JP2018047748A - レール機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりコンパクトな構成にてレールカバーをロアレールに組み付ける。【解決手段】ロアレール31と、ロアレール31の延出方向端部を覆うレールカバー70と、ロアレール31を固定するためにロアレール31の下面から下方に突出したレール位置決め部材33と、を有し、レール位置決め部材33は、外縁部にレールカバー70との対向部分33bを備えており、対向部分33bは、車両用シートの幅方向におけるロアレール31の両端の間に位置し、レールカバー70がロアレール31の延出方向及び車両用シートの幅方向に移動するのを規制する。【選択図】図6

Description

本発明は、乗物用シートの下部に配置されるレール機構に係り、特に、ロアレールの延出方向端部を覆うレールカバーを備えたレール機構に関する。
スライドレール機構のように乗物用シートの下部に配置されるレール機構において、ロアレールの延出方向端部をカバー部材(以下、レールカバー)によって覆うことは、既に公知である(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のレール機構(特許文献1では「スライドレール110」)について図18を参照しながら説明すると、スライドレール110に設けられたレールカバー160(特許文献1では「カバー部材」)は、ロアレール122の側壁212、214の外側に立設された上方延設部172、174を有する。この上方延設部172、174には、ロアレール122の側壁212、214に係合される爪部202、204(特許文献1では「固定部材」)が形成されている。以上の構成により、レールカバー160は、ロアレール122の側壁212に直接固定されている。
特開2013−60202号公報
ただし、上記の爪部202、204は、図18に示すようにロアレール122の側壁212、214の内側に回り込んで当該側壁212、214に係合している。このような構成では、ロアレール122の側壁212、214の間に配置された上方レール120が側壁212、214の間のスペースを移動する際に爪部202、204と干渉してしまう虞がある。このような状況を考慮して、ロアレールにおけるレールカバーの取り付け箇所をロアレールの側壁ではなく、ロアレールの下方位置に設定する場合がある。
一方、レールカバーはロアレールの外側でロアレールに組み付けられる。そのために、ロアレールの下側でレールカバーをロアレールに組み付ける構成の一例として、ロアレールの下面にレールカバー取り付け用の部品等をセットし、当該部品をロアレールの側壁よりも外側まで延出させ、その延出部分にレールカバーの所定部位を係合させることが考えられる。しかしながら、上記の構成では、レールカバー取り付け用の部品がロアレールの側壁よりも外側まで延出しているため、その分、上記の部品が大型化し、結果としてレール機構全体を大型化させてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、よりコンパクトな構成にてレールカバーをロアレールに組み付けることが可能なレール機構を提供することにある。
前記課題は、本発明のレール機構によれば、乗物用シートの下部に配置されるレール機構であって、ロアレールと、該ロアレールの延出方向における該ロアレールの端部を覆うレールカバーと、前記ロアレールを固定するために設けられ、前記ロアレールの下面から下方に突出した凸状部と、を有し、該凸状部は、前記レールカバーとの対向部分を備えており、前記対向部分は、前記乗物用シートの幅方向における前記ロアレールの両端の間に位置し、前記レールカバーが前記延出方向及び前記幅方向の少なくとも一方に移動するのを規制することにより解決される。
上記のように構成された本発明のレール機構では、ロアレールの下面から下方に突出した凸状部が、レールカバーとの対向部分を備えており、この対向部分により、レールカバーの位置決め(厳密には、ロアレールの延出方向及び乗物用シートの幅方向のうち、少なくとも一方におけるレールカバーの移動規制)がなされる。そして、上記の対向部分は、シート幅方向においてロアレールの両端の間に位置する。つまり、レールカバーをロアレールに組み付ける箇所がシート幅方向におけるロアレールの両端の間に収まっている。このため、シート幅方向においてロアレールの外側でレールカバーを取り付ける構成と比べて、よりコンパクトな構成にてレールカバーをロアレールに組み付けることが可能になる。
また、上記の構成において、前記レールカバーは、前記ロアレールに組み付けられた第一カバーと、前記幅方向において前記第一カバーよりも外側で前記ロアレールに組み付けられた第二カバーと、を有し、前記第一カバーは、前記幅方向における前記第一カバーの端部にて係合部を形成し、前記第二カバーは、前記係合部に係合する被係合部を有し、該被係合部が前記係合部に係合されることで前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられているとよい。
上記の構成では、第二カバーに設けられた被係合部が、第一カバーに形成された係合部に係合されることで、シート幅方向における第二カバーの移動が規制される。これにより、第二カバーをロアレールに対して適切に組み付けることが可能となる。
