JP2018035034A - Ledバックライト用光学レンズ - Google Patents

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俣野 高宏
Takahiro Matano
高宏 俣野
隆 村田
Takashi Murata
隆 村田
高山 佳久
Yoshihisa Takayama
佳久 高山
良憲 山▲崎▼
Yoshinori Yamazaki
良憲 山▲崎▼
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【課題】液晶ディスプレイを薄型化しやすいLEDバックライト用光学レンズの提供。【解決手段】屈折率が1.65以上のガラスからなり、高さが5mm以下であって、SnO−P2O5系ガラスからなり、組成として、モル%で、SnO:33.5〜90%、P2O5+SiO2+B2O3:0.1〜66.5%を含有し、ガラス転移点が200℃以上、30〜200℃の範囲で熱膨張係数が200×10−7/℃の熱膨張係数以下、ヤング率が60GPa以下、光弾性定数が2×10−12/Pa以下のガラスからなるLEDバックライト用光学レンズ13。【選択図】図1

Description

本発明は、LEDバックライト用光学レンズに関するものである。
近年大きな普及を見せる液晶ディスプレイであるが、その原理は液晶パネルをバックライトで照らし、その液晶パネル中のカラーフィルター等により様々な色を表示させるというものである。バックライトに従来用いられてきたのは、冷陰極管であったが、消費電力の少なさ等の利点を考慮し、LEDが用いられ始めている。 LEDバックライトは、液晶パネルの背面に配置されるが、そのままではLED付近は明るく、離れると暗くなるため、場所によって明るさにムラが生じてしまう。そのため、光を拡散するレンズを用いて、表示画面の輝度ムラ発生を防止している。(例えば、特許文献1参照)
特開2011−18576号公報
LEDバックライトに用いられるレンズとして、樹脂が使用されている。しかしながら、樹脂は屈折率が低いため、液晶ディスプレイを薄型化しにくいという問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、液晶ディスプレイを薄型化しやすいLEDバックライト用光学レンズを提供することを目的とする。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、屈折率が1.65以上のガラスからなり、高さが5mm以下であることを特徴とする。LEDバックライトに使用するレンズとして、屈折率の高いガラスを使用することにより、焦点距離が短くなるため液晶ディスプレイを薄型化しやすい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、SnO−P系ガラスからなることが好ましい。SnO−P系ガラスは、高屈折率を達成しやすいため、本発明の光学レンズとして好適である。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、組成として、モル%で、SnO 33.5〜90%、P+SiO+B 0.1〜66.5%を含有するガラスからなることが好ましい。ここで、「P+SiO+B」は、P、SiO及びBの含有量の合量を意味する。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、ガラス転移点が200℃以上のガラスからなることが好ましい。このようにすれば、高温下でも、変形しにくく、焦点距離の変化が起こりにくい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、30〜200℃の範囲で熱膨張係数が200×10−7/℃以下のガラスからなることが好ましい。このようにすれば、温度変化による変形が原因の焦点距離の変化が起こりにくい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、ヤング率が60GPa以下のガラスからなることが好ましい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、光弾性定数が2×10−12/Pa以下のガラスからなることが好ましい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、反射防止膜が付与されていることが好ましい。
本発明によれば、液晶ディスプレイを薄型化しやすいLEDバックライト用光学レンズを提供することができる。
液晶ディスプレイの基本構造を示す模式的断面図である。 バックライトの構造の一例を示す模式的断面図である。 本発明のLEDバックライト用光学レンズの一実施形態を示す模式的断面図である。
まず、液晶ディスプレイの構造について図1を用いて説明する。液晶ディスプレイは、基本的に、液晶パネル1とバックライト2の2つのモジュールで構成される。液晶パネル1は、偏光板3、10、ガラス基板4、9、カラーフィルター5、電極6、8、液晶7から構成される。バックライト2は、プリズムシート11、拡散板12、光学レンズ13、LED14から構成される。
