JP2018018920A - 光検出器、撮像装置及び光検出器の製造方法 - Google Patents

光検出器、撮像装置及び光検出器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入射した光を光吸収層において効率よく吸収することができ、光検出感度の高い光検出器を提供する。【解決手段】半導体基板10の一方の面に、半導体材料により形成された第1のコンタクト層21、光吸収層22、第2のコンタクト層23と、前記半導体基板の他方の面に形成された複数のピラー51と、を有し、ピラー51は、光吸収層22に吸収される光の波長よりも短波の吸収端を有する単結晶半導体により形成されており、複数のピラー51は、周期的に配列されている。【選択図】図2

Description

本発明は、光検出器、撮像装置及び光検出器の製造方法に関する。
物体を検知する装置である光検出器として、物体から輻射される赤外光を検出する光検出器がある。このような光検出器は、例えば、QDIP(Quantum Dot Infrared Photodetector)やQWIP(Quantum Well Infrared Photodetector)等の薄膜量子構造を光吸収層とし、その量子構造内のサブバンド間遷移による光吸収により赤外光を検出する。このような光検出器を2次元的に配置することにより撮像装置を形成することができ、2次元画像を撮像することができる。このような撮像装置により、物体からの輻射される中赤外光の波長特性を抽出し、対象物体の温度プロファイルを得ることにより、検出される物体の素性を識別することができる。
図1(a)は、光検出器の一例としてQDIPの構造を示す。図1(a)に示されるQDIPは、半導体基板910の一方の面に、半導体により第1のコンタクト層921、光吸収層922、第2のコンタクト層923が積層して形成されており、第2のコンタクト層923の上には、金属により反射膜930が形成されている。第1のコンタクト層921の上には、金属により第1の電極941が形成されており、反射膜930の上には、金属により第2の電極942が形成されている。光吸収層922は、複数の量子ドットが形成されている。また、半導体基板910の他方の面には、検出される波長の赤外光を透過する誘電体等の薄膜により反射防止膜950が形成されている。このような構造のQDIPでは、半導体基板910の他方の面より反射防止膜950を透過して入射した赤外光が、光吸収層922において吸収され検出される。
特開2010−223715号公報
ところで、図1(a)に示す構造のQDIP等の半導体量子薄膜型の光検出器では、光吸収層922における光の吸収量が少ない。これは、光吸収層922の膜厚が、ナノメートルスケールであるため、たとえ多層化したとしても、バルク型の光検出器と比較すると、その体積は数分の1以下と小さいからである。このため、赤外光の入射面とは反対の裏面側に、反射膜930を形成することにより、光吸収層922における赤外光の吸収量を増やしている。しかしながら、QDIPの光吸収層922の光の吸収率は、入射した光の数%であることから、裏面側に反射膜930を設けたとしても、図1(b)に示すように反射され、8割以上は光検出器の外に出るため、この分は検出されない。
検出される波長が4.8μmであるQDIPでは、半導体基板910は、屈折率が約3.3のGaAs基板により形成されており、反射防止膜950は、屈折率が約2.25のZnS(硫化亜鉛)により形成されており、膜厚は検出波長の1/4波長である。反射防止膜950を形成することにより、半導体基板910の表面における光の反射を抑制することができ、光吸収層922に入射する光の光量を増やすことができるが、十分ではなく、より検出光量の高いものが求められている。尚、反射防止膜が単層である場合には、波長依存性は緩やかであり、波長選択性は低い。
従って、QDIPやQWIP等の光の吸収率の低い光吸収層が用いられている光検出器においても、入射した光を光吸収層において効率よく吸収することができ、光の検出光量が高く、感度の高い光検出器が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、半導体基板の一方の面に、半導体材料により形成された第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層と、前記半導体基板の他方の面に形成された複数のピラーと、を有し、前記ピラーは、前記光吸収層に吸収される光の波長よりも短波の吸収端を有する単結晶半導体により形成されており、前記複数のピラーは、少なくとも一部が周期的に配列されていることを特徴とする。
