JP2018018776A - 割れのないリチウムイオン電池正極活物質前駆体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(発明2)複合金属水酸化物粒子が球状もしくは近球状であり、1000倍に拡大した走査型電子顕微鏡写真で上記複合金属水酸化物粒子表面の割れが観察されない、発明1の複合金属水酸化物の製造方法。
(発明3)以下の装置:
反応器中での沈殿により化合物を製造するための装置であって、前記反応器が傾斜板沈降装置を有し、出発物質溶液を前記反応器の反応帯域内への導入時に均質混合するのに適合させた装置であって、 前記傾斜板沈降装置が、前記反応帯域に直接接続されるように前記反応器と一体化され、かつ少なくとも1つのポンプを介して少なくとも1つの循環容器に接続され、前記反応器内の生成物懸濁液から前記少なくとも1つの循環容器まで濁った液体を吸引し、該濁った液体からフィルタエレメントを通して固体の微粒分級物を除去した後の液体を、循環容器から取り出し、かつ反応器へ直接返送することによって、前記反応器内の生成物懸濁液の粒度分布が、より高いD50値へ変位されることを特徴とする、反応器中での沈殿により化合物を製造するための装置:
を用いる、発明1または2の複合金属水酸化物の製造方法。
(発明4)発明1〜3のいずれかの複合金属水酸化物の製造方法によってリチウムイオン電池の正極活物質の前駆体を製造する工程と、この前駆体と少なくともリチウム化合物とを含む混合物を焼成する工程とを含む、リチウムイオン電池正極活物質の製造方法。
(出発物質)
発明の製造方法における出発物質は、ニッケル含有水溶性化合物、コバルト含有水溶性化合物と、必要に応じて使用するアルミニウム含有水溶性化合物である。ニッケル含有水溶性化合物としては硫酸ニッケルが好ましい。コバルト含有水溶性化合物としては硫酸コバルトが好ましい。アルミニウム含有水溶性化合物としてはアルミン酸ナトリウムが好ましい。これら好ましい水溶性化合物として市販物を制限なく用いることができる。以下、出発物質として硫酸ニッケル、硫酸コバルト、アルミン酸ナトリウムを用いる場合について説明する。出発物質が上記化合物以外の水溶性化合物の場合も以下に説明する条件を適宜変更して同等の複合金属水酸化物粒子を製造することができる。
本発明の方法では、攪拌手段を有する反応器において上記出発物質が混合され出発物質の反応帯域が形成される。このような反応器には上記出発物質の容器が連結する。上記出発物質が連続的にあるいは間欠的に反応器に供給され、反応帯域で共沈反応が開始、進行する。
本発明では反応器内の反応帯域において、水酸化ニッケル、水酸化コバルト、水酸化アルミニウムの共沈反応によって組成:NiaCobAlc(OH)d(a=0.7〜0.95、b=0.02〜0.2、c=0.0〜0.1、d=2〜2.1、a+b+c=1)を有する複合金属水酸化物が反応帯域の水溶液に分散した微小な粒子として生成する。このような複合金属水酸化物をNCA系正極活物質の前駆体として用いた場合には反応帯域で生成した複合金属水酸化物粒子の大きさと形状がNCA系正極活物質の粒子の大きさと形状に影響するため、本発明では反応帯域で生成する複合金属水酸化物粒子の大きさと形状を最適化するための手段を設けている。
本発明の方法で反応帯域からのスラリーの吸引・分離・循環を特許第5227306号公報に開示された傾斜板沈降装置を用いて行うと一層効率的である。傾斜板沈降装置は、溶液から固体を沈殿させることにより化合物を製造するための装置及び方法に使用される。傾斜板沈降装置を備える沈殿装置を用いると、沈殿の際に形成される固体の粒子の物理的及び化学的な性質が極めてフレキシブルに及び互いに独立して調節されることができ、テーラーメードの生成物が極めて高い空時収率で製造される。
・少なくとも第一及び第二及の出発物質溶液を準備する工程、
・少なくとも第一及び第二及の出発物質溶液を請求項1記載の反応器中で合一する工程、
・反応器中に均質混合される反応帯域を発生させる工程、
・反応帯域中で化合物を沈殿させ、不溶性生成物及び母液からなる生成物懸濁液を製造する工程、
・沈殿された生成物から母液を、傾斜板沈降装置を介して部分的に分離する工程、
・沈殿生成物の濃度が化学量論的な濃度よりも高い沈殿生成物懸濁液を製造する工程、
・生成物懸濁液を反応器から取り出す工程、
・沈殿生成物をろ過、洗浄及び乾燥する工程。
ポンプ(17)は、極めて低い濃度の微粒を有するスラリーを、撹拌機が備えられた循環容器(18)中へ搬送し、かつそこから反応器(13)中へ返送することができる。液体の体積流量及び傾斜板沈降装置の寸法決定に依存した分離サイズを下回る粒子のみが、循環容器(18)中へ搬送される。ポンプ(17)を用いて取り出された全ての濁った流れが、自由な溢流(19)を経て返送される限りは、反応器(13)について全く何も変わらない。
反応器内で目的量の原料が反応し終わった時点で、反応器の排出口からスラリーを取り出し、濾過する。こうして複合金属水酸化物を含む固体画分が分離される。さらに固体画分を洗浄する。洗浄は常法に従えばよく、アルカリ性水溶液と純水を用いて複合金属水酸化物に含まれる硫酸塩、アルカリ成分が十分除去されるまで洗浄する。こうして、水分を含む複合金属水酸化物が分離される。
こうして、リチウムイオン電池正極活物質の前駆体としての複合金属水酸化物粒子が得られる。このような本発明の方法によって得られる複合金属水酸化物粒子の大きさは比較的大きく、概ね10.0μm以上、典型的には12.0μm以上50μm以下の平均粒径を有する。
