JP2018055913A - 集電部材および固体酸化物形燃料電池セルユニット - Google Patents

集電部材および固体酸化物形燃料電池セルユニット Download PDF

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Abstract

【課題】金属基材からアルミニウムの拡散を防止し、集電部材の導電性低下を抑制すること。【解決手段】本発明は、クロムを含む金属基材と、前記金属基材からクロム拡散を防止するための保護層と、を有する集電部材であって、前記金属基材と前記保護層との間にCr2O3とチタンとを含む拡散防止層が形成されている、集電部材および固体酸化物形燃料電池セルユニットに関するものである。前記拡散防止層は、厚さ方向において、チタンの濃度勾配を有していても良い。また、前記保護層側よりも前記金属基材側の方がチタンの濃度が高くても良い。【選択図】図3

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セルユニットに用いられる集電部材に関する。
燃料電池の一つに、固体電解質に固体酸化物を用いた固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:以下「SOFC」とも言う)がある。固体酸化物形燃料電池は、電解質として酸化物イオン導電性の固体電解質を用い、その両側に電極を取り付け、一方の側に燃料ガスを供給し、他方の側に酸化剤ガス(空気、酸素等)を供給して、これら燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電を行う燃料電池である。
固体酸化物形燃料電池は、発電により発生した起電力を外部に取り出し、この電力を利用するものである。外部に電力を取り出す際、集電部材が用いられる。この集電部材は、隣り合う燃料電池セル間に設けられ、燃料電池セル同士を電気的に接続する部材である。
集電部材の基材として、クロム(Cr)を含む合金を用いることが知られている。基材はクロムを含んでいるため、大気中に含まれる酸素により酸化され、表面にCr層が形成されている。
集電部材は、燃料電池の運転中、高温環境下に曝されている。これにより、基材等に含まれるクロムが蒸発してしまい、空気極がクロム被毒してしまうということが知られている。これを防止するために、基材の表面に保護層を形成することが知られている(特許文献1)。
特開2013−118178号公報
しかしながら、集電部材の基材表面に保護層を形成するために熱処理したり、燃料電池を運転したりする際、基材に含まれるアルミニウムが基材とCr層との界面に拡散し、Cr層の導電性が低下してしまうという問題を見出した。
従って、本発明は、集電部材において、金属基材からアルミニウムの拡散を抑制し、集電部材の導電性低下を抑制することを目的としている。
本発明による集電部材は、クロムを含む金属基材と、前記金属基材からクロム拡散を防止するための保護層と、を有する集電部材であって、前記金属基材と前記保護層との間にCrとチタンとを含む拡散防止層が形成されている。
さらに、本発明による固体酸化物形燃料電池セルユニットは、燃料極と、固体電解質と、空気極と、を備え、前記空気極には上述の集電部材が電気的に接続されている。
本発明による集電部材の一態様を示す断面図である。 本発明による固体酸化物形燃料電池セルの断面の一態様を示す模式図である。 本発明による燃料電池セルユニットを示す部分断面図である。 固体酸化物型燃料電池システムの燃料電池セルスタックを示す斜視図である。 本発明による集電部材をSTEM−EDXにより撮影したSTEM像およびチタンの元素マッピング像である。
定義
本発明による固体酸化物形燃料電池セルは、その形状も限定されず、例えば円筒状、板状、内部にガス流路を複数形成した中空板状、縦縞型、横縞型などであってもよい。また、内側電極は支持体の表面に形成されていても良い。
集電部材
本発明において、集電部材は、クロムを含む金属基材と、前記金属基材からクロム拡散を防止するための保護層と、を有する集電部材であって、前記金属基材と前記保護層との間にCrとチタンとを含む拡散防止層が形成されている。これにより、保護層を形成するために熱処理したり、燃料電池を運転したりする際、金属基材からのアルミニウム拡散を抑制することが可能となる。