開示の光検出器によれば、入射した光を光吸収層において効率よく吸収することができ、光の検出光量が高いため、感度を高めることができる。
光検出器の説明図 第1の実施の形態における光検出器の説明図 第1の実施の形態における光検出器の製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における光検出器の製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における光検出器の製造方法の工程図(3) 第2の実施の形態における光検出器の説明図 第3の実施の形態における光検出器の説明図 第4の実施の形態における光検出器の説明図 第5の実施の形態における光検出器の説明図 第6の実施の形態における撮像装置の斜視図 第6の実施の形態における撮像装置の構造図
発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
(光検出器)
第1の実施の形態における光検出器について説明する。尚、本願においては、光とは、赤外光、可視光、紫外光のいずれかを含むものであるものとする。以下の説明においては、光が赤外光である場合について説明する。
図2(a)は、本実施の形態における光検出器の一例であるQDIPの構造を示す。本実施の形態における光検出器は、半導体基板10の一方の面に、半導体により第1のコンタクト層21、光吸収層22、第2のコンタクト層23が積層して形成されており、第2のコンタクト層23の上には、金属により反射膜30が形成されている。第1のコンタクト層21の上には、金属により第1の電極41が形成されており、反射膜30の上には、金属により第2の電極42が形成されている。光吸収層22は、複数の量子ドットにより形成されている。また、半導体基板10の他方の面には、複数のピラー51がInP基板52の上に周期的に配列されたピラー構造部50が形成されている。
半導体基板10は、基板の表面が(001)面となるGaAs基板等が用いられており、第1のコンタクト層21及び第2のコンタクト層23は、n−GaAsにより形成されている。光吸収層22は、GaAsにより形成された障壁層と、InAsにより形成された量子ドット層とが交互に積層された多層GaAs/InAs量子ドットにより形成されている。光吸収層22におけるInAsの量子ドットの大きさは、例えば、直径が20nm、高さが5nmである。反射膜30はAu(金)等により形成されており、第1の電極41及び第2の電極42は、オーミック電極となるAuGe/Auの金属積層膜により形成されている。
ピラー構造部50は、InP基板52の一方の面の上にInPにより形成されたピラー51が周期的に形成されており、半導体基板10の他方の面に、ピラー構造部50のInP基板52の他方の面が貼り付けられている。本実施の形態においては、InP基板52の一方の面の表面は(111)面であり、この(111)面の上に、複数のピラー51が周期的に形成されている。形成されるピラー51は、直径Dが150nmであり、長さLが1.2μmであり、隣り合うピラー51のピッチPが400nmとなるように形成されている。本実施の形態においては、ピラー51は、半導体基板10の表面に対し略垂直に形成されている。また、ピラー構造部50は、光吸収層22において検出される光の波長よりも短い波長の吸収端を有する材料により形成されており、光吸収層22において検出される波長の光は、ピラー構造部50を透過する。従って、ピラー構造部50より入射した光は効率よく光吸収層22に導かれる。
本実施の形態においては、ピラー構造部50は、ピラー51の周期と共鳴条件を満たす特定の波長の光のみを選択的に透過させて、光吸収層22に入射させることができる。従って、ピラー構造部50におけるピラー51の周期、即ち、形成されるピラー51のピッチPを変えることにより、ピラー構造部50を透過する光の波長を変えることができる。具体的には、ピラー51のピッチPを広くするとピラー構造部50を透過する光の波長は長くなり、ピラー51のピッチPを狭くするとピラー構造部50を透過する光の波長は短くなる。従って、本実施の形態における光検出器は、波長選択性が高く、所望の波長の光を狭い波長領域において高い感度で検出することができる。
本実施の形態においては、ピラー51の直径Dは、100nm以上、300nm以下が好ましい。長さLは、300m以上、5μm以下が好ましく、更には、1μm以上、5μm以下が好ましい。ピッチPは、200nm以上、3000nm以下が好ましい。
