JP2018056630A - 弾性波装置、高周波フロントエンド回路及び通信装置 - Google Patents

弾性波装置、高周波フロントエンド回路及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数温度特性を改善しつつ、周波数のばらつきを抑制することができる、弾性波装置を提供する。【解決手段】弾性波装置1は、対向し合う第1,第2の主面2a,2bを有する圧電基板2と、圧電基板2の第1の主面2a上に設けられており、Moを主成分とする第1の電極層を有するIDT電極3と、圧電基板2上に設けられており、IDT電極3を覆っている誘電体膜4とを備える。圧電基板2は、ニオブ酸リチウムで構成されており、誘電体膜4は、酸化ケイ素で構成されている。弾性波装置1は、圧電基板2を伝搬するレイリー波を利用している。IDT電極3のデューティは0.55以上、0.75以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性波装置に関する。また、本発明は、上記弾性波装置を用いた高周波フロントエンド回路及び通信装置に関する。
従来、弾性波装置は携帯電話機の帯域通過型フィルタなどに広く用いられている。例えば、下記の特許文献1に記載の弾性波装置では、圧電基板上に、IDT電極を覆うように誘電体膜が設けられている。誘電体膜はSiOからなる。これにより、周波数温度特性が改善されている。
特開2014−187568号公報
弾性波装置の製造工程においては、一般的に、IDT電極の電極指の線幅に製造ばらつきが生じ得る。そのため、弾性波装置の周波数にばらつきが生じ得る。そして、弾性波装置の周波数にばらつきが生じてしまうと、例えば、Band8の送信帯域Txと受信帯域Rxのように、弾性波装置の通過帯域の近傍に他の周波数帯域があるような場合には、他の周波数帯域に悪影響を及ぼし、所望のフィルタ特性を満たすことができない場合がある。
本発明の目的は、周波数温度特性を改善しつつ、周波数のばらつきを抑制することができる、弾性波装置、高周波フロントエンド回路及び通信装置を提供することにある。
本発明に係る弾性波装置は、対向し合う第1の主面及び第2の主面を有する圧電基板と、前記圧電基板における前記第1の主面上に設けられており、Moを主成分とする第1の電極層を有するIDT電極と、前記圧電基板における前記第1の主面上に設けられており、前記IDT電極を覆っている誘電体膜とを備え、前記圧電基板は、ニオブ酸リチウムで構成されており、前記誘電体膜は、酸化ケイ素で構成されており、前記圧電基板を伝搬するレイリー波を利用しており、前記IDT電極のデューティが0.55以上、0.75以下である。
本発明に係る弾性波装置のある特定の局面では、前記IDT電極は、さらに、第2の電極層を有し、前記第2の電極層は、前記第1の電極層上に直接的または間接的に積層されており、かつAlからなる。この場合には、IDT電極の電気抵抗を低くすることができる。
本発明に係る弾性波装置の他の特定の局面では、アンテナに接続されるアンテナ端子と、前記アンテナ端子に接続されており、第1の通過帯域を有し、本発明に従い構成された弾性波装置を含む第1の帯域通過型フィルタと、前記アンテナ端子に接続されており、前記第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域を有する第2の帯域通過型フィルタとを備える。この場合には、アイソレーションのばらつきを改善できるので、弾性波装置の歩留まりを改善することができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記第1の通過帯域と前記第2の通過帯域との周波数間隔が10MHz以上である。この場合には、アイソレーションのばらつきを改善できるので、弾性波装置の歩留まりを改善することができる。
本発明に係る高周波フロントエンド回路は、本発明に従い構成された弾性波装置と、パワーアンプとを備える。
本発明に係る通信装置は、本発明に従い構成された高周波フロントエンド回路と、RF信号処理回路とを備える。
本発明によれば、周波数温度特性を改善しつつ、周波数のばらつきを抑制することができる、弾性波装置、高周波フロントエンド回路及び通信装置を提供し得る。
