JP2018041574A - 照明モジュール - Google Patents

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超 松井
敏裕 岡田
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Abstract

【課題】長時間の使用においても、光学レンズが外れることがなく、長時間使用しても耐久性の高い照明モジュールを提供する。【解決手段】LEDを発光素子として使用する照明モジュール10において、照明モジュール10は、LED発光体41と、LED発光体41を搭載するLED取付基板40と、LED取付基板40を保持するフレーム部材20と、LED発光体41を覆うレンズ部材30と、フレーム部材20に取付けられてレンズ部材30を保持するレンズ保持部材50を有する。レンズ保持部材50は、レンズ部材30の周囲を保持するレンズ押圧部51と、レンズ押圧部51の外周に一体的にレンズ押圧部51を挟んで、長手方向の両側に対向するように設けられフレーム部材20に係合するフレーム係合部52が形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を使用した照明モジュールに関するものであり、特にLED発光体を覆うレンズ部材を確実に保持することができる照明モジュールに関するものである。
従来、照明装置としては、白熱電灯や蛍光灯等が使用されてきた。しかしながら、近年省エネルギーの観点から、LEDを使用した照明モジュールが使用されるようになってきた。このLEDを使用した照明モジュールは、発光効率がよく、発光寿命も長いため急速に普及している。
このLEDを使用した照明モジュールは、例えば、素子基板の上に、プリント基板を置き、その上にLEDチップをのせて、LEDチップを、蛍光体を含有した封止部材で覆うものがある。更に、LEDチップに発光量も大きくなり、LED発光体の発光方向に、光の屈折を利用して、配光を制御するための光学レンズを設けている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、このLEDを使用した照明モジュール110は、長尺状の照明装置として、例えば、長尺状のフレームにLEDチップを取付けて管状の物品カバー部材装着されているものがある(例えば、特許文献2参照。)。
この場合に、図9に示すように、LEDチップ141は、取付基板140の上に取付けられて、光学レンズ130がLEDチップ141を覆って取付けられている。
この光学レンズ130は、裏面に取付脚部131を延出させて、取付脚部131を接着剤143により取付基板140に接着している。
しかしながら、この照明モジュール110は、屋外照明等にも使用され、また、LEDチップ141も発熱するため、接着剤143が劣化して、光学レンズ130が取付基板140から外れる場合があった。
特開2013−33890号公報 特開2015−173007号公報
本発明は、長時間の使用においても、光学レンズが外れることがなく、長時間使用しても耐久性の高い照明モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、LEDを発光素子として使用する照明モジュールにおいて、
照明モジュールは、LED発光体と、LED発光体を搭載するLED取付基板と、LED取付基板を保持するフレーム部材と、LED発光体を覆うレンズ部材と、フレーム部材に取付けられてレンズ部材を保持するレンズ保持部材を有し、
レンズ保持部材は、レンズ部材の周囲を保持するレンズ押圧部と、レンズ押圧部の外周に一体的にレンズ押圧部を挟んで、長手方向の両側に対向するように設けられフレーム部材に係合するフレーム係合部が形成されることを特徴とする照明モジュールである。
請求項1の本発明では、LEDを発光素子として使用する照明モジュールにおいて、 照明モジュールは、LED発光体と、LED発光体を搭載するLED取付基板と、LED取付基板を保持するフレーム部材と、LED発光体を覆うレンズ部材と、フレーム部材に取付けられてレンズ部材を保持するレンズ保持部材を有する。このため、LED発光体をLED取付基板で保持して通電させ、フレーム部材でLED取付基板を保持する。さらに、LED取付基板の表面で、LED発光体から出る光を反射して、光の均一性を向上させることができる。また、レンズ部材でLED発光体から出る光を調整し、レンズ部材をレンズ保持部材でフレーム部材に保持することができる。
レンズ保持部材は、レンズ部材の外周を保持するレンズ押圧部と、レンズ押圧部の周囲に一体的にレンズ押圧部を挟んで長手方向の両側に対向するように設けられフレーム部材に係合するフレーム係合部が形成される。このため、レンズ保持部材のレンズ押圧部でレンズ部材の周囲を保持して、フレーム係合部でレンズ保持部材をフレーム部材に取付けることにより、レンズ部材を確実にフレーム部材に保持することができる。なお、長手方向とはレンズ保持部材のフレーム係合部、レンズ押圧部及びフレーム係合部が並んで形成された並び方向である。
