JP2018052250A - フェンダーミラー取り付け構造 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、前記フェンダーパネルは、前記ラジエータサポート部材に固定されている。これにより、前記フェンダーパネルの剛性が高く維持され、車体の振動に対する耐振動性が高くなっている。このため、フェンダーパネルに固定されたフェンダーミラーの振動を抑制することができ、走行中にフェンダーミラーが揺れることによる視界不良の発生を抑制できる。
また、前記フェンダーパネルは、そのフランジが前記フランジ取り付け部62b,62cにおいて締結されている。なお、前記フランジには、前記ボンネットストッパラバー70に干渉しないように、車幅内側方向の切欠け凹部(図示せず)が形成されている。
図7は、ボンネットストッパラバー70に、下向きの衝突荷重が加わった場合のフェンダー嵩上げブラケット60の動作を表している。なお、2点鎖線は前記ボンネットストッパラバーに前記衝突荷重が加わる前のフェンダー嵩上げブラケット60およびボンネットストッパラバー70の状態を示す。また、図7において、フェンダーパネルおよびフェンダーパネル取り付け構造は図示省略している。
これは、フランジ取り付け部62b,62cが、前記フェンダーパネルのフランジを前記ボルトおよび前記ウエルドナットで挟む締結構造であることにより、ボンネット支持部62aよりも相対的に補強されたためである。
このため、従来のような平行四辺形型の変形を防ぐことができ、コンパクトな倒れを実現できる。また、矢印cで示すように、前記ボンネットストッパラバー70を、確実に、落とし穴52cに通すことができる。
このため、両柱状部64b,64c(66b,66c)の倒れる方向への荷重成分が相殺され、上壁62の張力が高まり、ボンネット支持剛性を高めることができる。
すなわち、フェンダー嵩上げブラケット60による荷重吸収量(衝撃吸収力)を増大させることができる。
このため、フェンダーミラーがフェンダーパネルに固定されている自動車においては、その車体の振動により、フェンダーミラーが振動しやすく、視界不良を招く虞があるという課題があった。
尚、前記剛性可変手段は、前記所定の高さ位置から、前記剛性可変体の上方もしくは下方のいずれか一方にかけて延設されたビードであることが望ましい。
或いは、前記ビードに代えて、或いは加えて、前記剛性可変手段は、前記所定の高さ位置に設けられ、前記車両の前後方向に延設された稜線であってもよい。
さらに、前記フェンダーサイドブラケットは、前記フェンダー嵩上げブラケットに固定されていないことが望ましい。
また、剛性可変手段により、フェンダーサイドブラケットの所定の高さ位置において、その上下方向の剛性に差異が設けられている。これにより、フェンダーミラーに外部からの衝突荷重が加わった場合に、フェンダーサイドブラケットは、前記所定の高さ位置において容易に屈曲する。このため、フェンダーパネルの衝撃吸収力の低下を抑制できる。
そして、フェンダーサイドブラケット17は、フェンダーパネル10(図示せず)によって覆われるとともに、フェンダーパネル10に固定される。
そして、図5(c)に示すように、フェンダー嵩上げブラケット15が車体の下向きに、さらに縮むにつれて、フェンダーパネル10およびフェンダーサイドブラケット17が、屈曲部11aおよび屈曲部18aを屈曲点として屈曲し始め、衝撃を吸収することになる。
このため、フェンダーパネル10の剛性を補うことができ、フェンダーパネルの実質的な剛性を高くし、フェンダーパネルの耐振動性を向上させることができる。
このため、フェンダーミラー14に、車体の下向きに、衝撃が加わった場合には、フェンダーパネル10およびフェンダーサイドブラケット17は、屈曲部11aおよび屈曲部18aで容易に屈曲する。このため、フェンダーパネル10の変形ストロークを維持でき、フェンダーパネルの衝撃吸収力の低下を抑制できる。
例えば、剛性可変手段として、ビード18bを設けず、前記所定の高さ位置に車体の前後方向に延びる稜線を形成するのみでもよい。この稜線により、前記所定の高さ位置における剛性が弱くなり、屈曲部18aを形成できるからである。
11 側面部
11a 屈曲部
12 上面部
13 段差部
13a 壁面
13b 水平部
14 フェンダーミラー
15 フェンダー嵩上げブラケット
16 ボデーパネル
17 フェンダーサイドブラケット
18 側面部
18a 屈曲部
18b ビード(剛性可変手段)
18c 第1部分
18d 第2部分
19 上部面
20 スプリングバネ
21 スプリングリテーナ
30 車体内部フレーム
Claims (4)
- パネル側面部と、このパネル側面部の上端から車体の内部方向に延びるパネル上面部と、このパネル上面部の車体内部側の縁に形成されたパネル段差部とを有するフェンダーパネルと、
前記フェンダーパネルの内側に重なるように配置され、高さ方向において、前記フェンダーパネルの下端側から前記パネル上面部の下面側まで延設されたフェンダーサイドブラケットと、
前記パネル上面部に配置され、前記フェンダーパネルおよびフェンダーサイドブラケットに固定されたフェンダーミラーと、
前記パネル段差部の下面に取り付けられ、前記フェンダーパネルからの衝撃を吸収するフェンダー嵩上げブラケットとを備え、
前記フェンダーサイドブラケットは、所定の高さ位置において、その上方と下方とで剛性に差異を持たせるための剛性可変手段を備えることを特徴とするフェンダーミラー取り付け構造。 - 前記剛性可変手段は、前記所定の高さ位置から、前記剛性可変体の上方もしくは下方のいずれか一方にかけて延設されたビードであることを特徴とする請求項1記載のフェンダーミラー取り付け構造。
- 前記剛性可変手段は、前記所定の高さ位置に設けられ、前記車両の前後方向に延設された稜線であることを特徴とする請求項1記載のフェンダーミラー取り付け構造。
- 前記フェンダーサイドブラケットは、前記フェンダー嵩上げブラケットに固定されていないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフェンダーミラー取り付け構造。
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