JP2018041705A - スイッチハンドル及びスイッチ - Google Patents

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Takashi Yoneda
孝 米田
隆登志 辰巳
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隆登志 辰巳
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Abstract

【課題】本発明の目的は、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれを抑制できるスイッチハンドル及びスイッチを提供することである。
【解決手段】 スイッチハンドル10は、ハンドル本体20と、光学部材30と、を備える。ハンドル本体20は、前面211及び後面212並びに第1側面213及び第2側面214を有する前壁21を有する。ハンドル本体20は、前壁21において第2側面214よりも第1側面213の近くに形成されるスリット23を有する。光学部材30は、スリット23に嵌るレンズ部31を有し、前壁21に取り付けられる。ハンドル本体20は、光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面341に当たるように前壁21においてスリット23と第1側面213との間の部位21aに設けられる当接部24を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一般にスイッチハンドル及びスイッチに関し、特にスイッチ本体にその前面を覆うように取り付けられるスイッチハンドル及びこのスイッチハンドルを備えるスイッチに関する。
従来、様々なスイッチハンドル及びスイッチが提供されている。例えば、特許文献1は、負荷の動作状態を表示するLEDを備えるスイッチ本体と、スイッチ本体によって回動自在に支持されユーザによって操作される操作ハンドル(ハンドル本体)と、を備えるスイッチを開示する。また、特許文献1では、操作ハンドルに配光体及び第1導光体が設けられ、スイッチ本体に第2導光体が設けられている。そして、LEDからの出力光は、第2導光体及び第1導光体を順次透過して、配光体から出射される。特許文献1のスイッチでは、配光体は、操作ハンドルの貫通孔に嵌合されており、第1導光体は、一端の第1出射部の前方に配光体が位置するように超音波溶着などの熱溶着によって操作ハンドルに接合されている。
特開2014−71984号公報
特許文献1のスイッチでは、ユーザがスイッチの操作時に操作ハンドルにおいて配光体のある部分を押す場合がある。この場合、配光体及び第1導光体が部分的に後退して操作ハンドルに対する正しい位置からずれてしまうことがあった。つまり、特許文献1のスイッチでは、配光体及び第1導光体のような光学部材の操作ハンドル(ハンドル本体)からの位置ずれが起きる場合があった。
本発明の課題は、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれを抑制できるスイッチハンドル及びスイッチを提供することである。
本発明に係る一態様のスイッチハンドルは、ハンドル本体と、光学部材と、を備える。前記ハンドル本体は、前壁と、前記前壁に形成されるスリットを有する。前記前壁は、前面及び後面並びに互いに対向する第1側面及び第2側面を有する。前記光学部材は、前記スリットに嵌るレンズ部を有し、前記前壁に取り付けられる。前記スリットは、前記前壁において前記第2側面よりも前記第1側面の近くに形成される。前記ハンドル本体は、さらに、前記光学部材における前記前壁の前記前面側とは反対側の面に当たるように前記前壁において前記スリットと前記第1側面との間の部位に設けられる当接部を有する。
本発明に係る一態様のスイッチは、スイッチ本体と、前記スイッチ本体に、当該スイッチ本体の前面を覆うように取り付けられる上記態様のスイッチハンドルと、を備える。
本発明に係る態様のスイッチハンドル及びスイッチによれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれを抑制できる。
図1は、一実施形態のスイッチハンドルを備えるスイッチの分解斜視図である。 図2A及び図2Bは、それぞれ、同上のスイッチハンドルの前面図及び後面図である。 図3Aは、図2BのX−X線断面図、図3Bは図2BのY−Y線断面図である。 図4は、同上のスイッチハンドルのハンドル本体の後面図である。 図5は、同上のスイッチハンドルの光学部材の前面図である。 図6A及び図6Bは、それぞれ、上記実施形態の変形例1のスイッチハンドルの前面図及び後面図である。 図7A及び図7Bは、それぞれ、上記実施形態の変形例2のスイッチハンドルの前面図及び後面図である。 図8は、上記実施形態の変形例3のスイッチハンドルの断面図である。
1.実施形態
1.1 構成
図1は、本実施形態のスイッチハンドル10及びスイッチ1を示す。図1に示すように、スイッチ1は、スイッチ本体50と、スイッチ本体50の前面50aを覆うようにスイッチ本体50に取り付けられるスイッチハンドル10と、を備える。
スイッチ本体50は、図1に示すように、ボディ51と、ハンドル52と、表示部53と、を有する。ボディ51は、スイッチ回路と、スイッチ回路を収容する器体511と、を備える。スイッチ回路は、外部電線(電源や負荷からの電線)に接続される端子や、端子間の電路を開閉する接点を備える。ハンドル52は、ボディ51の前面に、接点の状態が異なる2つの位置の間で移動可能に取り付けられる。ハンドル52は、2つの第1引掛爪521と第2引掛爪522とを有する。2つの第1引掛爪521と第2引掛爪522は、スイッチ本体50にスイッチハンドル10を取り付けるために用いられる。2つの第1引掛爪521はハンドル52の一方の側面に設けられ、第2引掛爪522はハンドル52の他方の側面に設けられる。表示部53は、ハンドル52の前面に露出するように設けられている。表示部53は、スイッチ回路に電気的に接続され、接点の状態に応じて点灯又は消灯する光源(例えば、発光ダイオード等)を備える。
