JP2018015332A - 毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具 - Google Patents

毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具 Download PDF

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Abstract

【課題】毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具を提供すること。
【解決手段】毛髪方向付け方法は、毛髪110に当接される当接部12を有する毛髪方向付け器具1を用いて、毛髪110を所定方向に方向付け、毛髪110の頭皮120近傍を、頭皮120から離れる方向に引っ張った状態で、毛髪110の頭皮120近傍を、当接部12で、頭皮120に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具1を、頭の形状に沿うように移動させ、毛髪110を頭皮120に対して立った状態とし、次に、毛髪110を、所定方向に引っ張った状態で、毛髪110の頭皮120近傍を、当接部12で、頭皮120に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具1を、頭の形状に沿うように、所定方向に移動させ、毛髪110を所定方向に方向付ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具に関する。
従来、毛髪は、自然な状態においては、はえ癖等により、所定の方向に向かってはえている。この毛髪がはえる方向によって、ヘアースタイル全体の印象が変わってくる。このため、所望のヘアースタイルにするために、毛髪がはえる方向を矯正する場合がある。
このような毛髪を矯正する方法として、例えば、特許文献1には、一浴式のパーマネントウェーブ用溶液を、くせのある毛髪に塗布し、毛髪に対してストレートになる方向の応力を加えたのち、パーマネントウェーブ用溶液を洗い去り、ついで、半ば乾燥した状態で、平面アイロンを使用して毛髪にストレートになる方向の応力を加えたまま熱を加える毛髪を矯正する方法が提案されている。
特開2004−292318号公報
しかしながら、特許文献1の毛髪を矯正する方法のように、毛髪にパーマネントウェーブ用溶液を塗布したり、熱を加えたりすると、毛髪にダメージを与えることとなる。
本発明は、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具を提供することを目的とする。
(1) 毛髪に当接される当接部を有する毛髪方向付け器具を用いて、毛髪を所定方向に方向付ける、毛髪方向付け方法であって、
毛髪の頭皮近傍を、頭皮から離れる方向に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、前記当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、前記毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように移動させ、当該毛髪を頭皮に対して立った状態とし、
次に、当該毛髪を、前記所定方向に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、前記当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、前記毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように、前記所定方向に移動させ、当該毛髪を所定方向に方向付ける毛髪方向付け方法。
(1)の発明によれば、毛髪方向付け方法は、毛髪に当接される当接部を有する毛髪方向付け器具を用いて、毛髪を所定方向に方向付ける。
本発明の毛髪方向付け方法は、まず、第1の手順として、毛髪の頭皮近傍を、頭皮から離れる方向に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、前記当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように移動させ、当該毛髪を頭皮に対して立った状態とする。
ここで、毛髪は、通常、互いに近接した位置ではえていても、様々な方向に向かってはえている。このような状態では、毛髪は、所定方向に矯正しても、頭皮近傍において互いに絡まった状態であり、この絡まった状態で毛先側だけを所定方向に揃えているだけであり、毛髪が伸びれば直ぐに元の状態に戻ってしまう。
