JP2018012654A - (1S)−4−[4−(ジメチルアミノ)−1−(4’−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシブチル]−3−(ヒドロキシメチル)−ベンゾニトリルヘミ(+)−ジ−(p−トルオイル)酒石酸塩の製造方法、及び該酒石酸塩を用いた(1S)−1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−1−(4−フルオロフェニル)−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−5−カルボニトリル及びその塩の製造方法 - Google Patents
(1S)−4−[4−(ジメチルアミノ)−1−(4’−フルオロフェニル)−1−ヒドロキシブチル]−3−(ヒドロキシメチル)−ベンゾニトリルヘミ(+)−ジ−(p−トルオイル)酒石酸塩の製造方法、及び該酒石酸塩を用いた(1S)−1−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−1−(4−フルオロフェニル)−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−5−カルボニトリル及びその塩の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
[1]
(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の製造方法であって、
(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体を40℃以下の範囲で溶解させ、次いで晶析させて、晶析体として当該酒石酸塩を得ることを特徴とする製造方法。
[2]
前記(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体を少なくともメタノールを含む溶媒に溶解させ、次いで該酒石酸塩の溶解度が50mg/ml以下である貧溶媒を添加する、ことを特徴とする[1]に記載の方法。
[3]
前記貧溶媒が、アセトニトリル、アセトン及び酢酸エチルからなる群の少なくとも1つである、[2]に記載の方法。
[4]
前記少なくともメタノールを含む溶媒における、メタノールの量が、(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の100質量部に対して50質量部〜1000質量部であることを特徴とする[2]〜[3]のいずれか1項に記載の方法。
[5]
前記貧溶媒を少なくとも2回に分割して添加することを特徴とする[2]〜[4]のいずれか1項に記載の方法。
[6]
[1]〜[5]のいずれか1項に記載の製造方法によって(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の晶析体を製造した後、得られた該酒石酸塩の晶析体を用いて、(1S)-1-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-1-(4-フルオロフェニル)-1,3-ジヒドロイソベンゾフラン-5-カルボニトリル及びその塩を製造する方法。
[7]
光学純度が99.9%以上であり、かつ、化学純度が99.9%以上である(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩。
本願発明における粗体(4a)は、下記の合成経路により製造することができる。
本発明にかかる酒石酸塩の製造方法は、(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体を40℃以下の範囲で溶解させ、次いで晶析させて、晶析体として当該酒石酸塩を得ることを特徴とする。粗体(4a)の溶解及び晶析を通じて40℃以下で取り扱うことにより、不純物の少ない化学純度の高く、光学純度の高い前記酒石酸塩を得ることができる。したがって、粗体(4a)の溶解及び晶析を通じて40℃以下であることが重要である。
上記本発明の製造方法によって得られる晶析体、すなわち、(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩(4b)は、その光学純度が99.9%以上であり、かつ、化学純度が99.9%以上と極めて高い純度を有する。
本発明にかかる晶析体(4b)を脱酒石酸して遊離体(5)とする遊離化反応を行い、次に該遊離体の閉環反応によりエスシタロプラム(6)を得ることができる。更に、エスシタロプラム(6)に酸付加する塩化反応により、エスシタロプラムの塩を得ることができる。特に、個体として得るためにエスシタロプラム蓚酸塩(7)とすることが好ましい。これらの製造方法としては、公知の方法を特に制限なく用いることができる。
本願発明にかかる前記粗体(4a)及び晶析体(4b)、並びにエスシタロプラム蓚酸塩(7)の化学純度、及び光学純度の測定は、HPLC法を用いて以下の条件で行った。
酒石酸塩(4)の純度・特定不純物及びエスシタロプラム蓚酸塩(7)の測定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。HPLC測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、純度とは、得られたクロマトグラムにおける対象物質のピーク面積値の、全てのピークの面積値の合計に対する百分率で示した値である。また、該条件によるHPLC分析における酒石酸塩(4)の保持時間は22.2分付近である。また、特定不純物(i)の保持時間は40.1分付近であり、特定不純物(ii)の保持時間は41.7分付近、エスシタロプラム蓚酸塩(7)の保持時間は35.1分付近である。
装置:ウォーターズ社製2695
検出器:紫外吸光光度計(ウォーターズ社製2489)
検出波長:237nm
カラム:内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルが充填されたもの
移動相A:アセトニトリル/緩衝液=10/90
移動相B:アセトニトリル/緩衝液=65/35
緩衝液:リン酸二水素カリウム3.4gを水1000mLに溶かし、リン酸を加えてpH3.0に調製する。
移動相の送液:移動相A及び移動相Bの混合比を次のように変えて濃度勾配制御する。
注入量:20μL
サンプル濃度:0.5mg/mL
酒石酸塩(4)の光学純度の測定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。HPLC測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、酒石酸塩(4)の光学純度とは、得られたクロマトグラムにおける酒石酸塩(4)のピーク面積値の、S体とR体の面積値の合計に対する百分率で示した値である。また、該条件によるHPLC分析における酒石酸塩(4)の保持時間は34.1分付近である。またR体の酒石酸塩の保持時間は37.5分付近である。
