JP2018048779A - 流体回収再生充填装置 - Google Patents
流体回収再生充填装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018048779A JP2018048779A JP2016185181A JP2016185181A JP2018048779A JP 2018048779 A JP2018048779 A JP 2018048779A JP 2016185181 A JP2016185181 A JP 2016185181A JP 2016185181 A JP2016185181 A JP 2016185181A JP 2018048779 A JP2018048779 A JP 2018048779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- low
- hose
- joint member
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000011049 filling Methods 0.000 title claims abstract description 45
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 43
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 title abstract description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 235
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 173
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 63
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 63
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 125
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 60
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 16
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 238000005429 filling process Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- LVGUZGTVOIAKKC-UHFFFAOYSA-N 1,1,1,2-tetrafluoroethane Chemical compound FCC(F)(F)F LVGUZGTVOIAKKC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- FXRLMCRCYDHQFW-UHFFFAOYSA-N 2,3,3,3-tetrafluoropropene Chemical compound FC(=C)C(F)(F)F FXRLMCRCYDHQFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N chloro(fluoro)methane Chemical compound F[C]Cl KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 1
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000001988 toxicity Effects 0.000 description 1
- 231100000419 toxicity Toxicity 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
また、上記高圧用ホースの第2高圧用継手部材に上記第1高圧用継手部材が対応すると共に上記低圧用ホースの上記第2低圧用継手部材に上記第1低圧用継手部材が対応することが判別可能な対応ホース識別手段を、上記高圧用ホースと上記第1高圧用継手部材と上記低圧用ホースと上記第1低圧用継手部材とに付与したものである。
