JP2018032005A - オートフォーカスシステム、方法及び画像検査装置 - Google Patents

オートフォーカスシステム、方法及び画像検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オートフォーカスシステム及びその方法、画像検査装置を提供する。【解決手段】 本発明は、オートフォーカスシステム及びその方法、これらを適用した画像検査装置を開示する。オートフォーカスシステムは、主に線状光源と、対物レンズと、遮光部材と、画像センサーと、ピント調整モジュールとを含む。線状光源が線状スペックルを発生し、対物レンズは、線状スペックルの一部を受けて線状スペックルの一部分を被写体に投射する。遮光部材は、線状光源と対物レンズの間の光路に設けられ、部分的に線状スペックルを遮り、線状スペックルの一部分のみを対物レンズに入射させる。画像センサーは、被写体と線状スペックルの一部分とをキャプチャして目標画像を生成する。ピント調整モジュールは、目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて被写体のピント合わせ状態を判定し、対物レンズと被写体の間の距離を調整する。【選択図】 図1

Description

本発明は、オートフォーカス技術に関し、特に、瞬時にピント合わせができるオートフォーカスシステム、方法及びこれらを適用した画像検査装置に関する。
従来の精密検査は、通常の光学装置(例:ラインスキャンカメラ、エリアスキャンカメラ等)を含み、被写体の表面に対する画像を取り込み、取り込んだ画像をコンピュータ画像処理技術で解析して、被写体表面の異物又はパターン異常等の瑕疵を検出する。しかしながら、検査装置において、被写体が動かないように被写体表面の画像を取り込むことが難しい場合があり、動く状態が生じて被写体の位置が変更されてしまうと、ピントずれが生じてしまう。
例えば、精密被写体(例えばパネル)に対して検査を行うとき、被写体の搬送過程中に、搬送コンベアによるスリキズ又は汚損を抑制するために、一部の精密被写体についてエアフローティングテーブルを設け、被写体を空中に浮上させて下方の平面と直接接触することを避けるようにしている。このような搬送過程を伴う被写体に対して検査しようとすると、被写体はエアフローティングの作用によって、テーブルの上方に浮上し、高さが所定の範囲値内まで浮動(例えば300μm)する。しかしながら、一般的なカメラの被写界深度は、35μm程度であり、検査対象物を被写界深度の範囲内に正確に制御できない。このため、ピントをエアフローティングテーブルに合わせて検査する場合、テーブル上を浮動する被写体に対して迅速かつ有効なピント合わせが必要となり、このようなピント合わせ方式を提供する必要がある。
米国特許第6677565号明細書 米国特許第7247827号明細書 米国特許第7297910号明細書 米国特許第8422031号明細書 台湾特許出願公告第I369508号明細書 台湾特許出願公告第I521295号明細書
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、従来と異なるオートフォーカスシステム、方法及び画像検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のオートフォーカスシステムは、線状スペックルの一部を、対物レンズを経由して被写体上に投射させ、被写体及び線状スペックルの一部に対して画像を取り込むことで目標画像を得るとともに、画像処理技術を用いて目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置を取得し、取得された目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて被写体にピントを合わせた状態を判定し、この判定結果に基づいて被写体にピントを合わせるための位置に対物レンズを迅速に調整する。
