JP2018048520A - 水洗大便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小便がリム部の内周面に沿って駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを抑制することができる水洗大便器を提供する。【解決手段】本発明の水洗大便器1は、ボウル形状の汚物受け面4の上縁部に形成されるリム部8と、を備えたボウル部10と、リム部に設けられてボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部14と、を有し、ボウル部は、さらに、汚物受け面の上縁部とリム部の下端部との間にリム吐水部から周方向に形成され且つリム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部6と、この棚部の外縁部6aとリム部の下端部8aとの間を曲面R1にて連結する連結部18とを備えており、この連結部は、その曲面の上下方向の曲率半径ρ1がボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されていると共に、ボウル部の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した位置P1に設定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器として、例えば、特許文献1に記載されているように、便器本体のボウル部のリム部の内周面を形成する立壁部と汚物受け面とを連結する連結部において、特に、小便がぶつかりやすいボウル部の前側領域の左右中央部付近の連結部について、小便が滞留することを抑えるために、連結部の上下方向の曲率半径がボウル部の前側領域の左右中央で最大となり、左右両側にかけて徐々に小さくなるものが知られている。
特開2016−41879号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている従来の水洗大便器では、ボウル部のリム部の内周側が縁のない形状であるため、ボウル部内に吐水されて旋回する洗浄水や小便がボウル部の外部に飛び出すこともあり得るという問題がある。
また、上述した従来の水洗大便器では、ボウル部内の立壁部の領域と洗浄水が旋回する旋回領域との境界や棚部等がないため、特に連結部の上下方向の曲率半径の変化に伴い、旋回水が立壁部側に膨らんでボウル部の外部に飛び出すおそれ、若しくは旋回水が1周回りきれずにボウル部側に落ちて、洗浄が不十分になるおそれがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題を解決するためになされたものであり、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がリム部側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができ、小便がリム部の内周面に沿って駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを抑制することができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁部に形成されるリム部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方に接続されて汚物を排出する排水路と、上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、上記ボウル部は、さらに、上記汚物受け面の上縁部と上記リム部の下端部との間に上記リム吐水部から周方向に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部と、この棚部の外縁部と上記リム部の下端部との間を曲面にて連結する連結部と、を備えており、上記連結部は、その曲面の上下方向の曲率半径が上記ボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されていると共に、上記ボウル部の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した位置に設定されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、リム吐水部から吐水された洗浄水は、棚部上に沿って流れることによりボウル部の周方向に導かれて旋回する流れ(旋回流)を形成する。この際、ボウル部の棚部の外縁部とリム部の下端部との間を曲面にて連結する連結部について、その曲面の上下方向の曲率半径がボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されていると共に、ボウル部の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した位置に設定されていることにより、ボウル部の棚部の外縁部とリム部の下端部との間をボウル部の前部から左右両側に亘って比較的小さな曲率半径で接続することができる。
したがって、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がリム部側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができる。よって、洗浄水がボウル部の外部へ飛び出すことを抑制することができ、或いは、洗浄水が十分に旋回しきれずにボウル部の内側に流れ落ちてしまうことを抑制することができる。
また、例えば、小便がぶつかりやすいボウル部の前方において、小便がボウル部の連結部等にぶつかった場合においても、連結部からリム部の内周面に沿って駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記リム部は、その内周面が立ち上がる立壁面を形成し、この立壁面の高さは、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて高くなるように設定されている。