また、上記の構成において、前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、前記係合部は、前記幅方向における前記第一カバーの端部と前記側壁との間に形成された隙間であり、前記第二カバーは、前記被係合部が前記係合部に係合されることで、前記幅方向における前記第一カバーの端部と前記側壁によって前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられているとよい。
上記の構成では、第一カバーによって形成された係合部とロアレールの側壁との間に形成された隙間が係合部として機能する。これにより、第一カバーに形成された係合部とロアレールの側壁との間に第二カバーの係合部が挟まれた形になり、シート幅方向における第二カバーの移動がより適切に規制されるようになる。
また、上記の構成において、前記レールカバーは、前記ロアレールに組み付けられた第一カバーと、前記幅方向において前記第一カバーよりも外側で前記ロアレールに組み付けられた第二カバーと、を有し、前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、前記側壁のうち、前記幅方向において前記第二カバーと対向する部分には固定部が設けられており、前記第二カバーは、前記側壁と対向する部分に、前記固定部に係合する被固定部を備え、該被固定部が前記固定部に係合されることで前記延出方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに固定されるとよい。
上記の構成では、ロアレールの側壁に設けられた固定部に、第二カバーに設けられた被固定部が係合されることで、前後方向における第二カバーの移動が規制される。これにより、第二カバーをロアレールに対して適切に組み付けることが可能となる。
また、上記の構成において、前記固定部は、前記延出方向において前記対向部分が設けられている範囲内に前記固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されているとよい。
上記の構成では、ロアレールの延出方向において対向部分が存在する範囲内に固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かっている。これにより、上記の固定部を設けることに伴ってロアレールが大型化するのを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記第一カバーは、前記幅方向における前記第一カバーの端部にて係合部を形成し、前記第二カバーは、前記係合部に係合する被係合部を有し、該被係合部が前記係合部に係合されることで前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられており、前記被係合部は、前記ロアレールの高さ方向において前記被固定部が設けられている範囲内に前記被係合部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されているとよい。
上記の構成では、ロアレールの高さ方向において、第二カバーの被固定部が存在する範囲内に被係合部のうちの少なくとも一部が差し掛かっている。これにより、上記の被係合部を設けることに伴って第二カバーが大型化するのを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記ロアレール及び前記凸状部の双方を貫通し、当該双方を固定するための締結具を更に有し、前記固定部は、前記延出方向において前記締結具が設けられている範囲内に前記固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されているとよい。
上記の構成では、ロアレールの延出方向において締結具が存在する範囲内に、ロアレールの固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かっている。これにより、締結具に対する固定部の位置が、当該固定部を設けることに伴ってロアレールが大型化するのを抑制する上で好適な位置に設定されるようになる。
また、上記の構成において、前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、該側壁には係合穴が形成されており、前記レールカバーは、前記レールカバーを前記側壁に留めるために設けられ、前記係合穴に係合可能な爪部と、前記延出方向において前記爪部が設けられた位置に達するように形成された切り欠きと、を有するとよい。
上記の構成では、レールカバーに切り欠きが形成されている。この切り欠きは、ロアレールの延出方向において、レールカバーをロアレールの側壁に留めるための爪部が設けられた位置に達するように形成されている。このような構成であれば、レールカバー中、爪部付近が撓み易くなり、爪部をロアレール(厳密には、ロアレールの側壁に形成された係合穴)に係合させ易くなる。
本発明によれば、よりコンパクトな構成にてレールカバーをロアレールに組み付けることが可能になる。
また、本発明によれば、シート幅方向における第二カバーの移動を規制することで、第二カバーがロアレールに対して適切に組み付けられるようになる。
また、本発明によれば、第一カバーによって形成された係合部とロアレールの側壁との間に第二カバーの係合部を挟んで、シート幅方向における第二カバーの移動をより適切に規制することが可能となる。