本実施の形態においては、図2(b)に示すように、光検出器のピラー構造部50が形成されている側より光が入射する。ピラー構造部50におけるピラー51は、半導体基板10面に対し略垂直に形成されているため、半導体基板10面に対し略垂直に入射する光は、ピラー構造部50を透過するが、半導体基板10面に対し斜めに入射する光は、ピラー構造部50を透過しない。ピラー構造部50に入射した光は、光吸収層22に入射し、入射した光の一部は光吸収層22に吸収されるが、残りは透過し、反射膜30により反射される。反射膜30において反射された光は、再び光吸収層22に入射し、入射した光の一部は光吸収層22に吸収されるが、残りは透過する。この透過した光は、反射膜30や光吸収層22において散乱されているため、ピラー構造部50におけるInP基板52面に対し、斜め方向に入射する成分が多い。従って、ピラー51を透過することができず、ピラー51において反射され、再び光吸収層22に入射し、光吸収層22に入射した光の一部は吸収され、残りは透過する。
このように、本実施の形態における光検出器においては、ピラー構造部50より入射した光は、ピラー構造部50と反射膜30との間で多重反射を繰り返し、光吸収層22を通り吸収される。従って、図1に示す構造の光検出器と比べて、光吸収層において吸収される光量が増加し、入射した光の検出感度を向上させることができる。具体的には、図1に示す構造の光検出器では、光の吸収率が、10%程度であるのに対し、本実施の形態における光検出器では、光の吸収率をこの数倍に高めることができる。また、本実施の形態における光検出器は、半導体基板10面に略垂直な方向より入射する光のみを検出することができるため、検出される光の指向性が高い。
本実施の形態における光検出器においては、検出感度の向上や波長選択性の観点より、ピラー51の直径をDとし、長さをLとした場合、L/Dが1以上であることが好ましい。また、光吸収層22において検出される光の波長をλとし、ピラー51の屈折率をnとした場合、ピラー51の長さLは、λ/4n以上であることが好ましい。
(光検出器の製造方法)
次に、本実施の形態における光検出器の製造方法について説明する。本実施の形態においては、光検出部とピラー構造部とを貼り合わせることにより光検出器を製造する。
最初に、図3(a)に示すように、半導体基板10の一方の面の上に、第1のコンタクト層21、光吸収層22、第2のコンタクト層23をMBE(Molecular Beam Epitaxy:分子線エピタキシー)によるエピタキシャル成長により形成する。半導体基板10には、半絶縁性のGaAs(001)基板が用いられる。第1のコンタクト層21は、n−GaAsにより形成されており、電子濃度が約1×1018cm−3となるようにn型となる不純物元素がドープされている。光吸収層22は、GaAsにより形成される障壁層と、InAsにより形成される量子ドット層とを交互に積層することにより形成されており、これにより、多層のGaAs/InAs量子ドット層が形成される。光吸収層22の量子ドット層におけるInAs量子ドットの密度は、例えば、5×1010cm−2であり、形成されるInAs量子ドットの大きさは、例えば、直径が約20nm、高さが約5nmである。第2のコンタクト層23は、n−GaAsにより形成されており、電子濃度が約1×1018cm−3となるようにn型となる不純物元素がドープされている。
次に、図3(b)に示すように、第2のコンタクト層23の上に、金属により反射膜30を形成し、溝を形成することにより、画素ごとに分離して、第1のコンタクト層21の一部を露出させる。この後、第1のコンタクト層21の上に第1の電極41を形成し、第2のコンタクト層23の上に第2の電極42を形成する。溝は、反射膜30、第2のコンタクト層23及び光吸収層22を除去することにより形成し、これにより溝の底に第1のコンタクト層21の表面を露出させる。反射膜30は、Au等を成膜することにより形成し、第1の電極41及び第2の電極42は、AuGe/Auの金属積層膜を成膜することにより形成する。以上の工程により、光検出部が形成される。
次に、図4(a)に示すように、InP基板52の一方の面の上に、酸化シリコン(SiO)膜56を形成し、酸化シリコン膜56の上に、直径が150nmの開口部57aが周期的に複数形成されているレジストパターン57を形成する。InP基板52は一方の面の表面が(111)B面となる基板である。酸化シリコン膜56は、熱CVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)等により形成されており、例えば、膜厚は約50nmである。レジストパターン57は、例えば、酸化シリコン膜56の上に、EBレジストを塗布し、EB露光装置による露光、現像を行うことにより形成する。