請求項2の本発明は、レンズ保持部材は、フレーム係合部と、レンズ押圧部と、フレーム係合部が長手方向に順に直線状に配置された照明モジュールである。
請求項2の本発明では、レンズ保持部材は、フレーム係合部と、レンズ押圧部と、フレーム係合部が長手方向に順に直線状に配置されたため、長尺状のフレーム部材においても、多数個のレンズ保持部材を取付けることができ、フレーム部材の長手方向に沿って、レンズ押圧部の前後をフレーム係合部で保持することができ、レンズ部材を確実にフレーム部材に保持することができる。
請求項3の本発明は、レンズ保持部材のフレーム係合部は、レンズ押圧部から一体的に延設され、平面状に形成されるレンズ係合平面部と、レンズ係合平面部の幅方向の両側に形成され、フレーム部材の側部に係合するフレーム係合取付部を有する照明モジュールである。
請求項3の本発明では、レンズ保持部材のフレーム係合部は、レンズ押圧部から一体的に平面状に形成されるレンズ係合平面部と、レンズ係合平面部の幅方向の両側に形成され、フレーム部材の側部に係合するフレーム係合取付部を有する。このため、レンズ係合平面部でLED発光体から出る光を反射することができ、照明光を強くすることができる。また、レンズ係合平面部の色を変えることにより、反射光の色を変えて、照明光の色調を変えることができる。レンズ係合平面部を黒くすると、反射光を弱くして、照明光をマイルドにすることができる。
さらに、フレーム係合取付部をレンズ係合平面部の長さに応じて所定の幅で形成することができ、フレーム係合取付部の保持力を確保することができる。なお、レンズ係合平面部の幅方向とは、レンズ保持部材の長手方向と直交する方向である。
請求項4の本発明は、フレーム係合取付部は、レンズ係合平面部から屈曲して下面側に延設され、先端にフレーム部材の凹部に係止されるフレーム係合取付係止爪部が形成された照明モジュールである。
請求項4の本発明では、フレーム係合取付部は、レンズ係合平面部から屈曲して下面側に延設され、先端にフレーム部材の凹部に係止されるフレーム係合取付係止爪部が形成された。このため、フレーム係合取付部のレンズ係合平面部から屈曲して下面側に延設された部分で、弾性的に撓んで容易にフレーム部材を挟んで取付けることができるとともに、フレーム係合取付係止爪部がフレーム部材の凹部に係止されて、確実にレンズ保持部材をフレーム部材に係止することができる。
請求項5の本発明は、レンズ押圧部は、中心にレンズ部材の中心が突出可能に、レンズ保持孔が形成された照明モジュールである。
請求項5の本発明では、レンズ押圧部は、中心にレンズ部材の中心が突出可能に、レンズ保持孔が形成されたため、レンズ保持孔からレンズ部材を突出させて、レンズ部材を保持するとともに、LED発光体の光をレンズ保持孔から効率よく放射することができる。
請求項6の本発明は、フレーム部材は、長尺状に形成され、LED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、1個ずつ一組として組み付けられて、一組のLED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、フレーム部材に所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられた照明モジュール。
請求項6の本発明では、フレーム部材は、長尺状に形成され、LED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、1個ずつ一組として組み付けられたため、1個のLED発光体とレンズ部材を1個のレンズ保持部材で保持することができる。
一組のLED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、フレーム部材に所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられたため、長尺の照明モジュールにおいても、長手方向に略均一に発光させることができる。
請求項7の本発明は、一組のLED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、長尺状のフレーム部材の上下の面にそれぞれ所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられた照明モジュールである。
請求項7の本発明では、一組のLED発光体とレンズ部材とレンズ保持部材は、長尺状のフレーム部材の上下の面にそれぞれ所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられた。このため、フレーム部材の両面から発光させることができ、照明モジュールの両側で発光させることができる。
