JP2018014955A - 釣用仕掛け - Google Patents

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【課題】長尺な装飾部材を束ねるチューブ側に対する接続具の着脱に伴って長尺装飾部材が位置ずれすることを防止できるとともに、様々な他の仕掛け部材との接続が可能な釣用仕掛けを提供する。【解決手段】本発明の釣用仕掛け1は、長尺な複数の装飾部材10a,10bと、該装飾部材を束ねるチューブ7と、チューブ7内に嵌め付けられて装飾部材をチューブ7に対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材3とを有する。保持部材3は、該保持部材に対して着脱自在に接続される接続具9を受けるための内孔3cを有するとともに、内孔3cに対する接続具9の着脱に伴って内孔3cの内径寸法が変化可能である。【選択図】 図1

Description

本発明は、釣用仕掛けに関し、特に疑似餌を伴う釣用仕掛けに関する。
周知のように、疑似餌は、魚やイカといった様々な釣り対象物を誘って釣り上げるために広く用いられている。例えば、鯛釣りでは、鯛ラバと呼ばれる疑似餌を伴う仕掛けが知られており(例えば、特許文献1参照)、また、そのような鯛ラバなどの疑似餌仕掛け(いわゆるラバージグ)は、一般に、金属製のジグヘッドと、ゴムやシリコン等により形成されるスカート(複数本のラバーにより形成される)と、例えばスカートと同様な素材により形成されるとともにスカートを形成する各ラバーよりも幅広なネクタイと、複数の釣針にアシストラインを結び付けて成るフックアセンブリとを備えて成る(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
そして、そのようなラバージグ仕掛けの一形態として、例えば、ジグヘッドに通された釣糸をフックアセンブリの接続具に接続するとともに、スカート及びネクタイを束ねる例えばシリコン製のチューブ内に前記接続具を圧入することによって構成されるものが知られている。例えば、特許文献1では、フックアセンブリを有するジグヘッドの装着具(接続具に相当)が結果としてゴムバンド(チューブに相当)に圧入されている。
特開2009−60866号公報 特開2006−223284号公報 特開2011−110042号公報
ところで、スカート(複数本のラバー)及びネクタイを束ねるチューブ内にフックアセンブリの接続具を圧入して成る前述したラバージグ仕掛けでは、釣針を交換する際に1つの問題が生じる。すなわち、一般に、このようなラバージグ仕掛けにおいて、釣針を交換する際には、これらの細かいパーツや細かい作業等に起因して、フックアセンブリ全体を交換する場合が多く、そのような場合には、スカート及びネクタイを束ねるチューブからフックアセンブリの圧入された接続具を引き抜く必要があるが、圧入された接続具をチューブから引き抜く際に、その引き抜き力に起因して、スカート及びネクタイが互いにずれたりチューブから外れたりする虞がある。また、その後、新たなフックアセンブリの接続具をチューブに圧入する際にも、その押し込み力により、互いに揃えられていたスカート及びネクタイの位置がずれてしまう場合がある。例えば、前述した特許文献では、ゴムバンド(チューブ)により装着具(接続具)に固定されるスカート及びネクタイが、ゴムバンドに対する装着具の抜き差しによって互いに位置ずれする虞がある。
また、このようなスカート及びネクタイの位置ずれの問題は、仕掛け収納状態でも生じ得る。すなわち、仕掛け収納時には、前記チューブから前記フックアセンブリを取り外して、これらを分離された状態で仕掛け収納ケース内に収納する場合があるが、その際、チューブにより束ねられただけのスカート及びネクタが収納ケース内の様々な別の仕掛け等と一緒に混在して絡まったり或いは収納ケースを持ち運ぶ際に衝撃などを受け、互いに揃えられていたスカート及びネクタイの位置がずれてしまう場合もある。
更に、このような問題は、鯛ラバなどのラバージグに限らず、スカートやネクタイなどの長尺な装飾部材を束ねて成る様々な釣用仕掛けにおいて生じ得る。
また、この種の仕掛けでは、フックアセンブリに限らず、様々な機能を有する仕掛け部材の接続具(したがって、様々な径の接続具)を前記チューブ側で受け入れて保持できるようにしたいという要望もある。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、長尺な装飾部材を束ねるチューブ側に対する接続具の着脱に伴って長尺装飾部材が位置ずれすることを防止できるとともに、様々な他の仕掛け部材との接続が可能な釣用仕掛けを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の釣用仕掛けは、長尺な複数の装飾部材と、
