JP2018055091A - 光学撮像レンズ及びそのプラスチック材料、画像取込装置並びに電子装置 - Google Patents

光学撮像レンズ及びそのプラスチック材料、画像取込装置並びに電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学撮像レンズを提供する。【解決手段】光学撮像レンズは、物体側から像側へ、プラスチック材料で製造され且つプラスチック材料に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分を含み、屈折力を有し、その物体側表面111及び像側表面112の少なくとも一方の表面が非球面である少なくとも1つの光学レンズ110を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、光学撮像レンズ及び画像取込装置に関し、特に、長波長光線を吸収可能な光学レンズを有し且つ電子装置に適用できる小型化の光学撮像レンズ及び画像取込装置に関する。
一般的に、モバイル製品は、殆ど、電荷結合素子(Charge Coupled Device;CCD)又は相補型金属酸化物半導体センサ(Complementary Metal−Oxide Semiconductor Sensor;CMOS Sensor)を電子受光素子として、画像を取り込んでイメージングする。しかしながら、電子受光素子は、可視光を受光して応答すると共に、人間の目の見えない赤外光を感応することもでき、赤外光を撮影時に除去しないと、画像の色に歪みが発生し、撮られた写真と人間の目に見られる本物と大きな違いが出る。
この問題を解決するために、従来の技術では、赤外光を遮断するためにレンズと電子受光素子との間に赤外線遮断フィルターを設置するが、赤外線遮断フィルターを別に使用すると、一定の厚さを有し且つ光学レンズ内の素子の数を増加するので、レンズ体積の削減難度が高くなり、それを小型化のモバイルデバイスに搭載することに不利である。
赤外光遮断効果を向上させるために、また青色ガラスフィルターが発明され、同様に赤外光遮断効果を提供することができるが、その吸収型の除去メカニズムによりフィルターの厚さが大きくなることで、レンズの後焦点距離を延長しなければならず、レンズの小型化に更に不利である。
また、近年で、モバイル製品レンズの仕様に対する要求が日に日に高まって、現在の市場でモバイル製品の薄型化及び高画質もますます向上していき、画質を向上するために、収差を効果的に修正するために多くの光学レンズを組み合わせて配置する必要があるため、少なくとも5つの光学レンズを含有するレンズは主流になり、マルチ光学レンズによるレンズは高画質を有するが、使用する光学レンズの数が多く、体積の縮小が困難であるため、レンズが製品の表面から顕著に突出する問題がよくあり、モバイル製品の薄型化に影響を及ぼしその美観設計を妨げ、レンズ内部素子の簡素化の重要性が重要になっている。
このため、赤外光を遮断することで、画像の色の歪みを避け、またレンズの小型化に有利であり、これによりモバイル製品の薄型化の傾向に符合し、且つマルチ光学レンズに適用されるレンズが使用素子の数の減少に有利であり、薄型化及び高画質の要求を満たすことに寄与するという赤外光遮断の技術を如何に改善するかは、関連業者の目標となっている。
本発明によると、物体側から像側へ、プラスチック材料で製造され且つプラスチック材料に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分を含み、屈折力を有し、その物体側表面及び像側表面の少なくとも一方の表面が非球面である少なくとも1つの光学レンズを含み、長波長吸収成分を含む光学レンズは、波長650nm〜700nmでの平均透過率をT6570とし、波長400nm〜650nmでの平均透過率をT4065とすると、T6570≦50%、及び、50%≦T4065の条件を満たす光学撮像レンズを提供する。
本発明によると、前記光学撮像レンズと、光学撮像レンズの撮像面に設けられる電子受光素子と、を含む画像取込装置を更に提供する。
本発明によると、車両用撮影装置である電子装置において、前記画像取込装置を含む電子装置を更に提供する。
本発明によると、モバイルデバイスである電子装置において、前記画像取込装置を含む電子装置を別に提供する。
本発明によると、前記光学撮像レンズのような光学レンズを製造するプラスチック材料において、前記プラスチック材料で製造された光学レンズは、波長400nm〜500nmでの平均透過率をT4050とし、波長500nm〜580nmでの平均透過率をT5058とし、波長580nm〜700nmでの平均透過率をT5870とすると、50%≦T4050、50%≦T5058、及び、10%≦T5870の条件を満たすプラスチック材料を提供する。
T6570及びT4065が上記の条件を満たす場合、長波長光線の吸収に有利であり、且つ収差を減少して及び画質を向上させることができる。
T4050、T5058及びT5870が上記の条件を満たす場合、青色可視光、緑色可視光及び可視赤色光と電子受光素子との最適な応答の維持に有利であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いの低減に有利である。
下記図面の説明は、本発明の前記、他の目的、特徴、メリット及び実施例をより分かりやすくするためのものである。
本発明の第1実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第2実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第3実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第4実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第5実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第6実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第7実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第8実施形態による画像取込装置を示す模式図である。 本発明の第9実施形態による電子装置を示す模式図である。 本発明の第10実施形態による電子装置を示す模式図である。 本発明の実施例1による透過率(Transmission)と波長(Wavelength)との関係図を示す。 本発明の実施例2による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例3による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例4による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例5による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例6による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例7による透過率と波長との関係図を示す。 本発明の実施例8による透過率と波長との関係図を示す。 比較例1による透過率と波長との関係図を示す。 比較例2による透過率と波長との関係図を示す。 比較例3による透過率と波長との関係図を示す。
本発明は、物体側から像側へ、少なくとも1つの光学レンズを含む光学撮像レンズを提供する。これにより、フォーカスして画像を形成するように、集光を効果的に達成する。
前記光学レンズは、プラスチック材料で製造され且つプラスチック材料に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分を含み、屈折力を有し、その物体側表面及び像側表面の少なくとも一方の表面が非球面である。これにより、必要に応じて光学レンズの表面タイプを設計することができ、収差の発生を効果的に減少して画質を向上させ、非球面が小型化の設計要求を満たすことができ、適切なプラスチック材料を選択することは量産の目的を満たすことができ、長波長光線の吸収に有利であり、長波長光線が電子受光素子によって受光されることによるイメージングの色ずれ問題を避け、画像を人間の目に見える色に近くすることができる。
なお、光学撮像レンズの少なくとも一方の光学レンズそのものが長波長光線に対する吸収能力を持ち、光学撮像レンズに追加の赤外線遮断フィルターを搭載する必要がないため、光学撮像レンズにおける使用部品数の減少に有利であり、光学撮像レンズがさらなる小型化の効果を達成させて、薄型化を要求する電子製品の搭載に有利であり、且つマルチ光学レンズによるレンズへの適用に有利であり、薄型化及び高画質の要求を満たすようにする。
更に、本発明の長波長吸収成分は、レンズコーティング技術で光学レンズに長波長光線に対する吸収能力を与えるものではなく、光学レンズのプラスチック材料に均一に混合されるため、レンズコーティング技術の製造コストが高すぎ、また技術難度が高すぎる欠点を避けることができ、コストを低減して、製造の歩留まりを向上させることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、T6570≦50%、及び50%≦T4065の条件を満たしてよい。これにより、本発明の光学撮像レンズは、必要に応じて光学レンズの表面タイプを設計することができ、収差の発生を効果的に減少して画質を向上させ、非球面が小型化の設計要求を満たしてよい。
更に、適切なプラスチック材料を選択することは量産の目的を満たすことができ、長波長光線の吸収に有利であり、長波長光線が電子受光素子によって受光されることによるイメージングの色ずれ問題を避け、画像を人間の目に見える色に近くすることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminであり、1.0<TKmax/TKmin≦2.0の条件を満たしてよい。これにより、本発明の光学レンズは、長波長光線の吸収に有利であり、長波長光線が電子受光素子によって受光されることによる撮像の色ずれ問題を避け、画像を人間の目に見える色に近くすることができる。
なお、光学撮像レンズの少なくとも一方の光学レンズそのものが長波長光線に対する吸収能力を持ち、光学撮像レンズに追加の赤外線遮断フィルターを搭載する必要がないため、光学撮像レンズにおける使用部品数の減少に有利であり、光学撮像レンズがさらなる小型化の効果を達成させて、薄型化を要求する電子製品の搭載に有利であり、且つマルチ光学レンズによるレンズへの適用に有利であり、薄型化及び高画質の要求を満たすようにする。
更に、本発明の長波長吸収成分は、レンズコーティング技術で光学レンズに長波長光線に対する吸収能力を与えるものではなく、光学レンズのプラスチック材料に均一に混合されるため、レンズコーティング技術の製造コストが高すぎ、また技術難度が高すぎる欠点を避けることができ、コストを低減して、製造の歩留まりを向上させることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分は、有機化合物であってよい。これにより、光学レンズの透明度の維持に寄与する。前記長波長吸収成分とは、長波長光線を吸収することができる物質であり、具体的に、長波長吸収成分を含む光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
好ましくは、長波長吸収成分を含む光学レンズは、700nm〜1400nmでの最小透過率が75%より小さい。
より好ましくは、長波長吸収成分を含む光学レンズは、630nm〜850nmでの最小透過率が75%より小さい。
またより好ましくは、長波長吸収成分を含む光学レンズは、700nm〜850nmでの最小透過率が75%より小さい。
より具体的に、長波長吸収成分とは、その最大光吸収ピークが630nm〜1000nmの波長範囲であり、400nm〜629nm波長範囲の光線に対して低い吸収率を有するものである。好ましくは、長波長吸収成分の最大光吸収ピークが650nm〜850nmの波長範囲である。例えば、長波長吸収成分は、シアニン色素(cyanine dyes;Cy dyes)のようなシアニン誘導体(cyanine derivatives)、インドシアニン色素(indocyanine dyes)のようなインドシアニン誘導体(indocyanine derivatives)、フタロシアニン染料(phthalocyanine dyes)のようなフタロシアニン誘導体(phthalocyanine derivatives)、ナフタロシアニン染料(naphthalocyanine dyes)のようなナフタロシアニン誘導体(naphthalocyanine derivatives)、フタロシアニン誘導体の金属錯体(metal complex of phthalocyanine derivatives)、ナフタロシアニン誘導体の金属錯体(metal complex of naphthalocyanine derivatives)、ジチオレン誘導体の金属錯体(metal complex of dithiolene derivatives)、キノン染料(quinone dyes)のようなキノン誘導体(quinone derivatives)、アントラキノン染料(anthraquinone dyes)のようなアントラキノン誘導体(anthraquinone derivatives)、ナフトキノン染料(naphthoquinone dyes)のようなナフトキノン誘導体(naphthoquinone derivatives)、アゾ染料(azo dyes)のようなアゾ誘導体(azo derivatives)、ポルフィリン染料(porphyrin dyes)のようなポルフィリン誘導体(porphyrin derivatives)、イソポルフィリン染料(isoporphyrin dyes)のようなイソポルフィリン誘導体(isoporphyrin derivatives)、コロール染料(corrole dyes)のようなコロール誘導体(corrole derivatives)、スクアライン染料(squaraine dyes)のようなスクアライン誘導体(squaraine derivatives)、スクワリリウム染料(squarylium dyes)のようなスクワリリウム誘導体(squarylium derivatives)、二フッ化ホウ素ジピロメテン染料(boron difluoride dipyrromethene dyes)のような二フッ化ホウ素ジピロメテン類化合物(boron difluoride dipyrromethenes)、ジイモニウム染料(diimmonium dyes)のようなジイモニウム誘導体(diimmonium derivatives)又はメチレンブルー染料(methylene blue dyes)のようなメチレンブルー誘導体(methylene blue derivatives)であるが、これらに制限されなく、シアニン色素はCy5、Cy5.5又はCy7であってよい。
