JP2018016262A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両が右左折や車線変更する場合に、車両後方の状況を適切に表示することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲2Lと、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲2Rとを有する。表示装置は、移動体が右又は左方向へ移動することを検知し、移動体が右方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の右側に配置し、移動体が左方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の左側に配置する。【選択図】図3
Description
本発明は、移動体の車内に設置される表示装置に関する。
車室に設置されるバックミラーの一部にディスプレイを設け、各種の情報を表示するものが知られている。特許文献1は、バックミラーの右側にディスプレイを設けたミラー装置を記載している。
特許文献1のミラー装置では、バックミラーの右側にディスプレイが設けられているため、右折しようとする場合にディスプレイに画像が表示されていると、車両の右側後方の状況を見づらくなってしまうという問題がある。
本発明の解決しようとする課題としては、上記のものが一例として挙げられる。本発明は、車両が右左折や車線変更する場合に、車両後方の状況を適切に表示することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表示装置であって、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が右又は左方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置し、前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、表示装置であって、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が右方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置する制御手段と、を備える。
請求項3に記載の発明は、表示装置であって、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が左方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、を備える。
本発明の1つの好適な実施形態では、表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が右又は左方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置し、前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、を備える。
上記の表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する。表示装置は、移動体が右又は左方向へ移動することを検知し、移動体が右方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の右側に配置し、移動体が左方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の左側に配置する。これにより、移動体が移動する方向と同じ側に移動体の後方画像が表示されるので、右左折や車線変更時に運転者が後方画像を確認しやすくなる。
本発明の他の好適な実施形態では、表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が右方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置する制御手段と、を備える。
上記の表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する。表示装置は、移動体が右方向へ移動することを検知し、移動体が右方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の右側に配置する。これにより、移動体が移動する方向と同じ側に移動体の後方画像が表示されるので、右折や右車線への車線変更時に運転者が後方画像を確認しやすくなる。
本発明の他の好適な実施形態では、表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、前記移動体が左方向へ移動することを検知する検知手段と、前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、を備える。