また、本発明によれば、前後方向における第二カバーの移動を規制することで、第二カバーがロアレールに対してより適切に組み付けられるようになる。
また、本発明によれば、対向部分に対する固定部の位置が、当該固定部を設けることに伴ってロアレールが大型化するのを抑制することが可能となる位置に設定される。
また、本発明によれば、被固定部に対する被係合部の位置が、当該被係合部を設けることに伴って第二カバーが大型化するのを抑制することが可能となる位置に設定される。
また、本発明によれば、締結具に対する固定部の位置が、当該固定部を設けることに伴ってロアレールが大型化するのを抑制する上で好適な位置に設定される。
また、本発明によれば、レールカバー中、ロアレールの係合穴に係合可能な爪部付近が撓み易くなり、爪部を上記の係合穴に係合させ易くなる。
乗物用シートのフレームを示す斜視図である。 乗物用シートのフレーム側端部を示す図である。 本発明の一実施形態に係るレール機構の端部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るレール機構の端部の上面図である。 本発明の一実施形態に係るレール機構の端部を斜め下方から見た図である。 本発明の一実施形態に係るレール機構の端部の下面図である。 本発明の一実施形態に係るレール機構の端部を正面から見た図である。 支持ブラケット及びブラケット保護カバーを示す図である。 ブラケット保護カバーの取り付け構造に関する説明図である。 第一カバーの部品図である(その1)。 第一カバーの部品図である(その2)。 第二カバーの部品図である。 ロアレールに組み付けられた状態の第一カバーを示す図である。 図4中のA−A断面を示す図である。 図7中のB−B断面を示す図である。 変形例に係るレール機構の端部を示す斜視図である。 図16中のC−C断面を示す図である。 従来例に係るレール機構の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係るレール機構の構成について説明する。本実施形態では、乗物用シートの一例として車両用シートを例に挙げ、車両用シートに設けられたレール機構としてのスライドレール機構について説明することとする。なお、本発明のレール機構は、車両用シートに設けられたものに限定されず、他の乗物用シート(例えば、船舶や航空機に搭載される座席シート)にも利用可能である。
また、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの前後方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの前後方向、すなわち車両の走行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。「高さ方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、後述するロアレール31の高さ方向と一致する。
また、以下で説明する各部材の位置及び状態は、特に断る場合を除き、完成品としての車両用シートにおける位置や状態を表すものである。
また、後の項で参照する図1及び2では、図示の都合上、レールカバー70を省略している。また、後の項で参照する図14及び図15は、断面図となっているが、レールカバー70各部の位置関係を説明する都合上、本来は上記断面中に現れない部分(具体的には、図14中の第一突出部76a、図15中のレール位置決め部材33)を破線にて図示している。
先ず、本実施形態に係る車両用シートの基本構成について説明する。本実施形態に係る車両用シートの基本構成は、公知である一般的な車両用シートと略同じ構成であり、シートバック、シートクッション及びヘッドレストを有する。また、車両用シートSは、その骨格として、図1に図示のシートフレームFを有する。シートフレームFは、シートバックフレーム10と、シートクッションフレーム20と、を主な構成要素としている。
車両用シートの下部には、シートバック、シートクッション及びヘッドレストを前後方向にスライド移動させるためのスライドレール機構30が配置されている。スライドレール機構30は、図1に示すように隙間を隔てて左右一対設けられている。各スライドレール機構30は、図2に示すように、前後方向に延出した状態で車体に固定されているロアレール31と、ロアレール31の延出方向に沿って移動可能なアッパレール32と、を有する。さらに、スライドレール機構30は、リンク支持ブラケット34を有する。
リンク支持ブラケット34は、シートクッションの高さを調整するための高さ調整機構40を構成する回動リンク41、42を支持する金属板部材である。より具体的に説明すると、リンク支持ブラケット34の前端部及び後端部には、高さ調整機構40の回動リンク41、42がピボットピンPを介して揺動自在に支持されている。そして、回動リンク41、42がピボットピンP周りに揺動(回動)すると、これに連動してシートクッションフレーム20が上下動する。つまり、各回動リンク41、42は、シート幅方向に沿う回動軸を中心にして、シートクッションを連れ回るように回動する。これにより、シートクッションの位置(高さ)が高さ方向において調整されるようになる。
