JP2018052419A - ステアリングヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避すると共にステアリングホイールの加温時間を短縮することも可能なステアリングヒータを提供する。【解決手段】空調作動時には小さい加温用小電流(又は加温用中電流)をヒータ12に印加して、運転者に格別の不快感を与えることなく、ステアリングロールコネクタ22の過熱を確実に回避し、空調非作動時には加温用大電流をヒータ12に印加して、ステアリングホイール10の加温時間を短縮する。また、ステアリングホイール温度Tsが再加温温度Th以下となったときのステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb以上である場合には、空調非作動の場合よりも小さい加温用小電流をヒータ12に印加して、ステアリングロールコネクタ22の過熱を確実に回避する。【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリングヒータ、特に、ステアリングホイールに設けられたヒータに電力を供給してステアリングホイールを加温するステアリングヒータに関する。
近年、車室内での快適性向上のために、この種のステアリングヒータを搭載する車両が増えている。このヒータへの電力供給を、単にサーミスタなどの温度検出素子の信号に応じてオン・オフ制御するのではなく、ヒータ電力供給状態をステアリングヒータ制御部で制御するものもある。この種のステアリングヒータ制御部としては、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。このステアリングヒータ制御部では、ヒータに電力を供給するためにステアリングホイールとステアリングコラムをFFC(Flexible Flat Cable)で接続し、このFFCを保護するために、ヒータを駆動するスイッチング素子の温度を感温ダイオードの端子間電圧で検出し、その温度が規定値を超えたらスイッチング素子の駆動を停止するようにしている。なお、ステアリングヒータには、例えばステアリングコラムに設けられたステアリングロールコネクタと呼ばれる回転接続用コネクタを介して、ヒータに電力を供給するものがある。
特開2003−19964号公報
ステアリングヒータは、ステアリングホイールを加温して快適性を得るものであるから、ステアリングホイールの温度が、予め設定された或いは任意に設定可能な設定温度に保持されるのが望ましい。そのため、ステアリングホイールの温度を検出し、その検出温度に応じてヒータへの電力供給状態を制御することが考えられる。しかしながら、ステアリングホイールの温度は、車室内の空調、特に冷房の影響を受けやすい。そのため、ステアリングロールコネクタを介してヒータに電力を供給する場合に、単に検出されたステアリングホイールの温度に応じてヒータへの電力供給を制御すると、ステアリングロールコネクタが過熱する可能性がある。これを回避するため、ヒータに供給する電力を小さく設定することが考えられるが、そのようにしたのでは、ステアリングホイールの昇温が遅くなるというトレードオフがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステアリングロールコネクタを用いてヒータに電力を供給する場合にステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避すると共にステアリングホイールの加温時間を短縮することも可能なステアリングヒータを提供することにある。
上記目的を達成するため請求項1に記載のステアリングヒータは、ステアリングホイールにヒータを設置し、ステアリングロールコネクタを介して前記ヒータに電力を供給して前記ステアリングホイールを加温し、前記ヒータへの電力の供給状態をステアリングヒータ制御部で制御するステアリングヒータにおいて、前記ステアリングヒータ制御部は、車室内の空調作動状態を検出する空調検出部と、前記空調検出部で空調作動と検出された場合には、空調非作動の場合よりも小さい電力を前記ヒータに供給する空調時電力制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、空調作動時には小さい電力がヒータに供給されるので、ステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避することができ、また、空調作動時であればステアリングホイールの昇温が遅くなったとしても運転者は格別の不快感を覚えることはない。一方、空調非作動時には大きい電力をヒータに供給することができるので、より短い加温時間でステアリングホイールの昇温を行うことが可能となる。
