、上述したように従来は、この表示内容702に表示することのできる端末装置101の名称の数には上限があった。
〔表示内容の制限〕
以下、表示内容702に表示される端末装置の数の制限について、従来の課題と対比して説明する。
表示内容702で1つの端末装置101の名称を送信先として選択した場合、当該端末装置101へのPolling応答パケットにその指示を載せて送出する必要がある。間違いなく選択した端末装置101へのPolling応答パケットにその指示を載せる為に、MFP105は表示内容702に表示する分の端末装置101に対応するPollingパケットの情報をROM・RAM307に蓄えておく必要がある。
しかしながら、ROM・RAM307の容量は無制限ではないので仕様として、表示できる端末装置の数に上限数を設定している(第2の課題)。
つまり、MFP105において、PushScanの送信先として選べる端末装置はこの表示内容702に表示されるものに制限されていた。このため、MFP105は表示内容702に表示されていない端末装置に対してはPushScanで画像を送ることができない。
また、従来は、表示内容702に表示されている端末装置101からのPollingパケットが送出され続ける限り、表示内容702に継続して端末装置の名称が表示され続ける。そして、表示内容702に端末名称が表示されていた端末装置から送出されていたPollingパケットが何等かの理由によりMFP105に届かなくなると、表示内容702から当該端末装置の名称は消えるが、複数ある他の端末装置(例えば端末装置102とか端末装置103など)からPollingパケットが送出されている場合は、Pollingパケットが送出されているが表示内容702に表示されていないような端末装置(例えば端末装置102とか端末装置103など)の中のどれがその空いたところに追加で表示されるようになるのかは、PollingパケットがMFP105に到達した順番に処理されるので特定することはできない(第2の課題)。
なお、表示内容703〜707は後述する本実施形態における表示内容で、その詳細は後述する。
〔従来のPushScan処理〕
図8、図9を用いて、従来における端末装置とMFPとの間におけるPushScanの仕組みを解説する。
図8は、本実施形態を示す端末装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、端末装置101側の処理であり、ROM・RAM207上に格納されたOS404、TWAINアプリ402、スキャナドライバ401、ユーティリティ403の処理である。
端末装置101では大きくわけて2つの処理が並列で動作している。ここで、1つの処理はユーティリティ403であり、もう1つは、Polling応答受信処理である。
図8の(A)に示すS801でCPU206がユーティリティ403を開始する。当該ユーティリティ403は、通常、端末装置101の起動直後に自動的に実施されるようにあらかじめ設定されている。S802で、CPU206はMFP105から送信されてくるPolling応答パケットの受信を開始する。このPolling応答パケットの受信処理は一度動作したら、別プロセスとして動き続ける。S803で、CPU206は、ユーティリティ403の設定内容が中止であるか継続であるかを後述するUI画面の選択状態から判断する。
図14は、端末装置101の表示部211に表示されるUI画面の一例を示す図である。図14の(A)は、図4に示したユーティリティ403が提供するUI画面の例である。
図14の(A)において、画面1401がユーティリティの画面の一例である。ここではPollingパケット送出のOn/Offをラジオボタンにより選択することで可能となっている場合を表示している状態に対応する。ここで、Pollingパケット送出をOffにすると、定期的な間隔でのPollingパケットの送出、Polling応答パケットの受信ができなくなるので、PushScanは実施できなくなる。
S803の処理の説明に戻り、Pollingパケットの送出を継続するか否かの判断で、現在の選択状態が継続する場合つまりOnが選択されているとCPU206が判断した場合、CPU206は、処理をS804に進める。一方、S803で現在の選択状態が中止する場合つまりOffが選択されているとCPU206が判断した場合、CPU206は、処理をS806に進める。
S804では、CPU206は、端末装置101からMFP105に対してPollingパケットの送出を行い、CPU206は、処理をS805に進める。S805で、CPU206は、一定間隔待ち時間を入れる。これはPollingパケットが高い頻度で送出され続けた場合、ネットワークリソースをPollingパケットで埋め尽くしてしまう可能性があるため、そうならないようにするためである。一定間隔の待ち時間を入れた後、CPU206は、処理をS803に戻す。
一方、S806で、CPU206は、別プロセスとして動いているPolling応答受信処理を強制的に終了させ、CPU206は、処理をS807に進めて、ユーティリティ処理を終了させる。
図8の(B)に示すS811でCPU206がPolling応答受信処理の開始して、S812で、端末装置101のCPU206は有線または無線のI/Fを介して、パケットの受信処理を行う。次に、S813でCPU206は有線または無線のI/Fを介して、パケットを受信できたかどうかを判断する。ここで、パケットを受信できていないとCPU206が判断した場合、CPU206は処理をS812に戻す。
