JP2018049734A - Ledランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】LED光源から発生する熱を効率よく発散するように構成することによって、LED光源の発光効率の低下と寿命の低下を防ぐことができると共に、組み立て作業性が良く、部品コストの上昇を抑えたLEDランプを得る。【解決手段】樹脂製のランプ本体と、 前記ランプ本体内に配置される基板と、前記ランプ本体の一方の位置に配置されるLED光源と、を有し、前記LED光源は、給電手段が前記基板と接続されると共に、前記ランプ本体の内部に配置され前記基板を介して前記LED光源に電力を供給するリード線が前記ランプ本体の他方に位置に向かって配置されるLEDランプにおいて、前記ランプ本体が、熱伝導性フィラーを加えた樹脂を原料とした射出成型によって形成される。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車のヘッドランプ(前照灯)やポジションランプ、ルームランプ等に使用されるLEDランプの改良に関し、特に、ランプ本体を熱伝導性樹脂により成形し、この部分からの熱伝導率を大幅に高めて、LED光源の光量減退と耐久寿命の低下を防ぐように改良したLEDランプに関する。
特許文献1(図4)、特許文献2(図5)は、自動車のポジションランプやルームランプ等に従来から一般的に使用されているLEDランプを示し、例えば自動車のポジションランプとして使用した際には図の上方が前部、図の下方が後部に配置される。
これらの図から明らかなように、従来のLEDランプは、筒状に形成してなる樹脂製のランプ本体41と、 前記ランプ本体内に配置された基板42と、前記ランプ本体41の前部に配置されるLED光源43を有し、前記LED光源43のリードフレーム44が前記基板42に接続されると共に、前記リードフレーム44と電気的に接属されたリード線45が前記基板42を介して後方に向かって前記ランプ本体41の内部に配置されるように構成されている。
図4(特許文献1)は前記ランプ本体41の内部空間41aに何も充填しないタイプ。図5(特許文献2)は前記ランプ本体41の前部空間に充填材46を充填したタイプである。なお、47は固定抵抗体などの回路素子、48はランプのレンズである。
しかしながら、上記のような構造のLEDランプには次のような欠点があった。すなわち、図4(特許文献1)のようにランプ本体41の内部に何も充填しないタイプでは、ランプ本体41の内部空間41aによって、外部への熱伝導が滞ってしまうため、主にLED光源43で発生した熱を効率よく発散できないために、LED光源42自体の温度が上昇し、LED光源42の発光効率低下と寿命の低下をまねき、更に回路素子47にも大きな熱ストレスがかり故障の原因となっていた。
また、図5(特許文献2)のようにランプ本体41の前部空間に充填材46を充填した場合は、LED光源43で発生した熱の発散効率は上昇するが、気泡が発生しないように充填材46を注入する必要があるため、組み立て作業のコスト上昇が著しく、また、高温でも流動せず熱伝導率の良好な充填材は高価であり、部品コストが大きく上昇する欠点があった。
本発明のLEDランプは、LED光源から発生する熱を効率よく発散するように構成することによって、LED光源の発光効率の低下と寿命の低下を防ぐことができると共に、組み立て作業性が良く、部品コストの上昇を抑えたLEDランプを得ることを課題とする。
本発明のLEDランプは、樹脂製のランプ本体と、 前記ランプ本体内に配置される基板と、前記ランプ本体の一方の位置に配置されるLED光源と、を有し、前記LED光源は、給電手段が前記基板と接続されると共に、前記ランプ本体の内部に配置され前記基板を介して前記LED光源に電力を供給するリード線が前記ランプ本体の他方に位置に向かって配置されるLEDランプにおいて、前記ランプ本体が、熱伝導性フィラーを加えた樹脂を原料とした射出成型によって形成されることを特徴とする。
更に、前記熱伝導性フィラーが短繊維形状からなり、射出成型された前記ランプ本体の前記熱伝導フィラーの長手方向が、前記一方の位置と前記他方に位置間を結ぶ方向と概ね一致するように成形されることを特徴とする。
更に、前記リード線には固定抵抗体を含む回路素子が装着され、前記ランプ本体の内部を通る前記リード線及び前記回路素子のための逃げ空間が最小寸法になるように、前記ランプ本体が成形されることを特徴とする。