本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の模式的正面断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるIDT電極の電極指の模式的拡大正面断面図である。 本発明の第1の実施形態及び第1の比較例におけるIDT電極の電極指の線幅と、周波数との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態の弾性波装置を含むデュプレクサの一例における減衰量周波数特性を示す図である。 本発明の第1の実施形態の第1の変形例におけるIDT電極の電極指の模式的拡大正面断面図である。 本発明の第1の実施形態及び第1の変形例におけるIDT電極の電極指の膜厚及びデューティと、周波数差との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態及び第1,第2の比較例の弾性波装置のIDT電極のデューティと、周波数との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置の回路模式図である。 本発明に係る通信装置及び高周波フロントエンド回路の構成図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
図1は、第1の実施形態に係る弾性波装置の模式的正面断面図である。
本実施形態における弾性波装置1は、帯域通過型フィルタである。図1に示すように、弾性波装置1は、圧電基板2を有する。圧電基板2は、ニオブ酸リチウムで構成された、YカットX伝搬のニオブ酸リチウム基板である。本実施形態においては、圧電基板2は、オイラー角(φ,θ,ψ)がオイラー角(0°,38°,0°)である。なお、圧電基板2のオイラー角(φ,θ,ψ)は上記に限定されない。
圧電基板2は、対向し合う第1,第2の主面2a,2bを有する。第1の主面2a上には、IDT電極3が設けられている。IDT電極3は、複数の電極指3aを有する。IDT電極3に交流電圧を印加することにより、弾性波が励振される。弾性波装置1はレイリー波を利用している。
図2は、第1の実施形態におけるIDT電極の電極指の模式的拡大正面断面図である。
図2に示すように、IDT電極3の電極指3aは、圧電基板2上に積層されている第1の電極層3a1を有する。第1の電極層3a1はMoを主成分とするMo層である。なお、Moを主成分とするとは、Moのみからなるものに限らず、Moを50重量%以上含む合金をも含むことを意味する。
第1の電極層3a1上には、Alからなる第2の電極層3a2が積層されている。第2の電極層3a2は、第1の電極層3a1上に直接的に積層されていてもよく、拡散防止層や接合層などを介して間接的に積層されていてもよい。あるいは、IDT電極3は、第2の電極層3a2を有しなくともよい。もっとも、IDT電極3が第2の電極層3a2を有することにより、IDT電極3の電気抵抗を低くすることができる。
図1に戻り、圧電基板2上には、IDT電極3を覆うように、誘電体膜4が設けられている。誘電体膜4は酸化ケイ素からなる。なお、酸化ケイ素はSiOなどのSiを含む。弾性波装置1は、誘電体膜4を有することにより、周波数温度特性(TCV)を改善することができる。
ここで、IDT電極3の電極指ピッチにより規定される波長をλとする。このとき、図2に示した第1の電極層3a1の膜厚は0.007λであり、第2の電極層3a2の膜厚は0.005λである。なお、第1,第2の電極層3a1,3a2の膜厚は上記に限定されない。誘電体膜4の膜厚は、特に限定されないが、0.2λ以上、0.4λ以下である。なお、本実施形態では、λ=4μmである。もっとも、波長λの値は上記に限定されない。
本実施形態の特徴は、圧電基板2を伝搬するレイリー波を利用しており、IDT電極3がMo層を含み、誘電体膜4を有し、かつIDT電極3のデューティが0.55以上、0.75以下であることにある。それによって、周波数温度特性を改善しつつ、周波数のばらつきを抑制することができる。これを以下において説明する。