請求項8の本発明は、レンズ部材は、底部の周囲から横方向に複数のレンズ部材張出部が形成され、レンズ部材張出部をレンズ保持部材のレンズ押圧部が押圧して保持する照明モジュールである。
請求項8の本発明では、レンズ部材は、底部の周囲から横方向に複数のレンズ部材張出部が形成され、レンズ部材張出部をレンズ保持部材のレンズ押圧部が押圧して保持する。このため、レンズ押圧部がレンズ部材からの発光を妨げることなく、レンズ部材張出部を押圧して、確実にレンズ部材を保持することができる。
請求項9の本発明は、レンズ保持部材の裏面に補強リブが形成された照明モジュールである。
請求項9の本発明では、レンズ保持部材の裏面に補強リブが形成されたため、レンズ保持部材の剛性が向上して、レンズ押圧部が確実にレンズ部材を保持するとともに、フレーム係合部がフレーム部材に係合することができる。
請求項10の本発明は、フレーム部材の外周の全体に、パイプ状の透光性カバー部材が取付けられた照明モジュールである。
請求項10の本発明では、フレーム部材の外周の全体に、パイプ状の透光性カバー部材が取付けられたため、長尺状の照明モジュールの全体を透光性カバー部材で覆うことができ、照明モジュールを保護するとともに、長手方向に略均一に或いは所定の色調で発光させることができる。
請求項11の本発明は、LED発光体は、蛍光体により白色又は電球色に発光する照明モジュールである。
請求項11の本発明では、LED発光体は、蛍光体により白色又は電球色に発光するため、白色又は電球色を効果的に放出することができ、照明モジュールを照明等に幅広く使用することができる。
レンズ保持部材は、レンズ保持部材のレンズ押圧部でレンズ部材の周囲を保持して、フレーム係合部でレンズ保持部材をフレーム部材に取付けることにより、レンズ部材を確実にフレーム部材に保持することができる。
本発明の実施の形態に係る、照明モジュールの平面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールの長手方向の断面図であり、図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールの幅方向の断面図であり、図1のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールに使用するレンズ部材の平面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールに使用するレンズ保持部材の斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールに使用するレンズ保持部材の平面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールに使用するレンズ保持部材の裏面図である。 本発明の実施の形態に係る、照明モジュールに使用するフレーム部材の幅方向の断面図である。 従来の照明モジュールのレンズ部材とLED発光体の断面図である。
本発明の実施の形態の照明モジュール10を図1〜図8に基づき説明する。
本発明の実施の形態の照明モジュール10は、図1と図2に示すように、長尺状に形成されている。本発明は、長尺状の照明モジュール10のみではなく、リング状の照明モジュール10や、1個のLED発光体41、レンズ部材30及びレンズ保持部材50を有する照明モジュール10にも使用することができる。
本実施の形態の照明モジュール10は、フレーム部材20にLED発光体41が取付けられたLED取付基板40に取付けられており、レンズ部材30がLED発光体41を覆い、そのレンズ部材30をレンズ保持部材50が保持して、一組の発光部材となり、この一組の発光部材がフレーム部材20の長手方向に所定の間隔を有して多数個取り付けられている。フレーム部材20、レンズ部材30及びレンズ保持部材50の詳細な形状については後述する。
照明モジュール10の先端は、差し込みキャップ11が取付けられている。差し込みキャップ11には、電源接続ピン12が取付けられて、電源接続ピン12に接続して、内部には差し込みソケット13が取り付けられている。差し込みソケット13には、LED取付基板40が接続されて、LED発光体41に通電している。
図2に示すように、本実施の形態では、一組のLED発光体41とレンズ部材30とレンズ保持部材50は、長尺状のフレーム部材20の上下の面にそれぞれ所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられている。このため、フレーム部材20の両面から発光させることができ、照明モジュール10の両側で発光させることができる。
なお、長尺状のフレーム部材20の一方の面のみに一組のLED発光体41とレンズ部材30とレンズ保持部材50を所定の間隔を置いて複数個並べて取付けることもできる。