具体的には、本発明のオートフォーカスシステムは、線状光源と、対物レンズと、遮光部材と、画像センサーと、ピント調整モジュールとを含み、線状光源は、例えば、線状のレーザースペックルのような線状スペックルを発生させる。対物レンズは、線状スペックルの一部が入射し、線状スペックルの一部を被写体に投射する。遮光部材は、線状光源と対物レンズの間の光路に設けられ、部分的に線状スペックルを遮り、線状スペックルの一部のみを対物レンズに入射させる。画像センサーは、被写体と線状スペックルの一部とをキャプチャして目標画像を得るために用いられる。ピント調整モジュールは、目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて被写体にピントを合わせた状態を判定し、判定結果に基づいて対物レンズと被写体の間の距離を調整する。
本発明のオートフォーカスシステムのピント調整モジュールは、目標画像内の線状スペックルの一部の長さと幅が所定の限界値まで小さくなったと判別された場合、被写体がすでにピント合わせ状態であると判定する。またピント調整モジュールは、目標画像内の線状スペックルの一部がピント合わせ状態に関連する所定の基準点よりも一方側に位置した場合に、被写体が対物レンズの焦点よりも対物レンズに近い位置にあると判定し、目標画像内の線状スペックルの一部が基準点よりも他方側に位置した場合に、被写体が対物レンズの焦点よりも対物レンズから遠い位置にあると判定する。
本発明のオートフォーカスシステムは、収束レンズと、反射鏡と、第1分光器と、第2分光器と、画像センサーの前方に位置する結像レンズと、を含むように構成することが好ましい。収束レンズの入射面は、線状光源から射出した線状スペックルが入射する。遮光部材は、収束レンズの出射面と反射鏡の間に設けられる。反射鏡は、線状スペックルの一部を第1分光器に反射する。第1分光器は、線状スペックルを対物レンズに反射し、被写体から対物レンズに反射してきた反射光と線状スペックルの一部が透過するのを許容する。第2分光器は、第1分光器と結像レンズの間に位置し、第1分光器を介して入射する対物レンズからの反射光と線状スペックルの一部を結像レンズに反射する。結像レンズは、反射光と線状スペックルの一部を収束して画像センサーの検出面に結像させることで、画像センサーによって上述した目標画像を生成することができる。
本発明のオートフォーカスシステムは、駆動装置を更に含むことができる。駆動装置は、ピント調整モジュールと接続し、ピント調整モジュールの判定結果に基づいて対物レンズを移動させて対物レンズと被写体の間の距離を調整する。
本発明の画像検査装置は、上記オートフォーカスシステムと共に、画像取込装置と、照明手段と、をさらに含むことができる。照明手段は、被写体への照明を提供し、画像取込装置は、オートフォーカスシステムのピント調整モジュールによって被写体にピントが合ったと判定した場合に、直ちに被写体の画像を取り込む。
本発明の画像検査装置の照明手段は、分光器と照明器具とを含むことができる。分光器とオートフォーカスシステムの第1、2分光器とは同軸に配置されている。分光器は、照明器具からの可視光が入射すると共に被写体に向かって可視光を反射して、被写体を照明するために用いられる。
本発明の画像検査装置は、レンズフィルターを更に含むことができる。レンズフィルターは、画像取込装置と照明手段の分光器との間に設けられる。このため、被写体から反射してきた線状スペックルの一部が画像取込装置に入り込むことを防止することができる。
そして、本発明のオートフォーカス方法は、
線状光源を用いて、1本の線状スペックルを発生させるステップ(a)と、
線状スペックルの一部のみを対物レンズを経由して被写体に投射させるステップ(b)と、
画像センサーで、被写体及び線状スペックルの一部に対する画像を取り込むことで目標画像を得るステップ(c)と、
目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて被写体にピントを合わせた状態を判定するステップ(d)と、
前記ステップ(d)の判定結果に基づいて、対物レンズと被写体の間の距離を調整するステップ(e)と、を含む。
本発明のオートフォーカスシステム及びオートフォーカスシステム方法は、取り込んだ目標画像内の線状スペックルの一部の長さと幅に基づき、被写体に対する焦点距離の遠近を判定しつつ、線状スペックルの一部の長さ及び幅それぞれが限界値まで小さくなるかどうかを判別することによって、被写体が焦点上にあるかどうかを判定したり、線状スペックルの一部の位置に基づいて被写体の現時点の焦点の上方或いは下方にあるかどうか(ピントが合っている状態に対して被写体が上方あるいは下方にあるのか)を判定する。このように構成することで、本発明は、簡単な幾何学的形状のスペックル画像処理のみで迅速なピント合わせを実現することができ、画像処理を担うアルゴリズムが処理する必要な画像の画素数が少なくても済む。さらには、スペックルの輝度分布の重心位置が比較的正確で変動が少なく、スペックルの輝度分布の不均一によって重心位置が左右に振れる状況が起きることを効果的に低減することができる。
