JP2018013723A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示装置の消費電力を抑制することができる技術を提案する。【解決手段】 表示装置は、画像情報を出力するマイコンと、画像情報を保持する液晶装置と、所定周期毎に液晶装置にパルス信号を出力する発振回路と、を備えている。液晶装置は、パルス信号により、複数の画素に印加する電圧の極性を反転させるように構成されている。マイコンは、液晶装置に画像情報を出力し、発振回路にパルス信号の出力を許可または禁止するかの指示を出力する制御部を備えている。マイコンは、制御部に電力を供給する通常モードと、制御部への電力供給を停止する省電力モードとの間で運転モードを切り替え可能である。制御部は、マイコンが通常モードで動作中において、発振回路への指示を許可または禁止に切り替え可能である。マイコンの運転モードが、通常モードから省電力モードに切り替わる場合において、通常モード中の発振回路への指示の出力が保持される。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、表示装置に関する。
特許文献1には、画像情報を出力するマイコンと、マイコンから出力される画像情報を用いて複数の画素に電圧を印加することで画像を表示するとともに、画像情報を保持する液晶装置と、所定周期毎にパルス信号を液晶装置に出力する発振回路と、を備える表示装置が開示されている。マイコンは、発振回路がパルス信号を出力することを制御する制御部を備えている。液晶装置は、発振回路からパルス信号が入力される場合に、複数の画素に印加する電圧の極性を反転させている。
国際公開第2011/102349号公報
一般的に、マイコンから出力される画像情報を保持することができる液晶装置、例えば、メモリ液晶は、マイコンから画像情報を出力し続けなくても液晶装置内のメモリ回路が画像情報を保持するため、表示させるべき画像情報に変化がない場合には、マイコンの一部または全部への電力供給を停止して、低消費電力で静止画を表示させることができる。しかしながら、このような液晶装置においては、静止画を表示している場合において、所定周期毎に、複数の画素に印加されている電圧の極性を反転させる必要がある。これは、液晶装置の劣化を防止するためである。
また、上記の液晶装置においては、表示装置の電源がONされる場合に、液晶装置に画像を表示させる前に、液晶装置内のメモリ回路の初期化処理が実行される。この場合、初期化処理中は、液晶装置へのパルス信号の出力を禁止させる必要がある。
従って、制御部は、初期化処理中は発振回路のパルス信号の出力を禁止し、初期化処理が完了した後は発振回路のパルス信号の出力を許可しなければならない。このため、発振回路へのパルス信号の出力の許可または禁止を制御するために、制御部には、常時、電力が供給されている必要がある。従って、例えば、表示させるべき画像情報に変化がない場合でも、制御部では電力を消費し続ける。表示装置の消費電力をより低減することが可能な技術が望まれる。
本明細書では、表示装置の消費電力を抑制することができる技術を提案する。
本明細書が開示する表示装置は、画像情報を出力するマイコンと、マイコンから出力される画像情報を用いて複数の画素に電圧を印加することで画像を表示するとともに、画像情報を保持する液晶装置と、所定周期毎に液晶装置にパルス信号を出力する発振回路と、を備えている。液晶装置は、パルス信号により、複数の画素に印加する電圧の極性を反転させるように構成されている。マイコンは、液晶装置に画像情報を出力し、発振回路にパルス信号の出力を許可または禁止するかの指示を出力する制御部を備えている。マイコンは、制御部に電力を供給する通常モードと、制御部への電力供給を停止する省電力モードとの間で運転モードを切り替え可能である。制御部は、マイコンが通常モードで動作中において、発振回路への指示を許可または禁止に切り替え可能である。マイコンの運転モードが、通常モードから省電力モードに切り替わる場合において、通常モード中の発振回路への指示の出力が保持される。
上記の構成によると、表示装置の初期化処理中において、制御部が、発振回路のパルス信号を禁止する指示を出力することで、液晶装置にパルス信号は出力されない。また、初期化処理が完了した後において、マイコンが、通常モードから省電力モードへ切り替わる前に、制御部から発振回路への指示を許可に切り替えておけば、マイコンが省電力モードに切り替わった後も、発振回路によるパルス信号の出力は維持される。このため、画像情報を液晶装置に出力する必要が無い場合などにおいて、マイコンの運転モードを省電力モードに切り替えても、所定周期毎に発振回路から液晶装置にパルス信号を出力することができる。これにより、表示装置の消費電力を抑制することができる。
