JP2018017478A - 空調システム及び運転制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷機器の負荷流量に適した熱源機器を組み合わせて運転することである。
【解決手段】冷水を生成して空調機8A,8B,8Cに供給する冷凍機1A,1B,1C,1Dと、空調機8A,8B,8Cから冷凍機1A,1B,1C,1Dに戻される負荷流量を検出するフローメータ22と、負荷流量に基づいて冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転を切り替える制御装置15とを備え、制御装置15は、負荷流量と冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量とを比較して、冷凍機1A,1B,1C,1Dのうち、負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの冷凍機1A,1B,1C,1D、または、冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調システム及び運転制御方法に関し、特に、負荷機器の負荷状態に基づいて、複数の熱源機器の運転を制御する空調システム及び運転制御方法に関する。
工場やビル等に設置される空調システムでは、冷凍機やボイラー等の熱源機器を用いて、冷水や温水等の熱流体を空調機等の負荷機器に供給することにより冷房や暖房を行っている。空調システムにおいて、冷房を行う場合、空調機を流れる冷水の流量(負荷流量)に基づいて、冷凍機の運転台数を増減段している。すなわち、空調機の負荷流量が増大した場合には、冷凍機の運転台数を増段して対応し、空調機の負荷流量が減少した場合には、冷凍機の運転台数を減段して対応している。
この冷凍機の増減段の制御として、例えば、特許文献1〜3に記載された制御方法がある。特許文献1には、定格流量が異なる複数の冷凍機を設けて、定格流量の小さい冷凍機から運転を開始し、空調機の負荷流量に対して冷凍機の定格流量が不足したときに次の冷凍機を増段し、空調機の負荷流量の増加に応じて順次、冷凍機を増段する制御が記載されている。すなわち、空調機の負荷流量に応じて、予め決められた順序で冷凍機を増減段する制御が記載されている。特許文献2には、冷凍機を増段するときに、増段候補の冷凍機の定格流量が複数ある場合、定格流量が小さい冷凍機を増段する制御が記載されている。特許文献3には、空調機の負荷流量に対して、例えば、1台の冷凍機と2台の冷凍機とのいずれでも対応することができる場合に、いずれの運転が省エネルギーであるかを判断して、省エネルギーである方の運転を行うことが記載されている。
特開平10−213339号公報 特開2014−066453号公報 特開2012−112649号公報
特許文献1に記載の制御では、負荷機器の負荷流量に対して、定格流量が大きい熱源機器1台で対応可能な場合であっても、小さい定格流量の熱源機器から順次運転するので、複数の熱源機器を運転することになり、熱源機器の運転効率が低い場合がある。特に、複数の熱源機器間の定格流量の差が大きい場合には、小さい定格流量の熱源機器に大きい定格流量の熱源機器を追加運転(増段)したときに熱流体を過剰に供給する場合がある。
一方、特許文献2、3に記載の制御では、熱源機器を増減段する場合に、不足する負荷流量、または余剰な負荷流量に応じて、増減段する熱源機器を選択しているので、上述の課題を解決することができる。特許文献2、3に記載の制御では、増減段する熱源機器については、負荷流量に応じた選択が行われているが、運転中の熱源機器が負荷流量に対して適しているかまでは判断されていない。このため、要求される負荷流量に対して、運転中の熱源機器を含めて適切な熱源機器の選択はされておらず、負荷流量に適した熱源機器の選択が望まれる。
そこで、本発明では、負荷機器の負荷流量に適した熱源機器を組み合わせて運転することを目的とする。
本発明の空調システムは、熱流体を生成して負荷機器に供給する複数の熱源機器と、複数の前記熱源機器の定格流量をそれぞれ記憶する記憶機器と、前記負荷機器から複数の前記熱源機器に戻される前記熱流体の戻り流量である負荷流量を検出する流量検出器と、前記負荷流量に基づいて複数の前記熱源機器の運転を切り替える運転制御装置とを備え、前記運転制御装置は、前記負荷流量と複数の前記熱源機器の定格流量とを比較して、複数の前記熱源機器のうち、前記負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの前記熱源機器、または、複数の前記熱源機器の組み合わせを選択することを特徴とする。
また、空調システムは、複数の前記熱源機器の累積運転時間をそれぞれ計測する計測機器を備え、複数の前記熱源機器に同定格流量の複数の前記熱源機器があり、前記運転制御装置は、同定格流量の前記熱源機器を選択する場合、同定格流量の前記熱源機器のうち累積運転時間が短い前記熱源機器を選択することを特徴とする。
また、空調システムは、複数の前記熱源機器のうち運転可能な複数の前記熱源機器を設定する運転設定機器を備え、前記運転制御装置は、前記運転設定機器により設定された複数の前記熱源機器の中から運転する前記熱源機器を選択することを特徴とする。