次に、図4(b)に示すように、レジストパターン57の開口部57aの酸化シリコン膜56を除去することにより開口部を形成し、この開口部のInP基板52の上にAu膜58を形成する。具体的には、レジストパターン57の開口部57aの酸化シリコン膜56をウェットエッチングにより除去することにより、酸化シリコン膜56に開口部を形成し、InP基板52の(111)面を露出させる。この後、全面にAu膜を真空蒸着等により成膜し、有機溶剤等に浸漬させることにより、レジストパターン57の上に成膜されたAu膜をレジストパターン57とともにリフトオフにより除去する。これにより、InP基板52の(111)面の上に残存するAu膜により、触媒となるAu膜58を形成する。
次に、図4(c)に示すように、MOVPE(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:有機金属気相成長)法により形成されたInPナノワイヤによりピラー51を形成する。ピラー51は、例えば、成長温度を400℃とし、トリメチルインジウム(TMI)とホスフィン(PH)とを供給することにより、InPの(111)面とAu膜58との間で、InPを結晶成長させてInPナノワイヤを形成することにより形成する。形成されるピラー51の長さLは、成長時間によって制御可能である。具体的には、光吸収層22において検出される光の波長をλとし、ピラー51の屈折率をnとした場合、ピラー51の長さLは、λ/4n以上であることが好ましい。例えば、光吸収層22において検出される光の波長λが4.8μmである場合、ピラー51を形成しているInPの屈折率nは、約3であるため、形成されるピラー51の長さは、4.8/(3×4)=0.4μm以上であることが好ましい。また、形成されるピラー51の直径Dは、酸化シリコン膜56の開口部に形成された触媒となるAu膜58の直径により制御することが可能である。ピラー51は、2次元状に周期的に配列するように形成されており、三角格子状、四角格子状等が理想的ではあるが、これに限定されるものではない。また、形成される複数のピラー51のピッチPは、光吸収層22において検出される波長によって異なるが、本実施の形態においては、例えば、ピッチPは1.2μmとなるように形成されている。
尚、ピラー51の周期性については、一部異なる周期を用いることも可能である。特に、ピラー構造部50の特定の位置から赤外線を取り込む場合は、ピラー51の位置をわずかにずらしたり、ピラー51を数本抜いたりした構造が好ましい。このような部分的に周期性を乱した構造は、レジストパターン57における開口部57aの位置等をずらすことにより形成することができる。以上の工程により、ピラー構造部が形成される。
次に、図5に示すように、光検出部とピラー構造部とを貼り合わせる。具体的には、半導体基板10の他方の面とInP基板52の他方の面とを貼り合わせることにより、本実施の形態における光検出器を作製する。
上記の製造方法において作製された光検出器では、ピラー51の先端にAu膜58が形成されている。Au膜58は、InPナノワイヤを成長させるための触媒としての機能を有するものであるが、ピラー51の先端にAu膜が残っているとピラー51の先端からの腐食や酸化等を防止する効果がある。また、Au膜58以外にも触媒となる金属材料であれば、Au膜58に代えて用いることが可能である。
尚、ピラー51は、半導体基板10よりも屈折率の高い材料により形成されていることが好ましい。これにより、より強い波長・反射制御性を得ることができる効果がある。
また、本実施の形態においては、ピラー51を形成する際に、光検出器部分の結晶等にダメージを与えることなく形成することができるため、結晶のダメージに起因した光学的な損失を防ぐことができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における光検出器は、図6(a)に示すように、凹凸130aを有する反射膜130が形成されている構造のものである。ピラー構造部より光検出器に入射した光は、光吸収層において一部は吸収されるが、残りの一部は光吸収層を透過し、反射膜において反射される。反射膜が理想的に極めて平坦に形成されている場合には、反射膜により反射された光は、光の入射した光路と同じ光路を辿るため、反射光にはピラー構造部を透過し、光検出器の外に出射される成分が存在する場合がある。