本実施形態のスイッチ本体50は、いわゆるロッカー式(シーソー式)スイッチである。また、スイッチ回路では、接点は、電源が接続される端子と負荷が接続される端子との間の電路を開閉するように構成されている。つまり、本実施形態のスイッチ本体50は、いわゆる片切りスイッチである。また、表示部53は、スイッチ本体50を介して電源から負荷に電力が供給されていない場合に光源が点灯し、スイッチ本体50を介して電源から負荷に電力が供給されている場合に光源が消灯するように構成される。負荷が照明器具である場合には、負荷が消灯している場合でも、表示部53の光源が点灯する。そのため、表示部53は、表示灯として機能し、暗所においてスイッチ1の位置を確認することができる。
スイッチハンドル10は、図1に示すように、ハンドル本体20と、光学部材30と、遮光部材40と、を備える。
ハンドル本体20は、不透明である。ハンドル本体20は、スイッチ本体50の前面を覆う大きさに形成される。特に、ハンドル本体20は、3つのスイッチ本体50をそれらの幅方向(図1の上下方向)に並べた場合に、3つのスイッチ本体50の前面の全てを覆うような大きさである。つまり、スイッチハンドル10は、いわゆるシングルスイッチ用のハンドルである。シングルスイッチ用のハンドルは、3つのスイッチ本体50をそれらの幅方向に並べて取り付け可能な取付枠に1つのスイッチ本体50を取り付ける場合に使用されるハンドルである。つまり、シングルスイッチ用のハンドルは、1つの取付枠に対して一つまで取り付け可能である。ハンドル本体20は、例えば、不透明な合成樹脂材料の成形品である。
ハンドル本体20は、図2A及び図2Bに示すように、前壁21と、側壁22と、を有する。
前壁21は、図3A及び図3Bに示すように、前面211及び後面212並びに互いに対向する第1側面213及び第2側面214を有する。より詳しくは、前壁21は、矩形板状である。前壁21は、図3A及び図3Bに示すように、厚み方向の両面である前面211及び後面212を有する。また、前壁21は、図2Aに示すように、厚み方向に直交する第1方向(図2Aの左右方向)において、前面211の両側に2つの側面213,214を有する。これら2つの側面のうちの一方を「第1側面」(図2Aの右側面)213と称し、他方を「第2側面」(図2Bの左側面)214と称する。また、前壁21は、厚み方向及び第1方向の両方に直交する第2方向(図2Aの上下方向)の両側面である第3側面(図2Aの上側面)215及び第4側面(図2Aの下側面)216を有する。前壁21は、第2方向の寸法が第1方向の寸法よりも大きい。
側壁22は、矩形枠状である。側壁22は、前壁21の後面212の周囲から後面212を囲うように突出する。側壁22は、前壁21と一体に形成される。
ハンドル本体20は、さらに、スイッチ本体50の表示部53からの光を通すためのスリット23を有する。スリット23は、図3A、図3B、及び図4に示すように、前壁21を厚み方向に貫通し第2方向に延びる。つまり、スリット23は、その長手方向が第1側面213と第2側面214とが対向する方向に直交する。スリット23は、第2方向において、前壁21のほぼ全体にわたるように形成される。ただし、スリット23は、前壁21の第1側面213及び第2側面214には開口していない。このスリット23により、前壁21は、スリット23と第1側面213との間の部位(第1部位)21aと、スリット23と第2側面214との間の部位(第2部位)21bとに分けられ、第1部位21aと第2部位21bとは第2方向の両端同士で連結されている。スリット23は、前壁21において第2側面214よりも第1側面213の近くに形成される。つまり、スリット23と第1側面213との距離は、スリット23と第2側面214との距離より短い。そのため、第1部位21aは、第1方向における寸法が第2部位21bより小さい。したがって、第1部位21aは、第2部位21bに比べて、第1方向において変形しやすい。特に、本実施形態では、スリット23は、第1方向における前壁21の中心よりも第1側面213の近くに位置している。つまり、スリット23と第1側面213との距離は、スリット23と前壁21の中心との距離よりも短い。
ハンドル本体20は、さらに、図4に示すように、2つの当接部24,24と、第1係止部25と、2つの第1固定突起261,261と、2つの第2固定突起262,262と、2つの第1保持片271,271と、第2保持片272と、を備える。
2つの当接部24,24は、前壁21の後面212においてスリット23と第1側面213との間の部位(第1部位)21aに設けられる。各当接部24は、図3Aに示すように、光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面(底面341)に当たる。2つの当接部24,24は同じ形状である。当接部24は、図3A及び図4に示すように、側壁22の内面(第1側面213側の内面)から第2側面214側に突出する突起である。当接部24は、図4に示すように、前壁21の厚み方向に直交する面内において、先端がスリット23と重複している。ただし、当接部24は、スリット23をまたいでいない。当接部24は、前壁21とは反対側に、第1側面213から第2側面214に向かうにつれて前壁21に近付くように傾斜する傾斜面241を有する。第2方向において、2つの当接部24の一方はスリット23の一端と中央との中間に位置し、2つの当接部24の他方はスリット23の他端と中央との中間に位置する。
第1係止部25は、前壁21の後面212においてスリット23と第1側面213との間の部位(第1部位)21aに設けられる。第1係止部25は、図3Bに示すように、第1側面213側を向いた当接面251を有する。第1係止部25は、前壁21の後面212に開口する凹部である。凹部の内側面の一方(図3Bの右内側面)が当接面251である。より詳細には、第1係止部25は、2つの当接部24,24の間にわたるように形成された溝である。
