JP2018034538A - キャスター - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数が少なく、スーツケース等の被取付体のデザインの変更に素早く対応できる小型軽量で制動可能のキャスターを提供する。【解決手段】中空旋回軸3を固定する一方、被取付体に取り付けられる取付ハウジング2と、車輪6を回転可能に支持するフォーク5a,5bを有し取付ハウジング2に中空旋回軸3回りに回転可能に配設されるヘッド5と、このヘッド5内に配設されたブレーキピン8を有しこのブレーキピン8を車輪6に常時弾性的に押圧してこの車輪6をロックするロック装置7と、ブレーキピン8に接続された引張り可能の操作ワイヤー10と、を具備している。操作ワイヤー10の引張りによりブレーキピン8を車輪6から離脱させることによりこのブレーキピン8と車輪6とのロック状態を解除してこの車輪6を走行可能にするように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、単輪のキャスター本体にロック装置を設けたキャスターに関する。
一般に、この種のキャスターは、キャリーバッグやスーツケース等、鞄類に多用されている。この種の従来のキャスターとしては、操作部により操作された操作力をリンク機構によりキャスターに伝達し、キャスターのブレーキを遠隔制御するものが知られている。
また、上記リンク機構をブレーキワイヤーに置換して小型軽量化やコスト低減を図ったものも知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、図1に示すように左右一対のキャスター4a,4bを停止させる左右一対のブレーキピン9を駆動する左右一対の制動ユニット8a,8bに操作ユニット5をブレーキワイヤー6a,6bにより接続し、操作ユニット5の手動操作によりブレーキワイヤー7a,7bを引き上げることにより、左右一対の制動ユニット8a,8bを駆動して左右一対のキャスター4a,4bを遠隔停止させるものである。これらワイヤー6a,6bは、合成樹脂製等の柔軟なアウターチューブ7a,7bにより長手方向に移動可能に被覆されている。
特開2016−64028号公報
しかしながら、このような従来のキャスターでは、左右一対のブレーキピン9,9をそれぞれ駆動するための左右一対の制動ユニット8a,8bを具備しているので、その分、部品数と組立工数が増え、コストアップを招いている。
しかも、これら左右一対の制動ユニット8a,8bは、図1に示すようにスーツケース2内の底面上において、キャスター4a,4bの取付ハウジング10に取付ボルト等により取付固定されるので、左右2台の制動ユニット8a,8bの容積分だけ、スーツケース2内の内容積を減少させる。そこで、この内容積の減少を相殺するために、スーツケース2全体の大型重量化を招いている、という課題がある。
そして、スーツケースの製造・販売業界では、流行の移り変わりが激しいために、開発スピードが重要であり、意匠を含む様々なデザインのスーツケースが製造販売されている。
このために、キャスターの取付ハウジングの種類は、そのスーツケースの形状等のデザインに適合するために大幅に増加している。
また、キャスターに制動機能を付与するためには、種々の取付ハウジング10のサイズ等の複数の型式毎に制動ユニット8a,8bの機構や取付方法等の設計変更が必要である。このために、これら制動ユニット8a,8bの設計変更のための時間と金型が必要となり、これらに対応するための時間の遅れと、一層のコストアップとを招いている。
本発明が解決しようとする課題は、部品数が少なく、スーツケース等の被取付体のデザインの変更に素早く対応できる小型軽量で制動可能のキャスターを提供することにある。
実施形態に係るキャスターは、中空旋回軸を固定する一方、被取付体に取り付けられる取付部と、単輪を回転可能に支持する支持部を有し取付部に中空旋回軸回りに回転可能に配設されるキャスター本体と、このキャスター本体内に配設された押圧部材を有しこの押圧部材を単輪に常時弾性的に押圧してこの単輪をロックするロック装置と、押圧部材に接続された引張り可能の操作ワイヤーと、を具備している。操作ワイヤーの引張りにより押圧部材を単輪から離脱させることによりこの押圧部材と単輪とのロック状態を解除してこの単輪を走行可能にするように構成されている。