請求項2に記載のステアリングヒータは、請求項1に記載のステアリングヒータにおいて、前記ステアリングホイールの温度を検出するステアリングホイール温度センサを備え、前記ステアリングヒータ制御部は、前記ヒータへの電力供給が停止されている状態で、前記ステアリングホイール温度センサで検出されたステアリングホイールの温度が加温すべき所定の加温温度以下のときに前記ヒータへの電力供給を開始する場合に、前記ステアリングロールコネクタの推定温度を算出するステアリングロールコネクタ推定温度算出部と、前記ステアリングホイールの温度が前記加温温度以下のときの前記ステアリングロールコネクタ推定温度算出部で算出されたステアリングロールコネクタの推定温度が規定の温度閾値以上であるか否かを判定するステアリングロールコネクタ温度判定部と、前記ステアリングロールコネクタ温度判定部で前記ステアリングロールコネクタの推定温度が前記温度閾値以上であると判定された場合に、前記空調非作動の場合よりも小さい電力を前記ヒータに供給するステアリングロールコネクタ温度依存電力制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ステアリングホイールの温度が加温すべき温度以下となっているときのステアリングロールコネクタの推定温度が温度閾値以上である場合には、空調非作動の場合よりも小さい電力がヒータに供給されるので、ステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避することができる。一方、このときのステアリングロールコネクタの推定温度が温度閾値以上でなければ、例えば空調非作動時と同等の電力をヒータに供給することもできるので、ステアリングホイールの加温時間を短縮することも可能となる。
請求項3に記載のステアリングヒータは、請求項2に記載のステアリングヒータにおいて、前記ステアリングロールコネクタ推定温度算出部は、前記ヒータへの電力供給が停止されてからの経過時間に基づいて前記ステアリングロールコネクタの推定温度を算出することを特徴とする。
この構成によれば、実質的に検出困難なステアリングロールコネクタの温度を経験則などから精度よく推定することができ、これによりステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避することができると共に、ステアリングホイールの加温時間を短縮することも可能となる。
請求項4に記載のステアリングヒータは、請求項1乃至3の何れか一項に記載のステアリングヒータにおいて、前記ステアリングヒータ制御部は、前記ヒータへの電力供給を予め設定された時間だけ行うことを特徴とする。
この構成によれば、空調の作動時及び非作動時の夫々において、夫々、予め設定された時間だけヒータに電力供給を行うので、特にステアリングホイールの温度が影響を受けやすい空調の作動時であっても、経験則などからステアリングホイールを設定温度まで精度よく加温することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ステアリングロールコネクタを介してヒータに電力を供給する場合に、ステアリングホイールの温度が影響を受けやすい空調作動時には小さい電力がヒータに供給され、これによりステアリングロールコネクタの過熱を確実に回避することができ、一方、空調非作動時には大きい電力をヒータに供給することができるので、ステアリングホイールの加温時間を短縮することが可能となる。これにより、運転者にステアリングホイール操作時の不快感を生じさせることなく、ステアリングロールコネクタの過熱の防止を図ることができる。
本発明のステアリングヒータの一実施形態を示す概略構成図である。 図1のステアリングヒータコントロールユニットで行われる演算処理を示すフローチャートである。 図1のステアリングヒータコントロールユニットで行われる演算処理を示すフローチャートである。 図2、図3の演算処理でも散られる電流印加(初期)規定時間の説明図である。 ステアリングホイール温度及びステアリングロールコネクタ推定温度の説明図である。 ステアリングホイール温度及びステアリングロールコネクタ温度のタイミングチャートである。
以下に、本発明のステアリングヒータの一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態のステアリングヒータの概略構成図である。この実施の形態のステアリングヒータが搭載される車両は、例えばステーションワゴン型やSUV型の乗用車両である。従って、この車両は、一般的な乗用車両と同様に、転舵輪を操舵するための円形のステアリングホイール10を備えている。
このステアリングホイール10には、ステアリングホイール10、正確にはステアリングホイール10のグリップ面を加温するためのヒータ12が設置されている。このヒータ12は、例えばポリアミド繊維束からなるヒータ芯を備えた面状ヒータなどが使用される。このヒータ12は、供給される電力、具体的には印加電流の大きさによって昇温速度を調整することができる。また、このステアリングホイール10には、ステアリングホイール10、正確にはステアリングホイール10のグリップ面の温度を検出するためのステアリングホイール温度センサ14が取付けられている。