前記装飾部材を束ねるチューブと、前記チューブ内に嵌め付けられて前記装飾部材を前記チューブに対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材とを有し、前記保持部材は、該保持部材に対して着脱自在に接続される接続具を受けるための内孔を有するとともに、前記内孔に対する前記接続具の着脱に伴って前記内孔の内径寸法が変化可能であることを特徴とする。
このように、上記構成では、前述した従来技術のように長尺な装飾部材を束ねるチューブに接続具を直接に圧入するのではなく、前記装飾部材を前記チューブに対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材がチューブ内に嵌め付けられており、この保持部材に対して接続具を着脱自在に取り付けるようにしているため、チューブ側(すなわち保持部材)に対する接続具の着脱に伴って長尺装飾部材が位置ずれすることを防止できる。しかも、上記構成において、保持部材は、その内孔に対する接続具の着脱に伴って内孔の内径寸法が変化可能であるため、内孔への接続具の挿入を例えば内孔の拡径によって許容できるとともに、挿入された接続具をその拡大された内径のまま或いはその後の内孔の縮径によって保持することもできる。すなわち、保持部材は、様々な他の仕掛け部材の接続具(したがって、様々な径の接続具)との接続が可能である。また、保持部材の内径のこの可変性は、保持部材に対する接続具の着脱操作も容易にし得る。
本発明によれば、長尺な装飾部材を束ねるチューブ側に対する接続具の着脱に伴って長尺装飾部材が位置ずれすることを防止できるとともに、様々な他の仕掛け部材との接続が可能な釣用仕掛けが得られる。
本発明の一実施形態に係る釣用仕掛け、及び、それに接続可能なフックアセンブリの概略図である。 装飾部材を束ねるチューブに保持部材が嵌め付けられた状態を示す本発明の一実施形態に係る釣用仕掛けの概念的な側面図である。 (a)は図1のフックアセンブリの接続具の斜視図、(b)は釣用仕掛けの保持部材にフックアセンブリの接続具が取り付けられた状態を示す斜視図である。 装飾部材を束ねるチューブに保持部材が嵌め付けられた状態を示す概念的な斜視図である。 (a)は、装飾部材を束ねるチューブに軸方向スリットを有する保持部材が嵌め付けられた状態であって、接続具が取り付けられていない保持部材の縮径状態を示す概念的な斜視図、(b)は、(a)の状態から保持部材に接続具(図示せず)が取り付けられて保持部材が拡径する状態を示す概念的な斜視図である。 (a)は、装飾部材を束ねるチューブに傾斜スリットを有する保持部材が嵌め付けられた状態であって、接続具が取り付けられていない保持部材の縮径状態を示す概念的な斜視図、(b)は、(a)の状態から保持部材に接続具(図示せず)が取り付けられて保持部材が拡径する状態を示す概念的な斜視図である。 接続具のテーパ状に先細る先端側部位を断面が正方形状の保持部材に取り付けようとしている状態を示す斜視図である。 (a)は、図7の取り付け形態における保持部材の拡径前の状態を示す正面図、(b)は、図7の取り付け形態における保持部材の拡径後の状態を示す正面図である。 図8の(b)の保持部材拡径状態から、接続具の先細りテーパ状の先端側部位が保持部材の内孔を乗り越えて、接続具の係止縁部が保持部材の端面と係止した状態を示す斜視図である。 図7乃至図9の取り付け形態の変形例を示し、(a)は保持部材の拡径前の状態を示す正面図、(b)は保持部材の拡径後の状態を示す正面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る釣用仕掛けについて具体的に説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る釣用仕掛け1、及び、これに接続可能なフックアセンブリ5の全体図が示されている。釣用仕掛け1は、例えば図示しない金属製のジグヘッドと共に鯛ラバ(ラバージグ)を形成することもでき、その主要な構成要素として、図示のように、長尺な複数の装飾部材10a,10b、例えば、ゴムやシリコン等により形成されるスカート(このスカートは、複数本のラバー10aにより形成される)、及び、例えばスカートと同様な素材により形成されるとともにスカートを形成する各ラバー10aよりも幅広なネクタイ10bを有するとともに、これらのスカートのラバー10a及びネクタイ10bをそれらの長手方向中心付近で束ねる例えばシリコン製の結束チューブ(以下、単にチューブという)7と、チューブ7内に嵌め付けられて装飾部材10a,10bをチューブ7に対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材3とを有する。なお、このような釣用仕掛け1に接続可能なフックアセンブリ5は、釣糸19が接続可能な接続具9を有するとともに、この接続具9及び複数の釣針13にアシストライン12を結び付けて成る。なお、図示のようにフックアセンブリ5の釣針13に疑似餌又は更なる装飾部材14が取り付けられてもよい。
