JP2018011160A - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線LAN AP機能を有する情報処理装置において、接続する携帯端末の無線接続設定を固定化した場合であっても、接続する携帯端末の一部を指定可能な仕組みを提供する。
【解決手段】本実施形態に係る画像形成装置1は、無線通信におけるアクセスポイント機能を有する。画像形成装置1は、無線接続を行うことができる携帯端末の台数を示す接続可能台数から、携帯端末と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の携帯端末と自動で無線接続を確立する。一方、画像形成装置1は、手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、無線アクセスポイントを有する情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、無線通信技術の進歩により携帯端末の利便性が飛躍的に向上しており、これまで利用されてきたパーソナルコンピュータ等に代わり、携帯端末の普及が急激に進んでいる。その使われ方も個人的な連絡ツールからビジネス用途に用いられるようになり、パーソナルコンピュータに代わる勢いで利用が拡大している。装置としては、スマートフォンやタブレットコンピュータといった持ち運びに適したものが増えてきている。これらの携帯端末は薄型軽量化のため、USBや有線LANなどのコネクタを持たず、無線通信ネットワークを介したデータ通信しか行えないものがほとんどである。
また、携帯端末と画像形成装置との間の無線通信は、アクセスポイント専用装置(外付けのアクセスポイント)を介して行う必要がある。しかし、多くの無線アクセスポイントでは、セキュリティ上の観点から、携帯端末の接続を認めないように設定されている。このため、携帯端末と画像形成装置の利便性を高めるべく、Wi−Fi Directといった無線通信技術などを用い、画像形成装置がアクセスポイント機能(以下、無線LAN AP機能と称する。)を具備する方法が提案されている。当該方法では、画像形成装置のアクセスポイントが構築するローカルな無線通信ネットワークに、携帯端末を加入させて(接続して)、サービス(印刷機能など)が提供されうる。
また、携帯端末は、以前に使用した無線接続情報(パスワードやSSID等を含む)を記憶しておき、携帯端末がその無線ネットワーク通信圏内に入ったときに、自動的に無線接続を行うことも知られている。さらに、画像形成装置が提供するアクセスポイント機能は、画像形成装置が提供する他の機能への影響度などから、接続できる台数に上限を設けて制限している。これら機能により、過去にアクセスポイントを使用した携帯端末が近くに位置する場合、画像形成装置の傍で、実際に画像形成装置を利用しようとしているユーザの端末ではなく、近くに位置する別の端末と画像形成装置の無線接続が先着順で確立してしまう。これによって、画像形成装置の傍にいるユーザが画像形成装置を利用できないという事態が発生する可能性がある。そこで、特許文献1には、接続台数が上限に達した場合に、予め定められた特定端末を接続させる制御方法が提案されている。
特開2007−166274号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、上記従来技術のように、画像形成装置への携帯端末の接続台数が上限に達した後に、特定端末だけの接続を許可する場合、接続したい携帯端末が、特定端末でない場合は、接続を確立することができない。一方、画像形成装置が提供するアクセスポイント機能において、当該画像形成装置の電源をONにする度に、毎回異なるSSIDをランダムに割り当てる方法も考えられる。しかし、この場合には、ユーザが使用の度にSSIDやパスワードを入力する必要があり、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、無線LAN AP機能を有する情報処理装置において、接続する携帯端末の無線接続設定を固定化した場合であっても、接続する携帯端末の一部を指定可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、無線通信におけるアクセスポイント機能を有する情報処理装置であって、前記情報処理装置が無線接続を行うことができる外部装置の台数を示す接続可能台数から、外部装置と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の外部装置と自動で無線接続を確立する自動接続手段と、前記手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する手動接続手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線LAN AP機能を有する情報処理装置において、接続する携帯端末の無線接続設定を固定化した場合であっても、接続する携帯端末の一部を指定することができる。