一方、S813でCPU206は有線または無線のI/Fを介して、パケットを受信できたと判断した場合、S814で、CPU206はPolling応答パケットの中身を確認し、具体的には、Polling応答パケットのData1 606、Data2 607の中身を確認して、どのような指示なのかを判断する。
ここで、Polling応答パケットのData1 606、Data2 607の中身を確認して、MFP105からの指示がPullScan実施以外の指示であるとCPU206が判断した場合、CPU206は、処理をS812に制御を戻す。
一方、MFP105からの指示がPullScan実施であるとCPU206が判断した場合、CPU206は、処理をS815に進め、あらかじめ設定されたTWAINアプリ402を起動して、スキャナドライバ401経由でPullScanを実施する。なお、Scanの実施シーケンスの詳細について省略する。
図9は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示したMFP105側の処理であり、ROM・RAM307上に格納されたOS410、PDL処理部411、印刷処理部412、TWAIN I/F 413、読取処理部414、Polling処理部415、UI処理部416の処理に対応する。MFP105では、大きく分けて4つの処理が並列で動作している。なお、各ステップは、CPU306が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S901で、図4の(B)に示したPolling処理部415による、Pollingパケット受信処理を開始する。なお、Polling処理部415は、MFP105の電源Onに連動して、自動的に起動される。S902では、Polling処理部415は、Pollingパケットの受信処理を行う。
次に、S903で、Polling処理部415は、有線または無線のI/Fを介してPollingパケットを端末装置101から受信しているかどうかを判断する。ここで、Pollingパケットを端末装置101から受信できていないとPolling処理部415が判断した場合、Polling処理部415は、処理をS902に戻す。一方、Pollingパケットを端末装置101から受信できたと受信できたとPolling処理部415が判断した場合、Polling処理部415は処理をS904に進める。なお、S904の処理はS911以降の受信パケット処理にて説明する。
Polling処理部415が受信パケット処理を終了すると、Polling処理部415は、処理をS905へ進める。なお、S905の応答パケット処理はS931以降の受信パケット処理にて説明する。
Polling処理部415が応答パケット処理を終了したら、Polling処理部415は処理を902に戻す。なお、Polling受信開始の処理はMFP105の電源を遮断するまで動き続ける永久ループである。
以下、図9のS904に示した受信パケット処理の詳細について説明する。
S911で受信パケット処理を開始すると、S912で、Polling処理部415が受信したパケットの送出元を特定する端末装置の名称が登録済機種であるかどうかを判断する。具体的には、Polling処理部415が受信したPollingパケットの中身を確認し、そのパケットの送出元の端末装置(PC Name605)がすでにPushScanの送付先候補として登録情報920に登録済か否か判断する。ここで、パケットの送出元の端末装置(PC Name605)の送出元が登録済であると、Polling処理部415が判断した場合、Polling処理部415は、処理をS913に進める。S913でPolling処理部415が新しく受信したPollingパケットの到達時刻で登録情報920を更新して、Polling処理部415は処理をS917へ進める。
一方、S912でパケットの送出元の端末装置(PC Name605)の送出元が登録済でないと、Polling処理部415が判断した場合、Polling処理部415は、処理をS914へ進める。そして、S914で、Polling処理部415は受信したPC Name605を登録できる空があるか否か、登録情報920を参照のうえ判断する。ここで、Polling処理部415はPC Name605を登録できる空があると判断した場合、Polling処理部415は、処理をS915へ進める。
そして、S915でPolling処理部415は、受信したPollingパケットの機種を登録情報920に追加登録する。その後、Polling処理部415は、処理をS917に進める。
一方、S914で、Polling処理部415が登録情報920にPC Name605を登録できる空がないと判断した場合、Polling処理部415は処理をS916に進める。S916では、Polling処理部415が登録情報920を見直し、一定時間以上Pollingパケットが到達していない端末装置があれば、その情報を登録情報920から削除して、Polling処理部415は処理をS917に進める。
S917では、Polling処理部415は、受信パケットのData1 606、Data2 607の内容に応じた処理を行い、Polling処理部415は処理をS918へ進めて、受信パケット処理を終了する。
なお、S917の処理の一例としてはPullScan実施などがある。その場合図示してないPullScan実施フローに従って、TWAIN I/F 413、読取処理部414などを用いてPullScanを実施する。
また、S917の処理の一例としては印刷実施の指示などもあり、PDL処理部411、印刷処理部412を用いて印刷を実施することもある。しかしこれらの処理詳細は本件のテーマとは異なるので説明を省略する。