第1実施例に係る表示装置の構成を示す図。 第1実施例に係る表示装置の動作を表すタイムチャート。 第2実施例に係る表示装置の構成を示す図。 第2実施例に係る発振回路の動作を表すタイムチャート。
(特徴1)発振回路は、マイコンに内蔵されていてもよい。この場合、発振回路は、マイコンが通常モードから省電力モードに切り替わるときに保持される指示の出力が、パルス信号の出力を許可する指示である場合は、マイコンが省電力モードで動作していても、パルス信号を液晶装置に出力することができるとよい。
このような構成によると、発振回路がマイコンの外部に設けられている場合と比較して、マイコン周辺の部品の設計の自由度を高めることができる。また、マイコンの運転モードが、通常モードから省電力モードへ切り替わる前に、制御部から発振回路への指示を許可に切り替えておけば、マイコンが省電力モードに切り替わった後も、発振回路によるパルス信号の出力は維持される。
(特徴2)発振回路は、マイコンの外部に設けられていてもよい。この場合、発振回路は、マイコンが通常モードから省電力モードに切り替わるときに保持される指示の出力が、パルス信号の出力を許可する指示である場合は、マイコンが省電力モードで動作していても、パルス信号を液晶装置に出力することができるとよい。
このような構成によると、発振回路にマイコンが内蔵されている場合と比較して、マイコンを小型化することができる。また、マイコンの運転モードが、通常モードから省電力モードへ切り替わる前に、制御部から発振回路への指示を許可に切り替えておけば、マイコンが省電力モードに切り替わった後も、発振回路によるパルス信号の出力は維持される。
(第1実施例)
図1に示すように、表示装置2は、マイコン10と、LCD(liquid crystal displayの略)50と、レギュレータ60と、電源110と、を備えている。電源110の電源電圧は、3.3Vである。電源110は、マイコン10に電力を供給する。また、電源110は、レギュレータ60を介して、LCD50に電力を供給する。レギュレータ60は、電源110の電圧を5Vに昇圧し、LCD50に供給する。なお、レギュレータ60は、マイコン10から出力される電源信号に基づいて、動作するように構成されている。マイコン10は、LCD50に接続されている。マイコン10は、画像信号をLCD50に出力する。LCD50は、マイコン10から入力される画像信号を用いて、画像を表示する。
LCD50は、メモリ液晶である。メモリ液晶は従来公知の構成である。このため、以下では、LCD50について簡単に説明する。LCD50は、複数の画素(図示省略)で構成されている。複数の画素は、メモリ回路(図示省略)を有している。メモリ回路は、マイコン10から入力される画像信号に基づいて、当該メモリ回路が内蔵されている画素に対応する電位情報などを保持する。このため、LCD50が静止画像を表示する場合、マイコン10は、LCD50に画像信号を送信し続ける必要がない。しかしながら、LCD50において、複数の画素のそれぞれに印加されている電圧が長時間に渡って変化しない場合、LCD50の画質が劣化するなどの事態が発生する。このような事態を回避するため、LCD50は、RTC出力部28(詳細は後述する)からパルス信号が入力される度に、複数の画素に印加される電圧の極性を変化させるように構成されている。なお、複数の画素に印加される電圧の極性の反転については、公知の方法で実行することができるため、説明を省略する。
マイコン10は、制御部12と、入出力部14と、RTC(Real Time clockの略)回路26と、RTC出力部28と、割込端子34と、を備えている。制御部12は、CPU、ROM、RAMなどを備えている。ROMには、LCD50に表示させる画像データなどが記憶されている。制御部12は、入出力部14と、RTC回路26に接続されている。制御部12は、入出力部14及びRTC回路26の動作を制御する。また、制御部12は、マイコン10に外付けされているメインクロック30に接続されている。メインクロック30は、セラミック発振子であり、第2所定周期毎にクロックパルス信号を制御部12に出力する。なお、より精度の高いクロックパルス信号が必要な場合は、セラミック発振子に代えて、水晶発振子を用いてもよい。制御部12は、メインクロック30から出力されるクロックパルス信号を入出力部14に出力する。割込端子34には、例えば、表示装置2の動作を制御する上位のマイコンから、マイコン10にLCD50へ画像信号を出力させるための割込信号が入力される。マイコン10は、割込端子34に信号が入力される場合に、制御部12を動作させ、LCD50に画像信号を出力する。