2つの第1固定突起261及び2つの第2固定突起262は、前壁21の後面212においてスリット23と第2側面214との間の部位(第2部位)21bに設けられる。2つの第1固定突起261は、第2方向において、スリット23の中央よりも両端側に位置する。第1固定突起261は、第2方向において、当接部24よりもスリット23の端側に位置する。2つの第1固定突起261は、同じ形状である。第1固定突起261は、円柱状である。2つの第2固定突起262は、第2方向において、スリット23の両端より中央側に位置する。第2固定突起262は、第2方向において、当接部24よりもスリット23の中央側に位置する。2つの第2固定突起262は、同じ形状である。第2固定突起262は、円柱状である。
2つの第1保持片271及び第2保持片272は、図4に示すように、前壁21の後面212においてスリット23と第2側面214との間の部位(第2部位)21bに設けられる。2つの第1保持片271は、第2部位21bの第2方向の中央部における第1側面213側に形成される。2つの第1保持片271は、第2方向において、所定間隔を隔てて並んでいる。第2保持片272は、第2部位21bの第2方向の中央部における第2側面214側に形成される。第2保持片272は、第2方向において、2つの第1保持片271の間に位置する。2つの第1保持片271が2つの第1引掛爪521にそれぞれ引っ掛かり、第2保持片272が第2引掛爪522に引っ掛かることで、ハンドル本体20がスイッチ本体50(ハンドル52)に取り付けられる。
光学部材30は、スイッチ本体50の表示部53からの光をハンドル本体20の前方へ向かわせるためのプリズムである。光学部材30は、図3A及び図3Bに示すように、ハンドル本体20の前壁21に取り付けられる。光学部材30は、透明である。光学部材30は、例えば、透明な合成樹脂材料の成形品である。
光学部材30は、図5に示すように、レンズ部31と、導光部32と、を有する。また、光学部材30は、図2Bに示すように、2つの台部33,33と、2つの凹部34,34と、2つの第2係止部35,35と、2つの第1固定部361,361と、2つの第2固定部362,362と、を有する。光学部材30は、ハンドル本体20の後方からハンドル本体20に取り付けられる。
レンズ部31は、図5に示すように、長尺状に形成されている。レンズ部31は、長手方向(図5の上下方向)、幅方向(図5の左右方向)、及び厚み方向(図5の紙面に垂直な方向)を有する。レンズ部31は、スリット23に嵌まる形状である。特に、レンズ部31は、ハンドル本体20の後方からスリット23に嵌まる形状である。レンズ部31がスリット23に嵌った状態では、図2Bに示すように、レンズ部31の長手方向、幅方向、及び厚み方向は、ハンドル本体20の前壁21の第2方向、第1方向、及び厚み方向にそれぞれ一致する。また、レンズ部31は、図3A及び図3Bに示すように、その前面が前壁21の前面211と面一となるように形成される。
導光部32は、図2B及び図5に示すように、スイッチ本体50の表示部53からの光を、レンズ部31を通してスリット23から前方に放射させる。導光部32は、矩形板状に形成される。導光部32は、その長手方向の第1端がレンズ部31の長手方向の中央部の後面に連結され、第2端における前壁21とは反対側に入射面321を有する。また、導光部32は、第2端における前壁21側に、入射面321から導光部32に入射した光を第1端側に反射するための第1傾斜面322を有する。また、導光部32は、第1端におけるレンズ部31とは反対側に、第1傾斜面322で反射された光をレンズ部31側に反射するための第2反射面323を有する。このように、導光部32は、前壁21とは反対側を向いた入射面321を有し入射面321から入射した光をレンズ部31の所定部位(本実施形態では、レンズ部31の長手方向の中央部)に導くように形成される。
光学部材30を構成するレンズ部31と導光部32とは、導光部材である。レンズ部31と導光部32とは同一の成形品として一体化された導光部材であってもよい。あるいは、光学部材30は、異なる導光部材をレンズ部31及び導光部32として組み合わせた複合体でもよい。本実施形態では、光学部材30は、レンズ部31と導光部32とが一体に形成された成形品である。
2つの台部33,33は、図2B及び図5に示すように、それぞれ、レンズ部31の長手方向の両端の後面に形成される。2つの台部33,33は、同じ形状である。台部33は、矩形板状である。台部33は、レンズ部31より幅が広い。図5に示すように、レンズ部31は、台部33の幅方向の中央に位置する。そのため、レンズ部31をスリット23に嵌めた際に、台部33の前面が前壁21の後面212におけるスリット23の周囲に当たる。
2つの凹部34,34は、図2Bに示すように、それぞれ、2つの台部33,33における第1側面213側の面(図2Bにおける左面)に形成される。凹部34は、図2B及び図3Aに示すように、当接部24が嵌る形状である。また、凹部34は、光学部材30の後面側が開放されている。凹部34は、当接部24が凹部34に嵌った状態で、当接部24が凹部34の底面341(光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面)に当たるように台部33に形成される。
2つの第2係止部35,35は、図2Bに示すように、それぞれ、2つの台部33,33の前面における第1側面213側の端部から前壁21側へ突出するように形成される。2つの第2係止部35,35は、第1係止部25に嵌る形状である。つまり、第2係止部35は、光学部材30における第1側面213側の端部から前壁21側に突出して第1係止部25に嵌る突起である。これにより、第2係止部35は、図3Bに示すように、対応する第1係止部25の当接面251に当たる。
