JP2018015353A - 薬剤重量情報出力方法、プログラム、媒体、薬剤重量情報出力装置 - Google Patents

薬剤重量情報出力方法、プログラム、媒体、薬剤重量情報出力装置 Download PDF

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昌司 名古谷
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Abstract

【課題】輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができる薬剤重量情報出力方法および薬剤重量情報出力装置を提供する。
【解決手段】処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器5のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を算出する。空の注射器5について計測される第1重量と、薬液を取り込んだ注射器5について計測される第2重量との差分によって注射器内の薬液の正味重量を算出する。上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、注射器内に取り込んだ薬液の重量監査に利用することができる薬剤重量情報出力方法、プログラム、媒体、薬剤重量情報出力装置に関する。
例えば、病院において、薬液容器から注射器内に薬液を吸い取り、この吸い取った薬液を輸液バッグ内の輸液に混注する作業を行うことがある。そして、この作業では、例えば、袋から取り出した新品の注射器の重量を先に測定し、この測定した空の注射器の重量を、薬液を吸い取った注射器の重量から減算することで、注射器内の薬液の重量を判断する作業が行われている。
なお、特許文献1には、薬剤入り供給容器に溶解剤を注入してから必要量の注射薬を抜き取る調剤作業を支援するに際し抜取量の誤差が加増せず重量測定作業も少なくて済む調剤支援システムが開示されている。
特開2014−8322号公報
しかしながら、上記薬剤の重量計測において、注射器内に存在する薬液の重量が薬液の必要重量に一致していたとしても、この注射器から例えば上記輸液バッグ内に必要重量の薬液を注入できることにはならない。すなわち、本願の発明者は、針、シリンジ先端、針の付け根部分に、プランジャを押しても薬液が残ることに気付いた。特に、新生児又は小児用の調剤においては薬液が少ないので、針やシリンジ先端に残る薬液が処方量全体に占める割合が大きくなるので、針やシリンジ先端に残る薬液量を無視できない。
この発明は、上記の事情に鑑み、輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができる薬剤重量情報出力方法、プログラム、媒体、薬剤重量情報出力装置を提供する。
上記の課題を解決するために、この発明の薬剤重量情報出力方法は、処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を算出することを特徴とする。
上記の方法であれば、上記注射針内等残存薬液重量を加味して補正必要重量を設定することができる。ここで、上記注射器内に存在する薬液重量が上記必要重量に一致するとしても、上記注射器内の薬液を注入する場合に、上記注射器の注射針内に薬液が残り、これが薬液の注入不足を生じさせることになる。これに対し、上記のように、上記注射針内等残存薬液重量を加味して補正必要重量を設定することで、輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができる。
空の注射器について計測される第1重量と、薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から注射器内の薬液の正味重量を算出する処理を含むようにしてもよい。
上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力するようにしてもよい。
また、この発明にかかる薬剤重量情報出力方法は、空の注射器について計測される第1重量と薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から算出した注射器内の薬液の正味重量と、処方箋データによる薬液の必要重量と、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量とを用い、上記注射針内等残存薬液重量と上記必要重量との加算値と上記正味重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力することを特徴とする。この方法によれば、補正必要重量というものを特段提示せずに、不合格情報を出力することができる。
また、この発明にかかるプログラムは、上記のいずれか1項に記載の薬剤重量情報出力方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、この発明にかかる媒体は、上記プログラムを記憶した媒体(半導体メモリ、磁気記録媒体等)である。
また、この発明にかかる薬剤重量情報出力装置は、処方箋データを記憶する記憶部と、処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を出力する情報処理部と、を備えることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記注射針内等残存薬液重量を加味して補正必要重量を設定できるので、輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができる。
上記情報処理部は、接続された電子秤量計による空の注射器について計測される第1重量と、上記電子秤量計による薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から注射器内の薬液の正味重量を算出するようにしてもよい。
上記情報処理部は、上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力するようにしてもよい。
