JP2018047734A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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【課題】コンバイナが出入りする出入口から塵埃及び液体が内部に進入しにくいヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】開口部1bを有する筐体1と、開口部1bを通して、筐体1内に収容された第1の位置と、少なくとも一端部側が露出した第2の位置と、の間を移動するコンバイナ5aと、コンバイナ5aの下端部側に取りつけられ、コンバイナ5aが第2の位置にあるときに、筐体1の内面を密着押圧して開口部1bとの間の隙間を塞ぐカバー5dと、を備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に係り、特に、コンバイナを、表示位置と収容位置との間で移動させるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
ヘッドアップディスプレイ装置のコンバイナを、外部に露出して画像を表示可能な表示位置と、収容ケース内に収容した収容位置と、の間で収容ケースに開口形成された出入口を通して移動させる構造が、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特に、特許文献1には、開口部を通してコンバイナを昇降させる構造が記載され、特許文献2には、コンバイナが収容位置にあるときに、出入口をシャッタで塞ぐ構造が記載されている。
特開2013−222174号公報 特開2014−222265号公報
特許文献1及び特許文献2に記載されたヘッドアップディスプレイ装置では、コンバイナが収容ケースの出入口から突出した表示位置にあるときに、コンバイナと出入口との間に隙間が生じており、この隙間から塵埃が入り込み易く、内部の投射光学系に影響が及ぶ虞があった。
また、特許文献1及び2に記載された構造のヘッドアップディスプレイ装置は、自動車の例えばダッシュボード内に取り付けられ、ダッシュボード上面には、コンバイナの出入りのため、及び突出させたコンバイナに投射する映像の光路を確保するための開口部が設けられている。
従って、乗員がダッシュボードに置いた飲料などをこぼした場合や車両がオープンカーであって、屋根を開放した場合の降雨などにおいて、開口部を通った水などの液体が、収容ケースの出入口から内部に進入する虞があった。
このように、従来のヘッドアップディスプレイ装置は、コンバイナが外部に突出した表示位置にあるときに、出入口からの塵埃及び液体を内部に進入しにくくする工夫が必要な点で、改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、コンバイナが表示位置にあっても、コンバイナが出入りする出入口から塵埃及び液体が内部に進入しにくいヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の1)の構成を有する。
1) 開口部を有する筐体と、
前記開口部を通して、前記筐体内に収容された第1の位置と、少なくとも一端部側が露出した第2の位置と、の間を移動するコンバイナと、
前記コンバイナの他端部側に取りつけられ、前記コンバイナが前記第2の位置にあるときに、前記筐体の内面に密着押圧して前記開口部との間の隙間を塞ぐカバーと、
を備えたヘッドアップディスプレイ装置である。
本発明によれば、コンバイナが表示位置にあっても、コンバイナが出入りする出入口から塵埃及び液体が内部に進入しにくい、という効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の実施例であるHUD装置51における、コンバイナ5aの収容位置を説明するための模式的断面図である。 図2は、HUD装置51におけるコンバイナ5aの表示位置を説明するための模式的断面図である。 図3は、HUD装置51が備えるコンバイナユニットTaにおけるコンバイナ5aの収容位置を説明するための斜視図である。 図4は、コンバイナ5aの表示位置を説明するための斜視図である。 図5は、コンバイナユニットTaが有するコンバイナ体5を説明するための部分断面図である。 図6は、コンバイナ体5が有するカバー5dを説明するための斜視的断面図である。 図7は、コンバイナ5aが表示位置にあるときの開口部1b近傍の状態を説明するための部分断面図である。 図8は、液排出ユニットTcを説明するための模式的後面図である。