次に、液晶ディスプレイの表示の原理について図1を用いて説明する。LED14から出た光は、光学レンズ13、拡散板12、プリズムシート11により拡散される。拡散された光が、液晶パネルへと伝達し、その光が、液晶パネル中で、様々な輝度と色の光に変換され画面上に表示される。具体的には、2枚の偏光板3、10は偏光軸を直交して配置されており、その間に挟まれた液晶7により偏光軸を変えることで出射光の量を調整する。また、カラーフィルター5により特定の波長(色)の光を透過させる。
バックライトの構造の一例を図2に示す。バックライト2において、LED14、光学レンズ13、拡散板12及びプリズムシート11が接合されていても構わない。
次に、本発明のLEDバックライト用光学レンズについて説明する。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、屈折率(nd)が1.65以上であり、1.75以上、特に1.85以上であるガラスからなることが好ましい。屈折率が低すぎると、焦点距離が長くなるため液晶ディスプレイを薄型化しにくくなる。
図3に、本発明のLEDバックライト用光学レンズの一実施形態に係る模式的断面図を示す。レンズの高さH(最大厚み)は、5mm以下であって、4mm以下、3mm以下、2mm以下、1mm以下、特に0.8mm以下が好ましい。レンズの高さが大きすぎると、液晶ディスプレイを薄型化しにくくなる。レンズの高さH/レンズの幅Wは、1以下、0.8以下、特に0.6以下が好ましい。レンズの高さH/レンズの幅Wが大きすぎると、液晶ディスプレイを薄型化しにくくなる。レンズ形状は、特に限定されないが、平凸形状が好ましい。平凸形状にすると光を拡散しやすくなる。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、ガラス転移点が200℃以上、220℃以上、特に240℃以上のガラスからなることが好ましい。ガラス転移点が低すぎると、高温下で変形しやすくなり、焦点距離の変化が起こりやすくなる。上限は特に限定されないが、プレス成形性を考慮すると、650℃以下、600℃以下、特に500℃以下であることが好ましい。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、30〜200℃の範囲で熱膨張係数が200×10−7/℃以下、180×10−7/℃以下、特に160×10−7/℃以下のガラスからなることが好ましい。熱膨張係数が大きすぎると、温度変化による変形が大きくなり、焦点距離の変化が起こりやすくなる。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、ヤング率が60GPa以下、50GPa以下、45GPa以下、特に40GPa以下のガラスからなることが好ましい。ヤング率が大きすぎると、金型から離形しにくく、冷却時に割れやすくなる。
本発明のLEDバックライト用光学レンズは、光弾性定数が2×10−12/Pa以下、1.5×10−12/Pa以下、1.0×10−12/Pa以下、特に0.5×10−12/Pa以下のガラスからなることが好ましい。光弾性定数が大きすぎると、収差による焦点ズレが起こりやすくなる。
なお、透過率の向上を目的として、LEDバックライト用光学レンズに反射防止膜を付与しても構わない。反射防止膜は、MgF膜、誘電体多層膜等を用いることができる。
ガラスとしては、SnO−P系ガラスであることが好ましい。SnO−P系ガラスは、高屈折率及び高分散という光学特性を有する。
SnO−P系ガラスとしては、モル%で、SnO 33.5〜90%、P+B+SiO 0.1〜66.5%を含有するものが好ましい。以下に、各成分の含有量を上記のように特定した理由を説明する。なお、特に断りがない場合、以下の成分含有量に関する説明において、「%」は「モル%」を意味する。
SnOは、高屈折率かつ高分散の光学特性を達成し、化学耐久性を向上させるための成分である。SnOの含有量は33.5〜90%、35〜88%、40〜86%、50〜85%、特に57.5〜83%であることが好ましい。SnOの含有量が少なすぎると、高屈折率特性を達成しにくくなり、また、耐侯性や化学耐久性が低下する傾向がある。一方、SnOの含有量が多すぎると、耐失透性が低下する傾向がある。
、BおよびSiOはガラスの骨格を構成する成分である。また、ガラスの透過率を高める成分であり、紫外域付近の透過率低下を抑制したり、吸収端を低波長側にシフトさせることができる。また、失透を抑制する効果も有する。P、BおよびSiOの含有量は、合量で0.1〜66.5%、10〜60%、15〜57.5%、20〜55%、特に25〜47%であることが好ましい。これらの成分の含有量が少なすぎると、前記効果が得られにくくなり、一方、多すぎると、SnOの含有量が相対的に少なくなって、屈折率が低下しやすくなる。
なお、P、BおよびSiOの各成分の好ましい含有量は以下の通りである。
の含有量は0.1〜66.5%、1〜60%、3〜57.5%、4〜55%、5〜50%、特に10〜47%であることが好ましい。Pの含有量が多すぎると、屈折率が低下しやすくなる。また、耐侯性や化学耐久性が低下しやすくなる。
