JP2018047030A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2018047030A
JP2018047030A JP2016184553A JP2016184553A JP2018047030A JP 2018047030 A JP2018047030 A JP 2018047030A JP 2016184553 A JP2016184553 A JP 2016184553A JP 2016184553 A JP2016184553 A JP 2016184553A JP 2018047030 A JP2018047030 A JP 2018047030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation wire
covering member
distal end
stand
upright
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016184553A
Other languages
English (en)
Inventor
安田 裕昭
Hiroaki Yasuda
裕昭 安田
友博 大木
Tomohiro Oki
友博 大木
悟 大上
Satoru Ogami
悟 大上
俊積 田中
Toshikazu Tanaka
俊積 田中
皆川 龍也
Tatsuya Minagawa
龍也 皆川
原田 高志
Takashi Harada
高志 原田
勝蔵 井山
Katsuzo Iyama
勝蔵 井山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2016184553A priority Critical patent/JP2018047030A/ja
Priority to EP17190858.5A priority patent/EP3298948B1/en
Priority to US15/706,772 priority patent/US10786140B2/en
Publication of JP2018047030A publication Critical patent/JP2018047030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00101Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features the distal tip features being detachable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00133Drive units for endoscopic tools inserted through or with the endoscope
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00174Optical arrangements characterised by the viewing angles
    • A61B1/00177Optical arrangements characterised by the viewing angles for 90 degrees side-viewing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/012Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor characterised by internal passages or accessories therefor
    • A61B1/018Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor characterised by internal passages or accessories therefor for receiving instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0057Constructional details of force transmission elements, e.g. control wires

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

【課題】操作ワイヤの汚染を防止することができ、かつ被覆部材の外周又は内周の破損を防止できる起立台を備える内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡は、先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、起立台との操作ワイヤとの接続部から操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ操作ワイヤが相対移動可能に、操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、被覆部材の先端と起立台との間、及び被覆部材の基端と操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定され、起立台の操作に伴う被覆部材の移動経路と、先端部本体に設けられた処置具用案内路から導出される処置具の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材が配置される。
【選択図】図8

Description

本発明は、挿入部の先端側に処置具の導出方向を変更する起立台を備える内視鏡に関する。
内視鏡では、操作部に設けられた処置具導入口から各種の処置具を導入し、この処置具を、挿入部の先端部に開口した処置具導出口から外部に導出して処置に用いている。例えば、十二指腸鏡ではガイドワイヤ又は造影チューブ等の処置具が使用される。超音波内視鏡では穿刺針等の処置具が使用される。その他の直視鏡及び斜視鏡においては鉗子又はスネア等の処置具が使用される。このような処置具は、被検体内の所望の位置を処置するために先端部において導出方向を変更する必要がある。このため、先端部には、処置具の導出方向を変更する起立台が設けられている。また内視鏡には、起立台の姿勢を起立位置と倒伏位置との間で変位させる処置具起立機構が設けられている。
処置具起立機構としては、起立台に操作ワイヤの先端を直接取り付けたワイヤ牽引方式(オープンタイプ)の機構が知られている。この機構は、操作ワイヤの基端を操作部に備えられた操作レバーに連結し、操作レバーによって操作ワイヤを押し引きの操作をすることにより起立台を回転軸周りに回転させ、起立位置と倒伏位置との間で起立台の姿勢を変更させる。
内視鏡は各種の検査や処置に使用される度に、洗浄液や消毒液を用いて洗浄消毒処理を行う必要がある。処置具起立機構を備える内視鏡の洗浄を容易にするため、特許文献1には、水密にシールされたゴムカバーの内側において、処置具挿通チャンネルの先端付近に操作ワイヤを連結して、操作ワイヤを進退操作することが開示されている。
特許文献2には、操作ワイヤの先端近傍部分から先端部本体内に位置する部分までの間、被覆部材により被覆し、被覆部材の先端部分と操作ワイヤとの間の隙間を接着剤によって水密的に塞ぐことが開示されている。
特許文献3には、起上台に連結される先端部と起上操作部に連結される基端部とを有する操作ワイヤと、収納部から突出される操作ワイヤの先端部側が挿入される伸縮性の被覆部材と、を有する内視鏡を開示する。
特開平5−123288号公報 特開平6−315457号公報 国際公開第2016/027574号
しかしながら、特許文献1の技術では、操作ワイヤが処置具挿通チャンネルに連結されており、起立台を有していないため、起立台を有する内視鏡と同等の処置具操作を行うことは難しい。
特許文献2の技術では、操作ワイヤと被覆部材とが接着剤により固定されている。したがって、操作ワイヤを引いた際に、汚染された被覆部材が先端部本体内に引き込まれ、先端部本体内のパッキンの内側も汚染される可能性がある。
