JP2018039410A - 船形浮体構造物の建造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トップサイドを備える船形浮体構造物の工期を短縮する。
【解決手段】船体Sを長手方向に第1船体部である船体中央部14と、第2船体部である船首部12、船尾部16とに分割し、船体中央部14を建造工程P3で建造し、船首部12および船尾部16を建造工程P4で建造する、建造工程P3により船体中央部14の建造が完了すると、船首部12、船尾部16の建造工程P4と同時並行して船体中央部14にトップサイドを付設する付設工程P5を開始する。建造工程P4および付設工程P5完了後に、接合工事の工程P6において、船首部12と船尾部16を船体中央部14に接合する。
【選択図】図2
【解決手段】船体Sを長手方向に第1船体部である船体中央部14と、第2船体部である船首部12、船尾部16とに分割し、船体中央部14を建造工程P3で建造し、船首部12および船尾部16を建造工程P4で建造する、建造工程P3により船体中央部14の建造が完了すると、船首部12、船尾部16の建造工程P4と同時並行して船体中央部14にトップサイドを付設する付設工程P5を開始する。建造工程P4および付設工程P5完了後に、接合工事の工程P6において、船首部12と船尾部16を船体中央部14に接合する。
【選択図】図2
Description
本発明は、トップサイドを備える船形浮体構造物の建造方法に関する。
例えばFPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)などの船形浮体構造物を新造する場合、船体の建造を完了した後に、生産設備などのトップサイドを搭載する。また、FPSOの建造方法として、船首部構造体と船尾部構造体をマザーヤードで建造し、マザーヤードとは別のサブヤードにおいて、中央部構造体を建造するとともに、船首部構造体、船尾部構造体、中央部構造体を接合して船体を完成させる方法が知られている(特許文献1)。
しかし、従来の船形浮体構造物の建造方法においては、何れにしてもトップサイドの付設は船体完工後に行われ、建造期間が長期化すると言う問題がある。
本発明は、トップサイドを備える船形浮体構造物の工期を短縮することを課題としている。
本発明の船形浮体構造物の建造方法は、船体を長手方向に第1船体部と第2船体部とに分割して建造する船形浮体構造物の建造方法であって、第1船体部を建造する第1工程と、第2船体部を建造する第2工程と、第1工程完了後、第2工程と同時並行して第1船体部にトップサイド付設工事を行う第3工程と、第2、第3工程完了後に、第1船体部と第2船体部の接合を行う第4工程とを備えることを特徴としている。
第1船体部は、船体中央部を含み、第2船体部は船首部または船尾部の少なくとも一方を含む。第2船体部は、例えば船尾部を含むとともに推進装置を備える。第2船体部は、例えば係留設備を備える。第2船体部は、例えば居住区設備を備える。
第2船体部には、例えば船首部および船尾部が含まれ、第1船体部と第2船体部の接合を行う前に、船首部と船尾部とを一時的に接合し、その後分離して第1船体部に接合してもよい。一時的に接合された船尾部は、例えば推進装置を備える。
本発明によれば、トップサイドを備える船形浮体構造物の工期を短縮することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である建造方法を用いて建造される船形浮体構造物の模式的な側面図である。
図1は、本発明の一実施形態である建造方法を用いて建造される船形浮体構造物の模式的な側面図である。
本実施形態の船形浮体構造物10は、例えば浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)などの浮体構造物である。図1に示される船形浮体構造物10は、長手方向に船首部(第2船体部)12、船体中央部(第1船体部)14、船尾部(第2船体部)16から構成される。
船首部12には、係留装置18が設けられ、上甲板17上には船首部12のトップサイド20の設備が搭載される。また、船尾部16には係留装置22が設けられ、上甲板17上には船尾部16のトップサイド24の設備の他、居住区設備26などが搭載される。なお、係留装置18および22には、例えばスプレッド係留に用いる係留索を船体に繋ぎとめる設備や、船首部12においてはターレットシステムなどが含まれる。また、本明細書における用語「トップサイド」には、FPSOの生産設備モジュールやフレアタワー等の上甲板上に搭載される設備が含まれる。一方、船体中央部14の上甲板17上には、船体中央部14のトップサイド28が設備される。なお、居住区設備26は、船首部12、船尾部16の何れにあってもよく、両方に合ってもよい。
図2は、船形浮体構造物の従来工法による建造工程(図2(a))と、本実施形態による建造工程(図2(b))を比較例示する工程図である。
従来工法では、船体Sの建造工程P1が終了した後に、トップサイドTを付設する付設工程P2を開始し、付設工程P2終了により船形浮体構造物の建造が完了する。一方、本実施形態の船形浮体構造物建造工程では、第1船体部である船体中央部14の建造工程(第1工程)P3と第2船体部である船首部12および船尾部(居住区設備26を含む)16の建造工程(第2工程)P4が例えば略同時に開始され、両工程P3、P4における作業が同時並行して行われる。
船体中央部14は、一般的に略直方体形状を呈し、構造が簡単なため、船体中央部14の建造工程P3は、形状が複雑な船首部12および船尾部16の建造工程P4よりも短くて済む。そのため、建造工程P3、P4を略同時に開始すると、建造工程P3は建造工程P4よりも早く完了する。本実施形態では、建造工程P3終了後、建造工程P4に並行して船体中央部14にトップサイド28を付設する付設工程(第3工程)P5を開始する。
建造工程P4および付設工程P5は、例えば相前後して完了する。両工程P4、P5が完了すると、接合工事(第4工程)P6が開始され、トップサイド28の付設が完了した船体中央部14に、船首部12および船尾部16が溶接等により接合される(船体S)。船体S完成後は、船首部12、船尾部16を含む第2船体部のトップサイド20、24の付設を行う付設工程P7が開始される。付設工程P7が完了すると船形浮体構造物10の建造が完了する。なお、船首部12や船尾部16にトップサイドが存在しない場合は、付設工程P7は省略される。
以上のように、本実施形態の建造方法を採用すると、船体を建造している間にトップサイドを付設するため、従来工法による建造期間に比べ、船形浮体構造物の建造工期を短縮することができる。
なお、本実施形態では、建造工程P3と建造工程P4が略同時に開始され、建造工程P4と付設工程P5が略同時に完了したが、本発明はこれに限定されるものではなく、付設工程P5が建造工程P4と同時並行している期間が存在すればよく、例えば船体中央部14のトップサイド28の一部のみの付設が完了した状態で、接合工事P6を開始してもよい。
また、本実施形態では船体を船首部、船体中央部、船尾部の3つの部分に分割して建造を行ったが、第1船体部である船体中央部を更に分割して建造することも可能である。例えば、最もトップサイドの搭載工事に時間の要するモジュールを付設する部分に絞って、部分的に先行建造することより建造工期を更に短縮することができる。また逆に、船首部または船尾部の一方、あるいはその一部を第1船体部に含めることも可能である。