次に、本実施形態に係るスライドレール機構30の構成について説明する。本実施形態に係るスライドレール機構30は、前述したように、ロアレール31、アッパレール32及びリンク支持ブラケット34を備える。また、図2に示すように、ロアレール31の下面にはレール位置決め部材33が取り付けられている。さらに、図3に示すように、ロアレール31にはレールカバー70が組み付けられている。このレールカバー70は、ロアレール31の延出方向におけるロアレール31の端部(エッジ)を覆う部材である。なお、本実施形態に係る車両用シートが車両前方に設置されるもの(分かり易くは、運転席や助手席のシート)である場合、レールカバー70は、図3〜図7に示すようにロアレール31の後端部を覆う目的で利用される。
以下、スライドレール機構30の各部について説明する。ロアレール31は、図2に示すように、底壁31aと、底壁31aの両側端部に立設された側壁31bと、を有する。各側壁31bは、シート幅方向におけるロアレール31の端部に設けられている。また、各側壁31bの上端部は、逆さU字状に折り返されている。
また、図3及び図4に示すように、各側壁31bの上端部には略矩形状の係合穴31cが形成されている。この係合穴31cは、前後方向において側壁31bの後端からやや前方側に設けられている。また、本実施形態において、係合穴31cは、逆さU字状に折り返された側壁31bの上端部のうち、最上位置に位置する部分からシート幅方向内側において垂下している部分に差し掛かる部分までを切り欠くことで形成されている。そして、レールカバー70がロアレール31の後端部に組み付けられる際、係合穴31cは、レールカバー70(より具体的には第一カバー71)の一部分と係合する。
また、図2に示すように、各側壁31bの後端部には凹部31dが形成されている。この凹部31dは、高さ方向において側壁31bの中央部分に設けられた矩形状の貫通孔であり、前後方向において側壁31bの後端よりもやや前方側に位置している。そして、レールカバー70がロアレール31の後端部に組み付けられる際、凹部31dは、固定部として機能し、レールカバー70(より具体的には第二カバー72)の一部分と係合する。なお、側壁31bのうち、凹部31dが形成されている部分は、後述する第二カバー側部76の内側表面と対向する部分に該当する。
アッパレール32は、一般的なアッパレールと略同様の構成となっており、ロアレール31の側壁31bの間に配置された状態で前後方向にスライド可能となっている。また、アッパレール32の上面にはリンク支持ブラケット34が溶接にて固定されている。
レール位置決め部材33は、ロアレール31を車体フロアに対して位置決めし、位置決された位置にてロアレール31を固定するために用いられる部材である。レール位置決め部材33は、図5及び図6に示すように、平面視で中央部分が窪んだ楕円形状をなしており、ロアレール31の底壁31aの下面に溶接にて固定されている。すなわち、レール位置決め部材33は、ロアレール31の下面から下方に突出した凸状部に相当する。
レール位置決め部材33についてより詳しく説明すると、レール位置決め部材33の前端部には円孔状の貫通孔(以下、前側貫通孔)が設けられている。この前側貫通孔は、ロアレール31の底壁31aに設けられた第一の穴31eと連通している。また、連通した前側貫通孔と第一の穴31eの双方には、図4〜図7に図示の位置決めピン35が挿入されている。この位置決めピン35は、レール位置決め部材33を介してロアレール31を位置決めするために設けられた部品であり、その先端部はレール位置決め部材33を貫通してレール位置決め部材33の下面から幾分飛び出ている。そして、位置決めピン35の先端部が車体フロアに設けられた不図示の位置決め穴に嵌め込まれることにより、ロアレール31が車体フロアに対して位置決めされる。
また、レール位置決め部材33の後端部には長孔状の貫通孔(以下、後側貫通孔33a)が設けられている。この後側貫通孔33aは、ロアレール31の底壁31aに設けられた第二の穴31fと連通している。また、連通した後側貫通孔33a孔と第二の穴31fの双方には、締結具としてのボルトBが挿入される。このボルトBは、ロアレール31及びレール位置決め部材33を貫通し、ロアレール31及びレール位置決め部材33を車体フロアに対して固定するものである。具体的に説明すると、ボルトBを後側貫通孔33a孔と第二の穴31fの双方に挿入すると、ボルトBの先端部がレール位置決め部材33を貫通してレール位置決め部材33の下面から幾分飛び出すようになる。そして、ボルトBの先端部が車体フロアに設けられた不図示のボルト穴に嵌め込まれることで、ロアレール31及びレール位置決め部材33が車体フロアに対して固定(ボルト留め)される。
なお、本実施形態では、レール位置決め部材33がロアレール31とは別部品であることとしたが、これに限定されるものではない。レール位置決め部材33に相当する部分がロアレール31の一部分として形成されている(すなわち、レール位置決め部材33に相当する部分と、ロアレール31の本体部分とが一部品によって構成されている)こととしてもよい。
リンク支持ブラケット34は、前後方向に長く延びており、アッパレール32の上面に溶接されている。また、各リンク支持ブラケット34は、図8に示すように、底壁34aと、底壁34aの側端部に立設された左右一対の立壁34bとを有する。底壁34aは、アッパレール32の上面に溶接固定される部分である。左右一対の立壁34bのうち、シート幅方向内側に位置する立壁34bは、前端部及び後端部にて回動リンク41、42を支持する。