上記前駆体、リチウム化合物、及び必要に応じて用いるアルミニウム化合物とからなる混合物を酸素存在下に焼成することによって、リチウムイオン電池正極活物質が得られる。焼成温度は450℃〜950℃の範囲、好ましくは600℃〜900℃の範囲である。焼成時間は2時間〜20時間、好ましくは3時間〜15時間である。焼成回数は1回でも複数回でもよい。焼成に用いる設備はこのような焼成条件を達成できるものであれば制限はない。一般的には管状炉、マッフル炉、ロータリーキルン(RK)、ローラーハースキルン(RHK)が用いられる。好ましくはRHKまたはRKが用いられる。正極活物質中の余剰アルカリ成分を除去するために、焼成された混合物を水洗、乾燥することが好ましい。水洗、乾燥の条件に特に制限はない。通常、焼成物100gに対して100ml以上の量の純水を加えて焼成物と水を十分に接触させ、その後リチウム金属複合酸化物粉末を分離し、酸素を含む気流中で乾燥する。得られた正極活物質を用いて正極を製造する方法にも制限はない。通常の方法により得られた正極活物質を含む正極活物質合剤を調製し、電極上に塗布乾燥して正極部材を製造することができる。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備した。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備した。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=84:16(重量比)部で混合した。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・アルミン酸ナトリウムのアルカリ水溶液:水酸化ナトリウム濃度200g/Lの水酸化ナトリウム水溶液1000gに、アルミン酸ナトリウム3.567gを溶解した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に0.89kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を600rpmに設定した。反応帯域の液温を65℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記アルミン酸ナトリウムのアルカリ水溶液、上記錯化剤を反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備する。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備する。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=92.5:7.5(重量比)部で混合する。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・水酸化ナトリウム水溶液
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に2.0kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を1000rpmに設定した。反応帯域の液温を65℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記水酸化ナトリウム水溶液、上記錯化剤を、反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備する。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備する。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=87.5:12.5(重量比)部で混合する。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・水酸化ナトリウム水溶液
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に0.63kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を500rpmに設定した。反応帯域の液温を65℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記水酸化ナトリウム水溶液、上記錯化剤を反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備する。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備する。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=85:15(重量比)部で混合する。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・水酸化ナトリウム水溶液
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に1.68kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を888rpmに設定した。反応帯域の液温を50℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記水酸化ナトリウム水溶液、上記錯化剤を反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備する。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備する。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=84.2:15.8(重量比)部で混合する。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・水酸化ナトリウム水溶液
