JP2018050714A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の吸収性物品1の平面斜視図を示す図面である。本発明の吸収性物品1は、液透過性のトップシート10と、液不透過性のバックシート30と、トップシート10及びバックシート30の間に配置された吸収体と、を有する。
トップシート10は、吸収体に向けて体液を速やかに通過させるものであり、吸収体を挟んで、バックシート30と対向して配置されている。トップシート10は、少なくとも皮膚と当接するシートとなることから、柔らかな感触で、皮膚に刺激を与えないような基材、例えば、エアスルー不織布を代表とするサーマルボンド不織布等の不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、又はこれらを積層した複合シートといった材料から形成される。トップシート10は、単層であっても、複数層積層されていてもよく、ドライタッチ性を付与するために多数の透孔が形成されていてもよい。
バックシート30は、吸収性物品1の外部に体液が漏れないよう、液不透過性を有し、遮水性を有するシート材が用いられるが、ムレ防止のために透湿性を有していてもよい。このような特性を有するバックシート30の材料としては、例えば、ポリエチレンシートやポリエチレンラミネート不織布等の厚みの薄いプラスチックシートを挙げることができる。バックシート30は、着用者の股部が位置づけられる部位が狭まった砂時計状の形状を有していることが好ましいが、そのような形状に限定されるわけではなく、例えば、略矩形状であってもよい。バックシート30は、吸収体の側縁より若干外方に延在して設けられていてもよい。バックシート30の衣類接触側表面には、着用時に下着等に吸収性物品1を固着するための粘着剤層31が設けられている。ここで、粘着剤層31には、包装シート40が固定されており、包装シート40を剥離シートとして、粘着剤層31が保護されている。トップシート10及びバックシート30は、長手方向端部等、端部の少なくとも一部において、吸収体を挟まずに、ホットメルト接着剤やヒートシール等により固着されるフラップを形成していてもよい。
吸収体は、基材としての吸収性繊維と、高吸水性ポリマー(以下、SAPとも称する)と、を含有する。吸収性繊維は、一般に生理用ナプキン、おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等を挙げることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプを使用することが好ましい。斯かるフラッフパルプとしては、木材パルプ、合成繊維、ポリマー繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。
本発明において、吸収性物品1の身体接触側表面の幅方向両端部には、少なくとも一対の立体ギャザーが設けられていていてもよい。この立体ギャザーは、トップシート10とともに体液の閉じ込め空間を形成し、体液の横漏れを防止できるようになっている。立体ギャザーは、立体ギャザーシートと、立体ギャザーシートの自由端部に沿って配された伸縮性弾性部材と、を備えていることが好ましい。伸縮性弾性部材としては、天然ゴム、合成ゴム、及びポリウレタン等からなる、糸状、紐状、平型形状のものを適宜使用することができる。
図2は、本発明の吸収性物品1を長手方向に三つ折りにした態様を示す図面であり、図3は、本発明の吸収性物品1を開封する際の態様を示す図面である。本発明の吸収性物品1においては、バックシート30の衣類側表面に設けられた、上述の粘着剤層31を介して、バックシート30に包装シート40が固定されている。そして、バックシート30に包装シート40が固定された状態で、吸収性物品1が長手方向に三つ折りにされ、三つ折りにされた状態で、互いに対向する包装シート40の幅方向両端部がシールされたシール部41が形成されている。このような構成を採用することにより、吸収性物品1の粘着剤層31が、包装シート40により保護されるとともに、包装シート40により略密閉空間が形成されて、内部に収容された吸収性物品1が清浄に保持される。なお、シール部41は、ヒートシール、ホットメルト接着剤、超音波シール等により形成することが好ましい。