上記S918を終了した時点で、登録情報920はPushScanとして送信先として選ぶことのできる端末装置101の情報が、当該MFP105であらかじめ決められた最大数管理できる数だけ確保されている。ここで、登録情報920は、ROM・RAM307に確保される。
なお、本実施形態において、端末装置101毎に管理する情報の一例はPollingパケットに格納されていたMAC Address 603,IP Address 604,PC Name 605、とPollingパケット受信時間である。
以下、S921以降の操作パネル処理について説明する。
MFP105の電源Onに連動して、S921でUI処理部416が自動的に起動すると、MFP105の表示部313、入力部314に相当する操作パネルに関する処理を行う。この操作パネル処理も本体電源が切断されない限り動き続ける無限ループである。
次に、S922でUI処理部416は、MFP105の操作パネルの入力部212からPushScanの指示が入力されているかどうかを判断する。なお、図7に示した表示内容701を表示する画面において、ユーザがPCを選んだ場合がPushScanの指示を行った場合に相当する。
ここで、UI処理部416は、MFP105の操作パネルの入力部212からPushScanの指示が入力されていると判断した場合、UI処理部416は処理をS923に進める。一方、S922でMFP105の操作パネルの入力部212からPushScanの指示が入力されていないと判断した場合、例えばUI処理部416がMFP105でFaxを送信するとかCopyを取るなどの指示を受け付けたと判断した場合、UI処理部416は、
処理をS924に進める。
そして、S942で、MFP105で行うPushScan以外全ての処理が実施される、その詳細は省略し、各種処理と記載している。以後、UI処理部416は、再び操作パネルの処理待ちに入るため、処理をS922に戻す。
S923では、UI処理部416は、登録情報920の内容に従って、PushScanの送付先を図7に示した表示内容702として表示部313に画面表示する。
この表示画面が表示部313に表示された状態で、端末装置の名称(PC Name605)がPushScanのデータ送付先として選択可能なので、MFP105は利用者による選択を待つ。
次に、操作パネルの入力部212に何か選択する操作がなされたことを検出した場合、S925でUI処理部416は、選択された内容がPC選択であるかどうかを判断する。具体的には、PushScan送付先として表示されている端末装置の名称(PC Name605)の中から何か選択したのか否かを判断する。一方、S925で、選択せず別の操作を行ったとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は、処理をS922に戻す。
S925で、UI処理部416がPushScan送付先として表示されている端末装置の名称(PC Name605)の中から何か選択したと判断した場合、UI処理部416は処理をS926に進める。S926では、UI処理部416が不図示のスキャン実施かキャンセルかを選択する画面を表示部211に表示し、利用者による操作パネルの指示を待つ。一方、S926でキャンセルが選択されたとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS922に戻す。
S926でスキャンの実施であるとUI処理部416が判断した場合は、UI処理部416は処理をS927に移す。
S927ではPolling応答送信ではPullScan開始指示を埋め込む必要があるので、Polling処理部415は、ROM・RAM307上にフラグを立てて、それを次回送出する際に利用する。Polling処理部415は、このフラグに対して、どの端末装置(PC Name605)から来たPollingへの応答送出にPullScan開始指示を埋め込むべきなのかという情報も一緒に管理し、間違った端末装置にPullScan開始指示が出ないように制御する。そして、Polling処理部415は処理をS922に戻す。
以下、S905に示した応答パケット処理の詳細をS931以降のステップに基づいて説明する。
S931でPolling処理部415が応答パケット処理を開始すると、S932で、Polling処理部415は特殊応答処理が必要か否かをROM・RAM307上にフラグ(S927で設定されている)があるか否かで判断する。ここで、特殊応答処理とはPolling応答送出の時にPullScan開始指示を埋め込む必要がある状態を言う。
S932で特殊応答処理が必要であるとPolling処理部415が判断した場合、S934へ進み、Polling処理部415は、PullScan開始指示設定を応答パケットに埋め込んで応答パケットの作成を行い、Polling処理部415は処理をS935に進める。
一方、特殊応答処理が必要でないとPolling処理部415が判断した場合はPolling処理部415は、応答パケットにAckを埋め込んで答パケットの作成を行い、Polling処理部415は処理をS935に進める。
S935では、Polling処理部415が作成されたPolling応答パケットを端末装置101へ返送して、Polling処理部415は処理をS936へ進めて、応答パケット処理を終了する。以上、図8、図9を用いて従来のPushScanの処理を説明した。