第1の実施形態と同様の構成を有する弾性波装置を、IDT電極のデューティを異ならせて複数作製した。なお、第1の実施形態では、IDT電極の電極指の線幅1100nmがデューティ0.55に相当し、線幅1500nmがデューティ0.75に相当する。他方、第1の比較例として、IDT電極のデューティが0.55未満であるか、または0.75より大きい点以外は第1の実施形態と同様の弾性波装置も、デューティを異ならせて複数作製した。上記複数の弾性波装置の周波数を測定した。
図3は、第1の実施形態及び第1の比較例におけるIDT電極の電極指の線幅と、周波数との関係を示す図である。図3中の一点鎖線で示す範囲Rは、本実施形態のデューティの範囲を示す。後述する図7においても同様である。
図3に示すように、第1の比較例においては、電極指の線幅の変化量に対し、周波数の変化量が大きいことがわかる。例えば、IDT電極の電極指の線幅が600nm以上、1050nm以下の場合、すなわち、デューティが0.3以上、0.525以下の場合、周波数の最大値と最小値との差は22.5MHzである。
ここで、通常、製造工程においては電極指の線幅に製造ばらつきが生じる。第1の比較例では、IDT電極の線幅が目標値から450nmずれると、周波数は22.5MHzずれることになる。図3に示すように、上記線幅の範囲では、電極指の線幅と周波数とはほぼ比例関係にある。そのため、周波数のずれは、電極指の線幅のずれに対して0.05MHz/nmである。このように、第1の比較例の弾性波装置においては、周波数のばらつきを抑制することは困難である。さらに、デューティが0.75を超える場合は、電極指間の距離が短い。そのため、製造が困難となり、電極指の線幅のばらつきも大きくなる。
これに対して、本実施形態においては、IDT電極のデューティが0.55以上、0.75以下とされている。それによって、図3に示すように、周波数の最大値と最小値との差を2.5MHzとすることができ、周波数の変化量を小さくすることができる。周波数のずれは、電極指の線幅のずれに対して0.01MHz/nmである。このように、周波数のばらつきを効果的に抑制することができる。さらに、本実施形態では、デューティは0.75以下であるため、電極指の線幅の製造ばらつきも小さくすることができる。
周波数の最大値と最小値との差を2.5MHz以下とすることができるため、本実施形態の弾性波装置をデュプレクサに適用した場合、周波数特性のばらつきを抑制することができ、結果として、デュプレクサやデュプレクサを含む弾性表面波素子の歩留まりの向上を図ることができる。Band26のデュプレクサに本実施形態の弾性波装置を適用した例を用いて、これを以下において説明する。
なお、上記デュプレクサは、第1の通過帯域を有する第1の帯域通過型フィルタと、第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域を有する第2の帯域通過型フィルタとを有する。第1の通過帯域は、Band26の送信帯域であり、814MHz以上、849MHz以下である。第2の通過帯域は、Band26の受信帯域であり、859MHz以上、894MHz以下である。下記の説明においては、本実施形態の弾性波装置を第1,第2の帯域通過型フィルタに適用するものとする。
Band26における通過帯域間の周波数間隔は10MHzであり、周波数規格が厳しい。なお、通過帯域間の周波数間隔とは、一方の帯域通過型フィルタの通過帯域における他方の帯域通過型フィルタの通過帯域側の端部の周波数と、上記他方の帯域通過型フィルタの通過帯域における上記一方の帯域通過型フィルタの通過帯域側の端部の周波数との差である。すなわち、図4における破線Aで示す周波数と破線Bで示す周波数との周波数間隔が、上記デュプレクサにおける通過帯域間の周波数間隔である。Band26のデュプレクサを製造するためには、フィルタの急峻性、温度変化による周波数のばらつき、製造上における周波数のばらつきの総和を10MHz以内に抑制することが望ましい。
図4は、第1の実施形態の弾性波装置を含むデュプレクサの一例における減衰量周波数特性を示す図である。破線Aは、第1の通過帯域の、第2の通過帯域側の端部の周波数を示す。破線Bは、第2の通過帯域の、第1の通過帯域側の端部の周波数を示す。
