JPS5810273B2 - 仮総組による船体の建造方法 - Google Patents
仮総組による船体の建造方法Info
- Publication number
- JPS5810273B2 JPS5810273B2 JP52081414A JP8141477A JPS5810273B2 JP S5810273 B2 JPS5810273 B2 JP S5810273B2 JP 52081414 A JP52081414 A JP 52081414A JP 8141477 A JP8141477 A JP 8141477A JP S5810273 B2 JPS5810273 B2 JP S5810273B2
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- JP
- Japan
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- hull
- blocks
- block
- ship
- ground
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、仮総組による船体の建造方法に関する。
従来の船体建造法は、船台又は船渠に於て、船底部横隔
壁部、船側部、上甲板部の順に搭載する方法が多かった
。
壁部、船側部、上甲板部の順に搭載する方法が多かった
。
この方法では、横隔壁、船側及び上甲板ブロックの搭載
時に、ブロックを起こした状態では不安定である為、そ
の倒壊防止にかなりの労力及び設備を必要としていた。
時に、ブロックを起こした状態では不安定である為、そ
の倒壊防止にかなりの労力及び設備を必要としていた。
一方、船台又は渠内に於ける船体形成工事の一部を地上
に移すことにより、高所、危険作業を減少させ、作業の
効率化を計る、所謂地上総組工法も採用されているが、
運搬設備の制約等から、総組可能な構造、形状は、限定
されてしまうことが多かった。
に移すことにより、高所、危険作業を減少させ、作業の
効率化を計る、所謂地上総組工法も採用されているが、
運搬設備の制約等から、総組可能な構造、形状は、限定
されてしまうことが多かった。
そこで、地上において、例えば船側ブロックに上甲板お
よび船底ブロックの一部を装着したようなりレーンの荷
重能力以内の重量の中ブロックを建造し、該中ブロック
をクレーンにより渠内に運搬し、渠内で他の中ブロック
と結合させる方法が提案されているが、この方法では組
立運搬時の安定性に欠けるのみならず非能率であった。
よび船底ブロックの一部を装着したようなりレーンの荷
重能力以内の重量の中ブロックを建造し、該中ブロック
をクレーンにより渠内に運搬し、渠内で他の中ブロック
と結合させる方法が提案されているが、この方法では組
立運搬時の安定性に欠けるのみならず非能率であった。
本発明は、かかる従来の欠点を解消するために完成した
ものである。
ものである。
すなわち、本発明は船底、船側、甲板などの小ブロック
を地上において箱型形状に仮組して大ブロックに形成し
、次いで該犬ブロックを仮組のまま台車によって船体建
造箇所に運搬し、しかる後に船体建造箇所で大ブロック
の仮組を解除することを特徴とする。
を地上において箱型形状に仮組して大ブロックに形成し
、次いで該犬ブロックを仮組のまま台車によって船体建
造箇所に運搬し、しかる後に船体建造箇所で大ブロック
の仮組を解除することを特徴とする。
次に、実施例を図面により説明する。
第1図は、バラ積み運搬船の貨物艙の建造にO型板総組
法を採用した一連の船体建造方法を示したものである。
法を採用した一連の船体建造方法を示したものである。
すなわち、総組場A、Bにおいて、船体中央部を抜き取
った左右両舷側の船底1,1、船側2,2、上甲板3,
3、横隔壁4,4の各小ブロックをあらかじめ小口を下
にして組合せる。
った左右両舷側の船底1,1、船側2,2、上甲板3,
3、横隔壁4,4の各小ブロックをあらかじめ小口を下
にして組合せる。
この形状は略箱型をなしている為、小ブロック1〜4は
各々もたれ合って安定した形状を保つ為、トラワイヤー
、倒れ止め治具等を要さず、且つ精度良く組み合わすこ
とが出来る。
各々もたれ合って安定した形状を保つ為、トラワイヤー
、倒れ止め治具等を要さず、且つ精度良く組み合わすこ
とが出来る。
その際、船底1゜1はあらかじめ仮結合した一体ブロッ
クとして組み立てられているために両舷バラバラに組む
よりも効率よく大組できる。
クとして組み立てられているために両舷バラバラに組む
よりも効率よく大組できる。
次いで、両舷側の船側2と船底1、船側2と上甲板3、
および横隔壁4と四周の船底1、船側2、上甲板3とを
溶接し、犬ブ節ツクXを形成する。
および横隔壁4と四周の船底1、船側2、上甲板3とを
溶接し、犬ブ節ツクXを形成する。
ただ、上甲板3,3同志は仮結合のままにする。
この総組されたO型形状の大ブロックは、地上運搬台車
5で搬送され、90度反転渠内搬入装置6を用いて渠C
内に搬入され正立する。
5で搬送され、90度反転渠内搬入装置6を用いて渠C
内に搬入され正立する。
前述の如く、0型形状は略箱型をなしている為、軌条台
車や渠内搬入装置等の各種ポジショナ−に容易にセット
可能である上、安定した状態で搬送可能である。
車や渠内搬入装置等の各種ポジショナ−に容易にセット
可能である上、安定した状態で搬送可能である。
渠内に於ては、仮結合を解き、船底1、船側2、上甲板
3、横隔壁4とから成る左右両舷の中ブロック10に分
離したあと、これら中ブロック10と別に組立てた船体
中央部7と一体にし、船体を形成するものである。
3、横隔壁4とから成る左右両舷の中ブロック10に分
離したあと、これら中ブロック10と別に組立てた船体
中央部7と一体にし、船体を形成するものである。
このとき、複雑な構造接手は、既に地上の0型総組場A
、Bで接合されている為、渠内の接合工事量は非常に少
なく、且つ高所作業の少ないものとなっている。
、Bで接合されている為、渠内の接合工事量は非常に少
なく、且つ高所作業の少ないものとなっている。
上状のように、本発明では、正規の船体形状にとられれ
ることなく、組立てやすくかつ、運搬し易い形に各部材
をブロック状に仮結合するのであるが、その組合せの1
例を、第2図、第3図に示す。
ることなく、組立てやすくかつ、運搬し易い形に各部材
をブロック状に仮結合するのであるが、その組合せの1
例を、第2図、第3図に示す。
第2図は、バラ積み運搬船の場合であって、第2図のイ
は、船体平行部の断面図であり、該運搬船の船体平行部
は、両側部材11,12と中央部14とから成り立って
いる。
は、船体平行部の断面図であり、該運搬船の船体平行部
は、両側部材11,12と中央部14とから成り立って
いる。