入出力部14は、電源信号出力部16と、CLK信号出力部18と、SO信号出力部20と、CS信号出力部22と、表示信号出力部24と、を備えている。電源信号出力部16は、電源信号をレギュレータ60に出力する。電源信号は、レギュレータ60の動作を制御する信号である。具体的には、電源信号出力部16は、第1のON信号と第1のOFF信号を出力する。第1のON信号が入力される場合、レギュレータ60は動作し、第1のOFF信号が入力される場合、レギュレータ60は動作しない。
CLK信号出力部18は、シリアルクロック信号をLCD50に出力する。SO信号出力部20は、シリアル入力信号をLCD50に出力する。CS信号出力部22は、シリアルチップセレクト信号をLCD50に出力する。シリアルクロック信号、シリアル入力信号、及び、シリアルチップセレクト信号は、制御部12から入力される画像データに基づいて生成される信号である。また、シリアルクロック信号、シリアル入力信号、及び、シリアルチップセレクト信号が、画像信号である。
表示信号出力部24は表示信号をLCD50に出力する。表示信号は、LCD50の画像の表示を制御する信号である。表示信号出力部24は、LCD50に画像の表示を要求する第2のON信号と、LCD50に画像の表示を要求しない第2のOFF信号のいずれかを出力する。
RTC回路26は、制御部12、RTC出力部28、および、マイコン10に外付けされているサブクロック32に接続されている。サブクロック32は、水晶発振子であり、第3所定周期毎に、クロックパルス信号をRTC回路26に出力する。なお、サブクロック32の第3所定周期は、メインクロック30の第2所定周期よりも長い。RTC回路26は、サブクロック32から入力されるクロックパルス信号を用いて、時間を計時する。RTC回路26は、計時した時間情報を用いて、第1所定周期毎に、信号をRTC出力部28に出力する。RTC回路26から入力される信号に基づいて、RTC出力部28は、第1所定周期(例えば1Hz)のパルス信号をLCD50に出力する。RTC出力部からパルス信号が入力される場合、LCD50は、複数の画素に印加する電圧の極性を反転させる。また、RTC回路26は、制御部12に接続されている。制御部12は、RTC回路26の動作を制御する信号を出力する。具体的には、制御部12は、RTC回路26にHighレベル信号とLowレベル信号のいずれかを出力する。Highレベル信号が入力される場合、RTC回路26は、時間を計時するとともに、第1所定周期毎に、RTC出力部28に信号を出力する。一方、Lowレベル信号が入力される場合、RTC回路26の動作は停止する。このため、RTC回路26からRTC出力部28に信号が出力されず、RTC出力部28からLCD50にパルス信号が出力されない。
また、マイコン10は、通常モードと、通常モードよりも消費電力が小さいスリープモード(省電力モード)のいずれかの運転モードで動作可能である。割込端子34への画像出力指示の入力があった場合に、マイコン10は、スリープモードから通常モードに移行し、LCD50に画像信号を出力する。次いで、マイコン10は、LCD50への画像情報の出力が完了したと判断した場合に、通常モードからスリープモードに移行する。
通常モードは、マイコン10からLCD50に画像信号を出力する場合の運転モードである。この場合、マイコン10は、制御部12、RTC回路26、RTC出力部28に電力を供給する。一方、スリープモードは、LCD50に画像情報を出力しない場合の運転モードである。すなわち、LCD50に画像信号を出力した後であり、LCD50が画像信号を保持している場合の運転モードである。この場合、マイコン10は、RTC回路26、RTC出力部28への電力供給は継続し、制御部12への電力供給を停止する。なお、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行する場合において、電源信号出力部16からレギュレータ60に出力される電源信号の出力、および、制御部12からRTC回路26に出力される信号の出力は、維持される。従って、通常モード中において、レギュレータ60に第1のON信号が入力されている場合、マイコン10がスリープモードに移行しても、レギュレータ60への第1のON信号の入力は継続される。また、通常モード中において、RTC回路26にHighレベル信号が入力されている場合、マイコン10がスリープモードに移行しても、RTC回路26へのHighレベル信号の入力は継続される。このため、制御部12への電力供給が停止されている場合であっても、RTC回路26は動作する。従って、マイコン10が通常モードで動作中に、RTC回路26にHighレベル信号を出力しておけば、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行しても、RTC回路26の動作を継続させることができる。このため、RTC出力部28からLCD50へのパルス信号の出力も継続する。これにより、マイコン10がスリープモードで動作している場合でも、LCD50は、第1所定周期毎に、複数の画素に印加されている電圧の極性を反転させることができる。以上により、LCD50に画像信号を出力する必要が無い場合において、マイコン10を、スリープモードで動作させることができる。これにより、マイコン10の消費電力量を抑制することができる。
