JP2018030616A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数で密封性と再封性を確保する容器を提供する。
【解決手段】容器本体1のフランジ部20には、下に凸となる環状凸部21が形成され、この環状凸部の底部に切断予定ライン22が環状線を描いて形成されている。これによりフランジ部は内側領域23と外側領域24に区分され、環状凸部の底部が内側領域の外周縁部23aと外側領域の内周縁部24aを提供する。切断予定ラインは内側偏倚部22xと外側偏倚部22yを有し、外側領域の内周縁部は内側偏倚部に対応した内方向張出部24bを有し、内側領域の外周縁部は外側偏倚部に対応した外方向張出部23bを有する。フランジ部の外側領域において、環状凸部より径方向外側にシール蓋材2が固着され、切断予定ラインでの切断により、フランジ部の外側領域とシール蓋材を含む再封蓋が構成される。再封蓋の再封状態で、外側領域の内方向張出部が、内側領域の外方向張出部下側に重合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、開封後に再封可能な容器に関する。
食材を収容する容器には、食材の改竄や劣化を防止するため密封することが求められる。また、食材を1回の食事では食べきれないことが想定される場合、あるいは佃煮や漬物等のように食材を少量ずつ消費することが想定される場合には、開封後に再封できることが求められる。
上記のように密封性と再封性が求められる容器は、一般的に3つの部品、すなわち容器本体とシール蓋材と再封蓋とを備えている。容器本体は、食材を収容する収容部と、この収容部の開口周縁に連なるフランジ部を有している。シール蓋材はフィルム状またはシート状をなし、容器本体のフランジ部に熱溶着されている。この熱溶着により収容部の内部空間が密封されている。再封蓋は、フランジ部に着脱可能に被せられている。
上記容器から食材を取り出す場合には、再封蓋をフランジ部から外し、シール蓋材をフランジ部から剥がす。シール蓋材はフランジ部から剥がした後は再封することができないが、再封蓋を再度フランジ部に被せることにより、再封することができる。
上記容器は、容器本体の他に、密封用のシール蓋材と再封蓋を必要とするため製造コストが嵩んでしまう。
特許文献1の図10には、容器本体と、この容器本体のフランジ部に熱溶着されたシール蓋材からなる容器が開示されている。フランジ部には、外力によって切断可能な切断予定ラインが環状線を描いて形成されている。収容部の開口周縁とフランジ部の外周縁は四角形をなしており、切断予定ラインもこれら開口周縁と外周縁に沿って四角形をなしている。フランジ部には、切断予定ラインの4つの辺の中央において、下に凸の膨出部が形成されている。
特許文献1の容器では、シール蓋材とフランジ部の熱溶着により収容部の内部空間が密封されている。開封時に、フランジ部の切断予定ラインより外側の領域とシール蓋材を指でつまんで上方に折り曲げるように力を加えることにより、フランジ部は切断予定ラインで切断される。これにより、収容部とフランジ部の内側領域(切断予定ラインの内側の領域)からなる容器本体と、シール蓋材とフランジ部の外側領域からなる再封蓋に分離される。
上記切断予定ラインでの切断により、膨出部は内側部分と外側部分に分離される。
再封時には、上記再封蓋を容器本体のフランジ部の内側領域に被せる。この際、容器本体に属する膨出部の内側部分のエッジと、再封蓋に属する膨出部の外側部分のエッジとの引っ掛かりにより、再封蓋の閉じ状態が保持される。
上記のように密封用のシール蓋材が、開封後には容器本体のフランジ部の外側領域と協働して再封蓋を構成するので、再封蓋を別途必要とせず部品点数を減じることができる。
特許5700163号公報
特許文献1の容器では、再封蓋の容器本体への再封状態を、半分に切断された膨出部の内側部分と外側部分のエッジでの引っ掛かりにより保持するため、確実に保持することができない。