また、この発明にかかる薬剤重量情報出力装置は、処方箋データを記憶する記憶部と、
接続された電子秤量計による空の注射器について計測される第1重量と上記電子秤量計による薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から算出した注射器内の薬液の正味重量と、処方箋データによる薬液の必要重量と、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量とを用い、上記注射針内等残存薬液重量と上記必要重量との加算値と上記正味重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力する情報処理部と、
を備えることを特徴とする。この装置によれば、補正必要重量というものを特段提示せずに、不合格情報を出力することができる。
上記注射針内等残存薬液重量が一定値であってもよい。或いは、上記注射針内等残存薬液重量が複数設定されており、上記複数設定された注射針内等残存薬液重量のなかから利用者が選択するようにしてもよい。或いは、上記注射針内等残存薬液重量を利用者が入力設定するようにしてもよい。
この発明であれば、輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができるという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る薬剤重量情報出力装置の概略構成を示したブロック図である。 図1の薬剤重量情報出力装置における注射器内に薬液を取り込む操作を示した説明図である。 この発明の一実施形態に係る薬剤重量情報出力方法の概略を示したフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明の一実施形態に係る薬剤重量情報出力システムは、電子秤量計1と、コンピュータ装置(薬剤重量情報出力装置)2と、情報入力装置(キーボード、タッチパネル、マウス等)3と、情報出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)4とより構成される。
上記電子秤量計1は、既存の構成を有する一般的なものでよい。また、上記電子秤量計1は、通信手段として、例えば、USBインターフェイスを備えており、USBケーブルで上記コンピュータ装置2に接続できるようになっている。上記電子秤量計1で計測された重量は、上記通信手段を介して、上記コンピュータ装置2に送信される。なお、上記コンピュータ装置2から上記電子秤量計1を制御することは特に必要ないが、通信手段として双方向通信が行える構成を採用することで上記電子秤量計1を制御できるようにしてもよい。この制御の一例として、後述する正味重量を上記電子秤量計1に算出させ、この電子秤量計1が算出した正味重量を上記コンピュータ装置2が受け取るようにしてもよい。
上記コンピュータ装置2は、記憶部21および中央情報処理装置22を備えている。このコンピュータ装置2は単体のコンピュータからなるものでもよいし、ネットワークで接続された複数のコンピュータからなるものでもよい。また、上記記憶部21は、単体のコンピュータ装置の記憶装置でもよいし、上記ネットワーク上に置かれた共用の記憶装置でもよい。
上記記憶部21には、各患者の処方箋データが記憶されている。この処方箋データとは、処方箋データの中から調剤に必要なデータを抜き出したものも含む概念である。そして、この処方箋データには、例えば、図示しない輸液バッグに注入する薬液の必要体積が例えばml単位で記憶されている。また、上記薬液の比重情報が記憶されている。上記必要体積に上記比重情報を乗算することで必要重量(mg)を算出することができる。上記情報出力装置4の画面には、上記薬液の必要体積を表示することができる。調剤者は、薬液入りバイアルやアンプルから、図2に示すように、注射器5内に必要体積の薬液を抜き取る作業を行う。なお、上記注射器5を用いた抜き取り作業(プランジャ引き作業)を、機械で行う場合もある。また、アンプル等が複数本在る場合には、これら複数本のアンプル内の薬剤を注射器内に取り込む。
また、上記記憶部21には、注射針内等残存薬液重量を示す情報が格納されている。この注射針内等残存薬液重量は、上記注射器5の注射針5a内に存在すると想定する薬液の重量であり、例えば、注射針5a内の容積に上記薬液の比重を乗算して求めることができる。もちろん、この計算で求めた数値に近似する、0.1mg等のような、一定の切りのいい数値を設定して用いることもできる。
また、上記記憶部21には、空の注射器5について計測される重量(第1重量)と、薬液を取り込んだ注射器5について計測される重量(第2重量)とが記憶される。例えば、調剤者は、上記情報出力装置4の画面に表示された「空の注射器の重量を計測してください。」の指示に従って、袋から取り出した新品の注射器5を上記電子秤量計1に載せる。そして、上記電子秤量計1において計測結果が出たら、上記情報出力装置4の画面に表示されている、例えば「次に」のボタンを操作する。この操作を検知したコンピュータ装置2は、上記電子秤量計1の計測結果を第1重量として記憶部21に記憶する。また、上記操作を検知したコンピュータ装置2は、上記情報出力装置4の画面に、例えば、「注射器に□□薬液を○○ml取り込んで重量を計測してください。」の表示を行う。上記□□および○○は上記処方箋データから取り出すことができる。調剤者は、上記情報出力装置4の画面に表示された上記指示に従って、注射器5内に薬剤を吸い取り、この注射器5を上記電子秤量計1に載せる。そして、上記電子秤量計1において計測結果が出たら、上記情報出力装置4の画面に表示されている、例えば「次に」のボタンを操作する。この操作を検知したコンピュータ装置2は、上記電子秤量計1の計測結果を第2重量として記憶部21に記憶する。なお、風袋引きの場合に、上記空の注射器5について計測される重量(第1重量)を画面上において零表示するようにしてもよい。