次に、図2を用いて、マイコン10およびLCD50の動作について説明する。マイコン10およびLCD50の動作は、ON動作(初期化処理)、通常動作、および、OFF動作で構成されている。なお、図2は、電源110からLCD50に供給される電源情報、および、マイコン10からLCD50に入力される信号を示している。
まず、ON動作中のマイコン10およびLCD50の動作について説明する。ON動作は、マイコン10から指示される場合に開始される。
ON動作が開始されると、マイコン10の制御部12は、電源信号出力部16に、レギュレータ60への第1のON信号の出力を指示する。電源信号出力部16から第1のON信号が入力されると、レギュレータ60は動作を開始する。これにより、電源110から、レギュレータ60を介して、LCD50への電力の供給が開始される。このため、第1所定期間T1において、LCD50に印加される電圧が5Vに向かって増加する。
第1所定期間T1が経過すると、制御部12は、入出力部14に、LCD50への画像信号の出力を指示する。第1所定期間T1は、LCD50に供給される電圧が5Vに達するのに要する時間である。制御部12は、画像信号として、複数の画素のメモリ回路に保持されている情報の初期化を要求する信号(以下では、初期化信号と呼ぶ)を出力する。初期化信号が入力されると、第2所定期間T2において、LCD50は、複数の画素のメモリ回路に保持されている情報を初期化する。第2所定期間T2は、例えば、30μsである。なお、第2所定期間T2において、LCD50に入力される信号としては、LCD50の画面全体を白くすることを要求する信号であってもよい。
第2所定期間が経過すると、制御部12は、表示信号出力部24に、LCD50への第2のON信号の出力を指示する。第2のON信号が入力されると、第3所定期間T3において、LCD50は、複数の素子への電圧の印加を開始する。第3所定期間T3は、例えば、30μsである。第3所定期間T3が経過すると、制御部12は、ON動作が完了したと判断し、通常動作に移行する。
次に、通常動作中のマイコン10およびLCD50の動作について説明する。まず、通常動作中のマイコン10の動作について説明する。通常動作に移行すると、マイコン10は、まず、通常モードで動作する。そして、制御部12は、RTC回路26にHighレベル信号を出力する。これにより、RTC回路26およびRTC出力部28の動作が開始され、第1所定周期毎に、パルス信号が出力される(通常駆動)。RTC回路26およびRTC出力部28の動作が開始したら、マイコン10は、通常モードからスリープモードに移行する。これにより、制御部12への電力供給は停止され、RTC回路26、RTC出力部28への電力供給は継続される。割込端子34に信号が入力される場合に、マイコン10は、LCD50に画像信号を出力する(通常駆動)。LCD50に画像信号を出力する場合に、マイコン10は、通常モードで動作し、LCD50への画像信号の出力が完了すると、マイコン10は、スリープモードに移行する。従って、通常動作中において、マイコン10は、通常モードまたはスリープモードのいずれかの運転モードで動作する。なお、通常動作中において、レギュレータ60への第1のON信号の出力、および、RTC回路26へのHighレベル信号の出力は維持される。
通常動作中のLCD50の動作について説明する。通常動作中において、LCD50は、マイコン10から入力される信号に基づいて動作する。例えば、マイコン10から画像信号が入力される場合に、LCD50は、画像信号を用いて画像を書き換える。画像の書き換えが完了すると、次の画像信号が入力されるまで、LCD50(詳細には、メモリ回路)は画像信号の情報を保持する。また、画像信号の情報を保持している間に、マイコン10からパルス信号が入力される場合、LCD50は、複数の画素に印加されている電圧の極性を反転させる。
通常動作中に、マイコン10からOFF動作への移行が指示されると、OFF動作が開始される。
OFF動作中のマイコン10およびLCD50の動作について説明する。なお、OFF動作に移行した後も、レギュレータ60への第1のON信号の出力、および、RTC回路26へのHighレベル信号の出力は維持される。OFF動作に移行すると、制御部12は、入出力部14に、LCD50への初期化信号の出力を指示する。初期化信号が入力されると、第4所定期間T4において、LCD50は、メモリ回路内の情報の初期化を開始する。