本発明に係る流体回収再生充填装置は、図1及び図2と図16に示すように、第1冷媒が予め充填されている車両空調装置Sの高圧サービスバルブSaに着脱自在な第1高圧用継手部材10Aを先端側に有する第1高圧用ホース1Aと、車両空調装置Sの低圧サービスバルブSbに着脱自在な第1低圧用継手部材20Aを先端側に有する第1低圧用ホース2Aと、車両空調装置Sから回収した第1冷媒を貯えるための第1回収タンクTaと、を備えている。
第1冷媒と第2冷媒は種類が異なる。つまり、別の車両空調装置S´には第1冷媒と異なる種類の第2冷媒が予め充填されている。例えば、第1冷媒は、HFC−134aであり、第2冷媒は、HFO−1234yfである。
高圧接続部材91は、基端が本体ケーシング90に固着され本体ケーシング90内の配管回路部80と接続された高圧接続具91cと、高圧接続具91cに基端が接続されると共に先端が高圧連結具91aに接続された高圧接続ホース91bと、を有している。
低圧接続部材92は、本体ケーシング90に基端が固着され本体ケーシング90内の配管回路部80と接続された低圧接続具92cと、低圧接続具92cに基端が接続されると共に先端が低圧連結具92aに接続された低圧接続ホース92bと、を有している。
高圧連結具91a及び第1・第2高圧用連結部材11A,11Bは、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットで構成され、高圧連結具91aは雌雄一方側継手(雌雄一方のカプラ)であり、第1・第2高圧用連結部材11A,11Bは、雌雄他方側継手(雌雄他方のカプラ)である。
低圧連結具92a及び第1・第2低圧用連結部材21A,21Bは、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットで構成され、低圧接続部材92は雌雄一方側継手(雌雄一方のカプラ)であり、第1・第2低圧用連結部材21A,21Bは、雌雄他方側継手(雌雄他方のカプラ)である。
第1ホースユニットYa、又は、第2ホースユニットYbを選択して装置本体9の高圧接続部材91及び低圧接続部材92に接続して装置本体9側の配管回路部80と連通するように構成している。
つまり、装置本体9は、第1高圧用ホース1Aと第2高圧用ホース1Bとが選択的に(第1高圧用ホース1Aと第2高圧用ホース1Bとの内、選択されたものが)接続可能な高圧接続部材91と、第1低圧用ホース2Aと第2低圧用ホース2Bとが選択的に接続可能な低圧接続部材92と、を備えている。
第2不使用継手接続部3Bは、別の車両空調装置S´の高圧サービスバルブSa´と継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が同じものである。
つまり、第1不使用継手接続部3Aに第2ホースユニットYbは構造的に接続不可能であり、第2不使用継手接続部3Bに第1ホースユニットYaは構造的に接続不可能である。
第1・2判定部4A,4Bは、第1・第2不使用継手接続部3A,3Bに接続された第1・第2高圧用継手部材10A,10B内部の相手側継手逆止弁解除用の棒状突出部によって、検知子が押圧されて電気的信号(ON―OFF信号)を送信するように構成している。
なお、第1・第2判定部4A,4Bは、リミットスイッチに限らず、継手接続状態か否かを判定(検知)して電気的信号を制御部に送信可能であればよく、光電センサ、近接センサ、磁気センサ等の電気的検知器(判定器)とするも良い。
或いは、第1不使用継手接続部3Aを、第1高圧用継手部材10Aと第1低圧用継手部材20Aの両方が夫々接続・分離可能に2つ設け、第1判定部4Aを、第1不使用継手接続部3Aに第1高圧用継手部材10A及び第1低圧用継手部材20Aの両方が接続された継手接続状態か否かを判定するよう設けても良い。
また、第2不使用継手接続部3Bを、第2低圧用継手部材20Bと接続・分離可能に設け、第2判定部4Bを第2不使用継手接続部3Bに第2低圧用継手部材20Bが継手接続状態か否かを判定するように設けても良い。この場合、第2不使用継手接続部3Bは、別の車両空調装置S´の低圧サービスバルブSb´と継手規格が同じものとする。
或いは、第2不使用継手接続部3Bを、第2高圧用継手部材10Bと第2低圧用継手部材20Bの両方が夫々接続・分離可能に2つ設け、第2判定部4Bを、第2不使用継手接続部3Bに第2高圧用継手部材10B及び第2低圧用継手部材20Bの両方が継手接続状態か否かを判定するように設けても良い。
識別表示とは、色、模様、文字や記号等視認で識別(区別)が可能なように表現することをいう。
例えば、高圧接続部材91の高圧接続ホース91bと、高圧用ホース1のホース部に表面が赤(系)色のホース材を用いる。そして、低圧接続部材92の低圧接続ホース92bと、低圧用ホース2のホース部に表面が青(系)色のホース材を用いる。つまり、色(素材色)をもって識別表示を行い、目視での判別を可能とする。