特許文献3の技術では、被覆部材の外周、又は内周において、他の部材との接触により、被覆部材の破損が生じる懸念がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、操作ワイヤの汚染を防止することができ、かつ被覆部材の外周又は内周の破損を防止できる起立台を備える内視鏡を提供することを目的とする。
第1の態様に係る内視鏡は、先端と基端とを有する挿入部と、挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、挿入部の内部空間に挿通される操作ワイヤを起立台へと案内するための、先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、起立台との操作ワイヤとの接続部から操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ操作ワイヤが相対移動可能に、操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、被覆部材の先端と起立台との間、及び被覆部材の基端と操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、内視鏡は、起立台の操作に伴う被覆部材の移動経路と、先端部本体に設けられた処置具用案内路から導出される処置具の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材が配置される。
第2の態様に係る内視鏡において、被覆部材は、被覆部材が収縮された際の径の拡大分を超える距離以上、処置具の移動経路からオフセットされている位置に配置される。
第3の態様に係る内視鏡において、起立台は、操作ワイヤの操作によって起立し、先端部本体と起立台とにより処置具を挟持する。
第4の態様に係る内視鏡において、先端部本体に着脱自在に取り付けられた先端キャップを有し、先端キャップは起立台の配置される第1室と被覆部材の配置される第2室とに仕切る隔壁を有し、隔壁は起立台の側から延出した被覆部材が起立台の回動に伴い移動可能に、第1室と第2室とを連通するスリットを備える。
第5の態様に係る内視鏡において、被覆部材は、起立台の全回動範囲に対して、起立位置から第1回動範囲では収縮状態、又は自然長の長さを有し、第1回動範囲から倒伏位置に回動した第2回動範囲では伸長される。
第6の態様に係る内視鏡において、第1回動範囲は、起立位置から全回動範囲の1/2以上2/3以下の範囲である。
第7の態様に係る内視鏡において、被覆部材は、軸方向に沿って大径部と小径部とが繰り返される蛇腹構造により構成される。
第8の態様に係る内視鏡において、操作ワイヤ用案内路の導出側の周囲に突出される管状部材を有し、被覆部材の基端が管状部材に対して液密に固定される。
第9の態様に係る内視鏡において、被覆部材の先端は閉じられており、操作ワイヤの先端を収容する。
第10の態様に係る内視鏡は、先端と基端とを有する挿入部と、挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、挿入部の内部空間に挿通される操作ワイヤを起立台へと案内するための、先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、起立台との操作ワイヤとの接続部から操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ操作ワイヤが相対移動可能に、操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、被覆部材の先端と起立台との間、及び被覆部材の基端と操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、被覆部材の収縮状態において、被覆部材と操作ワイヤとは離間される。
第11の態様に係る内視鏡において、起立台は、操作ワイヤの操作によって起立し、先端部本体と起立台とにより処置具用案内路から導出される処置具を挟持する。
第12の態様に係る内視鏡において、操作ワイヤが、被覆部材の中心軸から径方向にオフセットされた位置に挿通される。
第13の態様に係る内視鏡において、起立台は操作ワイヤ取付孔を有し、起立台の操作ワイヤ取付孔は操作ワイヤの移動可能なカム溝で構成され、起立台が起立位置と倒伏位置とを回動する間、被覆部材と操作ワイヤとを往復直線運動させる。
第14の態様に係る内視鏡において、被覆部材は、コイルバネと、コイルバネを覆う樹脂部材であって収縮する際にコイルバネの外周に突出する樹脂部材とを含む。
第15の態様に係る内視鏡は、先端と基端とを有する挿入部と、挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、挿入部の内部空間に挿通される操作ワイヤを起立台へと案内するための、先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、起立台との操作ワイヤとの接続部から操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ操作ワイヤが相対移動可能に、操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、被覆部材の先端と起立台との間、及び被覆部材の基端と操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、内視鏡は、起立台の操作に伴う被覆部材の移動経路と、先端部本体に設けられた処置具用案内路から導出される処置具の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材が配置され、かつ、被覆部材の収縮状態において、被覆部材と操作ワイヤとは離間される。
本発明によれば、起立台を備える内視鏡において、操作ワイヤの汚染を防止することができ、かつ被覆部材の外周、又は内周の破損を防止できる。
内視鏡の全体構成を示す側面図である。 挿入部の先端部の構成を示す組立斜視図である。 起立台の回動範囲を説明する側面図である。 先端部本体の要部拡大図である。 先端部本体の要部拡大図である。 起立台の要部断面図である。 倒伏位置における起立台の側面図である。 倒伏位置における起立台の平面図である。 起立位置における起立台の側面図である。 起立位置における起立台の平面図である。 倒伏位置における起立台の側面図である。 起立位置における起立台の側面図である。 挿入部の先端部の構成を示す組立斜視図である。 操作ワイヤと被覆部材と位置関係を説明するための説明図である。 操作ワイヤ、被覆部材、及び起立台の拡大図である。 操作ワイヤ、被覆部材、及び起立台の別の態様の拡大図である。 伸長された蛇腹構造の被覆部材の断面図である。 収縮された蛇腹構造の被覆部材の断面図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施の形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施の形態以外の他の実施の形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
以下添付図面を参照しつつ、実施形態に係る内視鏡について説明する。図1は、側視用の内視鏡10の全体構成を示す側面図である。
〔内視鏡の全体構成〕
内視鏡10は、被検体の体内に挿入される挿入部12を備え、挿入部12の基端側に操作部14が連結される。操作部14にはユニバーサルコード16が接続され、内視鏡10はユニバーサルコード16を介して不図示の光源装置、画像処理装置及び送気送水装置に接続される。
<挿入部の全体構成>
挿入部12は、先端と基端とを有し、先端側から基端側に向かって先端部18と、湾曲部20と、軟性部22とが連結されて構成される。挿入部12の内部には、処置具を先端部18に導く処置具挿通チャンネル24(図2参照)と、先端部18から導出される処置具の導出方向を変更する操作ワイヤ26(図2参照)と、光源装置から供給される照明光を先端部18に導くライトガイド(不図示)と、送気送水装置から供給されるエアと水を先端部18に導く送気送水チューブ(不図示)と、先端部18に配置された撮像部(不図示)からの信号を伝送する信号ケーブル(不図示)とが挿通されている。