上記コンピュータ装置2の中央情報処理装置22は、処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器5の注射針5a内に存在すると想定する上記注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を算出する。そして、上記コンピュータ装置2は、算出された補正必要重量を上記情報出力装置4の画面に表示する。なお、上記重量は、重量そのものに限らず、比重と体積(容積)との組み合わせであってもよい。すなわち、上述した薬液の必要重量に上記注射針内等残存薬液重量を加算して補正必要重量を算出する処理には、薬液の必要体積に注射針内薬液容積を加算して補正必要体積を算出し、この補正必要体積に薬液の比重を乗算して補正必要重量を算出することが含まれる。
また、上記中央情報処理装置22は、上記記憶部21から上記第1重量と第2重量とを読み出し、第2重量から第1重量を減算することで上記注射器5内に存在する薬液の正味重量を算出する。そして、上記コンピュータ装置2は、算出された正味重量を上記情報出力装置4の画面に表示する。
また、上記中央情報処理装置22は、上記正味重量と上記補正必要重量とに基づいて判定結果を生成する。上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲以内であるときには、合格と判定し、例えば、上記情報出力装置4の画面に「合格」を表示する。一方、上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲外となるときには、薬液の体積調整が必要となるので、例えば、上記情報出力装置4の画面に、薬液が不足しているのか或いは超過しているのかの情報を示すとともに差分となる重量或いは体積を表示する。なお、上記情報出力装置4の画面に、「薬液を増やし(減らし)、再度、重量計測をしてください。」といった表示を行うようにしてもよい。また、上記所定範囲については、薬剤の種類毎で異ならせるようにしてもよい。
調剤者は、上記画面の表示に従って、上記注射器5のプランジャを少し押して薬液を注射器から少し排出するか、或いは、上記プランジャを少し引いて薬液を注射器内に少し取り込む操作を行う。そして、この操作後の注射器5を上記電子秤量計1上に載せる。調剤者は、上記電子秤量計1において計測結果が出たら、上記情報出力装置4の画面に表示されている、例えば「次に」のボタンを操作する。この操作を検知したコンピュータ装置2は、上記電子秤量計1の計測結果を新たな第2重量として記憶部21に記憶する。上記中央情報処理装置22は、上記新たな第2重量に基づいて正味重量を算出し、この正味重量と上記補正必要重量との差分重量に基づいて判定結果を再度生成する。
図3は、この実施形態の薬剤重量情報出力方法を示した概略のフローチャートである。この薬剤重量情報出力方法においては、上記補正必要重量を生成するステップが含まれる(ステップS1)。すなわち、上記処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器5の注射針5a内に存在すると想定する上記注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を算出する。
また、この実施形態の薬剤重量情報出力方法においては、上記正味重量を生成するステップが含まれる(ステップS2)。すなわち、上記第2重量から上記第1重量を減算することで、上記注射器5内に存在する薬液の正味重量を算出する。上記ステップS1とステップS2の順序は問わない。
次に、上記補正必要重量と上記正味重量とを比較して差分重量を生成し(ステップS3)、この差分重量が所定範囲内であるか否かを判定する(ステップS4)。
上記差分重量が所定範囲内にないときには(ステップS4においてNO)、不合格判定を行い(ステップS6)、ステップS2に進み、新たに計測した第2重量に基づいて新たな正味重量を生成する。上記不合格判定においては、例えば、上記情報出力装置4の画面に、「薬液を増やし(減らし)、再度、重量計測をしてください。」といった表示を行う。一方、上記差分重量が所定範囲内にあるときには(ステップS4においてYES)、合格判定を行う(ステップS5)。上記合格判定においては、例えば、上記情報出力装置4の画面に、「合格」といった表示を行う。
以上説明したシステム或いは方法であれば、上記注射針内等残存薬液重量を加味して補正必要重量を設定することができる。ここで、上記注射器5内に存在する薬液重量が上記必要重量に一致するとしても、上記注射器5内の薬液を注入する場合に、上記注射器5の注射針5a内に薬液が残り、これが薬液の注入不足を生じさせる。すなわち、プランジャを最大限注射器内に押し込んでもプランジャは注射針に入らないので、上記注射器5の注射針5a内に薬液が残り、これが薬液の注入不足を生じさせることになる。これに対し、上記のように、上記注射針内等残存薬液重量を加味して補正必要重量を設定することで、輸液バッグ等の薬液の注入先に、処方量通りの量を注入することができる。
なお、上記の例では、上記注射針内等残存薬液重量(体積×比重)として、0.1ml等のような単一の数値を設定したが、これに限らない。上記注射針内等残存薬液重量(体積×比重)が0.08、0.10、0.12mg(ml×比重)等のように複数設定されており、上記複数設定された注射針内等残存薬液重量(体積×比重)のなかから利用者が選択するようにしてもよい。例えば、上記情報出力装置4の画面に0.08、0.10、0.12mg(ml×比重)の3つのボタンを表示し、選択された注射針内等残存薬液重量(体積)で補正必要重量を生成する。或いは、上記注射針内等残存薬液重量を利用者が入力設定するようにしてもよい。例えば、情報入力装置3としてのタッチパネル上の数値キーを用いて、0.1mg(ml×比重)のように手入力するようにしてもよい。また、上記注射針内等残存薬液重量として、空のシリンジの重量(第1重量)と、注射器で薬液を取り込んで、プランジャを押して薬液を吐きだした後のシリンジの重量との差を採用してもよい。