一実施形態に係る画像形成装置の無線LANのAP機能の利用環境を示す概略図。 一実施形態に係る画像形成装置の有線LAN及び無線LANのSTA機能の利用環境を示す概略図。 一実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図。 一実施形態に係る携帯端末2のハードウェア構成を示すブロック図。 一実施形態に係る画像形成装置1の無線LAN−AP機能制御に関連するモジュール構成を示すブロック図。 一実施形態に係る画像形成装置1のWi−Fi設定内容を示す画面フローの一例を示す図。 一実施形態に係る未接続機器情報1003の情報の一例を示す図。 一実施形態に係る画像形成装置1の無線LAN−AP114における自動接続の制御フローチャート。 一実施形態に係る画像形成装置1の無線LAN−AP114における手動接続の制御フローチャート。 一実施形態に係る手動接続の許可/不許可を設定する画面を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<システム構成>
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係るアクセスポイント機能を提供する画像形成装置1を含むシステム構成(利用環境)について説明する。以下では、アクセスポイント機能を、無線LAN−AP(Access Point)機能と称する。また、本実施形態では、本発明に係る情報処理装置の一例として画像形成装置1を例に挙げて説明する。
図1は、画像形成装置1と携帯端末2とが、画像形成装置1により構築された無線ネットワークによって接続された様子を示す。また、円100の範囲は、画像形成装置1の無線LAN−AP114を利用できる範囲を示し、通常、アクセスポイントを中心に、半径100m程度内にある端末は、この無線ネットワークを利用することができる。画像形成装置1は、無線LAN−AP114により無線ネットワークを提供する。その無線電波の範囲内に携帯端末2が存在する場合には、当該携帯端末2は、無線LAN4を介して画像形成装置1へ直接的にネットワーク接続することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る有線LAN及び無線LANを用いたSTA機能(Station機能)を提供する画像形成装置1を含むシステム構成について説明する。Station機能とは、図3を用いて後述する無線LAN−STA113及び、図4を用いて後述する無線LAN−STA211を示す。これらにより、画像形成装置1と携帯端末2とがネットワーク接続した構成である。
画像形成装置1は、有線LAN5と無線アクセスポイント3が提供する無線LAN4を介してネットワーク接続している。また、携帯端末2は、無線アクセスポイント3が提供する無線LAN4を介してネットワーク接続している。なお、画像形成装置1は、有線LANと無線LANとを同時に利用できる構成としたが、どちらか片方のネットワークインタフェースのみを有効とする構成でもよい。
<情報処理装置のハードウェア構成>
次に、図3を参照して、情報処理装置である画像形成装置1のハードウェア構成の一例について説明する。画像形成装置1は、CPU101、RAM102、EEPROM103、プリンタI/F104、スキャナI/F105、操作部I/F106、及び通信I/F107を備え、システムバス120を介してデータ送受信できるように構成される。また、画像形成装置1は、プリンタ108、スキャナ109、操作部110、並びに、有線LAN111及び無線LAN112といったNICを備える。なお、CPUは、Central Processing Unitの略称である。RAMは、Random Access Memoryの略称である。EEPROMは、Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略称である。NICは、Network interface controllerの略称である。
CPU101は、画像形成装置1の全体の動作を制御する。CPU101は、EEPROM103に記憶されているプログラムに従って、システムバス120に接続される各デバイスを総括的に制御する。本実施形態においては、特に、自動接続手段及び手動接続手段として機能する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能すると共に、画像情報の蓄積領域としても用いられる。EEPROM103は、操作部110の表示器などに表示するための各種フォント、CPU101により実行される制御プログラム等、及び各種データを記憶している。
プリンタI/F104は、プリンタエンジンであるプリンタ108とのインタフェースを制御する。スキャナI/F105は、スキャナエンジンであるスキャナ109とのインタフェースを制御する。操作部I/F106は、画像形成装置1の各種設定を行うための操作部110とのインタフェースを制御する。操作部110は、入力装置としてのキーボードやマウス等のポインティングデバイスを有し、表示装置として液晶表示器を有する。通信I/F107は、有線LAN111及び無線LAN112といったNICの通信を制御する。
有線LAN111及び無線LAN112は、有線LAN5や無線LAN4を介して携帯端末2との間でのデータの送受信を制御する。無線LAN112は、無線LAN−STA113のアクセスポイントに接続するStation機能と、無線LAN−AP114のアクセスポイントとして動作するAccess Point機能の2つの機能を有する。本発明では、無線LAN112を無線LAN−STA113と無線LAN−AP114のいずれか一方で動作する構成としたが、特に本発明を限定する意図はない。