そして、このような構成を成す釣用仕掛け1は、例えば、図示しない前記ジグヘッドに通された釣糸19をフックアセンブリ5の接続具9に接続するとともに、スカートのラバー10a及びネクタイ10bをそれらの長手方向中心付近で束ねるチューブ7内に嵌め付けられた保持部材3の内孔3c(図2参照)に接続具9を釣糸19と共に図1に矢印で示されるように通して着脱自在に取り付けることによって組み付けられる。
ここで、図2に明確に示されるように、スカートのラバー10a及びネクタイ10bを束ねるチューブ7は円筒状を成している。また、保持部材3は、管状を成しており、チューブ7内に嵌め付けられることによりスカートのラバー10a及びネクタイ10bをチューブ7に対して位置ずれしないように保持する。特に、本実施形態において、保持部材3は、チューブ7内に圧入されることにより、特に図4に明確に示されるようにその外面とチューブ7の内面との間でスカートのラバー10a及びネクタイ10bを挟持する。なお、図2は、スカートのラバー10a及びネクタイ10bをその幅寸法が差別化されることなく概略的にしか示しておらず(図4〜図6も同様)、また、図4は、保持部材3の形態を概略的にしか示していない。
具体的に、保持部材3は、図2に明確に示されるように、内孔3cを有する管状体として形成されており、チューブ7内に挿通される筒状の本体部3aを有する。この本体部3aは、チューブ7への挿通を容易にするべくその先端面3dが先細り状の傾斜面として形成されており、また、本体部3aをチューブ7内に所定量挿入した状態でチューブ7の基端面に当接することによりチューブ7内への本体部3aの挿入量を規定(規制)する環状のフランジ部3bを基端に有する。
また、フックアセンブリ5の接続具9は、図3の(a)に示されるように、釣針13に結び付けられるアシストライン12(図1参照)を接続するための接続孔9cと、アシストライン12の結び目を受け入れることができる切り欠き9dとを有する大径の(例えば砲弾形状を成す)頭部9aを備える。また、この頭部9aからは保持部材3の内孔3cに挿通可能な小径(例えば保持部材3の内孔3cの内径とほぼ等しい外径寸法又はそれより大きくてもよい)の挿通部9gが延びており、それにより、頭部9aと挿通部9gとの間には、挿通部9gを保持部材3の内孔3cに所定量挿入した状態で保持部材3のフランジ部3bに当接して保持部材3内への挿通部9gの挿入量を規定(規制)する段差状の環状端面9bが形成される。
また、挿通部9gの外表面には環状の係止部9iが設けられる。この係止部9iは、図3の(b)に示されるような保持部材3の内孔3cへの挿通部9gの挿通時に保持部材3を弾性的に拡径させる(拡径できる保持部材3の性質については後述する)とともに、内孔3cを通り過ぎた際に図3の(b)に示されるように保持部材3の端面3dと係止して保持部材3からの接続具9の外れを規制する。更に、この係止部9iからは、環状端面9bが保持部材3のフランジ部3bに当接して係止部9iが保持部材3の端面3dと係止した取り付け状態(図3の(b)の状態)で保持部材3の端面3dから外側に突出する釣糸接続部9hが延びている。この釣糸接続部9hは、例えば挿通部9gと略同様の外径寸法を有していてもよく、釣糸19(図1参照)を接続するための接続孔9fと、釣糸19の結び目を受け入れることができる切り欠き9eとを有する。
また、本実施形態において、保持部材3は、その内孔3cに対する接続具9の着脱に伴ってその内径寸法が変わることができるようになっている。そのような内径可変性は、例えば保持部材3の材料特性によって実現されてもよい。その場合、チューブ7、保持部材3、及び、接続具9のそれぞれに関して異なる素材を組み合わせ、例えば、保持部材3の硬度及び/又は伸縮性をチューブ7及び/又は接続具9のそれに対して異ならせてもよい。具体的には、保持部材3の硬度を接続具9のそれ以下とし且つチューブ7のそれよりも高く設定する。或いは、保持部材3の伸縮性を接続具9のそれよりも高く且つチューブ7のそれよりも低く設定する。そのような素材の組み合わせとしては、例えば、チューブ7として、シリコン、天然ゴム、合成ゴム、エラストマーを挙げることができ、保持部材3として、PS、PE、EVA、PAなどの合成樹脂を挙げることができ、また、接続具9など、保持部材3に対して着脱自在に取り付けられる他のシール掛け部材の接続具として、シリコン、天然ゴム、合成ゴム、エラストマーを挙げることができる。