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、容器において、容器本体とシール蓋材とを備え、上記容器本体は、収容部と、この収容部の開口周縁に連なるフランジ部とを有し、上記フランジ部には、下に凸となる環状凸部が形成され、この環状凸部の底部に、外力付与により切断可能な切断予定ラインが環状線を描いて形成され、この切断予定ラインにより上記フランジ部は内側領域と外側領域に区分けされ、上記環状凸部の底部が、上記内側領域の外周縁部と上記外側領域の内周縁部を提供しており、上記切断予定ラインは、上記収容部の中心軸線からの距離が互いに異なる内側偏倚部と外側偏倚部を有し、上記中心軸線から上記内側偏倚部までの距離が、上記中心軸線から上記外側偏倚部までの距離より短く、上記外側領域の内周縁部は上記内側偏倚部に対応した位置に内方向張出部を有し、上記内側領域の外周縁部は上記外側偏倚部に対応した位置に外方向張出部を有しており、上記フランジ部の外側領域において、上記環状凸部より径方向外側に上記シール蓋材が固着されており、上記切断予定ラインでの切断により、上記フランジ部の外側領域と上記シール蓋材を含む再封蓋が、上記フランジ部の内側領域から分離可能であり、上記再封蓋は、上記分離前の位置から上記収容部を中心として回転変位するとともに上記収容部の開口を再封した状態で、上記外側領域の上記内方向張出部が、上記内側領域の上記外方向張出部の下側に重合可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、密封用のシール蓋材が、開封後には容器本体のフランジ部の外側領域と協働して再封蓋を構成するので、再封蓋を別途必要とせず部品点数を減じることができる。
再封蓋による再封状態は、再封蓋側の内方向張出部が、容器本体側の外方向張出部の下側に重合されることにより、確実に維持される。しかも内方向張出部と外方向張出部は、環状凸部の底部により提供され、シール蓋材より下方に位置しているので、その重合がシール蓋材の干渉を受けずに済む。
好ましくは、上記外側領域の上記内方向張出部と上記内側領域の上記外方向張出部がそれぞれ複数形成されており、上記再封状態で、上記内方向張出部と上記外方向張出部が周方向に間隔をおいて複数箇所で重合される。
上記構成によれば、複数箇所での重合により、再封蓋をより一層確実に保持することができる。
第1の態様では、上記収容部の中心軸線から径方向に放射状に延びる偶数の仮想基準線が、等しい角度間隔をなして設定され、上記切断予定ラインは、各仮想基準線の両側に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部とを有しており、周方向に隣り合う上記仮想基準線では、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が異なる。
上記構成では、上記再封蓋を、分離前の位置から上記仮想基準線の角度間隔だけ回転変位させて位置決めし、この後で容器本体に向かって押し付けることにより、内方向張出部が外方向張出部を越えてその下に重合することができる。また等角度間隔での重合により、再封蓋をより一層確実に保持することができる。
第2の態様では、上記収容部の中心軸線から径方向に放射状に延びる偶数の仮想基準線が、一対または複数対をなして周方向に離間して設定され、上記切断予定ラインは、各仮想基準線の両側に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部とを有しており、上記対をなす上記仮想基準線は180°離間するとともに、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が異なる。
上記構成では、上記再封蓋を、分離前の位置から180°回転変位させて位置決めし、この後で容器本体に向かって押し付けることにより、内方向張出部が外方向張出部を越えてその下に重合することができる。
上記第1、第2の態様において好ましくは、上記環状凸部と上記切断予定ラインは平面視正方形をなし、4つの辺に対応する直線部と、4つの角部に対応する円弧部を有しており、上記仮想基準線が上記切断予定ラインの円弧部を通り、この切断予定ラインの各円弧部が上記内側偏倚部と上記外側偏倚部を有する。
上記構成では、再封蓋の内周縁部の直線部と容器本体の外周縁部の直線部とは、再封蓋を回転変位させても一致するので、内方向張出部と外方向張出部の重合の際に支障とならない。
第3の態様では、上記切断予定ラインは周方向に離間した複数の偏倚部形成箇所を有し、各偏倚部形成箇所に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部が形成され、これら複数の偏倚部形成箇所において、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が同じである。
上記構成では、再封蓋を、分離前の位置から各偏倚形成箇所における内側偏倚部と外側偏倚部の角度間隔分だけ回転変位させることにより、内方向張出部と外方向張出部を重合させることができる。