本発明で用いられる集電部材10の例を図1に示す。図1において、1が金属基材であり、2が拡散防止層であり、3が保護層である。金属基材1の表面に拡散防止層2と保護層3とがこの順で形成されている。
金属基材
本発明において、金属基材1はクロム(Cr)と鉄(Fe)を含む。金属基材1は、クロムを20mol%以上含むことが好ましい。また、鉄を70mol%以上含むことが好ましい。
本発明において、金属基材1はクロムと鉄の他に、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、ニオブ(Nb)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、銅(Cu)などを含んでいても良い。
本発明において、金属基材1はフェライト系ステンレス又はオーステナイト系ステンレスであることが好ましい。これにより、金属基材1を熱処理することによって表面にCrを主成分とした酸化皮膜を形成できるため、金属基材1に含まれる鉄の酸化を防ぐことが出来る。さらに好ましくはフェライト系ステンレスである。これにより燃料電池セルを構成する他の部材との熱膨張差を小さくすることができ、燃料電池の運転時に、熱膨張差に起因して発生するクラックを抑制することが出来る。
本発明において、金属基材1の表面粗さRaは、0.9μm以下であることが好ましい。さらに好ましくは表面粗さRaが0.6μm以下である。これにより金属基材1表面に緻密なCr層2を形成することができ、金属基材1の耐酸化性を向上することが出来る。
本発明において、表面粗さは算術平均粗さ(Ra)を意味し、下記の方法で算出することが可能である。
集電部材10から保護層3、拡散防止層2、金属基材1を含めるように切り出し、樹脂埋めしたものを研磨した後、SEM(Scanning Electron Microscope)を用い観察する。100〜1000倍で撮影したSEM画像からJISB0601:1994に準拠した方法にて、算術平均粗さRaを算出する。なお、金属基材の表面粗さRaは金属基材と拡散防止層2またはボイド(空孔)との界面をなぞった輪郭曲線を用いて算出する。
拡散防止層
本発明において、拡散防止層2はCrとチタンとを含む。拡散防止層2はCrを主成分として含むことが好ましい。主成分とは、拡散防止層2において、90mol%以上含むことを意味する。
本発明において、拡散防止層2は、チタンを0.1mol%以上3mol%以下含むことが好ましい。さらに好ましくは0.5mol%以上2.5mol%以下である。拡散防止層2に含まれる各元素の含有量の求め方は以下の方法を用いることができる。
作製した固体酸化物形燃料電池セルスタックから集電部材を切り出し、収束イオンビーム−走査型電子顕微鏡(Focused Ion Beam‐Scanning Electron Microscope。以下、FIB−SEMという)を用いて厚みが100nm〜200nmの薄膜に加工する。これを走査透過型電子顕微鏡−エネルギー分散型X線分光法(Scanning Transmission Electron Microscope−Energy Dispersive X−ray spectrometry。以下、STEM−EDXという)により評価することで元素マッピングを得る。この元素マッピングを、薄膜近似法を用いて定量分析することで拡散防止層2に含まれる各元素の含有量を得ることができる。
本発明において、拡散防止層2は、Crやチタンの他に、タングステン(W)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、ニオブ(Nb)、ジルコニウム(Zr)、銅(Cu)などを含んでいても良い。
本発明において、拡散防止層2は、金属基材1の表面に形成されている。つまり、金属基材1と保護層3との間に形成されている。
本発明において、拡散防止層2の膜厚dは、0.05μm以上2.2μm以下であることが好ましく、0.1μm以上1.8μm以下であることがさらに好ましい。さらにより好ましくは0.4μm以上1.6μm以下である。これにより、金属基材1からのアルミニウム拡散を抑制し、集電部材10の導電性低下を抑制することが出来る。
なお、拡散防止層2の膜厚dは、以下の方法により求めることができる。
集電部材10から保護層3、拡散防止層2、金属基材1を含めるように切り出し、樹脂埋めしたものを研磨する。その後、SEM(Scanning Electron Microscope)を用い、1000倍〜10000倍で撮影し、SEM画像を得る。得られたSEM画像から、拡散防止層2の表面から金属基材1までの最短距離を3点測定し、平均値を取ったものを拡散防止層2の膜厚dとする。
