JP2018028871A - デビット決済システム及びデビット決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うこと。【解決手段】POSレジスタ20は、商品金額の入力(1)と引出金額の入力(2)を受け付け、商品金額と引出金額の合計を決済要求金額としてデビット端末40に通知する(3)。デビット端末40は、デビットカードから識別情報を読み取り(4)、デビットカードの識別情報と決済要求金額とを含む決済要求を管理サーバ50に送信する(5)。管理サーバ50は、決済要求金額を決済金額として預金口座から引き落とし、決済許可をデビット端末40に送信する(6)。デビット端末40は、決済許可をPOSレジスタ20に通知する(7)。POSレジスタ20は、決済許可を受信すると、商品の決済処理を完了し、釣銭機30に引出金額分の出金指示を送信し(8)。釣銭機30が引出金額分の現金を払い出す(9)。【選択図】図1

Description

この発明は、店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うことができるデビット決済システム及びデビット決済方法に関する。
従来、コンビニエンスストア等の店舗には、現金自動預払機(ATM;Automatic Teller Machine)を設置し、利用者がこの現金自動預払機を用いて銀行口座から所望の現金を出金することが多いが、店舗の設置スペースやコストの面を考えると、あらゆる店舗に現金自動預払機を導入することは難しい。
このため、店舗に設けられたレジ端末を用いてキャッシュアウトを行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、キャッシュアウトフラグが含まれていない場合には、商品金額を決済金額として設定し、キャッシュアウトフラグが含まれている場合には、商品金額に手数料を加算した決済金額を設定して決済指示を行い、キャッシュアウトフラグが含まれる決済指示に対する引落完了通知を受信した場合には、現金の提供処理を実行させるよう構成したキャッシュアウト処理システムが開示されている。
特開2008−77481号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、商品を銀行決済で購入するか又は現金をキャッシュアウトするかの二者択一の処理を行うものであるため、利用者のニーズに適正に対応できないという問題がある。
具体的には、コンビニエンスストアに来店する利用者は、キャッシュアウトのみを目的として来店するケースが少なく、むしろ商品の購入と併せてキャッシュアウトを行いたい場合が多い。キャッシュアウトのみを目的とするのであれば、手数料の安い契約先の銀行又は現金自動預払機が設けられた店舗を訪れると考えられるからである。
かかる場合に、上記特許文献1によれば、銀行決済による商品の購入とキャッシュアウトという2度の決済処理を行わねばならず、利用者が迅速に所望の目的を達成することができない。また、レジでの待ち行列が長い場合に、利用者が2度の決済処理を行ったのでは、待ち行列の利用者をさらに待たせる状況が生ずる。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うことができるデビット決済システム及びデビット決済方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、利用者の購入対象となる商品の商品金額及び利用者の引出金額を加算した決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、前記商品の決済処理を行うとともに前記引出金額の出金処理を行う決済処理部とを有する決済端末と、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記決済処理部は、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行い、前記釣銭機は、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記決済端末は、前記商品金額及び/又は前記引出金額を示すコードを読み取るコード読取部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記決済端末は、前記利用者から前記引出金額の入力を受け付ける入力受付部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示部とを有する決済端末と、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末と、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す釣銭機とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、両替機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示部とを有する決済端末と、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末と、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す両替機とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記決済端末の設置者から前記デビット決済要求の手数料を徴収する処理を行う手数料処理部と、前記決済端末の設置者に対して前記引出金額の出金の利用料を支払う処理を行う利用料処理部とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、決済端末が、利用者の購入対象となる商品の商品金額及び利用者の引出金額を加算した決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、前記商品の決済処理を行うとともに前記引出金額の出金処理を行う決済処理ステップとを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、決済端末が、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示ステップと、前記釣銭機が、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す払出ステップとを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、決済端末が、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、両替機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示ステップと、前記両替機が、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す払出ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うことができる。
図1は、本実施例1に係るデビット決済システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、本実施例1に係るデビット決済システムにおける運用コストの分担についての説明図である。 図3は、POSレジスタ、釣銭機及びデビット端末の外観を示す斜視図である。 図4は、POSレジスタ、釣銭機及びデビット端末の内部構成を示す図である。 図5は、POSレジスタのデビット決済に係る処理手順を示すフローチャートである。 図6は、管理サーバの構成を示す図である。 図7は、管理サーバに係る処理手順の説明図である。 図8は、実施例2に係るキャッシュアウトについての説明図である。 図9は、両替機をキャッシュアウトの出金に用いる構成についての説明図である。 図10は、両替機及びデビット端末の内部構成を示す図である。 図11は、両替機を用いる場合の運用についての説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るデビット決済システム及びデビット決済方法の好適な実施例を詳細に説明する。
<デビット決済システムの概念>
まず、本実施例1に係るデビット決済システムの概念について説明する。図1は、本実施例1に係るデビット決済システムの概念を説明するための説明図である。図1に示すように、このデビット決済システムでは、店舗10にPOS(Point Of Sales)レジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40が設けられている。
POSレジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の商業施設の店舗10において、商品棚が設置されるフロント領域のレジに設置される。POSレジスタ20は、利用者により購入される商品について品名や価格の入力を受け付け、決済に係る処理を行う決済端末である。釣銭機30は、POSレジスタ20と接続され、利用者からレジ担当者に手渡された貨幣の入金処理を行うとともに、釣銭としての貨幣の出金処理を行う装置である。デビット端末40は、POSレジスタ20に接続されるとともに、店舗10の外部の管理サーバ50と接続され、デビット決済に係る処理を実行する。
デビット決済とは、金融機関等の預金口座に対応付けられたデビットカードを用い、預金口座から決済金額を引き落とすことで行う決済である。通常、POSレジスタ20は、購入される商品の価格を合計した商品金額を算出し、この商品金額が決済金額となる。このように、商品の購入にデビットカードを用いる他、本実施例に係るデビット決済システムでは、デビットカードを現金の引き出しに用いることを可能としている。
具体的には、POSレジスタ20は、商品金額の入力を受け付ける(1)とともに、現金で引き出す引出金額の入力を受け付ける(2)。POSレジスタ20は、商品金額と引出金額を合算して決済要求金額とし、デビット端末40に決済要求金額を通知する(3)。
デビット端末40は、POSレジスタ20から決済要求金額の通知を受けると、利用者の提示したデビットカードから識別情報を読み取り(4)、デビットカードの識別情報と決済要求金額とを含む決済要求を管理サーバ50に送信する(5)。
管理サーバ50は、デビット端末40から決済要求を受信すると、デビットカードの識別情報に対応付けられた預金口座から決済要求金額の引き落しが可能であるか否かを判定する。決済要求金額の引き落としが可能であれば、決済要求金額を決済金額として預金口座から引き落とし、決済許可をデビット端末40に送信する(6)。