の含有量は0〜66.5%、0.1〜66.5%、1〜60%、3〜57.5%、4〜55%、5〜50%、特に10〜47%であることが好ましい。Bの含有量が多すぎると、屈折率が低下しやすくなる。また、耐侯性や化学耐久性が低下しやすくなる。
SiOの含有量は0〜66.5%、0.1〜66.5%、1〜60%、3〜57.5%、4〜55%、5〜50%、特に10〜47%であることが好ましい。SiOの含有量が多すぎると、屈折率が低下しやすくなる。また、未溶解による脈理や泡がガラス中に残り、光学レンズとしての要求品位を満たさなくなる可能性がある。
本発明を構成するガラスには、上記成分以外にも以下の成分を含有させることができる。
ZnOは融剤として作用する成分である。また、耐候性を向上させたり、ガラス化を安定にする効果もある。ZnOの含有量は0〜50%、0〜30%、0〜10%、0.1〜5%、特に0.2〜1%であることが好ましい。ZnOの含有量が多すぎると、失透しやすくなったり、透過率が低下しやすくなる。
Alは、SiOやBとともにガラス骨格を構成することが可能な成分である。また、耐候性を向上させる効果がある。Alの含有量は0〜10%、特に0.1〜5%であることが好ましい。Alの含有量が多すぎると、失透しやすくなる。また、溶融性が低下したり、透過率が低下する傾向がある。
ZrOは耐候性を向上させる成分である。ただし、その含有量が多すぎると、耐失透性が低下したり、溶融温度が上昇して透過率が低下しやすくなる。従って、ZrOの含有量は0〜2%、0〜1.5%、0.1〜1%、特に0.2〜0.5%であることが好ましい。
La、Gd、Ta、WO、Nb、Y、Yb及びGeOは耐侯性及び化学耐久性を高める成分である。また、これらの成分を含有させることにより、屈折率を調整することができる。La+Gd+Ta+WO+Nb+Y+Yb+GeOの含有量は0〜30%、0.1〜20%、0.3〜15%、0.5〜10%、特に1〜7.5%であることが好ましい。これらの成分の含有量が多すぎると、耐失透性の低下、溶融温度の上昇、あるいは透過率の低下等の不具合が生じやすくなる。なお、「La+Gd+Ta+WO+Nb+Y+Yb+GeO」は、La、Gd、Ta、WO、Nb、Y、Yb及びGeOの含有量の合量を意味する。
MgO、CaO、SrO及びBaO(アルカリ土類金属酸化物)は融剤として作用する成分である。また、耐候性を向上させる効果がある。ただし、これらの成分の含有量が多すぎると、液相温度が上昇(液相粘度が低下)して、溶融または成形工程中に失透物が析出しやすくなる。以上に鑑み、MgO+CaO+SrO+BaOの含有量は0〜30%、0.5〜25%、1〜20%、特に2〜15%であることが好ましい。なお、「MgO+CaO+SrO+BaO」は、MgO、CaO、SrO及びBaOの含有量の合量を意味する。
LiO、NaO及びKOはガラス転移点を低下させる成分である。LiO+NaO+KOの含有量は0〜10%、特に0〜8%であることが好ましい。LiO+NaO+KOの含有量が多すぎると、失透しやすくなり、化学耐久性も低下する傾向がある。また、透過率が低下しやすくなる。なお、「LiO+NaO+KO」は、LiO、NaO及びKOの含有量の合量を意味する。
清澄剤として、Cl、SまたはBrを含有させてもよい。Cl+S+Brの含有量は0〜1%、0.01〜1%、特に0.05〜0.5%であることが好ましい。Cl+S+Brの含有量が多すぎると、溶融時に揮発して溶融容器が腐食しやすくなる。なお、「Cl+S+Br」は、Cl、S及びBrの含有量の合量を意味する。また、他の清澄剤として、SbまたはSnOを含有させることができる。Sb及びSnOの含有量は各々0〜1%、0.01〜1%、特に0.05〜0.5%であることが好ましい。Sb、SnOの含有量が多すぎると、透過率が低下しやすくなる。
Fe、NiO及びCoOは透過率を低下させる成分である。よって、これら成分は実質的に含有しない(具体的には、各々0.1%未満)ことが好ましい。
Ce、Pr、Nd、Eu、Tb及びEr等の希土類成分も透過率を低下させるおそれがあるため、これらの成分の含有量は酸化物換算で各々1%未満であることが好ましい。
In及びGaは透過率を低下させるおそれがあり、また高価であるため、実質的に含有しない(具体的には、酸化物換算で各々0.1%未満)ことが好ましい。
なお、環境上の理由から、鉛成分(例えばPbO)及びヒ素成分(例えばAs)を実質的に含有しない(具体的には、各々0.1%未満)ことが好ましい。
次に、本発明のLEDバックライト用光学レンズを製造する方法を説明する。まず、所望の組成を有し、屈折率が1.65以上のガラスとなるように調合したガラス原料を加熱溶融して、ガラス融液を得る。溶融雰囲気は、限定されないが、SnO−P系ガラスの場合は、不活性雰囲気であることが好ましい。不活性雰囲気は、窒素、アルゴンまたはヘリウム雰囲気のいずれでも構わないが、安価である点から特に窒素雰囲気が好ましい。雰囲気制御を行わずに溶融した場合、つまり大気中で溶融した場合、ガラスが酸化され、ブツが発生する傾向がある。また、溶融温度は、800〜1200℃、特に900〜1100℃が好ましい。溶融温度が高いと、溶融容器から溶出した不純物が原因となって、着色が強まり、透明なガラスが得られ難い。溶融温度が低いと、ガラス原料が十分に溶解しないため、未溶解のブツが発生しやすくなる。溶融容器としては、耐火物、石英ガラス、白金、金、グラッシーカーボン等が使用できる。