市販の長波長吸収成分は、Epolin製の名称がEpolight 5262、Epolight 5839、Epolight 6661、Epolight 6158、Epolight 6084、Epolight 6698、Epolight 6818、Epolight 4101、Epolight 4037、Epolight 9151、Epolight 3079、Epolight 3036、Epolight 4016、Epolight 3030、Epolight 4159の物質であってよいが、これらに制限されない。
Adam Gates & Company製の名称がIR Dye 9658、IR Dye 9669、IR Dye 9678、IR Dye 9684、IR Dye 6085、IR Dye 6084、IR Dye 9692、IR Dye 9711、IR Dye 5739、IR Dye 9740、IR Dye 7151、IR Dye 7154、IR Dye 9772、IR Dye 9645、IR Dye 9579、IR Dye 9158、IR Dye 7036、IR Dye 9775、IR Dye 9784、IR Dye 2630、IR Dye 5159、IR Dye 9798又はIR Dye 5803の物質であってよいが、これらに制限されない。
Exciton製の名称がABS 642、ABS 643、ABS 647、ABS 654、ABS 658、ABS 659、ABS 665、ABS 667、ABS 668、ABS 670T、ABS 674、ABS 691、ABS 694、IRA 677、IRA 693N、IRA 705、IRA 732、IRA 735、IRA 764、IRA 788、IRA 800又はNP 800の物質であってよいが、これらに制限されない。
Molecular Probes製の名称がAlexa Fluor 633、Alexa Fluor 647、Alexa Fluor 660、Alexa Fluor 680、Alexa Fluor 700又はAlexa Fluor 750の物質であってよいが、これらに制限されない。
Li−Cor製の名称がIRDye 650、IRDye 680RD、IRDye 680LT、IRDye 700、IRDye 700DX、IRDye 750、IRDye 800、IRDye 800RS、IRDye 800CW、IRDye 9711又はIRDye 9740の物質又は上記長波長吸収成分の類似物であってよいが、これらに制限されない。なお、前記長波長吸収成分は、単独に使用し、又は2種以上のものを併用することができる。
本発明の光学撮像レンズによると、物体側に最も近い光学レンズは、正の屈折力を有してよい。これにより、光学撮像レンズは、集光に必要な屈折力を提供することができ、且つ小型化に寄与することができる。
本発明の光学撮像レンズによると、物体側に最も近い光学レンズは負の屈折力を有してよい。これにより、光学視野角を十分に拡大し、画像取込みの範囲を増加することができる。
本発明の光学撮像レンズによると、プラスチック材料は、非晶質ポリマー(amorphous polymer)であってよく、且つ波長範囲が400nm〜629nmの可視光に対して透過性を有し、即ち400nm〜629nmでの透過率が少なくとも75%であり、且つ熱可塑性ポリマーであってよく、光学レンズ成形の効率及び歩留まりの向上に寄与する。また、プラスチック材料の主成分はポリカーボネート(polycarbonate;PC)であってよく、光学レンズの製造安定性及び成形精度の向上に寄与することができる。具体的に、プラスチック材料は、ポリカーボネート、シクロクレイ共重合体(cyclo olefin coplymer;COC)、シクロオレフィンポリマー(cyclo olefin polymer;COP)又はその混合物であってよいが、これらに制限されない。これにより、適切なプラスチック材料は、光学レンズの製造安定性及び成形精度の向上に寄与する。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、射出成形技術で製造されてよい。これにより、光学レンズの製造効率を向上させることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、75%≦T4065の条件を満たしてよい。これにより、可視光と電子受光素子との最適な応答の維持に有利であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いを低減させる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、T6570≦30%の条件を満たしてよい。これにより、画像は赤みがかっている問題を減少することに寄与する。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、30%≦T7075の条件を満たしてよい。これにより、画像は赤みがかっている欠陥を更に避けることができる。或いは、50%≦T7075の条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、物体側表面及び像側表面の少なくとも一方の表面が波長が700nm以上の光線を吸収する能力を持つコーティングを含み、且つ波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、T7075≦35%の条件を満たしてよい。これにより、イメージングの色ずれ問題を避けるように、赤外線を効果的に吸収することができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸での厚さがCTaであり、CTa≦1.00mmの条件を満たしてよい。これにより、最適な厚さ設計の光学レンズはまた安定した長波長吸収効果を維持することができ、フィルター効果及び画質安定性を確保することができる。
或いは、0.10mm≦CTa≦1.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.15mm≦CTa≦0.80mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.20mm≦CTa≦0.50mmの条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計はsumCTaであり、0.10mm≦sumCTa≦20.0mmの条件を満たしてよい。これにより、光学撮像レンズの小型化と長波長吸収効果の強化とのバランスを取る。
或いは、0.10mm≦sumCTa≦15.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.10mm≦sumCTa≦10.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.15mm≦sumCTa≦5.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.15mm≦sumCTa≦2.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.20mm≦sumCTa≦1.00mmの条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、プラスチック材料のガラス転移温度はTgであり、131℃≦Tg≦165℃の条件を満たしてよい。これにより、光学レンズの射出成形の歩留まり及び効率を向上させることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズの透過率はTであり、90%≦Tの条件を満たしてよい。これにより、光束を増加するように、光学レンズに高透過率特性を持たせる。或いは、90%≦T≦93%の条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズのアッベ数はVであり、15.0≦V≦37.5の条件を満たしてよい。これにより、イメージング時に色差の修正に寄与する。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズのヘイズはHzであり、0.3%≦Hz≦0.5%の条件を満たしてよい。これにより、レンズの透明度の向上に有利である。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズの屈折率はNであり、1.6≦Nの条件を満たしてよい。これにより、光学レンズに高屈折率特性を持たせることができ、色差の修正に有利である。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む全ての光学レンズ於光軸における厚さの合計がsumCTaであり、且つ全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTであり、sumCTa/sumCT≦1の条件を満たしてよい。
或いは、sumCTa/sumCT≦0.8の条件を満たしてよい。
或いは、sumCTa/sumCT≦0.4の条件を満たしてよい。
或いは、sumCTa/sumCT≦0.25の条件を満たしてよい。
これにより、本発明の光学撮像レンズは小型化と長波長吸収効果の強化とのバランスを取ることに寄与する。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズの数が、2以上である。これにより、光学撮像レンズは、複数の長波長を吸収可能な光学レンズを含み、長波長光線の吸収効果を効果的に向上させることができる。
本発明の光学撮像レンズによると、少なくとも4枚の光学レンズを含む。これにより、マルチレンズの光学撮像レンズは、画質の向上に寄与し、高画素及び高品質の撮影要求を満たす。或いは、光学レンズは5以上であってよく、且つ少なくとも5枚の光学レンズは屈折力を有する。
或いは、光学レンズの数は6以上であってよく、且つ少なくとも6枚の光学レンズは屈折力を有する。
或いは、光学レンズは7以上であってよく、且つ少なくとも7枚の光学レンズは屈折力を有する。
或いは、光学レンズは8以上であってよく、且つ少なくとも8枚の光学レンズは屈折力を有する。
本発明の光学撮像レンズによると、光学レンズの数は複数であり、長波長吸収成分を含む光学レンズは、上記光学レンズにおける物体側から像側への2番目の光学レンズ又は3番目の光学レンズに位置してよい。具体的に、長波長吸収成分を含む光学レンズは、上記光学レンズにおける物体側から像側への2番目の光学レンズに位置してよい。
或いは、長波長吸収成分を含む光学レンズは上記光学レンズにおける物体側から像側への3番目の光学レンズに位置してもよい。
或いは、長波長吸収成分を含む光学レンズは上記光学レンズにおける物体側から像側への2番目の光学レンズ及び3番目の光学レンズに位置してよい。
これにより、本発明の光学撮像レンズの赤外光吸収効果を確保し、色の歪み及びイメージング干渉を避けるように、赤外光と電子受光素子との応答を効果的に防止することができる。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmaxであり、0.50mm≦Φmax≦60.00mmの条件を満たしてよい。これにより、光学最大有効径の大きさが適切であり、光学撮像レンズの小型化要求を満たすことに役に立ち、且つ小さい光学最大有効径の設計は射出成形の安定性を向上させ及び応力残留現象を減少することができる。
或いは、0.50mm≦Φmax≦50.0mmの条件を満たしてよい。
或いは、0.50mm≦Φmax≦40.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、1.00mm≦Φmax≦30.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、1.00mm≦Φmax≦20.00mmの条件を満たしてよい。
或いは、1.00mm≦Φmax≦10.00mmの条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmaxであり、長波長吸収成分を含む全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTaであり、0.10≦Φmax/sumCTaの条件を満たしてよい。これにより、光学撮像レンズの小型化と長波長吸収効果とのバランスを取ることに役に立ち、且つプラスチック成形の製造性能及び製品品質を向上させる。
或いは、0.50≦Φmax/sumCTa≦20.00の条件を満たしてよい。