本発明の画像検査装置のシステムを示す模式図である。 本発明のオートフォーカスシステムが異なるピントを合わせた状態において得た目標画像を示す模式図である。 本発明のオートフォーカスシステムが異なるピントを合わせた状態において得た目標画像を示す模式図である。 本発明のオートフォーカスシステムが異なるピントを合わせた状態において得た目標画像を示す模式図である。 本発明のオートフォーカスシステムが異なるピントを合わせた状態において得た目標画像を示す模式図である。 本発明のオートフォーカスシステムが異なるピントを合わせた状態において得た目標画像を示す模式図である。
図1は、本発明の実施例に係る画像検査装置100を示す。本実施例の画像検査装置100は、被写体4の表面を撮影して画像を取り込み、取り込んだ画像に基づいて被写体4上にある瑕疵を見つけて出す瑕疵検査(被写体表面の異物又はパターン異常等を検出する検査)を行うために用いられる。
画像検査装置100は、オートフォーカスシステム1と画像取込手段2と照明手段3と画像検査手段20とを含む。オートフォーカスシステム1は、被写体4に対するピント(焦点)を合わせるために用いられる。画像取込手段2は、オートフォーカスシステム1によるオートフォーカス処理を終えた後の被写体4を撮影して画像を取り込み、鮮明な被検査画像を得るために用いられる。照明手段3は、画像取込手段2が被写体4の画像を取り込む際に必要な照明を提供するために用いられる。画像検査手段20は、画像取込手段2に接続して画像取込手段2から被検査画像を受信し、コンピュータ画像処理技術により異物又はパターンの異常等の瑕疵を、被検査画像から検出するために用いられる。
オートフォーカスシステム1は、線状光源5と、光学アセンブリ6と、画像センサー7と、ピント調整モジュール8、と駆動装置9と、対物レンズ10と、を含む。線状光源5は、線状の赤外線レーザースペックルのような線状スペックルを発生させるために用いられる。光学アセンブリ6は、収束レンズ61、遮光部材62、反射鏡63、第1分光器64、第2分光器66及び結像レンズ67、を含んで構成され、線状光源5から射出された線状スペックルはこれらを順次通り、結像レンズ67まで到達する。
収束レンズ61の入射面は、線状光源5が射出した線状スペックルが入射する。遮光部材62は、線状光源5及び対物レンズ10の光路上、つまり線状スペックルの進む光路上に設けられ、更に具体的には、収束レンズ61の出射面と反射鏡63の間に設けられる。そして、遮光部材62は、部分的に線状スペックルを遮断し、線状スペックルの一部のみを対物レンズ10に入射させる。例えば、遮光部材62は、線状スペックルの半分又は半分近くを遮り、それ以外の半分又は半分近くの線状スペックル(線状スペックルの一部)を対物レンズ10に入射させることを許容する。反射鏡63は、線状スペックルの一部を第1分光器64に反射するために用いられる。第1分光器64は、反射鏡63からの線状スペックルの一部を対物レンズ10に反射する。本実施例において、線状光源5から射出された線状スペックルの半分又は半分近くが遮光部材62で遮断されたため、対物レンズ10は実際、遮断されていないその半分のみの線状スペックルの一部を受けて、線状スペックルの一部を被写体4に投射する。なお、照明手段3から射出された照明光も対物レンズ10を経由して被写体4に投射されるため、被写体4から反射してきた反射光及び被写体4から反射してきた線状スペックルの一部は、いずれも被写体で反射して対物レンズ10に入り、第1分光器64を透過する。第2分光器66は、第1分光器64と結像レンズ67の間に位置し、第1分光器64からの反射光と線状スペックルの一部とが入射すると共に、結像レンズ67に反射させるために用いられる。結像レンズ67は、画像センサー7の前方(第2分光器66と画像センサー7との間)に位置し、反射光と線状スペックルの一部を収束して画像センサー7の検出面(撮像面)に結像させる。画像センサー7は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子であり、結像レンズ67を介して結像した画像を出力し、出力する画像には、被写体4と線状スペックルの一部の目標画像とが含まれる。つまり、画像センサー7は、被写体4と線状スペックルの一部とに対する画像を取り込み、目標画像を得るために用いられる。