次に、溶融ガラスをノズルの先端から滴下して液滴状ガラスを作製し、プリフォームガラスを得る。または、溶融ガラスを急冷鋳造して一旦ガラスブロックを作製し、研削、研磨、洗浄してプリフォームガラスを得る。なお、ノズルの材質としては、溶融容器と同様のものを用いることができる。なお、ノズルに対するガラスのぬれ性が高いと、成形脈理が発生しやすくなる。金製ノズルは、ガラスのぬれ性が低く、成形脈理の発生を抑制できるため好ましい。
続いて、精密加工を施した金型中にプリフォームガラスを投入して軟化状態となるまで加熱しながら加圧成形し、金型の表面形状をプリフォームガラスに転写させる。このようにして、LEDバックライト用光学レンズを得ることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
モル%で、SnO 72%、P 28%含有するガラスになるように原料を調合し、窒素雰囲気中にて金製容器を用いて700〜1000℃で1時間溶融することにより、ガラス融液を得た。次に、金製ノズルからガラス融液を成形型に滴下して、プリフォームガラスを得た。精密加工を施した金型中にプリフォームガラスを投入して軟化点で加熱しながら加圧成形し、金型の表面形状をプリフォームガラスに転写することにより、前面曲率半径 20mm、高さ 4mmの平凸レンズを得た。その後、得られた光学ガラスレンズについて、焦点距離、屈折率、ガラス転移点、熱膨張係数を評価した。得られた光学ガラスレンズは、屈折率が1.847、焦点距離が23.6mmであった。また、ガラス転移点は、220℃、熱膨張係数(30〜200℃)は、145×10−7/℃であった。
(実施例2)
実施例1と同様の方法にて、前面曲率半径 10mm、高さ0.5mmの平凸レンズを得た。得られた光学レンズの焦点距離は、12.0mmであった。なお、屈折率、ガラス転移点、及び、熱膨張係数は、実施例1と同様であった。
(実施例3)
実施例1と同様の方法にて、前面曲率半径 10mm、後面曲率半径 10mm、高さ0.5mmの両凸レンズを得た。得られた光学レンズの焦点距離は、6.1mmであった。なお、屈折率、ガラス転移点、及び、熱膨張係数は、実施例1と同様であった。
(比較例)
ポリメタクリル酸メチル樹脂の平凸レンズ(前面曲率半径、高さ共に実施例1と同様)について、焦点距離、屈折率、ガラス転移点、熱膨張係数を評価した。屈折率が1.60であり、焦点距離が33.3mmと実施例1よりも大きくなった。レンズの焦点距離が長くなると、液晶ディスプレイの薄型化が困難である。ガラス転移点は90℃であった。そのため、実施例1のレンズに比べて、高温下で変形しやすく、焦点距離の変化が起こりやすいと考えられる。熱膨張係数(30〜200℃)は、600×10−7/℃であった。そのため、実施例1のレンズに比べて、温度変化による変形が大きく、焦点距離の変化が起こりやすくなると考えられる。
なお、焦点距離は、焦点距離測定装置を用いて測定を行った。
屈折率はヘリウムランプのd線(587.6nm)に対する測定値で示した。
ガラス転移点は、マクロ型示差熱分析計を用いて1000℃まで測定して得られたチャートにおいて第一の変曲点の値を採用した。
熱膨張係数は、DILATO METERを用いて、30〜200℃の範囲で測定を行った。
1 液晶パネル
2 バックライト
3 偏光板
4 ガラス基板
5 カラーフィルター
6 電極
7 液晶
8 電極
9 ガラス基板
10 偏光板
11 プリズムシート
12 拡散板
13 光学レンズ
14 LED

Claims (8)

  1. 屈折率が1.65以上のガラスからなり、高さが5mm以下であることを特徴とするLEDバックライト用光学レンズ。
  2. SnO−P系ガラスからなることを特徴とする請求項1に記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  3. 組成として、モル%で、SnO 33.5〜90%、P+SiO+B 0.1〜66.5%を含有するガラスからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  4. ガラス転移点が200℃以上のガラスからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  5. 30〜200℃の範囲で熱膨張係数が200×10−7/℃以下のガラスからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  6. ヤング率が60GPa以下のガラスからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  7. 光弾性定数が2×10−12/Pa以下のガラスからなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のLEDバックライト用光学レンズ。
  8. 反射防止膜が付与されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のLEDバックライト用光学レンズ。
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