或いは、高圧連結具91aと、第1・第2高圧用連結部材11A,11Bと、のメッキ色や素材色を第1識別表示とし、低圧連結具92aと、第1・第2低圧用連結部材21A,21Bと、のメッキ色や素材色を第2識別表示として、判別可能とする。
また、第1オイル供給配管部86に、第1オイル用電磁弁(第6電磁弁)V6を介装し、第2オイル供給配管部87に、第2オイル用電磁弁(第7電磁弁)V7を介装し、冷媒補充配管部88に、冷媒補充用電磁弁(第8電磁弁)V8を介装している。
また、合流配管部83において第1合流部Q1を第2合流部Q2よりも一端側に配設している。第2合流部Q2と連結用逆止弁Baの間に、冷媒補充配管部88を合流配管部83に合流させている。
また、第2回収タンクTaの流出側に一端側(上流側)が接続され、他端側(下流側)が共用配管部70の基端側に接続される第2回収流体充填配管部72を有している。第2回収流体充填配管部72に第2液化冷媒用電磁弁(第14電磁弁)V14を介装している。
また、第2回収流体充填配管部72と、オイルセパレータ84aの入口側と連結用逆止弁Baの間と、を第2循環用電磁弁(第15電磁弁)V15を介して接続する第2循環用配管部74を有している。
また、配管回路部80は、コンプレッサCの吐出側と第16電磁弁V16の間と、第13電磁弁V13と第2回収タンクTbの流入側の間と、を第2残留冷媒回収用電磁弁(第18電磁弁)V18を介して接続する第2残留冷媒回収用配管部78を有している。
真空引き配管回路部85は、合流連結部QaとポンプPの間に、真空引き用電磁弁(第4電磁弁)V4を有している。また、第4電磁弁V4とポンプPの間に、負圧パージ用電磁弁(第5電磁弁)V5を有する負圧パージ用配管部を接続している。
なお、図示の配管回路部80は、圧力センサや圧力計、安全弁やドレイン配管等は図示省略している。また、各配管部を接続する(している)とは、流体が送流できるように連通可能に連結させる(させている)ことである。
制御部は、第1判定部4A及び第2判定部4Bの判定結果(電気信号の有無)に基づいて、第2ホースユニットYbが不使用状態であるということを認識し、第1ホースユニットYaが使用され、第1ホースユニットYaに対応する車両空調装置Sと第1冷媒とに関する工程(第1冷媒作業)を行うための準備がされたと判断し、第1回収タンクTaを使用すべきと決定する。また、第1冷媒作業の開始(運転スタート)を許可する。
このように、制御部によって自動的に第1回収タンクTa及び第2回収タンクTbのいずれを使用すべきかが決定され、使用者による誤操作(誤選択)を防止する。
つまり、第1冷媒作業中(工程)は、不使用である第2ホースユニットYbの第2高圧用継手部材10B及び第2低圧用継手部材20Bの少なくとも一方を第2不使用継手接続部3Bに接続している。
第1接続口部96に第1オイル缶J1を接続した場合は、制御部が、第1・第6電磁弁V1,V6を開状態にし、第2・第3・第4・第5・第7・第8・第9・第10・第11・第12・第13・第14・第15・第16・第17・第18・第19電磁弁V2,V3,V4,V5,V7,V8,V9,V10,V11,V12,V13,V14,V15,V16,V17,V18,V19を閉状態にする。
第1オイル缶J1の内圧によって、及び、車両空調装置Sの配管内を予め配管回路部80よりも低圧にすることによって、(図3に太線で示すように)オイルが第1オイル供給配管部86と、第1合流部Q1から合流連結部Qaまでと、第1配管部81と、第1高圧用ホース1Aと、を流れて高圧サービスバルブSa側から充填される。
第1高圧・低圧用継手部材10A・20Aは、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットの雌側継手であって、具体的には、雌カプラである。
第1冷媒用連結具6Aの一端部及び他端部は、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットの雄側継手であって、具体的には、雄カプラである。
第1冷媒用連結具6Aの一端部は、高圧サービスバルブSaと継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が同じものである。
第1冷媒用連結具6Aの他端部は、低圧サービスバルブSbと継手規格が同じものである。
連結具6(第1冷媒用連結具6A及び後述の第2冷媒用連結具6B)の中間部は、パイプ状部材やホース状部材等、流体が送流可能であれば良い。なお、連結具6は、流路全長が200mm以下となるように設けるのが望ましい。また、空気の流入を防ぐために連結具6の内部に逆止弁を設けるのも好ましい。