上記の表示装置は、移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する。表示装置は、移動体が左方向へ移動することを検知し、移動体が左方向へ移動する場合に第1表示範囲を第2表示範囲の左側に配置する。これにより、移動体が移動する方向と同じ側に移動体の後方画像が表示されるので、左折や左車線への車線変更時に運転者が後方画像を確認しやすくなる。
上記の表示装置の一態様では、前記表示手段は、前記第2表示範囲に前記移動体の前方画像を表示する。この態様では、右左折や車線変更時に、運転者は表示装置上で後方画像のみならず前方画像も同時に確認することができる。
上記の表示装置の他の一態様では、前記表示手段は、前記第2表示範囲に経路案内情報を表示する。この態様では、運転者は、後方画像に加えて経路案内情報を見ることができる。
上記の表示装置の他の一態様では、前記表示手段はディスプレイを備え、前記制御手段は、前記第1表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像を表示させ、前記第2表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像と異なる情報を表示させる。この態様では、ディスプレイに後方画像を表示させることにより、運転者に後方画像を視認させる。
上記の表示装置の他の一態様では、前記表示手段は、半透過型ミラーと、当該半透過型ミラーの下に配置されたディスプレイとを備え、前記制御手段は、前記第1表示範囲において前記ディスプレイを非表示状態として前記半透過型ミラーにより前記後方画像を反射表示させ、前記第2表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像と異なる情報を表示させる。この態様では、ディスプレイを非表示状態にしてミラーとして機能させ、後方画像をミラーで反射することにより運転者に視認させる。
上記の表示装置の他の一態様は、前記前方画像を撮影するカメラを備え、前記検知手段は、前記前方画像に対する画像処理により、前記移動体の移動を検知する。この態様では、前方画像に基づいて移動体の移動を検知するので、車両ネットワークなどからウィンカー点灯情報を取得する必要が無い。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[構成]
図1は、本発明の表示装置の実施例に係るミラー型端末の構成を示す。図1(A)はミラー型端末の正面図であり、図1(B)はミラー型端末のX1−X2断面による断面図である。ミラー型端末1は、車室内のルームミラーの位置に取り付けられるものであり、筐体2と、半透過型ミラー3と、ディスプレイ4とを備える。図1(B)に示すように、半透過型ミラー3とディスプレイ4は筐体2に収納される。
[構成]
図1は、本発明の表示装置の実施例に係るミラー型端末の構成を示す。図1(A)はミラー型端末の正面図であり、図1(B)はミラー型端末のX1−X2断面による断面図である。ミラー型端末1は、車室内のルームミラーの位置に取り付けられるものであり、筐体2と、半透過型ミラー3と、ディスプレイ4とを備える。図1(B)に示すように、半透過型ミラー3とディスプレイ4は筐体2に収納される。
ディスプレイ4は、例えば液晶ディスプレイなどであり、半透過型ミラー3の下側(背面側)に設けられる。ディスプレイ4の表示範囲を分割することにより、複数の画像を同時に表示することができる。半透過型ミラー3は透過性を有するため、ユーザは、ディスプレイ4に表示された画像を、半透過型ミラー3を通して視認することができる。また、ディスプレイ4に黒などの単一色を表示させた状態(以下、特定の画像を表示させた状態と区別する意味で「非表示状態」と呼ぶ。)とすれば、半透過型ミラー3をミラーとして機能させることができる。即ち、ディスプレイ4を非表示状態にすれば、半透過型ミラー3は車両の後方の状態を鏡面反射してユーザに視認させることができる。
図2は、ミラー型端末1の内部構成を示すブロック図である。ミラー型端末1は、車両に取り付けられた前方カメラ21及び後方カメラ22に接続される。前方カメラ21は、例えば車室内のフロントウィンドウ周辺に取り付けられ、車両の前方の画像を撮影してミラー型端末1へ供給する。後方カメラ22は、例えば車室内のリアウィンドウ周辺やリア側のナンバープレート周辺などに取り付けられ、車両の後方の画像を撮影してミラー型端末1へ供給する。
ミラー型端末1は、上記のディスプレイ4に加えて、制御部10、メモリ11、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、GPS受信機14、道路情報データベース(DB)15を備える。加速度センサ12は、例えば圧電素子からなり、ミラー型端末1が装着された車両の加速度を検出する。加速度センサ12は、例えばX軸、Y軸、及びZ軸の3軸方向の加速度を検出し、加速度データを制御部10へ供給する。ジャイロセンサ13は、車両の方向転換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを制御部10へ供給する。
メモリ11は、ROM、RAMなどを含み、ミラー型端末1による表示制御のためのプログラムを記憶するとともに、表示制御の実行中に作業メモリとして機能する。また、メモリ11は、ディスプレイ4に表示される前方画像や後方画像を一時的に記憶するバッファとしても機能する。