そして、両側部材11.12で、ブロックを形成した例
が、口、ハである。
が、口、ハである。
また両側部材の上半分13のみでブロックを形成した例
が二に示してあり、両側部材に中央部14の一部分15
,16を溶着し、これらでブロックを形成した例がホで
ある。
が二に示してあり、両側部材に中央部14の一部分15
,16を溶着し、これらでブロックを形成した例がホで
ある。
第3図は油槽船の場合であって、第3図のイは船体平行
部の断面図である。
部の断面図である。
この油槽船の船体平行部は、側部部材21,22、底部
部材23、甲板部材24とから成り立っていて、口は、
底部部材23を除いた状態で2個を組合せてブロックを
形成した例であり、またハは側部部材21と22とから
ブロックを形成した例である。
部材23、甲板部材24とから成り立っていて、口は、
底部部材23を除いた状態で2個を組合せてブロックを
形成した例であり、またハは側部部材21と22とから
ブロックを形成した例である。
上記のように、本発明は船底、船側、甲板などの小ブロ
ックを地上において箱型形状に仮組して大ブロックに形
成し、次いで、該犬ブロックを仮組のまま台車によって
船体建造箇所に運搬し、しかる後に船体建造箇所で大ブ
ロックの仮組を解除するために船体両舷となる中ブロッ
クの輸送を従来に比してより安全に能率的になる。
ックを地上において箱型形状に仮組して大ブロックに形
成し、次いで、該犬ブロックを仮組のまま台車によって
船体建造箇所に運搬し、しかる後に船体建造箇所で大ブ
ロックの仮組を解除するために船体両舷となる中ブロッ
クの輸送を従来に比してより安全に能率的になる。
第1図は不発明の船体建造法を採用した船体建造プラン
トの概説図、第2,3図は、船体平行部を構成する各部
材による仮結合の実施を示す図である。 1・・・・・・船底、2・・・・・・船側、3・・・・
・・上甲板、4・・・・・・横隔壁、5・・・・・・地
上運搬台車、6・・・・・・渠内搬入装置、7・・・・
・・船体中央部。
トの概説図、第2,3図は、船体平行部を構成する各部
材による仮結合の実施を示す図である。 1・・・・・・船底、2・・・・・・船側、3・・・・
・・上甲板、4・・・・・・横隔壁、5・・・・・・地
上運搬台車、6・・・・・・渠内搬入装置、7・・・・
・・船体中央部。
Claims (1)
- 1 船底、船側、甲板などの小ブロックを地上において
箱型形状に仮組して大ブロックに形成し、次いで、該太
ブロックを仮組のまま台車によって船体建造箇所に運搬
し、しかる後に船体建造箇所で大ブロックの仮組を解除
することを特徴とする仮総組による船体の建造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52081414A JPS5810273B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 仮総組による船体の建造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52081414A JPS5810273B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 仮総組による船体の建造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5417294A JPS5417294A (en) | 1979-02-08 |
JPS5810273B2 true JPS5810273B2 (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=13745672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52081414A Expired JPS5810273B2 (ja) | 1977-07-07 | 1977-07-07 | 仮総組による船体の建造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810273B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3152072C2 (de) * | 1980-06-04 | 1985-08-08 | Anatolij Borisovič Averbuch | Verfahren zur Montage von Blocksektionen von Schiffsrümpfen und Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens |
KR19990032822A (ko) * | 1997-10-21 | 1999-05-15 | 이해규 | 선박의 블록건조방법 |
CN118514832B (zh) * | 2024-07-23 | 2024-10-18 | 中船黄埔文冲船舶有限公司 | 一种狭窄空间船舶平行中体的建造划分方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166696A (en) * | 1974-12-04 | 1976-06-09 | Sumitomo Shipbuild Machinery | Sentaikenzohoho oyobi sonosochi |
JPS51141197A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-04 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Hull building method |
-
1977
- 1977-07-07 JP JP52081414A patent/JPS5810273B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5166696A (en) * | 1974-12-04 | 1976-06-09 | Sumitomo Shipbuild Machinery | Sentaikenzohoho oyobi sonosochi |
JPS51141197A (en) * | 1975-05-28 | 1976-12-04 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Hull building method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5417294A (en) | 1979-02-08 |
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