本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を、実施例のヘッドアップディスプレイ装置51(以下、HUD装置51とも称する)により説明する。
HUD装置51は、例えば自動車の車体におけるダッシュボードの内側に収められ、使用時において、ハーフミラーなるコンバイナ5aを、ダッシュボードの上面から乗員の視野内で上方に突出させる(第2の位置)と共に、突出させたコンバイナ5aに対し、乗員が視認できるように画像Gaを投射する装置である。
乗員には、コンバイナ5aを通した視認される背景と、コンバイナ5aに投射された画像Gaとが、重畳して視認される。コンバイナ5aは、不使用時において、ダッシュボードの内側に収容される(第1の位置)。
図1は、HUD装置51のダッシュボード内への装着状態を説明するための模式的断面図である。
前後方向は、車体の上下前後方向に概ね対応している。すなわち、前方は車体の前進方向である。
また、上下方向は、図1に示される筐体1の開口部1b(詳細は後述)の開口面を含む平面である開口ラインLHを水平としたときの、開口ラインLHに直交する方向とする。
HUD装置51は、車体のダッシュボードにおける、計器類を覆うメータカバー61の内部に格納装着されている。
メータカバー61には、HUD装置51のコンバイナ5a(詳細は後述)が出入りすると共に、突出したコンバイナ5aに対し、HUD装置51内の投射ユニットTbから画像Ga(図2に光軸を記載)投射するための開口部61aが形成されている。
図1において、HUD装置51は、異形箱状の筐体1と、筐体1の前部に格納されたコンバイナユニットTaと、後部に配置されコンバイナ5aに画像Gaを投射するための投射ユニットTbと、液排出ユニットTcと、を有する。
コンバイナユニットTaと投射ユニットTbとは仕切り壁1aで概ね仕切られている。
筐体1は、コンバイナユニットTaの上方に、コンバイナ5aが収容位置と表示位置との間での昇降で出入りするための開口部1bを有する。
投射ユニットTbは、画像Ga(光軸を一点鎖線で図示)を、上斜め後方に向け出射する画像出射部21と、画像出射部21から出射された画像を、上斜め前方に反射偏向する反射鏡22とを有する。
液排出ユニットTcは、図1及び図8に示されるように、後述するシャッタ板6の後方に配置され、液受け部31と排液誘導路32とを有する。
液排出ユニットTcの詳細は後述する。
図3は、コンバイナユニットTaを説明するための斜視図である。図1のいけるコンバイナユニットTaの断面位置は、図3においてS1−S1で示されている。
図3には、コンバイナ5aがコンバイナユニットTa内に収容された状態が示されている。
コンバイナユニットTaは、左右方向に対向配置され対向面に上下方向に延びるガイド部2aを有するサイドパネル2,2と、昇降駆動部3の駆動によりガイド部2aに案内されて上下動するコンバイナ体5と、を有する。
また、コンバイナユニットTaは、上部に、シャッタ駆動部4の駆動により概ね前後方向(図1:矢印DRa参照)にスライド移動するように配置されたシャッタ板6を有する。
コンバイナ体5は、コンバイナ5aの一端側である下端部5a2を保持するホルダ5bと、ホルダ5bを支持してガイド部2aに係合するホルダベース5cと、ホルダ5bに取り付けられた異物侵入防止カバー5d(以下、単にカバー5dと称する)と、を有する。
コンバイナ5aは、例えばハーフミラーであって、中央部分が前方に突出するよう湾曲した湾曲部材として形成されている。
コンバイナ5aの後面5a1は、図2に示される使用位置において、投射ユニットTbから投射された画像Gaを、乗員(例えば運転者)に向け反射偏向する。
筐体1は、投射ユニットTbから投射された画像Gaの光を通過させる部分が、光を透過する透明部1dとされている。
ホルダ5bは、コンバイナ5aを、その下端部全体を包むように支持している。
カバー5dは、さらに、ホルダ5bの全周を包むように取り付けられている。カバー5dの詳細は後述する。