GPS受信機14は、複数のGPS衛星から測位用データを含む下り回線データを搬送する電波を受信することで、現在位置を示す現在位置情報を生成し、制御部10へ供給する。
道路情報DB15は、各道路に関する道路情報を記憶している。道路情報には、車線変更禁止区間、一方通行などの進入禁止道路などの道路情報を記憶している。
制御部10は、CPUなどのコンピュータを備え、メモリ11に記憶されているプログラムを実行することにより、ミラー型端末1の全体を制御する。制御部10には、上述した各構成要素から画像、データ、情報などが入力されるとともに、車載ネットワーク(CAN)を通じて車両のウィンカー(方向指示器)点灯情報が入力される。ウィンカー点灯情報は、運転者の操作により左右のウィンカーが点灯されているか否かを示す情報である。
上記の構成において、ディスプレイ4は本発明における表示手段の一例であり、制御部10は本発明における検知手段及び制御手段の一例である。
[表示制御]
次に、ミラー型端末1による表示制御について説明する。本実施例の表示制御は、車両が右左折又は車線変更するときに、ミラー型端末1上における後方画像の表示位置を制御する点に特徴を有する。具体的には、ミラー型端末1の表示エリアを2つに分割し、車両が右左折又は車線変更する方向と同じ側の表示エリアに後方画像を表示する。
次に、ミラー型端末1による表示制御について説明する。本実施例の表示制御は、車両が右左折又は車線変更するときに、ミラー型端末1上における後方画像の表示位置を制御する点に特徴を有する。具体的には、ミラー型端末1の表示エリアを2つに分割し、車両が右左折又は車線変更する方向と同じ側の表示エリアに後方画像を表示する。
図3は、表示制御による表示画像の例を示す。図3(A)は車両が左折又は左へ車線変更する場合の表示画像例であり、図3(B)は車両が右折又は右へ車線変更する場合の表示画像例である。
車両が左折する場合又は左車線へ車線変更する場合には、運転者は車両の左側方を目視したり左側のドアミラーを見たりして車両の左側により多くの注意を払うことになる。そこで、車両が左折する場合また左車線へ車線変更する場合には、図3(A)に示すように、車両の後方画像を、ミラー型端末1の左側表示エリア2Lに表示する。これにより、車両の左側により多くの注意を払っている運転者にとって見やすい位置に後方画像を表示することができる。
これに加えて、本実施例では、後方画像を表示した表示エリアと反対側のエリアには、前方画像を表示する。即ち、図3(A)に示すように、車両が左折する場合又は左車線へ車線変更する場合には、ミラー型端末1の右側表示エリア2Rに車両の前方画像を表示する。こうすると、運転者はミラー型端末1を見ることにより車両の後方画像のみならず前方画像も見ることができ、車両の前後の安全確認を同時に行うことができる。
一方、車両が右折する場合又は右車線へ車線変更する場合には、運転者は車両の右側方を目視したり右側のドアミラーを見たりして車両の右側により多くの注意を払うことになる。そこで、車両が右折する場合又は右車線へ車線変更する場合には、図3(B)に示すように、車両の後方画像を、ミラー型端末1の右側表示エリア2Rに表示する。これにより、車両の右側により多くの注意を払っている運転者にとって見やすい位置に後方画像を表示することができる。
これに加えて、図3(B)に示すように、車両が右折する場合又は右車線へ車線変更する場合には、ミラー型端末1の左側表示エリア2Lに車両の前方画像を表示する。こうすると、運転者はミラー型端末1を見ることにより車両の後方画像のみならず前方画像も見ることができ、車両の前後の安全確認を同時に行うことができる。
なお、上記の実施例では、後方画像を表示するエリアと反対側のエリアには前方画像を表示しているが、経路案内中である場合には、前方画像に加えて、又は、前方画像の代わりに、経路案内に関する情報を表示してもよい。経路案内に関する情報とは、例えば、次の案内地を示すマークや交差点名、次の案内地における進行方向を示す矢印、次の案内地までの距離などを含む。また、経路案内に関する情報に限らず、例えば通信を介して運転者の運転を支援するための事故多発地域を通知する情報、経路上のお勧めの立ち寄り地点に関する情報などを表示してもよい。
[表示処理]
次に、上記の表示制御を行うための表示処理について説明する。図4は、表示処理のフローチャートである。この処理は、ミラー型端末1の制御部10が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。まず、制御部10は、ミラー型端末1による通常表示を行う(ステップS11)。通常表示とは、車両が直進走行している間の表示であり、典型的にはミラー型端末1の表示エリア全体に後方画像を表示する。但し、通常表示において後方画像に加えて各種の情報が表示されていても構わない。
次に、上記の表示制御を行うための表示処理について説明する。図4は、表示処理のフローチャートである。この処理は、ミラー型端末1の制御部10が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。まず、制御部10は、ミラー型端末1による通常表示を行う(ステップS11)。通常表示とは、車両が直進走行している間の表示であり、典型的にはミラー型端末1の表示エリア全体に後方画像を表示する。但し、通常表示において後方画像に加えて各種の情報が表示されていても構わない。