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に1.00kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を640rpmに設定した。反応帯域の液温を50℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記水酸化ナトリウム水溶液、錯化剤を反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
以下に示す出発物質を用いた。
・硫酸ニッケル水溶液、硫酸コバルト水溶液、これらの混合物:ニッケル濃度8.2重量%の硫酸ニッケル水溶液を準備する。コバルト濃度8.2重量%の硫酸コバルト水溶液を準備する。上記硫酸ニッケル水溶液と上記硫酸コバルト水溶液を、硫酸ニッケル水溶液:硫酸コバルト水溶液=85.8:14.2(重量比)部で混合する。この混合物を反応器に供給路を介して連結する容器に投入した。
・錯化剤:アンモニア濃度25重量%で含むアンモニア水。
・水酸化ナトリウム水溶液
・純水
図4に示す反応器内に濃度133.6g/Lの硫酸ナトリウム水溶液を満たし、傾斜板沈降装置を介して水溶液を循環させながら、反応帯域に2.32kw/m3の攪拌動力が与えられるように撹拌回転数を1111rpmに設定した。反応帯域の液温を50℃に維持した。上記硫酸ニッケル水溶液と硫酸コバルト水溶液の混合物、上記水酸化ナトリウム水溶液、上記錯化剤を反応帯域に供給した。こうして反応帯域で共沈反応が開始した。
2 ラメラ
3 溝
4 傾斜板沈降装置
5 ラメラ
6 レールシステム
7 固体粒子
8 ラメラ
9 直線
10 パドル翼
11 熱交換器
12 傾斜板沈降装置
13 反応器
14 ポンプ
15 スラリー流れ
16 循環ポンプ
17 ポンプ
18 循環容器
19 スラリー流れ
20 循環容器
21 ポンプ
22 ポンプ
23 金属水溶液の供給ポンプ
24 錯化剤の供給ポンプ
25 pH調整剤の供給ポンプ
26 純水の供給ポンプ
Claims (4)
- リチウムイオン電池の正極活物質の前駆体である、組成:NiaCobAlc(OH)d(a=0.70〜0.95、b=0.02〜0.20、c=0〜0.1、d=2.0〜2.1、a+b+c=1)を有する複合金属水酸化物からなる平均粒径が10.0μm以上の粒子を製造する方法であって、
出発物質の供給部、共沈反応が進行する反応帯域、および反応帯域からのスラリー排出部を備える装置を用い、
上記反応帯域の液温が60℃以上であり、
上記反応帯域に与える攪拌動力が2.2kw/m3以下である、
複合金属水酸化物の製造方法。 - 上記複合金属水酸化物からなる粒子が球状もしくは近球状であり、1000倍に拡大した走査型電子顕微鏡写真で上記複合金属水酸化物粒子表面の割れが観察されない、請求項1に記載の複合金属水酸化物の製造方法。
- 反応器中での沈殿により化合物を製造するための装置であって、前記反応器が傾斜板沈降装置を有し、出発物質溶液を前記反応器の反応帯域内への導入時に均質混合するのに適合させた装置であって、
前記傾斜板沈降装置が、前記反応帯域に直接接続されるように前記反応器と一体化され、かつ少なくとも1つのポンプを介して少なくとも1つの循環容器に接続され、
前記反応器内の生成物懸濁液から前記少なくとも1つの循環容器まで濁った液体を吸引し、該濁った液体からフィルタエレメントを通して固体の微粒分級物を除去した後の液体を、循環容器から取り出し、かつ反応器へ直接返送することによって、前記反応器内の生成物懸濁液の粒度分布が、より高いD50値へ変位されることを特徴とする、反応器中での沈殿により化合物を製造するための装置:
を用いる、請求項1または2に記載の複合金属水酸化物の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載された複合金属水酸化物の製造方法によってリチウムイオン電池の正極活物質の前駆体を製造する工程と、この前駆体と少なくともリチウム化合物とを含む混合物を焼成する工程とを含む、リチウムイオン電池正極活物質の製造方法。
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C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
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A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
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C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
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C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C13 | Notice of reasons for refusal |
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A521 | Request for written amendment filed |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C23 | Notice of termination of proceedings |
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