本発明において、拡散防止層2は、厚さ方向において、チタンの濃度勾配を有していることが好ましい。つまり、拡散防止層2において、保護層3側よりも金属基材1側の方がチタンの濃度が高くなるように濃度勾配を有していても良いし、金属基材1側よりも保護層3側の方がチタンの濃度が高くなるよう濃度勾配を有していても良い。拡散防止層2において、拡散防止層2と金属基材1との境界付近や拡散防止層2と保護層3との境界付近にチタンの濃度勾配を有することで、各層との境界の密着性を保ちつつ、金属基材1からのアルミニウム拡散を抑制することにより、集電部材10の導電性低下を抑制することが出来る。
本発明において、拡散防止層2は、保護層3側よりも金属基材1側の方がチタンの濃度が高いことが好ましい。これにより金属基材1からのアルミニウム拡散を最小限のチタン量で効率的に抑制することができ、集電部材10の導電性低下を抑制することが可能となる。
本発明において、拡散防止層2に含まれるチタンは金属基材1から拡散してきたものであることが好ましい。拡散防止層2の形成は、焼成によって行う。この焼成により、金属基材1に含まれるチタンが金属基材1の表面に形成されているCr層に拡散することが可能である。これにより、Crとチタンとを含む拡散防止層2が形成されることが好ましい。
保護層
本発明において、保護層3は拡散防止層2の表面に形成されており、集電部材10の最表面を構成している。
本発明において、保護層3の膜厚dは、1μm以上である。また、1μm以上23μm以下であることが好ましく、1μm以上10μm以下であることがさらに好ましい。これにより拡散防止層2が露出してしまうのを防止できる。また、保護層3形成時にクラックが入ってしまうのを防止し、拡散防止層2からのクロムが蒸発を抑制することが可能である。
なお、保護層3の膜厚dは、以下の方法により求めることができる。
集電部材10から保護層3、拡散防止層2、金属基材1を含めるように切り出し、樹脂埋め、研磨する。その後、SEM(Scanning Electron Microscope)を用い、100〜1000倍で撮影し、SEM画像を得る。得られた画像から、保護層3の表面から拡散防止層2までの最短距離を3点測定し、平均値を取ったものを保護層3の膜厚dとする。
本発明において、保護層3は化学式AB(ただし、A:Mn、Cuから選択される少なくとも1種類の金属元素、B:Co、Mnから選択される少なくとも1種類の金属元素)で表されるスピネル型結晶構造を有する遷移金属酸化物を主成分として含むことが好ましい。保護層3は、MnCoを主成分として含むことがさらに好ましい。これにより拡散防止層2からのクロムの蒸発を抑制することが可能である。なお、主成分とは、保護層3において90mol%以上含むことを意味する。
本発明において、保護層3は表面粗さRaが1μm以下であることが好ましい。さらに好ましくはRaが0.9μm以下である。これにより、燃料電池の運転時において、熱応力による亀裂発生が少ない均一な保護層3を形成することが可能となる。
本発明において、保護層3の表面粗さRaは下記の方法で算出することができる。
レーザー顕微鏡(例えばOlympus OLS4000)を用い、作製した集電部材10の保護層3の表面を100〜1000倍で撮影し、プロファイルを得る。このプロファイルからJISB0601:1994に準拠した方法にて、算術平均粗さRaを算出する。
空気極
本発明において、空気極は、燃料電池セルを構成可能なものであれば特に限定されないが、例えば、ペロブスカイト型酸化物が挙げられる。
具体的なペロブスカイト型酸化物としては、La1−xSrCoO(但し、x=0.1〜0.3)及びLaCo1−xNi(但し、x=0.1〜0.6)などのランタンコバルト系酸化物、(La、Sr)FeO系と(La、Sr)CoO3系の固溶体であるランタンコバルトフェライト系酸化物(La1−mSrCo1−nFe(但し、0.05<m<0.50、0≦n≦1))、サマリウム及びコバルトを含むサマリウムコバルト系酸化物(Sm0.5Sr0.5CoO)などが挙げられる。好ましくは、ランタンストロンチウムコバルタイトフェライト(LSCF)である。
本発明において、空気極は、単層であっても、複層であっても良い。複層の空気極である場合の例としては、例えば固体電解質の上に、空気極触媒層としてLa0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8を設け、燃料電池セルの最表層に空気極としてLa0.6Sr0.4Co0.8Fe0.2を設けた構成が挙げられる。