ここで、一方の帯域通過型フィルタの通過帯域における他方の帯域通過型フィルタの通過帯域側の端部の周波数と、双方の帯域通過型フィルタのアイソレーションが−50dBとなる周波数との周波数の差を、急峻性というものとする。上記デュプレクサにおいては、第1の通過帯域の第2の通過帯域に近い側の端部の周波数は849MHzであり、第1の帯域通過型フィルタと第2の帯域通過型フィルタとのアイソレーションが−50dBとなる周波数は852MHzである。よって、第1の帯域通過型フィルタの急峻性は3MHzである。
他方、温度変化による周波数のばらつきが、例えば、1MHzであるとする。温度変化による周波数のばらつきは、第1の帯域通過型フィルタ及び第2の帯域通過型フィルタの各々から生じるので、温度変化による周波数ばらつきは、1MHz×2となる。
ここで、第1の帯域通過型フィルタ及び第2の帯域通過型フィルタの電極指の線幅の製造ばらつきによる周波数のばらつきを、それぞれXMHzとすると、Band26のデュプレクサを製造するためには、下記の式1を満たすことが望ましい。
10MHz≧3MHz(急峻性)+1MHz(温度変化による周波数のばらつき)×2+XMHz(製造上における周波数のばらつき)×2…式1
第1,第2の帯域通過型フィルタを第1の実施形態の構成とすることで電極指の線幅による周波数のばらつきXを2.5MHz以下に制御することができ、周波数間隔が10MHz以上のバンドを歩留まり良く製造することが可能となる。
図5に示す第1の実施形態の第1の変形例のように、IDT電極23は、第2の電極層を有しなくともよい。
図6は、第1の実施形態及び第1の変形例におけるIDT電極の電極指の膜厚及びデューティと、周波数差との関係を示す図である。ここで、図6における縦軸の周波数差は、周波数の極小値と、各デューティにおける周波数との差を示す。
なお、図6においては、白色の正方形及び円形のプロットは、IDT電極が第1,第2の電極層を有する場合の結果を示す。白色の正方形のプロットは、第1の電極層の膜厚を0.05λとし、第2の電極層の膜厚を0.06λとした場合の結果を示す。白色の円形のプロットは、第1の電極層の膜厚を0.05λとし、第2の電極層の膜厚を0.07λとした場合の結果を示す。黒色の菱形、正方形及び円形のプロットは、IDT電極が第1の電極層を有し、第2の電極層を有しない場合の結果を示す。黒色の菱形のプロットは第1の電極層の膜厚を0.05λとした場合の結果を示す。黒色の正方形のプロットは第1の電極層の膜厚を0.06λとした場合の結果を示す。黒色の円形のプロットは第1の電極層の膜厚を0.07λとした場合の結果を示す。
図6において、デューティが0.55以上、0.75以下における白色の正方形及び円形のプロットが第1の実施形態の結果を示す。デューティが0.55以上、0.75以下における黒色の菱形、正方形及び円形のプロットが第1の変形例の結果を示す。
図6に示すように、第1の変形例において、第1の電極層の膜厚を変化させたいずれの場合においても、第1の実施形態と同様に、周波数差を2.5MHz以下にすることができている。このように、第1の変形例においても、周波数のばらつきを抑制できることがわかる。他方、図6に示すように、第1の実施形態において第2の電極層の膜厚を変化させた場合においても、周波数のばらつきを抑制し得ることを確認できる。
図1に示す誘電体膜4上には、他の誘電体膜が設けられていてもよい。該誘電体膜は、特に限定されないが、例えば、SiNからなっていてもよい。この場合には、上記誘電体膜を周波数調整膜として用いることができる。
誘電体膜4は、例えば、スパッタリング法などにより形成することができる。このとき、誘電体膜4の、平面視においてIDT電極3の電極指3aに重なる位置に、突起部が形成されることがある。誘電体膜4は、IDT電極3側とは反対側の面に設けられた上記突起部を有していてもよい。この場合には、誘電体膜4の膜厚は、突起部の影響が十分に小さい膜厚とすることが好ましい。
本実施形態では、誘電体膜4の膜厚は0.2λ以上、0.4λ以下だが、この範囲外の膜厚においても、周波数温度特性を改善することができ、かつ周波数のばらつきを効果的に抑制することができる。