また、本発明の運転制御方法は、熱流体を生成して負荷機器に供給する複数の熱源機器と、複数の前記熱源機器の定格流量をそれぞれ記憶する記憶機器と、前記負荷機器から複数の前記熱源機器に戻される前記熱流体の戻り流量である負荷流量を検出する流量検出器とを備えた空調システムに適用され、前記負荷流量に基づいて複数の前記熱源機器の運転を切り替える運転制御方法であって、前記負荷流量と複数の前記熱源機器の定格流量とを比較して、複数の前記熱源機器のうち、前記負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの前記熱源機器、または、複数の前記熱源機器の組み合わせを選択することを特徴とする。
本発明によれば、負荷機器の負荷流量に適した熱源機器を組み合わせて運転することができ、空調システムの省エネルギー化を図ることができる。
第1の実施形態の2ポンプ式の空調システムの概略構成図である。 第1の実施形態の運転制御装置による処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の負荷流量に対する冷凍機の組み合わせテーブルである。 第2の実施形態の制御装置による処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の負荷流量に対する冷凍機の組み合わせテーブルである。
まず、第1の実施形態である2ポンプ式の空調システム100について説明する。空調システム100は、工場、ビル、ショッピングモール等の大型施設の空調に使用されるセントラル空調システムである。図1に示すように、空調システム100は、複数の冷凍機1A,1B,1C,1D(熱源機器)を一ヶ所に集中設置し、これら冷凍機1A,1B,1C,1Dによって冷却した冷水(熱流体)を空調機8A,8B,8C(負荷機器)に送水して空調を行うものである。
空調システム100は、並列配置された複数の冷凍機1A,1B,1C,1Dと、冷凍機1A,1B,1C,1Dにそれぞれ設けられる1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dと、冷凍機1A,1B,1C,1Dの出口側の一次側送水管3A,3B,3C,3Dに第1の送りヘッダ4を介して接続された複数台の2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eと、2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eに第2の送りヘッダ6及び二次側送水管7A,7B,7Cを介して接続され、並列配置された複数の空調機8A,8B,8Cと、空調機8A,8B,8Cと二次側戻水管10A,10B,10Cを介して接続される第1の戻りヘッダ11及び第2の戻りヘッダ12と、第2の戻りヘッダ12と1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dとを接続する一次側戻水管9A,9B,9C,9Dと、第1の送りヘッダ4と第2の戻りヘッダ12とを接続する連通管13と、連通管13に設けられた絞り弁14と、空調機8A,8B,8Cの負荷状態に応じて、冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転台数、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2D及び2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eを制御する制御装置15とを備えている。
第1の送りヘッダ4と第2の送りヘッダ6との間には、第1の送りヘッダ4と第2の送りヘッダ6との差圧を一定に保つためのバイパス弁16が設けられている。
冷凍機1A,1B,1C,1Dには、定格流量が異なるものと、定格流量が同じものとがある。例えば、冷凍機1Aの定格流量は170m3/h、冷凍機1B,1Cの定格流量はそれぞれ80m3/h、冷凍機1Dの定格流量は50m3/hに設定されている。
空調システム100は、空調システム100を流通する冷水の状態を検出するための複数の検出機器を備えている。すなわち、空調システム100は、第2の送りヘッダ6の冷水の温度を検出する送りヘッダ温度センサ20と、空調機8A,8B,8Cにおいて熱交換された冷水の温度を検出する戻水温度センサ21と、空調機8A,8B,8Cにおいて熱交換されて戻ってくる戻り流量としての冷水流量(負荷流量)を検出する流量検出器としてのフローメータ22と、第2の戻りヘッダ12の冷水の温度を検出する戻りヘッダ温度センサ23とを備えている。戻水温度センサ21及びフローメータ22は、第1の戻りヘッダ11と第2の戻りヘッダ12の間にそれぞれ設けられている。
これら検出機器は、制御装置15に電気的に接続されており、その検出結果が制御装置15に入力される。また、制御装置15には、冷凍機1A,1B,1C,1D、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2D、2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eも電気的に接続されている。