燃料極
本発明において、燃料極は、燃料電池セルを構成可能なものであれば特に限定されないが、例えば、NiO/ジルコニウム含有酸化物、NiO/セリウム含有酸化物などが挙げられる。ここで、NiO/ジルコニウム含有酸化物とは、NiOとジルコニウム含有酸化物とが、所定の比率で均一に混合されたものを意味する。また、NiO/セリウム含有酸化物とは、NiOとセリウム含有酸化物とが、所定の比率で均一に混合されたものを意味する。NiO/ジルコニウム含有酸化物のジルコニウム含有酸化物としては、例えばCaO、Y23、Sc23のうちの1種以上をドープしたジルコニウム含有酸化物などが挙げられる。また、NiO/セリウム含有酸化物のセリウム含有酸化物としては、一般式Ce1-yLnyO2(但し、LnはLa、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Sc、Yのいずれか1種又は2種以上の組み合わせであり、0.05≦y≦0.50)などが挙げられる。なお、NiOは燃料雰囲気下で還元されてNiとなるため、上述の混合物はそれぞれNi/ジルコニウム含有酸化物又はNi/セリウム含有酸化物となる。
本発明において燃料極は、単層であっても、複層であっても良い。複層の燃料極である場合の例としては、例えば支持体と向かい合う側にNi/YSZ(イットリア安定化ジルコニア)層を有する燃料極、または固体電解質と向かい合う側にNi/GDC(Gd−CeO)(燃料極触媒層として機能する)層を有した燃料極、さらにはこれら両方の層を有した燃料極が挙げられる。
固体電解質
本発明において、固体電解質は、燃料電池セルを構成可能なものであれば特に限定されないが、例えば、ランタンガレート系酸化物、固溶種としてY、Ca、Scのいずれか1種以上を固溶した安定化ジルコニアなどが挙げられる。固体電解質は、好適にはSr及びMgがドープされたランタンガレート系酸化物であり、より好適には一般式La1−aSrGa1−b−cMgCo(但し、0.05≦a≦0.3、0<b<0.3、0≦c≦0.15)で表されるランタンガレート系酸化物(LSGM)である。本発明の一つの好ましい態様によれば、固体電解質と燃料極の間に、反応抑制層として、セリアにLaを固溶させたセリウム系酸化物(Ce1−xLa(但し、0.3<x<0.5))を設けてもよい。反応抑制層は、好ましくはCe0.6La0.4である。
本発明において固体電解質は、単層であっても、複層であっても良い。固体電解質が複層である場合の例としては、例えば燃料極とLSGMからなる固体電解質の間にCe0.6La0.42などの反応抑制層を設けた構成が挙げられる。
固体酸化物形燃料電池セル
図2は本発明の固体酸化物形燃料電池セルの断面の一態様を示す模式図であり、内側電極を燃料極としたタイプについて示した。本発明における固体酸化物形燃料電池セル210は、例えば多孔質支持体201と、(第一/第二)燃料極202、(第一/第二)固体電解質203と、(第一/第二)空気極204と、集電層205から構成される。ここで、(第一/第二)とは、「単層又は二以上の層であって、二層の場合は第一層と第二層とを有する」ことを意味する。本発明の固体酸化物形燃料電池セルにおいて、各層の好ましい厚さは、多孔質支持体が0.5〜2mm、燃料極が10〜200μm、燃料極触媒層が0〜30μm、反応抑制層が0〜20μm、固体電解質が5〜60μm、空気極触媒層が0〜50μm、空気極が10〜200μmである。
図3は、本発明による燃料電池セルユニットを示す部分断面図である。図に示すように、燃料電池セルユニット16は、燃料電池セル84と、この燃料電池セル84の上下方向端部にそれぞれ接続された内側電極端子86とを備えてなる。燃料電池セル84は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部に燃料ガス流路88を形成する円筒形の多孔質支持体91上に内側電極90と、外側電極92と、内側電極90と外側電極92との間にある固体電解質94とを備えてなる。
燃料電池セル84の上端側と下端側に取り付けられた内側電極端子86は、同一構造であるため、ここでは、上端側に取り付けられた内側電極端子86について具体的に説明する。
