JP2018028566A - 光導波路素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い波長帯域で偏波分離を行う。
【解決手段】第1導波路コア50、第2導波路コア60及び第3導波路コア70を備えて構成される。第1導波路コアは、第1点P1と第2点P2とを結ぶ仮想線分Lに平行に設けられている。また、第2導波路コア及び第3導波路コアは、第1導波路コアを挟む位置に、第1導波路コアから離間し、かつ、第1導波路コアに平行に設けられている。第1導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が狭くなる第1テーパ導波路コア52を備えている。第2導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が広くなる第2テーパ導波路コア62を備えている。また、第3導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が広くなる第3テーパ導波路コア72を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、偏波分離素子として用いることができる、光導波路素子に関する。
情報伝達量の増大に伴い、光配線技術が注目されている。光配線技術では、光ファイバや光導波路素子を伝送媒体とした光デバイスを用いて、情報処理機器内の素子間、ボード間又はチップ間等の情報伝達を光信号で行う。その結果、高速信号処理を要する情報処理機器においてボトルネックとなっている、電気配線を使用することによる帯域制限を改善することができる。
光デバイスは、光送信器や光受信器等の光学素子を備えて構成される。これらの光学素子は、各光学素子の中心位置(受光位置あるいは発光位置)を設計位置に合わせるための複雑な光軸合わせを行った上で、例えばレンズを用いて互いに空間結合することができる。
ここで、各光学素子を結合するための手段として、レンズの代わりに光導波路素子を利用する技術がある。光導波路素子を利用する場合には、光が光導波路内に閉じ込められて伝播するため、レンズを利用する場合と異なり、複雑な光軸合わせを必要としない。従って、光デバイスは、その組立工程が簡易となるため、量産に適している。
光導波路素子として、シリコンを材料に用いたシリコン(Si)導波路がある。Si導波路では、実質的に光の伝送路となる導波路コアを、Siを材料として形成する。Siを材料とした導波路コアは、例えば石英(すなわち酸化シリコン(SiO))クラッドとの屈折率差が極めて大きいため、導波路コア内に光を強く閉じ込めることができる。その結果、曲げ半径を例えば数μm程度まで小さくした、小型の曲線導波路が実現できるため、光デバイス全体の小型化に有利である。
また、Si導波路を含む光導波路素子を製造する際には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の半導体装置の製造過程を流用することが可能である。そのため、チップ上に電子機能回路と光機能回路とを一括形成する光電融合(シリコンフォトニクス)の実現が期待されている。
これまで、Si導波路を用いて様々な機能を持った光回路が提供されている。しかし、一般的に、一つの偏波状態において最適な性能を発揮するものが多い。このため、例えば、TE(Transverse Electric)モードで動作する素子に、TM(Transverse Magnetic)モードが混入した場合、所望の性能が発揮されない。外部から光回路に入力される光信号には偏波が混在しているため、様々な手法にて、偏波を分離する方法がとられている。
Si導波路を用いる偏波分離素子の例として、並んで配置された2つのSi導波路で構成される方向性結合器で構成するものがある(例えば、特許文献1参照)。この方向性結合器は、TE偏波とTM偏波の結合作用長の差を利用して偏波分離を行う。
特開2009−244326号公報
ここで、上述の従来例の特許文献1に開示されている方向性結合器では、利用帯域を広くするには、結合作用長Lcを長くする必要がある。
しかし、結合作用長Lcを長くすると、方向性結合器を構成する2本のSi導波路間の間隔が揺らいでしまうなど、製造誤差耐性が低くなる。この結果、TE偏波とTM偏波の分離がうまくいかない恐れがある。