また、本実施形態では、リンク支持ブラケット34の後端部に対して、図8に図示のブラケット保護カバー90が装着されることになっている。このブラケット保護カバー90は、リンク支持ブラケット34の後端部を覆うものであり、樹脂成形品によって構成されている。ブラケット保護カバー90の構成について図8及び図9を参照しながら説明すると、第一保護部91と、第二保護部92と、連結部93とを有する。第一保護部91は、リンク支持ブラケット34に設けられた左右一対の立壁34bのうちの一方(具体的には、シート幅方向内側の立壁34b)を上方及び側方から包み込むように覆う部分であり、側面視で略長方形状となっている。第二保護部92は、もう一方の立壁34b(具体的には、シート幅方向外側の立壁34b)を上方及び側方から包み込むように覆う部分であり、側方視で略三角形状となっている。
連結部93は、シート幅方向において第一保護部91と第二保護部92との間に設けられた部分であり、第一保護部91及び第二保護部92を連結している。この連結部93は、ブラケット保護カバー90をリンク支持ブラケット34に装着した際にリンク支持ブラケット34の底壁34aの上面に載る。さらに、連結部93の下面(底面)には、図9に示すように、下方に突出した突起部93aが形成されている。この突起部93aは、リンク支持ブラケット34の底壁34aの後端部に設けられたカバー取り付け孔34cに係合する部分である。そして、第一保護部91及び第二保護部92が対応する立壁34bを覆った状態で上記の突起部93aがカバー取り付け孔34cに係合することで、ブラケット保護カバー90がリンク支持ブラケット34の後端部を覆うようになる。
レールカバー70は、ロアレール31の後端部を覆い、より具体的には、図3〜図7に示すようにロアレール31の側方、下方及び後方からロアレール31の後端部を覆っている。本実施形態に係るレールカバー70は、二部品によって構成されており、より具体的には、図10及び図11に図示の第一カバー71と、図12に図示の第二カバー72と、によって構成されている。以下、第一カバー71及び第二カバー72の各々について詳しく説明する。
第一カバー71は、レールカバー70の一部をなしており、図13に示すように、ロアレール31の側方及び下方を覆うようにロアレール31に組み付けられる。また、第一カバー71は、図10及び図11に示す外形形状をなすように樹脂材料にて成形されている。より具体的に説明すると、第一カバー71は、上方が開放された略筒型形状をなしており、底部(以下、第一カバー底部73)と、左右一対の側部(以下、第一カバー側部74)とを有する。
第一カバー底部73の中央部には、図5及び図6に示すように、中央部分が窪んだ楕円状の貫通孔73aが形成されている。この貫通孔73aの形状は、レール位置決め部材33の外縁を模した形状となっており、また、レール位置決め部材33の外縁よりも一回り大きいサイズとなっている。そして、第一カバー71がロアレール31に組み付けられた状態では、図5及び図6に示すように、貫通孔73aの内側にレール位置決め部材33が位置するようになる。換言すると、第一カバー71は、上記貫通孔73aの外縁部がレール位置決め部材33の外縁部と対向してレール位置決め部材33を取り囲んだ状態でロアレール31に組み付けられる。つまり、レール位置決め部材33の外縁部は、レールカバー70(厳密には第一カバー71)との対向部分33bに相当する。
以上のように、第一カバー71は、貫通孔73aの外縁部が対向部分33bの全周を取り囲んだ状態でロアレール31に組み付けられる。これにより、レールカバー70(厳密には第一カバー71)は、前後方向及びシート幅方向の少なくとも一方への移動を規制されるようになる。すなわち、上記の対向部分33bは、レールカバー70が前後方向及びシート幅方向の少なくとも一方に移動するのを規制する機能を有する。
さらに、図6に示すように、上記の対向部分33bは、シート幅方向においてロアレール31の両端の間に位置している。つまり、本実施形態では、レールカバー70(厳密には第一カバー71)をロアレール31に組み付ける箇所が、シート幅方向においてロアレール31の両端の間に収まっている。この結果、レールカバー70をロアレール31に組み付ける構成として、よりコンパクトな構成が実現されることになる。
第一カバー側部74は、第一カバー底部73の両側端部に立設されており、シート幅方向における第一カバー71の端部を構成している。この第一カバー側部74は、第一カバー71がロアレール31に組み付けられた状態では、図14に示すようにシート幅方向においてロアレール31の側壁31bよりも外側に位置し、且つ、側壁31bに沿っている。厳密に説明すると、第一カバー71がロアレール31に組み付けられると、第一カバー側部74は、シート幅方向において幾分の隙間Mを隔てた状態でロアレール31の側壁31bに沿っている(つまり、側壁31bと隣り合っている)。
また、図10及び11に示すように、第一カバー側部74の上端部は、シート幅方向内側に向かうように折れ曲っている。また、第一カバー側部74の上端部のうち、シート幅方向内側に向かって延出した部分には、シート幅方向内側に一段と突出した爪部74aが設けられている。この爪部74aは、第一カバー71をロアレール31の側壁31bに留めるために設けられた部分であり、側壁31bに形成された係合穴31cに係合可能である。なお、爪部74aは、第一カバー71の後端よりもやや前方位置に形成されている。