内側電極端子86は、燃料電池セル84の上下端部をそれぞれ包囲するように設けられ、燃料電池セル84により発電された電力を燃料電池セル84から取り出すための集電部材として機能する。
本発明において、内側電極端子86として、本発明の集電部材10を用いることが可能である。なお、図では、内側電極端子86を燃料電池セル84の両端に設けた態様であるが、上端側又は下端側に本発明の集電部材10を内側電極端子86として設け、片端から集電するようにしても良い。
図3に示すように、内側電極層90の上部90aは、固体電解質94と外側電極92に対して露出された外周面90bと上端面90cとを備える。内側電極端子86は、導電性のシール材96を介して内側電極90の外周面90bと接続され、さらに、内側電極90の上端面90cとは直接接触することにより、内側電極90と電気的に接続されている。内側電極端子86の中心部には、内側電極90の燃料ガス流路88と連通する燃料ガス流路98が形成されている。
固体酸化物形燃料電池セルユニットの製造方法
本発明による固体酸化物形燃料電池セルユニットは、公知の方法に準じて従って、適宜製造することができる。好ましい製造方法を示せば下記のとおりである。
本発明において、集電部材10は以下の方法で製造することが好ましい。
まず、準備した金属基材1の表面処理を行う。表面処理としては、機械研磨、化学研磨、電解研磨、酸洗浄、不動態化処理が挙げられる。これらのうち、電解研磨が好ましい。これにより金属基材表面の凹凸を無くすことにより表面を滑らかにし、緻密な拡散防止層2を形成することが可能となる。
次に、表面処理を行った金属基材1を大気で500℃〜900℃の熱処理を行い、拡散防止層2を形成する。
この際、金属基材1が拡散に十分な量のチタンを含む場合、Cr層が成長するとともに金属基材1からチタンが拡散する。これにより、金属基材1の表面にCrとチタンとを含む拡散防止層2が形成される。なお、チタンの拡散は、金属基材1から起こるため、拡散したチタンは、金属基材1と拡散防止層2の境界付近に存在しやすい。よって、拡散防止層2は、厚さ方向にチタンの濃度勾配を有する膜となることが可能である。また、その濃度勾配は、拡散防止層2において、保護層3側よりも金属基材1側のほうが、チタンの濃度が高くなることが可能である。
なお、金属基材1がチタンを含まない場合や、含んでいても少ない量の場合は、金属基材1の表面に金属チタン粉末または酸化チタン粉末を含むコーティング液を塗布し、大気で500℃〜900℃の熱処理を行うことにより、Crとチタンとを含む拡散防止層2を形成することが可能である。
次に、拡散防止層2の表面に保護層3を形成するためのコーティング液を塗布する。
保護層3を形成するためのコーティング液は、化学式AB(ただし、A:Mn、Cuから選択される少なくとも1種類の金属元素、B:Co、Mnから選択される少なくとも1種類の金属元素)で表されるスピネル型結晶構造を有する遷移金属酸化物の粉末と、溶媒と、バインダーとを混合することによって得ることができる。コーティング液には、目的に応じて、適宜必要な材料を添加することが可能である。
塗布は、スラリー液をコーティングするスラリーコート法、テープキャスティング法、ドクターブレード法、転写法などにより好ましく行うことができる。また印刷手法も利用可能であり、スクリーン印刷法やインクジェット法などを用いることができる。これらのうち、欠陥が少なく複雑形状でも均一な膜厚を形成できるスラリーコート法を用いることが好ましい。
次に、大気で700℃〜900℃の熱処理を行うことで保護層3を形成する。以上より、集電部材10を得ることができる。
空気極、固体電解質および燃料極は、各原料粉末に、溶媒(水、アルコールなど)、分散剤、バインダー等の成形助剤を添加してスラリーを作製し、それをコーティングし、乾燥した後、焼成(1100℃以上1400℃未満)することによって得ることができる。コーティングは、スラリー液をコーティングするスラリーコート法、テープキャスティング法、ドクターブレード法、転写法などにより好ましく行うことができる。また印刷手法も利用可能であり、スクリーン印刷法やインクジェット法などを用いることができる。
焼成は、各電極及び固体電解質を形成する都度行ってもよいが、複数の層を一度に焼成する「共焼成」を行うことも可能である。また、固体電解質がドーパントの拡散等により変性しないように、焼成は酸化雰囲気下で行なうことが好ましい。より好適には、空気と酸素との混合ガスを用い、酸素濃度20質量%以上30質量%以下の雰囲気で焼成を行う。