実施形態によれば、部品数が少なく、被取付体のデザインの変更に素早く対応できる小型軽量で制動可能のキャスターを提供できる。
(A)は本実施形態に係るキャスターのロック動作時の要部縦断面図、(B)は同(A)のヘッドを図示省略したときの要部縦断面図。 (A)は図1(A)の外観正面図、(B)は同,側面図。 図1(A),(B)等で示す操作ワイヤー、旋回軸、ロック装置の分解斜視図。 図1(A),(B)等で示すキャスターをスーツケースの底部に取り付けるときの当該スーツケースの抑視図。
以下、本実施形態を図面を参照して説明する。なお、複数の図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図2(A)は、本実施形態に係る単輪用のキャスター1の外観正面図、(B)は同,側面図である。これら図2(A),(B)に示すようにキャスター1は全体が合成樹脂により形成され、被取付体の一例であるスーツケースの底部外面にボルト等により取付固定される取付ハウジング2を取付部として具備している。
図1(A),図2(A)に示すように、取付ハウジング2は、その平面中央部にて、例えば金属製の中空円管状の旋回軸3を埋設して固定し、旋回軸3の外周部には、複数の取付ボス部を周方向に所要の間隔を置いて一体に形成している。これら取付ボス部は、図示省略のスーツケース等の鞄類や病院用の床頭台、ベッド、テーブル等の被取付体の所要の取付部にタッピングねじ等によりねじ結合される。
図1(A),(B)に示すように取付ハウジング2は、その下面に、スラスト軸受4を介してキャスター本体の一例である合成樹脂製のヘッド5を配設しており、旋回軸3周りにヘッド5が旋回するようになっている。
ヘッド5は2股に分岐する左右一対のフォーク5a,5bを支持部として一体に形成し、単一の車輪6の車軸6aの両端部を回転可能に支持するほぼ円板状の両端支持部5c,5dをこれらフォーク5a,5bに一体に形成している。車軸6aの中心軸は旋回軸3の下方へ垂下する垂直中心軸に対し横方向に所要距離ずれた位置にあり、偏心している。車輪6の外周部には弾性を有するタイヤ6bを配設している。
そして、旋回軸3は、その取付ハウジング2とヘッド5を厚さ方向に貫通する下端部に、直径方向外方に突出する外向きフランジ3aを一体に形成している。この外向きフランジ3aは、その図中上端をヘッド5の空洞部5eの図中上端に当接させて係止させ、この係止端と、旋回軸3の上部外側面にて取付ハウジング2にかしめられたかしめ部材とにより取付ハウジング2とヘッド5とを図中上下方向に挟持している。
また、旋回軸3は、外向きフランジ3aよりも図中上方の下部に、その下部よりも上方にある上部の直径よりも太く、かつ段状に拡径する大径部3bを一体に形成している。
そして、旋回軸3は、その大径部3b内にロック装置7を配設している。このロック装置7はブレーキピン8とロックばね9を有する。
すなわち、ロック装置7は、図3でも示すほぼ有底円筒状の金属製のブレーキピン8を押圧部材として軸方向に移動(摺動)可能に収容している。
図3にも示すようにブレーキピン8は上端が開口している直胴状の胴部8aと、この胴部8aの図中下端から下方へ向けて漸次縮径する逆円錐台状の先細部8bとを一体に連成し、さらに、この先細部8bの下端部には押圧部8cを突設している。
図1(A),(B)に示すようにブレーキピン8は、その胴部8a内にコイルばねのロックばね9を同心状に収容している。このロックばね9は、旋回軸3の大径部3bよりも上方の上部の直径よりも大径に形成されており、ロックばね9の図中上端部を旋回軸3の大径部3bの図中上端部に当接させて係止させている。
図3に示すようにブレーキピン8は、その胴部8aの側面に操作ワイヤー10を外側方から胴部8a内に横方向へ挿通させる縦スリットのワイヤー挿通孔8dを形成している。また、ブレーキピン8は、その先細部8bに、操作ワイヤー10の図中下端に配設された係止球11を収容する係止球収容室8eを形成している。この係止球収容室8eは横方向から係止球11を挿通させるための円形の開口を有する。