また、例えば、Si導波路間の間隔の最適値は、波長に依存する。このため、例えば、Si導波路間の間隔が波長1550nmに最適化されている構成で、波長1300nmにおいて波長分離をすることは難しい。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、偏波分離素子として用いることができる、光導波路素子であって、利用帯域が広い光導波路素子を提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明の光導波路素子は、第1導波路コア、第2導波路コア及び第3導波路コアを備えて構成される。第1導波路コアは、第1点と第2点とを結ぶ仮想線分に平行に設けられている。また、第2導波路コア及び第3導波路コアは、第1導波路コアを挟む位置に、第1導波路コアから離間し、かつ、第1導波路コアに平行に設けられている。
第1導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が狭くなる第1テーパ導波路コアを備えている。第2導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が広くなる第2テーパ導波路コアを備えている。また、第3導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が広くなる第3テーパ導波路コアを備えている。
第1テーパ導波路コアの、第1点側の端部の幅及び厚さは、TE偏波及びTM偏波に対してシングルモード条件を満たす。第2導波路コアの厚さは、第1導波路コアの厚さより小さく、第2テーパ導波路コアの第2点側の端部の幅は、第1テーパ導波路コアの第1点側の端部の幅より大きい。また、第3導波路コアの厚さは、第1導波路コアの厚さと等しく、第3テーパ導波路コアの第2点側の端部の幅は、第1テーパ導波路コアの第1点側の端部の幅と等しい。
第2テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置が、第3テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置に対して、第1点側にある。
また、この発明の光導波路素子の好適実施例によれば、第1導波路コアは第1等幅導波路コアを備え、第2導波路コアは第2等幅導波路コアを備え、第3導波路コアは第3等幅導波路コアを備える。
第1等幅導波路コアは、第1テーパ導波路コアの第1点側の端部に接続される導波路コアである。第1等幅導波路コアの幅及び厚さは、TE偏波及びTM偏波に対してシングルモード条件を満たす。
第2等幅導波路コアは、第2テーパ導波路コアの第2点側の端部に接続される導波路コアである。第2等幅導波路コアの幅及び厚さは、TE偏波に対してシングルモード条件を満たす。
第3等幅導波路コアは、第3テーパ導波路コアの第2点側の端部に接続される導波路コアである。第3等幅導波路コアの幅及び厚さは、TE偏波及びTM偏波に対してシングルモード条件を満たす。
また、この発明の光導波路素子の他の好適実施例によれば、第2導波路コアは、第2テーパ導波路コアの第1点側の端部に接続される導波路コアであって、幅及び厚さが第2テーパ導波路コアの第1点側の端部の幅及び厚さと等しいサブ導波路コアを備える。また、第3導波路コアは、第3テーパ導波路コアの第1点側の端部に接続される導波路コアであって、幅及び厚さが第3テーパ導波路コアの第1点側の端部の幅及び厚さと等しいサブ導波路コアを備える。
この発明の光導波路素子によれば、第1テーパ導波路コアを第1点側から第2点側に向けて伝播するTE偏波の光は、厚さが小さい第2テーパ導波路コアに移行する。また、第1テーパ導波路コアを第1点側から第2点側に向けて伝播するTM偏波の光は、第2テーパ導波路コアには移行できず、第3テーパ導波路コアに移行する。
また、第1テーパ導波路コアが第1点側から第2点側に向けて幅が狭くなり、第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コアは、第1点側から第2点側に向けて、幅が広くなる。このため、第1テーパ導波路コアと、第2及び第3テーパ導波路コアとで、伝播定数が一致する波長帯域が広い、すなわち、利用帯域が広い。
さらに、第2テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置が、第3テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置に対して、第1点側にあるので、第1テーパ導波路コアを伝播するTE偏波は、第2テーパ導波路コアに移行しやすく、第3テーパ導波路コアには移行しにくい。このため、この光導波路素子は、偏波分離能力に優れる。