ここで、IDT電極がMo以外の金属からなる第2の比較例と、第1の実施形態とを比較する。なお、第2の比較例は、IDT電極がCuからなる点以外においては、第1の実施形態と同様の構成を有する。
図7は、第1の実施形態及び第1,第2の比較例の弾性波装置のIDT電極のデューティと、周波数との関係を示す図である。図7中の菱形のプロットは第1の実施形態の結果を示し、円形のプロットは第1の比較例の結果を示し、三角形のプロットは第2の比較例の結果を示す。
図7に示すように、第1の実施形態では、第2の比較例よりも、IDT電極の電極指の線幅の変化量に対し、周波数の変化量が小さいことがわかる。このように、第1の実施形態では、電極指がMo層である第1の電極層を有することにより、周波数のばらつきを効果的に低減することができる。加えて、第1の実施形態では、周波数は極小値を有する。それによって、周波数のばらつきをより一層低減することができる。
第1の実施形態の弾性波装置は帯域通過型フィルタだが、本発明に係る弾性波装置は、デュプレクサやマルチプレクサも含む。これを、以下において具体的に示す。
図8は、第2の実施形態に係る弾性波装置の回路模式図である。
本実施形態の弾性波装置10はデュプレクサである。弾性波装置10は、第1〜第3の端子104〜106を有する。第3の端子106は、アンテナに接続されるアンテナ端子である。弾性波装置10は、第1の端子104が接続された第1の帯域通過型フィルタ11aと、第2の端子105が接続された第2の帯域通過型フィルタ11bと、第3の端子106と接続された整合回路103とを有する。
弾性波装置10においては、第1,第2の帯域通過型フィルタ11a,11bは、整合回路103を介して間接的に第3の端子106に接続されている。なお、弾性波装置10における整合回路103の配置は特に限定されない。あるいは、弾性波装置10は、弾性波装置10の一部として、整合回路103を必ずしも有しなくともよい。第1,第2の帯域通過型フィルタ11a,11bは、第3の端子106に、他の素子を介さず直接的に接続されていてもよい。
本実施形態では、第1,第2の帯域通過型フィルタ11a,11bは、第1の実施形態における弾性波装置を含む。なお、第1,第2の帯域通過型フィルタ11a,11bのうち少なくとも一方が、第1の実施形態における弾性波装置の構成を有していればよい。上記弾性波装置の構成を有する帯域通過型フィルタは、受信フィルタであってもよく、送信フィルタであってもよい。
第1の帯域通過型フィルタ11aは第1の通過帯域を有する。より具体的には、第1の通過帯域はBand26の送信帯域であり、814MHz以上、849MHz以下である。第2の帯域通過型フィルタ11bは第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域を有する。より具体的には、第2の通過帯域はBand26の受信帯域であり、859MHz以上、894MHz以下である。
第1,第2の帯域通過型フィルタ11a,11bは、第1の実施形態の構成を有し、IDT電極のデューティは0.55以上、0.75以下である。これにより、図3や図6に示すように、上記式1において、X≦2.5MHzとすることができる。よって、式1を成立させることができる。従って、周波数のばらつきを抑制することができ、かつアイソレーションのばらつきを改善することができる。加えて、第1の実施形態と同様に、上記誘電体膜を有するため、周波数温度特性を改善することもできる。
なお、第1,第2の帯域通過型フィルタの通過帯域は上記に限定されない。本発明に係る弾性波装置は、Band8のように、Band26と同様に通過帯域間の周波数間隔が狭い通信バンドのデュプレクサであってもよい。なお、Band8においては、送信帯域が880MHz以上、915MHz以下であり、受信帯域が925MHz以上、960MHz以下であり、通過帯域間の周波数の差は10MHzである。もっとも、通過帯域間の周波数間隔が10MHzより広い通信バンドのデュプレクサであってもよい。本発明に係る弾性波装置は、通過帯域間の周波数間隔が10MHz以上である場合おいて、アイソレーションのばらつきをより一層確実に改善することができる。