図1(A),(B)に示すように係止球収容室8eとロックばね9を収容する収容室との間には仕切壁8fが形成されている。この仕切壁8fには操作ワイヤー10のみを挿通させて係止球11の挿通を阻止する縦スリットのワイヤースリット8gが形成されている。操作ワイヤー10は合成樹脂製のアウターチューブ12により軸方向に移動可能に被覆されている。
図1〜図3に示すようにアウターチューブ12の図中下端部には金属製円管状の端金13がかしめ等により一体に結合されている。
端金13は、旋回軸3内に挿入される挿入部13aと、この挿入部13aの上端よりも上方において、旋回軸3の挿入開口端よりも大径の止めフランジ13bを一体に形成している。
そして、操作ワイヤー10の下端部(先端部)は、アウターチューブ12と端金13内を挿通してから係止球11が射出成型等により一体に形成されている。さらに、この係止球11は、ロックばね9の環状空間部を軸方向に挿通してからブレーキピン8の側面外側方へ垂下され、その外側方から横移動してワイヤー挿通孔8dを挿通し、ブレーキピン8内へ収容される。
このために、ブレーキピン8内には係止球11と、これに結合された操作ワイヤー10の下端部が挿入されて固定されている。また、ブレーキピン8内にはその上端開口からロックばね9が挿入されている。
これにより、図1(A),(B)に示すように、ロックばね9の図中上端部が旋回軸3の大径部3bの図中上端に当接して係止されるので、ブレーキピン8はこのロックばね9のばね力により大径部3bの開口下端から下方へ常時突出するように付勢される。
これにより、ブレーキピン8の押圧部8cが車輪6のタイヤ6bに弾性的に押圧され、車輪6がロックされる。すなわち、車輪6は常時ロックされている。
一方、操作ワイヤー10は、その上端部を、横置き円筒状の係止筒10aの胴部側面に固定し、この係止筒10aを図示省略の操作ユニットの係止用挿入孔内に挿入して係止させることにより、この操作ユニットに接続されている。この操作ユニットはロックばね9のばね力に抗して操作ワイヤー10を図中上方へ所定量引き上げるアンロック(ロック解除)操作を手動操作したときに、ロック装置7により車輪6がロックされているロック状態を解除して、車輪6を走行可能にするように構成されている。このアンロック操作は操作ユニットの保持手段により保持される。
したがって、図1(A),(B)に示すようにこのキャスター1によれば、ロック装置7は、常時ロックばね9の伸長力によりブレーキピン8を、旋回軸3の大径部3b内から外方へ所定量突出させ、ブレーキピン8の押圧部8cを車輪6のタイヤ6bに弾性的に押圧する。これにより、車輪6は常時ロックされており走行できない。
一方、このロック時に、図示省略の操作ユニット等の操作部がロック位置からアンロック(ロック解除)位置に移動するように手動操作されると、操作ワイヤー10が操作部のロック位置からアンロック位置への移動量に相当する分、上方へ引き上げられる。この操作部は、図示省略の保持機構により自動的に保持される。
このために、係止球11が操作ワイヤー10により上方へ引き上げられるので、この係止球11に接続されているブレーキピン8がロックばね9のばね力に抗して図中上方へ引き上げられ、旋回軸3の大径部3b内へ引き込まれる。
これにより、ロックばね9が軸方向に収縮し、ブレーキピン8の押圧部8cが車輪6のタイヤ6bから上方へ所定距離離脱する。
このために、車輪6のロックが解除され車輪6が走行可能になる。このロック解除は上記操作部の保持機構により保持されている間中維持される。
そして、このロック解除時に、操作ユニットの操作部が再びロック解除位置からロック位置へ移動するように手動操作されると、操作部の保持機構による保持位置がロック解除位置からロック位置に変わる。
このために、操作ユニット側の操作ワイヤー10の上端部10a側がフリー(非拘束)になるので、アンロック時に操作ワイヤー10の引上げにより収縮していたロックばね9が解放されて軸方向に伸長する。