本実施の形態においては、凹凸130aを有する反射膜130を形成することにより、図6(b)の破線矢印に示すように、反射膜130により反射される光は、入射した光路とは異なる斜め方向に向けて反射される。ピラー構造部50は、透過特性が強い角度依存性を有しているため、ピラー構造部50に斜めより入射した光は、ピラー構造部50を透過することはなく、ピラー構造部50において殆どが反射される。従って、反射膜130により反射された光は、光検出器の外に殆ど出射されることなく、ピラー構造部50と反射膜130との間で、多重反射を繰り返し、光吸収層22に吸収させることができる。これにより、光吸収層22において吸収される光の総量を増やすことができ、光の検出感度をより一層向上させることができる。
本実施の形態における光検出器の製造方法は、凹凸130aを有する反射膜130を形成する工程を除き、第1の実施の形態における光検出器の製造方法と同じである。反射膜130の凹凸130aは、第2のコンタクト層23を形成した後、第2のコンタクト層23の表面に凹凸を形成し、凹凸の形成された第2のコンタクト層23の表面に反射膜130を成膜することにより形成することができる。
第2のコンタクト層23に形成される凹凸は、フォトリスグラフィとエッチングにより形成することができる。具体的には、第2のコンタクト層23の表面にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、凹凸に対応した不図示のレジストパターンを形成する。この後、ドライエッチング等により第2のコンタクト層23の一部を除去することにより、第2のコンタクト層23の表面に凹凸が形成される。この後、不図示のレジストパターンは、有機溶剤等により除去する。形成される凹凸は、半導体基板10面に平行な平坦部分が含まれていない凹凸が好ましく、例えば、円錐や角錐の形状や三角の形状が連続的に形成されたものが好ましい。例えば、角錐の凹凸パターンの場合には、底辺が1μm、高さが100nmの複数の角錐を連続的に形成する。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態における光検出器は、図7に示すように、光吸収層222が、多層のAlGaAs/GaAs量子井戸層により形成されている。また、ピラー構造部250におけるピラー251は、長さ方向に周期性を有しており、具体的には、AlGaAsとGaAsとが長さ方向に周期的に形成されている。また、本実施の形態においては、ピラー251は、光検出器部分における半導体基板10の他方の面に形成されている。尚、本実施の形態においては、半導体基板10には、両面研磨のGaAs(111)B基板が用いられている。
本実施の形態における光検出器の製造方法は、最初に、半導体基板10の一方の面に、第1のコンタクト層21、光吸収層222、第2のコンタクト層23を形成し、第2のコンタクト層23の上に、凹凸を形成した後、反射膜130を形成する。この後、溝を形成し、第1のコンタクト層21の上に第1の電極41を形成し、第2のコンタクト層23の上に、第2の電極42を形成する。
次に、半導体基板10の他方の面に、酸化シリコン膜を形成し、酸化シリコン膜の上に、開口部を有するレジストパターンを形成し、レジストパターンの開口部における酸化シリコン膜を除去し、半導体基板10の他方の面を露出させる。この後、Au膜を成膜し、有機溶剤に浸漬させることにより、レジストパターンの上のAu膜を、レジストパターンとともにリフトオフにより除去する。これにより酸化シリコン膜の開口部に触媒となるAu膜を形成する。この後、原料ガスを周期的に変えて供給することにより、長さ方向に異なる材料が交互に周期的に形成されたピラー251を形成する。ピラー251は、最初に、半導体基板10と同一材料であるGaAsより形成する方が、結晶成長条件が広いため好ましいが、これに限定されるものではない。このように、AlGaAsとGaAsとが交互に周期的に形成されたピラー251を形成することにより、ピラー251の長さ方向においても波長選択性を有するため、ピラー構造部250を透過する光の波長の幅を狭くすることができる。
また、凹凸130aを有する反射膜130により反射された光は、光吸収層222である量子井戸層に対して傾いた角度で入射するため、AlGaAs/GaAsにおけるサブバンド間遷移により光を検出することができる。
上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図8に示されるように、第1の実施の形態における光検出器の半導体基板10の他方の面に直接ピラー351を形成したものであり、GaAs基板の一方の面に光受光器を形成し、他方の面にピラーを形成した構造のものである。これにより、基板の貼り付け工程等が不要となる。