デビット端末40は、管理サーバ50から受信した決済許可をPOSレジスタ20に通知する(7)。POSレジスタ20は、デビット端末40から決済許可を受信すると、商品の決済処理を完了し、釣銭機30に引出金額分の出金指示を送信する(8)。釣銭機30は、POSレジスタ20からの出金指示を受けて引出金額分の現金を払い出す(9)。
このように、本実施例1に係るデビット決済システムでは、POSレジスタ20が商品金額とともに引出金額の入力を受け付け、商品金額と引出金額を合算した決済金額でデビット決済を実行し、購入された商品とともに引出金額分の現金を利用者に手渡すことができる。
次に、本実施例1に係るデビット決済システムにおける運用コストの分担について説明する。図2は、本実施例1に係るデビット決済システムにおける運用コストの分担についての説明図である。既に説明したように、店舗10のデビット端末40は、管理サーバ50と接続されている。管理サーバ50は、図2に示すように、加盟店管理銀行60及び預金銀行80と接続されている。
加盟店管理銀行60は、デビットカードによる決済において決済金額の引き落としと振り込みを担う。預金銀行80は、利用者や店舗が預金口座を開設している金融機関であり、特に利用者にはデビットカードを発行する。加盟店管理銀行60と預金銀行80は、クリアリングセンタ70を介して接続される。利用者が店舗10でデビットカードを提示してデビット決済を要求した場合には、預金銀行80の利用者の預金口座から決済金額が引き落とされ、店舗10の預金口座に決済金額が振り込まれる。クリアリングセンタ70は、利用者の預金口座からの引落しと店舗10の預金口座への振込とを消し込み処理することで、デビット決済を成立させる。
ここで、デビット決済には、決済手数料が課される。本実施例では、店舗10が管理サーバ50に支払う決済手数料を1件あたり120円としている。管理サーバ50は、この決済手数料をそのまま加盟店管理銀行60に支払う。加盟店管理銀行60は、クリアリングセンタ70に決済手数料を支払うが、加盟店管理銀行60がクリアリングセンタ70に支払う決済手数料は、加盟店管理銀行60が管理サーバ50から受け取る決済手数料より少なく設定され、その差分が加盟店管理銀行60の利益となる。図2の例では、加盟店管理銀行60がクリアリングセンタ70に支払う決済手数料は1件あたり40円に設定されており、加盟店管理銀行60が得る手数料の差分は1件あたり80円となる。
クリアリングセンタ70は、加盟店管理銀行60からの決済手数料をそのまま預金銀行80に支払う。従って、預金銀行80は、デビット決済1件あたり40円を受け取ることになる。
ここで、本実施例に係るデビット決済システムでは、デビットカードによる現金の引き出しについて、預金銀行80が引出利用料を支払うこととしている。具体的には、預金銀行80は、デビットカードによる現金の引き出し1件につき、160円の引出利用料を管理サーバ50に支払う。管理サーバ50は、預金銀行80から引出利用料の支払いを受け、店舗10に引出利用料を支払う。管理サーバ50が店舗10に支払う引出利用料は、管理サーバ50が預金銀行80から受け取る引出利用料より少なく設定され、その差分が管理サーバ50の利益となる。図2の例では、管理サーバ50が店舗10に支払う引出利用料は1件あたり140円に設定されており、管理サーバ50が得る利用料の差分は1件あたり20円となる。
このように、デビット決済に決済手数料を課すとともに、デビットカードによる現金引出に引出利用料を課すこととすれば、店舗10は、デビットカードによる現金引出を行った場合に、決済手数料と引出利用料の差分を得ることができる。図2では、店舗10は、デビットカードによる現金引出の1件につき20円の利益が得られる。
一方で、預金銀行80では、決済手数料と引出利用料の差分を負担することになる。図2では、デビットカードによる現金引出の1件につき120円が預金銀行80の負担である。この負担額は、現金自動預払機を設置した場合に想定される1取引あたりの運用コストよりも小さい。従って、店舗10に現金自動預払機を設置する代わりにデビットカードによる引出を提供することで、預金銀行80の負担を軽減することが可能となる。
<装置の構成>
次に、POSレジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40の構成について説明する。図3は、POSレジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40の外観を示す斜視図である。図3に示すように、POSレジスタ20は、レジ担当者が操作する操作キー等の操作部22と、レジ担当者用の表示部21aと、利用者用の表示部21bとを有する。
POSレジスタ20は、釣銭機30の上に載置することができる。釣銭機30は、操作表示部32、紙幣投入口33a、紙幣投出口33b、硬貨投入口34a及び硬貨投出口34bを有する。また、デビット端末40は、カードリーダ42、表示部43及び操作部44を有する。