次に、制御部10は、運転者による右左折又は車線変更の指示を検知する(ステップS12)。典型的には、制御部10は、車載ネットワークから供給されるウィンカー点灯情報に基づいて、右左折又は車線変更の指示を検知する。また、他の方法として、前方カメラ21から供給される前方画像が車両のウィンカーの位置を含む画像を出力している場合には、制御部10は前方画像に対する画像処理により左右のウィンカーの点灯を検知してもよい。さらに他の方法として、制御部10は、前方カメラ21から供給される前方画像を画像処理し、車両が左右の車線(白線)を跨ぎ始めたときに、右左折又は車線変更が行われると判断してもよい。
次に、制御部10は、検知された右左折又は車線変更の指示に基づいて、右左折又は車線変更による車両の移動方向が左右のいずれであるかを判定する(ステップS13)。車両の移動方向が左方向である場合、制御部10は、図3(A)に例示するように、ミラー型端末1の左側表示エリア2Lに後方画像を表示し、右型表示エリア2Rに前方画像を表示する(ステップS14)。一方、車両の移動方向が右方向である場合、制御部10は、図3(B)に例示するように、ミラー型端末1の右側表示エリア2Rに後方画像を表示し、左側表示エリア2Lの前方画像を表示する(ステップS15)。
次に、制御部10は、右左折又は車線変更の終了を検知する(ステップS16)。典型的には、制御部10は、車載ネットワークから供給されるウィンカー点灯情報がウィンカーの消灯を示したときに、右左折又は車線変更が終了したと判定する。他の方法として、前方カメラ21から供給される前方画像が車両のウィンカーの位置を含む画像を出力している場合には、制御部10は、前方画像に対する画像処理により左右のウィンカーの消灯を検知してもよい。また、他の方法として、制御部10は、前方カメラ21から供給される前方画像を画像処理し、車両が左右の車線(白線)を跨ぎ終えたときに、右左折又は車線変更が終了したと判断してもよい。さらに他の方法として、制御部10は、ステップS12で右左折又は車線変更の指示を検知してから一定時間が経過したときに、右左折又は車線変更が終了したものとみなしてもよい。
こうして、車両が直進走行している間はミラー型端末1には通常表示がなされ、車両が右左折又は車線変更する際には、ミラー型端末1には図3に例示するような表示がなされる。これにより、右左折又は車線変更する際には、運転者はミラー型端末1に表示された後方画像を容易に見ることができる。
[追加情報の表示]
上記の表示制御において、後方画像及び前方画像に加えて以下のような追加情報を表示することとしてもよい。
(1)車間距離
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像及び後方カメラ22から取得した後方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線に存在する前方/後方車両までの車間距離を算出し、その数値を表示してもよい。この場合、前方車両までの車間距離は前方画像内に表示し、後方車両までの車間距離は後方画像内に表示することが好ましい。
上記の表示制御において、後方画像及び前方画像に加えて以下のような追加情報を表示することとしてもよい。
(1)車間距離
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像及び後方カメラ22から取得した後方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線に存在する前方/後方車両までの車間距離を算出し、その数値を表示してもよい。この場合、前方車両までの車間距離は前方画像内に表示し、後方車両までの車間距離は後方画像内に表示することが好ましい。
(2)衝突予測による警告
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像及び後方カメラ22から取得した後方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線に存在する前方/後方車両までの車間距離を算出し、車間距離が一定値以下である場合には、衝突の危険性を示す警告を表示してもよい。この場合、前方車両との衝突危険性を示す警告は前方画像内に表示し、後方車両との衝突危険性を示す警告は後方画像内に表示することが好ましい。後方車両との衝突危険性を示す警告の一例を図5(A)に示す。警告マーク30により衝突の危険性が示されている。
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像及び後方カメラ22から取得した後方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線に存在する前方/後方車両までの車間距離を算出し、車間距離が一定値以下である場合には、衝突の危険性を示す警告を表示してもよい。この場合、前方車両との衝突危険性を示す警告は前方画像内に表示し、後方車両との衝突危険性を示す警告は後方画像内に表示することが好ましい。後方車両との衝突危険性を示す警告の一例を図5(A)に示す。警告マーク30により衝突の危険性が示されている。