図8に示したS801で端末装置101、端末装置102、端末装置103の各々でユーティリティを開始して、共通のMFP105に対してPolling送出を行う。この場合、図9に示したように、MFP105では端末装置101、端末装置102、端末装置103の各々から送出されたPolling送出パケットの情報を登録情報920として、MFP105で管理できる上限数まで蓄えて管理する。
ここで、登録情報920にはPolling送出パケットが届いた順番に情報が管理されるので、多くの端末装置を抱える職場のような環境で使用する場合、所望の端末装置がPushScanの送信先として登録されていない状況が発生し得る。
更に、ユーティリティ403を用いてPolling送出を中止すれば、当該端末装置が登録情報920から削除されるので、ほかの端末装置が登録される可能性が出てくるが、このときの登録もPolling送出パケットが届いた順番に行われるので、所望の端末が登録されるとは限らないという状況が発生していた。
そこで、本実施形態では、以下の第1のPullScan処理を実行する。
〔第1のPullScan処理〕
図10は、本実施形態を示す端末装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、端末装置101側の処理でありROM・RAM207上に格納されたOS404、TWAINアプリ402、スキャナドライバ401、ユーティリティ403の処理である。なお、各ステップは、CPU206が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、本実施形態の処理では、上述した図8を用いて説明したPushScan処理との差分を中心に説明する。
本実施形態においても、端末装置101では大きくわけて2つのユーティリティとPolling応答受信処理とが並列で動作している。
図14の(B)に、本実施形態を示すユーティリティの画面1411の一例を示す。図14の(A)との差異は、PushActivateに関するラジオボタンでOn/Offを選択できる点である。
なお、S1003では、ユーティリティ403が図14の(B)に示すユーティリティ403の画面1411で選択された設定内容を確認する。ここではPollingパケット送出のOn/Offが可能となっており、更にPushActivateのOn/Offが可能となっている。画面1411において、Pollingパケット送出をOffにすると、定期的な間隔でのPollingパケットの送出、Polling応答パケットの受信ができなくなる。本実施形態では、S1003でユーティリティ403がPollingパケットの送出を継続するか否かを判断し、Pollingパケットの送出を継続するとユーティリティ403が判断した場合、ユーティリティ403は処理をS1004に進めて、画面1411でPushActivateの設定内容の選択状態を判断する。
画面1411に表示されるPushActivateの設定は、通常はOffであるが、MFP105の設置場所に行って、PushScanを実施する前に、ユーザが画面1411において、デバイス名(MF1000)に対応づけられたPushActivateをOnにしておくと、MFP105で送信先PCを表示させるときに確実に当該端末装置101を送信先PCとして表示させておくことが可能となる。なお、MFP105で送信先PCを表示させるときに確実に当該端末装置101を送信先PCとして表示させる制御については後述する。
S1004で、ユーティリティ403が画面1411でデバイス名(MF1000)のPushActivateがOnであると判断した場合、ユーティリティ403は処理をS1006に進める。
一方、S1004で、画面1411でデバイス名(MF1000)のPushActivateがOffであるとユーティリティ403が判断した場合、ユーティリティ403は処理をS1005へ進め、ユーティリティ403は、スキャナドライバUIが表示(Open)されているかどうかを判断する。具体的には、ユーティリティ403は、何らかのアプリから図14の(C)に示すスキャナドライバUIが開かれているか否かを判断する。
ここで、スキャナドライバUIが開かれているとユーティリティ403が判断した場合、ユーティリティ403は処理をS1006に進め、スキャナドライバUIが開かれていないとユーティリティ403が判断した場合、ユーティリティ403は処理をS1007に進める。なお、図14のユーティリティUI1411におけるPushActivateの設定は、ユーティリティ403は一定時間が経過したら、Off設定に自動的に戻るように制御する。
S1006で、Polling送出で送る図6の定期連絡パケット611を作成することを示している。定期連絡パケット611では、パケットの最後618にPushActivate Onの設定が追加されている。PushActivate Onとは、当該パケットを送信する端末装置のデバイス名をMFP105が読み取った画像データを送信するスキャン送信先に表示させる設定に対応する。
なお、図10に示すS1011からS1015は、図8に示したS811からS815で説明したPolling応答受信処理と同様であるので、説明は省略する。
図11は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、MFP105側の処理でありROM・RAM307上に格納されたOS410、PDL処理部411、印刷処理部412、TWAIN I/F413、読取処理部414、Polling処理部415、UI処理部416の処理例である。なお、各ステップは、CPU306が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。以下、図9に示した処理と、本実施形態を示す図11と異なる受信パケット処理について詳述する。なお、MFP105では、大きく分けて4つの処理が並列で動作しているが、Polling受信処理、操作パネル処理、応答パケット処理は、図9で示した処理と同様であるため、説明は省略する。