ここで、第一カバー71をロアレール31に組み付ける方法について説明すると、第一カバー71をロアレール31の下方から近付けていき、第一カバー底部73に形成された貫通孔73a内にレール位置決め部材33を入り込ませる。その後、ロアレール31の側壁31bに第一カバー側部74を沿わせる。その上で、第一カバー側部74の上端部のうち、シート幅方向内側に向かって延出した部分を撓ませて爪部74aを係合穴31cに係合させる。これにより、図13に示すように、第一カバー71がロアレール31に組み付けられるようになる。
なお、第一カバー71の構成について捕捉すると、第一カバー側部74のうち、上方に向かって延出している部分には、図10及び図11に示すように矩形状の切り欠き74bが形成されている。この切り欠き74bは、前後方向において第一カバー71の後端から爪部74aが設けられた位置に達する位置まで延出している。このように切り欠き74bが前後方向において爪部74aが設けられた位置に達するように形成されていることにより、第一カバー側部74のうち、爪部74a付近が撓み易くなる。この結果、ロアレール31の側壁31bに形成された係合穴31cに爪部74aを係合させ易くなり、以て、第一カバー71の組み付け作業がより容易になる。
さらに、第一カバー側部74のうち、シート幅方向内側に向かって延出している部分の根元部分には、上面視で矩形状の貫通孔(以下、矩形孔74c)が形成されている。この矩形孔74cは、前後方向において爪部74aが設けられた位置と同じ位置に形成されている。これにより、第一カバー側部74のうち、爪部74a付近がより一層撓み易くなり、爪部74aが一段と係合穴31cに係合し易くなっている。
第二カバー72は、レールカバー70の一部をなしており、図3、図7及び図14に示すように、シート幅方向において第一カバー71よりも外側でロアレール31に組み付けられる。また、第二カバー72は、図12に示す外形形状をなすように樹脂材料にて成形されている。より具体的に説明すると、第二カバー72は、上面視で略U字形状をなしており、後端部(以下、第二カバー後端部75)と、左右一対の側部(以下、第二カバー側部76)とを有する。
第二カバー後端部75は、図7に示すように、正面視で上向きC字状の部分である。この第二カバー後端部75は、第二カバー72がロアレール31に組み付けられた状態にあるとき、図5及び図6に示すようにロアレール31の後端よりも後方に位置してロアレール31の後側のエッジ(後端面)を覆う。
第二カバー側部76は、第二カバー後端部75の両側端から前方に向かって延出した部分である。この第二カバー側部76は、第一カバー71及び第二カバー72の双方がロアレール31に組み付けられた状態にあるとき、図14に示すようにシート幅方向において第一カバー側部74の外側で第一カバー側部74と隣り合う位置にあり、ロアレール31の側壁31bを側方から覆っている。また、図4及び図14に示すように、第二カバー側部76の上端部は、シート幅方向内側に向かうように折れ曲っている。そして、第一カバー71及び第二カバー72の双方がロアレール31に組み付けられた状態にあるとき、第二カバー側部76の上端部のうち、シート幅方向内側に向かって延出した部分は、第一カバー側部74の上端部に載り重なっている。
また、図12に示すように、シート幅方向における第二カバー側部76の内側表面には2つの突出部が設けられている。一方の突出部は、前後方向における第二カバー72の中央部分に形成された上面視で略L字形状の突出部(以下、第一突出部76a)である。この第一突出部76aは、後述する係合部に係合する被係合部に相当し、第二カバー側部76の内側表面からシート幅方向内側に向かって幾分延出してから前方に向かうように折れ曲がることで構成されている。なお、第二カバー側部76のうち、第一突出部76aが形成されている部分は、ロアレール31の側壁31bと対向する部分に該当する。
もう一方の突出部は、第二カバー72の後端部に形成された上面視で略三角形状の突出部(以下、第二突出部76b)である。この第二突出部76bは、ロアレール31の側壁31bに形成された凹部31dに係合する被固定部に相当する。なお、第二突出部76bを上方から見ると、第二カバー72の後端に近付くほど第二突出部76bの幅(シート幅方向における長さ)が長くなっている。なお、第二カバー側部76のうち、第二突出部76bが形成されている部分は、ロアレール31の側壁31bと対向する部分に該当する。
ここで、図15を参照しながら、第二カバー72をロアレール31に対して組み付けるための構造について説明する。第二カバー72は、第一カバー71が組み付けられた状態のロアレール31(すなわち、図13に図示した状態のロアレール31)に対して組み付けられる。より具体的に説明すると、第一カバー71がロアレール31に組み付けられた後に第二カバー72をロアレール31の後方から近付けていく。やがて、第一カバー71が組み付けられた状態のロアレール31が、第二カバー72の前端側から第二カバー72の内側スペース(具体的には、第二カバー側部76の間のスペース)に入り込むようになる。この際、ロアレール31の側壁31bが、その後端側から第二カバー側部76と対向するようになる。換言すると、第二カバー側部76が、その前端側からロアレール31の側壁31bと対向するようになる。