本発明のLEDランプは、ランプ本体が、熱伝導性フィラーを加えた樹脂を原料とした射出成型によって形成されることによってLED光源から発生する熱の熱伝導率が向上し、更に、前記熱伝導性フィラーが短繊維形状からなり、射出成型された前記ランプ本体の前記熱伝導フィラーの長手方向が、前記ランプ本体の一方の位置と他方の位置間を結ぶ方向と概ね一致するように成形されることによって、熱伝導性が向上し、LED光源から発生する熱を効率よく発散できるようになるため、LED光源の発光効率の低下と寿命の低下を防ぐことができる。
更に、本発明のLEDランプは、前記ランプ本体の内部を通るリード線及び回路素子のための逃げ空間が最小寸法になるように形成され、熱伝導性フィラーを加えた樹脂を原料とした射出成型との相乗効果により、ランプ本体の前部空間に充填材を充填する必要がないため、組み立て作業性が良く、部品コストの上昇を抑えたLEDランプを得ることができる。
本発明のLEDランプの実施例は、図1〜図3に示すように、上部に略円柱状の光源アッセンブリ配置部11及びレンズ装着部12を形成し、後部に略扁平状のウェッジ型ベース構成部13を形成してなる樹脂製のランプ本体1と、前記ランプ本体1のレンズ装着部12に装着されるレンズ2と、前記ランプ本体1内に配置される基板3と、前記ランプ本体1の一方の位置に配置されるチップLEDからなるLED光源4と、を有する。
前記レンズ2は透光性(実施例は透明)樹脂によって成型され、前記ランプ本体1に形成された爪部14と係合可能な係合孔21によって、前記ランプ本体1に固定され、前記LED光源4の給電手段は前記チップLEDの各電極が前記基板3と直接電気的に接続されると共に、前記ランプ本体1の内部に配置され前記基板3を介して前記LED光源4に電力を供給するリード線31が前記ランプ本体の他方に位置に向かって配置される。
このランプ本体1は、熱伝導性フィラーを加えた熱伝導性樹脂を原料とした射出成型によって形成され、更に前記熱伝導性フィラーは短繊維形状からなり、射出成型された前記ランプ本体1の前記熱伝導フィラーの長手方向が、前記ランプ本体1の前記一方の位置と前記他方に位置間を結ぶ方向(図1〜図3におけるランプ本体1の上端位置と下端位置を結ぶ方向)に概ね一致するように成形するため、射出成型時の樹脂材料の射出口(ゲート位置)を前記ランプ本体1の下端部若しくは上端部位置に形成することによって、前記光源アッセンブリ配置部11からウェッジ型ベース構成部13に向かう方向の熱伝導性が向上し、LED光源3で発生した熱をランプ本体1の外部(ウェッジ型ベース構成部13が装着されるソケット)に効率良く伝達させることができる。
尚、本実施例でランプ本体1に使用する熱伝導性樹脂の原材料として、出光ライオンコンポジット株式会社製PPS G131L3を使用しているが、例えば出光ライオンコンポジット株式会社製PPS(ポリフェニレンサルファイド) G142Z1、G141Z1、G131Z1、三菱エンジニアリングプラスチック株式会社製 PC(ポリカーボネイト)TPN2131、TPN2140、TPN2032、TPN2352、三菱エンジニアリングプラスチック株式会社製 PBT(ポリブチレンテレフタレート) TGN510、TGN515U、ユニチカ株式会社製PPS(ポリフェニレンサルファイド) N2003RG、N2005R、N2002FGN2003F、N2005FB、株式会社カネカ製 PPS(ポリフェニレンサルファイド) )HP007、HP009、HP029、HP349、HP059を原材料としても良く、更に同等の物性を有する他の原材料を用いても良い。
更に、本発明のLEDランプは、前記リード線31には固定抵抗体を含む回路素子32が装着され、前記ランプ本体1の内部を通る前記リード線31及び前記回路素子32を収納するための空間部15が形成され、前記空間部15は前記リード線31及び前記回路素子32と干渉しない範囲で、最小寸法になるように成形されることによって、前記ランプ本体1の横断面の断面積の部分的な低下を可能な限り軽減し、前記ランプ本体1の前記光源アッセンブリ配置部11からウェッジ型ベース構成部13に向かう方向の熱伝導路を確保することができる。
尚、前記リード線31の下方に位置する先端部33をウェッジ型ベース構成部13の端部から引き出したうえ、上方に折り返すことにより、ウェッジ型ベース構成部13を装着するソケット(図示せず)に対する電極部が形成される。
本発明のLEDランプは、自動車用のヘッドランプやポジションランプのみならず、家庭や施設、ディスプレー等の照明用LEDランプとして広く利用することができる。
1:ランプ本体
2:レンズ
3:基板
4:LED光源
11:光源アッセンブリ配置部
12:レンズ装着部
13:ウェッジ型ベース構成部
14:爪部
15:空間部
21:係合孔
31:リード線
32:回路素子
33:先端部
41:ランプ本体
41a:内部空間
42:基板