また、この第1テーパ導波路コアに対する第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コアの配置により、仮想線分に沿った方向での屈折率分布の変化がなだらかになる。この結果、第1導波路コアを伝播する光が第2導波路コアや第3導波路コアへ移行する際に、反射や散乱などが起こりにくく、この光導波路素子における損失を低減できる。
なお、Si導波路コアを、Si層をエッチングするなどして形成する場合、導波路コアの先端部は、角が丸まってしまうなど、設計されたパターンと、製造されたパターンとの製造誤差が大きい場合がある。この結果、光導波路素子が設計通りに機能しない恐れがある。これに対し、第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コアの第1点側の端部にサブ導波路コアを備えると、サブ導波路コアの部分での製造誤差が大きい場合でも、特に第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コアについては、製造誤差は小さくなる。
この発明の光導波路素子を示す概略図である。(A)は概略的平面図であり、(B)は、概略的断面図である。 光導波路素子の製造方法を説明する工程図である。 1250nm〜1600nmの波長帯域におけるTE偏波及びTM偏波について、偏波分離特性を測定した結果を示す図である。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の形状、大きさ及び配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、各構成要素の材質及び数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
(光導波路素子の構成)
図1を参照して、この発明の光導波路素子の実施形態について説明する。図1(A)は、この発明の光導波路素子を示す概略的平面図である。なお、図1(A)では、導波路コアのみを示し、クラッド層などは省略している。図1(B)は、図1(A)に示す光導波路素子をI−I線で切り取った概略的断面図である。
光導波路素子は、支持基板10、下部クラッド20及び導波路コア30を備えて構成されている。支持基板10は、例えば単結晶Siを材料とした平板状体で構成されている。
下部クラッド20は、支持基板10上に設けられており、支持基板10の上面10aを被覆している。下部クラッド20は、例えばSiOを材料として形成されている。
導波路コア30は、第1〜3導波路コア50、60及び70を備えている。第1〜3導波路コア50、60及び70は、下部クラッド20よりも高い屈折率を有する材料(例えばSi)で形成されている。その結果、第1〜3導波路コア50、60及び70は、実質的な光の伝送路として機能し、入力された光がこれらの平面形状に応じた伝播方向に伝播する。また、第1〜3導波路コア50、60及び70は、伝播する光が支持基板10へ逃げるのを防止するために、支持基板10から少なくとも1〜3μm程度の範囲内の距離で離間して形成されているのが好ましい。
下部クラッド20上には、導波路コア30を覆う上部クラッド40が設けられている。上部クラッド40は、酸化シリコン又は窒化シリコンなど、導波路コア30よりも低い屈折率を有する材料で形成されている。
続いて、導波路コア30の形状について説明する。第1導波路コア50は、第1点P1と第2点P2とを結ぶ仮想線分Lに平行に設けられている。また、第2導波路コア60及び第3導波路コア70は、第1導波路コア50を挟む位置に、第1導波路コア50から離間し、かつ、第1導波路コア50に平行に設けられている。
なお、以下の説明において、仮想線分Lに沿って、第1点P1から第2点P2に向かう方向を光の伝播方向とする。また、支持基板10の厚さに沿った方向を厚さ方向とし、光の伝播方向に沿った方向を長さ方向とする。また、長さ方向及び厚さ方向に直交する方向を幅方向とする。
第1導波路コア50は、第1テーパ導波路コア52及び第1等幅導波路コア54を備えている。第1等幅導波路コア54は、第1テーパ導波路コア52の第1点側の端部に接続されている。第1テーパ導波路コア52の幅は、第1点P1側から第2点P2側に向けて狭くなる。第1テーパ導波路コア52の、第1点P1側の端部の幅は、第1等幅導波路コア54の幅と同じであり、TE偏波及びTM偏波に対してシングルモード条件を満たすように設定される。