このように構成された本発明においては、リム部の内周面が立ち上がる立壁面を形成し、この立壁面の高さがボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて高くなるように設定されていることにより、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がさらにリム部側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部の前方において立壁面の高さが高くなるように設定されているため、小便がボウル部の前方の立壁面を駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記立壁面は、上記リム部の内周面の上側領域及び下側領域をそれぞれ形成する上側立壁面及び下側立壁面を備えており、上記下側立壁面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて小さくなるように設定されている。
このように構成された本発明においては、立壁面がリム部の内周面の上側領域及び下側領域をそれぞれ形成する上側立壁面及び下側立壁面を備えており、下側立壁面の上下方向の曲率半径がボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて小さくなるように設定されていることにより、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がさらにリム部側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部の前方において立壁面における下側立壁面の上下方向の曲率半径が小さくなるように設定されているため、小便がボウル部の前方の立壁面の下側立壁面から上側立壁面を駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことをより効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記棚部は、上記ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて大きくなるように設定されている。
このように構成された本発明においては、棚部がボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度がボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて大きくなるように設定されていることにより、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がさらにリム部側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部の前方において棚部の傾斜面の傾斜角度が大きくなるように設定されていることにより、小便を棚部に滞留させることなくボウル部の内側に流下させることができるため、小便がボウル部の前方の立壁面を駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことをさらにより効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、上記ボウル部は、さらに、上記棚部と上記リム部の下端部との間に小便当て面を備えており、上記連結部は、上記リム部の下端部と上記小便当て面の上端部との間を曲面にて連結する第1連結部と、上記小便当て面の下端部と上記棚部の外縁部との間を曲面にて連結する第2連結部と、を備えており、上記第1連結部及び上記第2連結部のそれぞれの曲面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されており、上記小便当て面は、上記ボウル部の前部を含む周方向の所定領域に形成され、この所定領域に対して左右両側の領域で消失するものである。
このように構成された本発明においては、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がリム部側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができると共に、特に、小便がぶつかりやすいボウル部の前部を含む周方向の所定領域について小便当て面が形成されていることにより、小便がボウル部の前部を含む周方向の所定領域からリム部の内周面を駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを効果的に抑制することができる。
本発明の水洗大便器によれば、ボウル部の棚部上を流れる洗浄水がリム部側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができ、小便がリム部の内周面に沿って駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図2のC−C線に沿った断面図である。 図2のD−D線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。 図9のA−A線に沿った断面図である。 図9のB−B線に沿った断面図である。 図9のC−C線に沿った断面図である。 図9のD−D線に沿った断面図である。
つぎに、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による水洗大便器について説明する。
まず、図1は、本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図である。また、図2は、本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。さらに、図3は、本発明の第1実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。
図1〜図3に示すように、本発明の第1実施形態による水洗大便器1は、陶器製の便器本体2を備えている。