制御装置15には、冷凍機1A,1B,1C,1Dの累積運転時間をそれぞれ計測する計測機器17が接続されている。計測機器17は、冷凍機1A,1B,1C,1Dが空調システム100に設置されて運転を開始したときからの各運転時間を累積している。また、制御装置15には、冷凍機1A,1B,1C,1Dのうち運転可能冷凍機を設定する運転設定機器18が接続されている。運転設定機器18は、例えば、メンテナンスや故障等で一時的に休止状態である休止冷凍機を除外して運転可能な冷凍機を設定するものである。運転設定機器18により運転可能冷凍機であると設定された冷凍機は、制御装置15によって負荷流量の供給のために使用される。
制御装置15は、空調機8A,8B,8Cの負荷状態、入力された検出結果、運転設定機器18による設定、計測機器17、運転設定機器18、図示しないコントロールパネルからの指示等に基づいて、冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転台数の制御、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2D及び2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eの制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)15aと、各冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量等が記憶されている記憶部15bとを備えている。記憶部15bには、PLC15aが冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転台数を制御するためのプログラムも記憶されている。すなわち、本実施形態においては、フローメータ22により検出された冷水流量(負荷流量)を常に上回るように冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転組み合わせを決定するプログラムが記憶されている。なお、記憶部15bは、ハードディスクドライブ(HDD)やランダムアクセスメモリ(RAM)等から構成されている。
制御装置15は、フローメータ22により検出された負荷流量が変動したとき、その負荷流量と冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量とを比較するとともに、冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量のうち、負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの冷凍機、または、複数の冷凍機の組み合わせを選択する。例えば、一つの冷凍機の定格流量で、負荷流量を上回る流量を得ることができる場合があり、また、複数の冷凍機を組み合わせたときの定格流量の合計流量で、負荷流量を上回る流量を得ることができる場合もある。このため、制御装置15は、負荷流量に基づいて、冷凍機1A,1B,1C,1Dのうち、負荷流量に適した冷水流量を供給できる冷凍機の組み合わせを選択する。冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせの詳しい制御については後述する。
空調システム100における冷水の概略の流れについて説明する。1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dにより圧送された冷水は、冷凍機1A,1B,1C,1Dにおいて冷却されて第1の送りヘッダ4に送られる。第1の送りヘッダ4では、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dにより圧送された冷水が集合する。第1の送りヘッダ4の冷水は、2次冷水ポンプ5A,5B,5C,5D,5Eにより圧送されて第2の送りヘッダ6及び二次側送水管7A,7B,7Cを介して空調機8A,8B,8Cに送られる。空調機8A,8B,8Cに供給された冷水は、空調機8A,8B,8Cにおいて熱交換されて、二次側戻水管10A,10B,10C、第1の戻りヘッダ11、第2の戻りヘッダ12及び一次側戻水管9A,9B,9C,9Dを介して、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dに戻る。1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dに戻った冷水は、再び、1次冷水ポンプ2A,2B,2C,2Dによって圧送されて、第1の送りヘッダ4、第2の送りヘッダ6、空調機8A,8B,8C、第1の戻りヘッダ11、第2の戻りヘッダ12を循環する。
次に、制御装置15による冷凍機1A,1B,1C,1Dの運転組み合わせ制御について、図2、3を参照して説明する。図3に示す組み合わせテーブルでは、フローメータ22による検出流量を負荷流量とし、組み合わせた冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量の合計を供給流量として負荷流量と供給流量と関係を示している。