図4は、POSレジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40の内部構成を示す図である。図4に示すように、POSレジスタ20は、表示部21、操作部22、バーコードリーダ23、印字部24、通信部25及び制御部26を有する。表示部21は、レジ担当者用の表示部21aと、利用者用の表示部21bとを含む。バーコードリーダ23は、商品に付されたバーコードの読み取りを行う装置である。また、商品に限らず、引出金額の指定にバーコードを用いてもよい。すなわち、一万円や5千円などの引出金額に対応するバーコードを用意しておき、利用者が選択したバーコードを読み取ることで引出金額を特定するのである。なお、ここではバーコードを例示したが、QRコード(登録商標)など任意の方式で符合されたコードを商品の情報や引出金額の特定に用いることができる。
印字部24は、商品購入や現金引出などの取引を行った場合に、取引内容を印字したレシートを発行するためのプリンタである。通信部25は、釣銭機30及びデビット端末40との通信を行う通信インタフェースである。
制御部26は、POSレジスタ20の全体を制御する制御部であり、決済要求金額算出部26a、決済要求処理部26b、決済処理部26c及びレシート発行部26dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、決済要求金額算出部26a、決済要求処理部26b、決済処理部26c及びレシート発行部26dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
決済要求金額算出部26aは、商品金額の入力と引出金額の入力を受け付けた場合に、商品金額と引出金額を合算して決済要求金額を算出する処理部である。商品金額の入力は、バーコードリーダ23や操作部22により行うことができる。同様に、引出金額の入力は、バーコードリーダ23や操作部22により行うことができる。また、利用者が操作可能な端末から利用者自身による引出金額の入力を受け付けてもよい。
決済要求処理部26bは、決済要求金額算出部26aにより算出された決済要求金額をデビット端末40に通知し、デビット端末40に決済要求の送信を行わせる処理部である。なお、決済要求金額に上限を設けてもよい。決済要求金額算出部26aにより算出された決済要求金額が上限を超える場合には、決済要求金額をデビット端末40に通知することなく決済不可と判定することになる。
決済処理部26cは、デビット端末40から決済許可を受信した場合に、商品の決済処理を行うとともに、引出金額の出金指示を釣銭機30に送信する処理を行う。なお、デビット端末40から決済不可を受信したならば、決済処理部26cは、決済ができない旨を報知する。この報知は、例えば表示部21への表示出力を用いて行えばよい。また、決済処理部26cは、商品金額の決済については、現金決済やクレジット決済などを行うことができるが、これらの決済については説明を省略する。
レシート発行部26dは、決済後にレシートを発行する処理部である。レシートには、商品の品名、金額、個数などが印字される。また、現金の引き出しを行った場合には、引出金額が印字される。商品の購入についてのレシートと、現金の引き出しについてのレシートは区別して発行しても良い。
デビット端末40は、通信部41、カードリーダ42、表示部43、操作部44及び制御部45を有する。通信部41は、POSレジスタ20及び管理サーバ50との通信を行う通信インタフェースである。
カードリーダ42は、デビットカードからの識別情報の読み取りに用いられる。表示部43は、デビット端末40の動作状態の表示などに用いられる。操作部44は、利用者からの暗証番号の入力などに用いられる。
制御部45は、デビット端末40の全体を制御する制御部であり、認証データ受付部45a及びデビット決済処理部45bを有する。認証データ受付部45aは、操作部44により入力された暗証番号などを認証データとして受け付ける。
デビット決済処理部45bは、POSレジスタ20から通知された決済要求金額と、カードリーダ42が読み取ったデビットカードの識別情報と、認証データ受付部45aが受け付けた認証データとを含む決済要求を管理サーバ50に送信する。そして、管理サーバ50から送信された決済結果をPOSレジスタ20に通知する。決済結果は、決済が可能である旨を示す決済許可、決済要求ができない旨を示す決済不可のいずれかである。
釣銭機30は、通信部31、操作表示部32、紙幣収納部33、硬貨収納部34及び制御部35を有する。通信部31は、POSレジスタ20との通信を行う通信インタフェースである。操作表示部32は、タッチパネルディスプレイ等の入出力インタフェースであり、レジ担当者への報知とレジ担当者による操作の受け付けに用いられる。
紙幣収納部33は、紙幣を金種毎に収納する収納部である。紙幣収納部33は、紙幣投入口33aに投入された紙幣の金種や真偽などを識別し、対応する収納庫に搬送する。また、紙幣収納部33は、制御部35からの出金指示に基づいて紙幣を紙幣投出口33bから投出することで払い出しを行う。
硬貨収納部34は、硬貨を金種毎に収納する収納部である。硬貨収納部34は、硬貨投入口34aに投入された硬貨の金種や真偽などを識別し、対応する収納庫に搬送する。また、硬貨収納部34は、制御部35からの出金指示に基づいて硬貨を硬貨投出口34bから投出することで払い出しを行う。
制御部35は、釣銭機30の全体を制御する制御部である。制御部35は、投入された貨幣の合計金額をPOSレジスタ20に通知し、POSレジスタ20からの支払指示に基づいて貨幣を出金する。また、制御部35は、紙幣収納部33及び硬貨収納部34に収納した貨幣の在高を金種別に管理する。