ここで、図1〜図3に示す本実施形態の水洗大便器1においては、便器本体2の上面に便座及び便蓋が設けられていると共に、その後方側には、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部や便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部等の機能部等が設けられているが、これらについては図示せず、説明を省略する。
また、図1〜図3に示すように、便器本体2は、ボウル形状の汚物受け面4と、この汚物受け面4の上縁部に形成される棚部6と、この棚部6の外縁部から立ち上がるように形成されたリム部8とからなるボウル部10を備えている。
さらに、図1に示すように、便器本体2は、ボウル部10の下方に入口部12aが接続されて、ボウル部10内の汚物を排出する排水路である排水トラップ管路12を備えている。
ここで、図1及び図2に示す本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、便器本体2のボウル部10の平面視における水平左右方向の中心軸線を「X」で示し、水平前後方向の中心軸線を「Y」で示し、ボウル部10の中心Oを通る鉛直方向の中心軸線「Z」で示している。
また、図2に示すように、水洗大便器1の前後左右の方向については、「前」、「後」、「左」、「右」でそれぞれ示している。
そして、図1及び図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平左右方向の中心軸線X、及び鉛直方向の中心軸線Zに対して、前方側、後方側のそれぞれの領域について、「前方側領域F」、「後方側領域B」とそれぞれ定義している。
さらに、図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平前後方向の中心軸線Yに対して、前方から見て左側、右側のそれぞれの領域について、「左側領域L」、「右側領域R」とそれぞれ定義している。
つぎに、図1〜図3に示すように、ボウル部10の前方側領域F内の左右の一方の側のリム部8、すなわち、便器本体2の前方から見てボウル部10の前方側領域F内の右側領域Rのリム部8の内周側には、ボウル部10内に洗浄水を後方に吐水して旋回流を形成するリム吐水部の一部として機能するリム吐水口14が形成されている。
また、リム吐水口14の上流側のリム通水路(図示せず)は、リム部8の内部に形成されているが、このリム通水路(図示せず)の上流側は、導水管(図示せず)等を介して洗浄水源である水道(図示せず)等に接続されている。
さらに、ボウル部10の棚部6は、リム吐水口14から下流側に周方向に形成されており、リム吐水口14から後方に向けて吐水(リム吐水)された洗浄水が、棚部6上に沿って周方向に導かれるようになっている。
さらに、図1に示すように、ボウル部10の底部には、排水トラップ管路12の入口部12aに差し向けられるようにジェット吐水口16が形成されており、このジェット吐水口16からも給水系機能部(図示せず)からの吐水(ジェット吐水)が行われるようになっている。
なお、本実施形態による水洗大便器1においては、リム吐水口14によるリム吐水について水道の給水圧力を利用して行い、ジェット吐水口16によるジェット吐水について加圧ポンプ(図示せず)を制御することにより貯水タンク(図示せず)内の洗浄水を供給する、いわゆる、ハイブリット式の水洗大便器の形態について説明するが、このような形態に限られず、他の形態についても適用可能である。また、ジェット吐水口16によるジェット吐水について省略した形態であってもよい。
つぎに、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による水洗大便器1のボウル部10の汚物受け面4の上縁部からリム部8までの部分の詳細について説明する。
まず、図4は、図2のA−A線に沿った断面図であり、ボウル部10の汚物受け面4の上縁部からリム部8までの部分の断面図である。
つぎに、図5は、図2のB−B線に沿った断面図であり、図2に示す平面視の便器本体2におけるA−A線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向右回りに30°ずらしたボウル部10の前方左側領域の断面図である。
また、図6は、図2のC−C線に沿った断面図であり、図2に示す平面視の便器本体2におけるA−A線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向右回りに60°ずらしたボウル部10の前方左側領域の断面図である。
さらに、図7は、図2のD−D線に沿った断面図であり、図2に示す平面視の便器本体2におけるA−A線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向右回りに90°ずらしたボウル部10の前方左側領域の断面図である。
ここで、本実施形態において、図2に示す平面視の便器本体2におけるA−A線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向左回りに30°、60°、及び90°それぞれずらしたボウル部10の前方右側領域の断面図については、図5〜図7に示すボウル部10の前方左側領域の断面図のそれぞれと左右対称であるため、説明を省略する。
まず、図4〜図7に示すように、ボウル部10は、棚部6の外縁部6aとリム部8の下端部8aとの間を曲面R1にて連結する連結部18を備えている。この連結部18は、その曲面R1の立面視における上下方向の曲率半径ρ1がボウル部10の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されている。これにより、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がリム部8側に膨らむことなく、洗浄水をスムーズに旋回させることができるようになっている。
なお、ここでいう曲率半径ρ1の「ほぼ一定」とは、完全な一定のみならず、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がリム部8側に膨らむことなく、洗浄水をスムーズに旋回させることができる、おおよそ一定も含むものである。
ここで、連結部18の曲面R1の上下方向の曲率半径ρ1については、3mm〜15mmでほぼ一定に設定されることが好ましく、5mm〜10mmでほぼ一定に設定されることがより好ましい。