装置:ウォーターズ社製2695
検出器:紫外吸光光度計(ウォーターズ社製2489)
検出波長:240nm
カラム:CHIRALCEL OD−H(内径4.6mm、長さ25cmのステンレス管に5μmのセルロース誘導体をコーティングしたシリカゲルが充填されたもの)
移動相:ヘキサン/エタノール/ジエチルアミン=98/2/0.1
流速:0.7mL/min
カラム温度:30℃付近の一定温度
注入量:10μL
サンプル濃度:2.0mg/mL
エスシタロプラム蓚酸塩(7)の光学純度の測定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。HPLC測定に使用した装置、測定の条件は、以下のとおりである。なお、エスシタロプラム蓚酸塩(7)の光学純度とは、得られたクロマトグラムにおけるエスシタロプラム蓚酸塩(7)のピーク面積値の、S体とR体の面積値の合計に対する百分率で示した値である。また、該条件によるHPLC分析におけるエスシタロプラム蓚酸塩(7)の保持時間は19.3分付近である。また、R体のシタロプラムの保持時間は25.3分付近である。
装置:ウォーターズ社製2695
検出器:紫外吸光光度計(ウォーターズ社製2489)
検出波長:240nm
カラム:内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管に5μmのオボムコイド共有結合したアミノ化シリカゲルが充填されたもの
移動相:緩衝液/アセトニトリル=85/15
流速:0.6mL/min
カラム温度:30℃付近の一定温度
注入量:15μL
サンプル濃度:0.125mg/mL
温度計、撹拌羽をとりつけた2000mLの4口フラスコにラセミ体の4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル(3a)200g、イソプピルアルコール800mLを加え、35℃で撹拌溶解した。また、温度計、撹拌羽をとりつけた1000mLの4口フラスコに(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸88g、イソプピルアルコール700mLを加え、25℃で撹拌溶解した。溶解確認後、(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸の溶液を2000mLの4口フラスコに加え、遊離体(3a)を酒石酸塩化させて析出させ、光学活性な粗体、すなわち(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体(4a)80gを得た(収率25.6%、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)。
前記酒石酸塩(4a)を2倍容量のアセトニトリル/メタノール(1:1)に溶解し、30℃、40℃、及び50℃において、それぞれ0、1、3、及び5時間後の前記酒石酸塩、不純物(i)、及び不純物(ii)の濃度比をHPLC法により測定し、表3に示した。
前記粗体(4a)を、表4(実施例1〜8)のそれぞれの溶媒及び溶媒量を用いて晶析し、冷却して晶析体を得た。実施例1〜8及び比較例1の操作を以下に示す。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を30℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトニトリル40mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して6.3質量部)を加え、5℃に冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)4.2g(7.8mmol)を得た(収率:84%、化学純度:99.882%、不純物(i):0.005、不純物(ii):0.009%、光学純度:99.91%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を30℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトニトリル15mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して2.3質量部)を加え、30℃で30分攪拌し、結晶の析出を確認した。撹拌後、アセトニトリル25mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して3.9質量部)を更に加え、5℃に冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)4.1g(7.7mmol)を得た(収率:82%、化学純度:99.919%、不純物(i):未検出、不純物(ii):0.003%、光学純度:99.96%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を30℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトニトリル25mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して3.9質量部)を加え、30℃で30分攪拌し、結晶の析出を確認した。撹拌後、アセトニトリル40mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して6.3質量部)を更に加え、5℃に冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)4.3g(8.0mmol)を得た(収率:86%、化学純度:99.919%、不純物(i):未検出、不純物(ii):0.002%、光学純度:99.96%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を30℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトニトリル15mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して2.3質量部)を加え、30℃で30分攪拌し、結晶の析出を確認した。