他方、本発明に係るマルチプレクサとしての弾性波装置は、複数の帯域通過型フィルタを有する。上記複数の帯域通過型フィルタのうち少なくとも1つが、第1の実施形態と同様の構成を有する。それによって、周波数温度特性を改善しつつ、周波数のばらつきを抑制することができ、かつアイソレーションのばらつきを改善することができる。なお、上記マルチプレクサとしての弾性波装置は、第2の実施形態の構成を含んでいてもよい。
本発明の弾性波装置は、例えば、高周波フロントエンド回路や通信装置に用いることができる。この例を下記において説明する。
図9は、通信装置及び高周波フロントエンド回路の構成図である。なお、同図には、高周波フロントエンド回路230と接続される各構成要素(アンテナ素子202、RF信号処理回路(RFIC)203についても併せて図示されている。高周波フロントエンド回路230、RF信号処理回路203及びフィルタ231,232は、通信装置240を構成している。なお、通信装置240は、電源、CPUやディスプレイを含んでいてもよい。
高周波フロントエンド回路230は、スイッチ225と、デュプレクサ201A,201Bと、ローノイズアンプ回路214,224と、パワーアンプ回路234a,234b,244a,244bとを備える。
デュプレクサ201Aは、フィルタ211,212を有する。デュプレクサ201Bは、フィルタ221,222を有する。デュプレクサ201A,201Bは、スイッチ225を介してアンテナ素子202に接続される。なお、上記弾性波装置は、デュプレクサ201A,201Bであってもよいし、フィルタ211,212,221,222であってもよい。
スイッチ225は、制御部(図示せず)からの制御信号に従って、アンテナ素子202と所定のバンドに対応する信号経路とを接続し、例えば、SPDT(Single Pole Double Throw)型のスイッチによって構成される。なお、アンテナ素子202と接続される信号経路は1つに限らず、複数であってもよい。つまり、高周波フロントエンド回路230は、キャリアアグリゲーションに対応していてもよい。
ローノイズアンプ回路214は、アンテナ素子202、スイッチ225及びデュプレクサ201Aを経由した高周波信号(ここでは高周波受信信号)を増幅し、RF信号処理回路203へ出力する受信増幅回路である。ローノイズアンプ回路224は、アンテナ素子202、スイッチ225及びデュプレクサ201Bを経由した高周波信号(ここでは高周波受信信号)を増幅し、RF信号処理回路203へ出力する受信増幅回路である。
パワーアンプ回路234a,234bは、RF信号処理回路203から出力された高周波信号(ここでは高周波送信信号)を増幅し、デュプレクサ201A及びスイッチ225を経由してアンテナ素子202に出力する送信増幅回路である。パワーアンプ回路244a,244bは、RF信号処理回路203から出力された高周波信号(ここでは高周波送信信号)を増幅し、デュプレクサ201B及びスイッチ225を経由してアンテナ素子202に出力する送信増幅回路である。
RF信号処理回路203は、アンテナ素子202から受信信号経路を介して入力された高周波受信信号を、ダウンコンバートなどにより信号処理し、当該信号処理して生成された受信信号を出力する。また、RF信号処理回路203は、入力された送信信号をアップコンバートなどにより信号処理し、当該信号処理して生成された高周波送信信号をパワーアンプ回路224へ出力する。RF信号処理回路203は、例えば、RFICである。RF信号処理回路203で処理された信号は、例えば、画像信号として画像表示のために、または、音声信号として通話のために使用される。なお、高周波フロントエンド回路230は、上述した各構成要素の間に、他の回路素子を備えていてもよい。
他方、通信装置240におけるフィルタ231,232は、ローノイズアンプ回路及びパワーアンプ回路を介さず、RF信号処理回路203とスイッチ255との間に接続されている。フィルタ231,232も、デュプレクサ201A,201Bと同様に、スイッチ225を介してアンテナ素子202に接続される。