ピント調整モジュール8は、画像センサー7に接続して目標画像を受信すると共に画像処理と分析を行い、目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置等のパラメータを生成(抽出)する。そして、得られたパラメータに基づいて、被写体4の現在のピント合わせ状態(例えば、被写体4が対物レンズ10の焦点に位置するか、焦点の上方或いは下方に位置するか)を判定する。このように対物レンズ10の位置は、ピント調整モジュール8の判定結果に基づいて調整することができる。つまり、ピント調整モジュール8は、目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて、被写体4のピント合わせ状態を判定し、判定結果に基づいて駆動装置9を駆動させて対物レンズ10を移動させ、対物レンズ10と被写体4の間の距離を調整する。
更に詳細には、結像原理に基づき、被写体4の位置が対物レンズ10の焦点に対して距離が遠いほど、目標画像における線状スペックルの一部は長くかつ太くなる。逆に、被写体4が焦点に近いほど、目標画像における線状スペックルの一部は短くかつ細くなる。被写体4が焦点の上方に位置する場合(図1に示した被写体4が、ピントが合っている状態と仮定したとき、被写体4が対物レンズ10に近づいて、ピントが合っている状態よりも図1の紙面において上方に位置している場合)、線状スペックルの一部の位置は、基準点の一方側(例えば左側)に位置し、被写体4が焦点の下方に位置する場合(被写体4が対物レンズ10から遠ざかって、ピントが合っている状態よりも図1の紙面において下方に位置している場合)、線状スペックルの一部の位置は基準点の他方側(例えば右側)に位置する。また、目標画像内の線状スペックルの一部の長さと幅が徐々に限界値にまで小さくなったとき、被写体4がすでに焦点に到達したことを示し、このとき、目標画像内の線状スペックルの一部は、1つの略点状のスペックルに見えることになる。
図2乃至図6は、本発明のオートフォーカスシステムがオートフォーカスの実行過程中に、画像センサー7で取り込んだ目標画像70を示すものである。各図において、目標画像70に1本の仮想的な中間線を表示し、またこの仮想的な中間線を基準点(基準位置)として第1検出領域701(左側領域)と第2検出領域702(右側領域)に区分けされている。なお、左側領域701と右側領域702とに区分けする基準点は、ピント合わせ状態に関連する所定の基準であり、上述したように、例えば、図1に示した被写体4が、ピントが合っている状態であると仮定した場合の結像位置である。ピント調整モジュール8は、図2に示すように、目標画像70に対して画像処理と分析を行った後(これは既知の画像処理分析技術を用いることができる)、目標画像70内の線状スペックルの一部L1の長さ、幅及び位置等のパラメータを得ることができる。また、目標画像70内の分析結果より、線状スペックルの一部L1が比較的太く、長く、且つ基準点の一方側(つまり、左側領域701)に位置していることが判別できる。したがって、ピント調整モジュール8は、このときの被写体4が、現在の焦点の上方に位置すると判定し、被写体4を焦点に近づかせるため、対物レンズ10を上方に向かって移動させる必要があると判別する。このような判別結果に基づいて、ピント調整モジュール8は、駆動装置9を介して対物レンズ10を上方に移動させる。その後、画像センサー7がもう一度目標画像70を取り込み、取り込んだ目標画像70が図3に示されるようなものの場合、ピント調整モジュール8は、図3に示す目標画像70に対して画像処理と分析を行った後、線状スペックルの一部L2のパラメータに基づいて、比較的短く、細く且つ同様に左側領域701に位置することが分かる。このため、このときの被写体4は、現時点で未だに焦点(ピント)が合っている状態のときよりも上方に位置するが、先ほど(図2)よりも線状スペックルの一部L2が更に短く細くなっており、焦点に近づいた位置にあると判定することができる。ピント調節モジュール8は、図3において被写体4を更に焦点に近づかせることができ、対物レンズ10を更に上に向かって移動する必要があると判定し、駆動装置9を介して対物レンズ10をさらに上方に移動させる。