第4の態様では、上記切断予定ラインは周方向に離間した複数の偏倚部形成箇所を有し、各偏倚部形成箇所には、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部のうちいずれか一方の偏倚部が1つ形成されるとともに、当該一方の偏倚部の両側に他方の偏倚部が2つ形成されている。
上記構成では、再封蓋を、分離前の位置から各偏倚形成箇所における内側偏倚部と外側偏倚部の角度間隔分だけ回転変位させることにより、内方向張出部と外方向張出部を重合させることができる。しかも、再封蓋をいずれの方向に回転変位させても上記重合が可能である。
第3、第4の態様において好ましくは、上記複数の偏倚部形成箇所が等しい角度間隔をなして離間している。
上記構成によれば、安定した再封状態が得られる。
第3、第4の態様において、より好ましくは、上記環状凸部と上記切断予定ラインは平面視正方形をなし、4つの辺に対応する直線部と、4つの角部に対応する円弧部を有しており、上記切断予定ラインの上記円弧部が上記外側偏倚部として提供され、上記切断予定ラインの上記直線部において上記円弧部に隣接する部位が、上記内側偏倚部として提供される。
さらに好ましくは、上記環状凸部の外周壁は、上記切断予定ラインの円弧部に対応する円弧部と、この円弧部に隣接するとともに径方向外側に膨出した収容部と、これら収容部と円弧部の境の係止部とを有しており、上記収容部は再封時に上記内側領域の上記外方向張出部を収容できるようになっており、上記係止部は、上記内側領域の外方向張出部より上記中心軸線からの距離が短く、再封時に上記外方向張出部に係止される。
上記構成によれば、容器本体の外方向張出部が再封蓋の収容部に収容された再封状態において、再封蓋の係止部が外方向張出部に係止されるため、再封蓋が回らず、再封状態をより一層確実に維持することができる。
第3、第4の態様において、上記環状凸部の底部は、径方向外方向に進むにしたがって下方に向かうような傾斜をなしている。
上記構成によれば、切断予定ラインで切断された後、再封蓋の内周縁部(フランジ部の外側領域の内周縁部)が下向きに変形し、容器本体の外周縁部(フランジ部の内側領域の外周縁部)が上向きに変形するので、再封蓋を分離前の位置から回すことにより、再封蓋の内方向張出部を容器本体の外方向張出部の下側に容易に重合させることができる。
好ましくは、上記フランジ部の上記内側領域において、上記環状凸部より径方向内側には環状線を描く隆起部が形成され、上記シール蓋材が上記隆起部と上記フランジ部の上記外側領域に熱溶着されている。
上記構成によれば、収容部の密封性を高めることができる。
本発明によれば、少ない部品点数で密封性と再封性を得ることができるとともに、再封状態を安定して維持できる。
本発明の第1実施形態に係る容器の平面図であり、シール蓋材を省略して示す。 図1の一部をさらに拡大して示す平面図である。 (A)は開封後の分離された容器本体を示す平面図であり、(B)は開封後の分離された再封蓋を、シール蓋材を省略して示す平面図である。 再封蓋で再封した状態を示す容器の平面図であり、シール蓋材を省略して示す。 図4の一部をさらに拡大して示す平面図である。 図1中A―A矢視断面に対応する断面図であり、(A)は熱溶着前の容器本体とシール蓋材を示し、(B)は熱溶着後の完成された容器を示し、(C)は開封により分離された容器本体と再封蓋とを示し、(D)は再封状態の容器を示す。 (A)は開封前の容器を示す図6(B)の一部拡大断面図であり、(B)は再封状態の容器を示す図6(D)の一部拡大断面図であり、(C)は容器本体と再封蓋の重合部を示す図5中B−B矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る容器の開封前の状態を示す平面図であり、シール蓋材を省略して示す。 図8中CーC矢視断面図である。 (A)は第2実施形態において開封後の分離された容器本体を示す平面図であり、(B)は開封後の分離された再封蓋を、シール蓋材を省略して示す平面図である。 第2実施形態の容器の再封状態を、シール蓋材を省略して示す平面図である。 図11の一部を拡大して示す平面図である。 (A)は図9の要部拡大断面図であり、(B)は図9の要部拡大断面図であり、切断予定ラインで切断した後の状態または再封蓋を位置決めして容器本体に載せた状態を示す要部拡大断面図であり、(C)は再封蓋を回した後の重合部を示す図12中D−D矢視断面図である。
以下、本発明の第1実施形態をなす容器について図1〜図7を参照しながら説明する。本実施形態の容器は食材等を収容するためのものである。
最初に、図1、図6(A),(B)を参照しながら容器の概略構成を説明する。容器は、容器本体1とシール蓋材2により構成されている。
