JP2018049699A - 固体酸化物形燃料電池装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記構成の本発明によれば、平面シール部と側面シール部とが連続しているため、燃料電池セルユニットとガスマニホールドとの間を封止するシール材の距離を長く確保することができる。さらに、平面シール部と側面シール部とが連続しているため、平面シール部に水平方向のせん断応力が生じた場合には、側面シール部には圧縮力が作用することになり、側面シール部がより強固に封止することができ、気密性を確保することができる。
上記構成の本発明によれば、シール材とガスマニホールドの線膨張係数の差が小さいため、線膨張係数の差による熱応力の発生を最小限に抑えつつ、側面シール部に圧縮応力を作用させることができる。
上記構成の本発明によれば、側面シール部は、ガスマニホールドの挿入孔の内面により下方から支持されているため、側面シール部のガスマニホールドの挿入孔の内面との接触面が大きくなる。シール材の線熱膨張係数がガスマニホールドよりも小さいため、側面シール部には圧縮力が作用するが、接触面が大きくなることにより、側面シール部に作用する圧縮力が大きくなり、より強固に側面シール部において気密性を確保できる。
上記構成の本発明によれば、単に円筒状の孔を設けた場合に比べて、ガスマニホールドの断面2次モーメントを大きくすることができ、ガスマニホールドの挿入孔近傍の曲げ剛性を大きくすることができる。これにより、ガスマニホールドの燃料電池セルユニットの重量による変形を抑止し、それによる、シール材への応力発生を抑えることができる。
上述の通り、固定用端部とガスマニホールドの線膨張係数の差によりシール材に生じる応力は外周部ほど大きくなるが、上記構成の本発明によれば、平面シール部のシール材の厚さは外周縁部で最も厚くなっているため、外周縁部におけるクラックの発生を防止できる。
上記構成の本発明によれば、固定用端部の外周角部は面取りされているため、平面シール部のシール材の外周縁部の厚さを厚くすることができる。
上記構成の本発明によれば、支持部材とガスマニホールドとの間と同様に、支持部材とキャップとの間を強固に封止することができる。
改質部120Bでは、低速で移動する混合ガスが改質触媒により燃料ガスに改質され、この燃料ガスが仕切り板123bを通過してガス排出部120Cに供給される。
ガス排出部120Cでは、燃料ガスが燃料ガス供給管64、及び、水添脱硫器用水素取出管65へ排出される。
図7に示すように、ガスマニホールド66の支持板68には、円形断面の挿入孔68Aが形成されている。ガスマニホールド66の支持板68に形成された挿入孔68Aには、上方から支持部材180の突出部180Bが挿入されており、支持部材180の貫通孔182には、上方から内側電極端子86の燃料ガス流路細管98が挿入されている。
このような構成により、ガスマニホールド66内の空間66Aは、支持部材180の貫通孔182、及び、内側電極端子86の燃料ガス流路細管98を介して、燃料電池セル84の燃料ガス流路88(図6)に連通している。
従来技術で説明したように、燃料電池セルユニットとガスマニホールドとを水平方向に平坦なシール材で封止すると、高温環境下において部材間の熱膨張の差により、シール材に大きなせん断力が作用し、クラックが生じてしまう。これに対して、本実施形態によれば、第1のシール材190は、支持部材180の基部180Aの下面とガスマニホールド66の上面とを接着する平面シール部190Aと、支持部材180の突出部180Bの外周面とガスマニホールド66の挿入孔68の上部68Bの内面とを接着する側面シール部190Bとを有するため、側面シール部190Bに水平方向のせん断力が作用したとしても、クラックが上下方向に進行せず、燃料電池セルユニット16のガス流路と燃料電池セルユニット16の外部空間との間でクラックが貫通することを防止できる。さらに、本実施形態によれば、第1のシール材190がガスマニホールド66よりも線膨張係数が小さいため、側面シール部190Bには圧縮力が作用する。このため、側面シール部190Bをより強固に構成することができ、気密性を確保することができる。
図10に示すように、第2実施形態においても、ガスマニホールド266の支持板268には、円形断面の挿入孔268Aが形成されている。ガスマニホールド266の支持板268に形成された挿入孔268Aには、上方から支持部材180の突出部180Bが挿入されており、支持部材180の貫通孔182には、上方から内側電極端子86の燃料ガス流路細管98が挿入されている。
第2実施形態においても、支持部材180の構成は第1実施形態と同様である。
支持部材180、内側電極端子86及び支持部材180と内側電極端子86の間を封止する第2のシール材192の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、マニホールド266の挿入孔268Aの縁が段状に形成されている。これにより、単に挿入孔268Aを形成した場合に比べて、ガスマニホールド266の支持板268の断面2次モーメントを大きくすることができ、ガスマニホールド266の挿入孔268A近傍の曲げ剛性を大きくすることができる。これにより、ガスマニホールド266の燃料電池セルユニット16の重量による変形を抑止し、それによる第1のシール材290への応力発生を抑えることができる。
2 燃料電池モジュール
4 補機ユニット
6 ハウジング
7 断熱材
8 モジュールケース
8a 天板
8b 側板
8c 底板
8d 閉鎖側板
8e 閉鎖側板
8f 吹出口
10 発電室
12 燃料電池セル集合体
16 燃料電池セルユニット
18 燃焼室
24 水供給源
26 純水タンク
28 水流量調整ユニット
30 燃料供給源
32 ガス遮断弁
36 脱硫器
38 燃料流量調整ユニット
39 バルブ
40 空気供給源
42 電磁弁