ここで、第1・第2接続口部96,97は、円筒形に形成され第1・第2オイル缶J1,J2の雄ネジ口部と螺合する(缶螺着用)の雌ネジ部と、缶開封用の注射針状の突入刃と、を有している。
連結配管部材55の第1・第2連結部材56,57は、円筒形に形成され、第1・第2接続口部96,97の雌ネジ部に螺着可能な雄ネジ部を有すると共に第1・第2接続口部96,97との螺合状態で突入刃が差し込まれて流体が送流可能に連通する開口部を有している。
第1接続口部96と第2接続口部97の雌ネジ部は同じネジ規格(ネジの巻き方向、ネジ形状、条数、ピッチ、呼び径)である。
第1・第2連結部材56,57及び第1・第2オイル缶J1,J2の雄ネジ部は、同じネジ規格である。
連結配管部材55の中間部は、パイプ状部材やホース状部材等、流体が送流可能であれば
良い。なお、連結配管部材55は、流路全長が700mm以下に設けるのが望ましい。連結配管部材55の第1・第2連結部材56,57と、第1・第2接続口部96,97との接続は、カプラを介して行っても良い。
上述の第1の各洗浄工程や残留冷媒回収工程のいくつかを組み合わせて行うことにより、配管回路部80全てを、第1冷媒にて洗浄できる。
また、車両空調装置Sの低圧サービスバルブSbと、上記別の車両空調装置S´の低圧サービスバルブSb´とは、継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が異なる。
つまり、第2冷媒作業中(工程)は、不使用である第1ホースユニットYaの第1高圧用継手部材10A及び第1低圧用継手部材20Aの少なくとも一方を第1不使用継手接続部3Aに接続している。
さらに、第2接続口部97にも第2オイル缶J2を接続した場合は、制御部が、第7電磁弁V7も開状態にし、第2オイルが第2オイル供給配管部87にも流れる。
第2冷媒用連結具6Bは、一端部が第2高圧用継手部材10Bに着脱自在に設けられ、他端部が第2低圧用継手部材20Bに着脱自在に設けられ、第2高圧用継手部材10Bと第2低圧用継手部材20Bを連通させる流路を内部に有している。
第2高圧・低圧用継手部材10B・20Bは、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットの雌側継手であって、具体的には、雌カプラである。
第2冷媒用連結具6Bの一端部及び他端部は、ワンタッチ継手や迅速継手とも呼ばれる差込接続型雌雄継手ユニットの雄側継手であって、具体的には、雄カプラである。
第2冷媒用連結具6Bの一端部は、別の車両空調装置S´の高圧サービスバルブSa´と継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が同じものである。
第2冷媒用連結具6Bの他端部は、別の車両空調装置S´の低圧サービスバルブSb´と継手規格が同じものである。
このように、上述の第2の各洗浄工程と残留冷媒回収工程のいくつかを組み合わせて行うことにより、配管回路部80全てを、第2冷媒にて洗浄できる。
連通接続手段5を、第1オイル供給配管部86の中間部と第2オイル供給配管部87の中間部とをバイパス用電磁弁Vaを介して接続するバイパス配管部50で構成している。
第1オイル供給配管部86において第1接続口部96の基端側近傍に第1逆止弁B6を設け、第2オイル供給配管部87において第2接続口部97の基端側近傍に第2逆止弁B7を設けている。第1逆止弁B6と第6電磁弁V6の間に(第1逆止弁B6の基端側近傍に)バイパス配管部50の一端側を接続し、第2逆止弁B7と第7電磁弁V7の間に(第2逆止弁B7の基端側近傍に)バイパス配管部50の他端側を接続している。そして、第1接続口部96を第1オイル缶J1(第1オイル)専用とし、第2接続口部97を第1オイルと異なる種類の第2オイルが充填されている第2オイル缶J2(第1オイルと異なる種類の第2オイル)専用とする。
第1オイル供給配管部86と第2オイル供給配管部87の洗浄を行う際に、バイパス配管部50を開状態にすることで、バイパス配管部50に回収流体(第1再生液化冷媒又は第2再生液化冷媒)を送流させて配管洗浄を可能としたものである。
変形例の高圧接続部材91は本体ケーシング90に固着され本体ケーシング90内の配管回路部80と接続されると共に高圧用ホース1の基端側(選択された第1・第2高圧用連結部材11A,11B)と接続・分離可能な高圧連結具91aで構成されている(高圧接続ホース91bを省略している)。また、変形例の低圧接続部材92は、本体ケーシング90に固着され本体ケーシング90内の配管回路部80と接続されると共に低圧用ホース2の基端側(選択された第1・第2低圧用連結部材21A,21B)と接続・分離可能な低圧連結具92aで構成されている(低圧接続ホース92bを省略している)。他の構成は上述の実施形態と同様である。