また、保持部材3の内径可変性は、このように素材の材料特性によって実現されてもよいが、図5に示されるように保持部材にスリット20を設けるなどして、機械的な手段により実現されてもよい。例えば、図5に示されるスリット20に関し、このスリット20は、図示のように、保持部材3A(単なる筒状であるが、図2に示される保持部材3と同一形態を成していてもよい)の外周面にその長手軸方向の全長にわたって延びる軸方向スリットとして形成される。
ここで、図5(a)は、スカートのラバー10a及びネクタイ10bを束ねるチューブ7に保持部材3Aが嵌め付けられた状態であって、接続具9が取り付けられていない保持部材3Aの縮径状態を示し、また、図5(b)は、図5(a)の状態から保持部材3Aに接続具9(ここには図示されない)が取り付けられて保持部材3Aが拡径した状態を示している。このように、スリット20の存在により、保持部材3Aは、その内孔3cに対する接続具9の着脱に伴ってその内径寸法が変化可能となる。
なお、図6には、スリットの形成形態の変形例が示されている。図示のように、このスリット20Aは、保持部材3B(単なる筒状であるが、図2に示される保持部材3と同一形態を成していてもよい)の長手軸方向に対して所定の角度を成して延びる傾斜スリットとして形成される。このように、スリット20Aを傾斜スリットとして形成すると、長手軸方向に延びるスカートのラバー10a及びネクタイ10bの延在方向とスリット20Aの延在方向とが一致しないため、接続具9を保持部材3の内孔3cに挿入することにより保持部材3が拡径してスリット20Aが開放しても(図6(b)の状態)、スカートのラバー10a及びネクタイ10bがスリット20Aに挟まり難く、また、スカートのラバー10a及びネクタイ10bが保持部材3の内孔3cへ入り込むことも防止できる。
以上のように、本実施形態では、前述した従来技術のようにスカートのラバー10a及びネクタイ10bを束ねるチューブ7にフックアセンブリ5の接続具9を直接に圧入するのではなく、ラバー10a及びネクタイ10bをチューブ7に対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材3がチューブ7内に嵌め付けられており、この保持部材3に対してフックアセンブリ5の接続具9を着脱自在に取り付けるようにしているため、チューブ7側(すなわち保持部材3)に対する接続具9の着脱に伴ってラバー10a及びネクタイ10bが位置ずれすること(本実施形態では、フックアセンブリ5の交換に伴うラバー10a及びネクタイ10bの位置ずれ)を防止できる。しかも、本実施形態において、保持部材3は、その内孔3cに対する接続具9の着脱に伴って内孔3cの内径寸法が変化可能であるため、内孔3cへの接続具9の挿入を例えば内孔3cの拡径によって許容できるとともに、挿入された接続具9をその拡大された内径3cのまま或いはその後の内孔3cの縮径によって保持することもできる。すなわち、保持部材3は、様々な他の仕掛け部材の接続具(したがって、様々な径の接続具)との接続が可能である。また、保持部材3の内径のこの可変性は、保持部材3に対する接続具の着脱操作も容易にし得る。
図7〜図9には、保持部材と接続具との着脱形態の変形例が示されている。この変形例においても、保持部材は、その内孔に対する接続具の着脱に伴ってその内径寸法が変化可能であるが、この変形例では、保持部材と接続具のそれぞれの形状が前述した実施形態と異なる。
すなわち、図7に示されるように、この変形例において、保持部材3Cはその断面形状が多角形(図では、正方形であるが、三角形、五角形、六角形等であっても構わない)を成している。また、接続具9Bは、保持部材3Cに対するその着脱時に保持部材3Cの内孔3cに挿通部9gと共に挿通される先端側部位30がテーパ状に先細っている。具体的には、先端側部位30は、保持部材3Cの内孔3cに内接する外径を有する円形先端面30aから基端側に向かって漸進的に外径が大きくなるテーパ状に形成されており、保持部材3Cの内孔3cへの挿通時に保持部材3Cを次第に弾性的に拡径させるようになっている。また、先端側部位30は、それが内孔3cを通過した際に保持部材3Cの端面3d’と係止して保持部材3Cからの接続具9Bの外れを規制する円形の係止部(係止縁部)30bを基端に有する。