次に、POSレジスタ20のデビット決済に係る処理手順について説明する。図5は、POSレジスタ20のデビット決済に係る処理手順を示すフローチャートである。POSレジスタ20の決済要求金額算出部26aは、まず、商品金額の入力受付(ステップS101)と、引出金額の入力受付(ステップS102)を行う。
決済要求金額算出部26aは、商品金額と引出金額を合算して決済要求金額を算出する(ステップS103)。決済要求処理部26bは、決済要求金額算出部26aにより算出された決済要求金額が上限以下であるか否かを判定する(ステップS104)。決済要求金額が上限を超える場合には(ステップS104;No)、決済処理部26cは、決済不可を表示部21への表示出力などにより報知し(ステップS110)、処理を終了する。
決済要求金額算出部26aにより算出された決済要求金額が上限以下であるならば、(ステップS104;Yes)、決済要求処理部26bは、決済要求金額算出部26aにより算出された決済要求金額をデビット端末40に通知する(ステップS105)。
その後、デビット端末40から決済許可でなく、決済不可を受信したならば(ステップS106;No)、決済処理部26cは、決済不可を表示部21への表示出力などにより報知し(ステップS110)、処理を終了する。
一方、デビット端末40から決済許可を受信したならば(ステップS106;Yes)、決済処理部26cは、商品の決済を行う(ステップS107)とともに、引出金額の出金指示を釣銭機30に送信する(ステップS108)。ステップS108の後、レシート発行部26dがレシートを発行し(ステップS109)、処理を終了する。
<管理サーバの構成>
次に、管理サーバ50の構成について説明する。図6は、管理サーバ50の構成を示す図である。図6に示すように、管理サーバ50は、表示部51、入力部52、通信部53、記憶部54及び制御部55を有する。
表示部51は、液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部52は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。通信部53は、デビット端末40、加盟店管理銀行60のサーバ、預金銀行80のサーバなどとの通信を行う通信インタフェースである。
記憶部54は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、決済履歴データ54a、手数料データ54b及び利用料データ54cを記憶する。決済履歴データ54aは、デビット決済による決済の履歴を示すデータである。手数料データ54bは、デビット決済について課された決済手数料の履歴を示すデータである。利用料データ54cは、デビットカードによる現金の引き出しについて課された引出利用料の履歴を示すデータである。
制御部55は、管理サーバ50の全体を制御する制御部であり、デビット決済処理部55a、決済手数料処理部55b及び引出利用料処理部55cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、デビット決済処理部55a、決済手数料処理部55b及び引出利用料処理部55cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
デビット決済処理部55aは、デビット端末40からの決済要求を受信し、加盟店管理銀行60にデビット決済依頼を送信する。そして、加盟店管理銀行60から受信した決済結果をデビット端末40に送信する処理を行う。また、デビット決済処理部55aは、デビット決済の内容を決済履歴データ54aに登録する。
決済手数料処理部55bは、デビット決済に係る決済手数料の徴収と支払いを管理し、決済手数料の徴収と支払いの履歴を手数料データ54bに登録する。
引出利用料処理部55cは、デビットカードによる現金の引き出しに係る利用手数料の徴収と支払いを管理し、利用手数料の徴収と支払いの履歴を利用料データ54cに登録する。
次に、管理サーバ50に係る処理手順について説明する。図7は、管理サーバ50に係る処理手順の説明図である。まず、デビット端末40は、POSレジスタ20から決済要求金額の通知を受信し(ステップS201)、デビットカードから識別情報を読み取り(ステップS202)、認証データを受け付ける(ステップS203)。そして、決済要求金額、デビットカードの識別情報及び認証データを含む決済要求を管理サーバ50に送信する(ステップS204)。
管理サーバ50は、デビット端末40から受信した決済要求に基づいて、デビット決済依頼を加盟店管理銀行60の銀行サーバ90に送信する(ステップS211)。銀行サーバ90は、デビット決済依頼を受信して、デビット決済を実行する(ステップS221)。このデビット決済において、銀行サーバ90は、デビット決済依頼に示されたデビットカードの識別情報から預金口座を特定し、デビット決済依頼に示された認証データを用いて認証を行う。銀行サーバ90は、認証に成功し、預金口座の残高が決済要求金額以上であれば、銀行サーバ90は決済許可と判定する。認証に失敗した場合、若しくは預金口座の残高が決済要求金額に満たない場合には、銀行サーバ90は決済不可と判定する。銀行サーバ90は、決済結果を管理サーバ50に送信する(ステップS222)。