そして、別の車両空調装置S´の高圧サービスバルブSa´に着脱自在な第2高圧用継手部材10Bを先端に有すると共に、高圧接続部材91を介して基端が装置本体9側の配管回路部80に接続された高圧用ホース1と、別の車両空調装置S´の低圧サービスバルブSb´に着脱自在な第2低圧用継手部材20Bを有すると共に、低圧接続部材92を介して基端が装置本体9側の配管回路部80に接続された低圧用ホース2と、を備えている。
高圧接続部材91は、高圧用ホース1の基端が連通して固着可能な配管部材からなる高圧接続具91cにて構成されている
低圧接続部材92は、低圧用ホース2の基端が連通して固着可能な配管部材からなる低圧接続具92cにて構成されている。
そして、高圧用ホース1の第2高圧用継手部材10Bに第1高圧用継手部材10Aの基端側を着脱自在に取着し、低圧用ホース2の第2低圧用継手部材20Bに第1低圧用継手部材20Aの基端側を着脱自在に取着した構成である。
第1高圧用継手部材10Aは、基端側に、第2高圧用継手部材10Bと連通するための流路を内部に有すると共に外周側に第2高圧用継手部材10Bと着脱自在な継手構造を有する高圧用アダプタ部材7を、高圧継手本体aの基端部に一体に、又は、着脱自在に、有している。
第1高圧用継手部材10Aの基端側(高圧用アダプタ部材7の基端部)は、第2高圧用継手部材10Bに着脱自在に設けられ、別の車両空調装置S´の高圧サービスバルブSa´と継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が同じものである。具体的には雄カプラである。
第1低圧用継手部材20Aは、基端側に、第2低圧用継手部材20Bと連通するための流路を内部に有すると共に外周側に第2低圧用継手部材20Bと着脱自在な継手構造を有する低圧用アダプタ部材8を、低圧継手本体bに一体に、又は、着脱自在に、有している。
第1低圧用継手部材20Aの基端側(低圧用アダプタ部材8の基端部)は、第2低圧用継手部材20Bに着脱自在に設けられ、別の車両空調装置S´の低圧サービスバルブSb´と継手規格(抜き差し部の呼び径寸法や着脱構造)が同じものである。具体的には雄カプラである。
なお、不使用継手接続部3は第1低圧用継手部材20Aの先端側(低圧継手本体b)が接続・分離可能とするも良い。或いは、不使用継手接続部3は第1高圧用継手部材10A及び第1低圧用継手部材20Aの両方の先端側が、夫々接続・分離可能に2つ設けるも良い。
つまり、第2高圧用継手部材10Bと第1高圧用継手部材10Aの基端側(高圧用アダプタ部材7)との継手規格と、第2低圧用継手部材20Bと第1低圧用継手部材20Aの基端側(低圧用アダプタ部材8)との継手規格とは、異なるため、接続可否で判別可能とした対応ホース識別手段が付与されているが(付け間違いは発生しないが)、さらに、接続作業を容易かつ迅速に行えるようにするため、素材色やメッキ色といった色による目視で判別可能に設けるのが好ましい。
なお、高圧継手本体aと高圧用アダプタ部材7を着脱自在に設けると共に、低圧継手本体bと低圧用アダプタ部材8を着脱自在に設けた場合は、高圧継手本体aに高圧用アダプタ部材7が対応すると共に、低圧継手本体bに、低圧用アダプタ部材8が対応することが、接続可否で判別可能及び/又は目視(色)で判別可能な対応ホース識別手段を、高圧継手本体aと高圧用アダプタ部材7と低圧継手本体bと低圧用アダプタ部材8とに付与する。
すると、判定部4が継手接続状態でないと判定する。制御部は、判定部4の判定結果(電気信号無し)に基づいて、第1高圧用継手部材10A及び第1低圧用継手部材20Aが使用状態であるということを認識し、車両空調装置Sと第1冷媒とに関する第1冷媒作業を行うための準備がされたと判断し、第1回収タンクTaを使用すべきと決定する。
そして、上述の実施形態と同様に、第1冷媒回収工程、オイル充填工程、第1の再生液化冷媒充填工程、各洗浄工程等の第1冷媒作業を行う。
そして、上述の実施形態と同様に、第2冷媒回収工程、オイル充填工程、第2の再生液化冷媒充填工程、各洗浄工程等の第2冷媒作業を行う。他の構成及び作用効果は、図1乃至図17を用いて説明した実施形態と同様である。
1A 第1高圧用ホース
1B 第2高圧用ホース
2 低圧用ホース
2A 第1低圧用ホース
2B 第2低圧用ホース
3 不使用継手接続部
3A 第1不使用継手接続部
3B 第2不使用継手接続部
4 判定部
4A 第1判定部
4B 第2判定部
9 装置本体
10A 第1高圧用継手部材
10B 第2高圧用継手部材
20A 第1低圧用継手部材
20B 第2低圧用継手部材
80 配管回路部
91 高圧接続部材
92 低圧接続部材
S 車両空調装置
S´ 別の車両空調装置
Sa 高圧サービスバルブ
Sa´ 高圧サービスバルブ
Sb 低圧サービスバルブ