ステアリングホイール10は、既存のステアリングホイールと同様に、ステアリングコラム部16に収容されたステアリングシャフト18の上端部に取付けられている。従って、ステアリングホイール10(ステアリングシャフト18)はステアリングコラム部16に対して相対回転可能である。固定されたステアリングコラム部16から相対回転可能なステアリングホイール10のヒータ12に電力を供給したり、ステアリングホイール温度センサ14で検出されたステアリングホイール温度を読込んだりするために、カバー20で覆われたステアリングコラム部16には回転接続用コネクタとしてのステアリングロールコネクタ22が配設されている。従って、ステアリングホイール10に設けられたヒータ12にはステアリングロールコネクタ22を介して電力が供給(電流が印加)される。また、ステアリングホイール温度センサ14の検出信号は、ステアリングロールコネクタ22を介して受信される。
この実施の形態では、ステアリングホイール10に設けられたヒータ12への電力供給、具体的には印加電流をステアリングヒータコントロールユニット24によって制御する。このステアリングヒータコントロールユニット24は、12Vバッテリ26に接続され、この12Vバッテリ26からの電力をステアリングホイール10に設けられたヒータ12に供給してステアリングホイール10の加温(昇温)を行う。このステアリングヒータコントロールユニット24には、例えばインストゥルメントパメルに設けられたステアリングヒータスイッチ28の信号が入力される。このステアリングヒータスイッチ28は、例えば運転者によって操作され、ステアリングヒータスイッチ28のオン状態でステアリングホイール10を設定温度まで加温する。また、このステアリングヒータコントロールユニット24には、ステアリングホイール10に取付けられたステアリングホイール温度センサ14で検出されるステアリングホイール温度が入力される。
このステアリングヒータコントロールユニット24は、例えばマイクロコンピュータなどの演算処理装置を搭載して構成され、高度な演算処理機能を有する。そのため、このステアリングヒータコントロールユニット24は、周知のコンピュータシステムと同様に、演算処理部の他、入出力部、記憶部などを備えて構成される。この実施の形態のステアリングヒータコントロールユニット24は、車室内の空調を司る空調コントロールユニット30と相互通信を行い、特に、空調が作動中か非作動中か(オンかオフか)の情報を入手する。また、近年の車両と同様に、図示しない他のコントロールユニットと互いに相互通信を行い、互いに協調制御を行ったり、情報を授受・共有したりするようにすることも可能である。
このステアリングヒータコントロールユニット24では、ステアリングヒータスイッチ28がオンの状態でステアリングホイール10を設定温度まで加温するために、図2及び図3に示す演算処理を行う。なお、このステアリングヒータコントロールユニット24では、図示しない個別の演算処理により、ステアリングヒータスイッチ28の前回オフからの経過時間(前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間)toffが算出されている。
このうち、図2の演算処理は、例えば予め設定された所定サンプリング周期毎にタイマ割込処理によって実行される。この演算処理では、まずステップS1で、ステアリングヒータスイッチ28がオン状態であるか否かを判定し、ステアリングヒータスイッチ28がオン状態である場合にはステップS2に移行し、そうでない場合にはステップS17に移行する。
ステップS17では、初期加温終了フラグFを0にリセットしてから復帰する。
一方、ステップS2では、初期加温終了フラグFが0のリセット状態であるか否かを判定し、初期加温終了フラグFがリセット状態である場合にはステップS3に移行し、そうでない場合には復帰する。
ステップS3では、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffを読込む。
次にステップS4に移行して、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffが予め設定された経過時間規定値tref以上であるか否かを判定し、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffが経過時間規定値tref以上である場合にはステップS5に移行し、そうでない場合にはステップS13に移行する。
ステップS5では、ステアリングホイール温度センサ14で検出されたステアリングホイール温度Tsを読込んでからステップS6に移行する。
ステップS6では、例えば予め設定されているステアリングホイール10の設定温度(以下、ステアリング設定温度という)Ttを読込んでからステップS7に移行する。なお、このステアリング設定温度Ttは、例えば運転者等によって設定可能としてもよい。
ステップS7では、ステアリング設定温度Ttからステアリングホイール温度Tsを減じたステアリング温度差分値ΔTが予め設定された温度差規定値Δtref以上であるか否かを判定し、ステアリング温度差分値ΔTが温度差規定値Δtref以上である場合にはステップS8に移行し、そうでない場合にはステップS13に移行する。