或いは、1.00≦Φmax/sumCTa≦10.00の条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。これにより、色の忠実度を維持することができる。
或いは、600nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。
或いは、630nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。
或いは、650nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。
或いは、650nm≦WLT50≦690nmの条件を満たしてよい。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。これにより、赤外光の吸収効果の向上に有利である。
或いは、TIRmin≦20%の条件を満たしてよい。
或いは、TIRmin≦10%の条件を満たしてよい。
或いは、TIRmin≦5%の条件を満たしてよい。
或いは、TIRmin≦1%の条件を満たしてよい。
前記赤外光領域の波長範囲は700nm〜1400nmである。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、50%≦T5870の条件を満たしてよい。これにより、可視赤色光と電子受光素子との最適な応答の維持に有利であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いの低減に有利である。
或いは、60%≦T5870の条件を満たしてよい。
或いは、70%≦T5870の条件を満たしてよい。
或いは、80%≦T5870の条件を満たしてよい。
前記赤色可視光領域の波長範囲は580nm〜700nmである。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、75%≦T5058の条件を満たしてよい。これにより、緑色可視光と電子受光素子との最適な応答の維持に有利であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いの低減に有利である。
或いは、80%≦T5058の条件を満たしてよい。
或いは、90%≦T5058の条件を満たしてよい。
前記緑色可視光領域の波長範囲は500nm〜580nmである。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは青色可視光領域における平均透過率がT4050であり、75%≦T4050の条件を満たしてよい。これにより、青色可視光と電子受光素子との最適な応答の維持に維持であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いの低減に有利である。
或いは、80%≦T4050の条件を満たしてよい。
或いは、90%≦T4050の条件を満たしてよい。
前記青色可視光領域の波長範囲は400nm〜500nmである。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、可視光領域(400nm〜700nm)での平均透過率が好ましくは80%以上であり、より好ましくは85%以上である。
本発明の光学撮像レンズによると、長波長吸収成分を含む光学レンズは、均一にプラスチック材料に混合される少なくとも1つの短波長吸収成分を同時に含んでよい。これにより、短波長光線の吸収に有利であり、光学レンズが悪化する問題を避けることができ、更に光学撮像レンズの耐久性及び画質を向上させることができる。前記短波長吸収成分とは、波長範囲280nm〜400nmの光線の平均透過率を50%より小さくさせることができる物質である。
例えば、短波長吸収成分は、BASF chemical Co. Ltd.製の名称がTinuvin 326、Tinuvin 477又はTinuvin Carboprotectの物質であってよいが、これに制限されない。
本発明は、前記光学撮像レンズと、光学撮像レンズの撮像面に設けられる電子受光素子と、を含む画像取込装置を提供する。光学撮像レンズの少なくとも一方の光学レンズは、少なくとも1つの長波長吸収成分を含むことで、光学撮像レンズにおける使用部品数の減少に有利であり、画像取込装置に更なる小型化の効果を達到させて、モバイル製品の搭載に有利であり、且つコストを低減させ、製造の歩留まりを向上させることができる。好ましくは、画像取込装置は、鏡筒(Barrel Member)、支持装置(Holder Member)又はその組み合わせを更に含んでよい。
本発明は、車両用撮影装置又はモバイルデバイスであってよく、前記画像取込装置を含む電子装置を提供する。これにより、光学撮像レンズにおける使用部品数の減少に有利であり、電子装置に更なる小型化効果を達到させ、且つコストを低減させ、製造の歩留まりを向上させることができる。好ましくは、電子装置は制御ユニット(Control Unit)、表示ユニット(Display)、記憶ユニット(Storage Unit)、一時記憶ユニット(RAM)又はその組み合わせを更に含んでよい。
本発明は、前記光学撮像レンズのような光学レンズを製造するプラスチック材料において、波長400nm〜500nmでの平均透過率がT4050であり、波長500nm〜580nmでの平均透過率がT5058であり、波長580nm〜700nmでの平均透過率がT5870であり、50%≦T4050、50%≦T5058、10%≦T5870の条件を満たしてよいプラスチック材料を提供する。これにより、青色可視光、緑色可視光及び可視赤色光と電子受光素子との最適な応答に有利であり、色忠実度の維持及び色ずれの度合いの低減に有利である。
上記の説明によると、以下で、添付図面に合わせて、具体的な実施形態及び実施例を詳細的に説明する。
<第1実施形態>
図1を参照されたい。図1は、本発明の第1実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図1から分かるように、第1実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子192と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ110及び撮像面191を含み、電子受光素子192が光学撮像レンズの撮像面191に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ110は、正の屈折力を有し、その物体側表面111の光軸近傍が凸面であり、その像側表面112の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面111及び像側表面112の両方は非球面である。第1光学レンズ110は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第1光学レンズ110は、光軸上の厚さがCT1であり、且つCT1=1.41mmであり、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第1光学レンズ110は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第1光学レンズ110は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第1実施形態の光学撮像レンズにおいて、第1光学レンズ110は、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。TKmax=1.41mm、TKmin=0.81mm、及びTKmax/TKmin=1.74の条件を満たしてよい。
第1実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズ(即ち第1光学レンズ110)は、光軸における厚さの合計がsumCTa(第1実施形態において、sumCTaは第1光学レンズ110の光軸における厚さCT1に等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第1実施形態において、sumCTは第1光学レンズ110の光軸における厚さCT1に等しい)である。光学最大有効径の最大値がΦmax(第1実施形態において、Φmaxは第1光学レンズ110の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=1.41mm;sumCT=1.41mm;Φmax=3.72mm;sumCTa/sumCT=1.00;及びΦmax/sumCTa=2.64を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
第1光学レンズ110において、点散らし箇所は長波長吸収成分を示し、空白箇所はプラスチック材料を示し、例示的なものだけであり、点の大きさ及び分布は特別な意図がなく、例えば、長波長吸収成分の粒径、濃度又は種類を示すためのものではなく、ここでまず叙述する。なお、下記の各実施形態は何れも同様であり、再び説明しない。
<第2実施形態>
図2を参照されたい。図2は、本発明の第2実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図2から分かるように、第2実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子292と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ210、第2光学レンズ220及び撮像面291を含み、電子受光素子292が光学撮像レンズの撮像面291に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ210は、正の屈折力を有し、その物体側表面211の光軸近傍が凸面であり、その像側表面212の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面211及び像側表面212の両方は非球面である。第1光学レンズ210は、光軸上の厚さがCT1であり、且つCT1=0.23mmである。
第2光学レンズ220は、負の屈折力を有し、その物体側表面221の光軸近傍が凸面であり、その像側表面222の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面221及び像側表面222の両方は非球面である。第2光学レンズ220は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第2光学レンズ220は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.43mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ220は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ220は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第2実施形態の光学撮像レンズにおいて、第2光学レンズ220は、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。TKmax=0.43mm、TKmin=0.29mm、及びTKmax/TKmin=1.48の条件を満たしてよい。
第2実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズ(即ち第2光学レンズ220)は、光軸における厚さの合計がsumCTa(第2実施形態において、sumCTaは第2光学レンズ220の光軸における厚さCT2に等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第2実施形態において、sumCTは第1光学レンズ210の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ220の光軸における厚さCT2を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第2実施形態において、Φmaxは第2光学レンズ220の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=0.43mm;sumCT=0.66mm;Φmax=1.20mm;sumCTa/sumCT=0.65;及びΦmax/sumCTa=2.78の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第3実施形態>