一方、第一カバー71が組み付けられた状態のロアレール31において、第一カバー側部74とロアレール31の側壁31bとの間には、図15に示すように幾分の隙間Mが形成されている。そして、第一カバー71が組み付けられた状態のロアレール31が第二カバー72の内側スペースを第二カバー72の後端に向かって進んでいくと、やがて、第二カバー側部76に設けられた第一突出部76aが図15に示すように隙間M内に入り込んで当該隙間Mと係合するようになる。つまり、上記の隙間Mは、係合部として機能し、被係合部としての第一突出部76aと係合する。
上記のように第一突出部76aが隙間Mに入り込む(係合される)ことにより、第二カバー72は、ロアレール31に組み付けられるようになる。この際、第二カバー72は、第一カバー側部74とロアレール31の側壁31bによってシート幅方向における移動が規制された状態となる。つまり、第二カバー72は、第一突出部76aが隙間Mに係合されることで、シート幅方向における移動が規制された状態でロアレール31に組み付けられている。
ロアレール31が第二カバー72の内側スペースを第二カバー72の後端に向かって更に進んでいくと、やがて、第二カバー側部76に設けられた第二突出部76bが、ロアレール31の側壁31bに形成された凹部31dと対向するようになる。より詳しく説明すると、上面視で略三角形状の第二突出部76bのうち、最も幅が狭い前端部分が先ず凹部31dと対向する。そして、ロアレール31が第二カバー72の内側スペースを第二カバー72の後端に向かって進んでいくにしたがって、第二突出部76bのうち、凹部31dと対向する部分が徐々に増え、最終的に第二突出部76bの前端から後端に亘る部分すべてが凹部31dと対向するようになる。
第二突出部76bの前端から後端までに亘る部分すべてが凹部31dと対向するようになると、図15に示すように、第二突出部76bの頂部(すなわち、最も幅が広い後端部分)が凹部31d内に入り込むようになる。この結果、第二突出部76bは、凹部31dと係合し、第二カバー72が後方移動しようとした際には凹部31dの縁(後端縁)に係止されて第二カバー72がロアレール31から脱落してしまうのを規制するようになる。つまり、第二カバー72は、第二突出部76bが凹部31dに係合されることで前後方向における移動が規制された状態でロアレール31に固定されている。
なお、第二突出部76bのうち、凹部31dに入り込んでいる部分は、図15に示すように、シート幅方向において凹部31d内に収まっており、ロアレール31の側壁31bのシート幅方向内側端面よりも外側に位置している。
そして、第二突出部76bが凹部31dに係合する位置までロアレール31が第二カバー72の内側スペースを移動した時点で、ロアレール31に対する第二カバー72の組み付けが完了する。
次に、図14及び図15を参照しながら、上述した第一突出部76a、第二突出部76b及び凹部31dの各々について、他の部品若しくは他の部位等との位置関係を説明する。第一突出部76aは、図14に示すように、高さ方向において第二突出部76bが設けられている範囲内に第一突出部76aのうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されている。このような位置関係を採用することで、本実施形態では、第一突出部76aを設けることで第二カバー72が高さ方向に大型化してしまうのを抑制している。
また、凹部31dは、図15に示すように、前後方向においてレール位置決め部材33の外縁部(すなわち、対向部分33b)が設けられている範囲内に凹部31dのうちの少なくとも一部(本実施形態では凹部31dの前端から後端に亘る部分すべて)が差し掛かる位置に配置されている。このような位置関係を採用することで、凹部31dの設置位置が、前後方向におけるロアレール31の大型化を抑制する上で好適な位置に設定される。
また、凹部31dは、図15に示すように、前後方向においてロアレール31締結用のボルトBが設けられている範囲内に凹部31dのうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されている。このような位置関係を採用することで、本実施形態では、凹部31dを設けることでロアレール31が前後方向に大型化してしまうのを抑制している。
以上までに本発明のレール機構について一例を挙げて説明してきたが、上記の実施形態に限定されるものではない。特に、レール機構各部の形状、サイズ及び材質については適宜変更し得るものである。例えば、図16に示すように、前後方向における長さがより短くなった第一カバー71によって構成されている例(変形例)も考えられる。当該変形例では、図17に示すように、ロアレール31のうち、後端よりも幾分手前に位置する部分に第一カバー71が組み付けられている。ゆえに、第二カバー72が備える第一突出部76aも、前後方向においてロアレール31の後端から幾分離れた位置にて係合部(具体的には、第一カバー側部74とロアレール31の側壁31bとの間の隙間M)に係合されることになる。それ以外の構成については、先に説明した実施形態と共通している。
また、先に説明した実施形態では、レールカバー70が2つの部品(具体的には、第一カバー71及び第二カバー72)によって構成されている例について説明した。ただし、これに限定されるものではなく、レールカバー70は、一部品のみによって構成されてもよいし、あるいは3つ以上の部品によって構成されてもよい。
10 シートバックフレーム
20 シートクッションフレーム
30 スライドレール機構
31 ロアレール