管理サーバ50は、銀行サーバ90から受信した決済結果をデビット端末40に送信する(ステップS212)。デビット端末40は、管理サーバ50から受信した決済結果をPOSレジスタ20に送信する(ステップS205)。また、管理サーバ50は、決済結果に応じて決済履歴データ54aを更新し(ステップS213)、手数料データ54bを更新し(ステップS214)、利用料データ54cを更新して(ステップS215)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例に係るデビット決済システムでは、POSレジスタ20が商品金額とともに引出金額の入力を受け付け、商品金額と引出金額を合算した決済金額でデビット決済を実行し、購入された商品とともに引出金額分の現金を出金処理する。このため、店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うことができる。
また、キャッシュアウトに係る出金については、釣銭機30を利用することができるため、既存の設備を有効に活用してキャッシュアウトサービスを提供することができる。
また、デビット決済の手数料については店舗側から銀行側に支払い、キャッシュアウトの利用料については銀行側から店舗側に支払うように構成したため、店舗側にとってメリットのある運用を実現できる。さらに銀行側が負担することになる手数料と利用料の差分を、現金自動預払機の設置及び運用に要するコストよりも低くすることで、銀行側にとってメリットのある運用を実現できる。
実施例1では、商品の購入を伴うキャッシュアウトについて説明したが、商品の購入は必須ではなく、キャッシュアウトのみを行うことも可能である。本実施例2では、商品の購入を伴わないキャッシュアウトについて説明する。
<POSレジスタでキャッシュアウトのみを行う場合>
図8は、実施例2に係るキャッシュアウトについての説明図である。図8では、実施例1と同様に、店舗10にPOS(Point Of Sales)レジスタ20、釣銭機30及びデビット端末40が設けられている。
この構成において、POSレジスタ20が現金で引き出す引出金額の入力のみを受け付けると(1)、POSレジスタ20は、引出金額にデビット決済に係る手数料を加算して決済要求金額とし(2)、デビット端末40に決済要求金額を通知する(3)。
デビット端末40は、POSレジスタ20から決済要求金額の通知を受けると、利用者の提示したデビットカードから識別情報を読み取り(4)、デビットカードの識別情報と決済要求金額とを含む決済要求を管理サーバ50に送信する(5)。
管理サーバ50は、デビット端末40から決済要求を受信すると、デビットカードの識別情報に対応付けられた預金口座から決済要求金額の引き落しが可能であるか否かを判定する。決済要求金額の引き落としが可能であれば、決済要求金額を決済金額として預金口座から引き落とし、決済許可をデビット端末40に送信する(6)。
デビット端末40は、管理サーバ50から受信した決済許可をPOSレジスタ20に通知する(7)。POSレジスタ20は、デビット端末40から決済許可を受信すると、釣銭機30に引出金額分の出金指示を送信する(8)。釣銭機30は、POSレジスタ20からの出金指示を受けて引出金額分の現金を払い出す(9)。
このように、実施例2に係るデビット決済システムでは、POSレジスタ20が引出金額の入力を受け付けた場合に、手数料を加算した決済金額でデビット決済を実行し、引出金額分の現金を利用者に手渡すことができる。すなわち、キャッシュアウトを単独で行う場合には、デビット決済の手数料を利用者から徴収することで、店舗10の負担を軽減している。
<両替機から出金するキャッシュアウト>
キャッシュアウトにおける出金は、釣銭機に限らず、他の装置が行ってもよい。例えば、両替機をキャッシュアウトの出金に用いることができる。図9は、両替機をキャッシュアウトの出金に用いる構成についての説明図である。
図9に示した構成では、店舗110に両替機120及びデビット端末40が設けられている。両替機120は、貨幣の投入を受け付け、合計額が同一で金種の異なる貨幣の組合せを払い出す両替処理を行う。さらに、両替機120は、キャッシュアウトに係るデビット決済を行う決済端末としての機能を有する。
具体的には、両替機120は、現金で引き出す引出金額の入力を受け付け(1)、引出金額にデビット決済に係る手数料を加算して決済要求金額とし(2)、デビット端末40に決済要求金額を通知する(3)。
デビット端末40は、両替機120から決済要求金額の通知を受けると、利用者の提示したデビットカードから識別情報を読み取り(4)、デビットカードの識別情報と決済要求金額とを含む決済要求を管理サーバ50に送信する(5)。
管理サーバ50は、デビット端末40から決済要求を受信すると、デビットカードの識別情報に対応付けられた預金口座から決済要求金額の引き落しが可能であるか否かを判定する。決済要求金額の引き落としが可能であれば、決済要求金額を決済金額として預金口座から引き落とし、決済許可をデビット端末40に送信する(6)。
デビット端末40は、管理サーバ50から受信した決済許可を両替機120に通知する(7)。両替機120は、デビット端末40から決済許可を受信すると、引出金額分の現金を払い出す(8)。
図10は、両替機120及びデビット端末40の内部構成を示す図である。図10に示すように、両替機120は、通信部121、操作表示部122、紙幣収納部123、硬貨収納部124及び制御部125を有する。
通信部121は、デビット端末40との通信を行う通信インタフェースである。操作表示部122は、タッチパネルディスプレイ等の入出力インタフェースであり、利用者への報知と利用者による操作の受け付けに用いられる。