図2のステップS100において、フローメータ22の検出結果を取得してステップS101に進む。フローメータ22に検出される冷水流量は、空調機8A,8B,8Cにおける負荷流量である。ステップS101では、運転中冷凍機の定格流量を合計して運転中流量を求めてステップS102に進む。
ステップS102では、負荷流量と運転中流量とを比較する。比較した結果、負荷流量が運転中流量より多い場合(Yes)、ステップS103に進み、ステップS103では、運転中流量では負荷流量を満たしていない、すなわち、運転中流量では冷水流量が足りないので冷凍機増段が必要であると判断してステップS104に進む。
一方、ステップS102において、負荷流量が運転中流量より少ない場合(No)、現在の運転中冷凍機によって、負荷流量を供給することができているので、現在の運転中冷凍機の運転を維持して一連の制御を終了する。
ステップS104では、負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量となる冷凍機の組み合わせを選択する。すなわち、負荷流量と、冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量を組み合わせたときの供給流量とを比較して、その組み合わせのなかから、負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量となる冷凍機の組み合わせを選択して、ステップS105に進む。
ここで、冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量の組み合わせについて説明する。冷凍機1A,1B,1C,1Dを組み合わせることによって様々な供給流量を設定することができる。このため、これら供給流量のなかから、負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量を選択することが、負荷流量に対する最も無駄の少ない供給流量となる。このとき、運転中や停止中等の運転状態に関係なく、全ての冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを考慮して、負荷流量に最適な供給流量が得られる組み合わせを選択する。
そこで、本実施形態では、負荷流量と、冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量を組み合わせたときの供給流量とを比較して、負荷流量に適した供給流量となる冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを見つけ出して、その組み合わせを選択する。冷凍機1A,1B,1C,1Dの定格流量の組み合わせによる供給流量は予め算出することができるので、図3に示すように、算出した供給流量をテーブル化して、組み合わせテーブルとして制御装置15の記憶部15bに予め記憶する。
そして、ステップS104において、組み合わせテーブルを使用して、負荷流量と供給流量とを比較して、負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量となる冷凍機の組み合わせを選択する。組み合わせテーブルを使用することによって、供給流量の算出を省略することができ、制御装置15の演算負荷を低減することができる。
ステップS102〜S104における具体的な制御について図3の組み合わせテーブルを参照して説明する。符号F1,F2で示すように、フローメータ22の検出結果(負荷流量)が40m3/hから50m3/hに増大した場合、運転中の冷凍機1Dの定格流量(50m3/h)では足りなくなり、冷凍機を増段する必要が生じる。
このとき、冷凍機1Dに、冷凍機1B,1Cの何れかを追加運転することが考えられるが、本実施形態では、この組み合わせテーブルに基づき、負荷流量(50m3/h)に適した冷凍機の組み合わせを選択する。すなわち、組み合わせテーブルによると、負荷流量(50m3/h)は、冷凍機1B(80m3/h)の1台のみで賄えるので、冷凍機1Dを停止して冷凍機1Bのみを運転する。
冷凍機1Dに加えて冷凍機1Bを追加運転した場合、供給流量は130m3/hとなり、負荷流量(50m3/h)に対して、冷水流量80m3/hの過剰供給になる。しかし、冷凍機1Bのみの場合、供給流量は80m3/hとなり、負荷流量(50m3/h)に対して、冷水流量30m3/hの余剰供給で済む。
また、符号F3,F4で示すように、フローメータ22の検出結果(負荷流量)が120m3/hから130m3/hに増大した場合、冷凍機1B,1D,1Cを運転することが考えられるが、組み合わせテーブルに基づき、負荷流量(130m3/h)に適した冷凍機の組み合わせ、この場合、冷凍機1B,1Cの2台の運転に切り替える。冷凍機1B,1D,1Cを運転した場合、供給流量は210m3/hとなり、負荷流量(130m3/h)に対して、冷水流量80m3/hの過剰供給になる。しかし、冷凍機1B,1Cの場合、供給流量は160m3/hとなり、負荷流量(130m3/h)に対して、冷水流量30m3/hの余剰供給で済む。