容器本体1は、例えばPS,PP,PET等の樹脂シートを真空プレス成形することにより得られ、収容部10と、この収容部10の開口周縁19に連なり径方向外方向に張り出すフランジ部20と,このフランジ部20の外周縁29に連なる垂下部30とを有している。収容部10は底部11と胴部12により構成されている。
図1に示すように、上記収容部10の底部11は円形をなし、開口周縁19はこの底部11より若干径の大きな円形をなしている。フランジ部20の外周縁29は角部が丸く形成された正方形をなしている。
フランジ部20には下に凸(上から見て凹)をなす環状凸部21が形成されている。図1に示すように、環状凸部21は、フランジ部20の外周縁29の4つの辺と平行をなす直線部と、外周縁29の角部に対応する円弧部とを有している。
上記環状凸部21の底部には、環状線を描く切断予定ライン22が形成されている。図6(A)、(B)ではこの切断予定ライン22の位置を一点鎖線で示す。本実施形態では、切断予定ライン22は、間隔をおいて形成された多数の切込み(図1、図2において実線で示す)からなるミシン目により構成されているが、環状凸部21の底部の上面または下面に形成された連続したV溝であってもよい。切断予定ライン22は、フランジ部20の他の部位より脆弱であり、ユーザーから付与される外力で容易に切断できるようになっている。
上記切断予定ライン22により、フランジ部20は内側領域23と外側領域24に区分けされている。環状凸部21の底部は、内側領域23の外周縁部23aと外側領域24の内周縁部24aを提供する。
切断予定ライン22は、環状凸部21の底部の略中央を通り、環状凸部21の直線部に対応する直線部と環状凸部21の円弧部に対応する円弧部を有している。以下、切断予定ライン22の円弧部の形状について詳述する。
容器には、90°の角度間隔で4つの仮想基準線L1〜L4が設定されている。これら仮想基準線L1〜L4は、収容部10の中心軸線L0から径方向に放射状に延びて、環状凸部21の円弧部、切断予定ライン22の円弧部およびフランジ部20の外周縁29の角部を通っている。
切断予定ライン22の各円弧部は、仮想基準線L1〜L4に対して左右対称ではない。図2に、中心が仮想基準線L1上にあり、仮想基準線L1に対して左右対称をなす円弧Rを比較のために示す。仮想基準線L1の時計回り側では、切断予定ライン22が円弧Rより径方向内側に位置している。以下、この部位を内側偏倚部22xと称す。仮想基準線L1の反時計回り側では、切断予定ライン22が円弧Rより径方向外側に位置している。以下、この部位を外側偏倚部22yと称す。
内側偏倚部22xの中心軸線L0からの距離は、外側偏倚部22yの中心軸線L0からの距離より短い。
仮想基準線L1〜L4において、隣なり合う仮想基準線では、内側偏倚部22xと外側偏倚部22yの周方向位置が異なっている。すなわち、仮想基準線L2,L4では、仮想基準線L1と異なり、仮想基準線L2,L4の反時計回り側に内側偏倚部22xが位置し、時計回り側に外側偏倚部22yが位置している。仮想基準線L3では仮想基準線L1と同様に時計回り側に内側偏倚部22xが位置し、反時計回り側に外側偏倚部22yが位置している。
4つの仮想基準線L1〜L4において、中心軸線L0と内側偏倚部22xの距離は互いに等しく、中心軸線L0と外側偏倚部22yの距離も互いに等しい。
図2に示すように、外側領域24の内周縁部24aは、切断予定ライン22の内側偏倚部22xに対応して内方向張出部24bを有しており、外側偏倚部22yに対応して外方向後退部24cを有している。
内側領域23の外周縁部23aは、外側偏倚部22yに対応して外方向張出部23bを有し、内側偏倚部22xに対応して内方向後退部23cを有している。
フランジ部20の内側領域23において、上記環状凸部21の径方向内側には、環状線を描く隆起部25が形成されている。この隆起部25はフランジ部20から上方に若干量(例えば0.5mm程度)隆起している。上記外側領域24における環状凸部21より径方向外側の部位はこの隆起部25と略等しい高さにある。
フランジ部20の各角部において、内側領域23と外側領域24には、角部識別マーク23m,24mが付されている。本実施形態では、識別マーク23mとして、周方向に交互に「1」と「2」が付され、同様に識別マーク24mとして、周方向に交互に「1」と「2」が付されている。各角部において、識別マーク23m,24mは異なっている。
図6(A),(B)、図7(A)に示すように、容器本体1の収容部10に食材を充填した後、フランジ部20に、シール蓋材2が熱溶着される。シール蓋材2は例えば樹脂フィルムまたは樹脂シートからなり、フランジ部20に対応して正方形をなしている。シール蓋材2は、フランジ部20の外側領域24における環状凸部21より径方向外側の部位と隆起部25に熱溶着され、これにより、収容部10の内部空間が密封され、食材の改竄、劣化を防止できる。