図3を参照されたい。図3は、本発明の第3実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図3から分かるように、第3実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子392と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ310、第2光学レンズ320、第3光学レンズ330及び撮像面391を含み、電子受光素子392が光学撮像レンズの撮像面391に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ310は、正の屈折力を有し、その物体側表面311の光軸近傍が凸面であり、その像側表面312の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面311及び像側表面312の両方は非球面である。第1光学レンズ310は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第1光学レンズ310は、光軸上の厚さがCT1であり、CT1=0.21mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第1光学レンズ310は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第1光学レンズ310は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ320は、負の屈折力を有し、その物体側表面321の光軸近傍が凸面であり、その像側表面322の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面321及び像側表面322の両方は非球面である。第2光学レンズ320は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第2光学レンズ320は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.11mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ320は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ320は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ330は、正の屈折力を有し、その物体側表面331の光軸近傍が凸面であり、その像側表面332の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面331及び像側表面332の両方は非球面である。第3光学レンズ330は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第3光学レンズ330は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=0.34mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ330は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ330は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第1光学レンズ310は、TKmax=0.21mm、TKmin=0.11mm、及びTKmax/TKmin=1.91の条件を満たし、第2光学レンズ320はTKmax=0.17mm、TKmin=0.11mm、及びTKmax/TKmin=1.55の条件を満たし、及び、第3光学レンズ330は、TKmax=0.34mm、TKmin=0.20mm、及びTKmax/TKmin=1.70の条件を満たす。
第3実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第3実施形態において、sumCTaは第1光学レンズ310の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ320の光軸における厚さCT2及び第3光学レンズ330の光軸における厚さCT3を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第3実施形態において、sumCTは第1光学レンズ310の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ320の光軸における厚さCT2及び第3光学レンズ330の光軸における厚さCT3を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第3実施形態において、Φmaxは第3光学レンズ330の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=0.67mm;sumCT=0.67mm;Φmax=1.54mm;sumCTa/sumCT=1.00;及びΦmax/sumCTa=2.29の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第4実施形態>
図4を参照されたい。図4は、本発明の第4実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図4から分かるように、第4実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子492と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ410、第2光学レンズ420、第3光学レンズ430、第4光学レンズ440及び撮像面491を含み、電子受光素子492が光学撮像レンズの撮像面491に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ410は、正の屈折力を有し、その物体側表面411の光軸近傍が凸面であり、その像側表面412の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面411及び像側表面412の両方は非球面である。第1光学レンズ410は、光軸上の厚さがCT1であり、且つCT1=0.54mmである。
第2光学レンズ420は、負の屈折力を有し、その物体側表面421の光軸近傍が凸面であり、その像側表面422の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面421及び像側表面422の両方は非球面である。第2光学レンズ420は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ物体側端から像側端への2番目の位置に位置する。
第2光学レンズ420は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.38mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ420は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ420は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ430は、正の屈折力を有し、その物体側表面431の光軸近傍が凸面であり、その像側表面432の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面431及び像側表面432の両方は非球面である。第3光学レンズ430は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第3光学レンズ430は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=0.49mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ430は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ430は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ440は、負の屈折力を有し、その物体側表面441の光軸近傍が凸面であり、その像側表面442の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面441及び像側表面442の両方は非球面である。第4光学レンズ440は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第4光学レンズ440は、光軸上の厚さがCT4であり、CT4=0.32mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第4光学レンズ440は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ440は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第2光学レンズ420はTKmax=0.57mm、TKmin=0.38mm、及びTKmax/TKmin=1.50の条件を満たし、第3光学レンズ430は、TKmax=0.49mm、TKmin=0.23mm、及びTKmax/TKmin=2.13の条件を満たし、及び、第4光学レンズ440はTKmax=0.66mm、TKmin=0.32mm、及びTKmax/TKmin=2.06の条件を満たす。
第4実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第4実施形態において、sumCTaは第2光学レンズ430の光軸における厚さCT2に第3光学レンズ430の光軸における厚さCT3及び第4光学レンズ440の光軸における厚さCT4を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第4実施形態において、sumCTは第1光学レンズ410の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ420の光軸における厚さCT2に第3光学レンズ430の光軸における厚さCT3及び第4光学レンズ440の光軸における厚さCT4を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第4実施形態において、Φmaxは第4光学レンズ440の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=1.19mm;sumCT=1.73mm;Φmax=4.58mm;sumCTa/sumCT=0.69;及びΦmax/sumCTa=3.85の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第5実施形態>
図5を参照されたい。図5は、本発明の第5実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図5から分かるように、第5実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子592と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ510、第2光学レンズ520、第3光学レンズ530、第4光学レンズ540、第5光学レンズ550及び撮像面591を含み、電子受光素子592が光学撮像レンズの撮像面591に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ510は、正の屈折力を有し、その物体側表面511の光軸近傍が凸面であり、その像側表面512の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面511及び像側表面512の両方は非球面である。第1光学レンズ510は、光軸上の厚さがCT1であり、且つCT1=1.37mmである。
第2光学レンズ520は、負の屈折力を有し、その物体側表面521の光軸近傍が凸面であり、その像側表面522の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面521及び像側表面522の両方は非球面である。第2光学レンズ520は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ物体側端から像側端への2番目の位置に位置する。
第2光学レンズ520は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.57mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ520は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ520は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ530は、負の屈折力を有し、その物体側表面531の光軸近傍が凸面であり、その像側表面532の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面531及び像側表面532の両方は非球面である。第3光学レンズ530は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ第3光学レンズ530は物体側端から像側端への3番目の位置に位置する。
第3光学レンズ530は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=0.80mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ530は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ530は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ540は、正の屈折力を有し、その物体側表面541の光軸近傍が凸面であり、その像側表面542の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面541及び像側表面542の両方は非球面である。第4光学レンズ540は、光軸上の厚さがCT4であり、且つCT4=1.96mmである。
第5光学レンズ550は、負の屈折力を有し、その物体側表面551の光軸近傍が凸面であり、その像側表面552の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面551及び像側表面552の両方は非球面である。第5光学レンズ550は、光軸上の厚さがCT5であり、且つCT5=1.08mmである。