ステップS8では、ステアリングホイール温度Tsが予め設定された低温規定値Tc以下であるか否かを判定し、ステアリングホイール温度Tsが低温規定値Tc以下である場合にはステップS9に移行し、そうでない場合にはステップS15に移行する。
ステップS9では、空調コントロールユニット30との相互通信により、空調(特に冷房)がオフ状態、即ち非作動状態であるか否かを判定し、空調がオフ状態(非作動状態)である場合にはステップS10に移行し、そうでない(作動状態)場合にはステップS15に移行する。
ステップS10では、ステアリングホイール10を加温するための予め設定された加温用大電流をヒータ12に(例えば規定時間)印加してからステップS11に移行する。
ステップS11では、加温用大電流を印加してから予め設定された大電流印加初期規定時間thiが経過したか否かを判定し、大電流印加初期規定時間thiが経過した場合にはステップS12に移行し、そうでない場合にはステップS10に移行する。
一方、ステップS15では、ステアリングホイール10を加温するための予め設定された加温用中電流をヒータ12に(例えば規定時間)印加してからステップS16に移行する。
ステップS16では、加温用中電流を印加してから予め設定された中電流印加初期規定時間tmiが経過したか否かを判定し、中電流印加初期規定時間tmiが経過した場合にはステップS12に移行し、そうでない場合にはステップS15に移行する。
ステップS12では、ヒータ12への加温用電流を停止(オフ)してからステップS13に移行する。
ステップS13では、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffを0にクリアすると共に、後述する電流印加終了後経過時間tioffを0にクリアする。
次にステップS14に移行して、初期加温終了フラグFを1にセットしてから復帰する。
この演算処理によれば、初期加温終了フラグFがリセット状態で、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffが経過時間規定値tref以上である場合であって、ステアリング設定温度Ttからステアリングホイール温度Tsを減じたステアリング温度差分値ΔTが温度差規定値Δtref以上である場合に、ステアリングホイール10の初期加温制御が実施される。そのとき、ステアリングホイール温度Tsが低温規定値Tc以下であり、且つ空調がオフ状態である(非作動状態の)場合には、加温用大電流を大電流印加初期規定時間thiだけヒータ12に印加してステアリングホイール10の初期加温を行う。一方、ステアリングホイール温度Tsが低温規定値Tc以下でない場合や、空調がオフ状態でない(作動状態の)場合には、加温用中電流を中電流印加初期規定時間tmiだけヒータ12に印加してステアリングホイール10の初期加温を行う。
なお、ステアリングホイール10の初期加温が終了したら初期加温終了フラグFをセットする。この初期加温終了フラグFがセットされると、図3の再加温制御に移行される。
また、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffが経過時間規定値tref以上でない場合には、ステアリングホイール温度Tsはさほど降温していないものとして、初期加温終了フラグFをセットし、図3に示すステアリングホイール再加温制御に移行する。また、ステアリング温度差分値ΔTが温度差規定値Δtref以上でない場合には、ステアリングホイール温度Tsは初期加温を行うほど低温でないものとして、初期加温終了フラグFをセットし、図3に示すステアリングホイール再加温制御に移行する。
一方、図3の演算処理は、例えば予め設定された所定サンプリング周期毎にタイマ割込処理によって実行される。この演算処理では、まずステップS21で、ステアリングヒータスイッチ28がオン状態であるか否かを判定し、ステアリングヒータスイッチ28がオン状態である場合にはステップS22に移行し、そうでない場合にはステップS36に移行する。
ステップS36では、初期加温終了フラグFを0にリセットしてから復帰する。
一方、ステップS22では、初期加温終了フラグFが1のセット状態であるか否かを判定し、初期加温終了フラグFがセット状態である場合にはステップS23に移行し、そうでない場合には復帰する。
ステップS23では、ステアリングホイール温度センサ14で検出されたステアリングホイール温度Tsを読込む。
次にステップS24に移行して、例えば予め設定されているステアリング設定温度Ttを読込む。なお、前述のように、このステアリング設定温度Ttは、例えば運転者等によって設定可能としてもよい。
次にステップS25に移行して、電流印加終了後経過時間tioffを算出する。このステップS25では、前述した図2の演算処理、又はこの図3の演算処理でヒータ加温用電流の印加が終了すると、次の図3の演算処理のサンプリング周期で、すぐに電流印加終了後の経過時間の算出が開始されるので、その時点からの経過時間を電流印加終了後経過時間tioffとして計測する。従って、このステップS25では、例えば規定時間待機し、その規定待機時間の累積計算によって電流印加終了後経過時間tioffを算出するようにしてもよい。