そこで、本発明の上記第1の手順を行うことで、絡まった状態で任意の方向に向いている毛髪を、頭皮に対して立った状態とすることで、絡まりをほどき、その後の方向付けに対してニュートラルな状態とすることができる。
本発明の毛髪方向付け方法は、次に、第2の手順として、第1の手順を行った毛髪を、所定方向(例えば、本発明の毛髪方向付け方法の被施術者が所望する方向)に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、毛髪方向付け器具の当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように、所定方向に移動させ、当該毛髪を所定方向に方向付ける。
これにより、上記第1の手順でニュートラルな状態とした毛髪を、所定方向に向けて、はえ際から頭皮に押さえ付けることで、毛髪を所定方向に方向付けることができる。
よって、毛髪にパーマネントウェーブ用溶液を塗布したり、熱を加えたりすることなく、毛髪を所定方向に方向付けることができるので、毛髪にダメージを与えることがない。
したがって、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け方法を提供できる。
また、このような毛髪方向付け方法を所定範囲の毛髪に対して行うことで、所定範囲の毛髪の絡まりをほどき、頭皮から毛先への方向を、所定方向に揃えることができるので、当該所定範囲における毛髪の光の反射位置が揃い、所謂ツヤが出て、指通りがよくなる。
(2) (1)に記載の毛髪方向付け方法で用いる毛髪方向付け器具であって、
先端に前記当接部が形成された軸部を、備え、
前記当接部は、
正面から視て、弧形状に形成されており、
前記軸部の先端から基端へ向かう方向から視ても、弧形状に形成されている毛髪方向付け器具。
(2)の発明によれば、毛髪方向付け器具は、(1)に記載の毛髪方向付け方法で用いられ、軸部を備える。
軸部は、先端に当接部が形成されている。
そして、当接部は、正面から視て、弧形状に形成されており、軸部の先端から基端へ向かう方向から視ても、弧形状に形成されている。
これにより、(1)に記載の毛髪方向付け方法で用いられる毛髪方向付け器具は、毛髪の頭皮近傍を頭皮に押さえ付ける当接部が、正面から視て、弧形状に形成されており、軸部の先端から基端へ向かう方向から視ても、弧形状に形成されているので、毛髪に当接させても、毛髪や頭皮を傷付けることがない。
したがって、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け器具を提供できる。
また、2方向を孤形状にすることで、毛髪に当接させる範囲を狭くすることができるので、より狭い範囲の毛髪に対して方向付けを行うことが可能となり、よりきめ細やかな方向付けが可能となる。
(3) 前記軸部の基端に連なり、使用者に把持される把持部を、更に備え、
前記当接部は、前記軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の一方の端部に設けられており、
前記把持部は、
前記軸部に対して、前記当接部が設けられた方向に屈曲しており、
前記軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の他方の端部から基端側に延びる側縁に連なる位置に、前記当接部を頭皮に押さえ付ける力の力点となる加圧部が形成されており、
前記加圧部は、前記軸部における前記当接部が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線に対する角度が、5度から60度の範囲において延びる第2仮想線上に形成されている(2)に記載の毛髪方向付け器具。
(3)の発明によれば、毛髪方向付け器具は、把持部を更に備える。
把持部は、軸部の基端に連なり、使用者に把持される。
当接部は、軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の一方の端部に設けられている。
そして、把持部は、軸部に対して、当接部が設けられた方向に屈曲しており、軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の他方の端部から基端側に延びる側縁に連なる位置に、当接部を頭皮に押さえ付ける力の力点となる加圧部が形成されている。
この加圧部は、軸部における当接部が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線に対する角度が、5度から60度の範囲において延びる第2仮想線上に形成されている。
