JP2018037948A - カメラモジュールおよびその製造方法 - Google Patents

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一雄 渋川
Kazuo Shibukawa
一雄 渋川
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Abstract

【課題】熱硬化接着剤を用いて鏡筒と基板とが短時間で固定されたカメラモジュールを提供すること。【解決手段】本開示は、電気絶縁層と、前記電気絶縁層よりも高い熱伝導率の材料で形成された導電層とを含む基板と、前記基板の主面上に実装されたイメージセンサと、レンズを保持して、前記基板の主面上に配置された鏡筒と、前記レンズから前記イメージセンサへの向かう光軸の方向を所定方向とするとき、前記鏡筒の所定方向における端面と、前記主面との間に介在して、前記鏡筒と前記基板とを接着する熱硬化接着剤と、を備え、前記所定方向からの平面視で、少なくとも前記熱硬化接着剤の外形線には、前記導電層と重なり合っていない部分が形成されている、カメラモジュールに向けられる。【選択図】図1

Description

本開示は、イメージセンサが実装された基板上に、熱硬化接着剤を用いて鏡筒を接着したカメラモジュールおよびその製造方法に関する。
近年、上記のようなカメラモジュールでは、イメージセンサの高画素化に伴い、鏡筒と、基板上に実装されたイメージセンサとのアライメントを高精度で行う必要が生じている。アライメント後、接着剤を用いて、鏡筒と基板とは固定される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−35830号公報
ところで、接着剤には様々な種類がある。紫外線硬化型接着剤については一般的に硬化時間が短いとされる。従って、紫外線硬化型接着剤を用いると、アライメント後にUV照射すれば、鏡筒と基板とは瞬時に固定される。
それに対し、熱硬化接着剤に関しては一般的に硬化収縮率が小さい。従って、熱硬化接着剤を用いると、鏡筒と基板とは高い位置精度で固定される。
本開示は、熱硬化接着剤を用いて鏡筒と基板とが短時間で固定されたカメラモジュールおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本開示は、電気絶縁層と、前記電気絶縁層よりも高い熱伝導率の材料で形成された導電層とを含む基板と、前記基板の主面上に実装されたイメージセンサと、レンズを保持して、前記基板の主面上に配置された鏡筒と、前記レンズから前記イメージセンサへの向かう光軸の方向を所定方向とするとき、前記鏡筒の所定方向における端面と、前記主面との間に介在して、前記鏡筒と前記基板とを接着する熱硬化接着剤と、を備え、前記熱硬化接着剤は、前記導電層から熱的に隔離されている、カメラモジュールに向けられる。
本開示は他にも、電気絶縁層と、前記電気絶縁層よりも高い熱伝導率の材料で形成された導電層とを含む基板の主面上にイメージセンサを実装する工程と、レンズを保持する鏡筒の端面と前記基板の主面との間に熱硬化接着剤を介在させる工程と、前記熱硬化接着剤を加熱して、前記鏡筒を前記基板に接着する工程と、を備え、前記熱硬化接着剤は、前記導電層から熱的に隔離されている、カメラモジュールの製造方法に向けられる。
本開示によれば、カメラモジュールの製造過程において、所定方向からの平面視で、熱硬化接着剤の外形線には、基板を構成する導電層と重なり合っていない部分が形成される。従って、熱硬化接着剤は、高い熱伝導率を有する導電層と熱的に隔離される。従って、熱硬化接着剤に熱が加えられた時、加えられた熱が導電層に逃げることを抑制できる。それ故、鏡筒と基板とが短時間で良好に固定される。このように、本開示によれば、熱硬化接着剤を用いて鏡筒と基板とが短時間で固定されたカメラモジュールおよびその製造方法を提供することが出来る。
カメラモジュールの模式図 図1の線I−I’に沿うカメラモジュールの断面をx軸正方向側から見た時の断面図 四か所に介在する熱硬化接着剤を示す斜視図 熱硬化接着剤と導電層との配置関係を示す図 導電層の第一変形例を示す図 導電層の第二変形例を示す図
以下、上記図面を参照して、本開示のカメラモジュールおよびその製造方法を詳説する。
<1.定義>
各図において、z軸は、レンズ15からイメージセンサ13へと向かう光軸方向(入光方向)を実質的に示す。x軸およびy軸は、互いに直交する共に、z軸とそれぞれ直交する方向を実質的に示す。xy平面は、基板11の第一主面S1および第二主面S2と実質的に平行である。
<2.カメラモジュールの構成>
図1において、カメラモジュール1は、車載用途、より具体的には、車両の後方、側方または前方の監視用カメラ、もしくは、車両周囲の人、他車両または道路上の白線の自動認識用に使用される。
カメラモジュール1は、大略的には、基板11と、イメージセンサ13と、少なくとも一つのレンズ15と、鏡筒17と、熱硬化接着剤19と、を備えている。
基板11は、例えば、z軸方向に対向し合う第一主面S1および第二主面S2を有する多層基板である。両主面S1,S2は平面視で長方形形状を有する。このような基板11は、複数の電気絶縁層111と、複数の導電層113と、を有する。なお、本開示では、図2に示すように、四層の電気絶縁層111と四層の導電層113を有する基板11が例示される。なお、基板11は、片面基板または両面基板でも良い。