次にステップS26に移行して、ステアリングホイール温度Tsがステアリング設定温度Ttから予め設定された規定温度差分値ΔTdifを減じた再加温温度(加温すべき所定の加温温度)Th以下であるか否かを判定し、ステアリングホイール温度Tsが再加温温度Th以下である場合にはステップS27に移行し、そうでない場合にはステップS25に移行する。
ステップS27では、ステアリングロールコネクタ推定温度Trを算出する。このステアリングロールコネクタ推定温度Trは、後述するように、ステアリングホイール温度Tsがステアリング設定温度Ttに到達した後、ヒータ12への電力供給が停止されると、その経過時間、即ち電流印加終了後経過時間tioffに応じてリニアに減少するものとして算出することができる。
次にステップS28に移行して、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが規定の温度閾値Tb以上であるか否かを判定し、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb以上である場合にはステップS34に移行し、そうでない場合にはステップS29に移行する。なお、この実施の形態では、ステアリングロールコネクタ推定温度Trの温度閾値Tbとして、前述したステアリング設定温度Ttから規定温度差分値ΔTdifを減じた再加温温度Thを用いた。
ステップS29では、空調コントロールユニット30との相互通信により、空調(特に冷房)がオフ状態、即ち非作動状態であるか否かを判定し、空調がオフ状態(非作動状態)である場合にはステップS30に移行し、そうでない(作動状態)場合にはステップS34に移行する。
ステップS30では、ステアリングホイール10を加温するための予め設定された加温用大電流をヒータ12に(例えば規定時間)印加してからステップS31に移行する。
ステップS31では、加温用大電流を印加してから予め設定された大電流印加規定時間thが経過したか否かを判定し、大電流印加規定時間thが経過した場合にはステップS32に移行し、そうでない場合にはステップS30に移行する。
一方、ステップS34では、ステアリングホイール10を加温するための予め設定された加温用小電流をヒータ12に(例えば規定時間)印加してからステップS35に移行する。
ステップS35では、加温用小電流を印加してから予め設定された小電流印加規定時間tsが経過したか否かを判定し、小電流印加規定時間tsが経過した場合にはステップS32に移行し、そうでない場合にはステップS34に移行する。
ステップS32では、ヒータ12への加温用電流を停止(オフ)する。
次にステップS33に移行して、前回ステアリングヒータスイッチオフ経過時間toffを0にクリアすると共に、加温用電流オフ経過時間tioffを0にクリアしてから復帰する。
この演算処理によれば、初期加温終了フラグFがセット状態で、ステアリングホイール温度Tsが再加温温度(加温すべき所定の加温温度)Th以下である場合に、ステアリングホイール10の再加温制御が実施される。そのとき、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb(=再加温温度Th)以上でなく、且つ空調がオフ状態である(非作動状態の)場合には、加温用大電流を大電流印加規定時間thだけヒータ12に印加してステアリングホイール10の再加温を行う。一方、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb(=再加温温度Th)以上である場合や、空調がオフ状態でない(作動状態の)場合には、加温用小電流を小電流印加規定時間tsだけヒータ12に印加してステアリングホイール10の再加温を行う。
次に、図2、図3の演算処理で用いられるヒータ12への加温用電流及び電流印加規定時間について、図4を用いて説明する。図4は、加温用電流をヒータ12に印加したときの温度、具体的にはステアリングホイール温度Tsの経時変化を示すものである。ここでは、例えば電流印加開始時のステアリングホイール温度Tsが一定であり、ステアリングホイール温度Tsは、電流印加時間に対して、リニアに増加(昇温)するものとした。実際の電流印加開始時のステアリングホイール温度Tsは異なる場合もあるので、図の縦軸は、ステアリングホイール温度Tsの昇温量であると考えてもよい。なお、図に示す温度プロファイルは、実験則や経験則などから精度よく得ることができる。
ヒータ12に印加される加温用中電流は加温用大電流より電流値が小さく、加温用小電流は加温用中電流より電流値が小さい。例えば初期加温前のステアリングホイール温度Tsが加温前ステアリングホイール温度Tsi一定であるとして、この加温前ステアリングホイール温度Tsiを設定温度Ttまで昇温する場合の昇温量Tt−Tsiが達成される加温用大電流印加時の所要時間が大電流印加初期規定時間thiに設定される。同様に、加温前ステアリングホイール温度Tsiを設定温度Ttまで昇温する場合の昇温量Tt−Tsiが達成される加温用中電流印加時の所要時間が中電流印加初期規定時間tmiに設定される。