<携帯端末のハードウェア構成>
次に、図4は、携帯端末2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯端末2は、CPU201、RAM202、ROM203、外部メモリI/F204、操作部I/F205、及び通信I/F206を備え、システムバス211を介してデータ送受信できるように構成される。
CPU201は、記憶部であるROM203に記憶されているプログラムに従って、システムバス211に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。ROM203は、各種プログラム及びデータを記憶している。
外部メモリI/F204は、例えばフラッシュメモリ、SSD(Solid State Disk)等の外部メモリ207とのアクセスを制御する。外部メモリ207は、保存又は読み取り可能な記憶媒体として機能し、オペレーティングシステム(OS)、Webブラウザ、及びアプリケーションが記憶されている。アプリケーション、及び各モジュール(ソフトウェア)のプログラムは外部メモリ207に記憶され、必要に応じてRAM202に読み出され、CPU201により実行される。これにより、アプリケーション、又は各モジュール(ソフトウェア)の機能を実現する。
操作部I/F116は、操作部208からの入力を制御する。操作部208は、入力装置としてキーボードやタッチパネルを有し、表示装置としてタッチパネル式の液晶表示器を有する。通信I/F206は、無線LAN210といったNICの通信を制御する。無線LAN210は、無線LAN−STA211により構築された無線LAN4を介して画像形成装置1との間でのデータの送受信を制御する。無線LAN112は、無線LAN−STA211のみ有する構成としたが、本発明を特に限定する意図はない。
<情報処理装置のソフトウェア構成>
次に、図5を参照して、情報処理装置である画像形成装置1の無線LAN−AP114の制御ソフトウェア構成について説明する。画像形成装置1は、無線LAN−AP114の制御ソフトウェア構成として、ユーザインタフェース(UI)1001と、無線LAN−AP制御部1002と、RAM102中の未接続機器情報1003及びWi−Fi設定情報1004とを含む。なお、図1を用いて説明したが、無線LAN−AP114提供する無線ネットワークへは、無線LAN4を介して携帯端末2が接続する。
ユーザインタフェース(UI)1001は、操作部110と操作部I/F106から構成される。無線LAN−AP制御部1002は、通信I/F107と無線LAN−AP114により構成され、図1を用いて説明した無線LAN−AP機能を制御する。未接続機器情報1003とWi−Fi設定情報1004は、RAM102に格納されているが、必要に応じて、EEPROM103にコピーされ、電源OFFされても復元可能なよう処理されてもよい。未接続機器情報1003及びWi−Fi設定情報1004の詳細については図6及び図7を用いて後述する。
<画面遷移>
次に、図6を参照して、Wi−Fi設定情報1004と未接続機器情報1003とを設定更新するための画面遷移について説明する。
まず、画像形成装置1は、操作部110の表示器上に、機能選択画面G1を表示する。機能選択画面G1には、選択項目として、画像形成装置1が提供する機能、例えば、コピー、スキャン、ファクシミリ、Wi−Fiダイレクト接続、及びメニュー設定が選択可能である。もちろん他の選択項目を含むように構成されてもよい。ここでは、Wi−Fi設定を行うため、機能選択画面G1で「メニュー設定」を選択し、次に表示されるメニュー設定画面G2からWi−Fi設定を選択する。メニュー設定画面G2には、各種機能の設定を行うための項目が表示される。
メニュー設定画面G2においてWi−Fi設定を選択すると表示されるWi−Fi設定画面G3では、Wi−Fi接続に関する設定項目を選択することができる。例えば、Wi−Fi設定画面G3は、無線LAN−STA113に関する各種設定を行う「STA接続設定」と、無線LAN−AP114に必要な各種設定を行う「AP接続設定」設定と、Wi−Fi状況を画面で確認する「Wi−Fi状況確認」とを含む。
Wi−Fi設定画面G3で、「STA接続設定」を選択すると、STA接続設定画面G4に遷移する。STA接続設定画面G4では、無線LANのステーション機能に関する各種設定を行うが、STA機能は、本発明に関係がないため説明を省略する。一方、Wi−Fi設定画面G3で、「AP接続設定」を選択すると、AP接続設定画面G5に遷移する。AP接続設定画面G5では、無線LANのアクセスポイント機能に関する各種設定を行う。本実施形態では、SSID設定とAP機能で接続中の機器情報一覧及び接続要求を行っているが未接続である機器の一覧を確認することができる。
AP接続設定画面G5で、「SSID設定」を選択すると、SSID設定画面G6に遷移し、無線LAN接続に必要なSSID(Service Set Identifier)の扱いを設定する。SSID設定画面G6において、同じSSID値を毎回使用して、無線のアクセスポイント機能を提供する場合は、「SSID固定」を選択する。SSID設定画面G6で、「SSID固定」を選択すると、SSID確認表示画面G7に遷移し、SSIDと暗号化キーを確認することができる。SSID確認表示画面G7で<SSID編集>ボタンを操作した場合は、SSID編集画面G9に遷移し、SSIDと暗号化キーを編集することができる。SSID編集画面G9で、<登録>ボタンを操作した場合は、SSID編集画面G9で入力したSSID値と暗号化キーが、図5で説明した、RAM102中のWi−Fi設定情報1004に格納される。つまり、Wi−Fi設定情報1004とは、AP接続設定に関するSSID値と暗号化キーを含んで構成される。