Sb´ 低圧サービスバルブ
Ta 第1回収タンク
Tb 第2回収タンク
Ya 第1ホースユニット
Yb 第2ホースユニット
Claims (4)
- 車両空調装置(S)から回収した第1冷媒を貯えるための第1回収タンク(Ta)と、上記車両空調装置(S)とは異なる別の車両空調装置(S´)から回収した第2冷媒を貯えるための第2回収タンク(Tb)と、を備えた装置本体(9)を具備し、
さらに、上記車両空調装置(S)の高圧サービスバルブ(Sa)に着脱自在な第1高圧用継手部材(10A)を有する第1高圧用ホース(1A)と、上記車両空調装置(S)の低圧サービスバルブ(Sb)に着脱自在な第1低圧用継手部材(20A)を有する第1低圧用ホース(2A)と、を備えた第1ホースユニット(Ya)と、
上記別の車両空調装置(S´)の高圧サービスバルブ(Sa´)に着脱自在な第2の高圧用継手部材(10B)を有する第2高圧用ホース(1B)と、上記別の車両空調装置(S´)の低圧サービスバルブ(Sb´)に着脱自在な第2低圧用継手部材(20B)を有する第2低圧用ホース(2B)と、を備えた第2ホースユニット(Yb)と、
を具備し、
上記装置本体(9)は、上記第1高圧用継手部材(10A)及び上記第1低圧用継手部材(20A)の少なくとも一方が接続・分離可能な第1不使用継手接続部(3A)と、上記第1不使用継手接続部(3A)が継手接続状態か否かを判定するための第1判定部(4A)と、上記第2高圧用継手部材(10B)及び上記第2低圧用継手部材(20B)の少なくとも一方が接続・分離可能な第2不使用継手接続部(3B)と、上記第2不使用継手接続部(3B)が継手接続状態か否かを判定するための第2判定部(4B)と、上記第1判定部(4A)及び上記第2判定部(4B)の判定結果に基づいて上記第1回収タンク(Ta)及び上記第2回収タンク(Tb)のいずれを使用するかを決定する制御部と、を備えたことを特徴とする流体回収再生充填装置。 - 上記装置本体(9)は、上記第1回収タンク(Ta)及び上記第2回収タンク(Tb)を有する配管回路部(80)と、該配管回路部(80)に接続されると共に上記第1高圧用ホース(1A)と上記第2高圧用ホース(1B)とが選択的に接続可能な高圧接続部材(91)と、該配管回路部(80)に接続されると共に上記第1低圧用ホース(2A)と上記第2低圧用ホース(2B)とが選択的に接続可能な低圧接続部材(92)と、を備え、
上記高圧接続部材(91)に上記第1高圧用ホース(1A)と上記第2高圧用ホース(1B)とが対応すると共に上記低圧接続部材(92)に上記第1低圧用ホース(2A)と上記第2低圧用ホース(2B)とが対応することを判別可能な対応ホース識別手段を、上記高圧接続部材(91)と上記第1高圧用ホース(1A)と上記第2高圧用ホース(1B)と上記低圧接続部材(92)と上記第1低圧用ホース(2A)と上記第2低圧用ホース(2B)とに付与した請求項1記載の流体回収再生充填装置。 - 車両空調装置(S)から回収した第1冷媒を貯えるための第1回収タンク(Ta)と、上記車両空調装置(S)とは異なる別の車両空調装置(S´)から回収した第2冷媒を貯えるための第2回収タンク(Tb)と、を備えた装置本体(9)を具備し、
さらに、上記車両空調装置(S)の高圧サービスバルブ(Sa)に着脱自在な第1高圧用継手部材(10A)と、上記車両空調装置(S)の低圧サービスバルブ(Sb)に着脱自在な第1低圧用継手部材(20A)と、を備え、
上記別の車両空調装置(S´)の高圧サービスバルブ(Sa´)に着脱自在な第2高圧用継手部材(10B)を先端に有すると共に基端が装置本体(9)側に接続された高圧用ホース(1)と、上記別の車両空調装置(S´)の低圧サービスバルブ(Sb´)に着脱自在な第2低圧用継手部材(20B)を有すると共に基端が上記装置本体(9)側に接続された低圧用ホース(2)と、を備え、
上記高圧用ホース(1)の第2高圧用継手部材(10B)に上記第1高圧用継手部材(10A)を着脱自在に構成すると共に、上記低圧用ホース(2)の第2低圧用継手部材(20B)に上記第1低圧用継手部材(20A)を着脱自在に構成し、