以上のように構成された高周波フロントエンド回路230及び通信装置240によれば、上記デュプレクサ201A,201Bを備えることにより、利用する弾性波を効果的に閉じ込めることができ、かつ不要波を低減することができる。
なお、高周波フロントエンド回路230は、上記デュプレクサ201A,201Bに代わり、デュプレクサ201A,201Bの変形例に係るデュプレクサを備えていてもよい。
以上、本発明の実施形態に係る弾性波装置、高周波フロントエンド回路及び通信装置について、実施形態及びその変形例を挙げて説明したが、本発明は、上記実施形態及び変形例における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施形態や、上記実施形態に対して本発明の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例や、本発明に係る高周波フロントエンド回路及び通信装置を内蔵した各種機器も本発明に含まれる。
本発明は、例えば、3つのフィルタのアンテナ端子が共通化されたトリプレクサや、6つのフィルタのアンテナ端子が共通化されたヘキサプレクサなどのマルチプレクサについても適用することができる。マルチプレクサは、2以上のフィルタを備えていればよい。
さらには、マルチプレクサは、送信フィルタ及び受信フィルタの双方を備える構成に限らず、送信フィルタのみ、または、受信フィルタのみを備える構成であってもよい。
本発明は、フィルタ、マルチバンドシステムに適用できるマルチプレクサ、フロントエンド回路及び通信装置として、携帯電話機などの通信機器に広く利用できる。
1…弾性波装置
2…圧電基板
2a,2b…第1,第2の主面
3…IDT電極
3a…電極指
3a1,3a2…第1,第2の電極層
4…誘電体膜
10…弾性波装置
11a,11b…第1,第2の帯域通過型フィルタ
23…IDT電極
103…整合回路
104〜106…第1〜第3の端子
201A,201B…デュプレクサ
202…アンテナ素子
203…RF信号処理回路
211,212…フィルタ
214…ローノイズアンプ回路
221,222…フィルタ
224…ローノイズアンプ回路
225…スイッチ
230…高周波フロントエンド回路
231,232…フィルタ
234a,234b…パワーアンプ回路
240…通信装置
244a,244b…パワーアンプ回路

Claims (6)

  1. 対向し合う第1の主面及び第2の主面を有する圧電基板と、
    前記圧電基板における前記第1の主面上に設けられており、Moを主成分とする第1の電極層を有するIDT電極と、
    前記圧電基板における前記第1の主面上に設けられており、前記IDT電極を覆っている誘電体膜と、
    を備え、
    前記圧電基板は、ニオブ酸リチウムで構成されており、
    前記誘電体膜は、酸化ケイ素で構成されており、
    前記圧電基板を伝搬するレイリー波を利用しており、
    前記IDT電極のデューティが0.55以上、0.75以下である、弾性波装置。
  2. 前記IDT電極は、さらに、第2の電極層を有し、
    前記第2の電極層は、前記第1の電極層上に直接的または間接的に積層されており、かつAlからなる、請求項1に記載の弾性波装置。
  3. アンテナに接続されるアンテナ端子と、
    前記アンテナ端子に接続されており、第1の通過帯域を有し、かつ請求項1または2に記載の弾性波装置を含む第1の帯域通過型フィルタと、
    前記アンテナ端子に接続されており、前記第1の通過帯域とは異なる第2の通過帯域を有する第2の帯域通過型フィルタと、
    を備える、弾性波装置。
  4. 前記第1の通過帯域と前記第2の通過帯域との周波数間隔が10MHz以上である、請求項3に記載の弾性波装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性波装置と、
    パワーアンプと、
    を備える、高周波フロントエンド回路。
  6. 請求項5に記載の高周波フロントエンド回路と、
    RF信号処理回路と、
    を備える、通信装置。
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