本発明の好ましい態様によれば、内側電極に燃料極を、外側電極に空気極を用いる場合、燃料極と固体電解質とを共焼成した後、空気極を成形し、共焼成よりも低い温度で焼成する。
作製した集電部材10の内面に銀ペーストを塗布し、この内側に燃料電池セルの端部を挿入する。その後、700〜900℃で大気中にて焼成することにより、固体酸化物形燃料電池セルユニット16を作製することができる。
固体酸化物形燃料電池セルスタック
本発明によれば、本発明による固体酸化物形燃料電池セルを備えた固体酸化物形燃料電池セルスタックが提供される。図4は、固体酸化物形燃料電池スタックを示す斜視図である。図4に示すように、燃料電池セルスタック14は、16本の燃料電池セルユニット16を備え、これらの燃料電池セルユニット16の下端側及び上端側が、それぞれ、セラミック製の下支持板(図示せず)及び上支持板100により支持されている。これらの下支持板及び上支持板100には、内側電極端子86が貫通可能な貫通穴がそれぞれ形成されている。
さらに、燃料電池セルユニット16には、集電体102及び外部端子104が取り付けられている。この集電体102は、燃料極である内側電極90に取り付けられた内側電極端子86と電気的に接続される燃料極用接続部102aと、空気極である外側電極92の外周面全体と電気的に接続される空気極用接続部102bとにより一体的に形成されている。空気極用接続部102bは、外側電極92の表面を上下方向に延びる鉛直部102cと、この鉛直部102cから外側電極92の表面に沿って水平方向に延びる多数の水平部102dとから形成されている。また、燃料極用接続部102aは、空気極用接続部102bの鉛直部から燃料電池セルユニット16の上下方向に位置する内側電極端子86に向って斜め上方又は斜め下方に向って直線的に延びている。
また、各燃料電池セルユニット16の外側電極層92(空気極)の外表面全体には、空気極側の電極として、銀製の薄膜が形成されている。この薄膜の表面に空気極用接続部102bが接触することにより、集電体102は空気極全体と電気的に接続される。
さらに、燃料電池セルスタック14の端(図4では左端の奥側及び手前側)に位置する2個の燃料電池セルユニット16の上側端及び下側端の内側電極端子86には、それぞれ外部端子104が接続されている。これらの外部端子104は、隣接する燃料電池セルスタック14の端にある燃料電池セルユニット16の外部端子104(図示せず)に接続され、上述したように、160本の燃料電池セルユニット16の全てが直列接続されるようになっている。
本発明を以下の実施例によってさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
固体酸化物形燃料電池セルの作製
NiO粉末と10YSZ(10mol%Y−90mol%ZrO)粉末とを重量比65:35で混合して、押し出し成形機にてせん断を加え1次粒子化させながら円筒状に成形し、900℃で仮焼して燃焼極支持体を作製した。この燃料極支持体上に、燃料極の反応を促進させる燃料極触媒層を形成した。燃料極触媒層は、NiOとGDC10(10mol%Gd−90mol%CeO)とを、重量比50:50で混合したものをスラリーコート法により燃料極支持体上に製膜し形成した。さらに、燃料極反応触媒層上にLDC40(40mol%La−60mol%CeO)、La0.8Sr0.2Ga0.8Mg0.2の組成のLSGMをスラリーコート法により順次積層し、固体電解質層を形成し、成形体を得た。得られた成形体を1300℃にて焼成した。その後、La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.83組成の原料粉末と溶媒と、インダーとを含む空気極用スラリーをスラリーコート法にて製膜し、1050℃で焼成することで固体酸化物形燃料電池を作製した。
作製した固体酸化物形燃料電池セルは、以下に示される通りであった。燃料極支持体が外径10mm、肉厚1mmであった。燃料極反応触媒層の厚さが20μmであった。LDC層の厚みが5μmであった。LSGM層の厚みが30μmであった。空気極の厚みが25μmであり、かつ、空気極の面積が35cmであった。
次に、空気極の上にコーティング液を塗布して空気極集電層を形成した。コーティング液の組成は、銀粉末と、パラジウム粉末と、LSCF粉末と、溶媒と、バインダーとを混合させたものとした。このコーティング液を、固体酸化物形燃料電池セルに、スプレーにより塗布した後、乾燥機にて乾燥させ、室温にて冷却後、700℃1時間焼成して、空気極の外側に空気極集電層を形成した。空気極集電層は、銀とパラジウムとLSCFを備える。