第5実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第2光学レンズ520は、TKmax=0.81mm、TKmin=0.57mm、及びTKmax/TKmin=1.42の条件を満たし、及び、第3光学レンズ530はTKmax=1.07mm、TKmin=0.80mm、及びTKmax/TKmin=1.34の条件を満たす。
第5実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第5実施形態において、sumCTaは第2光学レンズ520の光軸における厚さCT2に第3光学レンズ530の光軸における厚さCT3を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第5実施形態において、sumCTは第1光学レンズ510の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ520の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ530の光軸における厚さCT3、第4光学レンズ540の光軸における厚さCT4及び第5光学レンズ550の光軸における厚さCT5を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第5実施形態において、Φmaxは第3光学レンズ530の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=1.37mm;sumCT=5.77mm;Φmax=5.30mm;sumCTa/sumCT=0.24;及びΦmax/sumCTa=3.88の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第6実施形態>
図6を参照されたい。図6は、本発明の第6実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図6から分かるように、第6実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子692と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ610、第2光学レンズ620、第3光学レンズ630、第4光学レンズ640、第5光学レンズ650、第6光学レンズ660及び撮像面691を含み、電子受光素子692が光学撮像レンズの撮像面691に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ610は、正の屈折力を有し、その物体側表面611の光軸近傍が凸面であり、その像側表面612の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面611及び像側表面612の両方は非球面である。第1光学レンズ610は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第1光学レンズ610は、光軸上の厚さがCT1であり、CT1=0.57mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第1光学レンズ610は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第1光学レンズ610は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ620は、負の屈折力を有し、その物体側表面621の光軸近傍が凸面であり、その像側表面622の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面621及び像側表面622の両方は非球面である。第2光学レンズ620は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ物体側端から像側端への2番目の位置に位置する。
第2光学レンズ620は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.22mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ620は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ620は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ630は、正の屈折力を有し、その物体側表面631の光軸近傍が凸面であり、その像側表面632の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面631及び像側表面632の両方は非球面である。第3光学レンズ630は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ第3光学レンズ630は物体側端から像側端への3番目の位置に位置する。
第3光学レンズ630は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=0.47mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ630は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ630は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ640は、負の屈折力を有し、その物体側表面641の光軸近傍が凸面であり、その像側表面642の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面641及び像側表面642の両方は非球面である。第4光学レンズ640は、光軸上の厚さがCT4であり、且つCT4=0.30mmである。
第5光学レンズ650は、正の屈折力を有し、その物体側表面651の光軸近傍が凸面であり、その像側表面652の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面651及び像側表面652の両方は非球面である。第5光学レンズ650は、光軸上の厚さがCT5であり、且つCT5=0.34mmである。
第6光学レンズ660は、負の屈折力を有し、その物体側表面661の光軸近傍が凸面であり、その像側表面662の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面661及び像側表面662の両方は非球面である。第6光学レンズ660は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第6光学レンズ660は、光軸上の厚さがCT6であり、CT6=0.35mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第6光学レンズ660は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第6光学レンズ660は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第6実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第1光学レンズ610は、TKmax=0.57mm、TKmin=0.28mm、及びTKmax/TKmin=2.04の条件を満たし、第2光学レンズ620は、TKmax=0.38mm、TKmin=0.22mm、及びTKmax/TKmin=1.73の条件を満たし、第3光学レンズ630は、TKmax=0.47mm、TKmin=0.25mm、及びTKmax/TKmin=1.88の条件を満たし、及び、第6光学レンズ660は、TKmax=0.81mm、TKmin=0.35mm、及びTKmax/TKmin=2.31の条件を満たす。
第6実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第6実施形態において、sumCTaは第1光学レンズ610の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ620の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ630の光軸における厚さCT3及び第6光学レンズ660の光軸における厚さCT6を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第6実施形態において、sumCTは第1光学レンズ610の光軸における厚さCT1に、第2光学レンズ620の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ630の光軸における厚さCT3、第4光学レンズ440の光軸における厚さCT4、第5光学レンズ650の光軸における厚さCT5及び第6光学レンズ660の光軸における厚さCT6を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第6実施形態において、Φmaxは第6光学レンズ660の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=1.61mm;sumCT=2.25mm;Φmax=5.12mm;sumCTa/sumCT=0.72;及びΦmax/sumCTa=3.18の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第7実施形態>
図7を参照されたい。図7は、本発明の第7実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図7から分かるように、第7実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子792と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ710、第2光学レンズ720、第3光学レンズ730、第4光学レンズ740、第5光学レンズ750、第6光学レンズ760、第7光学レンズ770及び撮像面791を含み、電子受光素子792が光学撮像レンズの撮像面791に設けられ、光学撮像レンズは別途に絞り(図示せず)等のその他の素子を選択的に含んでよい。その他の素子については、本発明の重点ではないので、ここで詳細的に説明しない。
第1光学レンズ710は、正の屈折力を有し、その物体側表面711の光軸近傍が凸面であり、その像側表面712の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面711及び像側表面712の両方は非球面である。第1光学レンズ710は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第1光学レンズ710は、光軸上の厚さがCT1であり、CT1=0.77mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第1光学レンズ710は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第1光学レンズ710は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ720は、負の屈折力を有し、その物体側表面721の光軸近傍が凸面であり、その像側表面722の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面721及び像側表面722の両方は非球面である。第2光学レンズ720は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ物体側端から像側端への2番目の位置に位置する。
第2光学レンズ720は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.37mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ720は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ720は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ730は、負の屈折力を有し、その物体側表面731の光軸近傍が凸面であり、その像側表面732の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面731及び像側表面732の両方は非球面である。第3光学レンズ730は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ第3光学レンズ730は物体側端から像側端への3番目の位置に位置する。
第3光学レンズ730は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=0.25mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ730は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ730は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ740は、正の屈折力を有し、その物体側表面741の光軸近傍が凸面であり、その像側表面742の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面741及び像側表面742の両方は非球面である。第4光学レンズ740は、光軸上の厚さがCT4であり、且つCT4=0.25mmである。
