JP2018026932A - コルゲートチューブ、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents

コルゲートチューブ、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】雨水の滞留を防止し得るコルゲートチューブを提供する。
【解決手段】両端部を除いて、コルゲートチューブ11の長手方向に複数本の縦溝12を平行に形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネスを被覆するコルゲートチューブ、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法に関するものである。
従来、自動車に搭載された機器を電気的に接続するために車室内外に配設されるワイヤーハーネスは、車体との摩擦や機械的な衝撃あるいは浸水による損傷を防止するために、コルゲートチューブで被覆されることがある。
図5は、コルゲートチューブで被覆されたワイヤーハーネスの一例を示す。ワイヤーハーネスの電線束1は、所要の位置にコルゲートチューブ2で被覆されている。
図6に示すように、コルゲートチューブ2は合成樹脂で筒状に成型されるとともに、全長に亘って割り3が形成されている。
ワイヤーハーネスの組み立て時には、電線束1が割り3からコルゲートチューブ2内に挿入され、コルゲートチューブ2の両端部を覆うように電線束1にテープ4が巻着されて、コルゲートチューブ2が電線束1に固定されている。
このような構成により、電線束1が所要位置でコルゲートチューブ2で被覆されて保護される。そして、上記ワイヤーハーネスがコルゲートチューブ2の装着位置で固定バンド5を介して車体等に固定される。
特許文献1には、長手方向にスリットが形成されたコルゲートチューブが開示されている。
特開2016−93046号公報
上記のようなコルゲートチューブ2を備えたワイヤーハーネスでは、例えばエンジンルーム内で被水すると、1本の割り3からコルゲートチューブ2内に浸水することがある。そして、コルゲートチューブ2内に雨水が滞留すると、コルゲートチューブ2内の電線束1の被覆が劣化するという問題点がある。
特許文献1に開示されたコルゲートチューブにおいても、スリットからの浸水と、雨水の滞留を防止する構成は開示されていない。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は雨水の滞留を防止し得るコルゲートチューブを提供することにある。
上記課題を解決するコルゲートチューブは、両端部を除いて、長手方向に複数本の縦溝を平行に形成したことを特徴とする。
この構成により、コルゲートチューブ内に雨水が侵入しても、その雨水をいずれかの縦溝から排出しやすい。また、コルゲートチューブを長手方向に縮めてその中間部を外側に湾曲させ、その状態でコルゲートチューブに電線束を挿通可能となる。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記縦溝を、周方向において等間隔に形成することが好ましい。
この構成により、コルゲートチューブの長手方向中間部を径方向外側に湾曲させやすい。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記縦溝を3本以上形成することが好ましい。
この構成により、コルゲートチューブを長手方向に縮めて、コルゲートチューブの長手方向中間部を径方向外側に湾曲させやすい。
上記課題を解決するワイヤーハーネスは、電線束を挿通したコルゲートチューブの両端部から前記電線束にかけてテープを巻着してコルゲートチューブを電線束に固定するワイヤーハーネスにおいて、前記コルゲートチューブには、両端部を除いて長手方向に複数本の縦溝を平行に形成したことを特徴とする。
この構成により、コルゲートチューブを長手方向に縮めてその中間部を外側に湾曲させると、コルゲートチューブに電線束を挿通し易い。
上記課題を解決するワイヤーハーネスの製造方法は、両端部を除いて長手方向に複数本の縦溝を形成したコルゲートチューブを縮めた状態で該コルゲートチューブに電線束を挿通し、次いで前記コルゲートチューブを引き延ばし、該コルゲートチューブの両端部から前記電線束にかけてテープを巻着することを特徴とする。
この方法により、コルゲートチューブに電線束を挿通し易い。
本発明のコルゲートチューブによれば、雨水の滞留を防止することができる。
一実施形態のコルゲートチューブを示す斜視図。 ワイヤーハーネスの組み立て手順を示す正面図。 ワイヤーハーネスの組み立て手順を示す正面図。 ワイヤーハーネスの組み立て手順を示す正面図。 従来のコルゲートチューブを使用したワイヤーハーネスを示す正面図。 従来のコルゲートチューブを示す斜視図。
以下、コルゲートチューブの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すコルゲートチューブ11は、合成樹脂で筒状に成型されるとともに、周方向に等間隔に3本の縦溝12が平行に形成されている。各縦溝12は、コルゲートチューブ11の長手方向中間部から両端部近傍まで形成されて、長手方向両端部は、縦溝12が形成されない筒状となっている。
図2に示すように、コルゲートチューブ11は、縦溝12を設けたことにより、長手方向に縮めると、長手方向中間部が径方向外側に湾曲する。従って、ワイヤーハーネスにコルゲートチューブ11を取着するには、コルゲートチューブ11を長手方向に縮めてその中間部を外側に湾曲させ、この状態でコルゲートチューブ11に電線束1を挿通する。
図3に示すように、次いで、コルゲートチューブ11の一端部を覆うように電線束1にテープ13aを巻着し、縮めていたコルゲートチューブ11を引き延ばし、コルゲートチューブ11の他端部を覆うように電線束1にテープ13bを巻着する。すると、コルゲートチューブ11が電線束1の所要位置に固定される。
そして、図4に示すように、コルゲートチューブ11が取着されたワイヤーハーネスが、コルゲートチューブ11の装着位置で固定バンド5を介して車体等に固定される。
上記のようなコルゲートチューブ11を備えたワイヤーハーネスでは、次に示す効果を得ることができる。
(1)縦溝12によりコルゲートチューブ11を長手方向に縮めて、長手方向中間部を径方向外側に湾曲させ、この状態で電線束1をコルゲートチューブ11に挿通すると、コルゲートチューブ11の内周面と電線束1との摩擦を軽減することができる。従って、電線束1をコルゲートチューブ11に容易に挿通することができる。
(2)縦溝12が3本設けられているので、縦溝12からコルゲートチューブ11内に雨水等が侵入しても、縦溝12の少なくともいずれかから侵入した雨水を排出しやすい。従って、雨水等の滞留による電線束の被覆の劣化を抑制することができる。
(3)縦溝12を周方向に等間隔に設けたので、コルゲートチューブ11を長手方向に縮めたとき、長手方向中間部を径方向外側に湾曲させやすい。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・縦溝を4本以上としてもよい。
1…電線束、11…コルゲートチューブ、12…縦溝、13a,13b…テープ。

Claims (5)

  1. 両端部を除いて、長手方向に複数本の縦溝を平行に形成したことを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記縦溝を、周方向において等間隔に形成したことを特徴とするコルゲートチューブ。
  3. 請求項1又は2に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記縦溝を3本以上形成したことを特徴とするコルゲートチューブ。
  4. 電線束を挿通したコルゲートチューブの両端部から前記電線束にかけてテープを巻着してコルゲートチューブを電線束に固定するワイヤーハーネスにおいて、
    前記コルゲートチューブには、両端部を除いて長手方向に複数本の縦溝を平行に形成したことを特徴とするワイヤーハーネス。
  5. 両端部を除いて長手方向に複数本の縦溝を形成したコルゲートチューブを縮めた状態で該コルゲートチューブに電線束を挿通し、次いで前記コルゲートチューブを引き延ばし、該コルゲートチューブの両端部から前記電線束にかけてテープを巻着することを特徴とするワイヤーハーネスの製造方法。
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