上記食材入りの容器を購入したユーザーは、フランジ部20の角部における外側領域24を指でつまんで上側へ引き上げることにより、切断予定ライン22を全周にわたって切断する。
上記切断予定ライン22での切断により、図6(C)に示すように容器は容器本体1Aと再封蓋2Aに分離される。この際、隆起部25とシール蓋材2との溶着も解除され、ユーザーは開封状態の収容部10から食材を取出すことができる。
図3(A)、図6(C)に示すように、容器本体1Aは、初期状態の容器本体1からフランジ部20の外側領域24を除去したものであり、収容部10とフランジ部20の内側領域23を有している。図3(B)、図6(C)に示すように、再封蓋2Aは、フランジ部20の外側領域24と、垂下部30と、外側領域24に溶着されたシール蓋材2を有している。
再封蓋2Aにおいて、シール蓋材2は柔軟性を有しているが、フランジ部20の外側領域24と垂下部30は、成形品である初期状態の容器本体1の一部であるから、弾性変形可能であるものの保形性(所定の剛性)を有しており、再封蓋2Aの枠の役割を担う。
図3(A)に示すように、容器本体1Aの外周縁部すなわち内側領域23の外周縁部23aは、各角部(円弧部)において、外方向張出部23bと内方向後退部23cを有している。図3(B)に示すように、再封蓋2Aの内周縁部すなわち外側領域23の内周縁部24aも、各角部(円弧部)において、内方向張出部24bと外方向後退部24cを有している。
図4、図5に示すように、再封蓋2Aにより、容器本体1Aの収容部10を再封することができる。詳述すると、再封蓋2Aを、内側領域23の角部識別マーク23mと外側領域24の角部識別マーク24mが等しくなるように、分離前の位置から90°(隣り合う仮想基準線の角度間隔)回す。このように位置決めして再封蓋2Aを容器本体1Aに載せると、再封蓋2Aの外側領域24の内方向張出部24bが容器本体1Aの内側領域23の外方向張出部23bの上に重なる。
上記のように再封蓋2Aを位置決めした状態で、再封蓋2Aの外側領域24の外方向後退部24cと容器本体1Aの内側領域23の内方向後退部23cとの間には隙間Sが形成される。再封蓋2Aの外側領域24の内周縁部24aにおける4つの直線部と容器本体1Aの内側領域23の外周縁部23aにおける4つの直線部は略一致している。
上記位置決め状態で、図6(D)、図7(B)に示すように再封蓋2Aを押し込む。すると、再封蓋2Aの外側領域24の内周縁部24aと容器本体1Aの内側領域23の外周縁部23aが重ねられた箇所では、容器本体1Aと再封蓋2Aの弾性変形を伴って、外側領域24の内方向張出部24bが内側領域23の外方向張出部23bを越えて、その下に入り込んで重なり合う。図5、図7(C)参照。その結果、内方向張出部24bと外方向張出部23bの係合作用により再封蓋2Aの容器本体1Aに対する再封状態が保持される。
図1と図4の比較から明らかなように、再封蓋2Aは90°回しただけであり、収容部10に対する位置関係に大きな変化はなく、収容部10の開口をシール蓋材2で覆った再封状態が得られる。
本実施形態では、90°離れた4箇所において係合することにより、再封蓋2Aを容器本体1Aに確実に保持することができる。
上記実施形態において、収容部10の形状は任意に選択できる。フランジ部20の外形状、環状凸部21、切断予定ライン22の形状も正方形の他、円形、偶数の正多角形を採用できる。仮想基準線は2本だけ設定してもよい。
上記実施形態の変形例として、再封蓋2Aを180°回して容器本体1Aに取り付けるように構成することもできる。この場合には、仮想基準線L1,L3において切断予定ライン22の内側偏倚部22xと外側偏倚部22yの周位置を逆にし、仮想基準線L2,L4において切断予定ライン22の内側偏倚部22xと外側偏倚部22yの周方向位置を逆にすればよい。この変形例を採用する場合、環状凸部21、切断予定ライン22の形状は長方形、楕円等も採用可能である。仮想基準線は2本だけ設定してもよい。
次に、本発明の他の実施形態について図面を参照しながら説明する。これら実施形態において、先行する実施形態に対応する構成部には図において同番号または類似番号を付してその詳細な説明を省略する。
図8〜図13は本発明の第2実施形態を示す。図13(A)に示すように、環状凸部21の底部は、径方向外方向に進むにしたがって下方に向かうように傾斜している。