例えば運転者がステアリングヒータスイッチ28を操作してステアリングホイール10の加温制御を要求する加温前ステアリングホイール温度Tsiは、外気温に応じて多少の差はあるものの、ステアリングホイール10が車室内にあることやステアリングホイール10のグリップ面素材から、大幅に異なることは少ない。従って、加温前ステアリングホイール温度Tsiが多少異なっても、加温用大電流を大電流印加初期規定時間thiだけ印加するか、加温用中電流を中電流印加初期規定時間tmiだけ印加すれば、ステアリングホイール温度Tsは設定温度Ttに達する。
一方、初期加温終了後、ステアリングホイール10を再加温開始する再加温温度Thは、ステアリング設定温度Ttが固定値である場合、一定である。この再加温温度Thのステアリングホイール10をステアリング設定温度Ttまで昇温する昇温量は規定温度差分値ΔTdifである。従って、規定温度差分値ΔTdifが達成される加温用大電流印加時の所要時間が大電流印加規定時間thに設定される。同様に、規定温度差分値ΔTdifが達成される加温用小電流印加時の所要時間が小電流印加規定時間tsに設定される。
次に、ステアリング設定温度Ttに到達した後のステアリングホイール温度Ts及びステアリングロールコネクタ推定温度Trについて図5を用いて説明する。前述のように、ヒータ12に加温用電流を印加して行う初期加温又は再加温によってステアリングホイール温度Tsはステアリング設定温度Ttに到達する。電流印加規定時間が経過した時点、つまり加温用電流が停止される時点のステアリングホイール温度Tsがステアリング設定温度Tt一定であるとすると、加温用電流停止時点からステアリングホイール温度Tsは減少(降温)する。また、前述のように、加温用電流印加中はステアリングロールコネクタ推定温度Trも増加(昇温)し、加温用電流が停止された時点から、ステアリングロールコネクタ推定温度Trも減少(降温)する。なお、図に示す温度プロファイルは、実験則や経験則などから精度よく得ることができる。
ステアリングホイール温度Tsがステアリング設定温度Ttに到達した時点のステアリングロールコネクタ推定温度Trは、ステアリングホイール温度Ts、つまりステアリング設定温度Ttより小さいとして、その後のステアリングロールコネクタ推定温度Trの降温(減少)勾配は、空調非作動時のステアリングホイール温度Tsの降温(減少)勾配と等しいかほぼ等しい。一方、空調作動時のステアリングホイール温度Tsの降温(減少)勾配は空調非作動時のそれより大きく、対して、ステアリングロールコネクタ推定温度Trの降温(減少)勾配は、空調の有無に関わらず、一定又はほぼ一定である。これは、ステアリングロールコネクタ22が、カバー20で覆われたステアリングコラム部16に配設されているためであり、これにより空調の影響を受けにくい。なお、ここでは、空調作動時及び空調非作動時のステアリングホイール温度Tsもステアリングロールコネクタ推定温度Trも時間、つまり電流印加終了後経過時間tioffに対してリニアに減少するものとした。
このステアリングホイール温度Tsはステアリングホイール温度センサ14で検出されるが、例えば検出されるステアリングホイール温度Tsが再加温温度Th(=Tt−ΔTdif)以下となる時点におけるステアリングロールコネクタ推定温度Trは空調の有無で異なる。この例では、空調非作動時のステアリングホイール温度Tsが再加温温度Thとなる時点でのステアリングロールコネクタ推定温度Trは、温度閾値Tbである再加温温度Thより小さい。一方、空調作動時のステアリングホイール温度Tsが再加温温度Thとなる時点でのステアリングロールコネクタ推定温度Trは、温度閾値Tbである再加温温度Thより大きい。
図から明らかなように、ステアリングロールコネクタ推定温度Trは電流印加終了後経過時間tioffから求めることができる。従って、温度閾値Tbである再加温温度Thがステアリングロールコネクタ22の過熱を抑制するための閾値であるとすると、ステアリングホイール温度Tsが再加温温度Th以下となった電流印加終了後経過時間tioffからステアリングロールコネクタ推定温度Trを算出し、このステアリングロールコネクタ推定温度Trが再加温温度Thより大きいか小さいかで、その後のヒータ印加電流を制御することにより、ステアリングロールコネクタ22の過熱を防止することが可能となる。
具体的には、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値tbである再加温温度Th以上である場合には、ヒータ12への印加電流を加温用小電流とすることで、ステアリングロールコネクタ22の過熱を防止することが可能となる。一方、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値tbである再加温温度Th以上でない場合には、ヒータ12への印加電流を加温用大電流とすることで、ステアリングホイール10の加温時間を短縮することができる。