これにより、使用者が把持部の加圧部に指を掛け、当接部を被施術者の毛髪に当接させて頭皮に押さえ付けた場合、加圧部と当接部とが、略球形状の頭部の形状に沿った位置に配置される。このため、頭部に沿うように把持部を移動させるだけで、略一定の力で、当接部を頭皮に押さえ付けながら、所定方向に移動させることができるので、毛髪を頭部の形状に沿った所定方向に方向付けすることが容易になる。
また、略一定の力で、当接部を、頭皮に押さえ付けながら所定方向への移動を繰り返すことで、被施術者に対して、心地の良い刺激を頭部に付与できるので、リラクゼーション効果も期待できる。
本発明によれば、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具を提供できる。
本発明の実施形態に係る毛髪方向付け器具を説明する図である。図1(a)は、毛髪方向付け器具を正面から視た図である。図1(b)は、当接部を右側面から視た拡大図である。 本発明の実施形態に係る毛髪方向付け方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る毛髪方向付け方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る毛髪方向付け方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る毛髪方向付け方法を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明において、同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図1は、本発明の実施形態に係る毛髪方向付け器具を説明する図である。図1(a)は、毛髪方向付け器具1を正面から視た図である。図1(b)は、当接部を右側面から視た拡大図である。
毛髪方向付け器具1は、後述する毛髪方向付け方法で用いられ、軸部10と、把持部20と、を備える。
軸部10は、図1(a)に示すように、正面視で左右方向に延びる軸部本体11と、軸部本体11の先端(図1(a)中右端)に形成されており、軸部本体11の先端から基端(図1中左端)へ向かう方向と直交する方向(図1(a)中一方・他方方向)の一方の端部に設けられている当接部12と、軸部本体11において、当接部12が設けられた一方の端部と反対側である他方側で、軸部本体11が延びる方向に沿って形成されている櫛部13と、を備える。
なお、軸部10は、当接部12を有すれば、櫛部13を設けなくともよい。
当接部12は、毛髪に当接され、正面から視て、弧形状に形成されており、軸部の先端から基端へ向かう方向(図1(a)中右左方向)から視ても、弧形状に形成されている。
図1(b)に示すように、詳細には、当接部12は、厚さ略2mmの軸部本体11から一方の端部に向かって徐々に、両側面が互いに中心に向かって近接し(厚さが薄くなり)、一方の端部が弧形状に形成されている。
これにより、当接部12の頂点近傍は、より薄くなり、その幅寸法が毛穴の大きさに近くなる。このため、当接部12を毛髪に当接させ、毛髪を頭皮に押さえ付けて、移動することで、毛穴に溜まっている皮脂等を除去することが可能となり、毛穴に溜まっている皮脂等を除去することで、当該毛穴からはえる毛髪の可動域が広がり、当該毛髪をより根元に近い位置から、所定方向に向かうようにくせ付けることができる。
図1(a)に示すように、把持部20は、軸部10の軸部本体11の基端(図1(a)中左端)に連なり、使用者に把持される。
把持部20は、軸部10の軸部本体11に対して、当接部12が設けられた方向(図1(a)中一方側)に屈曲して形成されている把持部本体21と、把持部本体21の側縁に形成されている加圧部22及び支え部23と、把持部本体21を貫通する貫通孔である指挿入部24と、を備える。
なお、把持部本体21に1つ又は複数の貫通孔を設けることで、毛髪方向付け器具1の軽量化を図ることができる。
加圧部22は、軸部10の先端から基端へ向かう方向(図1(a)中右左方向)と直交する方向の他方の端部から基端側に延びる側縁(当接部12が設けられた側縁と反対側の側縁)に連なる位置に形成されており、当接部12を頭皮に押さえ付ける力の力点となる。
この加圧部22は、軸部10の軸部本体11における当接部12が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線L1に対する角度が、5度から60度の範囲において延びる第2仮想線L2上に形成されている。
詳細には、加圧部22は、把持部本体21の他方側の側縁が正面視で孤形状に形成された部分であり、第1仮想線L1に対する角度r1が5度の第2仮想線L2と接する位置から湾曲が開始され、第1仮想線L1に対する角度r2が60度の第2仮想線L2と接する位置が孤形状の頂点となるように形成されている。