<操作部の構成>
操作部14には、湾曲部20を湾曲操作する2つのアングルノブ28と、操作ワイヤ26(図2参照)を、押し引きの操作をすることにより先端部18から導出される処置具の導出方向を変更操作する操作レバー30と、先端部18に設けられた送気送水ノズル69(図2参照)からエアと水を噴出させるための送気送水ボタン32と、先端部18に設けられた吸引口(不図示)から血液等の体液を吸引させるための吸引ボタン34と、が所定の位置に設けられている。操作レバー30が、後述する起立台を回動させる駆動源に相当する。
また、操作部14には、各種処置具を導入する処置具導入口36が設けられている。処置具導入口36から導入された処置具は、挿入部12に挿通された処置具挿通チャンネル24(図2参照)を介して、先端部18の先端部本体40に設けられた処置具用案内路45(図2参照)から外部に導出される。処置具用案内路45は先端部本体40に形成された貫通孔で構成される。
<湾曲部の構成>
湾曲部20は、複数のアングルリング(不図示)が相互に回動可能に連結されてなる構造体を有する。湾曲部20は、この構造体の外周に金属線で編んだ筒状の網体が被覆され、この網体の外周面にゴム製の外皮を被覆することによって構成される。また、操作部14の2つのアングルノブ28から湾曲部20にかけて、複数本のワイヤ(不図示)が配設されている。これらワイヤの先端が湾曲部20を構成するアングルリングの先端部に固定されている。これにより、2つのアングルノブ28の回動操作により、これらのワイヤを、押し引きの操作をすることにより湾曲部20が上下左右に湾曲される。
<軟性部の構成>
軟性部22は、弾性を有する薄い金属製の帯状板を螺旋状に巻回してなる螺旋管を有する。軟性部22は、この螺旋管の外側に、被覆された金属線で編んだ筒状の網体と、この網体の外周面に被覆された樹脂からなる外皮とを有している。
<先端部の構成>
図2は、先端部18の構成を示す組立斜視図である。先端部18は、先端部本体40と、先端部本体40に装着され、先端部本体40を覆う先端キャップ42とを有する。先端部本体40は、挿入部12の先端側に設けられる。先端部本体40には、起立台50を収容する空間である収容室44が設けられる。先端キャップ42は先端部本体40に対し着脱自在に装着される。
先端部本体40には、処置具挿通チャンネル24と連通する処置具用案内路45が形成される。さらに、先端部本体40には、操作ワイヤ26を挿通させる操作ワイヤ用案内路46が形成され、操作ワイヤ用案内路46は挿入部12の内部空間に挿通される操作ワイヤ26を起立台50へと案内する。先端部本体40は、耐食性を有する、例えばステンレス等の金属材料で構成されることが好ましい。操作ワイヤ用案内路46は先端部本体40に形成された貫通孔で構成される。
先端キャップ42は、先端側で閉じられた略筒状の形状を有し、先端キャップ42の外周面の一部には、略矩形状の開口窓42Aを有する。先端キャップ42は、弾性力のある材質、例えば、フッ素ゴム又はシリコンゴムからなる。先端キャップ42は、その基端側に先端部本体40に形成された溝(不図示)に係合する係合部(不図示)を有し、係合部を溝に係合することにより先端部本体40に着脱自在に装着される。先端キャップ42が先端部本体40に装着されると、処置具用案内路45が収容室44及び開口窓42Aを介して外気に連通される。
収容室44と処置具挿通チャンネル24とは処置具用案内路45を介して連通される。処置具挿通チャンネル24の基端は、挿入部12の内部に挿通されて操作部14の処置具導入口36に接続される。処置具は、処置具導入口36から処置具挿通チャンネル24の基端に導入され、処置具挿通チャンネル24を介して、処置具挿通チャンネル24の先端から収容室44に案内される。
収容室44には起立台50が収納される。起立台50は、処置具用案内路45から外部に導出された処置具を方向転換させるための処置具起立台である。先端部本体40の隔壁48には収容室44に突出する軸部47が設けられている。起立台50は貫通孔50Aを有し、軸部47が起立台50の貫通孔50Aに挿通される。起立台50は軸部47を中心に回動自在となるよう構成されている。
図2に示されるように、操作ワイヤ26は、先端部本体40の操作ワイヤ用案内路46により起立台50に案内され、操作ワイヤ26の先端側が起立台50に接続される。例えば、起立台50に設けられた操作ワイヤ取付孔である孔50Bに操作ワイヤ26の先端を挿入し、操作ワイヤ26と起立台50との接続部52(図3参照)を接着剤等(不図示)により液密に固定することにより、操作ワイヤ26と起立台50との接続を行うことができる。
操作ワイヤ26と起立台50との接続部52を接着剤等により固定した場合、操作ワイヤ26は回転することなく、起立台50の姿勢の変更が行われる。接続部52を接着剤等により固定することにより、洗浄性を向上することができる。
操作ワイヤ26は操作ワイヤ用案内路46により挿入部12の内部空間に挿通され、操作ワイヤ26の基端側は操作部14の操作レバー30に連結される。操作レバー30(図1参照)によって操作ワイヤ26に対して、押し引きの操作がなされる。操作ワイヤ26の押し引きの操作により、起立台50が軸部47を中心に回動される。起立台50の回動により、起立台50の姿勢が起立位置と倒伏位置との間で変更される。
図2に示されるように、隔壁48を挟んで収容室44の反対側には、光学系収容室60が設けられる。先端部本体40に不図示の保護板を被せることによって、光学系収容室60の気密性が保持される。
光学系収容室60の上部には、照明窓62と観察窓64とが隣接して配設される。先端部本体40には、観察窓64に向けられた送気送水ノズル69が設けられる。送気送水ノズル69は、挿入部12に挿通された送気送水チューブ(不図示)を介して送気送水装置に接続される。図1に示した操作部14の送気送水ボタン32を操作することによって、圧縮エア又は水が送気送水ノズル69から観察窓64に向けて噴射され、観察窓64が洗浄される。
光学系収容室60の内部には、不図示の照明部及び撮影部が収容される。照明部は、照明窓62の内側に設置された照明レンズと、この照明レンズに先端が臨むように配置されたライトガイドとを備えている。ライトガイドは、内視鏡10の挿入部12に挿通され、その基端が光源装置に接続される。これにより、光源装置からの照射光がライトガイドを介して伝達され、照明窓62から外部に照射される。
撮影部は、観察窓64の内側に配設された撮影光学系と、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型又はCCD(charge coupled device)型の撮像素子とを備えている。撮像素子は、挿入部12及びユニバーサルコード16に挿通された信号ケーブルを介して前述の画像処理装置に接続される。この撮影部によって得られた被写体像の撮像信号は、信号ケーブルを介して前述の画像処理装置に出力されて画像処理された後、画像処理装置に接続されたモニタに被写体像として表示される。
本実施形態においては、起立台50と操作ワイヤ26との接続部52(図3参照)から、操作ワイヤ用案内路46に至るまでの全領域の間、操作ワイヤ26が、伸縮自在の被覆部材54により覆われる。被覆部材54は操作ワイヤ26の延設方向に沿って延びている。被覆部材54と操作ワイヤ26とは相対移動可能に構成される。さらに、被覆部材54の先端と起立台50との間、及び被覆部材54の基端と操作ワイヤ用案内路46との間が液密に固定される。
被覆部材54が接続部52から操作ワイヤ用案内路46に至るまでの全領域の間において操作ワイヤ26を覆うので、操作ワイヤ26は全領域の間では露出していない。さらに、被覆部材54と起立台50、及び被覆部材54と操作ワイヤ用案内路46とは液密に固定されているので、被覆部材54の内部に挿通されている操作ワイヤ26の汚染を防止できる。
液密とは、被覆部材54と起立台50との境界、及び被覆部材54と操作ワイヤ用案内路46に形成される先端部本体40との境界から、被覆部材54の内部に液体が侵入しない状態をいう。具体的には、防水性能の指標であるIPX-7程度であり、一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない防浸形である。