画像センサー7によって取り込まれる目標画像70が、図6に示すようなものの場合、ピント調整モジュール8は、図6に示す目標画像70に対して画像処理と分析を行った後、線状スペックルの一部L5の長さ、幅及び位置等のパラメータに基づいて、太く長く且つ基準点の他方側(つまり右側領域702)に位置することが分かる。したがって、ピント調整モジュール8は、このときの被写体4が、現時点で焦点の下方に位置する、すなわち、被写体4が、ピントが合っている状態のときよりも、図1の紙面において下方に位置すると判定することができる。ピント調整モジュール8は、被写体4を焦点に近づかせる、つまり、被写体4に対して対物レンズ10を近づけるため、対物レンズ10を下方に向かって移動させる。そして、同じようなに、画像センサー7が取り込んだ目標画像70が図5に示すようなものの場合、ピント調整モジュール8は、このときの被写体4が現時点で焦点の下方(基準点に対応するピントが合っている状態の被写体4の位置よりも下方)に位置するものの、図6に示した先ほどよりも、焦点に近づいていると判定(線状スペックルの一部L4が更に短く細くなったと判定)する。ピント調整モジュール8は、被写体4を更に焦点に近づかせることができるため、対物レンズ10がまだ更に下に向かって移動する必要があると判定し、駆動装置9を介して対物レンズ10をさらに下方に移動させる。
次に、画像センサー7によって取り込まれた目標画像70が、図4に示すようなものの場合、ピント調整モジュール8は、図4に示す目標画像70に対して画像処理と分析を行った後、線状スペックルの一部L3の長さ、幅等のパラメータに基づいて、一部L3の長さと幅が各々限界値にまで小さくなったことを判別することができる。したがって、ピント調整モジュール8は、このときの被写体4が、現時点で焦点上に位置する(ピントが合っている状態に位置する)と判定する。つまり、図4は、本発明のオートフォーカスシステム1が被写体4のピント合わせを完了したことを示している。なお、オートフォーカスシステム1は、被写体4が焦点上に位置すると判別したら、直ちに信号を伝送して画像取込手段2に通知し、画像取込手段2が被写体4に対して画像を取り込むことで、鮮明な該被検査画像を撮影して得ることができる。
再度図1を参照とすると、駆動装置9は、ピント調整モジュール8に接続し、オートフォーカスシステム1が被写体4のピント合わせを完了するまで、ピント調整モジュール8の判定結果に基づき、対物レンズ10の上向き又は下向きの移動に対応して駆動することで、対物レンズ10と被写体4の間の距離を調整する。
照明手段3は、分光器31と、照明器具32と、分光器31と照明器具32の間に設けられたコリメートレンズ33とを含む。照明手段3の分光器31とオートフォーカスシステム1の第1分光器64及び第2分光器66は、同軸に配置されており、照明器具32からの可視光を受けると共に、被写体4に反射することで照明光を提供する。
画像取込手段2は、画像取込装置21と、結像レンズ22と、レンズフィルター23とを含む。画像取込装置21は、撮影装置であり、オートフォーカスシステム1のピント調整モジュール8で被写体4がピント合わせ済みであると判定したとき、直ちに被写体4に対して画像を取り込むために用いられる。画像取込装置21によって取り込まれた画像の内容は、被写体4であり、且つ鮮明な被検査画像が含まれる。レンズフィルター23は、画像取込装置21と照明手段3の分光器31の間に設けられ、特定光波帯の光(本実施例においては、赤外線レーザースペックルを指す)をフィルタリングすることで、線状スペックルの一部が画像取込装置21に入り込むのを防止することができる。
上記説明を通じて、本発明のフォーカス方法は、次のステップを含む。
ステップ(a):例えば、線状の赤外線レーザースペックルのような1本の線状スペックルを発生させる。このステップは、線状光源5を利用して実現できる。
ステップ(b):線状スペックルの一部のみを対物レンズ10を経由して被写体4に投射させる。このとき、対物レンズ10は、線状光源5から射出される線状スペックルの半分であり、線状スペックルの少なくとも一部のレーザー光が入射する。このステップは、遮光部材62を利用して実現できる。
ステップ(c):被写体4及び線状スペックルの一部に対する画像を取り込むことで、目標画像を得る。このステップは、画像センサー7を利用して実現できる。