さらに、符号F5,F6で示す場合も同様であり、フローメータ22の検出結果(負荷流量)が150m3/hから160m3/hに増大した場合、冷凍機1B,1C,1Dを運転することが考えられるが、組み合わせテーブルに基づき、負荷流量(160m3/h)に適した冷凍機の組み合わせ、この場合には、冷凍機1Aのみの運転に切り替える。この場合には、冷凍機1B,1D,1Cを運転した場合、冷水流量50m3/hの過剰供給になるが、冷凍機1Aのみの運転では、冷水流量10m3/hの余剰供給で済む。
フローチャートの説明に戻り、ステップS105では、ステップS104において選択された冷凍機のなかに同定格流量の冷凍機が1台あるかを判断する。選択された冷凍機のなかに同定格流量の冷凍機が1台ある場合(Yes)、ステップS106に進み、選択された冷凍機のなかに同定格流量の冷凍機がない場合(No)、あるいは、同定格流量の冷凍機の全てが選択されている場合(No)、ステップS107に進む。
ステップS106では、計測機器17によって計測された、同定格流量の冷凍機の累積運転時間を比較して運転時間の短い冷凍機を選択する。すなわち、複数の同定格流量の冷凍機がある場合、これらをバランスよく運転するために、累積運転時間が短い冷凍機を選択して、ステップS107に進む。ステップS107では、組み合わせに選択された冷凍機を運転して、一連の制御を終了する。
ステップS105、S106における具体的な制御について図3の組み合わせテーブルを参照して説明する。符号F1,F2で示すように、フローメータ22の検出結果(負荷流量)が40m3/hから50m3/hに増大した場合、運転中の冷凍機1Dの定格流量(50m3/h)では足りなくなり、冷凍機を増段する必要が生じる。
このとき、冷凍機1B,1Cの何れか一方を運転することになるが、運転する冷凍機を選択する場合、冷凍機1B,1Cの各累積運転時間を参照する。ここでは、冷凍機1Bのほうが、冷凍機1Cよりも累積運転時間が短いので、冷凍機1Bを選択する。
また、符号F7,F8で示すように、フローメータ22の検出結果(負荷流量)が210m3/hから220m3/hに増大した場合、冷凍機1Aの運転を継続するとともに冷凍機1Dを停止して、冷凍機1B,1Cの何れか一方を運転することになる。運転する冷凍機を選択する場合、冷凍機1B,1Cの各累積運転時間を参照する。ここでも、冷凍機1Bのほうが、冷凍機1Cよりも累積運転時間が短いので、冷凍機1Bを選択する。
図3に示す組み合わせテーブルでは、冷凍機1B,1Cの累積運転時間を比較したとき、冷凍機1Bのほうが、冷凍機1Cよりも累積運転時間が短いので、冷凍機1Bを優先的に運転するテーブルとなっている。また、冷凍機1Cのほうが、冷凍機1Bよりも累積運転時間が短い場合には、図3に示す冷凍機1B,1Cの運転制御を逆にすればよい。すなわち、冷凍機1B,1Cの累積運転時間に基づいて、冷凍機1B,1Cのいずれかを優先的に選択する2つの組み合わせテーブルを予め記憶部15bに記憶しておき、累積運転時間に応じて、使用する組み合わせテーブルを選択する。なお、冷凍機の組み合わせを算出する毎に、冷凍機1B,1Cの累積運転時間を比較して、累積運転時間が短い冷凍機を選択してもよい。
このように、空調システム100に使用される冷凍機1A,1B,1C,1Dのなかで、空調機8A,8B,8Cの負荷流量に応じて、その負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量を有する冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを選択するので、負荷流量に適した冷水流量を供給することができ、過剰な冷水供給を低減することができる。特に、運転中や停止中等の運転状態に関係なく、全ての冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを考慮して、負荷流量に最適な供給流量が得られる組み合わせを選択するので、負荷流量に対する冷水供給を最適化することができる。その結果、空調システム100の省エネルギー化を図ることができる。
また、同定格流量の冷凍機1B,1Cがある場合、それらのうち累積運転時間が短い冷凍機1Bを優先的に使用することによって、同定格流量の冷凍機1B,1Cをバランスよく運転することができ、これら冷凍機1B,1Cの機器寿命を伸ばすことができる。
なお、冷凍機1A,1B,1C,1Dを増段する場合について説明したが、減段する場合についても同様の制御を行う。また、熱源機器として冷凍機1A,1B,1C,1Dを用いて冷水を空調機8A,8B,8Cに供給していたが、熱源機器としてボイラー等を用いて温水を空調機8A,8B,8Cに供給してもよい。また、本発明を1ポンプ式の空調システムに適用することも可能である。
次に、第2の実施形態について図4、5を参照して説明する。図1〜3を参照して説明した第1の実施形態と同様の部分には同様の符号を付して説明は省略する。第2の実施形態は、運転可能な冷凍機の情報を取得して、運転可能な冷凍機によって負荷流量に対する冷凍機の組み合わせを行う。
第2の実施形態における制御を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4におけるステップS200では、運転設定機器18による冷凍機の運転設定状態を取得してステップS201に進む。すなわち、空調システム100においては、冷凍機のメンテナンス等のために、複数の冷凍機のうち一部の冷凍機を一時的に休止状態とすることがある。この場合、休止状態の冷凍機は使用することができないので、運転設定機器18によって運転可能な冷凍機を設定し、この設定状態の情報を制御装置15に出力する。制御装置15は、運転設定機器18からの情報に基づいて運転可能な冷凍機を判断する。