本実施の形態においては、半導体基板10には、両面研磨のGaAs(111)B基板を用いる。ピラー351の形成方法は、最初に、半導体基板10の他方の面に、酸化シリコン膜を形成し、酸化シリコン膜の上に、開口部を有するレジストパターンを形成し、レジストパターンの開口部における酸化シリコン膜を除去し、半導体基板10の他方の面を露出させる。この後、Au膜を成膜し、有機溶剤に浸漬させることにより、レジストパターンの上のAu膜を、レジストパターンとともにリフトオフにより除去する。これにより酸化シリコン膜の開口部に触媒となるAu膜を形成する。この後、ピラー351を形成するための原料ガスを供給することにより、GaAsによりピラー351を形成する。尚、半導体基板10の一方の面には第1の実施の形態と同様の方法により、光検出部が形成されている。
また、半導体基板10にGaAs基板を用いる場合には、半導体基板10の他方の面にInP膜を形成し、形成されたInP膜の上に、InPによるピラーを形成してもよい。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図9に示されるように、InP基板を用いたものであり、InP基板の一方の面に光受光器を形成し、他方の面にピラーを形成した構造のものである。これにより、基板の貼り付け工程等が不要となる。尚、半導体基板410には、両面研磨のInP(111)B基板が用いられる。
本実施の形態においては、半導体基板410の一方の面に、第1のコンタクト層421、光吸収層422、第2のコンタクト層423が積層して形成されており、第2のコンタクト層423の上には、金属により反射膜30が形成されている。第1のコンタクト層421の上には、金属により第1の電極41が形成されており、反射膜30の上には、金属により第2の電極42が形成されている。本実施の形態においては、第1のコンタクト層421及び第2のコンタクト層423は、n−InPにより形成されている。光吸収層422は、InGaAs等を含む材料により形成されている。
また、半導体基板410の他方の面には、複数のピラー51が周期的に配列されている。具体的には、半導体基板410の他方の面に、酸化シリコン膜を形成し、酸化シリコン膜の上に、開口部を有するレジストパターンを形成し、レジストパターンの開口部における酸化シリコン膜を除去し、半導体基板410の他方の面を露出させる。この後、Au膜を成膜し、有機溶剤に浸漬させることにより、レジストパターンの上のAu膜を、レジストパターンとともにリフトオフにより除去する。これにより酸化シリコン膜の開口部に触媒となるAu膜を形成する。この後、ピラー51を形成するための原料ガスを供給することにより、InPによりピラー51を形成する。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第6の実施の形態〕
次に、第6の実施の形態における撮像装置について説明する。本実施の形態における撮像装置は、検出波長の異なる複数の光検出器を1画素としたものである。尚、光検出器には、第1から第5の実施の形態における光検出器のいずれかを用いることができる。
本実施の形態においては、例えば、図10に示されるように、4つの光検出器、即ち、第1の光検出器561、第2の光検出器562、第3の光検出器563、第4の光検出器564により、1つの画素560が形成されている。この画素560は2次元状に形成されており、これにより光検出素子570が形成される。光検出素子570には、読み出し回路580がInにより形成されたバンプ581により接続されている。尚、図11は、第1の光検出器561及び第2の光検出器562が形成されている部分の断面図である。
本実施の形態においては、1つの画素560における4つの光検出器、即ち、第1の光検出器561、第2の光検出器562、第3の光検出器563、第4の光検出器564における検出波長は相互に異なるものである。具体的には、第1から第5の実施の形態における光検出器は、形成されるピラーのピッチを変えることにより、透過する光の波長を変えることができる。従って、本実施の形態においては、1つの画素560における4つの光検出器に形成されているピラーのピッチは相互に異なっている。例えば、第1の光検出器561のピラーのピッチを900nm、第2の光検出器562のピラーのピッチを1000nm、第3の光検出器563のピラーのピッチを1100nm、第4の光検出器564のピラーのピッチを1200nmとなるように形成する。これにより、各々の光検出器を透過する光の波長は異なるため、各々の光検出器は、異なる波長の光を検出することができる。尚、ピラーの周期により波長選択をしているため、光吸収層22は同一である。