なお、本実施形態において、加圧部22は、2つの仮想線と接する形状に形成されているが、5度から60度の範囲において延びる1本の仮想線にのみ接する形状に形成されていてもよい。
支え部23は、把持部本体21において、加圧部22と対向する位置の側縁に形成されており、例えば、使用者が指を掛けやすいように、正面視で波形状に形成されている。
指挿入部24は、例えば、正面視で円形状に形成されており、複数の指が夫々挿入可能なように、複数(図1(a)に示す例では3つ)も設けられている。
詳細には、指挿入部24は、少なくとも2つの側縁において、加圧部22に対向する位置を結ぶ第3仮想線L3と、軸部10の軸部本体11における当接部12が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線L1と、の角度Rが10度から30度の範囲(図1(a)に示す例では20度)になるように形成されている。
上記のような軸部10の軸部本体11における当接部12が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線L1に対する角度で、加圧部22及び指挿入部24を形成することで、被施術者の頭部に当接部12を当接させた状態で、頭部の形状に沿って、毛髪方向付け器具1を移動させた場合、頭部の形状に応じて手を捻ることなく移動できるので、頭部に当接部12を当接させる力を一定に保ち易くなるとともに、施術者の手の負担を軽減できる。
なお、本実施形態では、軸部10に把持部20を連ねて形成しているが、これに限らず、把持部を省略し、軸部を、例えば、頭部の形状に沿うように湾曲させて形成し、軸部の当接部が設けられた端部と反対側の端部を使用者が把持するようにしてもよい。
また、指挿入部24は、円形状のものを複数形成する態様に限らず、楕円形状とし、この楕円形状の貫通孔に複数の指を挿入可能としてもよい。
次に、毛髪方向付け器具1を用いて、毛髪を所定方向に方向付ける毛髪方向付け方法について説明する。
図2から図5は、本発明の実施形態に係る毛髪方向付け方法を説明する図である。
以下に説明する例では、図2に示すように、被施術者100の左右に分かれてしまうクセ毛である前髪(毛髪110)を、分かれずに額の前に落ちる方向に方向付ける毛髪方向付け方法について説明する。
まず、図3に示すように、第1の手順として、毛髪方向付け器具1の使用者(施術者)は、被施術者100の毛髪110の頭皮120近傍を、頭皮120から離れる方向に引っ張った状態で、毛髪110の頭皮120近傍を、当接部12で、頭皮120に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具1を、頭の形状に沿うよう(図3中矢印方向)に移動させ、毛髪110を頭皮120に対して立った状態とする。
なお、この第1の手順において、毛髪方向付け器具1を移動させる方向は、毛髪110を頭皮120に対して立った状態にするために、方向付ける毛髪110のはえ方に応じた任意の方向でよい。例えば、毛髪方向付け器具1を移動させる方向は、毛髪110のはえ癖の方向と反対方向に移動したり、はえ癖の方向と直交する方向に移動したりしてよい。
次に、第2の手順として、図4に示すように、毛髪方向付け器具1の使用者(施術者)は、被施術者100、第1の手順を行った毛髪110を、所定方向(例えば、被施術者100が所望する方向であり、本実施形態で説明する例では額の前方)に引っ張った状態で、毛髪110の頭皮120近傍を、毛髪方向付け器具1の当接部12で、頭皮120に押さえ付けた状態で、毛髪方向付け器具1を、頭の形状に沿うように、所定方向(図4中矢印方向)に移動させ、毛髪110を所定方向に方向付ける。
これにより、被施術者100の毛髪110は、分かれずに額の前に落ちる方向に方向付けられ、図5に示す状態となる。
このように、毛髪方向付け方法を行うことで、毛髪110のはえ際に、所定方向に向かうはえ癖を付けることができる。このため、例えば、洗髪しても、毛髪方向付け方法によるはえ癖が維持されるため、カットにより整えたヘアースタイルの再現性が高くなる。また、毛髪方向付け方法を行うことで、毛髪110の毛流が整うので、洗髪後の乾きが早くなったり、ヘアカラーによる色ムラが発生しにくくなったり、パーマも均一にかかりやすくなる。
次に、本実施形態に係る毛髪方向付け方法及び毛髪方向付け器具1の作用効果について説明する。
本実施形態に係る毛髪方向付け方法によれば、上記第1の手順を行うことで、絡まった状態で任意の方向に向いている毛髪110を、頭皮120に対して立った状態とすることで、絡まりをほどき、その後の方向付けに対してニュートラルな状態とすることができる。
また、上記第2の手順を行うことで、上記第1の手順でニュートラルな状態とした毛髪110を、所定方向に向けて、はえ際から頭皮120に押さえ付けることで、毛髪110を所定方向に方向付けることができる。