また、被覆部材54が汚染された場合でも、被覆部材54は露出しているので確実に洗浄することが可能となる。
被覆部材54と操作ワイヤ26とは密着固定されていないので、操作ワイヤ26が、押し引きの操作がなされている間、被覆部材54と操作ワイヤ26とは相対移動できる。したがって、操作ワイヤ26が操作レバー30により操作部14の側に引かれた場合でも、被覆部材54は先端部本体40の内部に引き込まれることはない。被覆部材54に起因する先端部本体40の内部の汚染を防止することが可能となる。被覆部材54は伸縮自在であるので、起立台50の姿勢の変更に追従できる。したがって、被覆部材54は、操作ワイヤ26の露出を防止できる。
本実施形態では、図2に示されるように、被覆部材54は、被覆部材54の延設方向である軸方向に沿って、大径部54Aと小径部54Bとが繰り返される蛇腹構造により構成される。蛇腹構造を有するので、被覆部材54は伸縮自在性を有する。
蛇腹構造の被覆部材54の大径部54Aの外径は、被覆部材54が最も収縮した際、φ2.5mm以下であることが好ましい。大径部54Aの外径をφ2.5mm以下にすることにより、先端部18が大型化することを回避することが可能となる。
また、蛇腹構造の被覆部材54の小径部54Bの内径は、被覆部材54が最も伸長した際、φ0.7mm以上であることが好ましい。操作ワイヤ26の太さは0.6mm程度あり、小径部54Bの内径を操作ワイヤ26の太さより大きくすることが好ましい。また、被覆部材54は、耐薬品性、かつ液密性を有する材料で構成されることが好ましい。被覆部材54の材料として、PTFE (polytetrafluoroethylene), PFA (tetrafluoroethylene -perfluoroalkyl vinyl ether copolymer)、フッ素ゴム、シリコンゴム、及びEPDM (ethylene propylene diene monomer)等を使用することが好ましい。
本実施形態では伸縮自在の被覆部材54として、蛇腹構造の被覆部材54を例示したが、蛇腹構造に限定されない。蛇腹構造の被覆部材54に代えて、伸縮自在の円筒状のゴム管を被覆部材として用いることができる。ゴム管の被覆部材であっても、接続部52から操作ワイヤ用案内路46に至るまでの全領域の間、操作ワイヤ26を覆うことができる。また、被覆部材54を操作ワイヤ26の延設方向に沿って、被覆部材54と操作ワイヤ26とを相対移動可能に構成できる。被覆部材54と起立台50とは液密に固定され、被覆部材54と操作ワイヤ用案内路46とは液密に固定される。
次に、起立台の回動範囲と被覆部材との関係について図3を参照して説明する。図3は、起立台50の回動範囲を説明する側面図である。図3に示されるように、起立台50は、起立位置Aから倒伏位置Bとの間の全回動範囲内において、姿勢を変更できる。
起立台50の起立位置Aから第1の位置Cまでの間である第1回動範囲において、被覆部材54は、収縮状態、又は自然長の長さであることが好ましい。第1の位置Cから倒伏位置Bまので間である第2回動範囲(C‐B)において、被覆部材54は伸長することが好ましい。ここで第1の位置Cは、起立台50の起立位置Aから倒伏位置Bの側に回動した位置であり、第2の位置Dは、第1の位置Cから起立位置Aの側に回動した位置である。
第1回動範囲(A‐C)において、起立台50の起立位置Aから、全回動範囲の1/2以上2/3以下の範囲において被覆部材54が自然長であることが好ましい。つまり、第2の位置Dから第1の位置Cの間で自然長であることが好ましい。起立台50の起立位置Aから全回動範囲の2/3以下の範囲内で処置具(不図示)が、内視鏡視野にとらえられる。また、起立台50が操作ワイヤ26により操作される範囲は、起立台50の起立位置Aから全回動範囲の1/2以上である。したがって、起立位置Aから全回動範囲の1/2以上2/3以下の範囲で、被覆部材54が自然長であれば、起立位置Aから倒伏位置Bとの間において被覆部材54の伸縮性を確保できるので、好ましい。
自然長の長さとは、被覆部材54に対して、引っ張り、又は圧縮の力が加わっていない状態の長さを意味する。伸長とは、被覆部材54に引っ張り力が加えられ自然長より長い状態を意味し、収縮は被覆部材54に圧縮力が加えられ自然長より短い状態を意味する。
次に、被覆部材と操作ワイヤ用案内路との好ましい固定方法について説明する。図4は先端部本体の要部拡大図である。図4に示されるように、起立台50は起立位置に位置している。起立台50の起立位置では、操作ワイヤ26は、操作レバー30により、最も引かれた状態にある。被覆部材54は、操作ワイヤ用案内路46の操作ワイヤ26の導出側で先端部本体40に液密に固定されているので、操作ワイヤ26の操作により被覆部材54は最も収縮した状態にある。
伸縮性を有する被覆部材54が収縮されると、収縮変形により被覆部材54が径方向に拡大し、また、被覆部材54が収縮の限界に達すると操作ワイヤ26の操作を阻害する懸念がある。図4に示される実施形態においては、操作ワイヤ用案内路46の導出側で、先端部本体40に、収縮される被覆部材54を収容するが凹部56が設けられている。凹部56により、収縮に伴う被覆部材54の形状の変位を許容できる。
次に、被覆部材と操作ワイヤ用案内路との好ましい別の固定方法について説明する。図5は先端部本体の要部拡大図である。なお、図4と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する場合がある。
図5に示されるように、操作ワイヤ用案内路46の導出側であって、先端部本体40には、凹部56が形成されている。さらに、凹部56の内部であって、操作ワイヤ用案内路46の導出側の周囲に、起立台50(不図示)に向かって突出する管状部材58が設けられる。管状部材58と被覆部材54とが、接着剤等により液密に固定されることが好ましい。管状部材58の外周面と被覆部材54とが固定されるので、被覆部材54を操作ワイヤ用案内路46に対して、より強固に液密に固定することが可能となる。
図5においては、管状部材58は、凹部56の内部に形成されている。これに限定されず、凹部56が形成されていない先端部本体40に管状部材58を設けることができ、管状部材58と被覆部材54とを液密に固定できる。
管状部材58は、円筒状に限定されず、管状部材58の円筒に突出方向に沿うスリットを設けた形状とすることができる。
次に、起立台と被覆部材との好ましい固定方法について説明する。図6は起立台の要部の断面図である。図6に示されるように、操作ワイヤ26の先端には、操作ワイヤ26の直径より大きな径を有する略球形の係止部70が設けられている。本実施形態では被覆部材54の先端が閉じられているため、操作ワイヤ26の先端(ここでは係止部70)を、被覆部材54の内部に収容することができる。
被覆部材54の先端を閉じることにより、操作ワイヤ用案内路46から操作ワイヤ26の先端の全域において、被覆部材54により、操作ワイヤ26を汚染から保護することが可能となる。被覆部材54を、熱収縮チューブにより構成することが好ましい。熱収縮チューブにより、操作ワイヤ26の先端を容易に被覆することが可能となる。熱収縮チューブとして、例えばポリオレフィンやフッ素系樹脂を挙げることができる。
起立台50には操作ワイヤ取付孔として貫通孔50Cが形成され、被覆部材54により被覆された操作ワイヤ26が挿通される。また、起立台50の貫通孔50Cの先端側では、先端に向かって広がるテーパー面50Dが形成される。テーパー面50Dの径は、先端側では係止部70の直径より大きく、基端側では係止部70の直径より小さい。図6に示されるように、係止部70は貫通孔50Cのテーパー面50Dにより係止されるので、操作ワイヤ26が起立台50から抜け落ちることを抑制できる。
起立台50の貫通孔50Cと被覆部材54の外周とを接着剤等により固定してもよいし、また固定しなくてもよい。固定した場合には、洗浄性が向上する。また、固定しない場合には、起立台50と被覆部材54とを相対的に回転させることができるので、起立台50をスムーズに起立動作させることができる。
組立に際しては、被覆部材54により操作ワイヤ26を被覆し、操作ワイヤ26の先端を閉じた状態で、テーパー面50Dの側から、操作ワイヤ26を起立台50の貫通孔50Cに挿通させることができる。
次に、図7から図10を参照に、被覆部材の外周の破損を防止できる、被覆部材、起立台、及び処置具の、相対的な位置関係について説明する。図7は倒伏位置における起立台の側面図であり、図8は倒伏位置における起立台の平面図であり、図9は起立位置における起立台の側面図であり、図10は起立位置における起立台の平面図である。
図7、及び図8に示されるように、処置具80が、先端部本体40に形成された処置具用案内路45により挿入部12(不図示)の軸線方向に沿って起立台50に案内される。図8に示されるように、起立台50はガイド面50Eを有している。処置具80を挿通する際、このガイド面50Eにより、処置具80は起立台50上を案内される。そして、起立台50が起立位置へ回動操作されると、処置具80はガイド面50Eによって姿勢変化に伴う振れが抑えられながら、先端キャップ42の開口42A(不図示)から先端部18への外へと導出される。処置具80としては、例えば、ガイドワイヤやカニュレーションのためのチューブ等を挙げることができる。
起立台50が倒伏位置にある場合、被覆部材54は最も伸長された状態となる。本実施形態の被覆部材54は、蛇腹構造である。被覆部材54の伸長変形により、被覆部材54は径方向の内側に収縮する場合がある。図8に示されるように、本実施形態では、起立台50の操作(倒伏位置への回動)に伴う被覆部材54の移動経路と、先端部本体40に設けられた処置具用案内路45から導出される処置具80の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材54、起立台50、及び処置具80が配置される。処置具80と被覆部材54とは接触しないので、被覆部材54の外周に破損が生じることを防止できる。
図9、及び図10に示されるように、起立台50のガイド面50Eにより処置具80の導出方向が制御される。起立台50が起立位置にある場合、被覆部材54は最も収縮された状態となる。被覆部材54の収縮変形により、被覆部材54は径方向の外側に拡大する場合がある。
図10に示されるように、本実施形態では、起立台50の操作(起立位置への回動)に伴う被覆部材54の移動経路と、先端部本体40に設けられた処置具用案内路45から導出される処置具80の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材54、起立台50、及び処置具80が配置される。処置具80と被覆部材54とは接触しないので、被覆部材54の外周に破損が生じることを防止できる。
すなわち、起立台50の操作に伴い被覆部材54が伸長変形された場合であっても、また被覆部材54が収縮変形された場合であっても、被覆部材54の移動経路と処置具の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材54が配置されているので、被覆部材54の外周に破損が発生することを防止できる。
上述の位置に被覆部材54が配置されているので、起立台50が倒伏位置から起立位置まで回動する間、処置具80の導出方向は被覆部材54により阻害されることはない。つまり、処置具80と被覆部材54とは接触しないので、処置具80の導出方向が意図しない方向に変更してしまうことを防止できる。
特に、図10に示されるように、本実施形態では、被覆部材54は、被覆部材54が収縮された際の径の拡大分を超える距離以上、処置具80の移動経路に対して平面視で垂直方向離れるようにオフセットされている位置に配置される。つまり、被覆部材54が収縮された際に、被覆部材54の径が拡大した場合でも、被覆部材54が処置具80の移動経路に侵入しない位置まで、被覆部材54と移動経路とが離間されていることを意味する。
その結果、図9に示されるように、操作ワイヤ26の操作によって、先端部本体40に接するまで起立台50を起立でき、処置具80を先端部本体40と起立台50とにより挟持できる。先端部本体40と起立台50とにより処置具80をロックすることができる。特に、十二指腸鏡における検査や処置では、処置具80をロックすることが求められている。
また、本実施形態では、操作ワイヤ用案内路46が、凹部56のほぼ中央の位置に、配置される。被覆部材54の収縮により径が拡大した場合でも、被覆部材54の径の拡大を凹部56により許容できる。
次に、図11及び12を参照に、図7から図10の被覆部材とは異なる被覆部材を用いた場合について説明する。図11及び12の被覆部材54は、蛇腹構造ではなく、自然長において円筒状の形状を有している。図11は倒伏位置における起立台の側面図であり、図12は起立位置における起立台の側面図である。図11及び12の実施形態に関して、図7から図10の実施形態と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図11に示されるように、起立台50が倒伏位置にある場合、被覆部材54は最も伸長された状態となる。本実施形態においても、起立台50の操作(倒伏位置への回動)に伴う被覆部材54の移動経路と、先端部本体40に設けられた処置具用案内路45から導出される処置具80の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材54、起立台50、及び処置具80が配置される。処置具80と被覆部材54とは接触しないので、被覆部材54の外周に破損が生じることを防止できる。
図12に示されるように、起立台50が起立位置にある場合、被覆部材54は最も収縮された状態となる。特に、円筒状の被覆部材54の収縮変形により、被覆部材54は、自然長の場合と比較して、径方向の外側に拡大する場合がある。本実施形態においても、起立台50の操作(倒伏位置への回動)に伴う被覆部材54の移動経路と、先端部本体40に設けられた処置具用案内路45から導出される処置具80の移動経路とが干渉しない位置に、被覆部材54、起立台50、及び処置具80が配置される。被覆部材54が収縮した場合でも、処置具80と被覆部材54とは接触しないので、被覆部材54の外周に破損が生じることを防止できる。
その結果、図12に示されるように、円筒状の被覆部材54を用いた場合でも、操作ワイヤ26の操作によって、先端部本体40に接するまで起立台50を起立でき、処置具80を先端部本体40と起立台50とにより挟持できる。
また、本実施形態では、操作ワイヤ用案内路46が、凹部56のほぼ中央の位置に、配置される。被覆部材54の収縮により径が拡大した場合でも、被覆部材54の径の拡大を凹部56により許容できる。
次に、被覆部材が処置具の移動経路に侵入することを防ぐことができ、被覆部材の外周の破損を防止できる別の実施形態について図13を参照して説明する。図13は、挿入部の先端部の構成を示す組立斜視図である。なお、図2と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する場合がある。
先端キャップ42は、先端部本体40に対して着脱自在に取り付けられる。先端キャップ42には、スリット42Cを有する隔壁42Bが設けられている。先端キャップ42が先端部本体40に装着されると、隔壁42Bは収容室44を起立台50の配置される第1室44Aと、被覆部材54の配置される第2室44Bと、に仕切ることができる。
スリット42Cは、第1室44Aと第2室44Bとに連通する。スリット42Cは、先端キャップ42における基端側が開口され、先端側が閉じられている。先端キャップ42が先端部本体40に装着される際、起立台50の側から延出した被覆部材54はスリット42Cに受け入れられる。
スリット42Cは被覆部材54に応じて形成されているので、起立台50の回動に伴い、被覆部材54はスリット42Cに沿って移動可能である。すなわち、スリット42Cを有する隔壁42Bは被覆部材54の移動を許容できる。
先端キャップ42に隔壁42Bを設けることにより、被覆部材54が処置具80(不図示)の移動経路に侵入することを防止できる。スリット42Cは第1室44Aと第2室44Bとに連通しているが、スリット42Cの開口幅は大きくない。したがって、被覆部材54の全体がスリット42Cを通過して、処置具80の移動経路に侵入することは生じないと推定される。なお、隔壁42Bは起立台50に近づけることが好ましい。
隔壁42Bにより、処置具80と被覆部材54の接触を回避できるので、被覆部材54の外周の破損を防止できる。また、処置具80の導出方向が意図しない方向に変更してしまうことを防止できる。
次に、被覆部材の内周の破損を防止できる、被覆部材と操作ワイヤと位置関係について、図14から図18に基づいて、説明する。上述したように、操作ワイヤ26は被覆部材54により被覆され、操作ワイヤ26と被覆部材54とは相対移動可能に構成されている。起立台50の操作に伴って操作ワイヤ26と被覆部材54とが相対移動した際に、操作ワイヤ26と被覆部材54とが接触しないことが好ましい。操作ワイヤ26と被覆部材54とが接触すると、操作ワイヤ26により被覆部材54の内周が破損されることが懸念される。本実施形態においては、被覆部材54の収縮状態において、被覆部材54と操作ワイヤ26とは離間されている。被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避できるので、被覆部材54の内周の破損を防止できる。
図14は、被覆部材の内周の破損を防止できる、操作ワイヤと被覆部材との位置関係を説明するための説明図である。図14に示されるように、起立台50(不図示)が起立位置から倒伏位置に回動された際、被覆部材54は起立台50に追従して伸縮変形される。操作ワイヤ用案内路46に固定された被覆部材54は、倒伏位置に向かって湾曲される。被覆部材54が湾曲されると、操作ワイヤ26が被覆部材54の中心軸CAに挿通されている場合では、被覆部材54の内周の湾曲内側54Cと操作ワイヤ26との距離が、被覆部材54の内周の湾曲外側54Dと操作ワイヤ26との距離より小さくなる。さらに被覆部材54の曲率が大きくなると、被覆部材54の曲りがきつくなり、湾曲内側54Cにおいて、操作ワイヤ26と被覆部材54との接触が発生する場合がある。
本実施形態では、図14に示されるように、操作ワイヤ26が、被覆部材54の中心軸CAから径方向の湾曲外側54Dにオフセットされた位置に挿通されている。操作ワイヤ26を中心軸CAから径方向にオフセットすることにより、被覆部材54が湾曲される場合でも、操作ワイヤ26と被覆部材54との距離を確保できるので、操作ワイヤ26と被覆部材54とが離間される。操作ワイヤ26と被覆部材54との接触を回避でき、被覆部材54の内周の破損を防止できる。
例えば、図14に示されるように、操作ワイヤ用案内路46の導出側に操作ワイヤ26が挿通される位置決め部材82を用いることにより、操作ワイヤ26を被覆部材54の中心軸CAから所定の距離、所定の方向にオフセットすることが可能となる。
次に、被覆部材と操作ワイヤとの接触を回避するための別の態様について説明する。上述したように、被覆部材54と操作ワイヤ26とが湾曲された場合に、被覆部材54と操作ワイヤ26との接触が発生する場合がある。そこで、起立台50の起立位置から倒伏位置の間において、被覆部材54と操作ワイヤ26とを、相互に直線的に相対移動させることが好ましい。被覆部材54と操作ワイヤ26とを、相互に直線的に相対移動をさせることにより、被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避でき、被覆部材54の内周の破損を防止できる。
図15は、被覆部材54、操作ワイヤ26、及び起立台90の拡大図である。図15に示されるように、本実施形態では起立台90には、操作ワイヤ取付孔としてカム溝90Aが形成されている。カム溝90Aは、起立台90に対して起立位置の側に中心を持つ円弧状の形状を有している。起立台90が起立位置と倒伏位置とを回動する間、操作ワイヤ26はカム溝90Aに沿って移動できる。起立台90がカム溝90Aにより、被覆部材54と操作ワイヤ26との相対移動が往復直線運動に変換されるので、被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避できる。往復直線運動とは被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避できる程度の直線運動であればよい。したがって、被覆部材54の内周の破損を防止できる。
起立台90がカム溝90Aを有する場合、図6に示されるように、操作ワイヤ26の先端が被覆部材54により閉じられていることが好ましい。
図16は、被覆部材54と操作ワイヤ26とを直線運動にすることができる起立台50の拡大図である。本実施形態では、図16に示されるように、起立台50の起立位置Aと倒伏位置Bの回動範囲が、例えば15°以上30°以下程度である。起立台50の回動範囲が15°以上30°以下であれば、被覆部材54と操作ワイヤ26との相対移動を、被覆部材54と操作ワイヤ26との往復直線運動に変換でき、被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避できる。なお、起立台50の回動範囲が上述の範囲であっても、処置具80(不図示)の導出方向を制御できる。
図17は伸長された蛇腹構造の被覆部材の断面図であり、図18は収縮された蛇腹構造の被覆部材の断面図である。図17、18に示されるように、被覆部材54は、大径部54Aと小径部54Bとが繰り返される蛇腹構造により構成される。被覆部材54は、樹脂部材で構成される。
被覆部材54の内部に操作ワイヤ26が挿通されている。本実施形態においては、操作ワイヤ26を囲う位置にコイルバネ100が配置され、コイルバネ100の外周に接するように被覆部材54が取り付けられている。図17、18に示されるように、被覆部材54の小径部54Bとコイルバネ100の外周とが接する。図18に示されるように、被覆部材54の小径部54Bとコイルバネ100の外周とが接している。被覆部材54が収縮する際、被覆部材54の大径部54Aはコイルバネ100の外周に突出するように、くせ付されている。コイルバネ100とは、金属の線を円筒形等に巻き回したバネをいう。
図17、18に示されるように、コイルバネ100を配置することにより、起立台50(不図示)が操作ワイヤ26により起立位置から倒伏位置までを回動する間において、被覆部材54と操作ワイヤ26との接触を回避できる。したがって、被覆部材54の内周の破損を防止できる。
10 内視鏡
12 挿入部
14 操作部
16 ユニバーサルコード
18 先端部
20 湾曲部
22 軟性部
24 処置具挿通チャンネル
26 操作ワイヤ
28 アングルノブ
30 操作レバー
32 送気送水ボタン
34 吸引ボタン
36 処置具導入口
40 先端部本体
42 先端キャップ
42A 開口窓
42B 隔壁
42C スリット
44 収容室
44A 第1室
44B 第2室
45 処置具用案内路
46 操作ワイヤ用案内路
47 軸部
48 隔壁
50 起立台
50A 貫通孔
50B 孔
50C 貫通孔
50D テーパー面
50E ガイド面
52 接続部
54 被覆部材
54A 大径部
54B 小径部
54C 湾曲内側
54D 湾曲外側
56 凹部
58 管状部材
60 光学系収容室
62 照明窓
64 観察窓
69 送気送水ノズル
70 係止部
80 処置具
82 位置決め部材
90 起立台
90A カム溝
100 コイルバネ
CA 中心軸

Claims (15)

  1. 先端と基端とを有する挿入部と、
    前記挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、
    前記先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、
    前記起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、
    前記挿入部の内部空間に挿通される前記操作ワイヤを前記起立台へと案内するための、前記先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、
    前記起立台との前記操作ワイヤとの接続部から前記操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、前記操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ前記操作ワイヤが相対移動可能に、前記操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、
    前記被覆部材の先端と前記起立台との間、及び前記被覆部材の基端と前記操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、
    前記内視鏡は、前記起立台の操作に伴う前記被覆部材の移動経路と、前記先端部本体に設けられた処置具用案内路から導出される処置具の移動経路とが干渉しない位置に、前記被覆部材が配置される内視鏡。
  2. 前記被覆部材は、前記被覆部材が収縮された際の径の拡大分を超える距離以上、前記処置具の移動経路からオフセットされている位置に配置される請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記起立台は、前記操作ワイヤの操作によって起立し、前記先端部本体と前記起立台とにより前記処置具を挟持する請求項1又は2に記載の内視鏡。
  4. 前記先端部本体に着脱自在に取り付けられた先端キャップを有し、前記先端キャップは前記起立台の配置される第1室と前記被覆部材の配置される第2室とに仕切る隔壁を有し、前記隔壁は前記起立台の側から延出した前記被覆部材が前記起立台の回動に伴い移動可能に、前記第1室と前記第2室とを連通するスリットを備える請求項1から3の何れか一項に記載の内視鏡。
  5. 前記被覆部材は、前記起立台の全回動範囲に対して、起立位置から第1回動範囲では収縮状態、又は自然長の長さを有し、前記第1回動範囲から倒伏位置に回動した第2回動範囲では伸長される請求項1から4の何れか一項に記載の内視鏡。
  6. 前記第1回動範囲は、起立位置から全回動範囲の1/2以上2/3以下の範囲である請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記被覆部材は、軸方向に沿って大径部と小径部とが繰り返される蛇腹構造により構成される請求項1から6の何れか一項に記載の内視鏡。
  8. 前記操作ワイヤ用案内路の導出側の周囲に突出される管状部材を有し、前記被覆部材の基端が前記管状部材に対して液密に固定される請求項1から7の何れか一項に記載の内視鏡。
  9. 前記被覆部材の先端は閉じられており、前記操作ワイヤの先端を収容する請求項1から8の何れか一項に記載の内視鏡。
  10. 先端と基端とを有する挿入部と、
    前記挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、
    前記先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、
    前記起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、
    前記挿入部の内部空間に挿通される前記操作ワイヤを前記起立台へと案内するための、前記先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、
    前記起立台との前記操作ワイヤとの接続部から前記操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、前記操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ前記操作ワイヤが相対移動可能に、前記操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、
    前記被覆部材の先端と前記起立台との間、及び前記被覆部材の基端と前記操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、
    前記被覆部材の収縮状態において、前記被覆部材と前記操作ワイヤとは離間される内視鏡。
  11. 前記起立台は、前記操作ワイヤの操作によって起立し、前記先端部本体と前記起立台とにより処置具用案内路から導出される処置具を挟持する請求項10に記載の内視鏡。
  12. 前記操作ワイヤが、前記被覆部材の中心軸から径方向にオフセットされた位置に挿通される請求項10又は11に記載の内視鏡。
  13. 前記起立台は操作ワイヤ取付孔を有し、前記起立台の前記操作ワイヤ取付孔は前記操作ワイヤの移動可能なカム溝で構成され、前記起立台が起立位置と倒伏位置とを回動する間、前記被覆部材と前記操作ワイヤとを往復直線運動させる請求項10から12の何れか一項に記載の内視鏡。
  14. 前記被覆部材は、コイルバネと、前記コイルバネを覆う樹脂部材であって収縮する際に前記コイルバネの外周に突出する樹脂部材とを含む請求項10から13の何れか一項に記載の内視鏡。
  15. 先端と基端とを有する挿入部と、
    前記挿入部の先端側に設けられる先端部本体と、
    前記先端部本体に設けられる収容室に回動自在に構成される起立台と、
    前記起立台に先端側が接続される操作ワイヤと、
    前記挿入部の内部空間に挿通される前記操作ワイヤを前記起立台へと案内するための、前記先端部本体に設けられる操作ワイヤ用案内路と、
    前記起立台との前記操作ワイヤとの接続部から前記操作ワイヤ用案内路まで全領域の間、前記操作ワイヤの延設方向に沿い、かつ前記操作ワイヤが相対移動可能に、前記操作ワイヤを覆う伸縮自在の被覆部材と、
    前記被覆部材の先端と前記起立台との間、及び前記被覆部材の基端と前記操作ワイヤ用案内路との間が液密に固定される内視鏡であって、
    前記内視鏡は、前記起立台の操作に伴う前記被覆部材の移動経路と、前記先端部本体に設けられた処置具用案内路から導出される処置具の移動経路とが干渉しない位置に、前記被覆部材が配置され、かつ、
    前記被覆部材の収縮状態において、前記被覆部材と前記操作ワイヤとは離間される内視鏡。
JP2016184553A 2016-09-21 2016-09-21 内視鏡 Pending JP2018047030A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184553A JP2018047030A (ja) 2016-09-21 2016-09-21 内視鏡
EP17190858.5A EP3298948B1 (en) 2016-09-21 2017-09-13 Endoscope
US15/706,772 US10786140B2 (en) 2016-09-21 2017-09-18 Endoscope having operation wire with stretchable coating member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184553A JP2018047030A (ja) 2016-09-21 2016-09-21 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018047030A true JP2018047030A (ja) 2018-03-29

Family

ID=59858907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016184553A Pending JP2018047030A (ja) 2016-09-21 2016-09-21 内視鏡

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10786140B2 (ja)
EP (1) EP3298948B1 (ja)
JP (1) JP2018047030A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180102A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 オリンパス株式会社 内視鏡用の先端カバー、及び、内視鏡
WO2019225102A1 (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 オリンパス株式会社 先端カバー装置