また、船形浮体構造物が例えば自走できるように船尾部等に推進装置を設けることも可能である。
また、第1船体部である船体中央部には、トップサイドとしてガスタービン発電機のモジュールを搭載してもよい。ガスタービン発電機の搭載および調整工事は、一般的により時間が掛かるので、第1船体部にこれを含めると建造工期短縮の効果が高い。
また、船首部および船尾部を第1ヤードで建造し、第1ヤードからは遠隔にある第2ヤードで船体中央部等を建造する場合には、建造工程P4において、あるいは建造工程P4完了後に、船首部と船尾部とを仮接合して第2ヤードまで移動し、両者を分離後、船体中央部に接合することもできる。これにより、船首部、船尾部の移動時の安定性や効率を向上することができ、分離したまま移動させるのに必要な接合部の仮処理なども不要となるので第1ヤードでの工事量も低減でき、建造をより短期間にすることが容易になる。また、同構成では、建造工程P4において船尾部に推進装置を搭載し、曳航でなく、自航での移動を可能としてもよい。これにより、より安全、低コストで船首部、船尾部を第2ヤードへ移送することができる。
更に、建造工程P4において、付設が可能な一部のトップサイドの船首部、船尾部への付設作業を、船首部、船尾部の建造と同時並行して行うこともできる。
10 船形浮体構造物
12 船首部(第2船体部)
14 船体中央部(第1船体部)
16 船尾部(第2船体部)
18、22 係留装置
20、24、28 トップサイド
26 居住区設備
P3 建造工程(第1工程)
P4 建造工程(第2工程)
P5 付設工程(第3工程)
P6 接合工事(第4工程)
P7 付設工程
12 船首部(第2船体部)
14 船体中央部(第1船体部)
16 船尾部(第2船体部)
18、22 係留装置
20、24、28 トップサイド
26 居住区設備
P3 建造工程(第1工程)
P4 建造工程(第2工程)
P5 付設工程(第3工程)
P6 接合工事(第4工程)
P7 付設工程
Claims (7)
- 船体を長手方向に第1船体部と第2船体部とに分割して建造する船形浮体構造物の建造方法であって、
前記第1船体部を建造する第1工程と、
前記第2船体部を建造する第2工程と、
前記第1工程完了後、前記第2工程と同時並行して前記第1船体部にトップサイド付設工事を行う第3工程と、
前記第2、第3工程完了後に、前記第1船体部と前記第2船体部の接合を行う第4工程と
を備えることを特徴とする船形浮体構造物の建造方法。 - 前記第1船体部が船体中央部を含み、前記第2船体部が船首部または船尾部の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の船形浮体構造物の建造方法。
- 前記第2船体部が船尾部を含むとともに推進装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の船形浮体構造物の建造方法。
- 前記第2船体部が係留設備を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の船形浮体構造物の建造方法。
- 前記第2船体部が居住区設備を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の船形浮体構造物の建造方法。
- 前記第2船体部に船首部および船尾部が含まれ、前記第1船体部と前記第2船体部の接合を行う前に、前記船首部と前記船尾部とを一時的に接合し、その後分離して前記第1船体部に接合することを特徴とする請求項1に記載の船形浮体構造物の建造方法。
- 一時的に接合された前記船尾部が推進装置を備えることを特徴とする請求項6に記載の船形浮体構造物の建造方法。
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---|---|---|---|
JP2016175678A JP2018039410A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 船形浮体構造物の建造方法 |
PCT/JP2017/031647 WO2018047743A1 (ja) | 2016-09-08 | 2017-09-01 | 船形浮体構造物の建造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175678A JP2018039410A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 船形浮体構造物の建造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018039410A true JP2018039410A (ja) | 2018-03-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016175678A Pending JP2018039410A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 船形浮体構造物の建造方法 |
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WO (1) | WO2018047743A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6184688B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2017-08-23 | 三井造船株式会社 | 船形構造物の建造方法 |
US9682747B2 (en) * | 2014-02-06 | 2017-06-20 | Kellogg Brown & Root Llc | Methods for assembling a modular floating production storage and offloading vessel |
JP2017036014A (ja) * | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 三井造船株式会社 | 洋上浮体構造物 |
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2016
- 2016-09-08 JP JP2016175678A patent/JP2018039410A/ja active Pending
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2017
- 2017-09-01 WO PCT/JP2017/031647 patent/WO2018047743A1/ja active Application Filing
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Publication number | Publication date |
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WO2018047743A1 (ja) | 2018-03-15 |
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