また、図4〜図7においては、棚部6の外縁部6aと一致する連結部18の下端部18aのそれぞれの高さH1〜H4は、ボウル部10の前部から左右両側に位置するにつれて高くなっている(H1<H2<H3<H4)ため、連結部18は、ボウル部10の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した高さ位置P1〜P4に設定されている。
つぎに、図4〜図7に示すように、リム部8は、その内周面が立ち上がる立壁面20を形成している。
また、図4〜図7に示すように、立壁面20の高さW1〜W4については、連結部18の上端部18bに一致するリム部8の下端部8aからリム部8の上面8bまでの高さに相当しており、この立壁面20の高さW1〜W4は、ボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて高くなるように設定されている(W1>W2>W3>W4)。
ここで、図4に示す立壁面20の高さW1については、例えば、30mm〜85mmに設定されることが好ましく、50mm〜75mmに設定されることがより好ましい。
また、図5に示す立壁面20の高さW2については、例えば、28.5mm〜82mmに設定されることが好ましく、48.5mm〜72mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図6に示す立壁面20の高さW3については、例えば、26.5mm〜78mmに設定されることが好ましく、46.5mm〜68mmに設定されることがより好ましい。
また、図7に示す立壁面20の高さW4については、例えば、25mm〜75mmに設定されることが好ましく、45mm〜65mmに設定されることがより好ましい。
つぎに、図4〜図7に示すように、立壁面20は、リム部8の内周面の上側領域A1及び下側領域A2をそれぞれ形成する上側立壁面20a及び下側立壁面20bを備えており、下側立壁面20bの立面視における上下方向の曲率半径γ1〜γ4は、ボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて小さくなるように設定されている(γ1<γ2<γ3<γ4)。
ここで、図4に示す下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ1については、例えば、30mm〜300mmに設定されることが好ましく、80mm〜120mmに設定されることがより好ましい。
また、図5に示す下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ2については、例えば、40mm〜400mmに設定されることが好ましく、100mm〜140mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図6に示す下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ3については、例えば、50mm〜500mmに設定されることが好ましく、120mm〜160mmに設定されることがより好ましい。
また、図7に示す下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ4については、例えば、300mm以上に設定されることが好ましく、300mm〜3000mmに設定されることがより好ましい。
なお、図4〜図7に示す本実施形態の水洗大便器1において、上側立壁面20aがその下端(下側立壁面20bの上端)から上方に向かってボウル部10の内側に傾斜した形態であるが、このような形態に限られず、上側立壁面がボウル部10の外側に傾斜した形態であってもよいし、上側立壁面が鉛直方向に立ち上がる形態であってもよい。
つぎに、図1、図4〜図7に示すように、棚部6は、ボウル部10内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面B1〜B4を備えている。この傾斜面B1〜B4の傾斜角度α1〜α4は、ボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて大きくなるように設定されている(α1>α2>α3>α4)。
ここで、図4に示す傾斜面B1の傾斜角度α1については、例えば、5°〜35°に設定されることが好ましく、10°〜20°に設定されることがより好ましい。
また、図5に示す傾斜面B2の傾斜角度α2については、例えば、3.5°〜30°に設定されることが好ましく、8°〜15°に設定されることがより好ましい。
さらに、図6に示す傾斜面B3の傾斜角度α3については、例えば、2.5°〜20°に設定されることが好ましく、5°〜10°に設定されることがより好ましい。
また、図7に示す傾斜面B4の傾斜角度α4については、例えば、1°〜10°に設定されることが好ましく、2°〜7°に設定されることがより好ましい。
また、本実施形態では、図2及び図3に示すように、ボウル部10内の右側領域R且つ後方側領域Bにおいて、リム吐水口14の下流側に形成されるリム部8の内周壁(立壁面20)は、図2に示す平面視においてリム吐水口14から周方向下流側に向かう距離に応じて曲率(1/r)が小から大に変化する(言い換えると、曲率半径rが大から小に変化する)曲面を形成している曲がり部22を備えている。
すなわち、図2に示す平面視における曲がり部22の曲面形状については、その曲率(1/r)が小から大に一定の比率で変化する(言い換えると、曲率半径rが大から小に一定の割合で変化する)クロソイド曲線等の緩和曲線C1によって形成されている。
なお、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部10内の後方側領域Bの洗浄をさらに強化したい場合には、図2に示す平面視における曲がり部22の曲面形状について非緩和曲線に設定してもよく、このような非緩和曲線を形成する曲がり部により、リム吐水口14から吐水された洗浄水をボウル部10内の後方側領域Bに落とし込む流れを形成して、ボウル部10内の後方側領域Bの洗浄性をさらに高めるようにしてもよい。
つぎに、上述した本発明の第1実施形態による水洗大便器1における作用について説明する。