撹拌後、アセトニトリル50mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して7.8質量部)を更に加え、5℃に冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)4.3g(8.0mmol)を得た(収率:86%、化学純度:99.925%、不純物(i):未検出、不純物(ii):0.002%、光学純度:99.96%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール10mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して1.6質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を25℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトン20mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して3.2質量部)を加え、25℃で1時間攪拌し、結晶の析出を確認した。撹拌後、アセトン25mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して3.9質量部)を更に加え、5℃に冷却し、同温度で12時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトン5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)3.3g(6.2mmol)を得た(収率:66%、化学純度:99.910%、不純物(i):0.001、不純物(ii):0.003%、光学純度:99.96%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール10mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して1.6質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を25℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、アセトン90mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して14.0質量部)を加え、25℃で1時間攪拌し、結晶の析出を確認した。1時間撹拌後、5℃に冷却し、同温度で12時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトン5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)2.8g(5.2mmol)を得た(収率:56%、化学純度:99.895%、不純物(i):0.003、不純物(ii):0.008%、光学純度:99.85%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール10mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して1.6質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を25℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、酢酸エチル20mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して3.6質量部)を加え、25℃で1時間攪拌し、結晶の析出を確認した。撹拌後、酢酸エチル25mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して4.5質量部)を更に加え、5℃に冷却し、同温度で12時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、酢酸エチル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.9質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)3.9g(7.3mmol)を得た(収率:78%、化学純度:99.900%、不純物(i):0.001、不純物(ii):0.003%、光学純度:99.85%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.787%、不純物(i):0.030%、不純物(ii):0.034%、光学純度:95.94%)、メタノール10mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して1.6質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を25℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4a)が溶解したのを目視により確認した。溶解確認後、酢酸エチル90mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して16.2質量部)を加え、25℃で1時間攪拌し、結晶の析出を確認した。1時間撹拌後、5℃に冷却し、同温度で12時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、酢酸エチル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.9質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)3.8g(7.1mmol)を得た(収率:76%、化学純度:99.877%、不純物(i):0.001、不純物(ii):0.012%、光学純度:99.85%)。
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、酒石酸塩(4a)5.0g(9.3mmol、化学純度:99.859%、不純物(i):0.002%、不純物(ii):0.037%、光学純度:94.14%)、1−プロパノール12.5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)、アセトニトリル5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して2.0質量部)を加え攪拌した。得られた混合液を50℃で2時間撹拌し、撹拌後、25℃に冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、1−プロパノール5mL(酒石酸塩(4a)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶として(酒石酸塩(4b)4.5g(8.4mmol)を得た(収率:90%、化学純度:99.815%、不純物(i):0.019%、不純物(ii):0.046%、光学純度:96.73%)。