S1111で受信パケット処理を開始すると、Polling処理部415は、S1112で端末装置から受信したPollingパケットの中身を確認し、PushActivateの設定がOn状態であるかを判断する。ここで、PushActivateの設定がOnであると判断した場合、Polling処理部415は、処理をS1113に進め、PushActivateの設定がOffであると判断した場合、Polling処理部415は、処理をS1114に進める。
S1113では、Polling処理部415は、登録情報1130から登録済みのPullScan対象PC情報を取得して、当該Pollingパケットに記されている端末装置(PC Name 615)がすでにあれば、その端末装置(PC Name 615)をPullScan対象PC一覧の最上位に移動させる繰り上げ処理を実行して、Polling処理部415は、処理をS1114へ進める。
一方、Polling処理部415は、登録情報1130から登録済みのPullScan対象PC情報を取得して、当該Pollingパケットに記されている端末装置(PC Name 615)がなかった場合、Polling処理部415は、その端末装置(PC Name 615)をPullScan対象PC一覧の最上位に追加する。なお、最上位に追加する際、登録可能数の上限に達していた場合には、Polling処理部415は、最下位に登録されていたものは自動的に登録を解除される。そして、Polling処理部415は、処理をS1114に進める。
これにより、表示部313に表示されるPushScan対象となる端末一覧では、表示部313の表示画面に表示内容702が表示された状態で、端末装置103にてPushActivateがOnにされた後、端末一覧では、図7の表示内容703に示すようにEXAMPLE100が表示順位として最上位に表示され、EXAMPLE1が1つ下に繰り下げとなり、EXAMPLE2が削除される。なお、この表示制御例では、端末装置の登録可能数の上限が2台という前提である。
なお、登録情報1130は図9の登録情報920と基本的に同じであるので、PushScanとして送信先として選ぶことのできる端末装置101の情報が、当該MFP105であらかじめ決められた最大数管理できる数だけ確保されている。
登録情報1130において、端末装置101毎に管理する情報の一例はPollingパケットに格納されていたMAC Address 603,IP Address 604,PC Name 605、PushActivateOn 618、とPollingパケット受信時間である。以上が第1実施形態の処理の説明である。
本実施形態によれば、PushScanを行うためにMFP105の設置場所に赴く前に、端末装置のユーティリティを用いてPushActivateの指示を行っておくか、またはTWAIN対応アプリからスキャナドライバUIを開いておけば、MFP105のPushScan送信先PCとして、当該端末装置101(自機)が確実に表示されているので、MFP105の場所まで赴いてからPushScanができない(選択肢に所望のPCが表示されていない)という事態を回避することが可能となる。
なお、第1実施形態のオプションとして、図10のS1006でPushActivateをOnに設定する際、OnかOffかの値ではなく、数値を設定してもよい。この数値は例えば以下のように計算する。
〔第1実施形態のオプション〕
値1=前回のScanにおける(PushScan実施時刻)−(図14のS1411でPushActivateをOnした時刻)
数値例:図6に示すパケット611の値618←Onと、時間(23時59分59秒−値1)を設定する。
これにより、前回の使用実績がない場合は、図6に示すパケット611の値618にOnという値だけが設定される。また、前回の使用実績において、PushActivateをOnにしてから、直ぐにPushScanを実施した者ほど大きな値、つまり高い優先度度を得ることが可能となる。
図6に示すパケット621の値628は、値1が9秒だった場合の一例である。なお前回の使用実績である値1は、Scanの結果画像のヘッダーに埋め込んで端末装置101に転送することで連絡することが可能である。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、端末装置のユーザがMFPに赴くことなく、ユーティリティやScan UIによって、PushScanによる読取データの送り先を制御する場合について説明した。
しかしながら、端末装置のユーザがMFPに赴いて、操作パネル処理により、PushScanを指示して、自分の端末装置を指定するPC名と、Keyを入力することで、PushScanの設定を自在に切り替えるように構成してもよい。以下、その実施形態について説明するが、第1実施形態と同一の構成、並びに同一処理については説明を省略する。
図12は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、MFP105側の処理でありROM・RAM307上に格納されたOS410、PDL処理部411、印刷処理部412、TWAIN I/F413、読取処理部414、Polling処理部415、UI処理部416の処理である。なお、各ステップは、CPU306が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