ステップS201〜S204までは、図2のステップS100〜S103と同様の制御を行う。次に、ステップS205では、運転可能冷凍機以外の冷凍機を、冷凍機の組み合わせ対象から除外して、ステップS206に進む。ステップ206〜S209では、図2のステップS104〜S107と同様の制御を行う。
また、ステップS200において、運転設定機器18による冷凍機の運転設定状態を取得したときに、運転可能な冷凍機による組み合わせテーブルを作成してもよい。例えば、冷凍機1Cがメンテナンスで休止されている場合には、図5に示すように、冷凍機1Cを休止して、他の冷凍機1A,1B,1Dによる組み合わせテーブルを作成する。
図5に示す組み合わせテーブルでは、冷凍機1Cは休止状態であるので、図5中、符号G1、G2で示す部分では、図3に示す組み合わせテーブルと比較すると、冷凍機1B,1Cに代えて冷凍機1Aを使用する組み合わせとしている。また、図中符号G3で示す負荷流量300m3/h以上には対応することができない。なお、図示は省略するが、冷凍機1A,1B,1Dのうちいずれかがメンテナンスで休止されている場合の組み合わせテーブルも作成する。さらに、複数の冷凍機がメンテナンスで休止されている場合の組み合わせテーブルを作成してもよい。
このように、メンテナンス等により冷凍機1A,1B,1C,1Dのいずれかが休止状態であっても、この休止状態である冷凍機を除外して、冷凍機を組み合わせることができる。また、休止状態の冷凍機を除外した組み合わせテーブルを用意することによって、負荷流量に応じて、その負荷流量を上回る流量に最も近い供給流量を有する冷凍機1A,1B,1C,1Dの組み合わせを選択するので、負荷流量に適した冷水流量を供給することができ、過剰な冷水供給を低減することができる。
1A,1B,1C,1D 冷凍機、2A,2B,2C,2D 1次冷水ポンプ、3A,3B,3C,3D 一次側送水管、4 第1の送りヘッダ、5A,5B,5C,5D,5E 2次冷水ポンプ、6 第2の送りヘッダ、7A,7B,7C 二次側送水管、8A,8B,8C 空調機、9A,9B,9C,9D 一次側戻水管、10A,10B,10C 二次側戻水管、11 第1の戻りヘッダ、12 第2の戻りヘッダ、13 連通管、14 絞り弁、15 制御装置、15a PLC、15b 記憶部、16 バイパス弁、17 計測機器、18 運転設定機器、20 送りヘッダ温度センサ、21 戻水温度センサ、22 フローメータ、23 戻りヘッダ温度センサ、100 空調システム。

Claims (4)

  1. 熱流体を生成して負荷機器に供給する複数の熱源機器と、
    複数の前記熱源機器の定格流量をそれぞれ記憶する記憶機器と、
    前記負荷機器から複数の前記熱源機器に戻される前記熱流体の戻り流量である負荷流量を検出する流量検出器と、
    前記負荷流量に基づいて複数の前記熱源機器の運転を切り替える運転制御装置と、
    を備え、
    前記運転制御装置は、
    前記負荷流量と複数の前記熱源機器の定格流量とを比較して、複数の前記熱源機器のうち、前記負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの前記熱源機器、または、複数の前記熱源機器の組み合わせを選択する
    ことを特徴とする空調システム。
  2. 請求項1に記載の空調システムであって、
    複数の前記熱源機器の累積運転時間をそれぞれ計測する計測機器を備え、
    複数の前記熱源機器に同定格流量の複数の前記熱源機器があり、
    前記運転制御装置は、
    同定格流量の前記熱源機器を選択する場合、同定格流量の前記熱源機器のうち累積運転時間が短い前記熱源機器を選択する
    ことを特徴とする空調システム。
  3. 請求項1または2に記載の空調システムであって、
    複数の前記熱源機器のうち運転可能な複数の前記熱源機器を設定する運転設定機器を備え、
    前記運転制御装置は、
    前記運転設定機器により設定された複数の前記熱源機器の中から運転する前記熱源機器を選択する
    ことを特徴とする空調システム。
  4. 熱流体を生成して負荷機器に供給する複数の熱源機器と、
    複数の前記熱源機器の定格流量をそれぞれ記憶する記憶機器と、
    前記負荷機器から複数の前記熱源機器に戻される前記熱流体の戻り流量である負荷流量を検出する流量検出器と、
    を備えた空調システムに適用され、前記負荷流量に基づいて複数の前記熱源機器の運転を切り替える運転制御方法であって、
    前記負荷流量と複数の前記熱源機器の定格流量とを比較して、複数の前記熱源機器のうち、前記負荷流量を上回る流量に最も近い流量を有する一つの前記熱源機器、または、複数の前記熱源機器の組み合わせを選択することを特徴とする運転制御方法。

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