31a 底壁
31b 側壁
31c 係合穴
31d 凹部(固定部)
31e 第一の穴
31f 第二の穴
32 アッパレール
33 レール位置決め部材(凸状部)
33a 後側貫通孔
33b 対向部分
34 リンク支持ブラケット
34a 底壁
34b 立壁
34c カバー取り付け孔
35 位置決めピン
40 高さ調整機構
41,42 回動リンク
70 レールカバー
71 第一カバー
72 第二カバー
73 第一カバー底部
73a 貫通孔
74 第一カバー側部
74a 爪部
74b 切り欠き
74c 矩形孔
75 第二カバー後端部
76 第二カバー側部
76a 第一突出部(被係合部)
76b 第二突出部(被固定部)
90 ブラケット保護カバー
91 第一保護部
92 第二保護部
93 連結部
93a 突起部
110 スライドレール
120 上方レール
122 ロアレール
160 レールカバー
172,174 上方延設部
202,204 爪部
212,214 側壁
B ボルト(締結具)
M 隙間(係合部)
P ピボットピン

Claims (8)

  1. 乗物用シートの下部に配置されるレール機構であって、
    ロアレールと、
    該ロアレールの延出方向における該ロアレールの端部を覆うレールカバーと、
    前記ロアレールを固定するために設けられ、前記ロアレールの下面から下方に突出した凸状部と、を有し、
    該凸状部は、前記レールカバーとの対向部分を備えており、
    前記対向部分は、前記乗物用シートの幅方向における前記ロアレールの両端の間に位置し、前記レールカバーが前記延出方向及び前記幅方向の少なくとも一方に移動するのを規制することを特徴とするレール機構。
  2. 前記レールカバーは、前記ロアレールに組み付けられた第一カバーと、前記幅方向において前記第一カバーよりも外側で前記ロアレールに組み付けられた第二カバーと、を有し、
    前記第一カバーは、前記幅方向における前記第一カバーの端部にて係合部を形成し、
    前記第二カバーは、前記係合部に係合する被係合部を有し、該被係合部が前記係合部に係合されることで前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載のレール機構。
  3. 前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、
    前記係合部は、前記幅方向における前記第一カバーの端部と前記側壁との間に形成された隙間であり、
    前記第二カバーは、前記被係合部が前記係合部に係合されることで、前記幅方向における前記第一カバーの端部と前記側壁によって前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられていることを特徴とする請求項2に記載のレール機構。
  4. 前記レールカバーは、前記ロアレールに組み付けられた第一カバーと、前記幅方向において前記第一カバーよりも外側で前記ロアレールに組み付けられた第二カバーと、を有し、
    前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、
    前記側壁のうち、前記幅方向において前記第二カバーと対向する部分には固定部が設けられており、
    前記第二カバーは、前記側壁と対向する部分に、前記固定部に係合する被固定部を備え、該被固定部が前記固定部に係合されることで前記延出方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレール機構。
  5. 前記固定部は、前記延出方向において前記対向部分が設けられている範囲内に前記固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のレール機構。
  6. 前記第一カバーは、前記幅方向における前記第一カバーの端部にて係合部を形成し、
    前記第二カバーは、前記係合部に係合する被係合部を有し、該被係合部が前記係合部に係合されることで前記幅方向における移動が規制された状態で前記ロアレールに組み付けられており、
    前記被係合部は、前記ロアレールの高さ方向において前記被固定部が設けられている範囲内に前記被係合部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のレール機構。
  7. 前記ロアレール及び前記凸状部の双方を貫通し、当該双方を固定するための締結具を更に有し、
    前記固定部は、前記延出方向において前記締結具が設けられている範囲内に前記固定部のうちの少なくとも一部が差し掛かる位置に配置されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のレール機構。
  8. 前記幅方向における前記ロアレールの端部には側壁が設けられ、
    該側壁には係合穴が形成されており、
    前記レールカバーは、
    前記レールカバーを前記側壁に留めるために設けられ、前記係合穴に係合可能な爪部と、
    前記延出方向において前記爪部が設けられた位置に達するように形成された切り欠きと、を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレール機構。
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