上記装置本体(9)は、上記第1高圧用継手部材(10A)及び上記第1低圧用継手部材(20A)の少なくとも一方が接続・分離可能な不使用継手接続部(3)と、上記不使用継手接続部(3)が継手接続状態か否かを判定するための判定部(4)と、該判定部(4)の判定結果に基づいて上記第1回収タンク(Ta)及び上記第2回収タンク(Tb)のいずれを使用するかを決定する制御部と、を備えたことを特徴とする流体回収再生充填装置。 - 上記高圧用ホース(1)の上記第2高圧用継手部材(10B)に上記第1高圧用継手部材(10A)が対応すると共に上記低圧用ホース(2)の上記第2低圧用継手部材(20B)に上記第1低圧用継手部材(20A)が対応することが判別可能な対応ホース識別手段を、上記高圧用ホース(1)と上記第1高圧用継手部材(10A)と上記低圧用ホース(2)と上記第1低圧用継手部材(20A)とに付与した請求項3記載の流体回収再生充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016185181A JP6235090B1 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 流体回収再生充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016185181A JP6235090B1 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 流体回収再生充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6235090B1 JP6235090B1 (ja) | 2017-11-22 |
JP2018048779A true JP2018048779A (ja) | 2018-03-29 |
Family
ID=60417592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016185181A Active JP6235090B1 (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 流体回収再生充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6235090B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196843A (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | デンゲン株式会社 | 冷媒回収充填装置及びその誤接続防止機構 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102112515B1 (ko) * | 2018-05-21 | 2020-06-04 | 김환신 | 자동차 에어컨 시스템용 냉매재생장치 및 이에 적용되는 혼유방지모듈 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0560431A (ja) * | 1989-12-04 | 1993-03-09 | Kent Moore Corp | 冷媒処理システム |
US5493869A (en) * | 1994-12-16 | 1996-02-27 | Spx Corporation | Recovery of at least two different and incompatible refrigerant types |
JP2014211267A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | デンゲン株式会社 | 冷媒回収充填装置及びその洗浄方法 |
JP2016200357A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 株式会社岡常歯車製作所 | 流体回収再生充填装置 |
-
2016
- 2016-09-23 JP JP2016185181A patent/JP6235090B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0560431A (ja) * | 1989-12-04 | 1993-03-09 | Kent Moore Corp | 冷媒処理システム |
US5493869A (en) * | 1994-12-16 | 1996-02-27 | Spx Corporation | Recovery of at least two different and incompatible refrigerant types |
JP2014211267A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | デンゲン株式会社 | 冷媒回収充填装置及びその洗浄方法 |
JP2016200357A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | 株式会社岡常歯車製作所 | 流体回収再生充填装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196843A (ja) * | 2018-05-07 | 2019-11-14 | デンゲン株式会社 | 冷媒回収充填装置及びその誤接続防止機構 |