(3)車線前方の障害物の警告
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線における前方に障害物が存在する場合には、それを示す警告を前方画像内に表示してもよい。この場合も、警告マークなどにより車両前方における障害物の存在を警告することができる。
制御部10は、前方カメラ21から取得した前方画像に対して画像処理を行い、自車線又は車線変更先の車線における前方に障害物が存在する場合には、それを示す警告を前方画像内に表示してもよい。この場合も、警告マークなどにより車両前方における障害物の存在を警告することができる。
(4)車線変更禁止の警告
制御部10は、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、GPS受信機14などの出力に基づいて車両の現在位置を測位し、道路情報DB15を参照して車線変更禁止区間の情報を得ることができる。よって、車両が車線変更禁止区間にいる場合には、制御部10は車線変更を禁止する警告を表示してもよい。例えば、図5(B)に示す警告マーク31などにより、車線変更禁止を警告することができる。
制御部10は、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、GPS受信機14などの出力に基づいて車両の現在位置を測位し、道路情報DB15を参照して車線変更禁止区間の情報を得ることができる。よって、車両が車線変更禁止区間にいる場合には、制御部10は車線変更を禁止する警告を表示してもよい。例えば、図5(B)に示す警告マーク31などにより、車線変更禁止を警告することができる。
(5)進入禁止の警告
制御部10は、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、GPS受信機14などの出力に基づいて車両の現在位置を測位し、道路情報DB15を参照して一方通行区間の情報を得ることができる。よって、制御部10は、車両が一方通行による進入禁止区間にいる場合には、進入禁止を示す警告を表示してもよい。この場合も、警告マークなどにより、進入禁止を警告することができる。
制御部10は、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、GPS受信機14などの出力に基づいて車両の現在位置を測位し、道路情報DB15を参照して一方通行区間の情報を得ることができる。よって、制御部10は、車両が一方通行による進入禁止区間にいる場合には、進入禁止を示す警告を表示してもよい。この場合も、警告マークなどにより、進入禁止を警告することができる。
[変形例]
(変形例1)
上記の実施例では、後方カメラ22で撮影した後方画像をディスプレイ4に表示しているが、その代わりにディスプレイ4を非表示状態とし、車両後方の状態をミラー型端末1で鏡面反射することにより運転者に視認させても良い。具体的に、図3(A)の例では、ミラー型端末1の左側表示エリア2Lを非表示状態とし、ミラーとして機能させて車両後方の状態を運転者に視認させる。図3(B)の例では、ミラー型端末1の右側表示エリア2Rを非表示状態とし、ミラーとして機能させて車両後方の状態を運転者に視認させる。この方法によっても、右左折又は車線変更時に、後方画像と前方画像を適切な位置に表示して運転者に視認させることができる。なお、本発明において「画像を表示する」とは、ディスプレイ4に前方画像や後方画像を表示する場合のみならず、ディスプレイ4を非表示状態にしてミラー型端末1をミラーとして機能させ、後方の状況を鏡面反射により運転者に視認させる状態を含むものとする。
(変形例1)
上記の実施例では、後方カメラ22で撮影した後方画像をディスプレイ4に表示しているが、その代わりにディスプレイ4を非表示状態とし、車両後方の状態をミラー型端末1で鏡面反射することにより運転者に視認させても良い。具体的に、図3(A)の例では、ミラー型端末1の左側表示エリア2Lを非表示状態とし、ミラーとして機能させて車両後方の状態を運転者に視認させる。図3(B)の例では、ミラー型端末1の右側表示エリア2Rを非表示状態とし、ミラーとして機能させて車両後方の状態を運転者に視認させる。この方法によっても、右左折又は車線変更時に、後方画像と前方画像を適切な位置に表示して運転者に視認させることができる。なお、本発明において「画像を表示する」とは、ディスプレイ4に前方画像や後方画像を表示する場合のみならず、ディスプレイ4を非表示状態にしてミラー型端末1をミラーとして機能させ、後方の状況を鏡面反射により運転者に視認させる状態を含むものとする。
(変形例2)