一方、AP接続設定画面G5にて、「接続中機器情報表示」を選択すると、接続中機器情報表示画面G8に遷移し、AP機能に接続中の機器情報の一覧を確認することができる。また、AP接続設定画面G5にて、「未接続機器情報表示」を選択すると、未接続機器情報表示画面G10に遷移し、接続要求を出しているが画像形成装置1に接続されていない機器情報の一覧を確認することができる。つまり、未接続機器情報1003とは、画像形成装置1に接続可能な携帯端末であって、まだ未接続の携帯端末を示す識別情報である。
本実施形態によれば、画像形成装置1に接続可能な情報機器台数から一定の数を除いた台数(所定台数)までを自動接続させ、未接続機器情報表示画面G10にて接続可能な機器のMacアドレスを表示する。操作者は、未接続機器情報表示画面G10で特定のMacアドレスを選択すること(ユーザ入力)により当該Macアドレスで特定される端末を、残りの接続可能台数の範囲内で画像形成装置1に接続することができる。また、情報機器によって再度接続操作が必要な場合を考慮して、画面G11においてユーザに対して情報機器からの接続操作を行うよう注意を促す画面を表示する。つまり、本実施形態に係る画像形成装置1は、接続可能な情報機器台数のうちの所定台数を既に接続履歴があり、かつ、画像形成装置1の無線通信範囲に位置する携帯端末と自動的に接続し、残りの接続可能な台数についてはユーザの選択に応じて接続させる。なお、接続履歴は、RAM102に格納される。このように、本実施形態では、接続する携帯端末の無線接続設定(例えば、SSID)を固定化するとともに、接続する携帯端末の一部を指定可能にすることができる。
<未接続端末情報>
次に、図7を参照して、未接続機器情報1003の構成について説明する。未接続機器情報1003は、携帯端末識別情報2001で構成される。携帯端末識別情報2001に格納される情報は、無線LAN−AP制御部1002が無線LAN−AP114を介して構築する無線ネットワークに、携帯端末が接続される毎に、更新又はレコード追加して記憶される。つまり、携帯端末識別情報2001には、過去に接続された携帯端末の識別情報が含まれる。なお、無線LAN−AP制御部1002は、携帯端末識別情報2001に、IEEE802.11(米国電気電子学会(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)により策定された無線LAN関連の規格)などから取得するMACアドレスを、携帯端末を一意で特定できるユニークな識別情報として格納する。
<自動接続の処理手順>
次に、図8を参照して、本実施形態における画像形成装置1の無線LAN−AP114に携帯端末2を自動接続する際の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がEEPROM103に格納された制御プログラムをRAM102に読み出して実行することにより実現される。なお、図8のフローチャートは、例えば、画像形成装置1の起動時に行われてもよいし、無線LAN−AP機能が有効にされるタイミングで行われてもよい。
まず、S801で、CPU101は、ダイレクト接続の開始指示、即ち、無線LAN−AP機能の起動が指示されたか否かを判定する。当該指示を受け付けるとS802に進み、CPU101は、無線LAN−AP機能に接続可能な携帯端末2の台数(Max)及び未接続機器情報表示画面G10から接続指示することによって接続できる(手動接続の)携帯端末2の台数(N)を設定する。続いて、S803で、CPU101は、無線LAN−AP機能の初期化を行い、S804で無線LANによって外部機器への接続を開始する。以上のステップで、無線LAN−APのセットアップが完了する。
以降のステップでは外部機器からの接続要求に応じて、画像形成装置1と携帯端末2の接続処理が行われる。まず、S805で、CPU101は、外部機器からの接続要求を待つ。外部からの接続要求が無い場合はS806に進み、接続要求が有る場合はS807に進む。
S806で、CPU101は、その他の処理を実行し、S805に処理を戻して、接続要求待ちの状態に戻る。一方、S807で、CPU101は、接続済みの携帯端末2がMax−N+1よりも少ないか否かを判定する。少なければS808に進み、そうでなければS809に進む。S808で、CPU101は、該当する外部機器である携帯端末との接続処理を実行し、処理をS805に戻して、接続要求待ちの状態に戻る。一方、S809で、CPU101は、これ以上自動接続を行うことができないため、未接続情報として未接続機器情報1003に当該携帯端末2の携帯端末識別情報2001を記録し、S805に処理を戻して、接続要求待ちの状態に戻る。
ここで、例えば接続可能台数(Max)が5台であり、手動接続台数(N)が1台であった場合、Max−N+1=5となる。したがって、接続可能台数(5)から手動接続台数(1)を減算した4台までは、外部機器からの接続要求についてS808で接続処理を行い、5台以上となるとS809で未接続機器情報1003に当該携帯端末2の携帯端末識別情報2001を記録する。