2つの第1固定部361,361及び2つの第2固定部362,362は、光学部材30において前壁21の後面212に固定される部位である。
2つの第1固定部361,361は、各々、第1固定突起261を通す挿通孔3611を有する。2つの第1固定部361,361は、図2Bに示すように、それぞれ、2つの台部33,33における第2側面214側(右側)に形成される。つまり、第1固定部361,361は、光学部材30における第2側面214側(図2Bの右側)に設けられる。
2つの第2固定部362,362は、各々、第2固定突起262を通す挿通孔3621を有する。2つの第2固定部362,362は、図2Bに示すように、導光部32の幅方向(図5の上下方向)の両側に形成される。
遮光部材40は、スイッチ本体50の表示部53からの光が導光部32及び前壁21を透過しないようにするために用いられる。遮光部材40は、不透明である。遮光部材40は、図1に示すように、シート状の部品である。遮光部材40は、光学部材30の導光部32と前壁21の後面212との間に配置される。また、遮光部材40は、2つの第2固定突起262をそれぞれ通す2つの挿通孔41,41を有する。遮光部材40は、例えば、不透明な合成樹脂材料の成形品である。
1.2 組み立て方法
次に、スイッチ1の組み立て方法について説明する。
まず、スイッチハンドル10を組み立てる作業を行う。この作業では、最初に、遮光部材40をハンドル本体20の前壁21の後面212に配置する。遮光部材40を配置する際に、ハンドル本体20の2つの第2固定突起262,262を遮光部材40の2つの挿通孔41,41にそれぞれ通す。
次に、光学部材30をハンドル本体20に取り付ける。この場合、光学部材30をハンドル本体20の前壁21の後面212側に、レンズ部31がスリット23に、導光部32が遮光部材40に対向するように配置する。
この後に、光学部材30をハンドル本体20の後面212側に移動させると、光学部材30が2つの当接部24に当たる。さらに、光学部材30を後面212側に移動させると、2つの当接部24が光学部材30により押圧される。上述したように、2つの当接部24は、前壁21の第1部位21aに設けられている。第1部位21aは、第2部位21bに比べて、第1方向において変形しやすい。そのため、光学部材30の押圧によって第1部位21aが変形して2つの当接部24が光学部材30より離れる方向に移動する。また、光学部材30は、2つの当接部24の傾斜面241に当たる。そのため、光学部材30の押圧により、2つの当接部24が光学部材30より離れる方向に第1部位21aを変形させやすい。その結果、2つの当接部24,24を押しのけて光学部材30を後面212側に移動させることができる。
さらに光学部材30を後面212側に移動させて、レンズ部31をスリット23に嵌め、光学部材30をハンドル本体20に対する規定位置に位置させる。ここで、規定位置は、レンズ部31の前面が前壁21の前面211と面一となる光学部材30の位置である。また、規定位置では、2つの第2係止部35が第1係止部25に嵌まる。また、2つの第1固定突起261,261が2つの第1固定部361,361の挿通孔3611,3611にそれぞれ挿入される。さらに、2つの第2固定突起262,262が2つの第2固定部362,362の挿通孔3621,3621にそれぞれ挿入される。この状態では、光学部材30が2つの当接部24,24を押圧しなくなることから、前壁21の第1部位21aが元の形に戻ろうとし、2つの当接部24,24が第2側面214側へ移動する。その結果、2つの当接部24,24が光学部材30の2つの凹部34,34にそれぞれ挿入される。
次に、2つの第1固定突起261,261の先端を熱等により変形させ、これによって、2つの第1固定部361,361を前壁21の後面212に固定する。同様に、2つの第2固定突起262,262の先端を熱等により変形させ、これによって、2つの第2固定部362,362を前壁21の後面212に固定する。このようにして、スイッチハンドル10が組み立てられる。なお、図2Bは、2つの第1固定突起261,261及び2つの第2固定突起262,262の先端を変形させる前の状態を示している。
最後、このようにして組み立てられたスイッチハンドル10をスイッチ本体50に取り付ける作業を行う。この作業では、2つの第1保持片271を2つの第1引掛爪521にそれぞれ引っ掛け、第2保持片272を第2引掛爪522に引っ掛けることで、スイッチハンドル10をスイッチ本体50に取り付ける。これによって、スイッチ1が完成する。
1.3 効果
上述したスイッチハンドル10では、図3Aに示すように、当接部24が凹部34の底面341(光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面)に当たっている。したがって、スイッチ1の操作時に使用者が光学部材30のレンズ部31の前面を押した場合でも、当接部24によって光学部材30の移動が規制される。したがって、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれが抑制される。例えば、レンズ部31が部分的に後方に移動してレンズ部31とスリット23の内面との間に隙間ができたりする可能性が低減される。さらに、光学部材30をハンドル本体20に取り付ける際には、2つの当接部24を第2部位21bに比べて第1方向において変形しやすい第1部位21aに設けている。そのため、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性の低下への影響を小さくできる。したがって、スイッチハンドル10によれば、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれを抑制できる。