集電部材の作製
次に、集電部材を以下の方法により作製した。金属基材として表1に示す組成の金属を用いた。この金属基材に表面処理として電解研磨を行った。表面処理を行った金属基材を大気で500℃〜900℃の熱処理を行い、実施例のサンプルでは、Crとチタンとを含む拡散防止層を、比較例のサンプルではCr層を形成した。
Figure 2018055913
次に、拡散防止層およびCr層の表面に保護層を形成するためのコーティング液を塗布した。コーティング液は、MnCo粉末と、溶媒と、バインダーとを混合させたものとした。このコーティング液を、拡散防止層およびCr層の表面に、スラリーコート法により塗布した後、乾燥機にて乾燥させ、室温にて冷却後、850℃2時間焼成して、保護層を形成した。以上より、実施例および比較例の集電部材を得た。
固体酸化物形燃料電池セルユニットの作製
作製した各集電部材の内面に銀ペーストを塗布し、この内側に燃料電池セルの端部を挿入した。その後、700〜900℃で大気中にて焼成することにより、固体酸化物形燃料電池セルユニットを作製した。
固体酸化物型燃料電池セルユニットの発電試験
得られた固体酸化物型燃料電池セル(電極有効面積:35.0cm2 )を用いて発電試験を行った。燃料極の集電は、集電部材にAg線を外周に巻きつけ行った。空気極の集電も、空気極集電層にAg線を外周に巻きつけ行った。発電条件は、以下の通りとした。すなわち、燃料ガスは燃料(H2+3%H2O)とN2の混合ガスとし、燃料利用率は75%とした。また、酸化剤ガスは空気とした。測定温度は720℃ とし、電流密度0.2A/cm2での発電電位を測定した。セルの初期性能は表2に初期電位として示されるとおりであった。
Figure 2018055913
集電部材のSTEM評価
得られた固体酸化物形燃料電池セルユニットから集電部材を切り出し、FIB−SEMを用いて厚みが100nm〜200nmの薄膜に加工した。これをSTEM−EDXにより評価することでSTEM像およびチタンの元素マッピング像を得た。
実施例の結果を図5に示す。上はSTEM像であり、下はSTEM像のチタンの元素マッピング像である。チタンの元素マッピング像の拡散防止層において、黒い部分がチタンである。図5より、拡散防止層において、保護層側よりも金属基材側の方がチタン濃度が高い、濃度傾斜を有していることが分かる。
1 金属基材
2 拡散防止層
3 保護層
10 集電部材
14 固体酸化物形燃料電池セルスタック
16 固体酸化物形燃料電池セルユニット
84 燃料電池セル
86 内側電極端子
88 燃料ガス流路
90 内側電極層
91 支持体
92 外側電極層
94 固体電解質

Claims (7)

  1. クロムを含む金属基材と、
    前記金属基材からクロム拡散を防止するための保護層と、を有する集電部材であって、
    前記金属基材と前記保護層との間にCrとチタンとを含む拡散防止層が形成されている、集電部材。
  2. 前記拡散防止層は、厚さ方向において、チタンの濃度勾配を有している、請求項1に記載の集電部材。
  3. 前記拡散防止層において、前記保護層側よりも前記金属基材側の方がチタンの濃度が高い、請求項1又は2に記載の集電部材。
  4. 前記拡散防止層において、前記チタンは前記金属基材から拡散してきたものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集電部材。
  5. 前記保護層は、化学式AB(ただし、A:Mn、Cuから選択される少なくとも1種類の金属元素、B:Co、Mnから選択される少なくとも1種類の金属元素)で表されるスピネル型結晶構造を有する遷移金属酸化物を主成分として含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の集電部材。
  6. 前記保護層は、MnCoを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の集電部材。
  7. 燃料極と、固体電解質と、空気極と、を備え、
    前記空気極には請求項1〜6のいずれか1項に記載の集電部材が電気的に接続されている固体酸化物形燃料電池セルユニット。
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