フレーム部材20と、LED発光体41とレンズ部材30とレンズ保持部材50を含んで全体を、パイプ状の透光性カバー部材14が取付けられている。透光性カバー部材14は、長尺状の照明モジュール10の全体を覆っている。このため、照明モジュール10を保護するとともに、レンズ部材30を通して放射された光を透光性カバー部材14でさらに長手方向に略均一放射することができる。また、透光性カバー部材14を着色して所定の色調で発光させることができる。
次に、フレーム部材20、レンズ保持部材50及びレンズ部材30の詳細な形状について説明し、更に、フレーム部材20への取付構造について説明する。
フレーム部材20は、本実施の形態では、アルミニウム製で、押出成形により長尺状に形成されている。断面形状は、図8に示すように、内部に断面長方形のフレーム中空部26を有する長方形である。上下の面(図8において上下方向の面)は後述するLED取付基板40、LED発光体41及びレンズ部材30が取付けられるフレーム取付面21を形成している。前述のとおり、必要に応じて、上下の面の一方側のみにLED取付基板40、LED発光体41及びレンズ部材30を取付けることもできる。
フレーム部材20の左右のフレーム側面27(図8において左右の側面)には、後述するレンズ保持部材50と透光性カバー部材14を取付けるように、凹部が形成されている。
フレーム側面27の中心に外側に開口したカバー取付凹部22が形成され、カバー取付凹部22を両側から包むように横方向に突出して上下に2本のカバー係合突部24が形成されている。
フレーム側面27の上下の両端にはカバー係合突部24と平行に横方向(図8において左右方向)に突出して上下にレンズ押圧係合突部25が形成されている。カバー係合突部24とレンズ押圧係合突部25の間には、横方向の外側に開口したレンズ押圧部取付凹部23がカバー取付凹部22を挟んで上下それぞれに形成されている。カバー係合突部24とレンズ押圧係合突部25は、両側のフレーム側面27に形成されている。
図1と図2に示すように、フレーム部材20のフレーム取付面21には、LED発光体41を覆うようにレンズ部材30が取付けられて、レンズ部材30を保持するようにレンズ保持部材50が取付けられている。そして、レンズ部材30とレンズ保持部材50は、フレーム部材20に長手方向に、所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられている。このため、長尺の照明モジュール10においても、長手方向に略均一に発光させることができる。
次に、LED発光体41について説明する。LED発光体41は、フレーム部材20のフレーム取付面21に取付けられたLED取付基板40に半田付けで取付けられている。 LED発光体41の表面は封止部材で覆うこともできる。LED取付基板40からLED発光体41に通電されて、LED発光体41が発光することができる。
本実施の形態のLED発光体41は、白色又は電球色のものが使用される。このLED発光体41は、青色発光のLEDの表面に蛍光体である蛍光塗料を塗って、白色又は電球色を発光させるものである。蛍光体は、青色を発光するLED発光体41の光の色を白色に変化させるもので、本実施の形態では黄色系の蛍光体を使用して、LED発光体41の発する青色の光と蛍光体の発する黄色の光が混合されて白色の光を発するものである。その白色光や昼色光を、LEDチップレンズを使用する場合には、集光して上方へ取出す場合もある。
この白色又は電球色のLED発光体41以外にも、赤色又は緑色等の各種のLEDを使用することができる。
LED取付基板40は、絶縁材料であるセラミック、例えば、窒化アルミニウム等を使用することができる。LED取付基板40には、アノード電極とカソード電極が設けられている。アノード電極とカソード電極は、LED発光体41のそれぞれの電極と接続されるとともに、LED取付基板40に半田付けされている。
LED取付基板40の表面は、LED発光体41から出た光を反射して、光の均一性を向上させることができる。また、LED取付基板40の表面の色を変えることにより、反射光の色を変えることができる。
次に、レンズ部材30について説明する。図3に示すように、本実施の形態のレンズ部材30は、内部の中心にLED発光体41を収納するレンズ部材LED取付凹部31が形成されている。また、外面の中央部は若干凹んで形成されているが、この形状は光の放出方向に応じて、適宜変更することができる。
レンズ部材30の下面(図3におけるフレーム部材20のフレーム取付面に対向する面)にはLED取付基板40に当接するレンズ部材脚部32が形成されている。
また、図4に示すように、レンズ部材30の外周の下端には横外方向(図4における左右の方向)に突出するレンズ部材張出部33が形成されている。レンズ部材張出部33は、本実施の形態では、左右に2個形成されているが、レンズ部材30の外周に2個以上、複数個張り出すように形成することも、レンズ部材30の外周を全体に連続して輪状に囲むように形成することもできる。