また、上記の例では、補正必要重量というものを特段提示して不合格情報を出力するようにしたが、このような補正必要重量を特段提示せずに、合格/不合格情報を出力することもできる。すなわち、空の注射器5について計測される第1重量と薬液を取り込んだ注射器5について計測される第2重量との差分から算出した注射器5内の薬液の正味重量と、処方箋データによる薬液の必要重量と、注射器5のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量とを用い、上記注射針内等残存薬液重量と上記必要重量との加算値と、上記正味重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力する。
また、上記の例では、一般的な薬剤について適用したが、特に、新生児または小児用の調剤においては薬液が少ないので、針やシリンジ先端に残る薬液量の影響が大きく、このような新生児または小児用調剤において、この発明の薬剤重量情報出力方法、プログラム、薬剤重量情報出力装置は、より高い効果を発揮することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :電子秤量計
2 :コンピュータ装置(薬剤重量情報出力装置)
3 :情報入力装置
4 :情報出力装置
5 :注射器
5a :注射針
21 :記憶部
22 :中央情報処理装置(情報処理部)

Claims (13)

  1. 処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を算出することを特徴とする薬剤重量情報出力方法。
  2. 請求項1に記載の薬剤重量情報出力方法において、空の注射器について計測される第1重量と、薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から注射器内の薬液の正味重量を算出する処理を含むことを特徴とする薬剤重量情報出力方法。
  3. 請求項2に記載の薬剤重量情報出力方法において、上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力することを特徴とする薬剤重量情報出力方法。
  4. 空の注射器について計測される第1重量と薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から算出した注射器内の薬液の正味重量と、処方箋データによる薬液の必要重量と、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量とを用い、上記注射針内等残存薬液重量と上記必要重量との加算値と上記正味重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力することを特徴とする薬剤重量情報出力方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の薬剤重量情報出力方法を実行するプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記憶した媒体。
  7. 処方箋データを記憶する記憶部と、
    処方箋データによる薬液の必要重量に、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量を加算することにより、補正必要重量を出力する情報処理部と、
    を備えることを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  8. 請求項7に記載の薬剤重量情報出力装置において、上記情報処理部は、接続された電子秤量計による空の注射器について計測される第1重量と、上記電子秤量計による薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から注射器内の薬液の正味重量を算出することを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  9. 請求項5に記載の薬剤重量情報出力装置において、上記情報処理部は、上記正味重量と上記補正必要重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力することを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  10. 処方箋データを記憶する記憶部と、
    接続された電子秤量計による空の注射器について計測される第1重量と上記電子秤量計による薬液を取り込んだ注射器について計測される第2重量との差分から算出した注射器内の薬液の正味重量と、処方箋データによる薬液の必要重量と、注射器のプランジャを押し切っても注射針内等に残ると想定する注射針内等残存薬液重量とを用い、上記注射針内等残存薬液重量と上記必要重量との加算値と上記正味重量との差分重量が所定範囲内にない場合に不合格情報を出力する情報処理部と、
    を備えることを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  11. 請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の薬剤重量情報出力装置において、上記注射針内等残存薬液重量が一定値であることを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  12. 請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の薬剤重量情報出力装置において、上記注射針内等残存薬液重量が複数設定されており、上記複数設定された注射針内等残存薬液重量のなかから利用者が選択することを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
  13. 請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の薬剤重量情報出力装置において、上記注射針内等残存薬液重量を利用者が入力設定することを特徴とする薬剤重量情報出力装置。
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