紙幣収納部123は、紙幣を金種毎に収納する収納部である。紙幣収納部123は、投入された紙幣の金種や真偽などを識別し、対応する収納庫に搬送する。また、紙幣収納部123は、制御部125からの出金指示に基づいて紙幣を払い出す。
硬貨収納部124は、硬貨を金種毎に収納する収納部である。硬貨収納部124は、投入された硬貨の金種や真偽などを識別し、対応する収納庫に搬送する。また、硬貨収納部124は、制御部125からの出金指示に基づいて硬貨を払い出す。
制御部125は、両替機120の全体を制御する制御部である。制御部125は、両替処理部125a、決済要求金額算出部125b、決済要求処理部125c及び決済処理部125dを有する。
両替処理部125aは、投入された貨幣と合計額が同一で金種の異なる貨幣の組合せを払い出す両替処理を行う処理部である。
決済要求金額算出部125bは、引出金額の入力を受け付けた場合に、引出金額に手数料を加算して決済要求金額を算出する処理部である。引出金額の入力は、操作表示部122などにより行うことができる。
決済要求処理部125cは、決済要求金額算出部125bにより算出された決済要求金額をデビット端末40に通知し、デビット端末40に決済要求の送信を行わせる処理部である。なお、決済要求金額に上限を設けてもよい。決済要求金額算出部125bにより算出された決済要求金額が上限を超える場合には、決済要求金額をデビット端末40に通知することなく決済不可と判定することになる。
決済処理部125d、デビット端末40から決済許可を受信した場合に、引出金額の出金指示を紙幣収納部123や硬貨収納部124に出力する処理を行う。なお、デビット端末40から決済不可を受信したならば、決済処理部125dは、決済ができない旨を報知する。この報知は、例えば操作表示部122への表示出力を用いて行えばよい。
デビット端末40は、通信部41、カードリーダ42、表示部43、操作部44及び制御部45を有する。これらの構成及び動作については、実施例1に示したデビット端末40と同様であるので説明を省略する。
次に、両替機を用いる場合の運用について説明する。図11は、両替機を用いる場合の運用についての説明図である。まず、両替機120の保有者は、店舗110に設置した両替機120及びデビット端末40を管理するための管理端末130を有している。
管理端末130は、手数料の設定に関わる手数料関連情報を管理サーバ50に送信する(1)。管理サーバ50は、手数料関連情報に基づいて両替機120で徴収する手数料に関する情報を生成し(2)、店舗110に手数料を通知する(3)。
店舗110では、手数料が両替機120に設定され、利用者がキャッシュアウトの操作を行う場合に手数料に関する説明を報知する(4)。その後、利用者がキャッシュアウトの操作を行ったならば、店舗10のデビット端末40から管理サーバ50に決済要求が送信される(5)。
管理サーバ50は、決済要求を受けて決済処理を実行し(6)、その結果、両替機120から現金が払い出される(7)。また、利用者である利用者の口座から両替機120の保有者の口座へ資金が移動される(8)。このとき移動される資金は、手数料、引出金額、利用料の合計である。管理サーバ50は、この資金の移動に係る情報を生成し(9)、資金の移動に係る情報を利用者や両替機120の保有者などに通知して(10)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例2に係るデビット決済システムでは、引出金額の入力を受け付けた場合に、手数料を加算した決済金額でデビット決済を実行し、引出金額分の現金を利用者に手渡すことができる。このように、キャッシュアウト時に利用者から適正な手数料を徴収することで、店舗10がレジでキャッシュアウトサービスを提供する場合の負担を軽減し、かかるキャッシュアウトサービスの普及に寄与することができる。
なお、実施例1及び実施例2は、本発明を限定するものはなく、本発明は適宜構成及び動作を変更して実施することができる。
例えば、POSレジスタに両替機を接続し、キャッシュアウトに係る現金の払出は両替機から行うように構成してもよい。また、釣銭機とデビット端末とを接続し、POSレジスタを用いずにキャッシュアウトを行うことができるように構成してもよい。また、デビット端末に決済端末としての機能を持たせてもよい。さらに、釣銭機や両替機に限定されず、任意の貨幣処理機に本発明を適用することができる。
本発明のデビット決済システム及びデビット決済方法は、店舗における商品購入とキャッシュアウトを効率良く行うことに有用である。
10、110 店舗
20 POSレジスタ
21、43、51 表示部
22、44 操作部
23 バーコードリーダ
24 印字部
25、31、41、53、121 通信部
26、35、45、55、125 制御部
26a、125b 決済要求金額算出部
26b、125c 決済要求処理部
26c、125d 決済処理部
26d レシート発行部
30 釣銭機
32、122 操作表示部
33、123 紙幣収納部
34、124 硬貨収納部
40 デビット端末
42 カードリーダ
45a 認証データ受付部
45b デビット決済処理部
50 管理サーバ
52 入力部
54 記憶部
55a デビット決済処理部
55b 決済手数料処理部
55c 引出利用料処理部
60 加盟店管理銀行
70 クリアリングセンタ
80 預金銀行
90 銀行センタ
120 両替機
125a 両替処理部
130 管理端末

Claims (10)