上記の実施例では、ミラー型端末1の表示領域全体にディスプレイ4が設けられているが、一部の領域のみにディスプレイ4が設けられているミラー装置も存在する。例えば、図6(A)に示すミラー装置1xでは、表示領域の右端のみにディスプレイ4xが設けられており、それ以外の領域(左側の領域)は通常のミラー(鏡面)状態となっている。このようなミラー装置1xでは、車両が左折又は左車線へ車線変更する場合にのみ本実施例の表示制御を行えばよい。即ち、車両が左折又は左車線へ車線変更する場合、ミラー状態の左側の領域では後方の状態を鏡面反射して運転者に視認させ、右側のディスプレイ4xの領域には前方カメラ21で撮影した前方画像を表示すればよい。そして、左折又は左車線へ車線変更する場合以外は、通常表示を行えばよい。
上記の実施例では、ミラー型端末1の表示領域全体にディスプレイ4が設けられているが、一部の領域のみにディスプレイ4が設けられているミラー装置も存在する。例えば、図6(A)に示すミラー装置1xでは、表示領域の右端のみにディスプレイ4xが設けられており、それ以外の領域(左側の領域)は通常のミラー(鏡面)状態となっている。このようなミラー装置1xでは、車両が左折又は左車線へ車線変更する場合にのみ本実施例の表示制御を行えばよい。即ち、車両が左折又は左車線へ車線変更する場合、ミラー状態の左側の領域では後方の状態を鏡面反射して運転者に視認させ、右側のディスプレイ4xの領域には前方カメラ21で撮影した前方画像を表示すればよい。そして、左折又は左車線へ車線変更する場合以外は、通常表示を行えばよい。
また、図6(B)に示すミラー装置1yでは、表示領域の左端のみにディスプレイ4yが設けられており、それ以外の領域(右側の領域)は通常のミラー(鏡面)状態となっている。このようなミラー装置1yでは、車両が右折又は右車線へ車線変更する場合にのみ本実施例の表示制御を行えばよい。即ち、車両が右折又は右車線へ車線変更する場合、ミラー状態の右側の領域では後方の状態を鏡面反射して運転者に視認させ、左側のディスプレイ4yの領域には前方カメラ21で撮影した前方画像を表示すればよい。そして、右折又は右車線へ車線変更する場合以外は、通常表示を行えばよい。
1 ミラー型端末
2 筐体
3 半透過型ミラー
4 ディスプレイ
10 制御部
12 加速度センサ
13 ジャイロセンサ
14 GPS受信機
15 道路情報DB
21 前方カメラ
22 後方カメラ
2 筐体
3 半透過型ミラー
4 ディスプレイ
10 制御部
12 加速度センサ
13 ジャイロセンサ
14 GPS受信機
15 道路情報DB
21 前方カメラ
22 後方カメラ
Claims (8)
- 移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、
前記移動体が右又は左方向へ移動することを検知する検知手段と、
前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置し、前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、
を備える表示装置。 - 移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、
前記移動体が右方向へ移動することを検知する検知手段と、
前記移動体が右方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の右側に配置する制御手段と、
を備える表示装置。 - 移動体の後方画像を表示する第1表示範囲と、前記移動体の後方画像と異なる情報を表示する第2表示範囲とを有する表示手段と、
前記移動体が左方向へ移動することを検知する検知手段と、
前記移動体が左方向へ移動する場合に前記第1表示範囲を前記第2表示範囲の左側に配置する制御手段と、
を備える表示装置。 - 前記表示手段は、前記第2表示範囲に前記移動体の前方画像を表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記表示手段は、前記第2表示範囲に経路案内情報を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記表示手段はディスプレイを備え、
前記制御手段は、前記第1表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像を表示させ、前記第2表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像と異なる情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記表示手段は、半透過型ミラーと、当該半透過型ミラーの下に配置されたディスプレイとを備え、
前記制御手段は、前記第1表示範囲において前記ディスプレイを非表示状態として前記半透過型ミラーにより前記後方画像を反射表示させ、前記第2表示範囲において前記ディスプレイに前記後方画像と異なる情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記前方画像を撮影するカメラを備え、
前記検知手段は、前記前方画像に対する画像処理により、前記移動体の移動を検知することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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