レンズ部材30は、透光性の合成樹脂で作成され、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂を使用することができる。レンズ部材30は、アクリル樹脂で形成することが好ましい。アクリル樹脂は透明度が高く、硬度が大きく、傷付き難くすることができる。
また、レンズ部材30の形状は、使用目的に応じて適宜、変形することができる。レンズ部材30の形状を変化させることにより、照明モジュール10から放出される光の角度とパターンを変化させることができる。
さらに、レンズ部材30は、着色して合成樹脂やガラスを使用すれば、照明モジュール10から放出される光の色を変えることができる。
次に、レンズ保持部材50について図5〜図9に基づき説明する。レンズ保持部材50は、レンズ部材30の周囲を保持する円形に形成されたレンズ押圧部51と、レンズ押圧部51の周囲に一体的にレンズ押圧部51を挟んで長手方向の両側に対向するように四角形に形成されたフレーム部材20に係合するフレーム係合部52が形成される。長手方向の両側とは、図6における左右方向である。このため、レンズ押圧部51でレンズ部材30の周囲を保持して、フレーム係合部52でレンズ保持部材50をフレーム部材20に取付けることにより、レンズ部材30を確実にフレーム部材に保持することができる。
レンズ保持部材50は、レンズ押圧部51を挟んで、フレーム係合部52と、レンズ押圧部51と、フレーム係合部52が順に長手方向に直線状に配置されるように形成されている。このため、フレーム部材20の長手方向に沿って、レンズ押圧部51の両側をフレーム係合部52で保持することができ、レンズ部材30を確実にフレーム部材20に保持することができる。長尺状のフレーム部材20においても、多数のレンズ保持部材50を直線的に並べることができる。
レンズ押圧部51は、中心にレンズ部材30の中心が突出可能に、円形のレンズ保持孔55が形成されている。レンズ保持孔55からレンズ部材30を突出させて、レンズ部材30を保持するとともに、LED発光体41の光をレンズ保持孔55から効率よく放射することができる。
レンズ押圧部51とレンズ保持孔55の形状は、レンズ部材30の形状に合わせて変えることができ、楕円形や多角形にすることもできる。
レンズ保持部材50のフレーム係合部52は、レンズ押圧部51から一体的に平面状に形成されるレンズ係合平面部53と、レンズ係合平面部53の幅方向(レンズ保持部材50の長手方向に対して直交する方向)の両側に形成され、フレーム部材20のレンズ押圧部取付凹部23に係合するフレーム係合取付部54を有する。
レンズ係合平面部53は、所定の面積を有するため、レンズ係合平面部53でLED発光体41から出る光を反射することができ、照明モジュール10から出る照明光の均一性を向上させることができる。レンズ係合平面部53の表面の色を変えることにより、反射光の強さと色を調整することができる。また、レンズ係合平面部53の色を変えることにより、反射光の色を変えて、照明光の色調を変えることができる。レンズ係合平面部53を黒くすると、反射光を弱くして、照明光をマイルドにすることができる。
また、レンズ係合平面部53のフレーム部材20と当接する部分の長さを長くすることにより、レンズ係合平面部53の側端に形成されるフレーム係合取付部54をレンズ係合平面部53の長さに応じて所定の幅で形成することができ、フレーム係合取付部54の保持力を確保することができる。
フレーム係合取付部54は、図5に示すように、レンズ係合平面部53から上方に屈曲して、更に断面逆J字形に下面側に延設して形成されている。さらに、図3に示すように、フレーム係合取付部54の先端に、フレーム部材20のレンズ押圧部取付凹部23に係止されるフレーム係合取付係止爪部57が形成されている。
これにより、フレーム係合部52のレンズ係合平面部53から屈曲して下面側に延設されたフレーム係合取付部54が、弾性的に撓んで容易にフレーム部材20に取付けることができるとともに、フレーム係合取付係止爪部57がフレーム部材20のレンズ押圧部取付凹部23に係止されて、確実にレンズ保持部材50をフレーム部材20に係止することができる。
図7に示すように、レンズ保持部材50の裏面に、補強リブ56を形成することができる。補強リブ56は、レンズ押圧部51とフレーム係合部52の両方に形成することができる。補強リブ56により、レンズ保持部材50の剛性が向上して、確実にレンズ部材30を保持するとともに、フレーム係合部52が強固にフレーム部材20に係合することができる。
次に図3に基づき、フレーム部材20にLED発光体41、レンズ部材30及びレンズ保持部材50を組付けた状態について説明する。
上述のように、フレーム部材20のフレーム取付面21にLED取付基板40が取付けられて、LED取付基板40にLED発光体41が取付けられている。
LED発光体41を覆うようにレンズ部材30が取付けられている。レンズ部材30のレンズ部材脚部32がLED取付基板40に当接して、LED発光体41をレンズ部材LED取付凹部31の部分に保持している。このとき、レンズ部材張出部33をレンズ保持部材50のレンズ押圧部51が押圧して、レンズ部材30を保持している。レンズ部材30の中央部は、レンズ保持部材50のレンズ保持孔55から出ている。