電気絶縁層111は、例えばガラスエポキシ系材料のような電気絶縁性材料で形成される。導電層113は、高い導電性と、電気絶縁層111よりも高い熱伝導率を有する材料からなる。この種の材料としては銅が例示される。また、導電層113は、各電気絶縁層111の少なくとも一面上に形成され、イメージセンサ13用の電気回路を構成する配線またはグランド導体をなす。
イメージセンサ13は、典型的に、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサであり、入射光を光電変換可能な集積回路である。このようなイメージセンサ13は、画素毎に電荷を順次取り出して、画像や映像を表す電気信号を生成し増幅等した後に出力可能になっている。
少なくとも一つのレンズ15は、ガラスまたは樹脂で作製され、接着剤等で鏡筒17に固定される。
鏡筒17は、大略的には筒状の形状を有し、例えば樹脂で作製される。この鏡筒17には、少なくとも一つのレンズ15が接着剤等で固定される。少なくとも一つのレンズ15が複数であれば、これらは、z軸方向に互いに光軸合わせされた状態で並べられて鏡筒17に固定される。
また、鏡筒17におけるz軸方向の端面は、熱硬化接着剤19により、基板11の第一主面S1(即ち、基板11においてイメージセンサ13が実装された第一主面S1)に接着される。なお、本開示では、鏡筒17の端面と第一主面S1の間の四か所に熱硬化接着剤19が介在するとする(図3を参照)。
アライメント等により、鏡筒17に固定されたレンズ15の光軸と、第一主面S1に実装されたイメージセンサ13の光軸とが一致するように合わせられた状態で、鏡筒17は、第一主面S1上で位置決めされた後に、固定される。
<3.カメラモジュールの特徴>
本開示では、熱硬化接着剤19と、導電層113との配置関係に特徴がある。具体的には、z軸方向からの平面視で、各熱硬化接着剤19の外形線が、各導電層113と重なり合っていない部分が形成されている。より好ましくは、図2および図4に示すように、各熱硬化接着剤19の外形線が各導電層113と全く重なり合わないように、各導電層113は、印刷やエッチングで形成されると共に、各熱硬化接着剤19は、各導電層113に接触しないように、基板11と鏡筒17の間に介在させられる。
<4.カメラモジュールの製造方法>
上記カメラモジュール1は、例えば下記のようにして製造される。
まず、各電気絶縁層111上に、印刷やエッチング等により、電気回路を構成する配線やグランド導体が導電層113として形成される。この時、第3欄で説明した通り、後工程において、z軸方向からの平面視で、各熱硬化接着剤19の外形線が各導電層113と重なり合わないように、各熱硬化接着剤19の塗布領域の導電層113を取り除いて電気絶縁層111を露出させつつ、電気回路の配線やグランド導体が導電層113として印刷やエッチングで形成される。
この後、導電層113が形成された電気絶縁層111の第一主面S1に、プリプレグ(図示せず)を塗布したうえで、別の電気絶縁層111が積層される。このような積層体は加熱および加圧され、これにより基板11が完成する。
次に、基板11の第一主面S1上に、イメージセンサ13が表面実装機等により実装される。その後、イメージセンサ13は、リフロー工法などにより基板11に接合される。これによって、イメージセンサ13と、基板11上または基板11内に形成された電気回路とが接続される。
次に、基板11の第一主面S1における各塗布領域に、熱硬化接着剤19が塗布装置により塗布された後、アライメント装置により、鏡筒17が第一主面S1上に位置決めされる。その結果、レンズ15とイメージセンサ13の光軸合わせも行われる。
その後、レーザ光照射装置等で熱硬化接着剤19に向けてレーザ光が照射され、これによって、熱硬化接着剤19が加熱されて硬化する。その結果、鏡筒17は基板11に対し固定されると共に、鏡筒17の側壁により、余計な光がイメージセンサ13に入光しないようになる。
こうして、カメラモジュール1が完成する。
<5.カメラモジュールの作用・効果>
本カメラモジュール1において、高熱伝導率の材料からなる導電層113は、熱硬化接着剤19に対し熱的に隔離されている。換言すると、熱硬化接着剤19と、導電層113との間には、低熱伝導率の電気絶縁層111やプリプレグが介在するので、熱抵抗が高くなっている。従って、レーザ光の照射により熱硬化接着剤19が加熱された時に、熱硬化接着剤19に加えられた熱が導電層113を介して逃げることを抑制できる。その結果、熱硬化接着剤19は短時間で昇温し、これによって鏡筒17と基板11とが短時間で固定されることとなる。
<6.付記>
なお、z軸方向からの平面視で、熱硬化接着剤19と導電層113との間の間隔は、熱抵抗等を考慮して適宜適切に定められる。また、鏡筒17と基板11とが十分に短時間で固定されるのであれば、熱硬化接着剤19と導電層113とは熱的に完全に隔離される必要は無く、部分的に繋がっていても構わない。
また、図5に示すように、各熱硬化接着剤19は、導電層113のうち、配線およびグランド導体から、電気絶縁層111やプリプレグを介して熱的に隔離されるのであれば、導電層113のランド113A上に塗布されても構わない。また、図6に示すように、熱硬化接着剤19は二か所に塗布されても構わない。
本開示に係るカメラモジュールおよびその製造方法は、熱硬化接着剤を用いて鏡筒と基板とが短時間で固定可能であり、車載用途等に好適である。
1 カメラモジュール
11 基板
111 電気絶縁層
113 導電層
13 イメージセンサ
15 レンズ
17 鏡筒
19 熱硬化接着剤