まず、本発明の第1実施形態による水洗大便器1によれば、リム吐水口14から吐水された洗浄水は、棚部6上に沿って流れることによりボウル部10の周方向に導かれて旋回する流れ(旋回流)を形成する。この際、ボウル部10の棚部6の外縁部6aとリム部8の下端部8aとの間を曲面R1にて連結する連結部18について、その曲面R1の立面視における上下方向の曲率半径ρ1がボウル部10の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されていると共に、ボウル部10の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した高さ位置P1〜P2に設定されていることにより、ボウル部10の棚部6の外縁部6aとリム部8の下端部aとの間をボウル部の前部から左右両側に亘って比較的小さな曲率半径ρ1で接続することができる。
したがって、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がリム部8側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができる。よって、洗浄水がボウル部10の外部へ飛び出すことを抑制することができ、或いは、洗浄水が十分に旋回しきれずにボウル部10の内側に流れ落ちてしまうことを抑制することができる。
また、例えば、小便がぶつかりやすいボウル部10の前方において、小便がボウル部10の連結部18等にぶつかった場合においても、連結部18からリム部8の内周面に沿って駆け上がってボウル部10の外部へ飛び出すことを抑制することができる。
つぎに、本実施形態による水洗大便器1によれば、リム部8の内周面が立ち上がる立壁面20を形成し、この立壁面20の高さW1〜W4(図4〜図7参照)がボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて高くなるように設定されている(W1>W2>W3>W4)ことにより、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がさらにリム部8側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部10の前方において立壁面20の高さW1が高くなるように設定されているため、小便がボウル部10の前方の立壁面20を駆け上がってボウル部10の外部へ飛び出すことを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、立壁面20がリム部の8内周面の上側領域A1及び下側領域A2をそれぞれ形成する上側立壁面20a及び下側立壁面20bを備えており、下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ1〜γ4(図4〜図7参照)がボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて小さくなるように設定されている(γ1<γ2<γ3<γ4)ことにより、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がさらにリム部8側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部10の前方の立壁面20における下側立壁面20bの上下方向の曲率半径γ1が小さくなるように設定されているため、小便がボウル部10の前方の立壁面20の下側立壁面20bから上側立壁面20aを駆け上がってボウル部の外部へ飛び出すことをより効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、棚部6がボウル部10内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面B1〜B4を備えており、この傾斜面B1〜B4の傾斜角度α1〜α4がボウル部10の左右両側から前方に位置するにつれて大きくなるように設定されている(α1>α2>α3>α4)ことにより、ボウル部10の棚部6上を流れる洗浄水がさらにリム部8側に膨らみにくく、洗浄水をよりスムーズに旋回させることができる。
また、特に、小便がぶつかりやすいボウル部10の前方において棚部6の傾斜面B1の傾斜角度α1が大きくなるように設定されていることにより、小便を棚部6に滞留させることなくボウル部10の内側に流下させることができるため、小便がボウル部10の前方の立壁面20を駆け上がってボウル部10の外部へ飛び出すことをさらにより効果的に抑制することができる。
つぎに、図8〜図14を参照して、本発明の第2実施形態による水洗大便器について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図であり、図9は、本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図であり、図10は、本発明の第2実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。
また、図11は、図9のA−A線に沿った断面図であり、図12は、図9のB−B線に沿った断面図であり、図13は、図9のC−C線に沿った断面図であり、図14は、図9のD−D線に沿った断面図である。
ここで、図8〜図14に示す本発明の第2実施形態による水洗大便器において、図1〜図7に示す本発明の第1実施形態による水洗大便器1と同一部分については同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
まず、図8〜図14に示すように、本発明の第2実施形態による水洗大便器100においては、ボウル部110が、棚部6の外縁部6aとリム部8の下端部8aとの間に小便当て面108を備えている点で、上述した第2実施形態による水洗大便器1と異なった構造となっている。
また、図11〜図14に示すように、棚部6の外縁部6aとリム部8の下端部8aとの間を曲面にて連結する連結部118は、リム部8の下端部8aと小便当て面108の上端部108aとの間を曲面R101にて連結する第1連結部118aと、小便当て面108の下端部108bと棚部6の外縁部6aとの間を曲面R102にて連結する第2連結部118bとを備えている。