ホルダベース5cは、左右両端にガイド部2aに係合する係合部(不図示)を有する。左右方向の中央部位には、リンク機構RKの一端側(図4の上端)が連結されている。リンク機構RKの他端側(図4の下端)は、昇降駆動部3の駆動軸に連結されている。
昇降駆動部3は、例えばモータであり、その回動がリンク機構RKによって昇降動に変換される。
従って、コンバイナ5aは、昇降駆動部3の回動及び回動方向に応じて、ガイド部2aに案内されて、図1及び図3に示される筐体1内に全体が収容された収容位置と、図2及び図4に示される少なくとも先端側が筐体1の外部に露出した表示位置と、の間で昇降する。
ホルダベース5cは、傾動機構(不図示)を備えており、表示位置におけるコンバイナ5aの姿勢としての立設角度を、ホルダベース5c側を支点として前後方向に調整できるようになっている(図2:矢印DRb参照)。
シャッタ板6は、図1に示されるように、シャッタ駆動部4の動作により、筐体1の上壁1cの下面1c1との間に隙間としての空間Vaを確保しつつ(図7も参照)、下面1c1に沿って図1の矢印DRa方向にスライドする。
シャッタ板6は、図1及び図3に示されるように、上壁1cの下面1c1に沿って延在する基部6aと、基部6aの前端から基部6aの延在面に対し、図1における反時計回り方向に僅かに傾いた鍔部6bと、を有する。
鍔部6bの前端6b1は、コンバイナ5aの後面5a1に対応した曲線状に形成されている。
図1に示されるコンバイナ5aの収容位置において、シャッタ板6は前方にスライドした位置にあって、鍔部6b及び基部6aの前部が、筐体1の開口部1bを塞いでいる。
シャッタ板6は、コンバイナ5aの上昇直前に後方にスライドして開口部1bを開放し、コンバイナ5aの上昇を許容するようになっている。
シャッタ板6の前端6b1は、シャッタ板6が後方にスライドした位置において、コンバイナ体5のカバー5d(図7参照)に近接対向するようになっている。
次に、カバー5dについて、図5及び図6を主に参照して説明する。
図5は、図1におけるA部詳細図であって、コンバイナ5aの下端側一部と、ホルダ5bと、カバー5dと、を含む断面図である。
ホルダ5bは、例えば樹脂で形成される。
カバー5dは、柔軟性を有する材料で形成される。樹脂例はシリコーンゴムである。
図6は、カバー5dを説明するための斜視的断面図である。図6におけるカバー5dの切断面は、図5におけるカバー5dの切断面に対応している。
カバー5dは、使用状態で、左右方向に細長に延びる環状に形成されている。
中央には左右方向に延びる長孔5d1が形成されている。長孔5d1の周囲近傍は、前後左右方向に概ね平面上に延在する基板部5d2とされている。
カバー5dは、ホルダ5bに、長孔5d1がホルダ5bに全周にわたって係合することで保持される。詳しくは、カバー5dはホルダ5bに対し、強嵌合で係合するので、両部材の間は、塵埃及び液体に関し実質的に封止されている。
基板部5d2における前方側の前基板部5d2aの前方縁には、下方に凹となる前樋部5d3aが接続形成されている。
また、後方側の後基板部5d2bの後方縁には、下方に凹となる後樋部5d3bが接続形成されている。
樋部5d3の下方に凹となる断面形状は、図5に示されるように、例えば矩形の凹とされる。
前樋部5d3aと後樋部5d3bとは、左右端部で連結され、実質的に環状の凹部としての樋部5d3を形成している。
前樋部5d3aの前壁5d3cは、上方に向け、前基板部5d2aとほぼ同じ高さ位置まで延在している。
後樋部5d3bは、前壁5d3cと後壁5d3dを有し、後壁5d3dは、後基板部5d2bよりも低く(前壁5d3cよりも短く)形成されている。
以上の構成を有するコンバイナ体5を、収容位置から表示位置に上昇させる際には、既述のように、シャッタ駆動部4の動作により、シャッタ板6が後方にスライドして筐体1の開口部1bが開放される。
次いで、昇降駆動部3の動作により、リンク機構RKを介してホルダベース5cが持ち上げられる。これに伴い、ホルダベース5cに支持されたコンバイナ5aが上昇し、図2及び図4に示される表示位置で維持される。
その後、コンバイナ5aに対し、適宜、投射ユニットTbから画像Gaが投射され、乗員に対し、画像Gaとして情報が提供される。