<手動接続の処理手順>
次に、図9を参照して、本実施形態における画像形成装置1の無線LAN−AP114に手動で携帯端末2を接続する際の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えば、CPU101がEEPROM103に格納された制御プログラムをRAM102に読み出して実行することにより実現される。なお、図9のフローチャートは、例えば、図8のフローチャートと並行して行われてもよいし、所定台数の自動接続が完了した後に行われてもよい。
まず、S901で、CPU101は、ユーザインタフェース(UI)1001に未接続機器情報1003のリスト、即ち、未接続機器情報表示画面G10を表示する。続いて、S902で、CPU101は、操作者からUI1001を介して、UI1001に表示された携帯端末識別情報2001によって示される、いずれかの携帯端末が選択されたか否かを判定する。いずれかの携帯端末が選択されなかった場合はS905に進み、選択された場合はS903に進む。
S905で、CPU101は、未接続機器情報表示画面G10に示される「閉じる」が押されたか否かを判定する。「閉じる」が押された場合は、CPU101は、手動接続を中止したと判断し、処理を終了する。一方、「閉じる」以外が押された場合は、CPU101はS902に処理を戻し、再び操作者からの入力を待つ。
一方、S902で、いずれかの携帯端末を示す携帯端末識別情報2001が選択された場合、S903で、CPU101は、選択されたMacアドレスからの接続要求があるか否かを判定する。当該Macアドレスを有する携帯端末からの接続要求が無かった場合はS904に進み、有る場合はS906に進む。
S904で、CPU101は、当該携帯端末が接続を中止したと判断し、UI1001に接続できない旨のエラー表示を行い、処理をS902に戻し、再び操作者からの入力を待つ。一方、S903で当該Macアドレスを有する携帯端末2からの接続要求があった場合はS906に進み、CPU101は、当該携帯端末との接続処理を実行し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置1は、無線通信におけるアクセスポイント機能を有する。画像形成装置1は、無線接続を行うことができる携帯端末(外部装置)の台数を示す接続可能台数から、携帯端末と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の携帯端末と自動で無線接続を確立する。一方、画像形成装置1は、手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する。つまり、本画像形成装置1は、接続可能台数のうち一部については自動接続を行い、残りの台数については操作者の所望する外部装置と手動で無線接続を行う。これにより、本画像形成装置1は、無線接続設定を固定化でき、また、接続する携帯端末を画像形成装置側で設定できるようにすることで、確実に、使いたい人(携帯端末)が、画像形成装置1の無線ネットワークに接続できる仕組みを提供することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形例がある。例えば、上記第1の実施形態では、接続可能台数から所定数の台数を自動接続させ、残りの台数で携帯端末を手動接続させているが、手動接続可能な台数を確保しなくてもよい。図10は、手動接続を許可するか否かをユーザが設定する画面例を示す。
操作者は、画面G12において手動接続を許可するか否かを設定することができる。ここで「許可しない」を設定した場合は図8のS802においてNが0、即ち、手動接続を無効とする。この場合、例えば、携帯端末から接続可能台数以上の接続要求が来た場合には、手動接続に割り当てられなかった接続可能台数分が自動接続される。
一方、画面G12において手動接続を「許可する」が設定された場合、画面G13において手動接続割り当て台数を決定する。ここで設定された台数は図8のS802のNに設定され、設定された台数まで手動による接続が可能となる。なお、手動接続割り当て台数の設定可能な範囲は、画像形成装置1の接続可能台数(Max)を上限とする。Maxが指定された場合は、全ての接続が手動接続となる。
また、上記第1の実施形態では、手動接続を行う携帯端末は、接続要求を行ったが自動接続されなかった携帯端末のリストより選択することとしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、予め画像形成装置に登録したMacアドレスのリストから手動接続させてもよい。予め登録しておくMacアドレスのリストは図7に示す未接続機器情報1003と同様のデータ構造で画像形成装置1に保持される。また、手動接続させるための携帯端末のリストは図9のS901に示されるリストと同様である。
また、図10を参照して上述した変形例では、ユーザの設定に応じて手動接続可能な台数を確保するか否かを設定できる。しかし、画像形成装置1が携帯端末に提示する接続のための情報をランダムに生成するよう設定されている場合、以前に接続実績のある携帯端末であっても新たに生成された接続情報を用いて改めて設定する必要がある。そのため、自動で接続される可能性は低くなるので手動接続可能な台数を確保しなくともよい。つまり、手動接続台数が0(ゼロ)に設定される。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1:画像形成装置、2:携帯端末、4:無線LAN、5:有線LAN、113:無線LAN−STA、114:無線LAN−AP