表4に、実施例1〜8及び比較例1によって得られた前記晶析体(4b)の化学純度及び光学純度を示す。実施例1〜8により得られた本発明にかかる前記晶析体(4b)の化学純度及び光学純度はそれぞれ99.88〜99.92%及び99.81〜99.96%と極めて高い化学純度及び光学純度を示した。
本発明にかかる晶析体(4b)を脱酒石酸して遊離体(5)とする遊離化反応を行い、次に該遊離体の閉環反応によりエスシタロプラム(6)を得ることができる。更に、エスシタロプラム(6)に酸付加する塩化反応により、エスシタロプラムの塩を得ることができる。特に、個体として得るためにエスシタロプラム蓚酸塩(7)とすることが好ましい。これらの製造方法としては、公知の方法を特に制限なく用いることができる。以下に、エスシタロプラム(6)及びエスシタロプラム蓚酸塩(7)の製造の実施例を示した。
(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩(4b)からエスシタロプラム蓚酸塩(7)への製造例
<(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)の製造>
撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに、実施例1で取得した(酒石酸塩(4b)4.3g(8.0mmol、化学純度:99.925%、不純物(i):未検出、不純物(ii):0.002%、光学純度:99.96%)、ジエチルエーテル25mL(酒石酸塩(4b)1質量部に対して4.2質量部)、精製水25mL(酒石酸塩(4b)1質量部に対して5.8質量部)、2M水酸化ナトリウム水溶液4mL(16.0mmol、2.0当量)を加え、攪拌した。得られた混合液を25℃で30分攪拌し、酒石酸塩(4b)が溶解したのを目視により確認した。撹拌後、200mL分液ロートにより、有機層と水層を分離し有機層に精製水4.3mL(酒石酸塩(4b)1質量部に対して1.0質量部)を加えて水洗した。水洗後、有機層と水層を分離し、有機層を減圧濃縮し、(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)2.7g(8mmol、収率100%)を取得した。
得られた(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)を撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに加え、トルエン24mL((1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)1質量部に対して8.5質量部)、トリエチルアミン1.8g(8.8mmol、1.1当量)を加え、5℃で30分撹拌した。撹拌後、塩化パラトルエンスルホニル1.7g(8.8mmol、1.1当量)を加え、5℃で1時間撹拌した。撹拌後、精製水5mL((1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)1質量部に対して2.0質量部)、25%アンモニア水1.4g(8.8mmol、1.1当量)を加え、25℃に加温し30分攪拌した。撹拌後、反応溶液を100mL分液ロートで有機層と水層に分液し、有機層を精製水5mL((1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリル遊離体(5)1質量部に対して2.0質量部)で水洗した。水洗後、有機層と水層を分離し、有機層を減圧濃縮し、エスシタロプラム(6)2.3g(7.2mmol、収率89%)を取得した。
得られたエスシタロプラム(6)を撹拌翼、温度計を取り付けた100mLの三つ口フラスコに加え、アセトン18mL(エスシタロプラム(6)1質量部に対して7.9質量部)を加え、45℃で30分撹拌した。撹拌後、シュウ酸0.7g(7.9mmol、1.1当量)を加え、結晶の析出を確認した。結晶の析出確認後、25℃まで冷却し、同温度で1時間熟成した。熟成後、減圧濾過により析出した結晶を濾別し、アセトン2.3mL(エスシタロプラム(6)1質量部に対して0.8質量部)により、濾別した結晶を2回洗浄した。得られた白色結晶を40℃で12時間減圧乾燥し、白色結晶としてエスシタロプラム(6)蓚酸塩(7)2.5g(6.1mmol)を得た(収率:85%、化学純度:99.900%、光学純度:99.95%)。
Claims (7)
- (1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の製造方法であって、
(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体を40℃以下の範囲で溶解させ、次いで晶析させて、晶析体として当該酒石酸塩を得ることを特徴とする製造方法。 - (1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の粗体を少なくともメタノールを含む溶媒に溶解させ、次いで該酒石酸塩の溶解度が50mg/ml以下である貧溶媒を添加する、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記貧溶媒が、アセトニトリル、アセトン及び酢酸エチルからなる群の少なくとも1つである、請求項2に記載の方法。
- 前記少なくともメタノールを含む溶媒における、メタノールの量が、(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の100質量部に対して50質量部〜1000質量部であることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記貧溶媒を少なくとも2回に分割して添加することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法によって(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩の晶析体を製造した後、得られた該酒石酸塩の晶析体を用いて、(1S)-1-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-1-(4-フルオロフェニル)-1,3-ジヒドロイソベンゾフラン-5-カルボニトリル及びその塩を製造する方法。
- 光学純度が99.9%以上であり、かつ、化学純度が99.9%以上である(1S)-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-(4'-フルオロフェニル)-1-ヒドロキシブチル]-3-(ヒドロキシメチル)-ベンゾニトリルヘミ(+)-ジ-(p-トルオイル)酒石酸塩。
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