第4所定期間T4が経過すると、制御部12は、表示信号出力部24に、LCD50への第2のOFF信号の出力を指示する。また、制御部12は、RTC回路26への出力を、Highレベル信号からLowレベル信号に切り替える。これにより、RTC回路26およびRTC出力部28の動作が停止し、RTC出力部28からLCD50へのパルス信号の出力が停止する。表示信号出力部24から第2のOFF信号が入力されると、第5所定期間T5において、LCD50は、複数の画素への電圧の印加を停止する。
第5所定期間T5が経過すると、制御部12は、電源信号出力部16に、レギュレータ60への第1のOFF信号の出力を指示する。第1のOFF信号が入力されると、レギュレータ60は動作を停止し、LCD50への電力の供給を停止する。これにより、第6所定期間T6において、LCD50に印加される電圧は、0Vに向かって減少する。その後、電源110から、マイコン10に供給される電力が停止し、マイコン10の動作が停止する。
上述のように、表示装置2のON動作(初期化処理)中において、制御部12は、RTC出力部28からLCD50へのパルス信号の出力を禁止する必要がある。上記の構成によると、ON動作中において、制御部12は、RTC回路26にLowレベル信号を出力する。これにより、ON動作中において、RTC出力部28からLCD50へのパルス信号の出力は禁止される。
また、上記の構成によると、表示装置2の通常動作中において、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行する場合に、制御部12からRTC回路26に出力される信号は維持される。このため、マイコン10がスリープモードに移行する前に、制御部12がRTC回路26にHighレベル信号を出力することで、マイコン10がスリープモードに移行した後も、RTC出力部28からLCD50へのパルス信号の出力は継続される。このため、マイコン10をスリープモードで動作させても、LCD50の劣化は防止される。従って、LCD50に表示される画像を変化させる必要がなく、LCD50に画像信号を出力する必要が無い場合に、マイコン10をスリープモードで動作させることができる。これにより、表示装置2の消費電力量を抑制することができる。
また、マイコン10がRTC回路26及びRTC出力部28を設けることで、マイコン10の外部にRTC回路26及びRTC出力部28を設ける場合と比較して、LCD50などの設計の自由度を高めることができる。
(対応関係)
画像信号が、「画像情報」の一例である。LCD50が、「液晶装置」の一例である。第1所定周期が、「所定周期」の一例である。入出力部14が、「出力部」の一例である。RTC回路26及びRTC出力部28で構成される回路が、「発振回路」の一例である。
(第2実施例)
図3、図4を用いて、第1実施例と異なる点について説明する。なお、以下では、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、表示装置202は、マイコン10およびLCD50の外部に設けられており、マイコン10およびLCD50に接続される発振回路228を備えている。発振回路228は、公知の発振回路であり、第1の所定周期(例えば1Hz)のパルス信号を出力可能に構成されている。また、表示装置202において、入出力部14は、発振信号出力部226を備えている。発振信号出力部226は、発振回路228の動作を制御する発振許可信号を、発振回路228に出力する。具体的には、発振信号出力部226は、Highレベル信号とLowレベル信号を出力する。Highレベル信号が入力される場合、発振回路228は動作し、LCD50にパルス信号を出力する。一方、Lowレベル信号が入力される場合、発振回路228は動作しない。この場合、発振回路228からLCD50にパルス信号は出力されない。なお、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行する場合、発振信号出力部226から発振回路228に出力される信号は維持される。従って、図4に示すように、通常モードにおいて、発振信号出力部226からHighレベル信号が出力されている場合、マイコン10がスリープモードに移行しても、発振回路228へのHighレベル信号の入力は維持される。このため、通常モードにおいて、発振信号出力部226から発振回路228にHighレベル信号が出力されていれば、マイコン10がスリープモードに切り替わった後も、発振回路228からLCD50へのパルス信号の出力は継続される。これにより、マイコン10がスリープモード状態で動作している場合でも、LCD50は、第1所定周期毎に、複数の画素に印加する電圧の極性の反転を実行することができる。