本実施の形態における撮像装置では、物体の温度分布を2次元的に撮像することができる。尚、検出される光は4つの波長に限定されるものではなく、光吸収層22において検出可能な波長帯域であれば、5以上の光検出器を1つの画素にすることも可能である。これにより、物体の放射温度分布情報を含んだ画像を撮像することができる。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体基板の一方の面に、半導体材料により形成された第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層と、
前記半導体基板の他方の面に形成された複数のピラーと、
を有し、
前記ピラーは、前記光吸収層に吸収される光の波長よりも短波の吸収端を有する単結晶半導体により形成されており、
前記複数のピラーは、少なくとも一部が周期的に配列されていることを特徴とする光検出器。
(付記2)
前記光吸収層において検出される光の波長をλとし、前記ピラーを形成している材料の波長λにおける屈折率をnとした場合、
前記ピラーの長さLは、λ/4n以上であることを特徴とする付記1に記載の光検出器。
(付記3)
前記ピラーの長さをLとし、前記ピラーの直径をDとした場合、
L/D>1であることを特徴とする付記1に記載の光検出器。
(付記4)
前記ピラーは、前記ピラーの長さ方向において、複数の半導体材料が所定の周期で交互に積層されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の光検出器。
(付記5)
前記第2のコンタクト層の上には、反射膜が形成されていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の光検出器。
(付記6)
前記反射膜は、凹凸を有していることを特徴とする付記5に記載の光検出器。
(付記7)
前記凹凸は、角錐の形状または三角の形状が連続的に形成されたものであることを特徴とする付記6に記載の光検出器。
(付記8)
前記ピラーは、InPまたはGaAsを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の光検出器。
(付記9)
前記半導体基板は、InPまたはGaAsを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の光検出器。
(付記10)
前記光吸収層は、量子ドット構造または量子井戸構造を有することを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の光検出器。
(付記11)
前記光は、赤外光であることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の光検出器。
(付記12)
前記ピラーの先端には、金属膜が形成されていることを特徴とする付記1から11のいずれかに記載の光検出器。
(付記13)
前記ピラーの半導体結晶の先端面は、(111)面であることを特徴とする付記1から12のいずれかに記載の光検出器。
(付記14)
前記ピラーは、前記半導体基板よりも屈折率の高い材料により形成されていることを特徴とする付記1から13のいずれかに記載の光検出器。
(付記15)
付記1から14のいずれかに記載の光検出器を複数有しており、
前記光検出器のうちの第1の光検出器と第2の光検出器により1つの画素が形成されており、
前記第1の光検出器と前記第2の光検出器は、前記ピラーのピッチが異なるものであって、
前記画素が2次元状に配置されていることを特徴とする撮像装置。
(付記16)
半導体基板の一方の面に、半導体材料により第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層を順に積層して形成する工程と、
前記半導体基板の他方の面に、複数の金属膜を形成し、金属膜の形成されている領域に、単結晶半導体材料により複数のピラーを形成する工程と、
を有することを特徴とする光検出器の製造方法。
(付記17)
前記半導体基板は、InP基板であって、
前記ピラーは、InPの単結晶を含むものであることを特徴とする付記16に記載の光検出器の製造方法。
(付記18)
前記半導体基板は、GaAs基板であって、
前記ピラーは、GaAsの単結晶を含むものであることを特徴とする付記16に記載の光検出器の製造方法。
(付記19)
第1の半導体基板の一方の面に、半導体材料により第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層を順に積層して形成する工程と、