本実施形態では、S1223において、UI処理部416が登録情報1220の内容に従って、PushScanの送付先を表示部313に表示する。具体的には、図7のUI画面704を表示部313に表示する。この場合、送信先PC一覧に加えて、"その他"という選択肢が増えた状態で表示される。なお、本実施形態では、スキャン送信先として登録できる登録数の閾値は、所定数Nが2の場合を示す。
次に、UI処理部416が表示した画面714に対して入力部212で何か選択する操作がなされたことを検出した場合、UI処理部416は処理をS1225に進める。S1225で、UI処理部416は、入力部212で選択された内容がPC選択であるかどうかを判断する。具体的には、UI処理部416は、PushScan送付先として表示されている端末装置の名称(PC Name605)の中から何か選択したのか否かを判断する。
一方、S1225で、選択せず別の操作を行ったとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS1226へ進める。S1226で、UI処理部416は選択されたものが画面704に表示した"その他"であったか否か判断する。ここで、選択されたものが"その他"でないとUI処理部416が判断した場合、処理キャンセルとみなして、UI処理部416は処理をS1222に戻す。
一方、S1226で、選択されたものが"その他"であるとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS1227へ進める。S1227では、UI処理部416が図7の画面706を表示部313に表示して、MFP105の入力部314を用いて、PushScanのデータ送付先となるPC名をユーザが入力する。入力後、UI処理部416は、処理をS1228に進める。
S1225で表示された画面704から表示されている端末装置(PC Name 615)を選択した場合は、UI処理部416は処理をS1228に進める。
S1228で、UI処理部416は入力した端末装置(PC Name 615)に該当するPC Nameを持つPollingパケットが受信できているか一定期間確認する。万が一そのようなPollingパケットが受信できていない場合、S1227で入力されたPC名とKey 入力にミスがあると判断できる。
一方、入力した端末装置(PC Name 615)に間違いがないとUI処理部416が判断した場合には、不図示のスキャン実施かキャンセルかを選択する画面を表示部313に表示し、操作パネルの入力部314からの指示を待つ。
一方、S1228で、入力に間違いがあったとUI処理部416が判断した場合、PC名とKey入力1227を受け付けるため、UI処理部416は処理をS1227へ戻す。なお、スキャンを実施せずに、キャンセルすることをユーザが入力部314から指示していると判断した場合は、処理をS1222に戻す。以上が第2実施形態の説明である。
本実施形態によれば、PushScanを行うために、ユーザがMFP105の設置場所にそのまま赴いた場合、例えMFP105にPushScan送信先PCとして所望の端末装置101が表示されていなくとも、手動で端末装置名(PC Name 615)を入力することによりPushScanが可能となる。
〔第2実施形態のオプション〕
なお、第2実施形態のオプションとして、UI処理部416が上記S1227におけるPC名とKey入力で端末装置(PC Name 615)の入力ミスを判断する制御を加えてもよい。
例えば、"ABC1","ABC2","DEF1"という3台の端末装置からMFP105がPollingパケットを受信できているような場合、UI処理部416が端末装置名(PC Name 615)の入力で"AB"と入力した時点では、次の桁が入力できるように入力カーソルを表示部313上で進めるが、"ABD"と入力した時点で、そのような名称の端末装置がないことが明らかなので、"D"の桁から先に入力カーソルを先に進めないように制御すれば、端末装置名(PC名)入力で間違いが発生しなくなる。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、PushScanを行うために、ユーザがMFP105の設置場所にそのまま赴いた場合、例えMFP105にPushScan送信先PCとして所望の端末装置101が表示されていなくとも、手動で端末装置名(PC Name 615)を入力することによりPushScan可能とする場合について説明した。
これに対して、ユーザが手動で端末装置名(PC Name 615)を入力することに代えて、ユーザが端末装置名(PC Name 615)を手書きしたシートを読み込ますことで、OCR認識された端末装置名(PC Name 615)にPushScanを可能とするように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図13は本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、MFP105側の処理でありROM・RAM307上に格納されたOS410、PDL処理部411、印刷処理部412、TWAIN I/F413、読取処理部414、Polling処理部415、UI処理部416の処理である。なお、各ステップは、CPU306が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