第2導波路コア60は、第2テーパ導波路コア62及び第2等幅導波路コア64を備えている。第2等幅導波路コア64は、第2テーパ導波路コア62の第2点P2側の端部に接続されている。第2導波路コア60の厚さは、第1導波路コア50の厚さより小さい。第2導波路コア60の厚さは、TE偏波に対してシングルモード条件を満たし、TM偏波のシングルモード条件を満たさないように設定される。これにより、TE偏波のシングルモードの光は第2導波路コア60を伝播できるが、TM偏波のシングルモードの光は、第2導波路コア60を伝播できない。
第2テーパ導波路コア62の幅は、第1点P1側から第2点P2側に向けて広くなる。第2テーパ導波路コア62の第2点P2側の端部の幅は、第2等幅導波路コア64の幅と同じであり、第1等幅導波路コア54の幅より大きい。また、第2等幅導波路コア64の幅は、TE偏波に対してシングルモード条件を満たすように設定される。第2導波路コア60の厚みが、第1導波路コア50の厚みより小さいので、第1等幅導波路コア54の幅と、第2等幅導波路コア64の幅を等しくすると、第2等幅導波路コア64の、光の伝播方向に直交する断面の面積が第1等幅導波路コア54の断面の面積よりも小さくなる。このため、面積が小さくなった分、光の損失が発生する恐れがある。これに対し、第2等幅導波路コア64の幅を、第1等幅導波路コア54の幅よりも大きくすることで、第2等幅導波路コア64の断面の面積が、第1等幅導波路コア54の断面の面積に近くなり、光の損失を低減できる。
第3導波路コア70は、第3テーパ導波路コア72及び第3等幅導波路コア74を備えている。第3等幅導波路コア74は、第3テーパ導波路コア72の第2点P2側の端部に接続されている。第3導波路コア70の厚さは、第1導波路コア50の厚さに等しい。また、第3等幅導波路コア74の幅は、第1等幅導波路コア54の幅に等しい。第3等幅導波路コア74の幅及び厚さは、TE偏波及びTM偏波の双方に対してシングルモード条件を満たす。
第3テーパ導波路コア72の幅は、第1点P1側から第2点P2側に向けて広くなる。第3テーパ導波路コア72の第2点P2側の端部の幅は、第3等幅導波路コア74の幅と同じである。
上述した光導波路素子によれば、第1テーパ導波路コア52を第1点P1側から第2点P2側に向けて伝播するTE偏波の光は、厚さが小さい第2テーパ導波路コア62に移行する。また、第1テーパ導波路コア52を第1点P1側から第2点P2側に向けて伝播するTM偏波の光は、第2テーパ導波路コア62には移行できず、第3テーパ導波路コア72に移行する。
また、第1テーパ導波路コア52が第1点P1側から第2点P2側に向けて幅が狭くなり、第2テーパ導波路コア62及び第3テーパ導波路コア72は、第1点P1側から第2点P2側に向けて、幅が広くなる。このため、第1テーパ導波路コア52と、第2及び第3テーパ導波路62及び72とで、伝播定数が一致する波長帯域が広い、すなわち、利用帯域が広い。
この実施形態では、第2テーパ導波路コア62及び第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部の位置は、第1テーパ導波路コア52の、第1点P1側の端部の位置と第2点P2側の端部の位置の間にある。また、第1テーパ導波路コア52の第2点P2側の端部の位置は、第2テーパ導波路コア62及び第3テーパ導波路コア72の、第1点P1側の端部の位置と第2点P2側の端部の位置の間にある。さらに、第2テーパ導波路コア62の第1点P1側の端部の位置が、第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部の位置に対して、第1点P1側にある。このため、第1テーパ導波路コア52を伝播するTE偏波は、第2テーパ導波路コア62に移行しやすく、第3テーパ導波路コア72には移行しにくい。この結果、この光導波路素子は、偏波分離能力に優れる。
また、第2テーパ導波路コア62の第1点P1側の端部の位置が、第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部の位置に対して第1点P1側にあることにより、第2テーパ導波路コア62の第1点P1側の端部の位置が第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部の位置と等しい構成に比べて、仮想線分に沿った方向での屈折率分布の変化がなだらかになる。この結果、第1導波路コアを伝播する光が第2導波路コアや第3導波路コアへ移行する際に、光の反射や散乱などが起こりにくく、この光導波路素子における損失を低減できる。