図8に示すように、環状凸部21の底部に形成される切断予定ライン22は90°間隔で4つの偏倚部形成箇所Pを有している。各偏倚部形成箇所Pでは、左右対称をなす円弧部全体が外側偏倚部22yとして提供され、直線部において円弧部に連なる部位が内側偏倚部22xとして提供される。本実施形態では、各偏倚部形成箇所Pには、1つの外側偏倚部22yと、その両側の2つの内側偏倚部22xが形成されている。
図8に示すように、上記環状凸部21の外周壁21wは、上記切断予定ライン22の外側偏倚部22yに対応した位置に形成された円弧部21aと、この円弧部21aに隣接した位置すなわち内側偏倚部22xに対応した位置に形成された収容部21bと、円弧部21aと収容部21bとの間に形成された係止部21cとを有している。
収容部21bは径方向外側に膨出している。係止部21cは、内側領域23の外方向張出部23bより中心軸線L0からの距離が短い。
切断予定ライン22が切断されることにより、図10(A)の容器本体1Aと10(B)の再封蓋2Aに分離される。
再封の際には、再封蓋2Aを、分離前の位置または再封蓋2Aの角部を容器本体1Aの角部とが一致する位置に位置決めして、容器本体1Aに載せる。
環状凸部21の底部が傾斜しているため、図13(B)に示すように、切断後は内側領域23の外周縁部23aが上方に向かって変形し、外側領域24の内周縁部24aが下に向かって変形する。その結果、再封蓋2Aを容器本体1Aに載せた時に、外側領域24の内周縁部24aが内側領域23の外周縁部23aより下方に位置することになる。
上述のように再封蓋2Aを位置決めして容器本体1Aに載せた後に、図11に示すようにいずれか一方に所定角度θだけ回すと、容器本体1Aの外方向張出部23bが再封蓋2Aの環状凸部21の外周壁21wの係止部21cを乗り越え、収容部21bに至る。この再封状態で再封蓋2Aの一方の内方向張出部24bが外方向張出部23bの下に重ね合わされる。
上記係止部21cが容器本体1Aの外方向張出部23bに係止されるため、再封蓋2Aは回り止めされており、再封状態を安定して維持することができる。
上記第2実施形態の変形例として、切断予定ライン22は各偏倚部形成箇所Pに内側偏倚部22xと外側偏倚部22yを1つずつ形成してもよい。この場合、内側偏倚部22xと外側偏倚部22yの周方向位置は、全ての偏倚部形成箇所Pにおいて同じにする必要がある。
上記第2実施形態およびその変形例では、フランジ部の外形状、環状凸部および切断予定ラインの平面視形状は、任意のあらゆる形状を採用可能である。
本発明は、上記実施形態に制約されず、種々の態様を採用することができる。
上記実施形態では容器本体とシール蓋材が樹脂製であったが、いずれか一方または両方が、樹脂以外の材料例えば紙や金属であってもよい。
本発明は、食材の容器等に適用できる。
1 容器本体
1A 開封後の容器本体
2 シール蓋材
2A 再封蓋
10 収容部
19 開口周縁
20 フランジ部
21 環状凸部
21a 円弧部
21b 収容部
21c 係止部
21w 外周壁部
22 切断予定ライン
22x 内側偏倚部
22y 外側偏倚部
23 内側領域
23a 内側領域の外周縁部
23b 外方向張出部
24 外側領域
24a 外側領域の内周縁部
24b 内方向張出部
25 隆起部
29 フランジ部の外周縁
P 偏倚部形成箇所

Claims (12)

  1. 容器本体とシール蓋材とを備え、
    上記容器本体は、収容部と、この収容部の開口周縁に連なるフランジ部とを有し、
    上記フランジ部には、下に凸となる環状凸部が形成され、この環状凸部の底部に、外力付与により切断可能な切断予定ラインが環状線を描いて形成され、この切断予定ラインにより上記フランジ部は内側領域と外側領域に区分けされ、上記環状凸部の底部が、上記内側領域の外周縁部と上記外側領域の内周縁部を提供しており、
    上記切断予定ラインは、上記収容部の中心軸線からの距離が互いに異なる内側偏倚部と外側偏倚部を有し、上記中心軸線から上記内側偏倚部までの距離が、上記中心軸線から上記外側偏倚部までの距離より短く、上記外側領域の内周縁部は上記内側偏倚部に対応した位置に内方向張出部を有し、上記内側領域の外周縁部は上記外側偏倚部に対応した位置に外方向張出部を有しており、
    上記フランジ部の外側領域において、上記環状凸部より径方向外側に上記シール蓋材が固着されており、
    上記切断予定ラインでの切断により、上記フランジ部の外側領域と上記シール蓋材を含む再封蓋が、上記フランジ部の内側領域から分離可能であり、
    上記再封蓋は、上記分離前の位置から上記収容部を中心として回転変位するとともに上記収容部の開口を再封した状態で、上記外側領域の上記内方向張出部が、上記内側領域の上記外方向張出部の下側に重合可能であることを特徴とする容器。