Claims (14)

  1. 無線通信におけるアクセスポイント機能を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が無線接続を行うことができる外部装置の台数を示す接続可能台数から、外部装置と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の外部装置と自動で無線接続を確立する自動接続手段と、
    前記手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する手動接続手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記自動接続手段は、外部装置からの接続要求に応じて該外部装置との無線接続を確立し、前記所定台数を超えて外部装置から接続要求を受け付けた場合には、無線接続を確立しない外部装置の識別情報を記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記手動接続手段は、前記自動接続手段によって前記記憶手段に記憶された識別情報を、前記情報処理装置の操作部に表示し、当該表示を介して選択された識別情報で特定される外部装置と無線接続を確立することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記手動接続手段は、前記記憶手段に予め記憶された識別情報を、前記情報処理装置の操作部に表示し、当該表示を介して選択された識別情報で特定される外部装置と無線接続を確立することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記手動接続手段は、前記表示を介して所定の外部装置が選択されたにも関わらず、該所定の外部装置から接続要求を受け付けない場合には、前記情報処理装置の操作部にエラーを表示することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記識別情報は、外部装置のMACアドレスであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記手動接続手段による手動接続の有効又は無効を設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定手段は、前記手動接続が無効に設定されると、前記手動接続台数をゼロに設定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記設定手段は、前記手動接続が有効に設定されると、さらにユーザ入力を受け付けて、該ユーザ入力に従って前記手動接続台数を設定することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記設定手段は、前記情報処理装置に接続するための情報をランダムに生成する場合には、前記手動接続台数をゼロに設定することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記自動接続手段は、自動接続を開始する際に、前記記憶手段に記憶されている接続履歴で特定される外部装置であって、前記情報処理装置と無線接続が可能な範囲に位置する外部装置と、無線接続を確立することを特徴とする請求項2乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記自動接続手段は、前記情報処理装置の起動時に自動接続を開始することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 無線通信におけるアクセスポイント機能を有する情報処理装置の制御方法であって、
    自動接続手段が、前記情報処理装置が無線接続を行うことができる外部装置の台数を示す接続可能台数から、外部装置と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の外部装置と自動で無線接続を確立する自動接続工程と、
    手動接続手段が、前記手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する手動接続工程と
    を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 無線通信におけるアクセスポイント機能を有する情報処理装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    自動接続手段が、前記情報処理装置が無線接続を行うことができる外部装置の台数を示す接続可能台数から、外部装置と手動で無線接続を確立する手動接続台数を減算した所定台数の外部装置と自動で無線接続を確立する自動接続工程と、
    手動接続手段が、前記手動接続台数の範囲内で、ユーザ入力に従って選択された外部装置と無線接続を確立する手動接続工程と
    を実行することを特徴とするプログラム。
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