また、この光導波路素子の実施形態では、第2導波路コア60及び第3導波路コア70は、それぞれサブ導波路コア66及び76を備えている。
第2導波路コア60が備えるサブ導波路コア66は、第2テーパ導波路コア62の第1点側の端部に接続されており、幅及び厚さが第2テーパ導波路コア62の第1点P1側の端部の幅及び厚さと等しい。また、第3導波路コア70が備えるサブ導波路コア76は、第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部に接続されており、幅及び厚さが第3テーパ導波路コア72の第1点P1側の端部の幅及び厚さと等しい。
このサブ導波路コア66及び76は、設計されたパターンと、製造されたパターンとの差、いわゆる製造誤差を低減するために設けられる。Si導波路を、Si層をエッチングするなどして形成する場合、導波路の先端部は、角が丸まってしまうなど、製造誤差が大きい場合がある。
サブ導波路コア66及び76を備えない構成では、第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コア62及び72の第1点P1側の端部において製造誤差が大きくなり、その結果、光導波路素子が設計通りに機能しない恐れがある。
これに対し、第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コア62及び72の第1点P1側の端部にサブ導波路コア66及び76を備えると、サブ導波路コア66及び76の部分での製造誤差が大きい場合でも、特に第2テーパ導波路コア及び第3テーパ導波路コア62及び72については、製造誤差は小さくなるので、光導波路素子を設計通りに機能させやすい。なお、エッチングによる製造誤差が問題とならない場合には、サブ導波路コアを設けなくてもよい。
(光導波路素子の製造方法)
この実施形態の光導波路素子は、SOI(Silicon On Insulator)基板を利用することによって、容易に製造することができる。
図2を参照して、この光導波路素子の製造方法の一例について説明する。図2(A)〜(E)は、光導波路素子の製造方法を説明する工程図であり、それぞれ、各製造段階で得られた構造体の概略的端面図である。これら図2(A)〜(E)に示す端面は、図1(B)に示す端面に位置的に対応する。
まず、支持基板10、SiO層20及びSi層32がこの順に積層されたSOI基板100を用意する(図2(A))。ここでは、SOI基板100として、Si層32の厚さが、形成すべき導波路コア30の厚さに対応するものを用いる。なお、SiO層20が下部クラッドとなる。
次に、Si層32上に、ポジ型レジストをスピンコートで塗布する。そして、形成すべき第1導波路コア50及び第3導波路コア70の平面形状に対応するフォトマスクを用いて、露光及び現像を行う。その結果、Si層32の、第1導波路コア50及び第3導波路コア70の形成領域を含む領域上にレジスト層92が形成される(図2(B))。
次に、レジスト層92をマスクとし、例えばプラズマエッチングなどのドライエッチングによって、Si層32を、形成すべき第2導波路コア60の厚さとなるまでエッチングする。その結果、Si層34のレジスト層92が形成された領域には、エッチング前の厚さが残り、それ以外の領域が、形成すべき第2導波路コア60の厚さとなる(図2(C))。
次に、Si層34上に、再びポジ型レジストをスピンコートで塗布する。そして、形成すべき第1導波路コア50、第2導波路コア60及び第3導波路コア70の平面形状に対応するフォトマスクを用いて、露光及び現像を行う。その結果、Si層34の、第1導波路コア50、第2導波路コア60及び第3導波路コア70の形成領域上にレジスト層94が形成される(図2(D))。
次に、レジスト層94をマスクとした、例えばプラズマエッチングによって、Si層34を除去する。その結果、残存するSi層として、第1導波路コア50、第2導波路コア60及び第3導波路コア70が形成される(図2(E))。
次に、図2(E)で得た構造体に対し、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、第1導波路コア50、第2導波路コア60及び第3導波路コア70を被覆するSiOを堆積する。これによって、上部クラッド40が形成される。その結果、図1に示す光導波路素子が形成される。