第5光学レンズ750は、負の屈折力を有し、その物体側表面751の光軸近傍が凸面であり、その像側表面752の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面751及び像側表面752の両方は非球面である。第5光学レンズ750は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第5光学レンズ750は、光軸上の厚さがCT5であり、CT5=0.41mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、750nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第5光学レンズ750は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第5光学レンズ750は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第6光学レンズ760は、正の屈折力を有し、その物体側表面761の光軸近傍が凸面であり、その像側表面762の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面761及び像側表面762の両方は非球面である。第6光学レンズ760は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第6光学レンズ760は、光軸上の厚さがCT6であり、CT6=1.29mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第6光学レンズ760は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第6光学レンズ760は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第7光学レンズ770は、負の屈折力を有し、その物体側表面771の光軸近傍が凸面であり、その像側表面772の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面771及び像側表面772の両方は非球面である。第7光学レンズ770は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第7光学レンズ770は、光軸上の厚さがCT7であり、CT7=0.82mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第7光学レンズ770は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第7光学レンズ770は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第7実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第1光学レンズ710は、TKmax=0.77mm、TKmin=0.37mm、及びTKmax/TKmin=2.08の条件を満たし、第2光学レンズ720は、TKmax=0.49mm、TKmin=0.37mm、及びTKmax/TKmin=1.32の条件を満たし、第3光学レンズ730は、TKmax=0.46mm、TKmin=0.25mm、及びTKmax/TKmin=1.84の条件を満たし、第5光学レンズ750は、TKmax=0.70mm、TKmin=0.41mm、及びTKmax/TKmin=1.71の条件を満たし、第6光学レンズ760は、TKmax=1.29mm、TKmin=0.51mm、及びTKmax/TKmin=2.53の条件を満たし、及び第7光学レンズ770は、TKmax=2.59mm、TKmin=0.82mm、及びTKmax/TKmin=3.16の条件を満たす。
第7実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第7実施形態において、sumCTaは第1光学レンズ710の光軸における厚さCT1に、第2光学レンズ720の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ730の光軸における厚さCT3、第5光学レンズ750の光軸における厚さCT5、第6光学レンズ760の光軸における厚さCT6及び第7光学レンズ770の光軸における厚さCT7を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第7実施形態において、sumCTは第1光学レンズ710の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ720の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ730の光軸における厚さCT3、第4光学レンズ740の光軸における厚さCT4、第5光学レンズ750の光軸における厚さCT5、第6光学レンズ760の光軸における厚さCT6及び第7光学レンズ760の光軸における厚さCT7を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第7実施形態において、Φmaxは第7光学レンズ770の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=3.09mm;sumCT=4.15mm;Φmax=8.94mm;sumCTa/sumCT=0.74;及びΦmax/sumCTa=2.90の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
<第8実施形態>
図8を参照されたい。図8は、本発明の第8実施形態による画像取込装置を示す模式図である。図8から分かるように、第8実施形態の画像取込装置は、光学撮像レンズ(別途に表示しない)と、電子受光素子892と、を含む。光学撮像レンズは、物体側から像側へ、順次に第1光学レンズ810、第2光学レンズ820、第3光学レンズ830、絞り800、第4光学レンズ840、第5光学レンズ850、第6光学レンズ860、第7光学レンズ870、第8光学レンズ880及び撮像面891を含み、電子受光素子892が光学撮像レンズの撮像面891に設けられる。
第1光学レンズ810は、負の屈折力を有し、その物体側表面811の光軸近傍が凸面であり、その像側表面812の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面811及び像側表面812は何れも球面である。第1光学レンズ810は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第1光学レンズ810は、光軸上の厚さがCT1であり、CT1=0.72mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第1光学レンズ810は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第1光学レンズ810は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ820は、負の屈折力を有し、その物体側表面821の光軸近傍が凸面であり、その像側表面822の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面821及び像側表面822は何れも球面である。第2光学レンズ820は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ物体側端から像側端への2番目の位置に位置する。
第2光学レンズ820は、光軸上の厚さがCT2であり、CT2=0.54mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第2光学レンズ820は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第2光学レンズ820は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ830は、正の屈折力を有し、その物体側表面831の光軸近傍が凸面であり、その像側表面832の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面831及び像側表面832の両方は非球面である。第3光学レンズ830は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含み、且つ第3光学レンズ830は物体側端から像側端への3番目の位置に位置する。
第3光学レンズ830は、光軸上の厚さがCT3であり、CT3=2.50mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第3光学レンズ830は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第3光学レンズ830は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ840は、正の屈折力を有し、その物体側表面841の光軸近傍が凸面であり、その像側表面842の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面841及び像側表面842は何れも球面である。第4光学レンズ840は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第4光学レンズ840は、光軸上の厚さがCT4であり、CT4=2.50mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第4光学レンズ840は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第4光学レンズ840は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第5光学レンズ850は、負の屈折力を有し、その物体側表面851の光軸近傍が凸面であり、その像側表面852の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面851及び像側表面852の両方は非球面である。第5光学レンズ850は、光軸上の厚さがCT5であり、且つCT5=0.54mmである。
第6光学レンズ860は、正の屈折力を有し、その物体側表面861の光軸近傍が凸面であり、その像側表面862の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面861及び像側表面862は何れも球面である。第6光学レンズ860は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第6光学レンズ860は、光軸上の厚さがCT6であり、CT6=2.64mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第6光学レンズ860は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第6光学レンズ860は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第7光学レンズ870は、正の屈折力を有し、その物体側表面871の光軸近傍が凸面であり、その像側表面872の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面871及び像側表面872は何れも球面である。第7光学レンズ870は、光軸上の厚さがCT7であり、且つCT7=1.14mmである。
第8光学レンズ880は、負の屈折力を有し、その物体側表面881の光軸近傍が凸面であり、その像側表面882の光軸近傍が凸面であり、且つその物体側表面881及び像側表面882は何れも球面である。第8光学レンズ880は、プラスチック材料で製造され、且つプラスチック材料(別途に表示しない)に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分(別途に表示しない)を含む。
第8光学レンズ880は、光軸上の厚さがCT8であり、CT8=0.72mmの条件を満たし、50%透過率の波長がWLT50であり、550nm≦WLT50≦700nmの条件を満たしてよい。第8光学レンズ880は、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、TIRmin≦30%の条件を満たしてよい。
第8光学レンズ880は、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050である。30%≦T7075;T6570≦50%;50%≦T4065;50%≦T5870;75%≦T5058;及び75%≦T4050の条件を満たしてよい。
第8実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、最大厚さがTKmaxであり、最小厚さがTKminである。第1光学レンズ810は、TKmax=1.57mm、TKmin=0.72mm、及びTKmax/TKmin=2.18の条件を満たし、第2光学レンズ820は、TKmax=0.81mm、TKmin=0.54mm、及びTKmax/TKmin=1.50の条件を満たし、第3光学レンズ830は、TKmax=2.50mm、TKmin=2.39mm、及びTKmax/TKmin=1.05の条件を満たし、第4光学レンズ840は、TKmax=2.50mm、TKmin=1.49mm、及びTKmax/TKmin=1.68の条件を満たし、第6光学レンズ860は、TKmax=2.64mm、TKmin=1.67mm、及びTKmax/TKmin=1.58の条件を満たし、及び、第8光学レンズ880は、TKmax=0.72mm、TKmin=0.63mm、及びTKmax/TKmin=1.14の条件を満たす。