また、ステアリングホイール10の初期加温時であって空調の作動時には、図2の演算処理により、加温用中電流をヒータ12に印加し、ステアリングホイール10の再加温時であって空調の作動時には、図3の演算処理により、加温用小電流をヒータ12に印加する。この空調作動時の加温用電流の印加は、前述のように予め設定された印加規定時間で終了されるが、加温用中電流も加温用小電流も加温用大電流より電流値が小さいので、ステアリングロールコネクタ22の過熱を防止することができる。これに対し、ステアリングホイール10の初期加温時及び再加温時とも空調の非作動時には加温用大電流がヒータ12に印加されるので、ステアリングホイール10の加温時間を短縮することができる。
ステアリングホイール10の温度Tsは、前述のように、ステアリングホイール温度センサ14で検出されるが、検出されるステアリングホイール温度Tsは、空調の影響を受けやすい。加温中のステアリングホイール10は、冷房時に特に温度が低下されやすいが、空調の設定温度がステアリング設定温度Ttよりも小さければ、暖房時であっても温度は低下される。これら空調作動時には、空調非作動時よりも電流値の小さい加温用電流がヒータ12に印加されるため、ステアリングロールコネクタ22の過熱は防止できるものの、ステアリングホイール10の加温時間は長くなりやすい。しかしながら、冷房時を含めて空調作動時は、車室内が空調されるため、ステアリングホイール10の加温時間が長くなっても、運転者が格別の不快感を覚えることは少ない。
図6は、図2及び図3の演算処理によって加温制御中のステアリングホイール温度及びステアリングロールコネクタ推定温度のタイミングチャートであり、何れも実線がステアリングホイール温度Ts、二点鎖線がステアリングロールコネクタ推定温度Trを示す。図6(A)は、空調非作動時のステアリングホイール温度Ts及びステアリングロールコネクタ推定温度Trのタイミングチャートである。この空調非作動時には、初期加温時も再加温時も、ヒータ12には加温用大電流が印加されるので、ステアリングホイール温度Tsもステアリングロールコネクタ推定温度Trも、昇温時の温度勾配は比較的大きい。そのため、初期加温時も再加温時も、加温開始、つまり加温用電流印加開始からステアリング設定温度Ttまでの到達時間、即ち加温時間が短い。勿論、加温時間、即ち加温用電流の印加時間が短いため、何れの場合も、ステアリングロールコネクタ推定温度Trが過熱状態になることはない。
一方、図6(B)は、空調作動時のステアリングホイール温度Ts及びステアリングロールコネクタ推定温度Trのタイミングチャートである。この空調作動時には、初期加温時、ヒータ12には加温用中電流が印加されるので、ステアリングホイール温度Tsもステアリングロールコネクタ推定温度Trも、昇温時の温度勾配は比較的小さい。そのため、例えば初期加温時のステアリング設定温度Tt到達時間は長いが、ステアリングロールコネクタ推定温度Trの到達温度は小さく抑えられている。これに対し、空調作動時には、加温用電流が停止されている期間のステアリングホイール温度Tsの降温温度勾配は大きい。一方、空調作動時の再加温時には、ヒータ12には加温用小電流が印加されるので、ステアリングホイール温度Tsもステアリングロールコネクタ推定温度Trも、昇温時の温度勾配は初期加温時のそれよりも更に小さい。そのため、加温用電流停止から再加温開始までの時間は短いが、再加温時のステアリングロールコネクタ推定温度Trの昇温温度勾配が小さく、これにより再加温時のステアリングロールコネクタ推定温度Trの到達温度は小さく抑えられている。このため、空調作動時は、より積極的にステアリングロールコネクタ推定温度Trの過熱が防止される。
なお、空調非作動時であっても、再加温開始時のステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tbである再加温温度Th以上である場合、つまりステアリングロールコネクタ22が過熱しやすい場合には、再加温時の加温用電流として加温用小電流がヒータ12に印加されるので、ステアリングロールコネクタ推定温度Trの過熱が防止される。また、各再加温制御後に、空調が、非作動状態から作動状態、或いは作動状態から非作動状態に移行した場合にも、移行後の空調作動状態に応じて加温用電流が制御される。
このように、この実施の形態のステアリングヒータでは、空調作動時には小さい加温用中電流又は加温用小電流がヒータ12に印加されるので、運転者に格別の不快感を与えることなく、ステアリングロールコネクタ22の過熱を確実に回避することができ、一方、空調非作動時には加温用大電流をヒータ12に印加することができるので、ステアリングホイール10の加温時間を短縮することが可能となる。
また、ステアリングホイール温度Tsが再加温温度Th以下となったときのステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb以上である場合には、空調非作動の場合よりも小さい加温用小電流がヒータ12に印加されるので、ステアリングロールコネクタ22の過熱を確実に回避することができる。一方、このときのステアリングロールコネクタ推定温度Trが温度閾値Tb以上でなければ、空調非作動時と同等の加温用大電流をヒータ12に印加することもできるので、ステアリングホイール10の加温時間を短縮することも可能となる。