また、スイッチハンドル10では、図3Bに示すように、光学部材30の第2係止部35が第1係止部25に嵌り、当接面251に当たる。これによって、当接部24が光学部材30より離れる向き(図3Bの左方向)に前壁21の第1部位21aが変形することが抑制される。したがって、当接部24が光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面(凹部34の底面341)に当たった状態が維持されやすい。そのため、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれをより抑制できる。
また、スイッチハンドル10では、図3Bに示すように、第1係止部25は凹部である。一方、第2係止部35は、第1係止部25に嵌る突起である。そのため、光学部材30のレンズ部31をハンドル本体20のスリット23に嵌める際に、第2係止部35も第1係止部25に嵌めることができる。よって、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性の向上を図ることができる。
また、スイッチハンドル10では、図2Bに示すように、光学部材30は、さらに、前壁21の後面212に固定される第1固定部361を有する。そのため、光学部材30のハンドル本体20からの脱落を抑制できる。
また、スイッチハンドル10では、図2Bに示すように、第1固定部361は、光学部材30における第2側面214側に設けられる。つまり、光学部材30は、第1側面213側では当接部24によって支持され、第2側面214側では第1固定部361によって前壁21の後面212に固定される。そのため、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれをより抑制できる。
また、スイッチハンドル10では、図2Bに示すように、当接部24は、第2方向において、第1固定部361とスリット23の中央部との間に位置する。前壁21の第1部位21aはスリット23の端より中央に近いほうが第1方向に変形しやすい。したがって、当接部24が光学部材30に対して移動し易くなり、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性への影響をより低減できる。当接部24がスリット23の中央に近付くと、スリット23の端において光学部材30の位置ずれが起こりやすくなる。しかし、第1固定部361が、第2方向において、当接部24よりもスリット23の端側に位置することになるから、第1固定部361によりスリット23の端における光学部材30の位置ずれがより抑制される。その結果、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性への影響をより低減しながらも、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれをより抑制できる。特に、レンズ部31が長くなるほど、レンズ部31の長手方向の端部において、位置ずれが発生しやすい。しかしながら、スイッチハンドル10によれば、第1固定部361により、このような位置ずれも抑制できる。
また、スイッチハンドル10では、図3Bに示すように、当接部24は、第2側面214側に突出する突起であり、光学部材30は、当接部24が挿入される凹部34を有する。そのため、光学部材30のレンズ部31をハンドル本体20のスリット23に嵌める際に、当接部24を凹部34に嵌めることができる。よって、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性の向上を図ることができる。
また、スイッチ1は、上記のスイッチハンドル10を有する。そのため、スイッチ1によれば、スイッチハンドル10と同様に、光学部材30のハンドル本体20への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材30のハンドル本体20からの位置ずれを抑制できる。
2.変形例
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
2.1 変形例1
図6A及び図6Bは、上記実施形態の変形例1のスイッチハンドル10Aを示す。スイッチハンドル10Aは、ハンドル本体20Aと、光学部材30Aと、遮光部材40と、を備える。なお、スイッチハンドル10Aとスイッチハンドル10とで実質的な相違のない構成については説明を省略する。
ハンドル本体20Aは、主に大きさが上記実施形態のハンドル本体20と相違する。ハンドル本体20Aは、前壁21及びスリット23の第2方向(図6Aの上下方向)の寸法が、ハンドル本体20の約半分である。スイッチハンドル10Aは、いわゆるダブルスイッチ用のハンドルである。ダブルスイッチ用のハンドルは、上記実施形態で説明した取付枠に2つのスイッチ本体50を取り付ける場合に使用されるハンドルである。つまり、ダブルスイッチ用のハンドルは、1つの取付枠に対して2つまで取り付け可能である。また、ハンドル本体20Aは、図6Bに示すように、ハンドル本体20とは異なり、第1係止部25及び2つの第1固定突起261,261を有していない。
光学部材30Aは、主に大きさが上記実施形態の光学部材30と相違する。光学部材30Aは、レンズ部31の長手方向(図6Aの上下方向)の寸法が、光学部材30の約半分である。また、光学部材30Aは、図6Bに示すように、光学部材30とは異なり、2つの第2係止部35,35及び2つの第1固定部361,361を有していない。
スイッチハンドル10Aにおいても、図6Bに示すように、当接部24が凹部34の底面341(光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面)に当たる。したがって、スイッチハンドル10Aにおいても、光学部材30Aのハンドル本体20Aへの取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材30Aのハンドル本体20Aからの位置ずれを抑制できる。
2.2 変形例2