  1. 利用者の購入対象となる商品の商品金額及び利用者の引出金額を加算した決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、前記商品の決済処理を行うとともに前記引出金額の出金処理を行う決済処理部とを有する決済端末と、
    前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末と
    を備えたことを特徴とするデビット決済システム。
  2. 前記決済処理部は、
    前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行い、
    前記釣銭機は、
    前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す
    ことを特徴とする請求項1に記載のデビット決済システム。
  3. 前記決済端末は、前記商品金額及び/又は前記引出金額を示すコードを読み取るコード読取部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデビット決済システム。
  4. 前記決済端末は、前記利用者から前記引出金額の入力を受け付ける入力受付部をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のデビット決済システム。
  5. 利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示部とを有する決済端末と、
    前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末と、
    前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す釣銭機と
    を備えたことを特徴とするデビット決済システム。
  6. 利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する通知部と、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、両替機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示部とを有する決済端末と、
    前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知するデビット端末と、
    前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す両替機と
    を備えたことを特徴とするデビット決済システム。
  7. 前記決済端末の設置者から前記デビット決済要求の手数料を徴収する処理を行う手数料処理部と、
    前記決済端末の設置者に対して前記引出金額の出金の利用料を支払う処理を行う利用料処理部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のデビット決済システム。
  8. 決済端末が、利用者の購入対象となる商品の商品金額及び利用者の引出金額を加算した決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、
    前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、
    前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、前記商品の決済処理を行うとともに前記引出金額の出金処理を行う決済処理ステップと
    を含んだことを特徴とするデビット決済方法。
  9. 決済端末が、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、
    前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、
    前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、釣銭機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示ステップと、
    前記釣銭機が、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す払出ステップと
    を含んだことを特徴とするデビット決済方法。
  10. 決済端末が、利用者の引出金額からなる決済要求金額をデビット端末に通知する決済要求金額通知ステップと、
    前記デビット端末が、前記決済端末から通知された決済要求金額を含むデビット決済要求を所定の管理装置に対して行うとともに、該管理装置から通知されたデビット決済結果を前記決済端末に通知する決済結果通知ステップと、
    前記決済端末が、前記デビット端末からデビット決済要求が容認された旨の通知を受け付けた場合に、両替機に対して前記引出金額を含む出金指示を行う出金指示ステップと、
    前記両替機が、前記決済端末から受け付けた出金指示に含まれる引出金額を払い出す払出ステップと
    を含んだことを特徴とするデビット決済方法。
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