第2の半導体基板の一方の面に、複数の金属膜を形成し、金属膜の形成されている領域において半導体材料を結晶成長させることにより複数のピラーを形成する工程と、
前記第1の半導体基板との他方の面と前記第2の半導体基板の他方の面とを貼り合わせる工程と、
を有することを特徴とする光検出器の製造方法。
(付記20)
前記第2の半導体基板は、InP基板であって、
前記ピラーは、InPの単結晶であることを特徴とする付記19に記載の光検出器の製造方法。
(付記21)
前記ピラーは、半導体材料が(111)面において結晶成長することにより形成されることを特徴とする付記16から20のいずれかに記載の光検出器の製造方法。
10 半導体基板
21 第1のコンタクト層
22 光吸収層
23 第2のコンタクト層
30 反射膜
41 第1の電極
42 第2の電極
50 ピラー構造部
51 ピラー
52 InP基板

Claims (13)

  1. 半導体基板の一方の面に、半導体材料により形成された第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層と、
    前記半導体基板の他方の面に形成された複数のピラーと、
    を有し、
    前記ピラーは、前記光吸収層に吸収される光の波長よりも短波の吸収端を有する単結晶半導体により形成されており、
    前記複数のピラーは、少なくとも一部が周期的に配列されていることを特徴とする光検出器。
  2. 前記光吸収層において検出される光の波長をλとし、前記ピラーを形成している材料の波長λにおける屈折率をnとした場合、
    前記ピラーの長さLは、λ/(4n)以上であることを特徴とする請求項1に記載の光検出器。
  3. 前記ピラーの長さをLとし、前記ピラーの直径をDとした場合、
    L/D>1であることを特徴とする請求項1に記載の光検出器。
  4. 前記ピラーは、前記ピラーの長さ方向において、複数の半導体材料が所定の周期で交互に積層されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光検出器。
  5. 前記第2のコンタクト層の上には、反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光検出器。
  6. 前記反射膜は、凹凸を有していることを特徴とする請求項5に記載の光検出器。
  7. 前記ピラーの先端には、金属膜が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光検出器。
  8. 前記ピラーの半導体結晶の先端面は、(111)面であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光検出器。
  9. 前記ピラーは、前記半導体基板よりも屈折率の高い材料により形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光検出器。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の光検出器を複数有しており、
    前記光検出器のうちの第1の光検出器と第2の光検出器により1つの画素が形成されており、
    前記第1の光検出器と前記第2の光検出器は、前記ピラーのピッチが異なるものであって、
    前記画素が2次元状に配置されていることを特徴とする撮像装置。
  11. 半導体基板の一方の面に、半導体材料により第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層を順に積層して形成する工程と、
    前記半導体基板の他方の面に、複数の金属膜を形成し、金属膜の形成されている領域に、単結晶半導体材料により複数のピラーを形成する工程と、
    を有することを特徴とする光検出器の製造方法。
  12. 第1の半導体基板の一方の面に、半導体材料により第1のコンタクト層、光吸収層、第2のコンタクト層を順に積層して形成する工程と、
    第2の半導体基板の一方の面に、複数の金属膜を形成し、金属膜の形成されている領域において半導体材料を結晶成長させることにより複数のピラーを形成する工程と、
    前記第1の半導体基板との他方の面と前記第2の半導体基板の他方の面とを貼り合わせる工程と、
    を有することを特徴とする光検出器の製造方法。
  13. 前記ピラーは、半導体材料が(111)面において結晶成長することにより形成されることを特徴とする請求項11または12に記載の光検出器の製造方法。
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