図7A及び図7Bは、上記実施形態の変形例2のスイッチハンドル10Bを示す。スイッチハンドル10Bは、ハンドル本体20Bと、光学部材30Bと、遮光部材40と、を備える。なお、スイッチハンドル10Bとスイッチハンドル10とで実質的な相違のない構成については説明を省略する。
ハンドル本体20Bは、主に大きさが上記実施形態のハンドル本体20と相違する。ハンドル本体20Bは、前壁21及びスリット23の第2方向(図7Aの上下方向)の寸法が、ハンドル本体20の約3分の1である。スイッチハンドル10Bは、いわゆるトリプルスイッチ用のハンドルである。トリプルスイッチ用のハンドルは、上記実施形態で説明した取付枠に3つのスイッチ本体50を取り付ける場合に使用されるハンドルである。つまり、トリプルスイッチ用のハンドルは、1つの取付枠に対して3つまで取り付け可能である。また、ハンドル本体20Bは、図7Bに示すように、ハンドル本体20とは異なり、第1係止部25及び2つの第1固定突起261,261を有していない。
光学部材30Bは、主に大きさが上記実施形態の光学部材30と相違する。光学部材30Bは、レンズ部31の長手方向(図7Aの上下方向)の寸法が、光学部材30の約3分の1である。また、光学部材30Bは、図7Bに示すように、光学部材30とは異なり、2つの第2係止部35,35及び2つの第1固定部361,361を有していない。
スイッチハンドル10Bにおいても、図7Bに示すように、当接部24が凹部34の底面341(光学部材30における前壁21の前面211側とは反対側の面)に当たる。したがって、スイッチハンドル10Bにおいても、光学部材30Bのハンドル本体20Bへの取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材30Bのハンドル本体20Bからの位置ずれを抑制できる。
2.3 変形例3
図8は、上記実施形態の変形例3のスイッチハンドル10Cを示す。スイッチハンドル10Cは、ハンドル本体20Cと、光学部材30Cと、を備える。ハンドル本体20Cは、ハンドル本体20と同様の構成を有するが、当接部24の代わりに、凹部28を有する。凹部28は、図8に示すように、第1部位21aにおいて、第2側面214側を向いた面に形成される。光学部材30Cは、光学部材30と同様の構成を有するが、凹部34の代わりに、突起38を有する。突起38は、光学部材30Cにおける第1側面213側の端部から突出する。突起38は、図8に示すように、凹部28に嵌まる突起である。
スイッチハンドル10Cでは、図8に示すように、光学部材30Cがハンドル本体20Cに取り付けられた状態では、光学部材30Cの突起38がハンドル本体20Cの凹部28に嵌る。つまり、上記実施形態では、ハンドル本体20の突起である当接部24が光学部材30の凹部34に嵌るが、変形例3では光学部材30Cの突起38がハンドル本体20Cの凹部28に嵌る。スイッチハンドル10Cでは、凹部28における前面211側とは反対側の部位281が、光学部材30Cにおける前壁21の前面211側とは反対側の面(突起38における前壁21の前面211側とは反対側の面381)に当たる当接部となる。したがって、スイッチハンドル10Cにおいても、光学部材30Cのハンドル本体20Cへの取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材30Cのハンドル本体20Cからの位置ずれを抑制できる。
2.4 他の変形例
上記実施形態では、光学部材30の第2係止部35が突起であり、ハンドル本体20の第1係止部25が凹部である。そして、第2係止部35が第1係止部25に嵌ることで、第1部位21aの変形が規制される。この場合、第1係止部25の当接面251は、凹部の内面である。しかし、第1係止部25の当接面251は、突起の外面であってもよい。つまり、第2係止部35が凹部であり、第1係止部25が突起であってもよい。要するに、第1係止部25が第1側面側を向いた当接面251を有し、第2係止部35が第1係止部25の当接面251に当たるように形成されていればよい。
上記実施形態では、光学部材30の第1固定部361は、第1固定部361の挿通孔3611を通った第1固定突起261の先端を熱等により変形させることで、前壁21の後面212に固定される。つまり、第1固定部361は、かしめにより前壁21の後面212に固定される。しかしながら、第1固定部361は、かしめ以外の方法(例えば、接着、ねじ止め等)により前壁21の後面212に固定されてもよい。
上記実施形態とは異なり、当接部24は、第2方向において、固定部(第1固定部)361よりもスリット23の端側に位置してもよい。ただし、第1部位21aは第2方向におけるスリット23の中央側において端側よりも変形しやすい。ここで、ハンドル本体20の当接部24は光学部材30に対して固定されていないが、光学部材30の第1固定部361はハンドル本体20に固定されている。そのため、当接部24は、第2方向において、固定部(第1固定部)361よりもスリット23の中央側に位置することが好ましい。
また、ハンドル本体(20,20A,20B,20C)は上記の構成に限定されない。例えば、ハンドル本体の形状及び寸法は上記実施形態及び変形例に限定されない。前壁21は、上記実施形態では、前面211が第2方向に直交する面内において凹面となっているが、凸面であってもよいし、平面であってもよい。また、前壁21は、外形形状が矩形状でなくてもよい。また、ハンドル本体は、側壁22を有していなくてもよい。また、スリット23は、上記実施形態のように、第2方向において、前壁21のほぼ全体にわたるように形成されていなくてもよい。例えば、スリット23は、前壁21の第1方向における中央部や端部に形成されていてもよい。また、スリット23は、必ずしも矩形状でなくてもよく、その他の形状(円形状や3角形又は5角形以上の多角形状)であってもよい。また、スリット23は、上記実施形態の位置に限定されず、前壁21において第2側面214よりも第1側面213の近くに形成されていればよい。また、ハンドル本体は、複数のスリットを有していてもよい。この場合、1以上の光学部材が1以上のレンズ部を有することで、複数のスリットにそれぞれ対応する複数のレンズ部が提供される。また、当接部24は、傾斜面241を有していなくてよい。また、ハンドル本体は、1又は3以上の当接部24を有していてもよいし、当接部24の代わりに1以上の凹部28を有していてもよい。また、ハンドル本体は、1以上の当接部24と1以上の凹部28とを有していてもよい。また、ハンドル本体は、第1係止部25は2以上でもよいし、第1係止部25を有していなくてもよい。また、ハンドル本体は、第1固定突起261及び第2固定突起262を有していなくてもよい。また、ハンドル本体は、第1保持片271及び第2保持片272の代わりに、ハンドル本体をスイッチ本体に取り付けるための別の取付構造を有していてもよい。