よって、毛髪にパーマネントウェーブ用溶液を塗布したり、熱を加えたりすることなく、毛髪を所定方向に方向付けることができるので、毛髪にダメージを与えることがない。
したがって、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け方法を提供できる。
また、このような毛髪方向付け方法を所定範囲の毛髪110に対して行うことで、所定範囲の毛髪110の絡まりをほどき、頭皮120から毛先への方向を、所定方向に揃えることができるので、当該所定範囲における毛髪110の光の反射位置が揃い、所謂ツヤが出て、指通りがよくなる。
また、本実施形態に係る毛髪方向付け器具1は、毛髪110の頭皮120近傍を頭皮120に押さえ付ける当接部12が、正面から視て、弧形状に形成されており、軸部10の先端から基端へ向かう方向から視ても、弧形状に形成されているので、毛髪110に当接させても、毛髪110や頭皮120を傷付けることがない。
したがって、毛髪にダメージを与えることなく、毛髪を所望の方向に方向付けすることができる毛髪方向付け器具を提供できる。
また、当接部12を2方向において孤形状にすることで、毛髪110に当接させる範囲を狭くすることができるので、より狭い範囲の毛髪110に対して方向付けを行うことが可能となり、よりきめ細やかな方向付けが可能となる。
また、使用者(施術者)が把持部20の加圧部22に指を掛け、当接部12を被施術者100の毛髪110に当接させて頭皮120に押さえ付けた場合、加圧部22と当接部12とが、略球形状の頭部の形状に沿った位置に配置される。このため、頭部に沿うように把持部20を移動させるだけで、略一定の力で、当接部12を頭皮120に押さえ付けながら、所定方向に移動させることができるので、毛髪110を頭部の形状に沿った所定方向に方向付けすることが容易になる。
また、略一定の力で、当接部12を、頭皮120に押さえ付けながら所定方向への移動を繰り返すことで、被施術者100に対して、心地の良い刺激を頭部に付与できるので、リラクゼーション効果も期待できる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 毛髪方向付け器具
10 軸部
11 軸部本体
12 当接部
13 櫛部
20 把持部
21 把持部本体
22 加圧部
23 支え部
24 指挿入部
100 被施術者
110 毛髪
L1 第1仮想線
L2 第2仮想線
L3 第3仮想線

Claims (3)

  1. 毛髪に当接される当接部を有する毛髪方向付け器具を用いて、毛髪を所定方向に方向付ける、毛髪方向付け方法であって、
    毛髪の頭皮近傍を、頭皮から離れる方向に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、前記当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、前記毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように移動させ、当該毛髪を頭皮に対して立った状態とし、
    次に、当該毛髪を、前記所定方向に引っ張った状態で、当該毛髪の頭皮近傍を、前記当接部で、頭皮に押さえ付けた状態で、前記毛髪方向付け器具を、頭の形状に沿うように、前記所定方向に移動させ、当該毛髪を所定方向に方向付ける毛髪方向付け方法。
  2. 請求項1に記載の毛髪方向付け方法で用いる毛髪方向付け器具であって、
    先端に前記当接部が形成された軸部を、備え、
    前記当接部は、
    正面から視て、弧形状に形成されており、
    前記軸部の先端から基端へ向かう方向から視ても、弧形状に形成されている毛髪方向付け器具。
  3. 前記軸部の基端に連なり、使用者に把持される把持部を、更に備え、
    前記当接部は、前記軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の一方の端部に設けられており、
    前記把持部は、
    前記軸部に対して、前記当接部が設けられた方向に屈曲しており、
    前記軸部の先端から基端へ向かう方向と直交する方向の他方の端部から基端側に延びる側縁に連なる位置に、前記当接部を頭皮に押さえ付ける力の力点となる加圧部が形成されており、
    前記加圧部は、前記軸部における前記当接部が設けられた側の側縁に沿って延びる第1仮想線に対する角度が、5度から60度の範囲において延びる第2仮想線上に形成されている請求項2に記載の毛髪方向付け器具。
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