ステップ(d):目標画像内の線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づき、被写体のピントを合わせた状態を判定する。このステップは、ピント調整モジュール8を利用して実現できる。
ステップ(e):ピントを合わせた状態の判定結果であるステップ(d)の判定結果に基づき、対物レンズ10と被写体4の間の距離を調整する。このステップは、駆動装置9を利用して実現できる。
本発明のオートフォーカスシステム及びオートフォーカスシステム方法は、上記画像検査装置に適用する以外に、画像を撮影する必要がある装置にも適用することも可能であり、例えば、カメラ機能を持つスマートフォンなどがある。
上述をまとめると、本発明のオートフォーカスシステム及びオートフォーカスシステム方法により、ピントを合っている状態かどうかに対する判断は、目標画像から直接行うことができる。画像センサー7で取り込んだ目標画像は、画像の二値化処理(Image binarization)を利用してその中の線状スペックルの一部の長さ及び幅を得ることができる。そして、被写体4の焦点までの距離の遠近を判定し、さらに線状スペックルの一部の長さ及び幅それぞれの限界値にまで小さくなったかどうかを判断することによって、被写体4が焦点上に位置している(ピントが合っている)かどうかを判定する。次に、本発明のオートフォーカスシステム及びオートフォーカスシステム方法は、目標画像内の線状スペックルの一部の位置、つまりピントが合っている状態の線状スペックルの一部の位置を基準点としてその基準点の左側又は右側(或いは左傾き又は右傾き)を判別することによって、被写体4が現在の焦点の上方或いは下方に位置する否かを決定する。このため、全ての遠近位置の長さの変化率を連続取得して焦点面(焦点を通る光軸に垂直な面)を推定する必要がない。これ以外にも、従来のレーザーフォーカスシステムが各種光点の形状変化を処理する必要があることに比べて、本発明は、線状スペックルを利用してピントを合わせた状態を判定しており、単純な幾何学的長方形状のみに着目して、画像処理を担うアルゴリズムが処理する必要な画像の画素数が少なくても済み、且つスペックルの輝度分布の重心位置も比較的正確で変動が少なく、線状スペックルの輝度分布の不均一によって重心位置が左右に振れる状況が起きることを効果的に低減することができる。
なお、何人が上記実施例の説明から十分な教示を得ると共にこれをもって実施でき、これにより本発明の内容は、確実に先行技術と異なり、且つ産業上の利用可能性及び進歩性を十分有することを理解できる。よって、本発明は特許要件に適合するため、法律に基づいて出願する。
1:オートフォーカスシステム
10:対物レンズ
100:画像検査装置
2:画像取込手段
20:画像検査手段
21:画像取込装置
22:結像レンズ
23:レンズフィルター
3:照明手段
31:分光器
32:照明器具
33:コリメートレンズ
4:被写体
5:線状光源
6:光学アセンブリ
61:収束レンズ
62:遮光部材
63:反射鏡
64:第1分光器
66:第2分光器
67:結像レンズ
7:画像センサー
70:検出面
701:第1検出領域
702:第2検出領域
8:ピント調整モジュール
9:駆動装置
L1〜L5:線状スペックル

Claims (10)

  1. 1本の線状スペックルを発生させるための線状光源と、
    前記線状スペックルの一部が入射し、前記線状スペックルの一部を被写体に投射するための対物レンズと、
    前記線状光源と前記対物レンズの間の光路に設けられ、部分的に線状スペックルを遮り、前記線状スペックルの一部のみを前記対物レンズに入射させるための遮光部材と、
    前記被写体と前記線状スペックルの一部とをキャプチャして目標画像を得るための画像センサーと、
    前記目標画像内の前記線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて前記被写体のピント合わせ状態を判定し、判定結果に基づいて前記対物レンズと前記被写体の間の距離を調整するピント調整モジュールと、
    を含むことを特徴とするオートフォーカスシステム。
  2. 前記目標画像内の前記線状スペックルの一部の長さと幅が所定の限界値まで小さくなったと判別された場合、前記ピント調整モジュールは、前記被写体がすでにピント合わせ状態であると判定し、