また、光学部材(30,30A,30B,30C)は上記の構成に限定されない。例えば、レンズ部31は、前面が前壁21の前面211と面一となるように形成されていなくてもよい。例えば、レンズ部31は、前面が前面211から前方に突出する面(例えば、凸面)であってもよいし、前面211から後方に凹む面(例えば、凹面)であってもよい。また、導光部32は、入射面321から入射した光をレンズ部31の所定部位に導くように形成されている。所定部位は、上記実施形態のようにレンズ部31の長手方向の中央部でなくてもよい。例えば、レンズ部31の所定部位は、レンズ部31の長手方向の端部でもよい。また、光学部材は、導光部32を有していなくてもよい。また、光学部材は、台部33を有していなくてもよい。また、光学部材は、1又は3以上の凹部34を有していてもよいし、凹部34の代わりに1以上の突起38を有していてもよい。また、光学部材は、1以上の凹部34と1以上の突起38とを有していてもよい。また、光学部材は、凹部34も突起38も有していなくてもよい。つまり、単純に、ハンドル本体20の当接部24が、光学部材の後面(これも光学部材における前壁21の前面211側とは反対側の面である)に当たるようになっていてもよい。また、光学部材は、1又は3以上の第2係止部35を有していてもよいし、第2係止部35を有していなくてもよい。また、光学部材は、第1固定部361及び第2固定部362を有していなくてもよい。
また、遮光部材40は上記の構成に限定されない。例えば、遮光部材40の形状は、図1に示す形状に限定されない。例えば、遮光部材40は、不透明な合成樹脂材料の成形品でなくてもよい。例えば、遮光部材40は、不透明な塗料(例えば、黒色塗料)をハンドル本体20と光学部材30との少なくとも一方に塗布することで形成されていてもよい。また、スイッチハンドル10は、遮光部材40を備えていなくてもよい。
例えば、スイッチ本体50は、ロッカー式(シーソー式)スイッチではなく、ピアノハンドル式スイッチであってもよい。また、例えば、スイッチ本体50は、片切りスイッチではなく、三路スイッチ又は四路スイッチであってもよい。また、例えば、スイッチ本体50では、表示部53は、スイッチ1を介して電源から負荷に電力が供給されていない場合に光源が消灯し、スイッチ本体50を介して電源から負荷に電力が供給されている場合に光源が点灯するように構成されていてもよい。つまり、スイッチ本体50は、いわゆる、光源としてパイロットランプを有し、パイロットランプの消灯又は点灯により表示を行うパイロットスイッチであってもよい。
また、スイッチ本体50は、接点のオン/オフに応じて表示部53の状態(例えば、光源の点灯状態)が変化する構成に限らず、負荷の動作状態に応じてスイッチ本体50の表示部53の状態が変化する構成であってもよい。例えば、負荷が調光可能な照明器具である場合に、照明器具の調光レベルに応じてスイッチ本体50の表示部53の状態が変化してもよい。または、スイッチ本体50では、表示部53が光源を1つのみ有し、接点のオン/オフに応じて、光源の点灯/消灯を切り替える構成であってもよい。
3.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、第1の態様のスイッチハンドル(10,10A,10B,10C)は、ハンドル本体(20,20A,20B,20C)と、光学部材(30,30A,30B,30C)と、を備える。前記ハンドル本体(20,20A,20B,20C)は、前面(211)及び後面(212)並びに互いに対向する第1側面(213)及び第2側面(214)を有する前壁(21)と、前記前壁(21)に形成されるスリット(23)を有する。前記光学部材(30,30A,30B,30C)は、前記スリット(23)に嵌るレンズ部(31)を有し、前記前壁(21)に取り付けられる。前記スリット(23)は、前記前壁(21)において前記第2側面(214)よりも前記第1側面(213)の近くに形成される。前記ハンドル本体(20,20A,20B,20C)は、さらに、当接部(24)を有する。前記当接部(24,281)は、前記前壁(21)において前記スリット(23)と前記第1側面(213)との間の部位(21a)に設けられる。前記当接部(24,281)は、前記光学部材(30,30A,30B,30C)における前記前壁(21)の前記前面(211)側とは反対側の面(341,381)に当たる。第1の態様によれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれを抑制できる。
第2の態様のスイッチハンドル(10)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、前記ハンドル本体(20)は、さらに、前記前壁(21)の前記後面(212)において前記スリット(23)と前記第1側面(213)との間の前記部位(21a)に設けられる第1係止部(25)を有する。前記第1係止部(25)は、前記第1側面(213)側を向いた当接面(251)を有する。前記光学部材(30,30A,30B,30C)は、さらに、前記第1係止部(25)の前記当接面(251)に当たる第2係止部(35)を有する。第2の態様によれば、光学部材のハンドル本体からの位置ずれをより抑制できる。