44 改質用空気流量調整ユニット
45 発電用空気流量調整ユニット
46 第1ヒータ
48 第2ヒータ
50 温水製造装置
52 制御ボックス
54 インバータ
63 燃料供給配管
64 燃料ガス供給管
64a 水平部
64b 燃料供給孔
65 水添脱硫器用水素取出管
66 マニホールド
68 支持板
74 発電用空気導入管
82 排気ガス排出管
83 点火装置
84 燃料電池セル
86 内側電極端子
88 燃料ガス流路
90 内側電極層
92 外側電極層
94 電解質層
96 シール材
98 燃料ガス流路細管
111 排気口
112 混合ガス供給管
120 改質器
120A 混合ガス受入部
120B 改質部
120C ガス排出部
120a 混合ガス供給口
120b 貫通孔
121 上側ケース
122 下側ケース
123a 仕切り板
123b 仕切り板
130 排気ガス誘導部材
131 下部誘導板
131a 凸状段部
132 上部誘導板
132a 凹部
133 連結板
134 連結板
135 ガス断熱層(ガス溜)
140 蒸発器
140A 排気通路部
140B 蒸発部
140C 混合部
141 蒸発器ケース
142 上側ケース
143 下側ケース
144 中間板
144a 開口
160 空気通路カバー
160a 天板
160b 側板
161a 空気通路
161b 空気通路
162 プレートフィン
163 プレートフィン
164 流路方向調整部
167 開口部
171 排気管
172a 第1排気通路
172b 第2排気通路
173 第3排気通路
174 第4排気通路
175a プレートフィン
175b プレートフィン
176 排気集中部
180 支持部材
180A 基部
180B 突出部
180C 外周縁(角部)
180D 外周縁(角部)
180E 外周縁(角部)
182 貫通孔
182F 傾斜面
184 固定用端部
190 第1のシール材
190A 平面シール部
190B 側面シール部
190C 外周部
192 第2のシール部
192A 平面シール部
192B 側面シール部
192C 外周部
202 突出部
202b 天板部
203 突起部
204 突出部
204b 天板部
205 突起部
266 ガスマニホールド
268 支持板
268A 挿入孔
268B 円筒部
268C 円患部
290 第1のシール材
290A 平面シール部
290B 側面シール部
290C 外周部
Claims (9)
- 燃料ガスと、酸化剤ガスとにより発電を行う固体酸化物形燃料電池装置であって、
燃料極と、電解質と、空気極と、が順次積層されてなり、前記燃料ガスが一端から他端に流通するガス流路が内部に形成された筒状の発電部、及び、前記発電部の少なくとも一端に接続された固定用端部を有する燃料電池セルユニットと、
燃料電池セルユニットの固定用端部が挿入される挿入孔が上面に形成され、前記燃料ガスを、前記固定用端部を通じて前記ガス流路に分配するガスマニホールドと、
前記ガスマニホールドの前記挿入孔に前記固定用端部を接着するシール材と、を備え、
前記シール材は、前記固定用端部の外面と前記ガスマニホールドの上面とを接着する平面シール部と、前記固定用端部の外面と前記ガスマニホールドの前記挿入孔の側面とを接着する側面シール部とを含み、
前記シール材の線膨張係数は、前記ガスマニホールドの線膨張係数よりも小さい、ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池装置。 - 前記平面シール部と、前記側面シール部とは連続している、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記シール材の線膨張係数は、前記ガスマニホールドの線膨張係数の0.7〜0.999倍である、請求項2に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記固定用端部は中央に突出部を有し、前記突出部が前記ガスマニホールドの前記挿入孔に挿入され、前記ガスマニホールドの前記挿入孔の側面と、前記突出部との間に前記側面シール部が設けられている、請求項2に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記側面シール部は、前記ガスマニホールドの前記挿入孔の内面により下方から支持されている、請求項4に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記ガスマニホールドの前記挿入孔の縁は段状に形成されている、請求項5に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記平面シール部の前記シール材の厚さは外周縁部で最も厚くなっている、請求項6に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記固定用端部の外周角部は面取りされており、前記面取りされた外周角部は前記平面シール部を介して前記ガスマニホールドの上面に接着されている、請求項7に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
- 前記固定用端部は、前記発電部の端部に設けられ、突出部を含むキャップと、前記キャップと前記ガスマニホールドの間に設けられた支持部材とを有し、
前記支持部材には前記キャップの突出部が挿入された支持部材貫通孔が形成されており、
前記シール材は、前記キャップと前記支持部材の上面とを接着する第2平面シール部と、前記キャップの突出部と、前記支持部材の前記支持部材貫通孔の内面とを接着する第2側面シール部と、を備える、請求項2〜6の何れか1項に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
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