第8実施形態の光学撮像レンズにおいて、長波長吸収成分を含む光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCTa(第8実施形態において、sumCTaは第1光学レンズ810の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ820の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ830の光軸における厚さCT3、第4光学レンズ840の光軸における厚さCT4、第6光学レンズ860の光軸における厚さCT6及び第8光学レンズ880の光軸における厚さCT8を足すものに等しい)である。全ての光学レンズは、光軸における厚さの合計がsumCT(第6実施形態において、sumCTは第1光学レンズ810の光軸における厚さCT1に第2光学レンズ820の光軸における厚さCT2、第3光学レンズ830の光軸における厚さCT3、第4光学レンズ840の光軸における厚さCT4、第5光学レンズ850の光軸における厚さCT5、第6光学レンズ860の光軸における厚さCT6、第7光学レンズ870の光軸における厚さCT7及び第8光学レンズ880の光軸における厚さCT8を足すものに等しい)である。長波長吸収成分を含む光学レンズは、光学最大有効径の最大値がΦmax(第8実施形態において、Φmaxは第1光学レンズ810の光学最大有効径に等しい)である。sumCTa=9.61mm;sumCT=11.29mm;Φmax=5.52mm;sumCTa/sumCT=0.85;及びΦmax/sumCTa=0.57の条件を満たす。
プラスチック材料及び長波長吸収成分の細部については、ここでは詳細に説明しない。前文を参照されたい。
第1実施形態〜第8実施形態から分かるように、光学撮像レンズは、少なくとも1つの片長波長吸収成分を含む光学レンズを含んでよく、これにより、長波長光線を効果的に吸収し、画像色の歪みを避けることができる。なお、光学撮像レンズは、複数枚の光学レンズを含む時に、複数枚の長波長吸収成分を含む光学レンズを含んでもよく、且つ異なる光学レンズに含まれる少なくとも1つの長波長吸収成分は同様であってよく又は異なってもよく、且つ必要な要求に応じて、長波長吸収成分を含む光学レンズの設置位置を調整することができる。
<第9実施形態>
図9は、本発明の第9実施形態による電子装置10を示す模式図である。第9実施形態の電子装置10は、スマートフォンであり、本発明による光学撮像レンズ(図示せず)と、電光学撮像レンズの撮像面に設けられる電子受光素子(図示せず)と、を含む画像取込装置11を備える。
<第10実施形態>
図10は、本発明の第10実施形態による電子装置を示す模式図である。第10実施形態の電子装置20は、車両用撮影システムであり、本発明による光学撮像レンズ(図示せず)と、光学撮像レンズの撮像面に設けられる電子受光素子(図示せず)と、を含む画像取込装置21を備える。
上記の説明のように、以下で具体的な実施例について添付図面を参照して詳しく説明する。
<実施例1>
実施例1は、長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の成分名称を表1に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分がPCであった。
Figure 2018055091
実施例1の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図11を参照されたい。図11は、本発明の実施例1の透過率と波長との関係図である。図11から分かるように、実施例1の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例1において、光学レンズは、赤色可視光領域で50%透過率の波長がWLT50であり、赤外光領域での最小透過率がTIRminであり、波長700nm〜750nmでの平均透過率がT7075であり、波長650nm〜700nmでの平均透過率がT6570であり、波長400nm〜650nmでの平均透過率がT4065であり、青色可視光領域における平均透過率がT4050であり、緑色可視光領域における平均透過率がT5058であり、赤色可視光領域における平均透過率がT5870であり、400nm〜629nmに最大透過率を有する波長がWLTmaxであり、630nm〜1400nmに初めて最小光透過率を出現する波長がWLTminである。前記パラメータの数値記録を表2に示す。
Figure 2018055091
<実施例2>
実施例2は、長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の成分名称を表3に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分がPCであった。
Figure 2018055091
実施例2の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図12を参照されたい。図12は、本発明の実施例2の透過率と波長との関係図である。図12から分かるように、実施例2の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例2において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin等のパラメータの数値記録を表4に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<実施例3>
実施例3は、長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の成分名称を表5に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分がPCであった。
Figure 2018055091
実施例3の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図13を参照されたい。図13は、本発明の実施例3の透過率と波長との関係図である。図13から分かるように、実施例3の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例3において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin等のパラメータの数値記録を表6に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<実施例4>
実施例4は長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の成分名称を表7に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分はCOC/COPであった。
Figure 2018055091
実施例4の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図14を参照されたい。図14は、本発明の実施例4の透過率と波長との関係図である。図14から分かるように、実施例4の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例4において、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin等のパラメータの数値記録を表8に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<実施例5>
実施例5は長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の名称を表9に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分はCOC/COPであった。
Figure 2018055091
実施例5の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図15を参照されたい。図15は、本発明の実施例5の透過率と波長との関係図である。図15から分かるように、実施例5の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例5において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin等のパラメータの数値記録を表10に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<実施例6>
実施例6は長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の名称を表11に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分はCOC/COPであった。
Figure 2018055091
実施例6の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図16を参照されたい。図16は、本発明の実施例6の透過率と波長との関係図である。図16から分かるように、実施例6の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例6において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin、WLT0等のパラメータの数値記録を表12に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照し、光学レンズは580nm以上で透過率が0の波長がWLT0である。
Figure 2018055091
<実施例7>
実施例7は長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の名称を表13に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分はCOC/COPであった。
Figure 2018055091
実施例7の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図17を参照されたい。図17は、本発明の実施例7の透過率と波長との関係図である。図17から分かるように、実施例7の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例7において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin、WLT0等のパラメータの数値記録を表14に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照し、光学レンズは580nm以上で透過率が0の波長がWLT0である。
Figure 2018055091
<実施例8>
実施例8は長波長吸収成分を含む光学レンズであり、その材料の成分名称を表15に示す。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分はCOC/COPであった。
Figure 2018055091
実施例8の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図18を参照されたい。図18は、本発明の実施例8の透過率と波長との関係図である。図18から分かるように、実施例8の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1400nmで75%より小さい最小透過率を有する。
実施例8において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin、WLT0等のパラメータの数値記録を表16に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照し、光学レンズは580nm以上で透過率が0の波長がWLT0である。
Figure 2018055091
また、上記長波長吸収成分を含む光学レンズのプラスチック材料は、表17に示すような材料に置き換えられてもよい。
Figure 2018055091
本発明において、屈折率(N)及びアッベ数(V)は参照波長(d−line)が587.6nmで測定し、透過率(T)は3mmの均一な厚さの試験片を取って且つASTM D1003の方法によって測定し、ヘイズ(Hz)はASTM D1003の方法によって測定し、ガラス転移温度(Tg)は示差走査熱量方法(Differential scanning calorimetry;DSC)によって測定した。
<比較例1>
比較例1は、長波長吸収成分を含まない光学レンズ及びその材料の成分名称を表18に示す。
Figure 2018055091
比較例1の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図19を参照されたい。図19は、本発明の比較例1の透過率と波長との関係図である。図19から分かるように、比較例1の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1050nmで75%よりも大きい最小透過率を有する。
比較例1において、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870等のパラメータの数値記録を表19に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<比較例2>
比較例2は、長波長吸収成分を含まない光学レンズ及びその材料の成分名称を表20に示す。
