JP2018048827A - 複列磁気エンコーダおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、2つの磁気エンコーダを組み立てて複列の磁気エンコーダとしてから、各磁気エンコーダトラックを着磁しているため、着磁していない隣りの磁気エンコーダトラックに磁束が漏れて、着磁精度に影響を与えることも想定される。
この発明の他の目的は、磁気シールド部材を備えた特別な着磁ヨークを必要とせずに、複列磁気エンコーダを効率良く製造することができる製造方法を提供することである。
この構成であると、嵌合凹部および嵌合凸部の位置や形状も含めて複数の個別磁気エンコーダを全く同じ形状とすることができるため、1種類の個別磁気エンコーダのみ製作するだけでよく、金型等の初期投資を抑えることができる。
また、前記嵌合凹部は、前記芯金の中心軸を中心とする円周上の複数箇所に分散して位置し、かつ前記嵌合凸部は、前記芯金の中心軸を中心とする円周上の複数箇所に分散して位置していても良い。
嵌合凹部および嵌合凸部が上記何れの形状であっても、隣り合う個別磁気エンコーダの芯金同士を互いに心ずれ不可状態に接合することができる。
この場合、嵌合凹部および嵌合凸部の加工が容易である。
隣り合う2つの個別磁気エンコーダの磁気エンコーダトラック間に軸方向の隙間が介在することで、2つの磁気エンコーダトラックの磁気干渉を抑制し、着磁精度を高精度に維持することができる。
前記準備過程は、環状の芯金の軸方向の片方の端面に嵌合凹部を有し、他の片方の面に嵌合凸部を有する芯金を複数製造する過程と、前記複数の芯金の外周にそれぞれ未着磁の磁気エンコーダトラックを形成して、複数の未着磁の個別磁気エンコーダを得る過程と、前記複数の未着磁の個別磁気エンコーダの前記磁気エンコーダトラックに、それぞれ所定の着磁パターンでN極とS極とを着磁する過程とを含む。
前記接合過程は、前記磁気エンコーダトラックに着磁後の前記複数の個別磁気エンコーダーダ同士を、それぞれの嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合させることで、互いに心ずれ不可状態に接合する。
図1〜図3はこの発明の一実施形態を示す。図2に示すように、この複列磁気エンコーダ4は、同じ形状の2つの個別磁気エンコーダ1,1を軸方向に並べて接合してある。図1に示すように、各個別磁気エンコーダ1は、芯金2と、この芯金2の外周面に形成された磁気エンコーダトラック3とで構成される。
製造方法は、大きく分けて、複数(例えば2つ)の個別磁気エンコーダ1,1を準備する準備過程と、準備された複数の個別磁気エンコーダ1,1を互いに接合する接合過程とからなる。
2…芯金
2a…嵌合凹部
2b…嵌合凸部
2c,2d…端面
3…磁気エンコーダトラック
4…複列磁気エンコーダ
5…個別磁気エンコーダ
6…芯金
6a…嵌合凹部
6b…嵌合凸部
6c,6d…端面
7…磁気エンコーダトラック
8…複列磁気エンコーダ
9…個別磁気エンコーダ
10…芯金
10a…嵌合凹部
10b…嵌合凸部
10c,10d…端面
11…磁気エンコーダトラック
12…複列磁気エンコーダ
12a…軸方向隙間
O…中心軸
Claims (7)
- 軸方向に並ぶ複数の個別磁気エンコーダからなり、前記各個別磁気エンコーダは、環状の芯金と、この芯金の外周面に形成された環状で単列の磁気エンコーダトラックとを有し、前記磁気エンコーダトラックは所定の磁気パターンでN極とS極とが着磁されていて、隣り合う前記個別磁気エンコーダの前記芯金同士が、それぞれの対向する軸方向の端面に形成された嵌合凹部と嵌合凸部とが嵌合することで、互いに心ずれ不可状態に接合されていることを特徴とする複列磁気エンコーダ。
- 請求項1に記載の複列磁気エンコーダにおいて、前記複数の個別磁気エンコーダは互いに同形状であり、前記芯金の軸方向の片方の端面に前記嵌合凹部が形成され、かつ他の片方の端面に前記嵌合凸部が形成された複列磁気エンコーダ。
- 請求項1または請求項2に記載の複列磁気エンコーダにおいて、前記嵌合凹部は、前記芯金の中心軸と同心の円環状であり、前記芯金の前記片方の端面から内径面にかけて切り欠かれた断面形状であって、かつ前記嵌合凸部は、前記芯金の中心軸と同心の円環状であり、前記芯金の前記他の片方の端面から軸方向に突出する断面形状である複列磁気エンコーダ。
- 請求項1または請求項2に記載の複列磁気エンコーダにおいて、前記嵌合凹部は、前記芯金の中心軸を中心とする円周上の複数箇所に分散して位置し、かつ前記嵌合凸部は、前記芯金の中心軸を中心とする円周上の複数箇所に分散して位置する複列磁気エンコーダ。
- 請求項4に記載の複列磁気エンコーダにおいて、前記嵌合凹部は内壁面が円筒状面であり、前記嵌合凸部が円柱状である複列磁気エンコーダ。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の複列磁気エンコーダにおいて、前記磁気エンコーダトラックの軸方向の端面は前記芯金の軸方向の端面よりも軸方向内側に位置し、隣り合う2つの前記個別磁気エンコーダの磁気エンコーダトラック間に軸方向の隙間が介在する複列磁気エンコーダ。
- N極とS極とが所定の着磁パターンで並ぶ磁気エンコーダトラックが複列形成された複列磁気エンコーダの製造方法であって、それぞれ単列の磁気エンコーダトラックが形成され、互いに接合可能な複数の個別磁気エンコーダを準備する準備過程と、準備された複数の前記個別磁気エンコーダを互いに接合する接合過程とからなり、
前記準備過程は、
環状の芯金の軸方向の片方の端面に嵌合凹部を有し、他の片方の面に嵌合凸部を有する芯金を複数製造する過程と、
前記複数の芯金の外周にそれぞれ未着磁の磁気エンコーダトラックを形成して、複数の未着磁の個別磁気エンコーダを得る過程と、
前記複数の未着磁の個別磁気エンコーダの前記磁気エンコーダトラックに、それぞれ所定の着磁パターンでN極とS極とを着磁する過程とを含み、
前記接合過程は、
前記磁気エンコーダトラックに着磁後の前記複数の個別磁気エンコーダーダ同士を、それぞれの嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合させることで、互いに心ずれ不可状態に接合する、
複列磁気エンコーダの製造方法。
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