    前記目標画像内の前記線状スペックルの一部がピント合わせ状態に関連する所定の基準点よりも一方側に位置した場合に、前記ピント調整モジュールは、前記被写体が前記対物レンズの焦点よりも前記対物レンズに近い位置にあると判定し、
    前記目標画像内の前記線状スペックルの一部が前記基準点よりも他方側に位置した場合に、前記ピント調整モジュールは、前記被写体が前記対物レンズの焦点よりも前記対物レンズから遠い位置にあると判定することを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカスシステム。
  3. 前記線状光源は、線状のレーザースペックルを発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載のオートフォーカスシステム。
  4. 収束レンズと、反射鏡と、第1分光器と、第2分光器と、結像レンズと、を更に含み、
    前記収束レンズの入射面は、前記線状光源が射出した前記線状スペックルが入射し、
    前記遮光部材は、前記収束レンズの出射面と反射鏡の間に設けられ、前記反射鏡が前記線状スペックルの一部を前記第1分光器に反射し、
    前記第1分光器は、前記線状スペックルの一部を前記対物レンズに反射するとともに、前記被写体から前記対物レンズに反射してきた反射光と前記線状スペックルの一部が透過するのを許容し、
    前記第2分光器は、前記第1分光器と前記結像レンズの間に位置し、前記第1分光器からの前記反射光と前記線状スペックルの一部が入射すると共に前記結像レンズに反射し、
    前記結像レンズは、前記目標画像を生成するために、前記反射光と前記線状スペックルの一部を収束して前記画像センサーの検出面に結像させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のオートフォーカスシステム。
  5. 前記被写体の間の距離を調整する駆動装置を更に含み、
    前記駆動装置は、前記ピント調整モジュールと接続し、前記ピント調整モジュールの判定結果に基づいて、前記対物レンズを移動させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のオートフォーカスシステム。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のオートフォーカスシステムと、画像取込装置と、照明手段と、を含み、
    前記照明手段は、前記被写体に照明光を提供し、
    前記画像取込装置は、前記オートフォーカスシステムの前記ピント調整モジュールによって前記被写体に対するピントが合った状態であると判定されたときに、直ちに前記被写体の画像を取り込むことを特徴とする画像検査装置。
  7. 前記照明手段は、分光器と照明器具とを含み、
    前記分光器と前記オートフォーカスシステムの前記第1分光器及び前記2分光器とが同軸に配置され、
    前記分光器は、前記照明器具からの可視光が入射すると共に前記被写体に前記可視光を反射して前記被写体を照明することを特徴とする請求項6に記載の画像検査装置。
  8. レンズフィルターを更に含み、
    前記レンズフィルターは、前記画像取込装置と前記照明手段の前記分光器の間に設けられ、前記被写体から反射してきた前記線状スペックルの一部が前記画像取込装置に取り込まれることを防止することを特徴とする請求項7に記載の画像検査装置。
  9. 線状光源によって1本の線状スペックルを発生させるステップ(a)と、
    前記線状スペックルの一部のみを対物レンズを経由して被写体に投射させるステップ(b)と、
    前記被写体及び前記線状スペックルの一部に対する画像を画像センサーで取り込み、目標画像を得るステップ(c)と、
    前記目標画像内の前記線状スペックルの一部の長さ、幅及び位置に基づいて前記被写体のピント合わせ状態を判定するステップ(d)と、
    前記ステップ(d)の判定結果に基づいて前記対物レンズと前記被写体の間の距離を調整するステップ(e)と、
    を含むことを特徴とするオートフォーカス方法。
  10. 遮光部材を用いて部分的に前記線状スペックルを遮断し、前記線状スペックルの一部を前記対物レンズに入射させるステップを更に含むことを特徴とする請求項9に記載のオートフォーカス方法。
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