また、図2のON動作中において、制御部12は、発振信号出力部226にLowレベル信号を出力するように指示する。これにより、ON動作中、特にT3において、LCD50にパルス信号が入力されることを防止することができる。また、ON動作から通常動作に移行した場合において、マイコン10がスリープモードに移行する前に、制御部12は、発振信号出力部226に、LCD50へのHighレベル信号の出力を指示する。これにより、通常動作中において、マイコン10が通常モードとスリープモードのいずれの運転モードで動作していても、発振回路228へのHighレベル信号の出力は維持される。このため、発振回路228からLCD50にパルス信号が出力される。このため、マイコン10をスリープモードで動作させても、LCD50の劣化は防止される。以上より、第2実施例でも、第1実施例と同等の効果を奏することができる。また、マイコン10の外部に発振回路228を設けることで、マイコン10に発振回路を内蔵させる場合と比較して、マイコン10を小型化することができる。
なお、第2実施例において、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行する場合、発振信号出力部226から発振回路228に出力される信号が維持されている。これに代えて、マイコン10の外部にラッチ回路を設け、ラッチ回路が発振回路228に出力される信号を保持してもよい。この場合、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行しても、ラッチ回路によって発振回路に出力される信号が保持されるため、発振回路228からLCD50へのパルス信号の出力は継続される。従って、マイコン10が通常モードからスリープモードに移行する場合に、マイコン10(詳細には、発振信号出力部226)が、発振回路228に出力される信号を維持する必要が無くなる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :表示装置
10 :マイコン
12 :制御部
14 :入出力部
16 :電源信号出力部
18 :CLK信号出力部
20 :SO信号出力部
22 :CS信号出力部
24 :表示信号出力部
26 :RTC回路
28 :RTC出力部
30 :メインクロック
32 :サブクロック
34 :割込端子
50 :LCD
60 :レギュレータ
110 :電源
202 :表示装置
226 :発振信号出力部
228 :発振回路

Claims (3)

  1. 画像情報を出力するマイコンと、
    前記マイコンから出力される前記画像情報を用いて複数の画素に電圧を印加することで画像を表示するとともに、前記画像情報を保持する液晶装置と、
    所定周期毎に前記液晶装置にパルス信号を出力する発振回路と、を備えており、
    前記液晶装置は、前記パルス信号により、前記複数の画素に印加する電圧の極性を反転させるように構成されており、
    前記マイコンは、前記液晶装置に前記画像情報を出力し、前記発振回路に前記パルス信号の出力を許可または禁止するかの指示を出力する制御部を備えており、
    前記マイコンは、前記制御部に電力を供給する通常モードと、前記制御部への電力供給を停止する省電力モードとの間で運転モードを切り替え可能であり、
    前記制御部は、前記マイコンが前記通常モードで動作中において、前記発振回路への前記指示を許可または禁止に切り替え可能であり、
    前記マイコンの前記運転モードが、前記通常モードから前記省電力モードに切り替わる場合において、前記通常モード中の前記発振回路への前記指示の出力が保持される、表示装置。
  2. 前記発振回路は、前記マイコンに内蔵されており、
    前記発振回路は、前記マイコンが前記通常モードから前記省電力モードに切り替わるときに保持される前記指示の出力が、前記パルス信号の出力を許可する前記指示である場合は、前記マイコンが前記省電力モードで動作していても、前記パルス信号を前記液晶装置に出力することができる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記発振回路は、前記マイコンの外部に設けられており、
    前記発振回路は、前記マイコンが前記通常モードから前記省電力モードに切り替わるときに保持される前記指示の出力が、前記パルス信号の出力を許可する前記指示である場合は、前記マイコンが前記省電力モードで動作していても、前記パルス信号を前記液晶装置に出力することができる、請求項1に記載の表示装置。
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