第3の態様のスイッチハンドル(10)は、第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、前記第1係止部(25)は、凹部である。前記第2係止部(35)は、前記第1係止部(25)に嵌る突起である。第3の態様によれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性の向上を図ることができる。
第4の態様のスイッチハンドル(10)は、第1〜第3の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、前記光学部材(30)は、さらに、前記前壁(21)の前記後面(212)に固定される固定部(361)を有する。第4の態様によれば、光学部材のハンドル本体からの脱落を抑制できる。
第5の態様のスイッチハンドル(10)は、第4の態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様では、前記固定部(361)は、前記光学部材(30)における前記第2側面(214)側に設けられる。第5の態様によれば、光学部材のハンドル本体からの位置ずれをより抑制できる。
第6の態様のスイッチハンドル(10)は、第4又は第5の態様との組み合わせにより実現され得る。第6の態様では、前記スリット(23)は、その長手方向が前記第1側面(213)と前記第2側面(214)とが対向する方向に直交する。前記当接部(24)は、前記長手方向において、前記固定部(361)と前記スリット(23)の中央部との間に位置する。第6の態様によれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響をより低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれをより抑制できる。
第7の態様のスイッチハンドル(10,10A,10B,10C)は、第1〜第6の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第7の態様では、前記当接部(24)は、前記第2側面(214)側に突出する突起である。前記光学部材(30,30A,30B,30C)は、さらに、前記当接部(24)が挿入される凹部(34)を有する。第7の態様によれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性の向上を図ることができる。
第8の態様のスイッチ(1)は、スイッチ本体(50)と、第1〜第7の態様のいずれか一つのスイッチハンドル(10,10A,10B,10C)と、を備える。前記スイッチハンドル(10,10A,10B,10C)は、前記スイッチ本体(50)に、当該スイッチ本体(50)の前面(50a)を覆うように取り付けられる。第8の態様によれば、光学部材のハンドル本体への取付の作業性への影響を低減しながらも、光学部材のハンドル本体からの位置ずれを抑制できる。
1 スイッチ
10,10A,10B,10C スイッチハンドル
20,20A,20B,20C ハンドル本体
21 前壁
21a 部位(第1部位)
211 前面
212 後面
213 第1側面
214 第2側面
341、381 面
23 スリット
24 当接部
25 第1係止部
251 当接面
30,30A,30B,30C 光学部材
31 レンズ部
34 凹部
35 第2係止部
361 固定部(第1固定部)
50 スイッチ本体
50a 前面

Claims (8)

  1. 前面及び後面並びに互いに対向する第1側面及び第2側面を有する前壁、及び、前記前壁に形成されるスリットを有するハンドル本体と、
    前記スリットに嵌るレンズ部を有し、前記前壁に取り付けられる光学部材と、
    を備え、
    前記スリットは、前記前壁において前記第2側面よりも前記第1側面の近くに形成され、
    前記ハンドル本体は、さらに、前記光学部材における前記前壁の前記前面側とは反対側の面に当たるように前記前壁において前記スリットと前記第1側面との間の部位に設けられる当接部を有する、
    スイッチハンドル。
  2. 前記ハンドル本体は、さらに、前記前壁の前記後面において前記スリットと前記第1側面との間の前記部位に設けられる第1係止部を有し、
    前記第1係止部は、前記第1側面側を向いた当接面を有し、
    前記光学部材は、さらに、前記第1係止部の前記当接面に当たる第2係止部を有する、
    請求項1のスイッチハンドル。
  3. 前記第1係止部は、凹部であり、
    前記第2係止部は、前記第1係止部に嵌る突起である、
    請求項2のスイッチハンドル。
  4. 前記光学部材は、さらに、前記前壁の前記後面に固定される固定部を有する、
    請求項1〜3のうちいずれかのスイッチハンドル。
  5. 前記固定部は、前記光学部材における前記第2側面側に設けられる、
    請求項4のスイッチハンドル。
  6. 前記スリットは、その長手方向が前記第1側面と前記第2側面とが対向する方向に直交し、
    前記当接部は、前記長手方向において、前記固定部と前記スリットの中央部との間に位置する、
    請求項4又は5のスイッチハンドル。
  7. 前記当接部は、前記第2側面側に突出する突起であり、
    前記光学部材は、さらに、前記当接部が挿入される凹部を有する、
    請求項1〜6のいずれかのスイッチハンドル。
  8. スイッチ本体と、
    前記スイッチ本体に、当該スイッチ本体の前面を覆うように取り付けられる、請求項1〜7のいずれかのスイッチハンドルと、
    を備える、
    スイッチ。
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