なお、小便当て面108は、曲面ではなく、その下端部108bから上端部108aまで傾斜した傾斜面を形成している。
さらに、第1連結部118a及び第2連結部118bのそれぞれの曲面R101,R102の立面視における上下方向の曲率半径ρ101,ρ102は、ボウル部110の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されている。
ここで、連結部18のR101,R102の上下方向の曲率半径ρ101,ρ102については、3mm〜15mmでほぼ一定に設定されることが好ましく、5mm〜10mmでほぼ一定に設定されることがより好ましい。
さらに、図10〜図14に示すように、小便当て面108は、ボウル部110の前部を含む周方向の所定領域、すなわち、ボウル部110内におけるリム吐水口14よりも周方向の前方側の所定領域A100に形成され、この所定領域A100に対して左右両側の領域で消失するものである。
上述した本発明の第2実施形態による水洗大便器100によれば、ボウル部110の棚部6上を流れる洗浄水がリム部8側に膨らみにくく、洗浄水をスムーズに旋回させることができると共に、特に、小便がぶつかりやすいボウル部110の前部を含む周方向の所定領域A100について小便当て面108が形成されていることにより、小便がボウル部110の前部を含む周方向の所定領域A100からリム部8の内周面を駆け上がってボウル部110の外部へ飛び出すことを効果的に抑制することができる。
1 本発明の第1実施形態による水洗大便器
2 便器本体
4 汚物受け面
6 棚部
6a 棚部の外縁部
8 リム部
8a リム部の下端部
8b リム部の上面
10 ボウル部
12 排水トラップ管路
12a 入口部
14 リム吐水口
16 ジェット吐水口
18 連結部
18a 連結部の下端部
18b 連結部の上端部
20 立壁面
22 曲がり部
100 本発明の第2実施形態による水洗大便器
102 便器本体
108 小便当て面
108a 小便当て面の上端部
108b 小便当て面の下端部
110 ボウル部
118 連結部
118a 第1連結部
118b 第2連結部
A1 立壁面の上側領域
A2 立壁面の下側領域
A100 ボウル部の前部を含む周方向の所定領域
B ボウル部の後方側領域
B1 棚部の傾斜面
B2 棚部の傾斜面
B3 棚部の傾斜面
B4 棚部の傾斜面
C1 緩和曲線
L ボウル部の左側領域
F ボウル部の前方側領域
O ボウル部の中心
P1 連結部の高さ位置
P2 連結部の高さ位置
P3 連結部の高さ位置
P4 連結部の高さ位置
R ボウル部の右側領域
R1 曲面
R101 曲面
R102 曲面
r 曲率半径
W1 立壁面の高さ
W2 立壁面の高さ
W3 立壁面の高さ
W4 立壁面の高さ
X ボウル部の水平左右方向の中心軸線
Y ボウル部の水平前後方向の中心軸線
Z ボウル部の中心を通る鉛直方向の中心軸線
α1 棚部の傾斜面の傾斜角度
α2 棚部の傾斜面の傾斜角度
α3 棚部の傾斜面の傾斜角度
α4 棚部の傾斜面の傾斜角度
γ1 曲率半径
γ2 曲率半径
γ3 曲率半径
γ4 曲率半径
ρ1 曲率半径
ρ101 曲率半径
ρ102 曲率半径

Claims (5)

  1. 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁部に形成されるリム部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方に接続されて汚物を排出する排水路と、
    上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
    上記ボウル部は、さらに、上記汚物受け面の上縁部と上記リム部の下端部との間に上記リム吐水部から周方向に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部と、この棚部の外縁部と上記リム部の下端部との間を曲面にて連結する連結部と、を備えており、
    上記連結部は、その曲面の上下方向の曲率半径が上記ボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されていると共に、上記ボウル部の前部から左右両側に位置するにつれて上昇した位置に設定されていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記リム部は、その内周面が立ち上がる立壁面を形成し、この立壁面の高さは、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて高くなるように設定されている請求項1記載の水洗大便器。
  3. 上記立壁面は、上記リム部の内周面の上側領域及び下側領域をそれぞれ形成する上側立壁面及び下側立壁面を備えており、上記下側立壁面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて小さくなるように設定されている請求項2記載の水洗大便器。
  4. 上記棚部は、上記ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の左右両側から前方に位置するにつれて大きくなるように設定されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
  5. 上記ボウル部は、さらに、上記棚部と上記リム部の下端部との間に小便当て面を備えており、
    上記連結部は、上記リム部の下端部と上記小便当て面の上端部との間を曲面にて連結する第1連結部と、上記小便当て面の下端部と上記棚部の外縁部との間を曲面にて連結する第2連結部と、を備えており、
    上記第1連結部及び上記第2連結部のそれぞれの曲面の上下方向の曲率半径は、上記ボウル部の前部から左右両側に亘ってほぼ一定に設定されており、
    上記小便当て面は、上記ボウル部の前部を含む周方向の所定領域に形成され、この所定領域に対して左右両側の領域で消失するものである請求項1記載の水洗大便器。
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