このように、この光導波路素子は、従来のSi導波路を製造する工程について、1回のフォトリソグラフィ工程とドライエッチング工程が追加される程度で製造可能である。すなわち、製造工程を複雑化することなく、容易に、波長帯域の広い偏波分離素子を製造することができる。
なお、ここでは、レジスト層92を第1導波路コア50及び第3導波路コア70の形成領域を含む領域上に一体として形成する例を説明したがこれに限定されない。レジスト層92を、第1導波路コア50及び第3導波路コア70の形成領域上にそれぞれ形成してもよい。
(特性評価)
発明者は、上述した光導波路素子の特性を評価する実験を行った。以下、この実験の条件及び結果について説明する。
第1等幅導波路コアの幅W10及び第3等幅導波路コアの幅W30を270nmとした。また、第1等幅導波路コアの厚さt10及び第3等幅導波路コアの厚さt30を270nmとした。
一方、第2等幅導波路コアの幅W20及び第2等幅導波路コアの厚さt20を、それぞれ、440nm及び220nmとした。
また、第1〜3等幅導波路コアの長さL11〜L31を10μmとし、第1〜3テーパ導波路コアの長さをそれぞれ200μm、200μm、175μmとし、第2導波路コア及び第3導波路コアが備えるサブ導波路コアの長さを、いずれも25μmとした。
第1導波路コアと第2導波路コアの中心間隔を0.60μmとし、第1導波路コアと第3導波路コアの中心間隔を0.50μmとした。
また、第2テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置を、第3テーパ導波路コアの第1点側の端部の位置に対して、25μm第1点側に設けている。第1テーパ導波路コアと第2テーパ導波路コアが並列に設けられている領域の、仮想線分Lに沿った方向の長さは、145μmである。このとき、第1テーパ導波路コアと第3テーパ導波路コアが並列に設けられている領域の、仮想線分に沿った方向の長さは、120μmになる。
また、導波路コアは、シリコンを材料として構成され、下部クラッド及び上部クラッドは、酸化シリコンを材料として構成されている。
1250nm〜1600nmの波長帯域におけるTE偏波及びTM偏波について、偏波分離特性を測定した結果を図3に示す。
ここでは、第1等幅導波路コア54の第1点P1側の端部を入力ポートとする。第2等幅導波路コア64の第2点P2側の端部に、第3導波路コア70から離れる方向に設けた曲がり導波路コアの、第2等幅導波路コア64と接続される端部とは反対側の端部を、TE出力ポートとする。また、第3等幅導波路コア74の第2点P2側の端部に、第2導波路コア60から離れる方向に設けた曲がり導波路コアの、第3等幅導波路コア74と接続される端部とは反対側の端部を、TM出力ポートとする。
図3は、横軸に波長[単位:nm]を取って示し、縦軸に透過率[単位:dB]をとって示している。
図3中、曲線Iは、入力ポートにTE偏波の光を入力したときに、TE出力ポートから出力されるTE偏波を示している。また、曲線IIは入力ポートにTE偏波の光を入力したときに、TM出力ポートから出力されるTE偏波を示している。また、曲線IIIは、入力ポートにTM偏波の光を入力したときに、TM出力ポートから出力されるTM偏波を示している。また、曲線IVは、入力ポートにTM偏波の光を入力したときに、TE出力ポートから出力されるTM偏波を示している。
曲線Iと曲線IIで示されるように、入力ポートにTE偏波の光を入力すると、1250〜1600nmの広い波長帯域にわたって、TE出力ポートから出力されるTE偏波の光強度が、TM出力ポートから出力されるTE偏波の光強度に比べて大きいことがわかる。
また、曲線IIIと曲線IVで示されるように、入力ポートにTM偏波の光を入力すると、1250〜1600nmの広い波長帯域にわたって、TM出力ポートから出力されるTM偏波の光強度が、TE出力ポートから出力されるTM偏波の光強度に比べて大きいことがわかる。このように、1250〜1600nmの広い波長帯域にわたって、良好な偏波分離特性が得られることが確かめられた。
10 支持基板
20 下部クラッド
30 導波路コア
32、34 Si層
40 上部クラッド
50 第1導波路コア
52 第1テーパ導波路コア
54 第1等幅導波路コア
60 第2導波路コア
62 第2テーパ導波路コア
64 第2等幅導波路コア
66、76 サブ導波路コア
70 第3導波路コア
72 第3テーパ導波路コア
74 第3等幅導波路コア
92、94 レジスト層
100 SOI基板

Claims (6)