本実施形態では、S1323において、UI処理部416が登録情報1220の内容に従って、PushScanの送付先を表示部313に表示する。
これにより、表示部313には、図7に示す画面704が表示される。この画面704には、送信先PC一覧に加えて、"その他"という選択肢が表示される。
この時、画面704に表示された端末装置(PC Name 615)がPushScanのデータ送付先として選択可能なので、UI処理部416は、MFP105は利用者が入力部314を使用して何らかの選択がなされるのを待つ。
ここで、何か操作された場合、UI処理部416は、処理をS1325へ進める。S1325で、画面704上でPushScan送付先として表示されているもののなから何か選択したのか否かを判断する。ここで、ユーザが端末装置(PC Name 615)を選択せず画面704上から"その他"を選択したとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS1326に進める。このとき、UI処理部416は表示部313には図7の画面707を表示する。この画面707では宛先用紙を1枚挿入するか否かをユーザに問い合わせを行っている。
一方、画面707で"中止"を選んだとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をキャンセルとみなして、UI処理部416は、処理をS1322に戻す。
一方、操作部を操作するユーザが画面707で"宛先用紙"を選択しているとUI処理部416判断した場合は、UI処理部416は、処理をS1327に進める。
S1327では不図示のスキャン実施か、キャンセルかを選択する画面を表示部313に表示し、ユーザからの操作パネルの指示を待つ。ここで、ユーザがキャンセルを選択したとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS1322に戻す。
一方、S1327で、スキャンが選択されたとUI処理部416が判断した場合は、UI処理部416は処理をS1330に進める。そして、S1330で、Scanしたい原稿に先立って、端末装置(PC Name 615)だけを書いた用紙を1枚、PushScan機能を選択する利用者が用意して、それを読取部316により読み取らせて、MFP105のOS410でOCR処理を行い、OCR処理で特定された文字情報で特定されたPushScan送付先となる端末装置(PC Name 615)を確定する作業行う。
その後、Polling処理部415は、確定した端末装置(PC Name 615)に該当するPC Nameを持つPollingパケットが受信できているか一定期間確認する。万が一そのようなPollingパケットが受信できていないとPolling処理部415が判断した場合は入力ミスと判断できる。
ここで、端末装置(PC Name 615)に間違いがないとPolling処理部415が判断した場合には、UI処理部416は処理をS1331に処理を移す。S1331ではROM・RAM307上にフラグを立てて、それを次回送出するPolling応答送信ではPullScan開始指示を埋め込む必要があるという印として利用する。
一方、端末装置(PC Name 615)に間違いがあるとUI処理部416が判断した場合、UI処理部416は処理をS1322に戻す。以上が第3実施形態の説明である。
本実施形態によれば、ユーザがPushScanを行うためにMFP105の設置場所にそのまま赴いた場合、例えMFP105にPushScan送信先PCとして所望の端末装置101が表示されていなくとも、手書き等で端末装置名(PC Name 615)を書いた用紙を1枚用意すれば、当該端末装置に向けたPushScanが可能となる。
〔第2実施形態と第3実施形態に共通するオプション〕
S1225またはS1325でPC選択した場合に"その他"の選択肢を表示する条件として、登録情報1220もしくは登録情報1320に空きが無いかどうかを判断した場合に限ってもよい。
つまり登録情報1220もしくは登録情報1320に空きがある場合には、当該MFP105にPollingパケットを送出してきている端末装置名(PC名)はすべてPC選択可能に表示できているので、"その他"を表示する意義がないのである。
したがって、登録情報1220もしくは登録情報1320に空きがある場合にはUI処理部416が"その他"を表示しないように制御して(図7の画面705の例のように)、MFP105の利用者に使う必要のない選択肢を見せないように制御してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
101〜103 端末装置
105 MFP

Claims (14)

  1. 複数の端末装置と通信する情報処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 複数の端末装置と通信する情報処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、入力されるデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 複数の端末装置と通信する情報処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、スキャン送信先を特定する原稿から特定されるデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 原稿を読み取る読取手段を有する情報処理装置と通信する端末装置であって、