したがって、このような構成において、保持部材3Cの内孔3cに接続具9Bの先端側部位30を挿通し始める図8(a)に示される段階では、接続具9Bの円形先端面30aが保持部材3Cの内孔3cに内接するため、保持部材3Cが拡径しないが、この段階から更に保持部材3Cの内孔3cに接続具9Bの先端側部位30を押し込んでいくと、図8(b)に示されるように保持部材3Cが弾性的に変形して拡径する。そして、図9に示されるように、接続具9Bの先端側部位30が保持部材3Cの内孔3cを通過して、接続具9Bの係止部30bが保持部材3Cの端面3d’に係止すると、保持部材3Cは元の状態(図8(a)の状態)に弾性的に復元して縮径する。これにより、接続具9Bが保持部材3Cに保持されるとともに、持部材3Cからの接続具9Bの外れが規制される。
図10は、図7〜図9の取り付け形態の更なる変形例を示している。この変形例は、保持部材3Dの断面が円形である点を除き、図7〜図9の変形例と同様である。この場合、保持部材3Dの内周面には、例えば90度の等しい角度間隔を隔てて、接続具9Bの円形先端面30aが内接し得る4つの突起40が形成されている。したがって、図7〜図9の変形例と同様、保持部材3Dの内孔3cに接続具9Bの先端側部位30を挿通し始める図10(a)に示される段階では、接続具9Bの円形先端面30aが保持部材3Dの突起40に内接するため、保持部材3Dが拡径しないが、この段階から更に保持部材3Dの内孔3cに接続具9Bの先端側部位30を押し込んでいくと、図10(b)に示されるように保持部材3Dが弾性的に変形して拡径する。そして、図示しないが、接続具9Bの先端側部位30が保持部材3Dの内孔3cを通過して、接続具9Bの係止部30bが保持部材3Dの端面に係止すると、保持部材3Dは元の状態(図10(a)の状態)に弾性的に復元して縮径する。これにより、接続具9Bが保持部材3Dに保持されるとともに、保持持部材3Dからの接続具9Bの外れが規制される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、前述した実施形態では、本発明が鯛ラバなどのラバージグに適用されたが、本発明は、そのようなラバージグに限らず、スカートやネクタイなどの長尺な装飾部材を束ねて接続具を着脱可能にする様々な釣用仕掛けにおいて適用できる。また、保持部材に接続される接続具は、前述した実施形態のようなフックアセンブリの接続具に限らず、(保持部材の内径可変性により)様々な他の仕掛け部材の接続具を保持部に接続することができる。
1 釣用仕掛け
3 保持部材
3c 内孔
5 フックアセンブリ
7 チューブ
9 接続具
10a スカートを形成するラバー(長尺な装飾部材)
10b ネクタイ(長尺な装飾部材)
13 釣針
19 釣糸
20,20A スリット

Claims (7)

  1. 長尺な複数の装飾部材と、
    前記装飾部材を束ねるチューブと、
    前記チューブ内に嵌め付けられて前記装飾部材を前記チューブに対して位置ずれしないように保持する管状の保持部材と、
    を有し、
    前記保持部材は、該保持部材に対して着脱自在に接続される接続具を受けるための内孔を有するとともに、前記内孔に対する前記接続具の着脱に伴って前記内孔の内径寸法が変化可能であることを特徴とする釣用仕掛け。
  2. 前記保持部材の硬度は、前記接続具のそれ以下であり且つ前記チューブのそれよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の釣用仕掛け。
  3. 前記保持部材の伸縮性は、前記接続具のそれよりも高く且つ前記チューブのそれよりも低いことを特徴とする請求項1に記載の釣用仕掛け。
  4. 前記保持部材には、その内径寸法を可変にするスリットがその外周面に全長にわたって形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の釣用仕掛け。
  5. 前記スリットは、前記保持部材の長手軸方向に対して所定の角度を成して延びていることを特徴とする請求項4に記載の釣用仕掛け。
  6. 前記保持部材はその断面形状が多角形を成すことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の釣用仕掛け。
  7. 前記接続具は、釣糸が接続されるとともに、釣針を有するフックアセンブリの一部を構成することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の釣用仕掛け。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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