これにより、ブレーキピン8がロックばね9の軸方向の伸長力により、旋回軸3の大径部3b内から外方へ突出される。
このために、ブレーキピン8の押圧部8cが車輪6のタイヤ6bに弾性的に押圧されるので、車輪6が再びロックされ、車輪6の走行が阻止される。このロック状態は、操作ユニットの保持機構によりアンロック操作されるまで保持される。
したがって、このキャスター1によれば、ブレーキピン8を駆動する駆動手段であるロック装置7をキャスター本体であるヘッド5内に配設しているので、上述した従来のキャスターのようにブレーキピン8を駆動する制動ユニット等の駆動手段を省略することができる。このために、部品数と組立工数の低減を図ることができ、コスト低減を図ることができる。
さらに、駆動手段を削減したので、その寸法や機構等の相違に応じて取付ハウジング2の取付ボスの配置や本数を変更したものを複数種類製造し保管する必要がないので、さらなるコスト低減を図ることができる。
すなわち、取付ハウジング2の構造や型式等に関係なく、キャスター1のブレーキ機能を持たせることができるので、スーツケース等被取付体の形状等のデザインの相違に応じてロック装置7を複数種類用意する必要が無い。このために、キャスター1はスーツケース等のデザインの激しい変化や開発スピードに容易かつ低コストで対応できる。
したがって、従来のキャスターでは、取付ハウジングの型式等毎に駆動手段の設計を変更する必要があったために、その設計変更のための労力や時間、新しい金型の費用やその製作時間が必要であったが、本実施形態のキャスター1によれば、これらは全て必要でなくなった。
そして、従来のキャスターでは、駆動手段をスーツケースの内底部上等に配置した状態で、この駆動手段を取付ハウジング2上に取付固定していたので、その分、スーツケースの内部容積が減少していた。そこで、必要な内容積を確保するために、スーツケースの大型重量化を招いていたが、本実施形態のキャスター1によれば、スーツケース内に駆動手段等を設けないので、スーツケースの内容積の増大を図る必要も無く、その分、小型軽量化を図ることができる。
そして、キャスター1によれば、小型軽量のブレーキピン8とロックばね9によりロック装置7を構成しているので、ロック装置7の小型軽量化を図ることができる。
しかも、ブレーキピン8は、このブレーキピン8内に内蔵されたロックばね9のばね力のみにより、車輪6のタイヤ6bに押圧されて車輪6を常時ロックするという簡素な構成であるので、ロック装置7の小型軽量化とさらなるコスト低減を図ることができる。
また、この小型軽量のロック装置7を旋回軸3の内部に配設したので、このロック装置7を収容するキャスター本体であるヘッド5の小型軽量化を図ることができる。
さらに、操作ワイヤー10の先端部がコイルスプリングのロックばね9内を挿通する一方、このロックばね9が旋回軸3の大径部3bとブレーキピン8内へ収容されているので、係止球11が係止球収容室8eから外部へ放出されることを防止できる。このために、係止球11に接続された操作ワイヤー10がブレーキピン8から抜けることを防止できる。
そして、アウターチューブ12の端金13には止めフランジ13bを配設したので、アウターチューブ12を旋回軸3の所定の高さ等の位置に位置決めすることができる。
すなわち、止めフランジ13bが旋回軸3の開口上端に当接するので、端金13の挿入部13aが旋回軸3内へ所定量以上に挿入されることを阻止し、所定量に規制することができる。
このために、アウターチューブ12の一端をなす端金13の挿入部13aの一端(図中下端)から旋回軸3内へ延出する操作ワイヤー10の芯出し量を所定量にすることができる。
これにより、ブレーキピン8が車輪6のロック動作位置とアンロック動作位置との間でほぼ正確に上下動できるので、これらロック動作とアンロック動作を確実に行うことができる。