この時、レンズ保持部材50のフレーム係合部52がフレーム部材20に係合している。すなわち、レンズ保持部材50のフレーム係合取付部54が撓んでフレーム係合取付係止爪部57がフレーム部材20のレンズ押圧部取付凹部23に係合して、レンズ保持部材50をフレーム部材20に係止している。そして、レンズ押圧部51がレンズ部材張出部33をレンズ押圧部51が押圧することができる。これにより、LED発光体41の発熱や、外気の温度変化によっても、確実にレンズ部材30を保持することができ、レンズ部材30が外れることを防止できる。
なお、フレーム部材20、レンズ部材30及びレンズ保持部材50の全体の外周を、パイプ状の透光性カバー部材14で覆っている。透光性カバー部材14には内周方向に延びる透光性カバー部材係合突条14aが形成されている。透光性カバー部材係合突条14aは、フレーム部材20のカバー取付凹部22に係合されている。長尺状の照明モジュール10の全体を透光性カバー部材14で覆うことができ、照明モジュール10を保護するとともに、長手方向に略均一に或いは所定の色調で発光させることができる。
10 照明モジュール
20 フレーム部材
30 レンズ部材
33 レンズ部材張出部
40 LED取付基板
41 LED発光体
50 レンズ保持部材
51 レンズ押圧部
52 フレーム係合部
53 レンズ係合平面部
54 フレーム係合取付部

Claims (11)

  1. LEDを発光素子として使用する照明モジュールにおいて、
    該照明モジュールは、LED発光体と、該LED発光体を搭載するLED取付基板と、該LED取付基板を保持するフレーム部材と、上記LED発光体を覆うレンズ部材と、上記フレーム部材に取付けられて上記レンズ部材を保持するレンズ保持部材を有し、
    該レンズ保持部材は、上記レンズ部材の周囲を保持するレンズ押圧部と、該レンズ押圧部の外周に一体的に上記レンズ押圧部を挟んで長手方向の両側に対向するように設けられ上記フレーム部材に係合するフレーム係合部が形成されることを特徴とする照明モジュール。
  2. 上記レンズ保持部材は、上記フレーム係合部と、上記レンズ押圧部と、上記フレーム係合部が順に長手方向に直線状に配置された請求項1に記載の照明モジュール。
  3. 上記レンズ保持部材の上記フレーム係合部は、上記レンズ押圧部から一体的に延設され平面状に形成されるレンズ係合平面部と、該レンズ係合平面部の幅方向の両側に形成され、上記フレーム部材の側部に係合するフレーム係合取付部を有する請求項1又は請求項2に記載の照明モジュール。
  4. 上記フレーム係合取付部は、上記レンズ係合平面部から屈曲して下面側に延設され、先端に上記フレーム部材の凹部に係止されるフレーム係合取付係止爪部が形成された請求項3に記載の照明モジュール。
  5. 上記レンズ押圧部は、中心に上記レンズ部材の中心が突出可能に、レンズ保持孔が形成された請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明モジュール。
  6. 上記フレーム部材は、長尺状に形成され、上記LED発光体と上記レンズ部材と上記レンズ保持部材は、1個ずつ一組として組み付けられて、一組の上記LED発光体と上記レンズ部材と上記レンズ保持部材は、上記フレーム部材に所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられた請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明モジュール。
  7. 上記一組の上記LED発光体と上記レンズ部材と上記レンズ保持部材は、長尺状の上記フレーム部材の上下の面にそれぞれ所定の間隔を置いて複数個並べて取付けられた請求項6に記載の照明モジュール。
  8. 上記レンズ部材は、底部の周囲から横方向に複数のレンズ部材張出部が形成され、該レンズ部材張出部を上記レンズ保持部材の上記レンズ押圧部が押圧して保持する請求項1乃至の請求項7いずれか1項に記載の照明モジュール。
  9. 上記レンズ保持部材の裏面に補強リブが形成された請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明モジュール。
  10. 上記フレーム部材の外周の全体に、パイプ状の透光性カバー部材が取付けられた請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明モジュール。
  11. 上記LED発光体は、蛍光体により白色又は電球色に発光する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の照明モジュール。
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