JP7045624B2 (ja) | 2018-05-07 | 2022-04-01 | デンゲン株式会社 | 冷媒回収充填装置及びその誤接続防止機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6235090B1 (ja) | 2017-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6140212B2 (ja) | 流体回収再生充填装置 | |
JP6235090B1 (ja) | 流体回収再生充填装置 | |
US8272228B2 (en) | Apparatus to clear oil from the hoses and front end of a recovery recharge machine | |
CN103687735B (zh) | 用于车辆空调设备的维护装置以及用于驱动所述维护装置的、尤其用于其自清洁的方法 | |
AU710495B2 (en) | Engine coolant changing apparatus | |
JPH0560431A (ja) | 冷媒処理システム | |
US8572992B2 (en) | Method for recovery and recharge of blend refrigerants with blend sent for reclamation | |
US8409125B2 (en) | Adaptable perioperative cell-salvage system and methods and disposable units for same | |
EP2635857B1 (en) | Device and method for cleaning passage ducts of a coolant fluid in a recovery and depuration apparatus | |
JP6050855B2 (ja) | 流体回収再生充填装置及び流体回収再生充填方法 | |
US6637472B2 (en) | Coolant transfer machine for automotive vehicle & method | |
CN101839596A (zh) | 一种加注及回收装置 | |
EP2365261B1 (en) | Method and device for removing residual fluids present in at least one external service hose of a machine for recharging / recovering a refrigerant into / from a vehicle airconditioning system | |
CN102207432A (zh) | 空调器室内机的测试工装、及在线测试和制冷剂回收方法 | |
US5379605A (en) | Method for cleaning air conditioning system | |
JP2014211267A (ja) | 冷媒回収充填装置及びその洗浄方法 | |
JP2005249297A (ja) | 冷媒回収装置、冷媒回収用接続装置、及び冷媒回収方法 | |
KR101878771B1 (ko) | 냉매 회수 충전 장치 및 이를 이용한 냉매 회수 방법 | |
CN207395260U (zh) | 冷媒回收机的冷冻油分离器 | |
ITPI20110050A1 (it) | Apparecchiatura bi-fluido per il recupero e la rigenerazione di fluidi refrigeranti e relativo metodo di funzionamento | |
JP3209805U (ja) | 冷媒回収充填装置 | |
JP6398146B2 (ja) | 血液透析装置 | |
CN207193451U (zh) | 一种纤维纺织品剪线机 | |
KR101999391B1 (ko) | 냉매배관 세정장치 및 이를 이용한 냉매배관 세정방법 | |
CN109368582B (zh) | 一种汽车制动系统的智能清洗换油机及换油方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6235090 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |