JP2018046360A - 画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿のサイズや置き方の指定を要することなく、複数の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を切り出すことができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出する被処理画像抽出手段と、抽出した前記被処理画像に対してスキュー補正を施すスキュー補正手段と、スキュー補正後の前記被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを検出するエッジ検出手段と、原稿サイズの候補となる候補サイズの枠線と前記エッジを比較して該候補サイズの適合度を算出する適合度算出手段と、最大の適合度が算出された前記候補サイズを切り出しサイズとして決定する切り出しサイズ決定手段と、前記被処理画像から、決定した前記切り出しサイズの画像を切り出す原稿画像切り出し手段を含む画像処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、方法およびプログラムに関する。
複数の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から、個々の原稿の画像を切り出す技術が知られている。
この点につき、特開2003−16424号公報(特許文献1)は、複数の葉書原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像を分割して、1枚1枚の葉書画像データとして切り出すことができる画像処理装置を開示する。
しかしながら、特許文献1が開示する画像処理装置では、原稿のサイズや置き方を前もって装置に指定しておく必要があり、そのための入力操作をユーザに強いるという点で、ユーザビリティが高いとは言えなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、原稿のサイズや置き方の指定を要することなく、複数の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を切り出すことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明者は、原稿のサイズや置き方の指定を要することなく、複数の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を切り出すことができる画像処理装置につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出する被処理画像抽出手段と、抽出した前記被処理画像に対してスキュー補正を施すスキュー補正手段と、スキュー補正後の前記被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを検出するエッジ検出手段と、原稿サイズの候補となる候補サイズの枠線と前記エッジを比較して該候補サイズの適合度を算出する適合度算出手段と、最大の適合度が算出された前記候補サイズを切り出しサイズとして決定する切り出しサイズ決定手段と、前記被処理画像から、決定した前記切り出しサイズの画像を切り出す原稿画像切り出し手段と、を含む画像処理装置が提供される。
上述したように、本発明によれば、原稿のサイズや置き方の指定を要することなく、複数の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を切り出すことができる画像処理装置が提供される。
本実施形態の画像処理装置の機能ブロック図。 本実施形態の画像処理装置の動作モードに対応する原稿の配置態様を示す図。 第1の動作モードで実行される処理を示すフローチャート。 原稿領域抽出部および輪郭線抽出部が実行する処理を説明するための概念図。 被処理画像抽出部、スキュー補正部およびエッジ検出部が実行する処理を説明するための概念図。 最短距離特定部および候補サイズ選抜部が実行する処理を説明するための概念図。 候補サイズ管理テーブルを示す図。 適合度算出部が実行する処理を説明するための図。 原稿画像切り出し部が実行する処理を説明するための図。 第2の動作モードで実行される処理を示すフローチャート。 第2の動作モードで実行される処理を説明するための概念図。 第2の動作モードで実行される処理を説明するための概念図。 基準点を決定する方法を説明するための概念図。 基準点を決定する方法を説明するための概念図。 基準点を決定する方法を説明するための概念図。 本実施形態の画像処理装置のハードウェア構成図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
本発明の実施形態である画像処理装置100は、スキャナの読み取り面(コンタクトガラス=原稿台)の上に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像に対して画像処理を施して、当該スキャン画像から、1つ1つの原稿の画像(以下、原稿画像という)を切り出す装置である。
図1は、本実施形態の画像処理装置100の機能ブロックを示す。図1に示すように、本実施形態の画像処理装置100は、原稿領域抽出部101と、輪郭線抽出部102と、スキュー補正部104と、被処理画像抽出部103と、エッジ検出部105と、最短直線特定部106と、候補サイズ選抜部107と、適合度算出部108と、切り出しサイズ決定部109と、原稿画像切り出し部110と、非原稿画像破棄部112と、記憶領域113とを含んで構成される。
原稿領域抽出部101は、読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から原稿領域を抽出する手段である。
輪郭線抽出部102は、原稿領域の輪郭線を抽出する手段である。
被処理画像抽出部103は、スキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出する手段である。
スキュー補正部104は、抽出した被処理画像に対してスキュー補正を施す手段である。
エッジ検出部105は、スキュー補正後の被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを抽出する手段である。
最短直線特定部106は、原稿領域の輪郭線を構成する直線の中から、X軸方向の長さが最短の第1の直線と、Y軸方向の長さが最短の第2の直線を特定する手段である。
候補サイズ選抜部107は、複数種類の原稿サイズの中から、横長さが第1の直線の長さ以下であり、且つ、縦長さが第2の直線の長さ以下である1種類以上の原稿サイズを候補サイズとして選抜する手段である。
適合度算出部108は、選抜した候補サイズの枠線と被処理画像から抽出されたエッジを比較して当該候補サイズの適合度を算出する手段である。
切り出しサイズ決定部109は、最大の適合度が算出された候補サイズを切り出しサイズとして決定する手段である。
原稿画像切り出し部110は、被処理画像から、決定した切り出しサイズの画像を切り出す手段である。
非原稿画像破棄部112は、被処理画像から切り出した画像の中から、原稿が写っていない非原稿画像を破棄する手段である。
記憶領域113は、処理の対象となるスキャン画像、スキャン画像から切り出した原稿画像、候補サイズ管理テーブル(後述する)などを記憶する手段である。
なお、本実施形態では、画像処理装置100を構成するコンピュータが所定のプログラムを実行することにより、画像処理装置100が上述した各手段として機能する。ここで、画像処理装置100を構成するコンピュータとしては、MFP(Multi Function Peripheral)に搭載される組み込みコンピュータや、パーソナル・コンピュータなどを例示することができる。
以上、本実施形態の画像処理装置100の機能構成について説明してきたが、次に、画像処理装置100の動作モードについて説明する。本実施形態の画像処理装置100は、2以上の原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から原稿画像を切り出す処理に関して、以下に述べる2つの動作モードを有する。
(第1の動作モード)
第1の動作モードは、読み取り面の上に同サイズの原稿を敷き詰めた場合に選択する動作モードである。本実施形態では、図2(a)に例示するように、同サイズの原稿が互いの頂点を合わせる態様で配置されている限りにおいて、どのような態様で原稿を敷き詰めてもよい。
(第2の動作モード)
第2の動作モードは、読み取り面の上に原稿を矩形状に敷き詰めた場合に選択するモードである。本実施形態では、図2(b)に例示するように、原稿を敷き詰めた領域が矩形状の外郭を有している限りにおいて、どのような態様で原稿を敷き詰めてもよい。なお、全ての原稿の縦横比が等しく(例えば、白銀比)、且つ、各原稿のサイズがその余の原稿のサイズの整数倍(例えば、2倍:nは整数)であるという条件を満たしていれば、原稿を矩形状に敷き詰めることが可能である。
以上、本実施形態の画像処理装置100の動作モードについて説明してきたが、続いて、本実施形態の画像処理装置100が実行する処理の内容を説明する。ここでは、まず、本実施形態の画像処理装置100が「第1の動作モード」で実行する処理の内容を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップ101では、原稿領域抽出部101が、記憶領域113からスキャン画像を読み出す。図4(a)は、同サイズの原稿を敷き詰めた例として、3枚の名刺a〜cが敷き詰められた読み取り面のスキャン画像を示す。この例では、名刺aと名刺bが、互いの頂点を合わせる形で互いの長辺同士が隣接し、名刺aと名刺cが、互いの頂点を合わせる形で互いの短辺同士が隣接している。
続くステップ102では、原稿領域抽出部101が、図4(a)に示すスキャン画像から原稿領域を抽出する。図4(b)は、スキャン画像から抽出された原稿領域を黒領域として示している。ここで、“原稿領域”とは、原稿が写っている領域を意味する。原稿領域抽出部101は、適切な閾値に基づいてスキャン画像を二値化(原稿領域:1、非原稿領域:0)して、原稿領域を抽出する。ここで、原稿領域抽出部101は、隣り合う原稿の間に非原稿領域が隙間状に存在する場合、その非原稿領域の幅を所定の距離閾値dthと比較し、その幅が距離閾値dth未満の場合には、その非原稿領域を介して隣り合う原稿を1つの原稿領域として抽出する。
続くステップ103では、処理を行う原稿領域を選択する。図4(b)に示す例のように、原稿領域が1つしか抽出されていない場合は、当該原稿領域を選択する。一方、先のステップ102で、2以上の原稿領域が抽出された場合は、抽出された2以上の原稿領域の中から1の原稿領域を選択する。
続くステップ104では、輪郭線抽出部102が、ステップ103で選択した原稿領域の輪郭線を抽出する。具体的には、ラプラシアンフィルタ等を用いて、原稿領域の輪郭となるエッジ画素を抽出し、原稿領域の輪郭線を1画素幅の細線として取得する。図4(c)は、ステップ104で抽出される原稿領域の輪郭線Oを示す。
続くステップ105では、被処理画像抽出部103が、図5(a)に示す輪郭線Oの外接矩形Rに対して、領域を限定して、被処理画像を抽出する。図5(b)は、ステップ105で抽出された被処理画像を示す。
続くステップ106では、スキュー補正部104が、先のステップ105で抽出した被処理画像に対してスキュー補正を施す。具体的には、矩形の被処理画像の任意の辺が、スキャン画像のX軸方向(主走査方向)またはY軸方向(副走査方向)と平行になるように補正する。図5(c)は、スキュー補正後の被処理画像を示す。なお、本実施形態では、被処理画像に含まれる文字情報などを利用することで、スキューの補正精度をさらに向上させるようにしても良い。
続くステップ107では、エッジ検出部105が、スキュー補正後の被処理画像からX軸方向のエッジおよびY軸方向のエッジを抽出する。図5(d)は、スキュー補正後の被処理画像から抽出されたX軸方向のエッジおよびY軸方向のエッジを示す。本実施形態では、このとき、図5(d)に示すように、隣り合う原稿(名刺)の間や、原稿(名刺)と読み取り面の間に生じる影に起因するエッジ成分が抽出される。
続くステップ108では、最短直線特定部106が、図6(a)に示すスキュー補正後の被処理画像に含まれる原稿領域の輪郭線O(図6(b))を構成する直線の中から、X軸方向の最短直線XminおよびY軸方向の最短直線Yminを特定する。この場合、最短直線特定部106は、図6(b)に示すように、原稿領域の輪郭線Oを構成する5本の直線の中から、最短直線Xminおよび最短直線Yminを特定する。
続くステップ109では、候補サイズ選抜部107が、特定した最短直線Xminおよび最短直線Yminのそれぞれの長さに基づいて切り出しサイズの候補(以下、候補サイズという)を選抜する。具体的には、先のステップ108で特定した最短直線Xminの長さおよび最短直線Xminの長さを記憶領域113に保持される候補サイズ管理テーブル500に照らして、1種以上の原稿サイズを候補サイズとして選抜する。
ここで、図7は、候補サイズ管理テーブル500を例示的に示す。図7に示すように、候補サイズ管理テーブル500には、合計で24種類の候補サイズが格納されている。本実施形態では、既存の12種類の原稿サイズ(A4〜A8、B4〜B8、はがき、名刺)のぞれぞれについて、「ヨコ」と「タテ」という2種類の候補サイズを定義した上で、各候補サイズに紐付けて、その横長さ(mm)と縦長さ(mm)を候補サイズ管理テーブル500に登録しておく。このことを「A4」サイズを例にとって説明すると、本実施形態では、「A4」サイズについて、「A4ヨコ」と「A4タテ」という2種類の候補サイズを定義した上で、「A4ヨコ」の横長さ(297mm)および縦長さ(210mm)をテーブルに格納し、「A4タテ」の横長さ(210mm)および縦長さ(297mm)をテーブルに格納する。
ステップ109では、候補サイズ選抜部107は、上述した候補サイズ管理テーブル500に格納される各候補サイズの横長さおよび縦長さと、最短直線特定部106が特定した最短直線Xminおよび最短直線Yminの長さを比較して、原稿サイズの横長さが最短直線Xminの長さ以下であり、且つ、その縦長さが最短直線Yminの長さ以下である1種以上の候補サイズを探索・選抜する。
図6(b)に示す例では、最短直線Xminの長さが91mmであり、最短直線Yminの長さが55mmであることを受けて、候補サイズ選抜部107は、候補サイズ管理テーブル500に格納される24種類の候補サイズの中から、横長さが91mm以下であり、且つ、縦長さが55mm以下である候補サイズを探索・選抜する。その結果、図6(c)に示す、「A8ヨコ」および「名刺ヨコ」が候補サイズとして選抜される。
続くステップ110では、適合度算出部108が、図6(a)に示す矩形の被処理画像が有する4つの頂点の中からいずれか1つの頂点を選択した上で、選択した頂点を基準点として、選抜した候補サイズの枠線と被処理画像のエッジを比較し、その比較結果に基づいて当該候補サイズの適合度を算出する。以下、ステップ110の処理を図8に基づいて具体的に説明する。
本実施形態では、まず、先のステップで選抜した2つの候補サイズ(「A8ヨコ」および「名刺ヨコ」)に対応する枠線を定義する。具体的には、「A8ヨコ」に対応する枠線として、X軸方向の長さ「74mm」、Y軸方向の長さ「52mm」を有する矩形の“枠線a”を定義し、「名刺ヨコ」に対応する枠線として、X軸方向の長さ「91mm」、Y軸方向の長さ「55mm」を有する矩形の“枠線b”を定義する。なお、このとき、枠線を構成する直線には、マージンとして所定の画素幅を持たせる。
続いて、図8(a)に示すように、被処理画像が有する4つの頂点の中から頂点Pを基準点として選択した上で、枠線aと被処理画像のX軸方向エッジを、枠線aの頂点と被処理画像の頂点P(基準点)が重なるように重ね合わせる。その後、枠線aを構成するX軸方向の直線(2本)に重なるエッジ画素の数をカウントし、カウントしたエッジ画素の合計数を枠線aのX軸方向の長さ「74mm」で除算して正規化した値[XNT]を得る。
続いて、図8(b)に示すように、枠線aと被処理画像のY軸方向エッジを、同じく基準点Pで重ね合わせた上で、枠線aを構成するY軸方向の直線(2本)に重なるエッジ画素の数をカウントし、カウントしたエッジ画素の合計数を枠線aのY軸方向の長さ「52mm」で除算して正規化した値[YNT]を得る。
最後に、[XNT]と[YNT]の合計値を枠線aに対応する「A8ヨコ」の適合度として算出する。この例では、図8(a)に示すように、枠線aを構成するX軸方向の直線は、隣り合う原稿のX軸方向の境界線に生じるエッジjからずれており、また、図8(b)に示すように、枠線aを構成するY軸方向の直線は、原稿間のY軸方向の境界線に生じるエッジkからもずれているため、「A8ヨコ」の適合度は低く算出される。
次に、同様の手順で、枠線bについて処理を行う。すなわち、図8(c)に示すように、枠線bと被処理画像のX軸方向エッジを基準点Pで重ね合わせた状態で、枠線bを構成するX軸方向の直線(2本)に重なるエッジ画素の合計数を枠線bのX軸方向の長さ「91mm」で除算して正規化した値[XNT]を得る。続いて、図8(d)に示すように、枠線bと被処理画像のY軸方向エッジを基準点Pで重ね合わせた状態で、枠線bを構成するY軸方向の直線(2本)に重なるエッジ画素の合計数を枠線bのY軸方向の長さ「55mm」で除算して正規化した値[YNT]を得る。
最後に、[XNT]と[YNT]の合計値を枠線bに対応する「名刺ヨコ」の適合度として算出する。この例では、図8(c)に示すように、枠線bを構成するX軸方向の直線は、エッジjに一致し、図8(d)に示すように、枠線bを構成するY軸方向の直線は、エッジkにも一致しているため、「名刺ヨコ」の適合度が高く算出される。
再び、図3に戻って説明を続ける。
続くステップ111では、切り出しサイズ決定部109が、先のステップ110で、最大の適合度を得た候補サイズを切り出しサイズとして決定する。この例では、選抜された2つの候補サイズ(「A8ヨコ」、「名刺ヨコ」)の中から、最大の適合度を得た「名刺ヨコ」を切り出しサイズとして決定する。
ここで、被処理画像から、図8(b)、(d)に示すように、2色刷りの「A社の名刺二郎の名刺」の色の境界に対応するエッジmが抽出されていることに注目されたい。このような場合、直線状のエッジのみに着目して原稿の境界を判断する方法では、色の境界(エッジm)を原稿の境界として誤って検出する虞があるが、本実施形態では、エッジと候補サイズの枠線との適合度を判断するので、誤検出の可能性が低くなる。
続くステップ112では、原稿画像切り出し部110が、先の適合度を算出する際に基準点として用いた被処理画像の頂点を基準点として、被処理画像から決定した切り出しサイズの画像を切り出す。その後、被処理画像の切り出しが全て終了するまで(ステップ113、No)、ステップ112の処理を繰り返す。
図9は、ステップ112で繰り返される処理の内容を概念的に示す。この例では、図9(a)に示すように、まず最初に、被処理画像の頂点P1を基準点として、当該被処理画像から「名刺ヨコ」サイズの画像を切り出す。その結果、「A社の名刺二郎の名刺」の画像が切り出される。次に、図9(b)に示すように、1回目の切り出しを終えた後の被処理画像の頂点P2を基準点として、当該被処理画像から「名刺ヨコ」サイズの画像を切り出す。その結果、原稿が写っていない黒画像(以下、非原稿画像という)が切り出される。次に、図9(c)に示すように、2回目の切り出しを終えた後の被処理画像の頂点P3を基準点として、当該被処理画像から「名刺ヨコ」サイズの画像を切り出す。その結果、「A社の名刺一男の名刺」の画像が切り出される。そして、最後に、3回目の切り出しを終えた後の被処理画像の頂点P4を基準点として、当該被処理画像から「名刺ヨコ」サイズの画像を切り出す。その結果、「A社の名刺花子の名刺」の画像が切り出され、この時点で、被処理画像の切り出しが全て終了する。
被処理画像の切り出しが全て終了すると、続くステップ114で、先のステップ102で抽出した全ての原稿領域について処理が終了したか否かを判断する。その結果、未処理の原稿領域が残っている場合には(ステップ114、No)、処理は再びステップ103に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、全ての原稿領域について処理が終了した場合には(ステップ114、Yes)、処理はステップ115に進む。
続くステップ115では、非原稿画像破棄部112が、切り出した画像の中から原稿が写っていない画像(以下、非原稿画像という)を破棄する。具体的には、切り出した各画像から、画像に含まれる情報の多寡を示す指標を算出し、算出した指標が所定の閾値を下回る場合に、当該画像を非原稿画像として破棄する。本実施形態では、切り出した画像から検出したエッジ量を当該画像の面積で除算した値を、情報の多寡を示す指標として例示することができる。
以上、本実施形態の画像処理装置100が「第1の動作モード」で実行する処理について説明してきたが、続いて、本実施形態の画像処理装置100が「第2の動作モード」で実行する処理の内容を図10に示すフローチャートに基づいて説明する。ただし、「第2の動作モード」で実行される図10のステップ201〜207の処理の内容は、「第1の動作モード」で実行される図3のステップ101〜107の処理の内容と同じなので、ここでは、その説明を省略し、以下では、専ら、ステップ208以降の処理を説明する。なお、以下の説明は、図10のステップ206(スキュー補正)の後に、図11(a)に示す被処理画像が得られた場合を例にとって行う。
ステップ208では、最短直線特定部106が、図11(a)に示す被処理画像の輪郭線O’を定義した上で、輪郭線O’を構成する直線の中から、X軸方向の最短直線XminおよびY軸方向の最短直線Yminを特定する。この場合、図11(b)に示すように、最短直線Xminおよび最短直線Yminが特定される。
続くステップ209では、候補サイズ選抜部107が、特定した最短直線Xminおよび最短直線Yminのそれぞれの長さを記憶領域113に保持される候補サイズ管理テーブル500に照らして、1種以上の原稿サイズを候補サイズとして選抜する。この例では、最短直線Xmin=315mmであり、最短直線Ymin=297mmであることを受けて、候補サイズ選抜部107は、候補サイズ管理テーブル500に格納される24種類の候補サイズの中から、横長さが315mm以下であり、且つ、縦長さが297mm以下である原稿サイズを探索・選抜する。その結果、24種類の候補サイズの中から、「B4ヨコ」と「B4タテ」を除く22種類の原稿サイズが候補サイズとして選抜される。
続くステップ210では、適合度算出部108が、図11(b)に示すように、最短直線Xminと最短直線Yminの交点P1に対応する被処理画像の頂点を基準点として、「第1の動作モード」と同じの手順で、選抜した候補サイズの適合度を算出する。
続くステップ211では、切り出しサイズ決定部109が、「第1の動作モード」と同じ手順で、先のステップ210で算出された適合度に基づいて切り出しサイズを決定する。この場合、P1を基準点としているため、22種類の候補サイズの中から「A6タテ」が切り出しサイズとして決定される。
続くステップ212では、原稿画像切り出し部110が、P1を基準点として、被処理画像から「A6タテ(105mm×148mm)」のサイズの画像を切り出す。その結果、図12(a)に示すように、「原稿1」に対応する原稿画像が切り出される。
続くステップ213では、被処理画像の切り出しが全て終了したかどうかを判断し、この時点では、切り出しが終了していないので(ステップ213、No)、処理は再びステップ208に戻る。
続くステップ208では、最短直線特定部106が、図12(a)に示すように、一回目の切り出しを終えた後の被処理画像の輪郭線O’を定義し、当該輪郭線O’を構成する直線の中から、最短直線Xminおよび最短直線Yminを特定する。
続くステップ209では、最短直線Xmin=105mmであり、最短直線Ymin=149mmであることを受けて、候補サイズ選抜部107が、候補サイズ管理テーブル500に格納される24種類の原稿サイズの中から、横長さが105mm以下であり、且つ、縦長さが149mm以下である原稿サイズを探索・選抜する。その結果、24種類の原稿サイズの中から、11種類の原稿サイズ(「A6タテ」、「A7ヨコ」、「はがきタテ」…)が候補サイズとして選抜される。
続くステップ210では、適合度算出部108が、図12(a)に示す被処理画像の最短直線Xminと最短直線Yminの交点P2に対応する被処理画像の頂点を基準点として、「第1の動作モード」と同様の手順で、選抜した候補サイズの適合度を算出する。
続くステップ211では、切り出しサイズ決定部109が、「第1の動作モード」と同じ手順で、先のステップ210で算出された適合度に基づいて切り出しサイズを決定する。この場合、P2を基準点としているため「A6タテ」が切り出しサイズとして決定される。
続くステップ212では、原稿画像切り出し部110が、P2を基準点として、「A6タテ(105mm×148mm)」のサイズの画像を切り出す。その結果、図12(b)に示すように、「原稿2」に対応する原稿画像が切り出される。
続くステップ213では、被処理画像の切り出しが全て終了したかどうかを判断し、この時点では、切り出しが終了していないので(ステップ213、No)、処理は再びステップ208に戻る。
続くステップ208では、最短直線特定部106が、2回目の切り出しを終えた後の被処理画像の輪郭線O’を定義し、当該輪郭線O’を構成する直線の中から、最短直線Xminおよび最短直線Yminを特定する。この場合、図12(b)に示すように、最短直線Xminおよび最短直線Yminが特定される。
続くステップ209では、最短直線Xmin=210mmであり、最短直線Ymin=297mmであることを受けて、候補サイズ選抜部107が、候補サイズ管理テーブル500に格納される24種類の原稿サイズの中から、横長さが210mm以下であり、且つ、縦長さが297mm以下である原稿サイズを探索・選抜する。その結果、24種類の原稿サイズの中から、20種類の原稿サイズ(「A4タテ」、「A5ヨコ」、「B5タテ」…)が候補サイズとして選抜される。
続くステップ210では、適合度算出部108が、図12(b)に示す最短直線Xminと最短直線Yminの交点P3に対応する被処理画像の頂点を基準点として、「第1の動作モード」と同様の手順で、選抜した候補サイズの適合度を算出する。
続くステップ211では、切り出しサイズ決定部109が、「第1の動作モード」と同じ手順で、先のステップ210で算出された適合度に基づいて切り出しサイズを決定する。この場合、P3を基準点としているため「A4タテ」が切り出しサイズとして決定される。
続くステップ212では、原稿画像切り出し部110が、P3を基準点として、被処理画像から「A4タテ(210mm×297mm)」のサイズの画像を切り出す。その結果、図12(b)に示す「原稿3」に対応する原稿画像が切り出される。
続くステップ213では、被処理画像の切り出しが全て終了したかどうかを判断し、この時点で、切り出しが全て終了しているので(ステップ213、Yes)、処理はステップ214に進む。続くステップ214では、先のステップ202で抽出した全ての原稿領域の処理が終了したか否かを判断する。その結果、未処理の原稿領域が残っている場合には(ステップ214、No)、処理は再びステップ203に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、全ての原稿領域の処理が終了した場合には(ステップ214、Yes)、処理を終了する。
以上、実施形態の画像処理装置100が実行する処理を動作モードごとに説明した。上述したように、第1の動作モードによれば、同サイズの原稿を敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を精度よく切り出すことができ、第2の動作モードによれば、原稿を矩形状に敷き詰めた読み取り面のスキャン画像から個々の原稿の画像を精度よく切り出すことができる。
続いて、候補サイズの適合度の算出時ならびに原稿画像の切り出し時に用いる基準点について説明する。
上述した実施形態では、候補サイズの適合度の算出ならびに原稿画像の切り出しを、被処理画像の頂点を基準点として行っていた。被処理画像の頂点を基準点として用いる場合、図13(a)に示すスキャン画像から抽出された図13(b)に示す被処理画像からは、以下のような手順で原稿画像が切り出される。
まず、図14(a)に示すように、被処理画像の4つの頂点の中から頂点P1を選択し、選択した頂点P1を基準点としてされた原稿画像1を切り出す。次に、図14(b)に示すように、1回目の切り出しを終えた後の被処理画像の4つの頂点の中から頂点P2を選択し、選択した頂点P2を基準点として原稿画像2を切り出す。最後に、図14(c)に示すように、2回目の切り出しを終えた後の被処理画像の4つの頂点の中から頂点P3を選択し、選択した頂点P3を基準点として原稿画像3を切り出す。
このように被処理画像の頂点を基準点として用いる場合、原稿1と原稿2の間に隙間d1が開いており、原稿2と原稿3の間に隙間d2が開いている場合には、基準点P2が原稿2の実際の頂点からd1だけずれ、基準点P3が原稿3の実際の頂点からd1+d2だけずれることになる。このとき、隙間d1,d2が無視できる程度に小さい場合は、実質的な支障は生じないが、隙間d1,d2が大きくなると、図14(d)に示すように、原稿画像が正しく切り出されない虞がある。
この点につき、基準点を決定するための別法を図15に基づいて説明する。図15(a)は、図13(b)に示す被処理画像から基準点P1に基づいて原稿画像1が切り出された後の被処理画像を示し、図15(b)は、原稿画像1が切り出された後の被処理画像の頂点P2の近傍を拡大して示す。
別法では、図15(b)に示すように、被処理画像の頂点P2からX軸正方向に向かって輝度勾配を計測し、輝度勾配が最大となった点を基準点P2’として決定した後、決定した基準点P2’に基づいて原稿画像2を切り出す。なお、このとき、頂点P2からX軸正方向に閾値dth(原稿領域抽出部101が原稿領域を抽出する際に用いる距離閾値)だけ離間した点までを基準点P2’の探索範囲とする。ただし、探索範囲における輝度勾配の最大値が所定の閾値bthに達しなかった場合は、原稿1と原稿2の間に隙間が無かったとみなして、被処理画像の頂点P2を基準点P2’として決定する。その後、同様の手順で、基準点P3’を決定し、決定した基準点P3’に基づいて原稿画像3を切り出す。その結果、図15(c)に示すように、原稿2に対応する原稿画像2および原稿3に対応する原稿画像3が正しく切り出される。
なお、図15では、原稿がX軸方向に隣接している場合を例にとって説明を行ったが、原稿がY軸方向に隣接している場合は、上述したのと同様の手順で、被処理画像の頂点PからY軸正方向に向かって基準点P’を探索する。
最後に、図16に基づいて本実施形態の画像処理装置100を構成するコンピュータのハードウェア構成について説明する。
情報処理装置
図16に示すように、本実施形態の画像処理装置100を構成するコンピュータは、装置全体の動作を制御するプロセッサ10と、ブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存するROM12と、プログラムの実行空間を提供するRAM13と、画像処理装置100を上述した各手段として機能させるためのプログラムやオペレーティングシステム(OS)等を保存するための補助記憶装置14と、外部装置を接続するための入出力インタフェース15と、ネットワークに接続するためのネットワーク・インターフェース16とを備えている。
なお、上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などで記述されたプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの記録媒体に格納して頒布することができ、また他の装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…プロセッサ
12…ROM
13…RAM
14…補助記憶装置
15…入出力インタフェース
16…ネットワーク・インタフェース
100…画像処理装置
101…原稿領域抽出部
102…輪郭線抽出部