上記実施の形態では、コンバイナ5aの昇降動作を昇降駆動部3により行い、シャッタ板6の開閉をシャッタ駆動部4の動作により実行している。
これに限らず、シャッタ板6を閉状態から開状態にした後、コンバイナ5aを上昇させる一連の動作と、上昇しているコンバイナ5aを下降させ、その後シャッタ板6を開状態から閉状態にする一連の動作と、を、同一のカムギヤによって順次実行するよう構成した単一の駆動装置を用いてもよい。
図7は、コンバイナ5aの表示位置におけるカバー5dの状態を説明するための図である。
図7に示されるように、コンバイナ5aの表示位置において、カバー5dの樋部5d3が筐体1及びシャッタ板6に対し当接し押圧するようになっている。
詳しくは、前樋部5d3aにおける前壁5d3cの上方先端部分が、筐体1における開口部1bの縁部1b1の内面である下面1b1aを押圧する。
また、後樋部5d3bの後壁5d3dが、シャッタ板6の鍔部6bの下面6b2に当接し押圧するようになっている(矢印P1位置)。
カバー5dの左方側部と右方側部も、同様に筐体1の縁部1b1に当接し押圧するようになっている(矢印P2位置)。
カバー5dは、既述のように、柔軟性を有する材料で形成されている。
また、カバー5dには、ほぼ全周にわたって樋部5d3が形成されて、前壁5d3c及び後壁5d3dは、下方に付勢された際に弾性変形可能になっている。
従って、その変形反発力により、カバー5dは、筐体1及びシャッタ板6に、実質的に隙間なく密着押圧する。
これにより、カバー5dと筐体1及びシャッタ板6との密着押圧部位により防水ラインが形成される。
また、カバー5dが柔軟性を有する材料で形成されていることから、既述のようにホルダベース5cによりコンバイナ5aの立設角度を変えても、カバー5dの弾性変形によって、カバー5dの筐体1及びシャッタ板6への密着押圧は維持される。従って、コンバイナ5aの角度調整で防水ラインが途切れることはない。
この防水ラインを形成する構造により、コンバイナ5aが表示位置にあるときでも、開口部1bは、カバー5dによって、塵埃及び液体に関して良好に塞がれている。
そのため、塵埃や液体は、HUD装置51の内部に開口部1bを通して進入しにくくなっている。
次に、液排出ユニットTcについて説明する。
液排出ユニットTcは、コンバイナ5aが表示位置にあるときに、
液排出ユニットTcにおける液受け部31は、図1及び図8に示されるように、後述するシャッタ板6の後方に配置されている。
コンバイナ5aの表示位置において、コンバイナ5aの後方側の開口部1bとカバー5dとの間に進入した液体(図7:矢印Wa)は、一部が後樋部5d3bに流れるものの、大部分は、シャッタ板6の鍔部6bから基部6aを通って後方側へ流れる(図7:矢印Wb)。
シャッタ板6が後方にスライドした状態において、鍔部6bは、後方側(基部6a側)が低くなる傾斜姿勢となっているので、液体は自重により後方側に流れる。
液受け部31は、シャッタ板6の鍔部6b側から後方に流れてきた液体(図2及び図8:矢印Wb参照)を受け、投射ユニットTbをよけるべく(投射ユニットTbとの干渉を避けるべく)左右に分岐した筒状の一対の排液誘導路32に誘導する(図8:矢印Wc)。
排液誘導路32の下端の開口部32aは、筐体1の外部に開口しており、排液誘導路32を自重で流れてきた液体(図2:矢印Wd参照)は、筐体1から下方外部に排出される。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
カバー5dの樋部5d3の下方に凹となる断面形状は、上述の矩形状に限定されない。
三角形状、弧状、などであってよく、断面形状は限定されない。
樋部5d3は、開口部1bから進入した液体を、一時的に貯留させることができる。従って、凹形状として、入口側から奥側まで幅が一定となる矩形や、入口側よりも奥側が幅広になっている台形形状であると、より多量の液体を貯留可能になるので好ましい。
前壁5d3c,後壁5d3dは、蛇腹状に形成されていてもよい。
これらの壁を蛇腹状に形成することで、上壁1cの下面1c1及びシャッタ板6に対する押圧力が、周方向で安定し、防水ラインがより強固になる。
HUD装置51は、自動車のダッシュボード内に取り付けられるものに限定されない。