また、実質的に検出困難なステアリングロールコネクタ推定温度Trを実験則や経験則などから精度よく算出することにより、ステアリングロールコネクタ22の過熱を確実に回避することができると共に、ステアリングホイール10の加温時間を短縮することも可能となる。
また、空調の作動時及び非作動時の夫々において、夫々、予め設定された電流印加規定時間だけヒータ12に加温用電流印加を行うので、特にステアリングホイール10の温度が影響を受けやすい空調の作動時であっても、実験則や経験則などからステアリングホイール10を設定温度まで精度よく加温することができる。
なお、前述の実施の形態では、ヒータへの電力供給制御を印加電流の制御によって行うものとしたが、本発明におけるヒータへの電力供給制御は、これに限定されるものではない。例えば、ヒータの加温制御をパルス幅制御される印加電圧のデューティ比で行う場合には、そのデューティ比がヒータへの電力供給制御出力とされる。従って、本発明におけるヒータへの電力供給制御出力は、本発明の技術的範囲内で適宜選定することが可能である。
また、前述の実施の形態では、ヒータへの電力供給制御を独立したステアリングヒータコントロールユニットで行うものとしたが、この形態も、これに限定されるものではない。例えば、ステアリング装置が電動パワーステアリング装置であるような場合には、ヒータへの電力供給制御を電動パワーステアリングコントロールユニットで行うようにすることも可能である。また、他のコントロールユニットで行うようにすることも可能である。
また、ヒータそのもの、或いはステアリングホイールへの設置形態も、前述の実施の形態に限定されるものではない。
また、例えばステアリングホイールにサーミスタなどの個別の感温素子を取付け、この感温素子で検出されるステアリングホイール温度が上限値以上になったら、ヒータへの加温用電流を強制的に停止するようにしてもよい。
本発明が上記していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当とされる特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
10 ステアリングホイール
12 ヒータ
14 ステアリングホイール温度センサ
22 ステアリングロールコネクタ
24 ステアリングヒータコントロールユニット(ステアリングヒータ制御部)

Claims (4)

  1. ステアリングホイールにヒータを設置し、ステアリングロールコネクタを介して前記ヒータに電力を供給して前記ステアリングホイールを加温し、前記ヒータへの電力の供給状態をステアリングヒータ制御部で制御するステアリングヒータにおいて、
    前記ステアリングヒータ制御部は、
    車室内の空調作動状態を検出する空調検出部と、
    前記空調検出部で空調作動と検出された場合には、空調非作動の場合よりも小さい電力を前記ヒータに供給する空調時電力制御部と、
    を備えたことを特徴とするステアリングヒータ。
  2. 前記ステアリングホイールの温度を検出するステアリングホイール温度センサを備え、
    前記ステアリングヒータ制御部は、
    前記ヒータへの電力供給が停止されている状態で、前記ステアリングホイール温度センサで検出されたステアリングホイールの温度が加温すべき所定の加温温度以下のときに前記ヒータへの電力供給を開始する場合に、
    前記ステアリングロールコネクタの推定温度を算出するステアリングロールコネクタ推定温度算出部と、
    前記ステアリングホイールの温度が前記加温温度以下のときの前記ステアリングロールコネクタ推定温度算出部で算出されたステアリングロールコネクタの推定温度が規定の温度閾値以上であるか否かを判定するステアリングロールコネクタ温度判定部と、
    前記ステアリングロールコネクタ温度判定部で前記ステアリングロールコネクタの推定温度が前記温度閾値以上であると判定された場合に、前記空調非作動の場合よりも小さい電力を前記ヒータに供給するステアリングロールコネクタ温度依存電力制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のステアリングヒータ。
  3. 前記ステアリングロールコネクタ推定温度算出部は、
    前記ヒータへの電力供給が停止されてからの経過時間に基づいて前記ステアリングロールコネクタの推定温度を算出することを特徴とする請求項2に記載のステアリングヒータ。
  4. 前記ステアリングヒータ制御部は、
    前記ヒータへの電力供給を予め設定された時間だけ行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のステアリングヒータ。
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