103…被処理画像抽出部
104…スキュー補正部
105…エッジ検出部
106…最短直線特定部
107…候補サイズ選抜部
108…適合度算出部
109…切り出しサイズ決定部
110…原稿画像切り出し部
112…非原稿画像破棄部
113…記憶領域
500…候補サイズ管理テーブル
特開2003−16424号公報

Claims (9)

  1. 読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出する被処理画像抽出手段と、
    抽出した前記被処理画像に対してスキュー補正を施すスキュー補正手段と、
    スキュー補正後の前記被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを検出するエッジ検出手段と、
    原稿サイズの候補となる候補サイズの枠線と前記エッジを比較して該候補サイズの適合度を算出する適合度算出手段と、
    最大の適合度が算出された前記候補サイズを切り出しサイズとして決定する切り出しサイズ決定手段と、
    前記被処理画像から、決定した前記切り出しサイズの画像を切り出す原稿画像切り出し手段と、
    を含む、
    画像処理装置。
  2. 前記原稿領域の輪郭線を構成する直線の中から、X軸方向の長さが最短の第1の直線と、Y軸方向の長さが最短の第2の直線を特定する最短直線特定手段と、
    複数種類の原稿サイズの中から、横長さが前記第1の直線の長さ以下であり、且つ、縦長さが前記第2の直線の長さ以下である1種類以上の原稿サイズを前記候補サイズとして選抜する候補サイズ選抜手段と、
    を含む、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数種類の原稿サイズは、既存の原稿サイズである、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記被処理画像抽出手段は、
    前記スキャン画像から前記原稿領域の輪郭線の外接矩形に対応する領域を前記被処理画像として抽出する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記適合度算出手段は、
    前記被処理画像の頂点を基準点として、前記候補サイズの枠線と前記エッジを比較する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記原稿画像切り出し手段は
    前記頂点を基準点として、前記切り出しサイズの画像を切り出す、
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記被処理画像から切り出した画像の中から、原稿が写っていない非原稿画像を破棄する非原稿画像破棄手段を含む、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から個々の原稿の画像を切り出す方法であって、
    コンピュータに、
    前記スキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出するステップと、
    抽出した前記被処理画像に対してスキュー補正を施すステップと、
    スキュー補正後の前記被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを検出するステップと、
    原稿サイズの候補となる候補サイズの枠線と前記エッジを比較して該候補サイズの適合度を算出するステップと、
    最大の適合度が算出された前記候補サイズを切り出しサイズとして決定するステップと、
    前記被処理画像から、決定した前記切り出しサイズの画像を切り出すステップと、
    を実行させる、方法。
  9. コンピュータを、
    読み取り面に敷き詰められた2以上の原稿のスキャン画像から原稿領域を含む被処理画像を抽出する被処理画像抽出手段、
    抽出した前記被処理画像に対してスキュー補正を施すスキュー補正手段、
    スキュー補正後の前記被処理画像からX軸方向およびY軸方向のエッジを検出するエッジ検出手段、
    原稿サイズの候補となる候補サイズの枠線と前記エッジを比較して該候補サイズの適合度を算出する適合度算出手段、
    最大の適合度が算出された前記候補サイズを切り出しサイズとして決定する切り出しサイズ決定手段、
    前記被処理画像から、決定した前記切り出しサイズの画像を切り出す原稿画像切り出し手段、
    として機能させるためのプログラム。
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