43:LED光源
44:リードフレーム
45:リード線
46:充填材
47:回路素子
48:レンズ
2:レンズ
3:基板
4:LED光源
11:光源アッセンブリ配置部
12:レンズ装着部
13:ウェッジ型ベース構成部
14:爪部
15:空間部
21:係合孔
31:リード線
32:回路素子
33:先端部
41:ランプ本体
41a:内部空間
42:基板
43:LED光源
44:リードフレーム
45:リード線
46:充填材
47:回路素子
48:レンズ
Claims (3)
- 樹脂製のランプ本体と、
前記ランプ本体内に配置される基板と、
前記ランプ本体の一方の位置に配置されるLED光源と、を有し、
前記LED光源は、給電手段が前記基板と接続されると共に、
前記ランプ本体の内部に配置され前記基板を介して前記LED光源に電力を供給するリード線が前記ランプ本体の他方に位置に向かって配置されるLEDランプにおいて、
前記ランプ本体が、熱伝導性フィラーを加えた樹脂を原料とした射出成型によって形成されることを特徴とするLEDランプ。 - 前記熱伝導性フィラーが短繊維形状からなり、射出成型された前記ランプ本体の前記熱伝導フィラーの長手方向が、前記一方の位置と前記他方に位置間を結ぶ方向と概ね一致するように成形されることを特徴とする請求項1記載のLEDランプ。
- 前記リード線には固定抵抗体を含む回路素子が装着され、前記ランプ本体の内部を通る前記リード線及び前記回路素子のための逃げ空間が最小寸法になるように、前記ランプ本体が成形されることを特徴とする請求項1または2記載のLEDランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016184238A JP2018049734A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | Ledランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016184238A JP2018049734A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | Ledランプ |
Publications (1)
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JP2018049734A true JP2018049734A (ja) | 2018-03-29 |
Family
ID=61766514
Family Applications (1)
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JP2016184238A Pending JP2018049734A (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | Ledランプ |
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JP (1) | JP2018049734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020066427A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 株式会社カーメイト | 車両用ledバルブユニット |
JP2021068613A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | 東芝ライテック株式会社 | 車両用照明装置、および車両用灯具 |
-
2016
- 2016-09-21 JP JP2016184238A patent/JP2018049734A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020066427A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 株式会社カーメイト | 車両用ledバルブユニット |
JP2021068613A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | 東芝ライテック株式会社 | 車両用照明装置、および車両用灯具 |
JP7365577B2 (ja) | 2019-10-24 | 2023-10-20 | 東芝ライテック株式会社 | 車両用照明装置、および車両用灯具 |
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