    前記読取手段を用いる機能を要求するUI画面を表示手段に表示するユーティリティを備え、
    前記ユーティリティは、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする端末装置。
  5. 原稿を読み取る読取手段を有する情報処理装置と通信する端末装置であって、
    前記読取手段に対する読取り設定を指示するUI画面を表示手段に表示するドライバと、
    前記ドライバは、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする端末装置。
  6. 複数の端末装置と情報処理装置とが通信する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    原稿を読み取る読取手段と、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、
    を備え、
    前記複数の端末装置は、
    前記読取手段が読み取る情報を自機に送信させる機能を設定するUI画面を表示手段に表示するユーティリティを備え、
    前記ユーティリティは、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする情報処理システム。
  7. 複数の端末装置と情報処理装置とが通信する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    原稿を読み取る読取手段と、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、前記読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を所定数登録する登録手段と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新手段と、
    を備え、
    前記複数の端末装置は、
    前記読取手段に対する読取り設定を指示するUI画面を表示手段に表示するドライバと、
    前記ドライバは、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする情報処理システム。
  8. 複数の端末装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を登録手段に所定数登録する登録工程と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、いずれかの端末装置から受信するパケットに当該端末装置をスキャン送信先に設定する要求が設定されている場合、当該端末装置のデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 複数の端末装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を登録手段に所定数登録する登録工程と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、入力されるデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 複数の端末装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
    いずれかの端末装置とのパケットを監視して、読取手段が読み取る画像データを送信するスキャン送信先を特定するデバイス名を登録手段に所定数登録する登録工程と、
    前記登録手段にスキャン送信先となるデバイス名が所定数登録された状態で、スキャン送信先を特定する原稿から特定されるデバイス名が登録済みのスキャン送信先よりも表示順位が高くなるよう前記登録手段に登録されたデバイス名を更新する更新工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 原稿を読み取る読取手段を有する情報処理装置と通信する端末装置の制御方法であって、
    前記読取手段を用いる機能を要求するためのUI画面を表示手段に表示することに応じて、前記読取手段が読み取る情報を自機に送信させるスキャン送信機能を設定するパケットを生成する生成工程を備え、
    前記生成工程は、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする端末装置の制御方法。
  12. 原稿を読み取る読取手段を有する情報処理装置と通信する端末装置の制御方法であって、
    前記読取手段に対する読取り設定を指示するUI画面を表示手段に表示することに応じて、前記読取手段が読み取る情報を自機に送信させるスキャン送信機能を設定するパケットを生成する生成工程とを備え、
    前記生成工程は、前記情報処理装置で登録された送信先の登録数が閾値を超える場合、前記情報処理装置が受け取るパケットに、登録された送信先を当該パケットで特定されるデバイス名をスキャン送信先に登録する要求を設定することを特徴とする端末装置の制御方法。
  13. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項11または12に記載の端末装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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