JP2021029938A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 富士フイルム株式会社 内視鏡
WO2021193693A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 富士フイルム株式会社 内視鏡

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016114881A1 (de) * 2016-08-11 2018-02-15 Digital Endoscopy Gmbh Endoskopkopf, Endoskop und Albarranhebelhalteelement
US11627870B2 (en) * 2018-01-05 2023-04-18 Boston Scientific Scimed, Inc. Fluorophore imaging devices, systems, and methods for an endoscopic procedure
CN112399815A (zh) * 2018-07-19 2021-02-23 富士胶片株式会社 内窥镜辅助器具及内窥镜
CN110507279B (zh) * 2019-09-06 2022-11-18 上海澳华内镜股份有限公司 一种内窥镜抬钳器结构,驱动控制方法及内窥镜
DK180719B1 (en) * 2020-04-30 2022-01-19 Ambu As Medical visualisation device
US20230008585A1 (en) * 2021-07-12 2023-01-12 Boston Scientific Medical Device Limited Medical systems, devices, and related methods
US20230248225A1 (en) * 2022-02-04 2023-08-10 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope and method of manufacturing endoscope

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574963Y2 (ja) * 1973-06-21 1982-01-29
JPH04312438A (ja) * 1991-04-12 1992-11-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP3124079B2 (ja) 1991-11-06 2001-01-15 旭光学工業株式会社 内視鏡の処置具起上装置
JP3276200B2 (ja) 1993-05-07 2002-04-22 旭光学工業株式会社 内視鏡の鉗子起上装置
JPH0759730A (ja) * 1993-08-25 1995-03-07 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡カバー方式の内視鏡
JP3548333B2 (ja) * 1996-05-16 2004-07-28 オリンパス株式会社 内視鏡
US20150250992A1 (en) * 2004-04-21 2015-09-10 Acclarent, Inc. Mechanical dilation of the ostia of paranasal sinuses and other passageways of the ear, nose and throat
US20100191150A1 (en) * 2009-01-27 2010-07-29 Palme Jr Robert A Guidewire
CA2788328C (en) * 2010-01-29 2015-12-08 Cook Medical Technologies Llc Mechanically expandable delivery and dilation systems
WO2015194352A1 (ja) * 2014-06-18 2015-12-23 オリンパス株式会社 湾曲装置
JP5945655B1 (ja) * 2014-08-19 2016-07-05 オリンパス株式会社 伝達機構と起上装置と挿入機器
US10149691B2 (en) * 2014-09-19 2018-12-11 Endochoice, Inc. Method of attaching a mesh to a coated loop member of a surgical snare device
WO2017002587A1 (ja) * 2015-06-30 2017-01-05 オリンパス株式会社 挿入機器及び挿入機器を備える内視鏡
US10034681B2 (en) * 2015-10-30 2018-07-31 Acclarent, Inc. Fluid communication features for Eustachian tube dilation instrument

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180102A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 オリンパス株式会社 内視鏡用の先端カバー、及び、内視鏡
US11324391B2 (en) 2017-03-30 2022-05-10 Olympus Corporation Distal-end cover for endoscope, and endoscope
WO2019225102A1 (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 オリンパス株式会社 先端カバー装置
JPWO2019225102A1 (ja) * 2018-05-21 2021-04-22 オリンパス株式会社 先端カバー装置、及び、内視鏡
JP2021029938A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 富士フイルム株式会社 内視鏡
WO2021193693A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 富士フイルム株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
EP3298948B1 (en) 2019-12-25
EP3298948A1 (en) 2018-03-28
US20180078121A1 (en) 2018-03-22
US10786140B2 (en) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018047030A (ja) 内視鏡
JP6249978B2 (ja) 内視鏡
KR20180041140A (ko) 각도 조정성 배출 포털을 갖는 내시경 부속품
JP6373780B2 (ja) 内視鏡
CN108064145B (zh) 内窥镜、盖子以及盖子形成方法
CN103027654B (zh) 用于端部开口的封闭装置
JP2018121922A (ja) 内視鏡用送気送水弁及び内視鏡
JP2005287526A (ja) 超音波内視鏡
JP6104492B1 (ja) 内視鏡
WO2018142837A1 (ja) 内視鏡用送気送水弁及び内視鏡
US11653817B2 (en) Endoscope
US11882998B2 (en) Endoscope
JP6718255B2 (ja) 内視鏡
JP3422213B2 (ja) 内視鏡ガイド装置
CN108471933A (zh) 内窥镜
CN217592839U (zh) 胆道镜套管
JP6641256B2 (ja) 処置具起立装置、及び内視鏡
CN211270620U (zh) 内窥镜
JP6165398B1 (ja) 処置具挿通具
EP3656281B1 (en) Endoscope
US20190008369A1 (en) Endoscope
JP6522087B2 (ja) 内視鏡
JP7142062B2 (ja) 内視鏡