本発明の吸収性物品1に備えられる包装シート40には、三つ折りにされた状態で、外部に露出する長手方向一方端部44から、三つ折りにされた状態で、長手方向一方端部44に覆われて、外部から視認できない長手方向他方端部45に向け、長手方向他方端部45の末端部分を残して、シール部41と平行に一対の破断部42が形成されている。このような破断部42が形成されていることにより、2本の破断部42に挟まれた中央部分の包装シート40を剥離することにより、包装された吸収性物品1を、大きな音を立てることなく開封できるとともに、長手方向他方端部45の末端部分を残して、破断部42が形成されていることにより、包装された吸収性物品1を開封して取り出した後においても、包装シート40が分断化せず、包装シート40を容易にまとめて廃棄することが可能となる。なお、本発明においては、破断部42の、長手方向他方端部45における末端と、包装シート40の長手方向他方端部45における末端と、の距離が、3mm以上120mm以下であることが好ましく、10mm以上100mm以下であることがより好ましい。また、図4に示すように、破断部42の開始点は包装シートの幅方向中央部からであってもよく、長手方向一方端部44側の一地点において、一対の破断部42が、長手方向一方端部44における幅方向中心線に向けて屈曲していてもよく、これにより、破断部42に挟まれた包装シートの領域が、長手方向一方端部44において、略台形状に形成されていてもよい。このような構成を採用する場合、長手方向一方端部44側の一地点において屈曲した、破断部42と、シール部41との間の角度は、シール部41と屈曲した破断部42とに挟まれる角が、1°以上80°以下であることが好ましく、20°以上45°以下であることがより好ましいなお、屈曲した破断部42は、直線状であっても曲線状であってもよい。
吸収性物品1の製造方法としては、特に限定はなく、従来公知の方法を採用することができる。例えば、立体ギャザーをあらかじめトップシート10上に配置し、このトップシート10とバックシート30との間に吸収体を挟持する。この際、吸収体は、上層吸収体と下層吸収体とからなるものとしてもよい。そして、トップシート10とバックシート30とを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定するとともに、バックシート30に粘着剤層31を形成し、吸収性物品1を、破断部42を形成した包装シート40上に固定して、長手方向に三つ折りに折り畳んで、幅方向両端部をシールすればよい。
10 トップシート
30 バックシート
31 粘着剤層
40 包装シート
41 シール部
42 破断部
43 開封部
44 長手方向一方端部
45 長手方向他方端部
Claims (5)
- 液透過性のトップシート及び液不透過性のバックシートを有し、バックシートの衣類側表面に設けられた粘着剤層を介して、バックシートに包装シートが固定され、長手方向に三つ折りにされた吸収性物品であって、
三つ折りにされた状態で、互いに対向する包装シートの幅方向両端部がシールされたシール部が形成されており、
前記包装シートには、三つ折りにされた状態で、外部に露出する長手方向一方端部から、三つ折りにされた状態で、長手方向一方端部に覆われて、外部から視認できない長手方向他方端部に向け、長手方向他方端部の末端部分を残して、シール部と平行に一対の破断部が形成されている、長手方向に三つ折りにされた吸収性物品。 - 長手方向一方端部から長手方向他方端部にかけて、前記破断部の破断強度が増大するように、前記破断部が形成されている、請求項1に記載の長手方向に三つ折りにされた吸収性物品。
- 前記破断部の、長手方向他方端部における末端と、前記包装シートの長手方向他方端部の末端と、の距離が、3mm以上120mm以下である、請求項1又は2に記載の長手方向に三つ折りにされた吸収性物品。
- 前記破断部と、前記シール部との間の幅方向における距離が、2mm以上60mm以下である、請求項1から3のいずれかに記載の長手方向に三つ折りにされた吸収性物品。
- 長手方向一方端部側の一地点において、一対の破断部が、長手方向一方端部における幅方向中心線に向けて屈曲し、破断部に挟まれた包装シートの領域が、長手方向一方端部において、略台形状に形成されている、請求項1から4のいずれかに記載の長手方向に三つ折りにされた吸収性物品。
Priority Applications (1)
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JP2016187593A JP2018050714A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 吸収性物品 |
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Cited By (4)
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JP2022511079A (ja) * | 2018-12-07 | 2022-01-28 | エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ | 可変厚さプロファイルを有する失禁パッド |
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2016
- 2016-09-26 JP JP2016187593A patent/JP2018050714A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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