Claims (4)

  1. 電気絶縁層と、前記電気絶縁層よりも高い熱伝導率の材料で形成された導電層とを含む基板と、
    前記基板の主面上に実装されたイメージセンサと、
    レンズを保持して、前記基板の主面上に配置された鏡筒と、
    前記レンズから前記イメージセンサへの向かう光軸の方向を所定方向とするとき、前記鏡筒の所定方向における端面と、前記主面との間に介在して、前記鏡筒と前記基板とを接着する熱硬化接着剤と、を備え、
    前記熱硬化接着剤は、前記導電層から熱的に隔離されている、カメラモジュール。
  2. 前記所定方向からの平面視で、少なくとも前記熱硬化接着剤の外形線には、前記導電層と重なり合っていない部分がある、請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記所定方向からの平面視で、少なくとも前記熱硬化接着剤の外形線は、前記導電層と全く重なり合っていない、請求項1に記載のカメラモジュール。
  4. 電気絶縁層と、前記電気絶縁層よりも高い熱伝導率の材料で形成された導電層とを含む基板の主面上にイメージセンサを実装する工程と、
    レンズを保持する鏡筒の端面と前記基板の主面との間に熱硬化接着剤を介在させる工程と、
    前記熱硬化接着剤を加熱して、前記鏡筒を前記基板に接着する工程と、を備え、
    前記熱硬化接着剤は、前記導電層から熱的に隔離されている、カメラモジュールの製造方法。
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