そして、図4に示すようにスーツケース14は、そのスーツケース本体14aの底部等の取付部14bに、上記アウターチューブ12を挿通させるチューブ挿通孔14cを形成しているが、アウターチューブ12の止めフランジ13bはこのチューブ挿通孔14cよりも大径に形成されているので、アウターチューブ12がスーツケース本体14a内に大きく引き込まれた場合には、この止めフランジ13bがチューブ挿通孔14cの外面に当接して、それ以上の引込みを阻止することができる。これにより、アウターチューブ12の抜けを防止できる。
なお、上記操作ユニットは、ロック位置とアンロック位置に操作される操作部を、長手方向両端間で往復動させるスライド式や、操作部を回転させる回転式でもよく、操作部をロック位置とアンロック位置とに操作し、その位置を保持することができるものであればよい。また、操作ユニットは、スーツケース14等被取付体の上端や正面、背面、側面等任意の箇所に配設されてもよい。
以上、本発明の種々の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…キャスター、2…取付ハウジング、3…旋回軸、5…ヘッド(キャスター本体)、5a,5b…フォーク、6…車輪、7…ロック装置、8…ブレーキピン(押圧部材)、8a…胴部、8b…先細部、8c…押圧部、8d…ワイヤー挿通孔、8e…係止球収容室、8f…仕切壁、8g…ワイヤースリット、9…ロックばね、10…操作ワイヤー、11…係止球、12…アウターチューブ、13…端金、13a…挿入部、13b…止めフランジ、14…スーツケース(被取付体)、14a…スーツケース本体、14b…取付部、14c…チューブ挿通孔。

Claims (5)

  1. 中空旋回軸を固定する一方、被取付体に取り付けられる取付部と、
    単輪を回転可能に支持する支持部を有し前記取付部に前記中空旋回軸回りに回転可能に配設されるキャスター本体と、
    このキャスター本体内に配設された押圧部材を有しこの押圧部材を前記単輪に常時弾性的に押圧してこの単輪をロックするロック装置と、
    前記押圧部材に接続された引張り可能の操作ワイヤーと、
    を具備し、
    前記操作ワイヤーの引張りにより前記押圧部材を前記単輪から離脱させることによりこの押圧部材と単輪とのロック状態を解除してこの単輪を走行可能にするように構成されていることを特徴とするキャスター。
  2. 前記ロック装置は、
    前記押圧部材を、前記旋回軸の中空部内に軸方向に移動可能に収容をすると共に、前記操作ワイヤーに接続し、
    この押圧部材を前記単輪に常時押圧してこの単輪をロックするように付勢するロックばねをこの押圧部材内に設けていることを特徴とする請求項1記載のキャスター。
  3. 前記押圧部材は、
    前記旋回軸の中空部内に軸方向に移動可能に収容される有底円筒状の押圧部材本体と、
    この押圧部材本体の底部外面に形成されて前記単輪のタイヤに押圧されてこの単輪をロックする押圧部と、
    を有し、
    この押圧部材本体の底部内面と、この押圧部材が収容される前記旋回軸の収容部の拡径段部との間に前記ロックばねを介在させていることを特徴とする請求項1または2記載のキャスター。
  4. 前記操作ワイヤーは、コイル状のロックばねの環状空間を挿通する挿通端にこの操作ワイヤーの直径よりも大きい球径の係止球を配設しており、
    前記押圧部材は、
    前記押圧部材本体の側面に、前記操作ワイヤーの一部と係止球を横方向に挿通させる挿通孔を形成し、
    前記押圧部材本体に、係止球を係止可能に収容する収容室を形成していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一記載のキャスター。
  5. 前記操作ワイヤーは、合性樹脂性のアウターチューブにより軸方向に移動可能に被覆され、このアウターチューブの一端には円管状の端金が一体に形成され、この端金には前記旋回軸の中空部内に挿入される挿入部と、この旋回軸の中空部開口端よりも大径のフランジと、を設けていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一記載のキャスター。
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