  1. 第1点と第2点とを結ぶ仮想線分に平行に設けられた第1導波路コアと、
    前記第1導波路コアを挟む位置に、前記第1導波路コアから離間し、かつ、前記第1導波路コアに平行に設けられた、第2導波路コア及び第3導波路コアと
    を備え、
    前記第1導波路コアは、前記第1点側から前記第2点側に向けて、幅が狭くなる第1テーパ導波路コアを備え、
    前記第2導波路コアは、前記第1点側から前記第2点側に向けて、幅が広くなる第2テーパ導波路コアを備え、
    前記第3導波路コアは、前記第1点側から前記第2点側に向けて、幅が広くなる第3テーパ導波路コアを備え、
    前記第1テーパ導波路コアの、前記第1点側の端部の幅及び厚さは、TE偏波及びTM偏波に対してシングルモード条件を満たし、
    前記第2導波路コアの厚さは、前記第1導波路コアの厚さより小さく、前記第2テーパ導波路コアの前記第2点側の端部の幅は、前記第1テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の幅より大きく、
    前記第3導波路コアの厚さは、前記第1導波路コアの厚さと等しく、
    前記第3テーパ導波路コアの前記第2点側の端部の幅は、前記第1テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の幅と等しく、
    前記第2テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の位置が、前記第3テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の位置に対して、前記第1点側にある
    ことを特徴とする光導波路素子。
  2. 前記第1導波路コアは、前記第1テーパ導波路コアの前記第1点側の端部に接続される第1等幅導波路コアを備え、
    前記第2導波路コアは、前記第2テーパ導波路コアの前記第2点側の端部に接続される第2等幅導波路コアを備え、
    前記第3導波路コアは、前記第3テーパ導波路コアの前記第2点側の端部に接続される第3等幅導波路コアを備え、
    前記第1等幅導波路コアの幅及び厚さは、前記第1テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の幅及び厚さに等しく、
    前記第2等幅導波路コアの幅及び厚さは、前記第2テーパ導波路コアの前記第2点側の端部の幅及び厚さに等しく、
    前記第3等幅導波路コアの幅及び厚さは、前記第3テーパ導波路コアの前記第2点側の端部の幅及び厚さに等しい
    ことを特徴とする請求項1に記載の光導波路素子。
  3. 前記第2導波路コアは、前記第2テーパ導波路コアの前記第1点側の端部に接続されるサブ導波路コアを備え、
    前記第3導波路コアは、前記第3テーパ導波路コアの前記第1点側の端部に接続されるサブ導波路コアを備え、
    前記第2導波路コアが備えるサブ導波路コアの幅及び厚さは、前記第2テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の幅及び厚さと等しく、
    前記第3導波路コアが備えるサブ導波路コアの幅及び厚さは、前記第3テーパ導波路コアの前記第1点側の端部の幅及び厚さと等しい
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光導波路素子。
  4. 前記第1導波路コアに入力されるTE偏波は、前記第2導波路コアに移行し、
    前記第1導波路コアに入力されるTM偏波は、前記第3導波路コアに移行する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光導波路素子。
  5. 支持基板上に順次積層された、酸化シリコン及びシリコンを備え、
    前記酸化シリコンが下部クラッドを構成し、
    前記シリコンが、前記第1〜第3導波路コアを構成する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光導波路素子。
  6. 前記下部クラッド上に、前記第1〜3導波路コアを覆う上部クラッドを備え、
    前記上部クラッドは、酸化シリコン又は窒化シリコンで構成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の光導波路素子。
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