コンバイナ5aは、上述のように、概ね上下方向を向く立ち姿勢のまま昇降するものに限らず、収容姿勢を伏せた姿勢とし、その伏せた姿勢の収容位置と、起き上がって概ね立設する表示位置と、の間で昇降するものであってもよい。
コンバイナ5aに投射する画像Gaは、単なる記号や文字のみであってもよく、光として投射されて乗員から視認され得るものであれば、何でもよい。
コンバイナ5aが昇降する例を説明したが、HUD装置51の取付姿勢は限定されないので、コンバイナ5aの移動方向は昇降に限定されない。
例えば、HUD装置51を、乗員が横に寝た姿勢で操縦する移動体又は操作するゲーム装置などに搭載してもよく、この場合、コンバイナ5aは、収容位置と表示位置との間で概ね水平方向に移動する。
シャッタ板6が、コンバイナ5aが表示位置にあるときに開口部1bから十分離隔した位置まで退避し、カバー5dが、シャッタ板6に当接せずに開口部1b近傍の縁部1b1の下面1b1aに対し密着押圧するように構成してもよい。
1 筐体
1a 仕切り壁、 1b 開口部、 1b1 縁部
1b1a 下面、 1c 上壁、 1c1 下面、 1d 透明部
2 サイドパネル、 2a ガイド部
3 昇降駆動部
4 シャッタ駆動部
5 コンバイナ体
5a コンバイナ、 5a1 後面、 5a2 下端部
5b ホルダ、 5c ホルダベース
5d カバー(異物侵入防止カバー)、 5d1 長孔
5d2 基板部、 5d2a 前基板部、 5d2b 後基板部
5d3 樋部、 5d3a 前樋部、 5d3b 後樋部
5d3c 前壁、 5d3d 後壁
6 シャッタ板
6a 基部、 6b 鍔部、 6b1 前端
21 画像出射部、 22 反射鏡
31 液受け部、 32 排液誘導路
51 ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
61 メータカバー、 61a 開口部
Ga 画像
LH 開口ライン
RK リンク機構
Ta コンバイナユニット
Tb 投射ユニット
Tc 液排出ユニット
Va 空間

Claims (6)

  1. 開口部を有する筐体と、
    前記開口部を通して、前記筐体内に収容された第1の位置と、少なくとも一端部側が露出した第2の位置と、の間を移動するコンバイナと、
    前記コンバイナの他端部側に取りつけられ、前記コンバイナが前記第2の位置にあるときに、前記筐体の内面に密着押圧して前記開口部との間の隙間を塞ぐカバーと、
    を備えたヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記コンバイナは、
    前記第1の位置にあるときよりも前記第2の位置にあるときの方が上方にあって、前記第1の位置と第2の位置との間を昇降することを特徴とする請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記コンバイナが前記第1の位置にあるときに、前記開口部を塞ぐシャッタ板を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記コンバイナが前記第1の位置にあるときに前記開口部を塞ぎ、前記コンバイナが前記第2の位置にあるときに前記開口部を開放するシャッタ板を備え、
    前記カバーは、前記コンバイナが前記第2の位置にあるときに、前記シャッタ板の下面に密着押圧することを特徴とする請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記コンバイナが前記第2の位置にあるときに、前記シャッタ板の上面を前記開口部側から流れてきた液体を受ける液受け部と、
    前記液受け部で受けた液体を、自重によって前記筐体の下部から外部に排出させる排液誘導路と、
    を有する液排出ユニットを備えたことを特徴とする請求項4記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記コンバイナに画像を投射する投射ユニットを備え、
    前記液排出ユニットが、前記投射ユニットを避けて配置構成されていることを特徴とする請求項5記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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