  2. 上記外側領域の上記内方向張出部と上記内側領域の上記外方向張出部はそれぞれ複数形成されており、上記再封状態で、上記内方向張出部と上記外方向張出部が周方向に間隔をおいて複数箇所で重合されることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 上記収容部の中心軸線から径方向に放射状に延びる偶数の仮想基準線が、等しい角度間隔をなして設定され、上記切断予定ラインは、各仮想基準線の両側に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部とを有しており、
    周方向に隣り合う上記仮想基準線では、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が異なることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  4. 上記収容部の中心軸線から径方向に放射状に延びる偶数の仮想基準線が、一対または複数対をなして周方向に離間して設定され、上記切断予定ラインは、各仮想基準線の両側に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部とを有しており、
    上記対をなす上記仮想基準線は180°離間するとともに、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が異なることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  5. 上記環状凸部と上記切断予定ラインは平面視正方形をなし、4つの辺に対応する直線部と、4つの角部に対応する円弧部を有しており、上記仮想基準線が上記切断予定ラインの円弧部を通り、この切断予定ラインの各円弧部が上記内側偏倚部と上記外側偏倚部を有することを特徴とする請求項3または4に記載の容器。
  6. 上記切断予定ラインは周方向に離間した複数の偏倚部形成箇所を有し、各偏倚部形成箇所に上記内側偏倚部と上記外側偏倚部が形成され、これら複数の偏倚部形成箇所において、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部の周方向位置が同じであることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  7. 上記切断予定ラインは周方向に離間した複数の偏倚部形成箇所を有し、各偏倚部形成箇所には、上記内側偏倚部と上記外側偏倚部のうちいずれか一方の偏倚部が1つ形成されるとともに、当該一方の偏倚部の両側に他方の偏倚部が2つ形成されていることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  8. 上記複数の偏倚部形成箇所が等しい角度間隔をなして離間していることを特徴とする請求項6または7に記載の容器。
  9. 上記環状凸部と上記切断予定ラインは平面視正方形をなし、4つの辺に対応する直線部と、4つの角部に対応する円弧部を有しており、上記切断予定ラインの上記円弧部が上記外側偏倚部として提供され、上記切断予定ラインの上記直線部において上記円弧部に隣接する部位が、上記内側偏倚部として提供されることを特徴とする請求項8に記載の容器。
  10. 上記環状凸部の外周壁は、上記切断予定ラインの円弧部に対応する円弧部と、この円弧部に隣接するとともに径方向外側に膨出した収容部と、これら収容部と円弧部の境の係止部とを有しており、
    上記収容部は再封時に上記内側領域の上記外方向張出部を収容できるようになっており、上記係止部は、上記内側領域の外方向張出部より上記中心軸線からの距離が短く、再封時に上記外方向張出部に係止されることを特徴とする請求項9に記載の容器。
  11. 上記環状凸部の底部は、径方向外方向に進むにしたがって下方に向かうような傾斜をなしていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の容器。
  12. 上記フランジ部の上記内側領域において、上記環状凸部より径方向内側には環状線を描く隆起部が形成され、上記シール蓋材が上記隆起部と上記フランジ部の上記外側領域に熱溶着されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の容器。
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