Figure 2018055091
比較例2の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図20を参照されたい。図20は、本発明の比較例2の透過率と波長との関係図である。図20から分かるように、比較例2の光学レンズは、450nm〜600nmで75%より大きい最大透過率を有し、且つ630nm〜1050nmで75%よりも大きい最小透過率を有する。
比較例2中、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870等のパラメータの数値記録を表21に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
<比較例3>
比較例3は長波長吸収成分を含む光学レンズであり及びびその材料的成分名称如表二十二所示。なお、光学レンズは、光軸上の厚さが3mmであり、プラスチック材料の主成分がPCであった。
Figure 2018055091
比較例3の光学レンズを計器(Hunterlab Ultrascan Pro)でその透過率と波長との関係を測定した。図21を参照されたい。図21は、本発明の比較例3の透過率と波長との関係図である。図21から分かるように、比較例3の光学レンズは、630nm〜1400nmでの最小透過率が75%より小さいが、450nm〜600nmでの最大透過率も75%より小さく、長波長吸収成分の含有量が高すぎる時に、450nm〜600nmの透過率に影響を及ぼすことにある。
比較例3において、WLT50、TIRmin、T7075、T6570、T4065、T4050、T5058、T5870、WLTmax、WLTmin等のパラメータの数値記録を表23に示す。前記パラメータの定義は実施例1を参照されたい。
Figure 2018055091
本発明の実施形態を前述の通りに開示したが、これは、本発明を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができ、したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
10、20 電子装置
11、21 画像取込装置
110、210、310、410、510、610、710、810 第1光学レンズ
111、211、311、411、511、611、711、811、221、321、421、521、621、721、821、331、431、531、631、731、831、441、541、641、741、841、551、651、751、851、661、761、861、771、871、881 物体側表面
220、320、420、520、620、720、820 第2光学レンズ
112、212、312、412、512、612、712、812、222、322、422、522、622、722、822、332、432、532、632、732、832、442、542、642、742、842、552、652、752、852、662、762、862、772、872、882 像側表面
330、430、530、630、730、830 第3光学レンズ
440、540、640、740、840 第4光学レンズ
550、650、750、850 第5光学レンズ
660、760、860 第6光学レンズ
770、870 第7光学レンズ
880 第8光学レンズ
191、291、391、491、591、691、791、891 撮像面
192、292、392、492、592、692、792、892 電子受光素子
800絞り
CT1 第1光学レンズの光軸における厚さ
CT2 第2光学レンズの光軸における厚さ
CT3 第3光学レンズの光軸における厚さ
CT4 第4光学レンズの光軸における厚さ
CT5 第5光学レンズの光軸における厚さ
CT6 第6光学レンズの光軸における厚さ
CT7 第7光学レンズの光軸における厚さ
CT8 第8光学レンズの光軸における厚さ
CTa 長波長吸収成分を含む光学レンズの光軸における厚さ
sumCTa 長波長吸収成分を含む光学レンズの光軸における厚さの合計
sumCT 全ての光学レンズの光軸における厚さの合計
Φmax 長波長吸収成分を含む光学レンズの光学最大有効径の中の最大のもの
WLT50 長波長吸収成分を含む光学レンズが50%透過率での波長
TIRmin 長波長吸収成分を含む光学レンズが赤外光領域における最小透過率
T7075 長波長吸収成分を含む光学レンズの波長700nm〜750nmでの平均透過率
T6570 長波長吸収成分を含む光学レンズの波長650nm〜700nmでの平均透過率
T4065 長波長吸収成分を含む光学レンズの波長400nm〜650nmでの平均透過率
T5870 長波長吸収成分を含む光学レンズの赤色可視光領域における透過率
T5058 長波長吸収成分を含む光学レンズの緑色可視光領域における透過率
T4050 長波長吸収成分を含む光学レンズの青色可視光領域における透過率
WLTmax 長波長吸収成分を含む光学レンズの400nm〜700nmに最大透過率を有する波長
WLTmin 長波長吸収成分を含む光学レンズの580nm以上で初めて最小光透過率を出現する波長
WLT0 長波長吸収成分を含む光学レンズの580nm以上で透過率が0の波長
Tg プラスチック材料のガラス転移温度
T 長波長吸収成分を含む光学レンズの透過率
V 長波長吸収成分を含む光学レンズのアッベ数
Hz 長波長吸収成分を含む光学レンズのヘイズ
N 長波長吸収成分を含む光学レンズの屈折率

Claims (26)

  1. 物体側から像側へ、
    プラスチック材料で製造され且つ前記プラスチック材料に均一に混合される少なくとも1つの長波長吸収成分を含み、屈折力を有し、その物体側表面及び像側表面の少なくとも一方の表面が非球面である少なくとも1つの光学レンズを含み、
    前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    波長650nm〜700nmでの平均透過率をT6570とし、
    波長400nm〜650nmでの平均透過率をT4065とすると、
    T6570≦50%、及び、
    50%≦T4065の条件を満たす光学撮像レンズ。
  2. 前記プラスチック材料は、熱可塑性材料である請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  3. 前記プラスチック材料は、ポリカーボネートである請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  4. 前記長波長吸収成分は、有機化合物である請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  5. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、射出成形技術で製造されたものである請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  6. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    波長400nm〜650nmでの平均透過率をT4065とすると、
    75%≦T4065の条件を満たす請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  7. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    波長650nm〜700nmでの平均透過率をT6570とすると、
    T6570≦30%の条件を満たす請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  8. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    波長700nm〜750nmでの平均透過率をT7075とすると、
    30%≦T7075の条件を満たす請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  9. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、物体側表面及び像側表面の少なくとも一方の表面が波長700nm以上の光線を吸収する能力を持つコーティングを含み、且つ、
    波長700nm〜750nmでの平均透過率をT7075とすると、
    T7075≦35%の条件を満たす請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  10. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    光軸上の厚さをCTaとすると、
    CTa≦1.00mmの条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  11. 前記プラスチック材料のガラス転移温度をTgとすると、
    131℃≦Tg≦165℃の条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  12. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの透過率をTすると、
    90%≦Tの条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  13. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズのアッベ数をVとすると、
    15.0≦V≦37.5の条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  14. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズのヘイズをHzとすると、
    0.3%≦Hz≦0.5%の条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  15. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの屈折率をNとすると、
    1.6≦Nの条件を満たす請求項2に記載の光学撮像レンズ。
  16. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、
    最大厚さをTKmaxとし、最小厚さをTKminとすると、
    1.0<TKmax/TKmin≦2.0の条件を満たす請求項1に記載の光学撮像レンズ。
  17. 全ての前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの光軸における厚さの合計をsumCTaとし、
    全ての前記光学レンズの光軸における厚さの合計をsumCTとすると、
    sumCTa/sumCT≦1の条件を満たす請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  18. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの数が、2以上である請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  19. 少なくとも4枚の前記光学レンズを含む請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  20. 前記光学レンズの数は複数であり、前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは前記光学レンズにおける物体側から像側への2番目の光学レンズ又は3番目の光学レンズである請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  21. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズは、光学最大有効径の最大値をΦmaxとすると、
    0.50mm≦Φmax≦60.00mmの条件を満たす請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  22. 前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの光学最大有効径の最大値をΦmaxとし、
    全ての前記長波長吸収成分を含む前記光学レンズの光軸における厚さの合計をsumCTaとすると、
    0.10≦Φmax/sumCTaの条件を満たす請求項16に記載の光学撮像レンズ。
  23. 請求項16に記載の光学撮像レンズと、
    前記光学撮像レンズの撮像面に設けられる電子受光素子と、
    を含む画像取込装置。
  24. 車両用撮影装置である電子装置において、
    請求項23に記載の画像取込装置を含む電子装置。
  25. モバイルデバイスである電子装置において、
    請求項23に記載の画像取込装置を含む電子装置。
  26. 請求項1に記載の光学撮像レンズの光学レンズを製造するプラスチック材料において、
    前記プラスチック材料で製造された前記光学レンズは、
    波長400nm〜500nmでの平均透過率をT4050とし、
    波長500nm〜580nmでの平均透過率をT5058とし、
    波長580nm〜700nmでの平均透過率をT5870とすると、
    50%≦T4050、
    50%≦T5058、及び、
    10%≦T5870の条件を満たす光学レンズのプラスチック材料。
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